2004年西武ライオンズ応援日記

9月8日 西武ライオンズ 7−8 大阪近鉄バファローズ(消滅)

(西)松坂(1回)−東(3回)−森(2回)−
 長田(1/3)−星野(0回)−大沼(1回2/3)
(消)岩隈(7回)−吉田(1回)−福盛(1回)
(本)北川17号、下山3号、フェルナンデス32号、GG佐藤3号
西武
消滅 ×

松坂が1イニング降板で厳しい展開に。あと一本が出ずに惜敗…
今日の場合はどうしてもオーナー会議の話になっちゃうわけですが… 集中できないよなぁ。
松坂−岩隈のエース対決も不調に終わっただけに余計にそんな雰囲気。集中できないって。

近鉄とオリックスの合併が正式承認されたわけですが、
どうしてここまで運営してきたのにも関わらず経営なんで運営できないかと言えば…
「どんぶり勘定」だったからですよねぇ…
昔に比べてパリーグの観客動員は上がっていますし、収入自体は上がっているはず。
となると、支出がとんでもなく大きくなっているということですよね。
もちろんFAによる選手年俸の高騰は原因の一つではありますが、
むしろその年俸をどうやって弾き出してきたかのかが問題でしょう。
大体、推定年俸って何ですか。
あれは別に選手が具体的な数字が言っているのではなく、記者が選手に質問して当てっこしているだけ。
発表以上の年俸を貰っている選手もたくさんいることでしょう。
そんなことだから、査定基準も曖昧。
昔の阪神や近鉄なんて査定項目がほとんどなかったと聞いています。
西武に移籍してきた選手が細かい査定に驚いたとか。
年俸の算出方法がどんぶり勘定で適当だから、経費削減が全くできず。
FA移籍等で有力選手への引き止めが多くなってしまい、どんぶり勘定はさらに留まることなしという状況。
適当に札束を積み重ねるんじゃなくて、客観的数値で表す努力を球団がしてきたのか疑問の残る所。
観客動員数を正式な数で出さないのも同じこと。
それを直さなかったり、それらの改革に熱心なライブドアを総スカンするのは、
そういった「どんぶり勘定」が世間に知られて自分達の無能ぶりを露呈するのが嫌だからでしょうに。
新人ドラフトだって本当は幾らかかってるんだか。
こちらも推定年俸だし、自由枠なんて契約の制限がないので、裏金がどれだけ動いているのか分かりません。
巨人の一場選手への「食事代」なんて、氷山の一角としか思えませんよ…
そんな「どんぶり勘定」の積み重ねが莫大な赤字になっているような気がしてなりません。
もう無能でえーやん。親会社を楽にする方を選んで欲しい所。
収支報告を明確にし、分かりやすい球団運営をして欲しいものです。

そんなこんなで数字は伏せまくりなものの、
選手年俸はわりと適正、ともすればやや厳しめに算出する西武フロントが好きです。


横道に逸れまくりましたが、今日の試合展開説明。
1(中)佐藤、2(右)大島、3(指)貝塚、4(一)カブレラ、5(左)和田、
6(三)フェルナンデス、7(遊)中島、8(捕)細川、9(二)石井義人

1回表 近鉄先発:岩隈投手
佐藤選手、ショート内安打で出塁!
大島選手、大きなホームラン性ファールがあったものの空振り三振。
貝塚選手、内角ストレートを打ってセンター前に落ちるヒット! 1アウト1・2塁。
カブレラ選手、高めストレートに空振り三振。和田選手、四球、2アウト満塁。
フェル選手、外角ストレート打つもライトフライ。

1回裏 西武先発:松坂投手
大村選手、初球低めストレート打たれてセンター前ヒット。
高須選手、送りバント成功、1アウト2塁。磯部選手、センターフライ、ランナー3塁へ。
北川選手、内角低めチェンジアップでセカンドゴロ。

2回表
中島選手、内角シュートにセカンドゴロ。
細川選手、外角高めスライダー打って一二塁間抜くヒット!
石井選手、外角低めストレートに見逃し三振。佐藤選手、セカンドフライ。

2回裏 この回から東投手が登板。松坂投手はお尻付近の何か?
大西選手、高めストレートでサードゴロ。下山選手、外角スライダーでサードゴロ。
星野選手、外角フォークでファーストゴロ。

3回表
大島選手、外角高めシュート打ってセンター前ヒット!
貝塚選手、高めストレート打つもセカンドゴロ併殺。カブレラ選手、セカンドフライ。
■貝塚選手…徹底した内角攻めで調子を落とす。ただ綺麗なヒットだけではなく、
        詰まりながらの汚いヒットでもいいと思うようになったとのこと。大事っすね。


3回裏
阿部選手、フルカウントから四球。
藤井選手の送りバントを東投手が1塁へ悪送球、ノーアウト1・2塁。

大村選手、送りバント成功、1アウト2・3塁。
高須選手、ショートゴロ、2塁ランナーにタッチに行ってラインオーバーアウト。2アウト1・3塁。
磯部選手、内角ストレート打たれてセンター前タイムリーヒット。
北川選手、初球外角高めストレート打たれて左中間への3ランホームラン…

大西選手、レフトフライ。
■松坂投手…右臀部に痛み。アイシング中とのこと。

4回表
和田選手、空振り三振。
フェル選手、外角スライダー捉えてセンターへの打った瞬間の大きなホームラン! 1点を返す。
中島選手、外角低めフォークに空振り三振。細川選手、ライトフライ。

4回裏
1アウトから星野・阿部選手に連続四球を与えるも、
藤井選手を外角スライダーでショートゴロ併殺に打ち取って無失点。

5回表
石井選手、高めストレート打ってセンター前ヒット!
佐藤選手、フルカウントから外角ストレートを打って一二塁間抜くヒット! ノーアウト1・2塁。

大島選手、粘るもののセンターフライ、1アウト1・2塁。
貝塚選手、内角高めスライダーに詰まりながらもライト前に落ちるヒット! 1アウト満塁。
カブレラ選手、外角低めフォークに空振り三振。
和田選手、シュート回転甘いストレートを捉えてレフト前2点タイムリーヒット! 2アウト1・3塁。
フェル選手、外角スライダー打って三遊間抜くタイムリーヒット! 2アウト1・2塁。

中島選手、外角低めフォーク攻めで空振り三振。

5回裏 この回から森投手が登板。
大村選手、ショートゴロ。高須選手、外角低めフォークでファーストゴロ。
磯部選手、内角低めフォークで空振り三振!

6回表
三者凡退。

6回裏
2アウトから下山選手に外角ストレートを打たれて左中間へのソロホームラン。

7回表
大島選手、内角高めストレート打ってライト前ヒット! 代走の赤田選手を起用。
貝塚選手、外角低めフォークに空振り三振。
カブレラ選手、外角低めスライダーを捉えるもセンターフェンス手前のフライ。2アウト1塁。
和田選手、内角ストレートを捉えて左中間抜くタイムリー2ベース!
赤田選手が一気にホームを突く好走塁を見せる!

フェル選手、敬遠で2アウト1・2塁。
中島選手、セカンド左へ打ち返すも高須選手に捕られてアウト。

7回裏 この回から長田投手が登板。
阿部選手、三遊間抜くヒット。藤井選手、送りバント成功、1アウト2塁。
大村選手、意表を突くセーフティーバント内安打、1アウト1・3塁。
ここで近鉄は代打の川口選手を起用。ライオンズは星野投手にスイッチ。代打の代打、水口選手を起用。
水口選手、カウント2−2からの内角高め際どいストレートをボール判定された後、
フルカウントからのスライダー打たれて三遊間抜くタイムリーヒット。1アウト1・3塁。
磯部選手、強い当たりのセカンドゴロ、これを石井選手が悪送球、1点入って1アウト1・2塁。

ここでライオンズは投手交代。大沼投手が登板。
北川選手、外角低めフォーク打たれてセンター前タイムリーヒット。
代打の益田選手、内角低めストレートで見逃し三振! 下山選手、内角高めフォークで見逃し三振!

8回表 この回から吉田投手が登板。
代打のGG佐藤選手、初球スライダー捉えて左中間へのソロホームラン!
代打の野田選手、セカンドフライ。佐藤選手、四球。
赤田選手、外角低めスライダーに空振り三振。貝塚選手、ショートゴロ。

8回裏 セカンドに宮崎選手。
三者凡退。

9回表 この回から福盛投手が登板。
カブレラ選手、内角低めストレートに空振り三振。
和田選手、外角高めストレートを打ってセンター前ヒット!
フェル選手、四球。1アウト1・2塁。
ここで代走の高波選手が起用されるも、こめかみから流血? 代走の代走、上田選手を起用。
中島選手、内角ストレート打って三遊間抜くタイムリーヒット! なおも1アウト1・2塁。
代打の犬伏選手、ファーストゴロ。2アウト2・3塁。野田選手、初球打ちセカンドゴロ。
試合終了、7−8で敗戦…

今日の試合で気になるのは選手の怪我ですよねぇ…
松坂投手は右臀部の痛み、ようはケツの痛みとのこと。張りではなく痛みというのが…
長引かなければいいんですが… 五輪の時といい、アクシデントの中で投げ続けているので心配です。
それと高波選手。代走で1塁に到達した時にはこめかみから血を流していたそうですが…
何事もないことを祈りたいです。せっかく1軍に上がってきたのに、これでサヨナラでは寂しすぎるんで。

あとはダイエーとロッテの乱闘騒動っすよねぇ。
映像で見てないんですが、想像するだけで怖くなる2人です…
ある意味、流血騒ぎになってないだけマシか。ベニー選手の怪我の具合が心配ではありますが…
球界再編という微妙な時期なので、乱闘するぐらいの意気込みは欲しいものですが、怪我させちゃダメ。
ただでさえ今の野球界は怪我が多いんですから。
この怪我もプロ野球の楽しみを奪っている一つの要因だと思いますからね。重々気をつけてもらいたいです。

試合の方は松坂投手のアクシデントによりエース対決があっさり崩れる展開。
昨日の試合が台風で中止になったこともありリリーフ陣は休養十分だったとはいえ、
予想だにしないアクシデントに対処し切れなかったように思います。
一方の岩隈投手も不調。
コントロールが定まらなかったようで、被安打12、2四球、5失点という結果。
相手が岩隈投手とはいえ、12安打で5点というのは寂しい限り。
この数字が象徴するようにライオンズがチャンスを生かしきれない試合となってしまいました。
後半戦はホント試合の主導権を握れないんですよねぇ…
先発投手が先制点をあっさり取られたり、打線があと一本でないとかそんな展開ばかり。
もう少し何とかならないかなぁ〜 これが若さなんでしょうか?



ダイエーが勝ったのでこれで4・5ゲーム差。もうコメントのしようがないっす(苦笑)
1位通過なんて恐れ多くて言えねーだべよ(涙)
5ゲーム差離されてアドバンテージ1を与えないようにするしかないです、とほほ…
ライオンズは松坂投手が先発の勝ち試合を落とし、
ダイエーは山田投手が先発の負け試合をものにする…両チームの勢いの差が感じられます。
ライオンズには残り試合を懸命に戦ってもらい、
野球のプレーに集中できるような面白い試合を見せてくれることを期待するばかりです。
土曜からもガンバレ、ライオンズ!!

…って、ストライキでなしなんか?
先にそうならないことを祈らねば(^^;
えーっとストライキ回避に向けて、ガンバレ、球界!!




9月5日 西武ライオンズ 4−1 北海道日本ハムファイターズ

(西)帆足(8回)−豊田(1回)
(日)金村(8回)−佐々木(1回)
(本)フェルナンデス31号、カブレラ幻。
西武
日ハム

帆足が大胆な内角攻めで8回4安打1失点の好投! チームを勝利に導く!
今日はNHKで中継があったのか…最初気づきませんでした、欝…
終盤はチャンネル争いに敗れてしまったので、見れたのは3時からの1時間程度。
それでも久しぶりにクリアな映像でライオンズの姿を見られたから嬉しいです。わーい。

試合の方は帆足投手が2試合連続のナイスピッチングを披露し、チームを勝利に導きました。
2回にエチェバリア選手に頭部死球を与えてしまい、内角を攻められるかどうか不安だったんですが、
その後も内角の真っスラで攻めまくり、日ハム打線を完全に封じていました。
こういう所が前半になかった帆足投手の成長でしょうね。本当の意味で内角を突けるピッチャーになってきました。
内角のストレートがあるから、ボール球になるパームを振らせることができると。
上手くボール球で勝負できる投手になってきました。
あと気づいたのはセットからのピッチングですよね。
確か松坂投手のアドバイス等を聞きながら、変えたらしいですが… かなり様になっているかと。
以前はもう少しバタバタした印象があったんですが、今日はランナーを背負ってもゆったりを構えているように見え、
投げ急がずに堂々と投げられている印象を受けました。
セットからのピッチングに自信がでてきたことが、結果にも繋がっているのでしょうね。
これで8勝目。残りの2試合で勝ち星を挙げ、目標の二桁勝利といきましょう!

カブレラ選手の2打席目の当たりはTV観戦していなかったので分からないんですが、
3打席目の前にちらっとだけ映像が出ていました。
私はてっきり一昨日のホームランのリプレイかと… 今日も一回やってたんですね。
ありゃはっきりホームランですよねぇ… 天井に当たってボールが落下したからレフトフライになったわけですし。
あれをアウトにされてはバッターたまりません。
3試合連続、そのうち2本は誰が見てもホームランなのにも関わらずレフトフライ。やってられませんよ。
雪国の札幌ドームの屋根を破壊するわけにはいきませんが、
内地のドーム球場の屋根は本当に必要なのか…雨が多い日本とはいえ、正直疑問です。
とりあえず天井ルールを改正する必要はありますね。
もう「ぶつかるもの」として考えなければ。

1(右)佐藤、2(中)赤田、3(指)貝塚、4(一)カブレラ、5(左)和田、
6(三)フェルナンデス、7(遊)中島、8(捕)野田、9(二)上田

1回表 日ハム先発:金村投手
三者凡退。

1回裏 西武先発:帆足投手
新庄選手をストレートでセカンドゴロ。坪井選手を外角低めパームで空振り三振。
小笠原選手を内角低めストレートで見逃し三振。三者凡退の好スタート!

2回表
カブレラ・和田・フェルナンデス選手と内野ゴロ3つ、三者凡退。

2回裏
セギノール選手、内角低めパームで空振り三振! オバンドー選手、センターフライ。
高橋選手、サードゴロに打ち取るもエラー。
この後、エチェバリア選手に頭部死球、一時中断。
代走の島田選手を起用。
木元選手、セカンドエラーで2アウト満塁。
しかし金子選手をライトフライに打ちとって無失点。

3回表
中島選手、外角スライダー打つセンターへのヒット!
野田選手、バスターエンドラン・バントファール後のバスターでランナー2塁へ。
上田選手、セカンドゴロ、ランナー3塁へ。
佐藤選手、外角スライダーを打つライトへのタイムリーヒット!
赤田選手、1−0からランエンドヒット、外角ストレート打つレフトへのタイムリー2ベース!

貝塚選手、ファールで粘るも9球目内角低めカーブに空振り三振。

3回裏
新庄・坪井・小笠原選手と三者凡退。

4回表
カブレラ選手、レフトフライ。
和田選手、内角フォークを捉えセンターフェンス直撃の2ベースヒット!
フェル選手、真ん中フォークを捉えて左中間への2ランホームラン!

中島選手、センターフライ。野田選手、空振り三振。

4回裏
セギノール選手、ストレートでピッチャーゴロ。オバンドー選手、高めストレートでセカンドゴロ。
高橋選手、内角低めカーブでレフトフライ。

5回表
上田・佐藤・赤田選手と内野ゴロ3つ、三者凡退。

5回裏
島田選手、内角低めパームでサードゴロ。
木元選手、高めストレート打たれてセンターへのヒット。
金子選手、内角ストレート打たれてセンターへのタイムリーヒット。

新庄選手、内角高めストレートでショートフライ。坪井選手、高めストレートでセカンドゴロ。

6回表
2アウトから和田選手が外角低めスライダーを上手く当てるセンター前ヒットで出塁するも、
フェル選手がスライダーでショートゴロに打ち取られて無得点。

6回裏
小笠原選手、カウント2−1からパームが真ん中低めに甘く入って右中間への2ベースヒット。
セギノール選手、内角高めストレートでサードゴロ。
オバンドー選手、早めに追い込むもフルカウントから四球、1アウト1・2塁。
高橋選手、内角ストレートで追い込み、内角低めパームで空振り三振!
島田選手、内角の球で追い込み、最後は外角パームで見逃し三振!

■今日のバッテリー…右打者内角のストレートに自信を持っている模様。
             相手の意表を突くリードも見せており、非常に効果的。


7回表 この回からセカンドに阿久根選手、ファーストに木元選手(セギ選手は足の違和感で)
三者凡退。

7回裏
木元選手、外角パームを上手く流されるもショート正面のライナー。
金子選手、外角パームでライトフライ。
新庄選手、内角低めカーブを上手く掬われるもさすがに伸びなくレフトフェンス手前のフライ。

8回表
3人とも粘るものの三者凡退。

8回裏
坪井選手、外角低めパームで空振り三振!
小笠原選手、レフト前ヒット。
代打の森本選手、内角ストレートでサードゴロ併殺。

9回表 この回は佐々木投手が登板。
三者凡退。

9回裏 この回は豊田投手が登板。
オバンドー選手、カーブでレフトフライ。高橋選手、内角低めフォークでレフトフライ。
島田選手、外角ストレートで空振り三振!
試合終了、4−1で勝利!!


帆足投手のピッチングは前述の通り。
今日マスクを被った野田捕手もいいリードだったと思います。
変化球が来るかな〜という所でズバッと内角のストレート。ここらの大胆な配球はさすがです。
野田捕手の強気なリードが帆足投手の内角攻めのピッチングを上手く引き出しましたね。
ナイスリード、野田捕手!

打線の方は2アウトから佐藤・赤田選手の連続タイムリーで得点を挙げるなど効果的な攻撃ができました。
すぐにフェルナンデス選手の2ランで追加点を奪えたのも大きかったですね。
相手がエースの金村投手でチャンスはそれほどありませんでしたから、
ワンチャンスを上手くものにできたと思います。
特に良かったのは2点目、2アウト1塁でランエンドヒットの赤田選手のタイムリー2ベース。
足を絡めた攻撃で得点を奪えたのはライオンズらしくて良かったですね。



一つ残念なのはダイエーが負けなかったことでしょうか。
8回までリードされてたんでゲーム差縮まるかなと思ったんですが… ここらの粘り強さはお見事。
ライオンズはもう一戦必勝で一つも落とさないように戦っていくしかありませんね。
最悪でも今のゲーム差を維持しませんと。ダイエーにアドバンテージ1は大きすぎますから。

明日は移動日でお休み。
火曜から近鉄戦。東投手と松坂投手が先発予定。
どちらかで岩隈投手が投げてくるでしょうから、ここまで抑えられているライオンズとしては黒星を付けたい所です。
火曜からも1位通過目指してガンバレ、ライオンズ!!




9月4日 西武ライオンズ 4−5 北海道日本ハムファイターズ

(西)張(4回)−森(2回)−大沼(1/3)−星野(1/3)−長田(1回1/3)
(日)江尻(6回0/3)−井場(1回2/3)−建山(1/3)−横山(1回)
(本)カブレラ21号、野田2号、セギノール42号、新庄19号
西武
日ハム ×

五輪帰りの張が乱調風味。打線もあと一歩及ばずに痛い敗戦…
夏休み癖が抜けてないせいか、今日の試合もナイターだと思ってたヨ。ハッハッハッハッハ(爆)
そんなこんなでノーチェック風味なのです。

そういうわけで自分が試合をおさらいするためにも、簡単な得点経過を先に。
1(右)佐藤、2(中)赤田、3(左)和田、4(一)カブレラ、5(三)フェルナンデス
6(指)貝塚、7(遊)中島、8(捕)細川、9(二)宮崎
■石井投手が1軍登録抹消。張投手が1軍登録。

1回表 日ハム先発:江尻投手
1アウトから赤田選手がショート内安打、和田選手が四球で出塁するも、後続が倒れて無得点。

1回裏 西武先発:張誌家投手
1アウトから坪井選手にヒットを打たれ、2アウトからセギノール選手にヒット、小田選手に死球を与えて満塁。
しかしここは高橋選手を三振に打ちとって無失点。

2回表
三者凡退。

2回裏
先頭の木元選手に四球を与えてしまい、1アウトから金子選手に2ベースを打たれて2・3塁のピンチ。
ここで新庄選手にセンター犠牲フライを打たれて1失点。

3回表
1アウトから佐藤選手がヒットで出塁するも、後続が倒れて無得点。

3回裏
1アウトからセギノール選手にホームランを打たれて2失点目。

4回表
三者凡退。

4回裏
先頭の木元選手にセンター前ヒットを許し、2アウト2塁となった所で、
新庄選手に2ランホームランを浴びて4失点目。

5回表
代打のGG佐藤選手と1番佐藤選手のヒットで2アウト1・2塁とするも、
赤田選手がセカンドゴロに倒れて無得点。

5回裏 この回から森投手が登板。キャッチャーに野田選手。
2アウトから小田選手に2ベースを許し、高橋選手のタイムリーヒットで失点。

6回表
カブレラ選手がレフトへのホームランを放ち1点を返します。

6回裏
三者凡退。

7回表
先頭の中島選手が2ベースヒットを放ち、野田選手がセンターへ2ランホームランを放ち2点差とします。

7回裏 この回から大沼投手が登板。
いきなり小笠原・セギノール選手に連続四球を与えてしまって、ノーアウト1・2塁。
小田選手は三振に取るも、高橋選手にレフト前ヒットを打たれて1アウト満塁。
ここで星野投手が登板。
木元選手を外角スライダーで空振り三振!
さらに代打の島田選手が登場したところで長田投手にスイッチ。
島田選手を内角ストレートで空振り三振! 得点を許しません。

8回表
1アウトからカブレラ選手が四球、フェル選手がヒットで1アウト1・2塁。
貝塚選手が三振に倒れたところで、日ハムは2番手の井場投手から建山投手にスイッチ。
その建山投手から中島選手が初球外角ストレートを打ってセンターへのタイムリー2ベース! 1点差とします。
この後、2アウト2・3塁のチャンスがあったものの、野田選手はショートゴロ。あと一歩及びません。

8回裏
三者凡退。

9回表 この回は横山投手が登板。
三者凡退。試合終了、4−5で敗戦。


調整不足が指摘されていた張誌家投手でしたが…その通りの結果になってしまったようで…
数字だけ見るとそんな大荒れというものではないんですが、
実に効果的な場面で四死球を出したり、長打を打たれたりしています(苦笑)
立ち上がりからピンチの連続だったようですし、ほめられたピッチング内容ではなかったようです。
これでは五輪の予選終了後に何をやっていたのかと言われても仕方ないですよ。
決勝トーナメントに進んだ日本の松坂投手は好投したのにも関わらず、
張投手は松坂投手以上の間隔を空けてこの結果… 散々と言わざるを得ず。
もはやライオンズに必要不可欠な投手であり、成績を残してくれなければ困る選手なのですから、
しっかりと自覚を持ってもらいたいです…
残り試合とプレーオフ、頼みますよ…決勝トーナメントの松坂投手のピッチングを見ていないんですか…?

打線の方は… うーん… なんで江尻投手にここまで抑えられてしまうんでしょうか。
ここまで好投しているのはライオンズ戦ぐらいでしょう。他はそんなに抑えている印象はありません。
基本的に右打者の外角、左打者の内角というベース半分しか使えないピッチングなのに…
映像で見ていないので分かりませんが、素人感覚では打てない理由が分かりません。
そんなにコントロールがいいのか、ボールの出し入れが上手いのか。
この前は荒れていたはずですし、コントロールがいいというイメージはないんですがねぇ…不思議です。
ライオンズ打線は外角に投げとけばアンパイと思われちゃいますよ。
この時期に来てこんなことでは… 正直、勝ち残れないですよ。しっかりとして欲しい所。



これでダイエーと4ゲーム差。
正直、1位通過はかなり厳しくなりました。
引き分けの分がなければ分からないんですが、実質4.5〜5ゲーム差はあると考えなければならないんで…
はぁ…3位争い中のロッテや日ハムに押され気味の現状を考えると、プレーオフ第一段階で敗れちゃいそうですね。
そんな情けない展開だけは勘弁して欲しい… そんな弱気になるぐらいイマイチな試合が多いです。
球界再編で混迷する今こそ熱い戦いを! ペナントレースに目を引き付けていきませんと!
明日こそガンバレ、ライオンズ!! 




9月3日 西武ライオンズ 2−3 北海道日本ハムファイターズ

10 (西)石井貴(6回1/3)−星野(2/3)−小野寺(1回)−長田(1回2/3)
(日)ミラバル(8回)−建山(1回)−横山(1回)
(本)一応なし
西武
日ハム 1×

札幌ドームの天井に阻まれ、ライオンズが逆転負け…
勝てばさほど気にならないものですが、負けるととことん気になるものですねぇ…やっぱ。
私は映像で見ていないので何ともいえないのですが、ラジオを聴いている限りではどうしても…
一応グラウンドルールで決まっているとはいえ、到底納得できるようなものではありませんよね。
けど8回のカブレラ選手のサードファールフライの判定は「その場で決めた」そうですし、複雑な気持ちを拭いきれず。
どの時点でボールデッドになるのか。
カメラマン席やベンチに飛び込んだらボールデッドなのに、天井の装置に一度乗っかったものはインプレーなのか。
微妙な判定なだけにどうしても気になってしまいます。
頭では「そういうもんかな」と分かっても、心の方はやっぱり…複雑ですよ。
2度に渡る天井の邪魔によっていライオンズ側の雰囲気が悪くなったことは間違いないと思います。

簡単な試合経過です
1(右)佐藤、2(中)赤田、3(左)和田、4(一)カブレラ、5(三)フェルナンデス
6(指)貝塚、7(遊)中島、8(捕)細川、9(二)宮崎
■山崎・玉野・柴田選手が1軍登録抹消済み。石井貴・宮崎・高波選手が1軍登録(おもひで?)

1回表 日ハム先発:ミラバル投手
佐藤選手、初球外角高めストレート打ってセンター前ヒット!
赤田選手、バントの構えもノースリー、そこから立て直されエンドランセカンドゴロ、2塁へ。
和田選手、外角スライダー打ってセカンドゴロ、ランナー3塁へ。
カブレラ選手、ノースリーから甘いストレートを打ってレフト前タイムリーヒット!
フェルナンデス選手、四球、2アウト1・2塁。
貝塚選手、ファーストゴロ。

1回裏 西武先発:石井投手
新庄選手、センター前ヒット。坪井選手、ショート内安打、ノーアウト1・2塁。
小笠原選手、ファーストフライ。セギノール選手、ファーストゴロ、2アウト2・3塁。
オバンドー選手、サードゴロに打ち取るもフェル選手が弾くタイムリーエラー、同点。
高橋選手、サードゴロ。

2回表
三者凡退。

2回裏
三者凡退。

3回表
佐藤選手、内角低めシュート打ってサード強襲2ベースヒット!
赤田選手、外角低めシュート打ってレフトフライ。
和田選手、カウントノースリーから外角低めスライダー打ってセンターオーバータイムリー2ベース!
カブレラ選手、外角低めナックルカーブに空振り三振。
フェル選手、内角高めストレート打ってセカンドフライ。

3回裏
2アウトから小笠原・セギノール選手に連続四球を与えるも、
オバンドー選手を外角低めスライダーでセカンドゴロに打ち取って無失点。

4回表
1アウトから中島選手がショート内安打で出塁するも、後続が倒れて無得点。

4回裏
1アウトから木元選手に四球を与えるも、後続を打ち取って無失点。

5回表
佐藤選手、良い当たりのショートライナー。
赤田選手、初球低めナックルカーブ打ってセンター前ヒット!
和田選手、ランエンドヒットのショートゴロ、2アウトランナー2塁。
フェル選手、外角高めスライダー打ってショートゴロ。

5回裏
1アウトから坪井選手のサードゴロをフェルナンデス選手がエラー。
小笠原選手、外角高めストレートで空振り三振。
セギノール選手の所でボーク、ランナー2塁へ。セギノール選手、四球。
オバンドー選手に対してもフルカウントから四球、2アウト1・2塁。

高橋選手、内角高めシュートでショートゴロ。

6回表
1アウトから貝塚選手が四球で出塁し、盗塁で2塁へ進むも(アウトもタッチでこぼす)、
中島選手のセンターフライを新庄選手がナイスキャッチ、細川選手は三振で無得点。

6回裏
三者凡退。

7回表
三者凡退。

7回裏
新庄選手、外角スライダーでレフトフライ。
ここでライオンズは投手交代、星野投手が登板。
坪井選手、外角低めスライダーで空振り三振! 小笠原選手、内角スライダーで見逃し三振!

8回表
和田選手、サードゴロ悪送球で2塁へ。
カブレラ選手、高々と打ち上げた打球が天井付近に当たり、
落ちてきたボールがサード小笠原選手のグラブに入る…
3秒ぐらい天井に留まったこともあり、何かの上に乗っかりボールが落ちてきた模様。
10分ほど協議された結果、ボールが落ちてきたということでインプレー、ファールフライアウトに。

フェル選手、サードゴロ。貝塚選手、ショートフライで無得点。

8回裏 この回から小野寺投手が登板。
セギノール選手、ストレートの四球。
オバンドー選手、ライトへ大きな当たり、これを佐藤選手がナイスキャッチ!
完全捕球後にボールをこぼしたため、1塁ランナーは2塁へ。代走の森本選手を起用。
高橋選手、レフト前ヒット、1アウト1・3塁。
木元選手、レフトへ犠牲フライ、同点に。

代打の島田選手、低めフォークでショートゴロ。

9回表 この回から建山投手が登板。
代打の大島選手が起用されるも三者凡退。

9回裏 この回から長田投手が登板。
1アウトから新庄選手に四球を与えるも後続を打ち取って無失点。

10回表 この回から横山投手が登板。
佐藤選手、センター前ヒット! 赤田選手、送りバントで2塁へ。
和田選手、外角フォークに空振り三振。
カブレラ選手、レフト上段への2ランホームラン! が冗談となって、レフト天井直撃のレフトフライ。
■カブレラ選手の打球…あとブロック3つ先だとホームランになったらしい…

10回裏
1アウトからオバンドー選手にセンター前ヒットを打たれ、高橋選手のバントで2アウト2塁。
ここで木元選手にセンターへサヨナラタイムリーを打たれてゲームセット。
試合終了、2−3で敗戦。

敗因はライオンズが畳み掛けられなかったことでしょう。
今日のミラバル投手は立ち上がり不安定だったのにも関わらず、終わって見れば2点止まり。
攻めきることができませんでした。
後半のライオンズが波に乗れないのはここらが理由、
終盤に試合がもつれてしまうのは序盤に試合の主導権を奪いきれないからです。
先発投手が立ち上がりに大量失点したり、あと一本が出ずに攻め切れなかったり。そんな試合ばかり。
今日もそんな流れの試合になってしまいました。

守りで痛かったのは初回のフェルナンデス選手のエラー、8回の小野寺投手の先頭打者への四球。
攻撃で痛かったのは8回、相手のミスによるノーアウト2塁のチャンスを生かせなかったことでしょうね。
…うーん…避けていてもこのシーンに到達してしまうのか…
結局はカブレラ選手のサードファールフライの判定が尾を引いたということでしょう。
エラーによるランナーということなんで、あのシーンは中断を挟まずに攻めたかった所。
結果的にはミラバル投手を冷静にさせてしまったかなと。
ファールフライであっても即プレーが再開していたならば展開は違っていたかもしれません。
まぁ、打てなかったライオンズ打線が悪いんですがね。
勝負の分かれ目となったシーンであることは間違いありません。



ライオンズは煮え切らない形で敗戦。そしてダイエーは勝利。
再びゲーム差が広がってしまいました。
今のパリーグはロッテや日ハムといった3位争いをしているチームの方が勢いあるので、
2位通過では足元をすくわれてしまう危険性が高くなってしまいます。
なんとしても1位通過を目指していかなければ!
明日こそ1位通過目指してガンバレ、ライオンズ!!





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