1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (セ)福原(3回)−工藤(2回)−ベバリン(1回)− 五十嵐(1回)−佐々木(1回) (パ)和田(2回)−張(2回)−小林宏之(2回)− 新垣(2回)−横山(1回) (本)高橋由(セ) |
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全セ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | ||||
全パ | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | × | 2 |
「セリーグ? 何それ? どこかの国のマイナー球団だったっけ?」 「え? 日本のプロ野球? パリーグだけでしょ。ああ合併で消滅したリーグね」とか言ってみる(笑) パリーグが久々の連勝を遂げました。昨年の日本一も含めれば、完勝ですね。 ようやくパリーグもここまで盛り返すことができました。 選手流出で悩んだパリーグ、育成の力によってセリーグを超える力を身につけたんです。 …それが合併騒動とは… 世間の目も不確かなら、オーナーの目も不確かということかね… これで今日本で最も熱いカードが「西武−ダイエー」であることが少しは分かってもらえたでしょうか。 緊張感あふれるこの好カードを是非とも多くの野球ファンに見ていただきたいです。 しかしセリーグはこのまま1リーグになって平気なんでしょうか? 育成のノウハウがあるパリーグの方が上位に位置して、 最下位争い・さらなる球界再編に巻き込まれる危険性がありますよ? セリーグの球団にも危機感を持っていただきたい所。 このオールスターは球界再編で慌しいパリーグの「危機感・意地」が勝った気がします。 危機意識から来る真剣勝負こそが良いプレーを見せ、勝利を呼び込んだと思います。 MVPを獲得した新庄選手はファンを楽しませようとお茶らけた場面もありましたが、 ホームスチールにしても、それぞれの走塁にしてもプレー自体は真剣そのもの。 日頃から積極的に次の塁を狙ってきた姿勢がホームスチール成功を呼んだ気がします。 久しく見られなかった「パリーグの意地」「真剣勝負」を見せていただきました。 ありがとう、パリーグの皆さん!! セリーグはやや「楽しむ」面が出ていたような気も。 コメントが少し違ってましたから。その差が出たように思います。 まだセントラルは危機意識が不十分。 選手会を通じて一枚岩になって、この苦境を乗り越えて欲しいです。 何が今のプロ野球に足りていないのか? 巨人を中心にTVに映るセリーグだからこそ、できることがあるはず。 パリーグに見せてもらったものを後半戦は観客・視聴者に見せて欲しいです。
まとめは前述の通りなので、補足は特になし。 新庄選手関連は明日のスポーツ紙を見るということで。 参議院選挙の結果を吹き飛ばすような記事を期待したい所(笑) ホント良いキャラクターですね。 北海道で日ハムが受け入れられたこと、 パリーグの観客動員が上がっていることに新庄選手は大きく貢献してくれています。 「これからはパリーグです」、その言葉が嘘にならないよう頑張って欲しいですね。 ライオンズでは中島・和田選手と張投手が出場。 中島選手は今日3打数ノーヒットだったものの、9回の守備で交代するまで1・2戦ともにフル出場。 セパ通じてここまで試合に出た選手は中島選手だけです。 ファン投票1位の川崎選手が万全でなかった影響もあったのでしょうが、 売り出し中の中島選手を使ってくれた王監督に感謝したいです。 残念ながらメディアの扱いは小さくなってしまいましたが、 少しでも多くの人に知ってもらえれば幸いです。 新しいパリーグのスターの出だしは上々だったと思います。 和田選手は…あー… どうして小笠原選手と和田選手はペナント外だと弱いんだろう… そんなわけで特になし(^^; 五輪・プレーオフ・日本シリーズでは頼みます。 張投手はストレートとスライダーの組み立て、見事セリーグを抑えました。ナイスピッチング! これで第1戦の松坂投手に続き、2戦目もライオンズの投手が勝利投手。 いいスタートになりそうですね。五輪前の残り試合・五輪本番・五輪後と頑張って欲しいです! 最後に今年のオールスターは例年にない気迫と真剣さを感じました。 これだけ満足行くオールスターも久々です。 来年以降もこういった緊迫感あふれる真剣勝負を見せていって欲しいですね。 今後の野球界の発展を祈って、ガンバレ、日本プロ野球! アマチュアを含めた日本野球!! |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (パ)岩隈(2回)−松坂(2回)−渡辺俊(2回)− 金村(1回)−三瀬(1回)−森(1回) (セ)山本昌(2回)−三浦(2回)−川上(1回)− 上原(2回)−河内(1回)−岡本(1回) (本)松中・城島・ズレータ・中村(パ) |
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全パ | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 3 | 0 | 1 | 6 | ||||
全セ | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 3 |
この試合を見て今回の合併問題に対するスタンスが決まりました。 やはり2リーグ制は維持すべき。 色々な問題があるので、将来的に1リーグにするとしても、 しっかりと手順を踏んでからにしなければなりません。 パリーグの空中分解だけは避けるべきだと思いました。 まぁ、そういう話は後でということで。純粋に試合の方へ。 今日は試合開始時にTVの前に居ることができず、車の中でラジオを聞いていて、 家に帰ってからも夕食で「なーなー」でなんとなく試合を見ていたんですが、 次第にパリーグの選手達の真剣さに目を奪われ始め、1球に対して集中するようになっていました。 パリーグの選手の真剣さ・気迫が伝わってくる試合でしたね。 昔感じで入た「パリーグの意地」、それを垣間見たように思います。 近年のオールスターはTV局の変な介入によって、どこか気の抜けたイメージが抜けきりませんでした。 球場に行ける方々は違うでしょうが、TVの前の人は本当に「お祭り」という感じ、 年末のプロ野球選手のTV出演を見ているようなダレタ感じを受けていました。 けれど今年は違う、「プレーで引きつけるんだ」、そういった真剣さが伝わってきましたね。 パリーグ消滅の危機、球界の危機に対して危うさを覚えたのでしょう。 かつてのパリーグのような「強さ」を見せていただきました。 これこそがパリーグファンがずっと求めていたもの。 この真剣勝負の醍醐味こそがパリーグの存在意義です。 失ったパリーグの魂がここに来て蘇りました。パリーグはまだ死んでいません。 逆境こそがチャンス。 明日のオールスターも存分にアピールをし、球界再編の動きに対して奇跡の大逆転を見せて欲しいです! 今日の試合展開説明。メモを取ってなかったので、結果のみ。
今日の試合はパシフィックの個性ばかりが目立ちました。 初回こそ、地元中日の山本昌投手の好投、 立浪選手の2ベース・福留選手のタイムリー2ベースとセントラルが目立っていましたが、 それ以降は完全にパシフィックのペース。 松中選手の逆方向への素晴らしいホームランで同点とすると、 松坂投手が155キロ前後のストレートとキレのある変化球で球場を大いに涌かせ、 城島選手が完璧なホームランを放って勝ち越し、さらにはズレータ選手のホームランで追加点。 3番手の渡辺俊介投手は地面スレスレのアンダースローでセントラルの打者を翻弄、 金村投手は打たれてしまったもののフォークで要所を締め、 三瀬投手もキレのあるスライダーでしっかりと抑えて優位に試合を進めて行きます。 終盤には得点圏打率トップの村松選手がタイムリー、中村選手が豪快なホームランを放って駄目押し。 最後は森投手が3人で締めて試合終了という試合でした。 パシフィックの選手の真剣さが感じられたのは、なんといってもピッチングの組み立てでしょう。 近年のオールスターは真っ向勝負と称して、ストレートによる力押し状態。 ピッチャーの良さが見られず、真剣勝負とは程遠いお遊び感覚が付きまとっていました。 けれど今日のパシフィック投手陣はシーズン中とほとんど同じ組み立て。 ややストレートが多い傾向にありましたが、しっかりとその投手の持ち球を混ぜ込んでいました。 そんなバッテリーの姿は真剣勝負そのもの。見る者を引きつける魅力がありました。 「真剣勝負」とは何なのか… 近年のオールスターで色々と言われていたことですが、その答えを見せてくれたと思います。 ストレートで押すだけが勝負ではなし。そこに全力で向かう真剣さがなければ面白くないのです。 一方の打者陣も積極的なフルスイングがあった一方で、 追いこまれてからは逆らわずに強く打とうという姿勢が見られました。 ただがむしゃらに振るのではない、しっかりとしたスイングをしていたように思います。 また走塁でも積極的に次の塁を狙うなど、勝負に対する貪欲さが感じられました。 パシフィックの勝負に対する姿勢がオールスターの試合を引き締めましたね。 今日のオールスターで印象的だったのは、「パリーグの選手の個性」です。 ホームランを打った松中・城島・ズレータ・中村選手らの豪快なバッティング。 小笠原・中島選手らの個性的で大きなバッティングフォーム&フルスイング。 松坂投手の155キロを超える力強いストレート、 渡辺俊介投手の地面スレスレのアンダースロー、おっさんルーキー三瀬投手の素晴らしいスライダー。 パリーグならではの「伸び伸びとした雰囲気」の中で、 代々個性を失うことなく自分の形を身につけてきたパリーグの選手達がそこにいました。 セリーグでは生まれることはないであろう個性の強い選手達、それがパリーグにはいるのです。 そういった選手達の存在が「パリーグの強さ」なんです。 主力選手の流出に泣いたこともあって選手層が薄くなっていったパリーグ。 逆指名ドラフトで有名選手はセリーグに集まる傾向が続いています。 そんな厳しい中でも力強い高卒ルーキーを実戦で使いながら鍛え上げ(松坂・城島・中村)、 ドラフトでさほど騒がれなかった社会人出身の選手達を育てて行き(和田・小笠原・清水直・小林雅英)、 年のいった社会人選手も使えれば積極的に獲得(渡辺俊介・三瀬)。 選手層が薄かったことで試合に出る機会が増し、 リーグ全体で選手を育てて行く風潮ができていったわけです。 昨年辺りからセリーグも世代交代になってますが、全体としては高齢化が進んでいます。 若い粋の良い選手を育ててきたパリーグ、その存在意義を再認識して欲しいです。 さらに若い世代には川崎・中島選手といったスター候補生がいます。 彼らのためにも、また次の世代が羽ばたくためにもパリーグは必要なんだと思いました。 今日の試合を球団首脳・オーナーがどう感じたのか。それを是非聞いてみたいです ライオンズは松坂・森投手が登板、和田・中島選手が出場しました。 ちょっとダイエー勢が目立ってしまったので、首位の面目が立ちませんでしたが(^^; MVPに松坂投手が選ばれたので面目が立ったかな?(私は城島選手かと思ってました) 3イニング投げていれば確信できましたが、2イニングだったので予想してませんでした(五輪壮行試合のため) やっぱりあの速いストレートが印象深かったのでしょうね。 156キロのストレートはさすがに怪しいと思いますが(抜けてるもんなぁ)、 155キロのストレートは本当に速く見えました。 セリーグの主力打者がポップフライに打ち取る辺りが最高。 最近はなかなか見られなかった力強い松坂投手を見せていただきました。腰だけ気をつけてね(^^; 中島選手は4打数2安打と初出場としては上々の出来。 フル出場だったのでTV等で目立つチャンスはありませんでしたが、その活躍を見た人は多いことでしょう。 8回のチャンスでタイムリーを打って3安打猛打賞となっていたら、MVPもあったんですがね。惜しい。 まぁ、今後プロ野球界を引っ張って行く選手ですから、まだまだチャンスはあるはず。 明日もアピールしていって欲しいですね! パリーグの存在意義をこれだけ見せられれば、1リーグ制の即導入はナンセンスと言わざるを得ません。 いかに選手を育て、スター選手を作っていくか… それには最上部の球団数が多く、より多くの実戦経験を積める場所が必要なのです。 ただ近年は主力選手の怪我が増えてしまい、どのチームも1年を通してベストメンバーで戦えなくなり、 選手層が薄くなってきているのも確か、それに伴って試合内容も落ちているのも確か。 今の状況が続くならば、オーナー達の「球団削減による戦力集中でレベルを上げる」ことが必要かもしれません。 いずれ1リーグにするとしても、選手育成・スターを生み出すには下部組織の充実が不可欠。 残り数ヶ月で全てを整えるのは難しいでしょう。 ですから、来年は2リーグ12球団を維持し、交流戦を行うなど改革を徐々に進めて行き、 それでも1リーグが必要ならば4球団を加えて16球団とし、 上位8チームと下位8チームのリーグ分割、下位チームは地方展開を進めるという方針とし、 その後入れ替え戦を行うとするのがいいと思います。 プロ野球の試合レベルを上げ、さらには選手育成・スター発掘が可能な新しいプロ野球を! そういった球界全体を意識した提言を関係者の方々にはしていただきたいです。 まだまだ終わりの時ではない。逆境こそがチャンスです。 今こそガンバレ、プロ野球!! |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (ウ)馬原(1回)−筒井(1回)−川岸(2回)−大島(2回)− 柴田選手(1回)−朝井選手(1回) (イ)須永(3回)−三島(1回)−内海(1回)−糸井(1回)− 佐藤賢(1回)−岡本(1回)−村西(1回) (本)矢野・吉村・黒瀬(全イ) |
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全ウ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||||
全イ | 2 | 4 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 3 | × | 10 |
2軍の若い選手を集めたのが、この「フレッシュオールスター」です。 選出基準はかなり複雑で分かりにくい… 別にオールスターというわけでもありません。 前年優勝チームから4人、他から3人を選ぶという均等な選出方法。 選ばれる選手は5年目以内で1軍出場の少ない選手、一生で2回まで出場可能となっています。 若いこれからの選手が集まる試合、それがこのフレッシュオールスターです。 歴代MVPはチームの主力選手になることが多く、若手の登竜門的な意味合いを持っています。 試合の方はオールイースタン(東=日ハム・ロッテ・西武・巨人・ヤクルト・湘南)の圧勝。 イースタンの打者はバットが振れていたようで3ホームランを含む15安打10得点。 打撃だけではなく、足でも見せて5盗塁。イースタンの良さが目立つ試合だったようです。 この試合はラジオ中継だけ。 インターネットライブ速報もありませんでしたから、結果のみを書いておくことにします。
MVPはヤクルトの青木選手。4安打2盗塁と塁を賑わせました。 早稲田卒のルーキーで俊足巧打の外野手として将来のヤクルトを引っ張っていくことが期待されます。 必ずチャンスを与えられるでしょうから、注目しておきたい選手ですね。 優秀選手には巨人の岩舘選手、日ハムの小谷野選手と須永投手、広島の大島投手が選ばれました。 なお、表彰式にてこんな心無い事件があったようで… 批判するのはジャイアンツというチームそのものよりも、渡辺オーナーや球団首脳でしょう。 ジャイアンツの選手には、ましてや入団1年目の若い選手にその業を背負わせるのは酷というもの。 合併騒動でどんなに腹立たしくとも、八つ当たりだけは絶対に許すことはできません。 強い方では敵わないから弱い方へというのは情けないですよ。 1軍のオールスターも1軍の試合も同様。選手に対する不当な八つ当たりにならないよう心がけて欲しいです。 こうやって感情的なことしかやらないからプロ野球がよくならない。 どいつもこいつも自分達のことだけ。いい加減、チーム・ファン・職業・地位の垣根を超えて考え始めましょうや。 ライオンズからはルーキー3人、大卒の岡本投手、高卒の黒瀬・松坂健太選手が出場しました。 岡本投手は1イニングを三者凡退。1軍での登板が自信に繋がってるようです。 オリンピック期間は投手陣が手薄になるので、再昇格を期待しています! ボールのキレが素晴らしいピッチャー。140キロ台後半のストレートで押していたようですし、活躍を期待しています。 松坂健太選手は途中出場で豪快な空振り三振。思い切り振れることはいいことです! 高卒ルーキーながら1軍キャンプに最後まで帯同した将来性溢れる選手。 目指すは秋山幸二。将来のライオンズを背負うようなバッターになって欲しいですね。 黒瀬選手は9番ファーストスタメン、4打数1安打、その1安打がホームランでした。 本職はショートでファーストは初めての体験だったようですが… どうやら無難に守っていたようです。 ホームランも実はプロ入り初で、初ホームランがこの大舞台で飛び出しました! この大舞台での強さはいいですね。 バットスピードが速く、中島選手に並ぶような選手。2人が1軍で内野を守る時を楽しみにしています! |