2004年西武ライオンズ応援日記

4月7日 西武ライオンズ 12−4 オリックスブルーウェーブ

(オ)マック(3回2/3)−戸叶(1回1/3)−小林(1回)−
 歌藤(1回)−萩原(1回)
(西)西口(7回)−星野(1回)−大沼(1回)
(本)赤田1号、細川4・5号、大島3号、フェルナンデス3号、
   オーティズ2号
オリックス
西武 × 12

西武5発で5連勝! 細川5号キングタイだ!
騒げる時に騒いどこうということで、上のようなタイトルにしてみました(*^^*) <ニッカンのタイトルを一部変更
「22打数10安打.455 5本塁打 8打点 4四死球」
ここまでの成績です。カブレラ選手の穴を細川選手が埋めてます(笑)
何でこんなに打ち出したかですが… まぁ、元々力はあったんですよね。
去年も札幌ドームで大きなホームラン打ちましたし、
オープン戦終盤にも桑田投手から大ホームランを打ってます。
それでもここまでコンスタントに打つとは思ってもいませんでした。
1つ今季の試合を思い返してみると… 細川選手が打ち出したのはダイエー戦の死球以降です。
先週の月曜日、張投手がズレータ選手に二打席連続死球を与えて乱闘になった両チーム5死球の試合、
あの試合で最後に死球を受けたのが細川選手、その時に細川選手は怒っていました。
確かラジオで城島捕手が何か言っていたという話がありました。「さっさと歩けよ」みたいなことを。
これがきっかけだとは思えないし、これに対する言及は今の所一切ないので分かりませんが、
城島捕手が謝らずに侮辱的な発言をしたことで、細川選手の内なる闘志に火が付いたのかもしれません。
いやー、なんつーか、分からないものですなぁ…
それからサイクルやって5本塁打でリーグトップに並ぶとは誰も想像しなかったことでしょう(^^;

チームも一週間前には考えられないほどの好調ですね。
私も試合にならずに苦々しい思いを抱きながらも「今は歯車が噛み合ってないだけ。そのうち勝てるだろう」と
思ってはいましたが、まさかこんなにも早く調子が戻り、5連勝で貯金1まで行くとは予想だにしませんでした。
これが若いチームの良さなんですかね。勢いが違います。
一緒に練習してきた選手が結果を残すことで「あいつが打てるなら俺も」みたに相乗効果がでてきてるのでしょう。
大沼投手が登板した時に周りを見たら、「なんだファームで一緒にやってる選手じゃないか」と思ったそうです(^^;
選手全員が良い意味でリラックスして試合に臨めていることが好結果に繋がってるようです。

そんなわけで今日の試合展開です。
1(指)柴田、2(中)赤田、3(一)フェル、4(左)和田、5(三)平尾
6(右)大島、7(遊)中島、8(捕)細川、9(二)高木浩之

1回表 西武先発:西口投手
大島選手にヒットを許すも、谷選手をピッチャーゴロ併殺打、11球でチェンジ。

1回裏 オリックス先発:マック鈴木投手
1番柴田選手が追い込まれてから粘って四球、赤田選手の初球に2塁へスタート、
しかし良い送球がいってタッチアウト。盗塁失敗。
その直後の甘く入ったスライダーを打ち、赤田選手が左打席でライトスタンドへ綺麗なホームラン!
フェル選手はショートゴロ、和田選手はファーストゴロに倒れて3アウトチェンジ。

2回表
ブラウン選手、高めストレートボール球空振り三振!
オーティズ選手、スライダー甘く入ってセンターバックスクリーンへホームラン。
塩谷選手、スライダーで攻めてライトファールフライ。山崎選手、外角スライダーでショートゴロ。

2回裏
平尾選手、右中間へのヒット! そのまま打球を見て2塁を突く好走塁! 2ベースヒット!
大島選手、低めストレートを打ち、良い当たりの1・2塁間のゴロ。
オーティズ選手が飛びついて1塁アウト。ランナーは3塁へ。
中島選手、高めストレートを叩いて三遊間抜くタイムリーヒット!
細川選手、初球ヒットエンドランも高めストレートを擦ってしまいレフトフライ。2アウト1塁。
ここで1塁へ牽制球、悪送球となって2塁へ。さらにキャッチャーがパスボール(サイン違い?) 3塁へ進塁。
高木浩之選手、外角フォークで空振り三振。

3回表
日高選手、外角ストレートで空振り三振!
後藤選手、低めスライダーでセカンドゴロ。村松選手、高めストレートでセンターフェンス手前のフライ。

3回裏
柴田選手、高め打ち上げてレフトフライ。
赤田選手、高め変化球を上手く打つもセンター後方のフライ。
フェル選手、低めストレートボール球を打って左中間へライナーの2ベースヒット!
和田選手、フルカウントからセンター前へタイムリーヒット!
2塁ランナーのフェルナンデス選手が上手いスライディングでセーフ!
(ランナーがマウンド寄り・ボールと交差するようにスライディング)送球が当たって逸れてる間に和田選手は3塁へ。

平尾選手、四球で2アウト1・3塁。
大島選手、追い込まれてから粘って低め変化球をセンター前にタイムリーヒット! 2アウト2・3塁。
中島選手、内角低めストレートを打ち上げてしまい、セカンドフライ。
■赤田ホームラン談話「スライダー。手応えはあったけれど入るとは思わなかった」西武ドーム初・左打席初本塁打。
■マック鈴木投手…コントロールは良くなっているものの、ボールが甘くなりがち。そこを上手く打っている。
■大島選手…まだ違和感あるけど、結果出てるのでいいのかも。つーか、昔のフォーム忘れつつあり(爆)


4回表
大島選手、スライダーでレフトフライ。
谷選手、真中スライダーでショートゴロ(山崎氏:1打席目のギリギリスライダーをイメージしてるから)
ブラウン選手、インハイスライダーを上手く投げて見逃し三振!
■西口投手…甘い球もあるものの、良い球が生きている。良く言うと打ち気を外してる?
         左打者のインサイドスライダーを使えてる辺りが○。


4回裏
細川選手、追い込まれてから外角低めスライダーを泳がせながら片手一本で運び、レフトスタンドへホームラン!
(昨日の和田選手のような上手いバッティング)
高木浩之選手、ピッチャー返しのセンター前ヒット!
柴田選手、送りバント成功。
赤田選手、内角ストレートを打ち返し、センター前タイムリーヒット! 送球の間に2塁へ。
ここで赤田選手が3塁盗塁成功!

フェル選手、外角へ逃げるスライダー空振り三振。
和田選手、四球。2アウト1・3塁
ここでオリックスは投手交代、戸叶投手が登板。
平尾選手の所で2塁ランナースタート! 3塁ランナーの赤田選手の足がもつれて、3塁タッチアウト。
■伊東西武…「オーソドックスな野球。我慢強い野球(山崎氏評)」
■今日の西武…センター前の単打が多いのにバックホームの間に全て2塁へ進塁している。


5回表
オーティズ選手、縦に鋭く落ちる外角低めスライダーで空振り三振!
塩谷選手、センターフライ。山崎選手、低めボール球打ち上げてセンターフライ。簡単に三者凡退。

5回裏
平尾選手、三振。
大島選手、内角高めストレートを軸回転で打ってライトスタンドへホームラン!
中島選手、打ち上げてライトフライ。
細川選手、外角ストレートを左中間上段へホームラン! 完璧、パーフェクト、ホームラン王(笑)
高木浩之選手、四球。
柴田選手、12球粘るもピッチャーゴロ。
■大島選手情報…ファールで粘れたことが良かった。粘ってるうちに好きな球が。悪い時は空振りしてしまう。

6回表 この回からサードに水田選手。5番サード水田。
日高選手、サードファールフライ。後藤選手、ライトフライ。
村松選手、スライダー打たれてピッチャー返しのセンター前ヒット。大島選手、ショートゴロで3アウトチェンジ。

6回裏 この回から小林投手が登板
赤田選手、低めスライダーを上手くミートするも、ショート後藤選手が無難に捌いてアウト(ギリギリ)
フェル選手、内角ストレートを押し込むように打ってセンターバックスクリーンへホームラン!
和田選手、外角の変化球を打ち返し、右中間フェンス直撃の2ベースヒット!

水田選手、思い切り良く振っていき、甘い変化球を大きく打ち上げ。左中間深くのセンターフライ。3塁へ。
大島選手、外角ストレートをミートするもショート深くのゴロ。3アウトチェンジ。
■西武打線…5回開始時に円陣を組んで清水コーチが「雑にならないように」と声をかける。
         一時期見られた「大量点バッタリ無得点病」起こらず。走塁面にしてもキッチリとした野球。
■大島選手…良くなったとはいえ、まだ見切りが早い。低めスライダーボール球に手を出すシーンあり。
        対応範囲は広がっているものの、ボール球にも手を出しがち。
        去年よりも長打力はあるが、率は自信なし。先を考えると打撃を考える必要あり。


7回表
谷選手、フルカウントからスライダー微妙に外れて四球。
カウント2−2から谷選手がスタート、スライダーワンバウンドして投げられず。盗塁?成功。
(去年大量点で盗塁したらぶつけるとか言ってなかったか?)
ブラウン選手、四球でノーアウト1・2塁。

オーティズ選手、外角スライダーを上手く当てられて三遊間抜くタイムリーヒット。
塩谷選手、セカンドライナー。
山崎選手、外のスライダーを打たれて左中間フェンス直撃のタイムリー2ベース。1アウト2・3塁。
日高選手、高いバウンドのセカンドゴロ。3塁ランナーホームイン。
後藤選手、外角ストレートでピッチャーゴロ。
■西口投手…この回からなのかは分からないけれど、左肩の開きが早く、フォームにバラつきがある。
        ボールが見やすくなってるから、右打者が外のスライダーに踏み込める。
        (この回打たれたのは全てスライダー。ストレート・フォークで打ち取っている)


7回裏 この回から歌藤選手が登板
中島選手、四球で出塁。細川選手も四球、ノーアウト1・2塁。
高木浩之選手、外角のスライダーで空振り三振。
代打のGG佐藤選手、内角スライダー見逃し三振。
赤田選手、外角の球を捉えて右中間突破の2点タイムリー3ベース! リーチ一発!(残り2ベースのみ)
フェル選手、高いバウンドのサードゴロを弾いてタイムリーエラー。代走の中村選手を起用。
和田選手、四球。2アウト1・2塁。代走の佐藤選手を起用。
水田選手、ライトフライ。初ヒット遠いなぁ…
■上野アナ情報…昨日の2塁牽制タッチアウトは中島選手のサイン。
           帆足投手の間合いが長くなるとリードが大きくなることに気付いて狙ってサインを出した。
■中島選手…守備の時にもう少し重心が低いといい(山崎裕之氏)
■カリスマ情報…バックネット裏のスコアラーが細川選手を心配。
          「夏が心配。いなくなっちゃうんじゃないだろうか(<五輪で取られる(^^;)」

8回表 この回は星野投手が登板
村松選手、外角ストレートでサードゴロ。代打の斉藤選手、内角スライダーでピッチャーゴロ。
谷選手、四球。ブラウン選手、外角の変化球が外れて四球。
オーティズ選手、外角低めストレートで空振り三振!

8回裏 この回は萩原投手が登板
大島選手、ファーストゴロ。中島選手、ハーフスイング空振り三振。
代打の田原選手、空振り三振(細川選手、ヘルメット被ったまま。打ちたかった模様)

9回表 この回は大沼投手が登板
塩谷選手、センター前ヒット。
山崎選手、高めスライダーで見逃し三振!
代打の平野選手、甘いスライダーを捉えられるも、ライトの大島選手がフェンス際ジャンプキャッチ!
後藤選手、落差あるスライダー(フォーク?)で空振り三振!
試合終了12−4で勝利!


打線の調子がいいのは確かなんですが、走塁の良さがここ数試合、目立っています。
今朝のスポニチに走塁の記事が載っていたようですので、昨日の試合分はそちらをご覧ください。
今日の試合で言えば、フェルナンデス選手のスライディング。
和田選手のセンター前ヒットで2アウトということもあって2塁から激走。
際どいタイミングということでフェルナンデス選手はホームベースの手前(マウンド・2塁方向寄り。内側に)に滑り、
返球を遮るような形でスライディングをしていきました。
これによってセンターからの返球がフェルナンデス選手のお尻に当たってボールが逸れ、
和田選手がバックホームの間に2塁へ、さらに逸れたことで3塁へ向かってチャンスを広げたことで、
その後の大島選手のタイムリーを呼び込みました。
このシーンだけではなく、今日は外野への単打でことごとく2塁を陥れています。
2回表の平尾選手の右中間単打の好走塁、
3回裏の大島選手・4回裏の赤田選手も和田選手と同様にバックホームの間に2塁に到達しています。
こうやって常に先の塁を狙うことで相手投手にプレッシャーを与える…西武野球ができています。
今年のチームはかなり走塁に関して厳しくやっている印象です。
2月の対外練習試合・オープン戦の頃からこういった積極的な走塁が数多く見られました。
「松井選手が抜けて盗塁が少なくなる」と指摘されてましたが、盗塁しなくとも次の塁を奪える「走塁」があります。
一か八かの盗塁よりも確実で効果的。数字に現われない機動力が今年のチームに備わっています。
それは中堅・ベテランだけでなく、若手選手にも徹底されているのが今までと違う所。
かなりキャンプで厳しくやったのでしょう。着実に効果を生んでいます。

打線に関しては出来過ぎですかね。相手投手のことがあるので、それほど浮かれるわけにもいかず(^^;
それでもムーア・本柳・マック鈴木投手というオリックスの今季の主軸3本を攻略してますから、意味があります。
昨日・今日と全選手が満遍なく打ってますが、全員の調子がいいわけでもないと思います。
どちらかというと勢いに乗せられて打ってる選手が多い印象です。
昨日も書きましたが、今は8〜2番までの打者が打線を引っ張っています。
好調の8番細川選手が一発長打で得点。
9番高木浩之選手がしぶとく出塁し、1番柴田選手が繋ぎのバント・四球、
2番赤田選手がランナーを返すという繋がりがあります。
対左投手の場合は1番赤田選手がポイントゲッターとなり、2番佐藤選手がフェル・和田選手のクリーンアップに繋ぐと。
高木浩之選手赤田選手が打線全体に良い流れを呼び込んでいると思います。

中でも好調の赤田選手は2試合連続の猛打賞。
今日は1打席目、左打席でホームランを放ちました。
その直前に柴田選手が盗塁死していましたから、もし成功していたら送りバントでホームランはなかったわけで…
裏を返せば盗塁失敗の嫌な流れを赤田選手の一振りで消し去ったということですね。
今日は7回に右打席でも右中間突破のタイムリー3ベースを打つなど左右両打席で結果を残してくれました。
凡退した打席も良い当たりしていたので、その1つでも抜けて2ベースになってればサイクルだったんですが(^^;
赤田選手の場合は足が速くてパンチ力もあるので、その機会はまたあるでしょうね。今後に取っておきましょう(笑)
打撃内容に関しては満点の出来だと思います。
左打席はパワーが増し、昨年にはなかった一発長打が見られるようになってきましたし、
右打席は強引さが影を潜め、反対方向に流し打てる器用さがでてきました。
今の打撃が赤田選手の理想形でしょう。
あとはこれを続けることですね。研究されて弱点を突かれた時に強引にならないようにして欲しいです。

好調の細川選手に関してはもう凄いと言うしか(笑) 不思議なバッターなんですよね。
昨年もインコースの難しい球を引っ張ってホームランにしたり、外角の球を押し込むようにしてライトへ長打。
なのに簡単なボールを空振り三振してみたり。
球際に強い打者というか、とにかくストライクゾーンの隅をよく打つバッターです。ある意味、底が知れない(^^;
昨日のホームランは失投を見逃さずでしたが、今日のホームランは2本とも難しい球でした。
今はタイミングさえ合えばとにかくボールが飛んでいく、そんな状態。和田選手が2人いるようなもんです。
これだけ打つと今後は厳しい攻めをされることが予想されます。
考えられる組み立ては内角高めストレート、外角の逃げるスライダーという配球でしょうか。
今日も外のスライダーに少しバットが出てましたし、ストライク・ボールの見極めが必要(ストライクならホームランだが)
あとは内角高め。ここが一番厳しく投げられそう。踏み込んでいけるかが鍵になりそうです。
昨年見たときに将来的に中日の谷繁選手クラスは打てるだろうと思ってましたが…
これだけ打ってくれると色々と期待しちゃいますね(笑)
もし1球団2枠がなかったら控え捕手で五輪に持っていかれちゃいそう。
「素晴らしい強肩に、素晴らしい長打力。伊東のインサイドワークが加われば」
ドラフト時にそう聞いてましたが、そのスカウトの言葉どおりになってきてますね。
今日もリードが安定していたと思いますし、これからが楽しみです。

ちょっと分からないのが大島選手。オープン戦の頃から「背が高くなったような気がする」という違和感は消えず。
結果残ってるから心配しすぎなのかもしれませんが…
確かに昨年よりも長打力がつき、高めの球も打てるようになるなど対応範囲が広がりました。
ただ昨年よりもボール球に手を出しがちなのが気にかかってます。
まだ新打撃フォームは未完成なのかなぁと。
平尾選手のようにコースによって打ち方を変える過渡期なのかもしれません。
今日の内角の球をホームランにしたバッティングは上手く軸で打ててたので去年の形に近いのかも。
外角の球をファールにしたり、流し打つのは今年の器用な腕の使い方といった所でしょうか。
この2つの打ち方が崩れないようにして欲しいですね。
完成されれば30本打てる平尾選手が生まれるのか… 成長を見守る事にしますか^-^;



先発した西口投手ですが、細かく見てなかったので詳細は分かりません(^^;<打撃に割く時間多すぎて
結構甘い球も多くて抜群に良かったわけじゃないんですが…オリックス打線が打ち損じたり、見逃していました。
狙ってやってるのか、たまたまなのかが分からないんですが…
結果的に打者の打ち気を上手く外していたと言えます。
今日は縦のスライダーの落差がありましたし、マウンド上で軽快に見えましたから良かったんじゃないでしょうか。
7回は疲れからなのか、左肩の開きが早く、ボールが見やすくなった模様。
打たれたのは全てスライダー。ボールが見やすいから外角の球でも踏み込まれたのでしょう。
2試合連続で好投したことですし、今年は期待しても良さそう。次回登板もよろしくお願いします!

星野・大沼投手はそれなりに結果を残しました。
星野投手は2者連続四球が余分。ただそれ以外は良かったので、自信を持っていいでしょう。
今は一つ一つ結果を残しながら、それを自信に変えていって欲しいです。そうすればコントロールも良くなるでしょ。
大沼投手はまだ良く分からず。
最後に投げた変化球(スライダーかフォークなのかチェンジアップなのか)が効果的でした。
あのボールを使えれば1軍でも活躍できそうです。当面は変化球のコントロールが課題か。



好調のライオンズ、しばらくは好調をキープできるかなと思ってます。
一発長打が目立っていて大味な試合に見えますが、
序盤の得点シーンにはチャンスでの適時打・好走塁が必ずあります。
このオリックス3連戦は突破口をこじ開けて畳み掛けた結果だと思ってます。
その突破口をこじ開ける力がある限りは得点力が安定することでしょう。
大振りになることだけが怖い。
そこは首脳陣が一番分かっていてしっかりと締めているので、見る方としては楽観的でいられます。

金曜日からは開幕から一番最後の顔合わせとなった近鉄戦です。
昨年はダイエー同様、負け越した球団なので、しっかりと勝っておきたいものです。
まずは松坂投手が好投し、チームに勢いをつけましょう!
今のチーム状況なら、普通に投げれば勝てるはずですしね。
金曜からもガンバレ、ライオンズ!!


松井稼頭央、メジャー初打席初ホームラン! 3安打3打点2四球と大暴れ!
今日はNHK総合で中継やってたので試合の方をぼんやり見てました。
いやー、凄いです。驚きました。
オープン戦では結果が残ってなかったので、心配してたんですが…杞憂だったようで。
いきなり初球をホームラン…しかもセンターバックスクリーンへ。
松井稼頭央選手のパワーはメジャーでも通用するんだ、それを痛感させられた一打でした。

その後も得意の内角低めストレートを長打にしたりと絶好調。
ヒット以外にも押し出しの四球に敬遠。
敬遠はさすがに目を疑いました。えっと、あれは何点差でしたっけ?
あれから点数入った記憶がないんで、7−2と5点差の2アウト2・3塁だったと思います。
メジャーでも終盤の5点差で敬遠するのかと思ったのと同時に、
新人の松井稼頭央選手をいきなり敬遠するのかと不可解な気持ちで見ていました。
もう敵にもそれだけ認められているということなんでしょうね。

今日はインコースが多かったので、広い外角の見極めがどうなるか…そこが気になってます。
認められれば認められるほど厳しい攻めをされるでしょうが、
持ち前の練習量の多さで克服していって欲しいです。
ライオンズの代表として、日本の代表として、そして「松井稼頭央」として、
メジャーで活躍できることを祈っています。




4月6日 西武ライオンズ 15−5 オリックスブルーウェーブ

(オ)本柳(4回1/3)−相木(1回2/3)−北川(1回)−小林(1回)
(西)帆足(6回)−許(2回)−森(1回)
(本)細川3号、高木浩之1号、和田5号、平尾4号、大島2号
オリックス
西武 × 15

投打が噛み合って4連勝! 5割復帰を果たす。
ちょっと今日は眠いので試合経過のみということで。スンマセン。

そんなわけで今日の試合展開です。
1(指)柴田、2(中)赤田、3(一)フェル、4(左)和田、5(三)平尾
6(右)大島、7(遊)中島、8(捕)細川、9(二)高木浩之

1回表 西武先発:帆足投手
ショートゴロ、空振り三振、サードゴロで三者凡退。安定したピッチング。

1回裏 オリックス先発:本柳投手
柴田選手:ファーストゴロ、赤田選手:セカンドフライ、フェル選手:見逃し三振で三者凡退。

2回表
ブラウン選手、低めの球が微妙に外れて四球。
オーティズ選手、詰まりながらセカンド後方に落ちるヒット。ノーアウト1・2塁。
塩谷選手、送りバント試みるも打球が弱すぎてキャッチャー前、サード・ファーストに転送され併殺。2アウト2塁
斉藤選手、際どい所をボールと判定され、フルカウントから四球。2アウト1・2塁。
日高選手、際どい所がボールとなって四球。2アウト満塁。
迎選手、三遊間左のゴロも中島選手が遠投でアウト! 3アウトチェンジ。
■今日の審判…外の変化球が辛すぎ。ベース上横切ってないのか? 外がやや絡め。
          変化球は取らないけれど、ストレートは取る模様。


2回裏
和田選手、センター前にヒット!
平尾選手、サードゴロで2塁へ進塁。大島選手、外角低めシュートに空振り三振。
中島選手、内よりの球、打ち上げてキャッチャーファールフライ。

3回表
村松選手、カーブでセカンドゴロ。
塩崎選手、3塁線へセーフティーを試み、やや出遅れたものの無難に捌いてアウト。
谷選手、低めパームで空振り三振! 三者凡退。

3回裏
細川選手、甘い変化球を見逃さずに打ち、レフトスタンドへホームラン!
高木浩之選手、内角低めストレートを掬い上げてライトポール際へホームラン!
柴田選手、内角の球を打ち上げるもライト前に落ちるヒット!

赤田選手、初球バントの構え引いてボール、続いてバスターエンドラン1塁線ファール、
3球目バントの構え引くもストライク判定(つーか低いだろ、普通に)、
カウント2−2から1塁牽制するも悪送球、ライトカバー遅れて柴田選手は2塁へ。ノーアウト3塁
赤田選手、片手で引っ張って打つもファースト正面のゴロ。ランナー動けず。
フェル選手、内角ストレートを打ってサードゴロ。ランナー動けず。
和田選手、カウント悪くなって歩かされ四球。2アウト1・3塁。
平尾選手、内角に来たスライダーを右中間に打ち返すも、やや上がってしまいライトフライ。

4回表
ブラウン選手、外角の球を打たれて1・2塁間抜くヒット。
オーティズ選手、高めに入ったパームを打たれ、レフトへヒット。ノーアウト1・2塁。
ここで2塁へ牽制! 絶妙のタイミングでアウト! 1アウト1塁。
塩谷選手、外角ストレートでライトフライ。斉藤選手、内角ストレートでショートゴロ。3アウトチェンジ。

4回裏
大島選手、やや甘く入った変化球を合わせてライト前ヒット!
中島選手、送りバント成功(ちょっと押され気味?)
細川選手、初球低めストレート打ち上げてショートフライ。
高木浩之選手、選んで四球。2アウト1・2塁。
柴田選手、際どい所を選んで四球。2アウト満塁。
赤田選手、内角ストレートを叩きつけ、しぶとく1・2塁間抜く2点タイムリーヒット!
バックホームの間に赤田選手も2塁へ。2アウト2・3塁。

フェル選手、打ち上げてセカンドファールフライ。
■土井コーチ…各チームが中島を潰そうと厳しい所を突いてきている。でもそこを乗り越えてこそだ。
■細川ホームラン談話…今はタイミングだけを気をつけて打っている。
■高木浩之ホームラン談話…上手く拾えましたね。


5回表
2アウトから村松選手に四球を出すも、塩崎選手を高めから落ちてくるカーブで見逃し三振!

5回裏
和田選手、外角スライダーを軽く打った感じでセンターバックスクリーン右へホームラン!
平尾選手、外めのストレートを軽打してレフトスタンドへホームラン!

大島選手、打ち上げてセンターフライ。中島選手に1球投げたところで、オリックスはピッチャー交代。
相木投手が登板、キャッチャーも前田捕手に交代。
中島選手、高め浮き上がるストレートに見逃し三振。
細川選手、上手くおっつけて打つもセカンド斉藤選手が上手く追い付いてアウト。
■本柳投手…右打者の内角があまりなく、外に踏み込んでいける模様。

6回表
谷選手、外角高めストレートを打って三遊間抜くヒット。
ブラウン選手、セカンドライナー。
オーティズ選手、低めパームを振らせて空振り三振!
塩谷選手、ライト線の2ベースヒット。2アウト2・3塁。
斉藤選手、フルカウントから微妙に外れて四球。2アウト満塁。
前田選手、カウント2−2から粘られて内角ストレートをセンター前へ。2点タイムリー
迎選手、粘られるも低めパームでライトフライ。
■帆足・細川バッテリー
際どいコースの変化球を取って貰えなかったので、前田選手の所でストライク勝負になってしまった。
苦しくてもボール球で勝負する勇気を(って、難しいよなぁ、あの場面)


6回裏
高木浩之選手、フルカウントから四球。
柴田選手、送りバント成功。1アウト2塁。
赤田選手、外角のスライダーをコンパクトに弾き返し、レフト前ヒット! 1アウト1・3塁。
フェル選手、フルカウントから1塁ランナースタート、
叩きつけてがら空きのセカンドを抜くセンター前タイムリーヒット! なおも1アウト1・3塁。
和田選手、内角ストレートを打ってピッチャー返しのセンター前タイムリー! なおも1アウト1・2塁。

平尾選手、外角低めストレートを叩きつけてファーストゴロ。2アウト2・3塁。
大島選手、高め外よりストレートを打ち上げてレフトフライ。
■和田選手ホームラン談話「泳がされたけど右足が残ったことで粘れた。打った瞬間行ったと思った」
■平尾選手ホームラン談話「上手くヘッドが利いて引っかかってくれました(カリスマ:マウスピース効果?)」


7回表 この回から許銘傑投手が登板
村松選手、フルカウントから四球。
代打の大島選手、高めストレート初球打ちで浅いライトフライ。
谷選手、外角ストレート打たれてライト前ヒット(ランナー牽制しすぎ→打たれた後にフェル声かける)
ブラウン選手、ピッチャー返しのショートゴロ、併殺を取って3アウトチェンジ。

7回裏 この回から北川投手が登板。セカンド大島選手、ショートに斉藤選手
中島選手、インコースの球がボールになって四球。
細川選手、同じくインコースはずれ四球。ノーアウト1・2塁。
高木浩之選手、セカンド強襲内安打! センター方向に弾いてるのを見て、清水コーチが腕を回す。
一気にホームを突いてホームイン! タイムリー内安打! ノーアウト1・2塁。

柴田選手、フルカウントから四球。ノーアウト満塁。セカンドに代走の水田選手を起用。
赤田選手、外に逃げるシンカーを打って一二塁間抜くタイムリーヒット! なおもノーアウト満塁。
フェル選手、外角の球を打って右中間に落ちる2点タイムリーヒット! なおもノーアウト1・3塁。

ここで1塁の代走:中村選手を起用。
和田選手、打ち上げてライトへの浅いフライ。
平尾選手、センター定位置への犠牲フライ。1点追加。2アウト1塁。
大島選手、甘く入った変化球を打ち、ライトスタンドへライナーで入る2ランホームラン!
中島選手、真中付近の球を打って三遊間抜くヒット!

細川選手、外のボール球振ってキャッチャーファールフライ(空気読め。どうせなら水田選手まで回せ〜)
■北川投手…インコースが全くストライク入らず。マウンドでは放心状態。涙ぐんでるようにさえ…気の毒。

8回表 サードに中村選手、ファーストに5番GG佐藤選手、4番レフト佐藤選手。
オーティズ選手、内角シュートで空振り三振!塩谷選手、左中間抜く2ベースヒット。
代打の後藤選手、ショートゴロ。ランナー3塁へ。前田選手、ショートゴロ。
■帆足投手…細川が上手くリードしてくれた。パームが有効的に使えた。
■中島選手…ここまでイレギュラーバウンド意外は無難に捌いている印象。人工芝でだいぶ楽になってる?

8回裏 この回から小林投手が登板
水田選手、変化球こすってレフトフライ。柴田選手、打ち上げてレフトフライ。
赤田選手、四球。
中村選手、追い込まれてから低めスライダーを打ってレフト左抜く2ベースヒット! 2アウト2・3塁。
佐藤選手、外角高めストレート打ってライトフライ。
■赤田選手…2本目の左方向のヒットが気持ちよかった
■豊田の声出し…声出しをやり始めてから勝利。弄るとその選手が活躍<今日は赤田選手


9回表 この回は森投手が登板
代打の平野選手、ライトフライ。
村松選手、センター前ヒット。大島選手、ライト前ヒット。1アウト1・3塁。
谷選手、フォークでサードゴロに打ち取るも高いバウンド、中村選手が2塁へ悪送球。1点返される。
ブラウン選手、ライトへ犠牲フライ、1点返される。
オーティズ選手、センター前ヒット。塩谷選手、四球。2アウト満塁。
後藤選手、ライト前タイムリーヒット。

前田選手、ショートゴロ。試合終了、15−5で勝利!
■森投手…ストレートのコントロールが悪い。高かったり、低すぎたり。

勝敗を分けたのはオリックスのミス。
序盤の試合展開としてはライオンズの方が不利でした。
審判との相性がかなり最悪で、際どい低めの変化球をかなりボール判定にされていました。
その苦しい中、2回にバントミス、4回に走塁ミスとオリックス側が自らチャンスを潰してくれました。
これで帆足投手は随分と楽に投げられましたね。
不利な判定にもめげず良く投げていた印象。今日のピッチングなら十分ローテを任せられそうです。

打線では9〜2番までに繋がりがあることが大きいです。
今日の場合は高木浩之・柴田選手がしぶとく出塁して、赤田選手がポイントゲッターという形。
ライオンズ打線の場合は9番に出塁が期待できる高木浩之選手がいるので、
1・2番はチャンスでのバッティングが期待されます。
そういう意味ではここの所結果を残している赤田選手の存在は大きいと言えますね。
特に今まで満塁で苦しんでいたのが不思議なくらいに。満塁でタイムリー2本ですよ。
チームの雰囲気を変えてくれています。
今は好調だから無理して小関選手を使う必要がでてこない。これでケガをしっかり治せますね(^^;
でもじっくり休んでると帰る場所がなくなってるかも…それぐらい良いチーム状態です。

1つ問題があったとすれば9回の森投手の登板ですね。
点差が空いて集中できない状態での登板。
抑え投手がこういうケースで出てくると打ち込まれるケースがあります。今日はそれになっちゃった感じ。
おまけに味方守備がサード中村、ファーストGG佐藤という怖い守備体型だったのが…
結果的に併殺を焦って送球エラーになってしまいましたし、経験を積ませることが裏目になってしまった印象。
今日35球も投げてしまいましたから、明日の登板が難しく…
今後はこういう登板をさせないことですね。森投手は万全でなくとも接戦で使った方が良さそうです。



今日の勝利で5割復帰。4連敗の分を4連勝で取り返しました。
ここからがペナント開始ですね。
若手を中心に良い形でチームが盛り上がってますから、明日の試合もその勢いを持続して欲しいです。
明日もガンバレ、ライオンズ!!




4月5日 西武ライオンズ 3−1 オリックスブルーウェーブ

(オ)ムーア(5回2/3)−フィリップス(1回1/3)−川越(1回)
(西)張(8回)−豊田(1回)
(本)平尾2号、谷2号
オリックス
西武 ×

張誌家が8回5安打無四球10奪三振の快投。これぞ「ライオンズ」という勝利!
西武ドームに昨年まで監督だった伊原監督を迎えた師弟対決となったわけですが…
いやー、なんか皮肉ですね(^^;
伊原監督がやりたがっていた卒のない野球を見せ付けるとは。
昨年ではあまり見られなかった試合内容、こういう野球をやりたかったんでしょうに。
そういう意味では、眠れる獅子がようやく目覚めたかなという感じ。
カブレラ選手抜きの野球の方向性が見えてきた気がします。

そんなわけで今日の試合展開です。
1(中)赤田、2(右)佐藤、3(一)フェル、4(左)和田、5(三)平尾
6(遊)中島、7(指)GG佐藤、8(捕)細川、9(二)高木浩之

1回表 西武先発:張投手
村松選手、両サイドを丁寧に突いて、高めチェンジアップ空振り三振!
大島選手、外角ストレートで打ち取るもショートが少し慌てて悪送球。エラーで1塁。
谷選手、フルカウントから外角のストレートで空振り三振!
1塁ランナー走って2塁へ送球。ただ打者を避けたせいか、送球が高くてセーフ。盗塁成功。
ブラウン選手、高めストレートボール球で空振り三振!
■張投手…調子は良さそう。ストレートの走り・コントロールと申し分なし。
■細川捕手…強気なリードをしている(解説:兄ヤン) 対角線を上手く使えてる印象。


1回裏 オリックス先発:ムーア投手
赤田選手、初球内角ストレート攻められ、外角チェンジアップで空振り三振。
佐藤選手、内角ストレート詰まりショートゴロ。フェル選手、外角チェンジアップで空振り三振。
■ムーア投手…今の所コントロールが良い。右打者内角ストレート、外角低めチェンジアップの配球。
          チェンジアップの失投待ちかなぁ。


2回表
オーティズ選手、外角低めスライダーでピッチャーゴロ。
塩谷選手、外角ストレートでファーストゴロ。山崎選手、内角ストレートで見逃し三振!

2回裏
和田選手、自分の間合いを取って8球粘るもチェンジアップで空振り三振。
平尾選手、内角寄り低めストレートを上手く打ってレフトスタンドへホームラン!
中島選手、内角ストレートを突かれ、低めチェンジアップで空振り三振。
GG佐藤選手、外角低めチェンジアップで空振り三振。

3回表
日高選手、ショートゴロ。平野選手、粘られるも低めチェンジアップで空振り三振!
村松選手、外角の球が抜けてノースリーとなるも、ストレートで左中間の大きなフライでアウト。
■張投手…この回はストレートがやや甘くなっている印象。気をつけましょう。

3回裏
細川選手、初球低めスライダーを上手くタイミング合ったもののレフトフライ。
高木浩之選手、ムーア投手が突如乱れてストレートの四球。
赤田選手、カウント1−2からエンドラン、高めストレートボール球をなんとか当ててファーストゴロ。2塁へ
佐藤選手、低めの球を見極め、上手く自分の間合いを取りながら粘って四球。2アウト1・2塁。
フェル選手、カウントノースリーからワンストライク入れるも四球。外れまくり。2アウト満塁。
和田選手、初球ストレート振るもファール、最後は追い込まれてから外角に入ってくるチェンジアップ、
当てただけとなってセカンドゴロ。三者残塁。

4回表
大島選手、フルカウントからチェンジアップを打たれてショートの頭を越すレフト前ヒット。
ここでカウント2−1から大島選手がスタート。チェンジアップワンバウンドを素早くストライク送球。
余裕でアウト(細川捕手が低めにの仕草を見て走ってきた? 細川捕手もよく頭に入れていた。誘い?)

谷選手に粘られるもフルカウントから外角ストレートでショートゴロ。
ブラウン選手、低めフォークワンバウンドで空振り三振!
■オリックス…とりあえずランナー出した時に、低めのジェスチャーして外に外してみれば。誘いに乗るかも。
■平尾選手ホームラン談話…「ここまで結果が出てなかったので思いっきりいった」


4回裏
平尾選手、外角の球を上手く打ち返しセンターへライナー性のフライ。
中島選手、外角の球でショートゴロ。GG佐藤選手、変化球ボール球を振りまくり、空振り三振。
■ムーア投手…かなりボールが散らばってきた印象。ストライク・ボールの見極めを心がけたい所。

5回表
オーティズ選手、内角ストレートの後に外角低めスライダーでライトフライ。
塩谷選手、外角低めストレートで見逃し三振! 山崎選手、外角の球でセンターフライ。完璧なピッチング。

5回裏
細川選手、内角ストレートを高々と上げてレフトフライ(打撃内容は良い感じ) 高木浩之選手、ピッチャーゴロ。
赤田選手、外角スライダーを当てて、高く跳ねてピッチャーの頭を超えるショート内安打!
ここで盗塁を試みるも、外角高めに外されて盗塁タッチアウト。読まれていた感じ。

6回表
日高選手、外角高めストレートでライトフライ。平野選手、外角低めストレートで見逃し三振!
村松選手、初球やや甘く入った低めスライダーを打たれ、レフト線へ2ベースヒット。
大島選手、カウント1−3とするも落ち着いて投げてサードゴロ。3アウトチェンジ。
■張投手…ふてぶてしさが消え、秘めた闘志が伺える顔に。エースの顔になってきた。
       そういやガム噛んでない? クチャクチャやってる印象が一切ない。


6回裏
佐藤選手、低めの変化球を見送ってフルカウントから四球で出塁。
フェル選手、内角高めストレートを引っ張ってレフト線ファール、
最後は浮いたチェンジアップを伸び上がって打って右中間のフライ、センターが捕ってアウト。
和田選手、外角の球チェンジアップ、バットの先でどん詰まりセンター前へヒット! 1アウト1・3塁。
ここでオリックスは守備シフト確認。ショート変更で平野選手に代わって斉藤選手が入る。
平尾選手、フルカウントから選んで四球。1アウト満塁のチャンス!
中島選手、追い込まれてから外角のスライダーを右方向に運び、ライトへライナーの犠牲フライ。1点追加。
GG佐藤選手、内角に入ってくるスライダーを打ってセンター前タイムリー! ナイスバッティング!

ここでオリックスは投手交代。フィリップス投手が登板。
1塁ランナーに代走の柴田選手を起用。すかさず盗塁成功。2アウト2・3塁。
細川選手、外角スライダーに空振り三振。
■カリスマ情報…GG選手の所で小関選手が準備していた。中島選手の犠牲フライでそのままとなった。
■ダイエー杉内投手…腰に違和感、降板。アイシングで様子見。
■細川選手…クイックの早い投手にどうするか。タイミングの取り方をガンバレ。


7回表 
谷選手、やや変化球が抜けた後、チェンジアップ甘くなって左中間スタンドへホームラン(腕振れず?)
ブラウン選手、高めストレートで空振り三振!
オーティズ選手、外角スライダーを引っ掛けてショートゴロ。
代打の五島選手、外角ストレートで空振り三振! 毎回の二桁10個目!


7回裏 この回からサードに塩崎選手
高木浩之選手、低めストレートを打ち返し、ライト前ヒット!
赤田選手、左打席で送りバント成功。1アウト2塁。
代打の小関選手、インハイカットボール自打球の後、外角カーブを見逃し三振。
フェル選手、内角ギリギリストレート見逃し三振(今日は内角がボール1個ぐらい広い模様、ボールに見えるし)
■赤田選手…左打席のバント悪くなし。形がしっかりしている。まだ慣れてないのか落ち着きが心配。

8回表 この回からライトに大島選手
山崎選手、インハイストレートを打ち上げさせてセカンドフライ。
日高選手、良い当たりを打つもセカンドが無難にさばいてアウト。
斉藤選手、高めストレートに詰まるもセンター右に飛ぶヒット。飛んだ所が良かった。
村松選手、ストレート詰まりながらレフト前ヒット。2アウト1・2塁。
大島選手、ストレートでピッチャーゴロ。
■カリスマ情報…細川談「ストレートがいい」 スピードガンの数字を教えると驚き。5〜10キロ増しの体感速度。
           序盤140キロ中盤(137〜)、150キロ(144)


8回裏 この回から川越投手が登板
和田選手、インサイドを弾き返してセンター前ヒット!
平尾選手、送りバント成功。1アウト2塁。
中島選手、カウント1−3から外角低めスライダーギリギリストライク、高めストレートを思い切って振るも空振り三振。
柴田選手、良い当たりを打ち返すもセンター村松選手が追い付いてアウト。

9回表 この回から豊田投手が登板
谷選手、外角ストレート1球でセカンドゴロ。ブラウン選手、フォークで見逃し三振!
オーティズ選手、打ちとってサードファールフライ。試合終了、3−1で快勝!


今日の試合でなんといっても大きいのが張誌家投手のピッチング。
ようやく先発投手が働いてくれました。働いたというものじゃありませんね、完璧だったと思います。
ストレートの球速は140キロ前後(137〜144)ながらもボールの伸びが素晴らしく、
開幕からここまでチーム打率.340というオリックスの打者が完全に振り遅れていました。
体感的には細川捕手が言っていたように、150キロ近くあったんでしょうね。
変化球もスライダー・チェンジアップとコントロールよかったです。ストレート中心ながらも緩急のついたピッチングでした。
昨年までと一番違うのはコントロールの良さ。今日は投げたボールがほとんどぶれてませんでした。
昨年だと高めに大きくストレートが抜けたり、コントロールがばらつくことが多かったんですが、
今日はそういう場面がほとんどありませんでした。
唯一あったのが得点を貰った直後の7回表、谷選手に一発浴びた場面です。そこ以外は全く問題なし。
打たれた後もしっかりと切り替え、ブラウン選手を手玉に取っていました。
そういう意味では精神面の成長が大きいのかもしれません。
張投手というとマウンドのふてぶてしい態度、ガムをクチャクチャ噛んで帽子を弄るヤンチャ坊主的イメージでしたが、
今日は全くそういう仕草が見られませんでした。
闘志を内に秘めたような凄く引き締まった表情で、常に自分を引き締めていました。
それはエースの表情、これが一番相応しい表現かな?
松坂投手に負けない気持ち、西武のエースとして、そして台湾のエースとして活躍する…
そういった自覚がでてきたような気がします。
投球内容は来日直後の連続イニング三振記録時の内容、しかしその顔つき・雰囲気とは明らかに違っています。
ようやく本物になってきたかなという印象。あとはこれを続けられるように!

また今日は細川選手のリードも良かったと思います。
リードの基本である対角線リードを心がけ、かつ単調にならないよう工夫していました。
ブラウン・オーティズ選手といった外国人打者には弱点を上手く突き、
高めのボール球を上手く振らせ、低めの変化球・逃げる変化球を効果的に使っていました。
張投手と呼吸があっていましたし、首を振られたのも1回だけ。ストレート主体で上手くリードしたと思います。
個人的に見ていて良かったと思ったのは、4回表の大島選手の場面です。
ホームランで1点を先制した直後の先頭打者、しつこい打撃でフルカウントまで粘られた所です。
ここで一番ダメなのがフォアボール。流れを失いかねません。
そこで投げたのが真中低めのチェンジアップ、今日は抜け球が少なかったのでコントロールは大丈夫、
むしろ力んで外れる方が怖い、そして大島選手には甘く入っても長打力がない、
そこでチェンジアップを選択、良かったと思います。
この直後に盗塁を刺していますし、してやったりという場面でしたね。
今日のリードの分かれ目があったとすればココ。良い判断だったと思います。
今の細川選手にとっては昨日のサイクルよりも今日のリードの方が満足なんじゃないですかね。
正捕手になって5年以上経てばサイクルが貴重だったと思うでしょうが(^^;
打撃の方もタイミングの取り方や内容は悪くなかったので、ある程度期待できると思います。
7回裏の外角スライダーボール球三振はいただけませんが。
速いクイックモーションでタイミングが遅れないよう心がけて欲しいです。



打線の方は6安打だったものの、内容がありました。
今日のオリックス先発のムーア投手はかなり良かったと思います。
立ち上がりは内角ストレート・外角低めチェンジアップと手が付けられませんでした。
阪神時代に何回か見てましたが、こんなチェンジアップがいいピッチャーだったかなぁと思うほど。
コントロールも抜群で零封されてもおかしくない投球内容でした。
それでも2回に平尾選手が内角ストレートをホームランにして突破口を開き、
チェンジアップ主体になった所を高木浩之・佐藤選手といった所が低めの際どい変化球を見極めて苦しめ、
6回にムーア投手のコントロールがぶれてきた所を攻め、
1アウト満塁の場面で中島選手が追い込まれながらも右方向に合わせて犠牲フライ、
続くGG佐藤選手がタイムリーヒットと理想的な試合展開でした。
まさにチーム一丸となってムーア投手を攻略しました。
今までだとカブレラ選手を始めとする中軸の一発長打・タイムリーに頼る野球が多く、
オープン戦・開幕直後もその癖が抜けきらなかったわけなんですが、札幌から良い形で得点できるようになったと思います。
満塁から右方向へ犠牲フライ、いいじゃないですか。
別に中島選手は犠牲フライを打ち上げようと思っていたわけじゃないんですが(ライナーヒット性の打球)、
なんとかしようという気持ちが伝わってくる打席でした。
無理に引っ張らず、右方向へ逆らわない打撃ができたことが大きいです。
そして犠牲フライの得点で楽になった所でGG佐藤選手のセンター前タイムリーヒット(プロ初ヒット&初打点)。
その前の打席までボール球の変化球を空振りして全く当たる気配がなかったんですが、
この打席では引っ張らずにセンター返しのバッティングができていました。
こういう形がライオンズの目指す野球です。
相手投手が良くても犠牲フライで得点、2アウトからの適時打で点数を奪うと。
そこにホームランや機動力が加わってくるんです。主役はやはりチームバッティングですよ。
今日のような得点が続いてくれば、マクレーン・カブレラ選手が加わった時にはより強力で恐ろしい打線になることでしょう。

実は開幕からここまで満塁のチャンスはほとんど生かせなかったんですよね。
それは何でかといえば「自分一人で決めようとするから」だと思います。
2アウト満塁なら仕方ないですが、1アウト満塁という場面なら無理しなくていいんですよ。
犠牲フライで十分。最初の打者で1点が取れるかどうかで後ろの打者の成績は変わってきます。
犠牲フライで1点を取って、楽になった所でタイムリーを打てばいいと。今日みたいな形が理想ですね。
そういう意味で内容のある試合だったと思います。

気になる打順の方ですが、左のムーア投手ということで昨日と同じオーダーを組んできました。
昨日見た時はどうなることかと思いましたが(爆)、予想以上の大ヒットですね、この打順。
特に1・2番打者の活躍が目に付きます。
赤田・佐藤選手もバリバリに打ってるわけじゃないんですが、繋がりがあるんですよね。
赤田選手はスイッチヒッターで左右どちらが来てもOK。小技も問題なし(左打席でも問題なくバントしました)
今日はヒットエンドランを空振りせずに良く当てて転がしました。
こういうバッティングができれば.300とかバリバリに打たずとも十分打線は繋がってきます。
佐藤選手は選球眼がよくて粘れる所が良いですね。小技もでき、右方向にも打てると申し分なしです。
まだ打撃で華々しい活躍をしているわけではないので、地味といえば地味な2人ですが、
チームとしては意外に良い流れが作れそうです。
おそらく将来的にはこの打順が組まれるでしょうね。
9番を高木浩之選手といった繋ぎ型にすると、どうしても1番は長打力も必要となってきます。
 (正直、高木・柴田・小関選手といった流れだと小粒感あるでしょう?)
そう考えるとツボに入った時の長打力がある赤田選手が最適。佐藤選手とのコンビネーションも良い感じです。
今年は無理でしょうが、小関選手の成長次第では赤田・佐藤・小関選手といった1〜3番も可能。
また小関選手を6番辺りで起用し、黄金時代の石毛選手のように第二核弾頭としても使えます。
結構面白い組み合わせだと思いますよ、この1・2番コンビは。伊東監督の意外なヒットです。



明日は帆足投手が先発です。
まだ先発では好結果が出ていないので、先発ローテを任せるためにも結果が欲しい所です。
オリックスの先発は本柳投手。
昨年後半には結構やられてますし、オリックスが上位浮上を狙うには軸にならなければいけない投手でしょうから、
気を引き締めてかかっていかないと。
ボールのキレがある投手なので振り回していては厳しそう…
けど今日のような得点パターンならどんな投手でも対応できるので、自信を持って臨んで欲しいです。

明日勝利して5割復帰と行きましょう!
ガンバレ、ライオンズ!!




4月4日 西武ライオンズ 11−5 北海道日本ハムファイターズ

(西)後藤(6回)−小野寺(1回)−星野(1回)−大沼(1回)
(日)正田(4回0/3)−立石(2/3)−佐々木(1回1/3)−
 芝草(1回)−清水(1回)−加藤(1回)
(本)金子1号、坪井2号、細川2号
西武 11
日ハム

細川がサイクルヒット達成! 打線爆発で今シーズン初の連勝&同一カード勝ち越し!
「やればできると〜 魔法の合い言葉〜」(済美優勝記念)
そんなわけで細川選手がバッティングで大活躍!
昨年も細川選手は札幌ドームで初ホームラン・お立ち台と大活躍だった印象があります。
チーム内では「ミスター札幌」と言われてるらしく… 青森育ちだから、寒い方が好きなんでしょうか?
これからは札幌ではもちろんのこと、出た試合は結果を残し、正捕手を一気に取って行って欲しいです。

スポーツニュースで見た細川選手の笑顔を見た時、伊東監督が「キヨシ」と言ってるのがなんとなく分かりました(^^;
そのあだ名を聞いた時は違和感あったけれど、ようやくイメージが一致しましたわ。
笑った時の印象が氷川きよしに似てるんですね。かなりゴツクなってますが(笑)
この笑顔がもっと出るようになればファンも増えるかも(結婚してるとはいえ〜)
キャッチャーとして一人前になり、その笑顔で投手陣をファンを癒してくださいな♪

そんなわけで今日の試合展開です。
後藤武敏・野田選手が抹消、後藤光貴投手・田原選手が1軍登録。
1(中)赤田、2(右)佐藤、3(指)フェル、4(左)和田、5(三)平尾
6(遊)中島、7(一)GG佐藤、8(捕)細川、9(二)高木浩之
相手投手が左の正田投手ということでオーダーを大幅に変更。右打者をズラッと揃えました。
昨日活躍した柴田・貝塚・大島選手らを使える展開にしたい所。

1回表 日ハム先発:正田投手
1番に入った赤田選手がサード内安打で出塁し、2番佐藤選手が送りバントを決めて2塁へ。
フェルナンデス選手がライト前に落ちるヒットを放ち、1アウト1・3塁のチャンス。

和田選手はショートゴロ併殺崩れ。3塁ランナーホームインで1点を先制します。
この後、和田選手が2塁盗塁成功も、平尾選手が空振り三振。

1回裏 ライオンズ先発:後藤光貴投手
1番坪井選手をセカンドゴロに打ち取るも、新庄選手がサード内安打、小笠原選手に四球、
さらにエチェバリア選手にもフルカウントから四球を出してしまい、1アウト満塁のピンチ。
セギノール選手を高めストレートでキャッチャーファールフライで打ち取るも、
木元選手に低めフォークをセンター前に運ぶ2点タイムリーヒットを打たれて逆転を許してしまう。
小田選手はフォークで空振り三振、3アウトチェンジ。

2回表
中島選手は高めストレート打ってファーストゴロ、
GG佐藤選手は高めボール球ストレート打ってピッチャーゴロ。
2アウトとなるも細川選手が高めストレート初球打ちセンターオーバー2ベースで出塁し、
高木浩之選手が四球で出るも、赤田選手がサードゴロに倒れて3アウトチェンジ。

2回裏
中嶋選手をセカンドゴロ、金子選手を外角低めスライダーで空振り三振!
坪井選手を高めストレートボール球でセンターフライ。三者凡退に抑えます。

3回表
佐藤選手は内角ストレートでピッチャーゴロ、フェル選手は高めストレート打ってレフトフライ。
和田選手も高めストレート打ってライトフライ。三者凡退。

3回裏
新庄選手は初球打ち外角スライダーでサードゴロ、小笠原選手を内角高めスライダーでレフトフライ。
2アウトを取るもエチェバリア選手に死球。
セギノール選手をレフトファールフライに打ちとって3アウトチェンジ。

4回表
平尾選手はファーストゴロに倒れるも、中島選手がフルカウントから四球で出塁。
GG佐藤選手はエンドランショートゴロで3塁へ。
ここで細川選手が内角ストレートを打ち、センターオーバーのタイムリー3ベース!
さらに高木浩之選手がピッチャーゴロタイムリー内安打で逆転!

赤田選手はショートゴロに倒れて3アウトチェンジ。
北国の細川選手は神ですな。

4回裏
木元選手をフォークで空振り三振に取るも、小田選手にライトフェンス直撃3ベースヒット。
中嶋選手をライトの浅いフライに打ち取った後、
金子選手に内角低めボール気味ストレートを打たれる逆転2ランホームラン…
坪井選手にも内角高めストレートを打たれてホームラン…

新庄選手は内角高めストレートでセンターフライ。
ライブ速報でコースだけを見ていると、打たれるような所じゃないんだが…なぜ?

5回表
先頭の佐藤選手がセカンド内安打で出塁!
続くフェルナンデス選手もセンターに弾き返し、ノーアウト1・3塁のチャンス!

和田選手はフルカウントから四球でノーアウト満塁のチャンス!
ここで平尾選手が高めカーブを打ってのセンター前タイムリーを放ち、1点。なおもノーアウト満塁。

日ハムは2番手の立石投手にスイッチ。
中島選手はカーブを打ち損じてインフィールドフライアウト。1アウト満塁。
ここで代打の小関選手を起用。ライトへ犠牲フライを打ち上げて同点に。なおも2アウト1・3塁。
ここでなんと細川選手が内角低めスライダーを打ってレフトスタンドへ3ランホームラン!

日ハムは3番手の佐々木投手にスイッチ。
高木浩之選手は四球を選んで2アウト1塁。
赤田選手はショートゴロに倒れて、3アウトチェンジ。

5回裏 この回からファーストに中村選手が入る
小笠原選手にノースリーとするも立て直してセカンドゴロ。
エチェバリア選手を外角低めスライダーで空振り三振!
セギノール選手は高めストレートボール球でレフトフライ(選球眼の悪さは相変わらず?)
見事三者凡退。

6回表
佐藤選手はファーストファールフライ。
フェルナンデス選手はショートゴロ。和田選手はレフトフライ。三者凡退。

6回裏
木元選手にセンター前ヒットを許すも小田選手をセカンドゴロ併殺打!
中嶋選手はライトフライで3アウトチェンジ。

7回表 この回から芝草投手が登板
平尾選手はサードゴロ、中島選手は外角ストレート打ってサードゴロ、
中村選手は高めストレートで空振り三振。三者凡退。

7回裏 この回から小野寺投手が登板
金子選手を低めストレートでセカンドゴロ。
坪井選手をストレートで押し切ってショートフライ。
新庄選手もストレートでライトフライ。オールストレートで三者凡退。

8回表 この回から清水投手が登板
細川選手、外角のスライダーをセンター前ヒット! ………サイクルヒット達成!!
高木浩之選手が送りバントを決め、
赤田選手が外角のフォークを右中間に打ち、タイムリー3ベースヒット!
さらに佐藤選手がセンターへタイムリーヒット!
フェルナンデス選手が1・2塁間抜くヒットを打ち、1アウト1・3塁。代走、柴田選手起用。
柴田選手が盗塁を決めて、1アウト2・3塁。
和田選手がライトへ犠牲フライを打ち上げて1点追加。

平尾選手は見逃し三振。この回、計3点を追加し、11−5と突き放します。

8回裏 この回から星野投手が登板
小笠原選手を外角スライダーで打ち取るもピッチャーエラー。
しかし代打の島田選手をショートゴロ併殺打。
セギノール選手をセンターフライに打ちとって3アウトチェンジ。

9回表 この回から加藤投手が登板
中島選手はフォークで空振り三振。中村選手は内角ストレート空振り三振。
細川選手は9球粘るも最後は空振り三振。

9回裏 この回は大沼投手が登板
奈良原選手、ライトフライ。小田選手を外角ストレート空振り三振。
代打の田中幸雄選手はサードゴロ。
試合終了11−5で勝利!

※ここ12年のサイクル達成者
 Jハウエル、中村ノリ、Rローズ、立浪、広沢、金本、仁志、松井稼頭央、
 Bロドリゲス、井端、オーティズ、福留、稲葉、村松、桧山
※捕手のサイクル達成者
 田村藤夫、大宮龍男、和田博実ら(これ以前の選手はわからず(爆)


試合内容全般に関してですが、打線が活発になってるのが嬉しい所。
それも昨日からオーダーをズラッと変えての13安打11得点…
昨日の1試合でチーム全体の雰囲気が変わったことが分かります。
チーム全体が乗れているからこそ、昨日出ていなかった選手も結果を残せるのでしょうね。
昨日の試合が良い形で繋がってきています。

打線のポイントはやっぱり3番フェルナンデス選手。この打者が全ての鍵を握っています。
詳細は分からないのですが、今日はどこか痛めているということでDHでの出場だった模様。
映像で見ていないので分かりませんが、結果を見る限りだとコンパクトに振っていたようですね。
5打数3安打1打点、良い形で後ろの打者に繋いでくれています。
こういうバッティングが続いて行けば、今年の西武打線はかなり怖いものとなりそう。
日ハム投手陣が悪かったこともありますが、
小関選手が復帰してくればカブレラ選手不在といえども去年並みの力は見込めそうです。

他には赤田選手が5打数2安打1打点、佐藤選手が4打数2安打1打点1犠打と起用に応えました。
特に1回のチャンスメークはお見事。こういう形が作れれば、強いチームが作れます。
柴田・小関選手と競争相手が多い1・2番ではありますが、小関選手の怪我もあってまだ固定されておらず。
2人にとっては大チャンスです。
今日の活躍を弾みとして、レギュラー取りに殴り込みをかけて欲しいです。
外野のレギュラー争いは壮絶。レベルの高い競争をお願いします。

一方の投手陣はまだ不安が残る所。
まぁ、仕方ないかな。とりあえず序盤は打線が投手陣を盛り立てて行くしかないと思います。
一番の問題は投手陣自体ではなくキャッチャーの問題。
オープン戦の結果で野田選手に正捕手を決めた途端に足首のケガでリタイヤ。
細川選手がマスクを被るなど未だに固定されていません。
相手打者の特徴を掴み、情報を分析するにはスコアラーのデータだけでなく、
実戦の経験がどうしても必要になってきます。
ですから、全球団との対戦が済み、投手陣一通りの状態を把握するまでは我慢だと思ってます。
細川選手は昨年の経験が一応ありますし、その点では少し落ち着くまでは短く済みそう。
しばらくは我慢、打線に育ててもらうことにしましょう。



最後に細川捕手のサイクルヒットですが、これは本当に驚きました。
自分も最後の打席の時に、「あ、シングルでサイクルじゃないか」と気づいた口です(爆)
全然分かりませんでした。勝ってるのが嬉しくて記録までは目に付かなかった(^^;
一番出にくい3ベースヒットが出たのが大きいですね。
ニュースで見た感じでは札幌ドームならではの3ベース。本当ならセンターへの2ベースでしょう。
けれど打球が大きく弾んだから、新庄選手の頭を超えて処理に手間取ったという所。運もありましたね。
それでも今日は試合の大事な所で打ってるから凄いです。5回の勝ち越し3ランは感動しました。
応援していて良かったなと(^^;

打撃フォームに関してはオープン戦時から大して変わったようには思いません。
それでも最初に構えた時の腕を下げた状態からトップの位置に運んで振り始めるタイミングが上手くなった感じ。
「打てそうにもない打撃フォーム」とか揶揄されてましたが、必ずしもそうではないわけで。
最初の構えなんてどうだっていいわけですし、
現中日の落合監督の神主打法、故近藤氏の天秤打法と構えは人それぞれ、タイミング取れりゃいいんです。
大事なのはスイングを始める時の形。スイングが波打ったりしないか、遠回りして出てこないか等々。
トップの位置(腕を振り下ろし始める位置)を一定に固定できるなら問題はないんです。
そういう意味で今の細川選手はそれができているように思います。
元々スイング自体は良かった選手、ややドアスイングの傾向はあったとはいえ。
この北海道での3連戦は上手くタイミングを取ることができたということでしょう。
あとはタイミングを上手く取れるかどうか。
投球フォームのテンポの早い投手だとトップへの入りが遅れがちなので、そこだけ気をつければ大丈夫。
捕手として一本立ちできれば、打撃の方も安定した成績残せると思ってます。
今日のサイクルヒットはその才能を周囲に示したという意味で良かったと思います。

ちなみに近年のサイクルヒット達成者を見ると、バリバリのレギュラーばかり。
細川選手のような半レギュラークラスは見かけません。
捕手のサイクルヒット達成者を見てみると、自分の分かる範囲で3人(全部で4人らしい)
いずれもチームの要としてキャッチャーを務めてきた選手ばかり。
そういう意味でこのサイクルヒット達成は正捕手不在に嘆くライオンズにとって、大きな保証手形となりました。
…それにしても細川選手は運があるよなぁ…
昨年は伊東選手がケガしてスタメン出場の機会が増えたし、
今年は一度失格の烙印を押されながら、野田選手が怪我をしてマスクを被ることに。
そしたらサイクルヒット達成ですよ。こんな運の良さは滅多にないです。
もう絶対にチャンスをものにして、正捕手になりませんとね。
これで正捕手なれなかったら、私はもう二度と「運の良さ」なんて信じません(笑)



あとライオンズ関係の話というと、昨年までいたスコット・マクレーン選手が西武に復帰するとか。
カブレラ選手の穴埋めに獲得するそうです。
本音を言えば左打ちのアベレージ型外国人選手が欲しいわけですが、
カブレラ選手が復帰したらその選手は出番がなくなってしまうわけですからね…
投手陣が苦しいわけですし、張・許投手を外すわけにはいかず、外国人打者は2人まで。
カブレラ・フェルナンデス選手を超える選手なんて簡単に見つかりませんし、
そんな期間限定で来てくれるような良い外国人選手なんてまずいませんよ。
そういう意味では守備が安定していて長打力もあるマクレーン選手をサブに廻せるのは良いことだと思います。
昨年まで在籍したわけですし、チーム事情も分かってるはず。
すぐに来てくれるというのも強み。早期補強できたのは戦力的に大きいです。

ただメジャーのオープン戦で活躍してたようなので、本人のことを考えると複雑と言えば複雑。
マイナースタートとはいえ、チャンスあるかもしれないわけだし…
カブレラ選手が復帰するまでの期間限定というのを分かっているかどうか。心配といえば心配。
少しはメジャーオープン戦で結果を残して変わってると嬉しいんだけど(^^; どうなりますかね?

現時点の戦力を考えると、マクレーン選手の加入は大きいです。
今日のオーダーを見てくれれば分かると思いますが… 後藤武敏選手が不振で2軍落ち。
左打者を外そうとすると5番不在の打線になってしまうわけです。
対右投手なら、好調の貝塚選手なり、昨年も5番を打った大島選手が使えます。
左打者の層が薄いライオンズですが、球界全体を見れば左打者の方が余ってるわけですし、
深刻に足りないようならトレードなりで補強できます。
サード・ファーストと守れますし、今のチームにはプラスに働いてくれそうです。



明日からは西武ドームでオリックス戦。伊原監督との注目対決となります。
オリックスは予想通り打線が活発。けれど投手陣はボロボロ。
まぁ、今のチーム状態を考えると打撃戦の方が勝機はあります。
豊田投手という絶対的な守護神がいますからね。
何点取られようが、最終的に勝ち越して8・9回に入れば勝てるわけです。
そういう意味ではオリックス相手で良かったような気がします。

ここで弾みをつけて5割復帰といきましょう!
明日もガンバレ、ライオンズ!!




4月3日 西武ライオンズ 11−9 北海道日本ハムファイターズ

(西)三井(3回0/3)−許(2回)−森(2回)−小野寺(1回)−豊田(1回)
(日)ミラバル(4回)−加藤(1回0/3)−立石(1回1/3)−
 佐々木(1回)−芝草(1回2/3)
(本)大島1号、フェル2号、和田4号、細川1号、小田1号
西武 11
日ハム

打線爆発の15安打11得点で勝利! フェルナンデス復活!
高校野球や移動時間と重なってしまったため、あまりチェックできませんでしたが…
分かる範囲でまとめておきました。それではどうぞ↓

1(指)柴田、2(右)大島、3(三)フェル、4(左)和田、5(中)貝塚、
6(遊)中島、7(一)後藤武敏、8(捕)細川、9(二)高木浩之

1回表 日ハム先発:ミラバル投手
柴田選手がショート内安打で出塁、大島選手がエンドランショートゴロで2塁へ。
ここでフェルナンデス選手が左中間へタイムリーヒット!
和田選手はセカンドフライ。フェルナンデス選手が盗塁成功!
貝塚選手、セカンドの頭を越す右中間のタイムリー2ベース!
中島選手、センター前ヒットで繋ぎ、2アウト1・3塁。

けれど後藤選手はセカンドゴロに倒れて、3アウトチェンジ。

フェル選手…吉野麻子情報「伊東監督がフェルナンデス選手にアドバイス。
            追い込まれてからの方が良いバッティングしている」→アドバイス効いた?
中島選手   …「オープン戦序盤で打ちまくったことで、相手に内角を厳しく攻められて苦しんだ。
(立花コーチ談) けれどシーズンに入ってからは打ち損じる事もあるが、しっかり打っている」
          オープン戦後半の苦しみが良い方に作用している模様。


1回裏 西武先発:三井投手
簡単に三者凡退。

2回表
2アウトから柴田選手が四球で出塁し、大島選手がエンドランで一二塁間抜くヒットで2アウト1・3塁。
ここでフェルナンデス選手が三遊間抜くタイムリーヒット!

和田選手は倒れて、3アウトチェンジ。

2回裏
エチェバリア選手にあわやホームランというレフトフェンス直撃の2ベースヒットを打たれ、
木元選手のセカンドゴロで3塁へ、田中幸雄選手に三塁線抜くタイムリー2ベースで失点。

3回表
三者凡退。

3回裏
金子選手がヒットで出塁し、坪井選手が倒れて1アウト1塁。
ここで新庄選手がショートゴロ併殺コースもバウンドが変わってセンター前へ。記録はエラー。1アウト1・2塁。
小笠原選手をレフトフライに打ち取るも、
エチェバリア選手が三遊間抜くタイムリーヒット(フェルナンデス選手が捕れそう? やや厳しかったか?)
木元選手の当たりはショートライナー(位置取り良く)

4回表
1アウトから高木浩之選手が出塁し、柴田選手がファーストライナー。
ここで大島選手が内角ストレートを打つ2ランホームラン!
さらにフェルナンデス選手が低めカーブを低いライナーで打ち返すホームラン!
和田選手も続いてホームラン! 三者連続アーチ!!
貝塚選手がピッチャー内安打で出塁する
も中島選手がセンターフライで3アウトチェンジ。

4回裏
先頭の田中幸雄選手にセンター前のヒット許し、高橋選手に四球。
小谷野選手にもヒットを打たれ、ノーアウト満塁のピンチ。
ここで金子選手がセンターオーバー2点タイムリー2ベース(センター動き良ければ捕れた?)
坪井選手も2点タイムリーが飛び出して4点目。
ここで2番手の許銘傑投手にスイッチ。
しかしノーアウト1塁から新庄選手のヒット、小笠原選手のセンターオーバー2点タイムリー2ベースを許し、
ついに7−8と逆転されてしまいます。

5回表 この回から日ハムは2番手の左腕の加藤投手が登板
1アウトから細川選手が高めストレートを打ち、左中間スタンドギリギリに入るソロホームラン!
ライオンズが一振りで同点に追いつきます。

5回裏
先頭の田中選手にヒットを打たれるも、後続を打ちとって無得点。

6回表
この回先頭の大島選手が3ベースヒットで出塁!
ここで日ハムは3番手の立石投手にスイッチします。
フェルナンデス選手はセンターへ犠牲フライを放ち、再び勝ち越し!

6回裏 この回から森投手が登板します。センターに赤田選手、ファーストに貝塚選手と守備変更
小笠原選手に2ベースを許すも、三振・ショートゴロ・三振と打ちとって無得点に抑えます。

7回表
頭の赤田選手がヒットで出塁し、細川選手が送りバントを決めて2塁へ。
ここで日ハムは4番手の佐々木投手にスイッチ。
ライオンズも代打の平尾選手を起用。
平尾選手は三振に倒れるも、柴田選手がセンター前へタイムリーヒット! 貴重な追加点を挙げます。
(この後、柴田選手は2塁盗塁成功)


7回裏
森投手が三者凡退に抑えて3アウトチェンジ。森投手は以前より負担増してる気がするのは気のせい?

8回表
1アウトから和田選手が四球で出塁し、貝塚選手がライトへタイムリー3ベース!
ライオンズが1点を追加します。

8回裏 この回から小野寺投手が登板
代打の小田選手に甘く入ったフォークを打たれてホームラン。1点を失ってしまいます。
さらに金子選手にボール先行でヒットを打たれてしまいますが
、坪井選手をセンターフライ、
新庄選手のレフト前ヒットを挟んで、小笠原選手にストレート勝負見逃し三振でピンチを凌ぎます。

9回表
三者凡退。

9回裏 この回は豊田投手が登板
見事三者凡退に抑えて試合終了。11−9でライオンズが勝利しました。


4回裏の6失点はがっくり来ましたが、それ以外は上々の内容。
打線がようやく目覚めたかという感じですね。
なんといっても大きいのはフェルナンデス選手の復活。
状況に応じた柔らかいバッティングをしてくたので、チームとしても心強いです。
先制点となるタイムリーヒット、低い弾道のホームラン、貴重な犠牲フライと大活躍。
今日のようなバッティングをしてくれれば、ライオンズ打線はかなり活気が出てきそう。
昨日はやり玉に挙げてしまいましたが、この調子なら3番安泰ですね。
打線の鍵を握っている打者ですから、チームを引っ張っていくような活躍、期待しています!

他にも1番柴田選手が2安打1打点1四球1盗塁とトップバッターの仕事を果たし、
2番に入った大島選手が3安打1ホームラン2打点と復調気配。
今日は左投手から打つなどしっかりとアピールできました。この調子で上げていって欲しい所。
5番に入った貝塚選手も3安打2打点1四球と活躍。
センターの守備は正直怖いですが、今のチームに貝塚選手の打撃力は必要。
このままなんとか活躍場所を確保し、良いバッティングを見せて欲しいです。
あとは途中出場の赤田選手がヒット1本、細川選手も貴重な同点ホームランで貢献しています。
ここまで結果を残していなかった選手が一気に爆発。
これで打線に活気が出てくるといいですね。明日以降が楽しみです。



先発投手の不出来とビッグイニングは課題として残りますが、今日は勝ったのが大きいですね。
これで背負っていた余計なものが落ちたことでしょう。
明日から伸び伸びとプレイして行って欲しいです。
苦しい勝利ではありましたが、連敗中はこんなもの。
苦しんで勝った分だけ、その後の戦い方に弾みがついてきます。
明日からのライオンズの戦いぶり、注目して行きたいです。
明日も勝利を目指し、ガンバレ、ライオンズ!!




4月2日 西武ライオンズ 1−5 北海道日本ハムファイターズ

(西)松坂(8回)
(日)金村(6回1/3)−清水(1/3)−
 横山(1回1/3)−伊藤(1回)
西武
日ハム ×

守備が乱れ、打線もチャンスで得点できず。歯車狂ったまま4連敗…
なんか松坂投手が可哀相になってきました…(;o;)
一人で全てを背負い込んでる感じあるんですよね…
スポーツニュースでもちらっと見ただけですが、悲壮感しか漂ってこない…
このまま松坂投手に全てを背負わせてしまうのなら、
潰れてしまう前にメジャーに行かせたほうが良いのではとさえ思ってしまいます。
そりゃ松坂投手も万全とは言い難いでしょうが、あまりにも試合内容悪すぎますわ。
今日のスポーツ紙で「クレメンスになる」とか出てたけど、むしろもっとコミュニケーション取った方がいいのでは?
監督もコーチもキャッチャーも遠慮することなく、松坂投手に対して欲しい気がします。
こんなんじゃいつまで経ってもチームがまとまらないっすよ…
松坂投手も淡々としているのもいいけれど、こういうチーム状態なのだから自分にだけではなく、
チームメイトに対してもっと怒ったほうがいいのでは?
今ひとつやりきれないチーム状態が痛々しいです…

それにしても札幌ドームは本当に別天地ですなぁ…
今までは良い印象が多かったんだけれど… もう敵地なんだなということがハッキリ分かりました。
ラジオから聞こえてくる球場の歓声がスゴイスゴイ。雰囲気は福岡ドーム以上。
東京ドームではまず見られなかった熱気です。
ここまで日ハムは結果残せてませんが、札幌ドームでは全く違うチームに思えてきます。
日ハムにとってはどれだけ道民の関心を維持できるかがポイントですね。
維持できれば成績も上がってきそう。成績が上がれば関心も上がってきそう。
…しかし今年のライオンズはとことんタイミング悪いよなぁ…
もう他球団のファンを喜ばせるために野球をやっているとしか(涙)
早く西武ドームに戻ってきて欲しい…

今日の試合経過です。
 1(指)柴田、2(右)大島、3(三)フェル、4(左)和田、5(中)貝塚、
 6(遊)中島、7(一)後藤武敏、8(捕)野田、9(二)高木浩之

1回表 日ハム先発:金村投手
1アウトから大島選手がセカンドのエラーで出塁するも、
フェルナンデス選手が甘い球を見逃してサードゴロ併殺打。

1回裏
先頭の坪井選手が初球打ち1塁線抜く2ベースヒット、新庄選手はサードフライ。
小笠原選手にはフルカウントから四球。
セギノール選手を迎えた所で野田捕手がパスボール(こんなんばっかやな) 1アウト2・3塁。
ここでセギノール選手が犠牲フライを打ち上げて1点を先制されます。

2回表
三者凡退。

2回裏
先頭の上田選手に詰まりながらショート後方に落ちるレフト前ヒットを許し、
小田選手にレフト前ヒットで続がれてノーアウト1・2塁のピンチ。
高橋選手の所でまた野田捕手がボールをこぼすもランナー動かず。送りバントで1アウト2・3塁。
ここで金子選手にストレートの四球を与えてしまい、1アウト満塁。
坪井選手をボテボテのセカンドゴロに打ち取るも、打球が弱かった分、1塁セーフ。ランナーホームイン。
新庄選手をショートゴロに打ち取るも、後藤選手のホーム方向の送球を捕った時に足が離れてセーフ。
ファースト後藤選手のタイムリーエラーでランナーホームイン。
小笠原選手をストレートで見逃し三振。
まともなヒットなく、2失点。さすがはライオンズ。今は最狂状態(苦笑)

3回表
野田選手がセカンドのエラーで出塁、高木浩之選手の一二塁間抜くヒットで1アウト1・2塁。
しかし柴田選手がセカンドゴロ併殺打に倒れて3アウトチェンジ。

3回裏 この回から野田捕手が交代。細川捕手に(高橋選手の送りバント時に左足首を痛める)
見事、三者凡退に抑える

4回表
1アウトからフェルナンデス選手が9球粘ってピッチャー強襲内安打で出塁。
和田選手がレフトフライに倒れるも、貝塚選手が四球、2アウト1・2塁のチャンス。
ここで中島選手がインコース死球(あまり逃げてない? ケガ怖いから避けてくれ)
満塁のチャンスを作るも、後藤選手がセカンドゴロに倒れて無得点。

4回裏
先頭の小田選手に反対方向へ打たれ、レフトへの2ベースヒットを許すも、
高橋選手をライトフライ、金子選手を高め空振り三振、坪井選手をピッチャーゴロに打ち取って3アウトチェンジ。
 松坂投手…「投球のテンポがよくなる」

5回表
2アウトから柴田選手が三遊間抜くヒットで出塁するも、大島選手がショートゴロに倒れて3アウト。

5回裏
新庄選手をショートゴロ、小笠原選手をスライダーで空振り三振!
セギノール選手にライト線の2ベースヒットを打たれ(首を振って投げたスライダー)、
木元選手にセンターオーバータイムリー2ベースで失点してしまいます。

6回表
貝塚選手がセンター方向へ良い当たりを打つも、新庄選手がジャンプキャッチ! 球場を沸かせます。

6回裏
ストレートを上手く使って2奪三振。三者凡退に抑えます。

7回表
中島選手がバットを折りながらレフト前に運ぶヒットを打つも、2塁を狙ってヘッドスライディングタッチアウト。
レフトの上田選手の好送球阻まれてしまう。

後藤選手、フルカウントから選んで四球。
細川選手、スライダーを掬い上げてセンターオーバーフェンス直撃の2ベースヒット! 1アウト2・3塁。
ここで日ハムは投手交代。清水投手が登板。
高木浩之選手、セカンドゴロで3塁ランナーホームイン。2塁ランナーも3塁へ。2アウト3塁。
代打の平尾選手が起用された所で投手交代。横山投手が登板。
平尾選手、四球。2アウト1・3塁。
ここで代打の小関選手を起用。
しかしセカンドゴロに倒れて、2者残塁3アウトチェンジ。
 野田選手…腰ではなく、左足首を痛めた模様。アイシングで様子を見るとのこと。

7回裏 代打の小関選手に代わってセンターに赤田選手、貝塚選手がライトに回ります。
2アウトから小笠原選手がホームラン性のライトフェンス直撃の3ベースヒットを許すも、
セギノール選手をインハイストレートでショートゴロ。3アウトチェンジ。

8回表
三者凡退。

8回裏
先頭の木元選手がヒットで出塁し、上田選手がエンドラン空振り、
細川選手が低い送球でワンバウンドで2塁へ投げるも中島選手が大事に行き過ぎて落球、盗塁成功となります。
上田選手はセカンドゴロでランナー3塁へ。
ここで小田選手に内角低目を狙った球がシュート回転で真中に行ってしまい、レフトへ犠牲フライ。

9回表 この回は伊藤投手が登板。
2アウトから細川選手がセンターへの2ベースヒット!
しかし高木浩之選手が空振り三振。試合終了1−5で敗戦。


今日はミスで負けました。
先制点はキャッチャーの捕球ミスでランナーを進めて犠牲フライ。
3点目はファーストの後藤選手の足が離れるタイムリーエラーですからね。さっぱりです。
チーム状態が悪い時はこんなもんですかね。打撃の悪さが守備にも出ちゃってます。

打撃は僅か6安打。繋がりは一切なく、チャンスで全く打てていません。
ちなみに小関選手は足の怪我が完治してないということで出場していないとのことです。
正直この打線は厳しすぎます… フェルナンデス選手の状態が悪すぎて、3番では厳しすぎます。
今一番期待できるのは下位打線。
中島選手にチャンスで回ってくるか、出塁して高木浩之選手に何とかしてもらうかのどちらか。
上位打線の打者の状態が全く上がってきません。フェル・後藤・大島選手…
映像で見てないので分かりませんが、オープン戦と代わってないんですかね…
打てない原因が何にあるのか冷静に分析して欲しいです。
後藤・大島選手辺りは今後のためにも少し足掻いた方がいいのかな?
そんなわけで、せめてフェルナンデス選手だけは早期の復調を。

とりあえず特効薬として思い浮かぶのは気分の入れ替えでしょうか。
勝とうとして力は入りすぎてダメなんだから、負けないよう頑張ってください。
相手投手を崩すのはバッティングだけではないでしょう。色々と工夫をしていって欲しいです。
根本的にはチームのまとまり・役割分担の明確化が必要でしょうが、それは勝って行かないとどうにもならないので。

今日のキャッチャーに関しては細川選手に軍配かな?
野田捕手はアイシングで様子を見るそうですが…
腰に不安があるから怪我するかもしれないと思っていたものの、この時期でもうやってしまうとは…残念です。
細川選手は再びチャンスが来たんだから、ここでアピールして欲しい所。
青森育ちの細川選手にとっては札幌は良いスタートの場でしょう。去年も札幌から活躍しだした記憶がありますし。
色々と不安な面も多いですけど、ライオンズの捕手は細川選手に任せるしかないんです。
「自分がやるしかないんだ!」と気合を入れてやって欲しいです。
まずはピッチャーとの信頼関係から。コミュニケーションをしっかり取っていって欲しいです。



とりあえず今のライオンズに失うものは何もないんですから、思い切ってプレーして欲しいです。
まぁ、失うのは白星とファンの精神力ぐらいかな? アハハハ…
個人的には今日の中島選手の2塁への暴走はいいと思います。
ハッキリとしたプレーなら問題なし。送球が悪ければ好走塁になってたかもしれませんし。
失敗を恐れず、それぐらい思い切ったプレーをしてください。
辛い時期が続いていますが、ここは耐え忍んで応援して行きましょう。
明日こそガンバレ、ライオンズ!!





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