1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (西)張(6回)−森(1回)−小野寺(1回)−豊田(1回) (巨)工藤(4回)−桑田(2回)−ランデル(1回)−柏田(1回)−シコースキー(1回) (本)和田、大島、細川 |
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西武 | 0 | 1 | 3 | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 8 | ||||
巨人 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 |
パリーグの方が開幕が1週間早いんで、勝つのは当然ではありますが、 しっかりとした内容で勝つとやっぱり気分が良いものですね(*^^*) 投手陣が好投し、打線が長打・連打で得点する…今までの不安が消し飛ぶようで嬉しいっス。 今日のスタメンオーダーは、 1(指)柴田、2(中)赤田、3(三)フェル、4(左)和田、5(一)後藤武敏、 6(右)大島、7(遊)中島、8(捕)細川、9(二)高木浩之 2番に小関選手が、8番のキャッチャーが誰になるのか分かりませんが、開幕オーダーはこんな感じ。 一方の巨人も、 1(二)仁志、2(左)清水、3(三)小久保、4(右)高橋、5(中)ローズ 6(一)清原、7(捕)阿部、8(遊)川中、9(投)工藤 DHを使わずに開幕想定オーダーを組んできました。 そんなわけで試合のおさらいです。
投手では張誌家・森・小野寺・豊田投手らが順調さをアピール。 張誌家投手はストレートのコントロール・伸びともに良かったようで、 チェンジアップの落差・低目への制球力も良かったように見えましたので、順調そのものでしょう。 細川捕手とのコンビネーションも良かったようで、時折首を振りながら2人で組み立てを考えていました。 今年の張投手は松坂投手に次ぐ、いや匹敵するようなものを見せてくれそうです。 先発投手陣の軸として頑張って欲しいです。 森投手はまだ本調子ではないものの、悪いなりにまとめたという感じがします。 ストレート・フォークのコントロール・威力ともにもう少しという印象です。 しばらくは中継ぎとして使っていき、状態が良くなったらセットアッパーとして復帰して欲しいです。 豊田投手は順調そのもの。不安なしです。 小野寺投手は圧巻。考えてみたら、映像で今シーズンの小野寺投手を見るのは始めてかも。 岩隈投手のような二段モーションの投球フォーム(右腕は垂らさず、グラブの中)で、 鋭い腕の振りから150キロを超えるストレート、130キロ台後半のフォークボールを投げていました。 ストレートは常時145キロ以上、最速152キロを3球も記録。抜群に速いボールでした。 フォークボールは鋭く落ちるため、打者のバットが止まらない。バットが簡単にまわっていました。 清水選手をフォークボールで空振り三振、小久保選手を抜けたフォークで空振り三振、 高橋選手を速いストレートで攻めた後にフォークボールでハーフスイング空振り三振。 力でねじ伏せた印象です。見ていた感じではどちらが格上なのか全く分からず。手玉に取っていました。 ジャイアンツはお兄さんの進藤実投手が解雇されたこともあって燃えるんでしょうね。 気迫のこもった素晴らしいピッチングでした。コントロールも安定していて素晴らしい内容でした。 課題はセットポジションからのピッチングでしょうか。クイック等を求められた時にどうなるか注目です。 今日の投球で自信も付いたでしょうし、戦力として使える目処が立ちました。 豊田投手の前のセットアッパーとして森投手ともども頑張って欲しいです。 この3枚のリリーフ陣はかなり強力。打ち崩すのは容易ではないでしょう。 将来は豊田投手に代わる守護神として、そしてジャイアンツとの日本シリーズで胴上げ投手に! その可能性を今日の小野寺投手は見せてくれました。 打線は14安打8得点3本塁打と大当たり。 中でもここまで活躍できていなかった1番柴田選手が3打数3安打1犠打と大当たり。 今日はスタンスを広めに取ったそうで、今までのような窮屈さがありませんでした。 これでトップバッターとしての目処が立った感じ。ペナントでの活躍を期待したいです。 また赤田選手が2打数1安打2犠打1四球と結果を残しました。 小関選手が開幕戦では2番センターを務めると思うので、赤田選手はベンチスタートでしょうが、 シーズンを通して考えると外野の控え1番手として重宝されると思うので、諦めずに頑張って欲しいです。 チーム状況によっては柴田選手に代わって1番打者を打つことも十分考えられますし、 小関選手を1番、2番に赤田選手というパターンも可能になったので、戦術的に幅を持たせられそうです。 他にも大島選手が左の工藤投手から3ベースヒット(単打性)、ホームランを打つなど復調気配。 今日は下半身がわりと使えていたような気がします。 ただ打ったのはいずれもストレート系統の甘い球だったので、まだ安心はできません。 変化球をしっかりと見ることができるか、左投手の変化球をカットできるか、 シーズン中に入っても注目して見ていきたいです。 ポイントは下半身。シャープなバッティングを期待しています。 腰痛再発で再びチャンスが巡ってきた細川選手もリードにバッティングに活躍しました。 打撃では桑田投手から145Mという大きな当たりのホームランを放ちました。 やっぱり細川選手の長打力は魅力的ですね。あれだけの飛距離を出せる点は非凡です。 打撃フォームは相変わらずでしたが、今日はトップの位置への運びが上手かった印象があります。 特に桑田投手はモーションがゆったりしているので、それだけタイミングが合いやすかった模様。 当面の打撃フォームの課題としては「いかにしてスムーズにトップの位置を取るか」になってきそう。 トップの位置が正確に取れて、振り遅れなければ、バッティングでも結果を残せるように思います。 リード面では荒れていた森投手を悪いなりにリードした印象あり。 細川捕手は「最善のリード」、投手がベストの時の配球をすることが多く、 ピッチャーの状態を無視して決め球を多投したがる癖がありました。 けれど今日は森投手の状態をしっかりと把握し、ストレートを上手く使っていたと思います。 決め球に頼らない方法を覚えたようですから、今後の細川捕手のリードに期待したいです。 和田選手、高木浩之選手といった実績を残している選手もきっちりヒットを打ちました。 今年は2人ともポイントゲッター的役割を求められますから、 今日のような結果を残してくれるとチームとしても得点力が増していきます。 主力選手がどれだけ波少なく活躍できるか、今年の注目点の一つです。 あと目に付いたのは田原選手の構え。 いや、なんというか…どうしてあんなに体が柔らかいの(^^; まるで女の子のような足の畳み方…なんか凄いっす。ちょっと萌えたので、今後も応援したい選手です(笑) 今日の試合である程度は見込んでいた戦力は整ったかなという感じ。 投手陣は昨年よりも間違いなく上。あとは打線の繋がり次第か。 張誌家投手の状態がかなり良いので松坂投手に匹敵する軸として計算できるのが大きいですね。 そしてリリーフに加わった小野寺投手。これでストッパーが3人となり、負担の軽減が図れます。 投手陣は去年よりも良くなっていると言えますね。 あとは野手次第。第一の問題が正捕手。 開幕スタメンが決まった後に野田捕手が腰痛を訴えて大事を取ってのお休み。ちょっと心配です。 キャッチャーを固定できるかどうか、これがポイントですね。 第二に打線の繋がり、特に1・2・3番がどうなるか。 今日は1・2番に入った柴田・赤田選手が結果を残すことで、チーム全体が盛り上がっていきました。 このように1・2番の出塁率が上がってくれば自然と得点力も上がります。 1・2番の出塁力が鍵になってきそうです。 それとフェルナンデス選手の繋ぐ能力。コンパクトな打撃ができるかに注目です。 オープン戦最終戦で一応の結果を残せたことで、開幕に向けて明るい光が見えてきました。 新生伊東ライオンズといての一歩を踏みしめていって欲しいですね。 開幕戦に向けて、ガンバレ、ライオンズ!! |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (西)松坂(6回)−三井(2回)−森(1回) (横)マレン(3回)−デニー(1回)−山田(1回)− 木塚(1回)−吉川(2回) (本)野田 |
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横浜 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | ||||
西武 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | × | 3 |
むむむ… セリーグとは開幕まで1週間違うわけだから… ちょっと良いのか悪いのか、これだけでは判断できません。 今日も拙攻続きだったし、色々と課題が多いことだけは確かでしょうか。 松坂投手の調整が順調なことだけが救いです。 やはりエースのピッチングはチームを引き締めますね。
今日の投手陣は上々の内容だったようです。 松坂投手は力を抜いていたのか、投球フォームが少し変わったのか、今までと違う印象でした。 カーブやスライダーの変化がよく、ストレートも切れていたと思うので上々の出来だと思います。 6回にストレートの逆球が多くなって失点してしまいましたが、 それまではコントロールも良かったので安心していいでしょう。 三井投手も安定感がありました。 スライダーを始めとする変化球のコントロールが安定しており、 ストレートに逆球があるものの、持ち前の威力は失っておらず、三井投手らしさがありました。 内角も厳しく投げられていますし、先発ローテは十分任せられそうです。 三井投手の場合、問題なのは6月以降のピッチング…今年はローテを守れるよう頑張ってほしいです。 森投手は初登板ということでよく分からず。あっという間に終わってしまいましたし。 もう少し苦労してくれた方が状態分かったんですけど… ストレートはもう少しといった印象。あとはフォークがどれだけやれるか。 まずは焦らずに自分のボールを仕上げていって欲しいです。 キャッチャーに関しては特になし。今日は全体的に安定していたことですし、良かったんじゃないかと。 今日の松坂投手は最終テストということで変化球を結構投げていたので、 それによって野田捕手の配球が変わってくれることを期待します。 ちょっとピンチでストレートを続けてしまう傾向が見られるんで…そこだけ直して欲しいです。 今日はバッティングで2安打1ホームランとアピールしたことですし、スタメン捕手として頑張って欲しいです。 田原捕手もなかなか良かった印象です。流し打ちのヒットは見事でした。 あの打撃ができれば1軍定着も可能だと思います。 私としては構えを見て一番安心できるのが田原捕手かな? 低めに投げる時のジェスチャーや構えが良い感じ。 今日は逆球が結構多かった感じですが、実際はどうなんでしょうね? 個人的には若さもあって細川捕手に期待しているんですが、どうやら今年は野田捕手を使うそうで… オープン戦でチャンスありながら、生かすことできませんでしたしね。 組立テストだったと思うんですが、後藤投手とのコンビでリード失格の烙印押されちゃうし… あれはちょっと可哀想だった印象。オープン戦全体では防御率いいはずだったしね。 まぁ、どのみちさっぱりな打撃と送球の安定感で大きく差がついたでしょうし、これは仕方ないでしょう。 とりあえず先日書いたように、2軍で打撃フォームを固め、 五輪期間に備えて鳥谷部・土肥・石井投手らとのコンビネーション・配球を学んで欲しいです。 特に1軍経験豊富な土肥・石井投手とは良い勉強になることでしょうし。 必ずチャンスが来ると思いますから、腐らずにやって欲しいですね。 とりあえず打撃フォームをしっかりとしたものにして、 コントロール安定のために送球時の下半身の使い方をしっかりと掴んでください。 これでバッテリーに関しては一区切り付いた印象です。 主力投手は結果残せてますので、あとはキャッチャーと若手投手のコミュニケーション・成長でしょうか。 若干不安は残るものの、昨年以上はやってくれると思います。 ここ数試合のオープン戦のようなことはないでしょう。 あとは豊田投手が言うように「西武1軍投手陣であることに対する誇り」を持たないと。 1球を大切にする精神を持ち、競争を勝ってきた自信を持つこと。 以上を心がけて投手陣には頑張って欲しいです! 打線は相変わらずどうにもならんようで。 今日は毎回ヒットの9安打放つも拙攻の山…連打なし。 得点が野田選手のホームラン、フェルナンデス選手のタイムリー、ワイルドピッチの3点とは情けなし。 1番打者の不在、若手打者の不振が大きく響いています。 順調なのは和田選手だけ。それなりに大丈夫そうなのが小関選手とフェルナンデス選手の2人。 他はいつ1・2軍入れ替わってもおかしくない程、順調でなかったり。 開幕までもう少しあるので、キャンプ・オープン戦の疲れを癒すなり、 新しい試みを一時的に封印してみたりするなど、最終調整をしっかりとして欲しいです。 ここまでのオープン戦を見ていて気がついた点を簡単に。 フェルナンデス選手 長打力が持ち味ながら、コンパクトな打撃もできて器用な打者という印象。 ただ内角を厳しく攻められてどうなるか…特に左投手の入ってくる変化球を打てなかったのが心配です。 後藤武敏選手 外角の球を右方向へ持っていく上手さは相変わらずなものの、内角の球を引っ掛けてしまいがち。 昨年の好調時のように上手く回転で打てるかどうかがポイントか。 もうワンステップ上に行って欲しい所。 GG佐藤選手 パワーは素晴らしいながらも、落ちる変化球が全然ダメ。今日はフォーク系がさっぱり。 ストライク・ボールの見極めができてないので、2軍で落下系の変化球の特訓が必要かも。 バッティングが楽しみな選手なので、大化けを期待したい所。 中島選手 選球眼の良さ、ボールを最後まで見れる点を評価したい所。 オープン戦後半で打球が外野の頭を超えなかったのは下半身が上手く使えてないからという印象。 下半身の粘りを取り戻し、際どい球も体ごと付いていく粘り強さを思い出して欲しいです。 大島選手 とにかく心配。文化放送聞いてると、本人は「問題は上半身の力の抜き方」と思ってるようですが… 私としては下半身の使い方に問題あるかなと思ったり。あの「お嬢さんスタイル」どうにかならんものか… 昨年よりも腰高になってしまった印象。ポイントが以前より前になり、選球眼が抜群に悪くなった感じ。 課題の対左投手はとりあえず忘れて、昨年までのフォームに戻して欲しいです。 阪神の金本選手の打撃フォームを思い出してくれ!! 書き忘れてましたが、今日の試合で拙かった点は佐藤選手の送りバント失敗ですね。 カブレラ選手がおらず、一発での大量点を望めないんですから、 確実に1点でも多く点数を取っていかなければなりません。 今日のようにピッチャーが好投している試合ならば、1点を積み重ねていけば勝てるんですから。 バントやエンドランといったプレーを確実に決めていって欲しいです。 その上で繋ぐバッティング、右方向への打撃をしていって欲しいです。 調子の悪い選手は好調時の打撃を思い出すこと、まずはそれから。 そしてバント・エンドランといった緻密な野球の徹底、 反対方向へのバッティングとステップアップしていって欲しいです。 今はオープン戦の時期なので、各コーチともに選手の様子を見ているのでしょう。 苦しい時期が続いていますが、この苦しさが後に生きてくるよう頑張って欲しいです。 プロ野球シーズンもこれからが本番! しっかりと戦い抜けるようガンバレ、ライオンズ!! |