2004年西武ライオンズ応援日記

3月23日 オープン戦 西武ライオンズ 8−1 読売ジャイアンツ

(西)張(6回)−森(1回)−小野寺(1回)−豊田(1回)
(巨)工藤(4回)−桑田(2回)−ランデル(1回)−柏田(1回)−シコースキー(1回)
(本)和田、大島、細川
西武
巨人

西武が投打に圧倒。オープン戦最終戦を良い形で飾る!
パリーグの方が開幕が1週間早いんで、勝つのは当然ではありますが、
しっかりとした内容で勝つとやっぱり気分が良いものですね(*^^*)
投手陣が好投し、打線が長打・連打で得点する…今までの不安が消し飛ぶようで嬉しいっス。

今日のスタメンオーダーは、
 1(指)柴田、2(中)赤田、3(三)フェル、4(左)和田、5(一)後藤武敏、
 6(右)大島、7(遊)中島、8(捕)細川、9(二)高木浩之
2番に小関選手が、8番のキャッチャーが誰になるのか分かりませんが、開幕オーダーはこんな感じ。
一方の巨人も、
 1(二)仁志、2(左)清水、3(三)小久保、4(右)高橋、5(中)ローズ
 6(一)清原、7(捕)阿部、8(遊)川中、9(投)工藤
DHを使わずに開幕想定オーダーを組んできました。
そんなわけで試合のおさらいです。
1回表 巨人先発:工藤投手
先頭の柴田選手がセンター前ヒットで出塁し、赤田選手がバントで進めるも
フェルナンデス選手がセカンドゴロ、和田選手の四球を挟んで、
後藤選手が内角カーブで打ち取られてショートゴロ。無得点。

1回裏 西武先発:張誌家投手
仁志選手を見逃し三振に打ち取るも、清水選手のサードゴロがベースに当たるアンラッキーなヒット。
小久保選手をファーストフライに打ち取り、高橋選手にセンター前ヒットを許すも、
ローズ選手を内角ストレートで攻め込んだ後の外角の球でショートゴロに打ち取って無得点。
ストレートのコントロールが良い模様。

2回表
先頭の大島選手が外角ストレートを流し打ってレフト清水選手が後ろに逸らす3ベースヒットで出塁!
中島選手が初球打ちショートゴロ、細川選手がサードゴロに倒れるも、
高木浩之選手が外角ストレートを流す左中間のタイムリー2ベースを打ち、先制。
柴田選手がショート内安打で繋ぎ、盗塁で2塁へ(アウトくさい?)
赤田選手がショートゴロで3アウトチェンジ。

2回裏
清原選手にユニフォーム掠める死球を与えるも、後続を抑えて無得点。

3回表
フェルナンデス選手が三振するも、
和田選手が外のフォークを捉え、ライトスタンドへ入る和田選手らしいソロホームラン!
さらに後藤選手が内角低めストレートを強く叩くレフト前ヒットで出塁した後、
大島選手が内角の球を捉えてライトスタンドに入る2ランホームラン!

中島選手はショートゴロ、細川選手はレフトフライに倒れて3アウトチェンジ。

3回裏
仁志・清水・小久保選手とレフト・センター・ライトフライで三者凡退。

4回表
先頭の高木浩之選手が追い込まれながらレフト前に流し打って出塁。
柴田選手がバントし、阿部捕手がお手玉、ノーアウトランナー1・2塁。
赤田選手が3塁前のナイス送りバントを決め、1アウト2・3塁。
フェルナンデス選手が外角変化球を打ちセンターフェンス手前の犠牲フライを打ち、1点を追加。
続いて和田選手が三遊間深くへのショートタイムリー内安打で1点追加!
さらに後藤選手が高めカーブを打ってライト線に落ちるタイムリー2ベースヒット!

大島選手は三振で3アウトチェンジ。

4回裏
高橋選手を低めチェンジアップで空振り三振、
ローズ選手をインハイ攻めた後の外角変化球でセカンドゴロ(高木浩之選手のナイスプレー!)、
清原選手を内角高め釣り球で空振り三振。三者凡退。


5回表 この回から桑田投手が登板
中島選手がサードゴロに倒れた後に、
細川選手が外角スライダーを捉えてレフトへ145mのホームラン!
高木浩之選手がショートゴロに倒れた後、柴田選手がセンター前ヒットで出塁!
柴田選手が盗塁を決めるも、足が離れてしまいタッチアウト。3アウトチェンジ。

5回裏
1アウトから川中選手にセンター前ポテンヒットを許し、桑田投手に送りバントを決められるも、
仁志選手をレフトフライに打ち取って3アウトチェンジ。

6回表
先頭の赤田選手がレフト前ヒットで出塁するも、フェルナンデス選手がサードゴロ併殺。
和田選手がレフトフェンス直撃のヒットを打つも、後藤選手がショートゴロで3アウトチェンジ。

6回裏
清水選手をサードゴロ、小久保選手をファーストファールフライ、
高橋選手をインハイストレート見逃し三振に取って三者凡退。

7回表 この回からランデル投手が登板
大島選手はショートハーフライナー、中島選手はピッチャーファールフライ、
細川選手はショートゴロに倒れて三者凡退。

7回裏 この回から森投手が登板
先頭打者のローズ選手に四球を出し、清原選手を外角ストレートで空振り三振に打ち取るも、
阿部・川中選手とライトに連続ヒットを浴びて1失点。
しかし代打の後藤選手はセカンドゴロ、
仁志選手は2ストライクからワンバウンドフォークで空振り三振に取って3アウトチェンジ。

8回表 この回から柏田投手が登板
代打のGG佐藤選手が四球を選び、代走の水田選手を起用。
代打の中村選手はレフトフライ、赤田選手が粘って四球を選ぶも、
フェルナンデス選手がセンターフライ、代打の佐藤選手がセカンドゴロに倒れて3アウトチェンジ。

8回裏 この回は小野寺投手が登板。キャッチャーに田原捕手、サードに上田選手、他は起用のまま
清水選手を三振、小久保選手も三振、ついでに高橋選手も三振。三者三振。え!?
ストレート152キロ計測した模様、フォークは140キロ計測。コントロールも良し、キレも良しな模様。

9回表 シコースキー投手が登板
後藤選手が三振、大島選手が三振、中島選手がショートゴロで三者凡退。

9回裏 この回は豊田投手が登板
ローズ選手をセカンドゴロ、清原選手を内角低めストレートで見逃し三振、
阿部選手をストレートでサードゴロに打ち取って三者凡退。
試合終了、8−1で勝利。

柴田選手:試合前にスタンスを広げた→芯に当たるように
大島選手:色々と考えるのをやめた→好結果

そんなこんなでライオンズには好材料の多いナイスゲームでした。

投手では張誌家・森・小野寺・豊田投手らが順調さをアピール。
張誌家投手はストレートのコントロール・伸びともに良かったようで、
チェンジアップの落差・低目への制球力も良かったように見えましたので、順調そのものでしょう。
細川捕手とのコンビネーションも良かったようで、時折首を振りながら2人で組み立てを考えていました。
今年の張投手は松坂投手に次ぐ、いや匹敵するようなものを見せてくれそうです。
先発投手陣の軸として頑張って欲しいです。
森投手はまだ本調子ではないものの、悪いなりにまとめたという感じがします。
ストレート・フォークのコントロール・威力ともにもう少しという印象です。
しばらくは中継ぎとして使っていき、状態が良くなったらセットアッパーとして復帰して欲しいです。
豊田投手は順調そのもの。不安なしです。

小野寺投手は圧巻。考えてみたら、映像で今シーズンの小野寺投手を見るのは始めてかも。
岩隈投手のような二段モーションの投球フォーム(右腕は垂らさず、グラブの中)で、
鋭い腕の振りから150キロを超えるストレート、130キロ台後半のフォークボールを投げていました。
ストレートは常時145キロ以上、最速152キロを3球も記録。抜群に速いボールでした。
フォークボールは鋭く落ちるため、打者のバットが止まらない。バットが簡単にまわっていました。
清水選手をフォークボールで空振り三振、小久保選手を抜けたフォークで空振り三振、
高橋選手を速いストレートで攻めた後にフォークボールでハーフスイング空振り三振。
力でねじ伏せた印象です。見ていた感じではどちらが格上なのか全く分からず。手玉に取っていました。
ジャイアンツはお兄さんの進藤実投手が解雇されたこともあって燃えるんでしょうね。
気迫のこもった素晴らしいピッチングでした。コントロールも安定していて素晴らしい内容でした。
課題はセットポジションからのピッチングでしょうか。クイック等を求められた時にどうなるか注目です。
今日の投球で自信も付いたでしょうし、戦力として使える目処が立ちました。
豊田投手の前のセットアッパーとして森投手ともども頑張って欲しいです。
この3枚のリリーフ陣はかなり強力。打ち崩すのは容易ではないでしょう。
将来は豊田投手に代わる守護神として、そしてジャイアンツとの日本シリーズで胴上げ投手に!
その可能性を今日の小野寺投手は見せてくれました。



打線は14安打8得点3本塁打と大当たり。
中でもここまで活躍できていなかった1番柴田選手が3打数3安打1犠打と大当たり。
今日はスタンスを広めに取ったそうで、今までのような窮屈さがありませんでした。
これでトップバッターとしての目処が立った感じ。ペナントでの活躍を期待したいです。
また赤田選手が2打数1安打2犠打1四球と結果を残しました。
小関選手が開幕戦では2番センターを務めると思うので、赤田選手はベンチスタートでしょうが、
シーズンを通して考えると外野の控え1番手として重宝されると思うので、諦めずに頑張って欲しいです。
チーム状況によっては柴田選手に代わって1番打者を打つことも十分考えられますし、
小関選手を1番、2番に赤田選手というパターンも可能になったので、戦術的に幅を持たせられそうです。

他にも大島選手が左の工藤投手から3ベースヒット(単打性)、ホームランを打つなど復調気配。
今日は下半身がわりと使えていたような気がします。
ただ打ったのはいずれもストレート系統の甘い球だったので、まだ安心はできません。
変化球をしっかりと見ることができるか、左投手の変化球をカットできるか、
シーズン中に入っても注目して見ていきたいです。
ポイントは下半身。シャープなバッティングを期待しています。

腰痛再発で再びチャンスが巡ってきた細川選手もリードにバッティングに活躍しました。
打撃では桑田投手から145Mという大きな当たりのホームランを放ちました。
やっぱり細川選手の長打力は魅力的ですね。あれだけの飛距離を出せる点は非凡です。
打撃フォームは相変わらずでしたが、今日はトップの位置への運びが上手かった印象があります。
特に桑田投手はモーションがゆったりしているので、それだけタイミングが合いやすかった模様。
当面の打撃フォームの課題としては「いかにしてスムーズにトップの位置を取るか」になってきそう。
トップの位置が正確に取れて、振り遅れなければ、バッティングでも結果を残せるように思います。
リード面では荒れていた森投手を悪いなりにリードした印象あり。
細川捕手は「最善のリード」、投手がベストの時の配球をすることが多く、
ピッチャーの状態を無視して決め球を多投したがる癖がありました。
けれど今日は森投手の状態をしっかりと把握し、ストレートを上手く使っていたと思います。
決め球に頼らない方法を覚えたようですから、今後の細川捕手のリードに期待したいです。

和田選手高木浩之選手といった実績を残している選手もきっちりヒットを打ちました。
今年は2人ともポイントゲッター的役割を求められますから、
今日のような結果を残してくれるとチームとしても得点力が増していきます。
主力選手がどれだけ波少なく活躍できるか、今年の注目点の一つです。

あと目に付いたのは田原選手の構え。
いや、なんというか…どうしてあんなに体が柔らかいの(^^;
まるで女の子のような足の畳み方…なんか凄いっす。ちょっと萌えたので、今後も応援したい選手です(笑)



今日の試合である程度は見込んでいた戦力は整ったかなという感じ。
投手陣は昨年よりも間違いなく上。あとは打線の繋がり次第か。
張誌家投手の状態がかなり良いので松坂投手に匹敵する軸として計算できるのが大きいですね。
そしてリリーフに加わった小野寺投手。これでストッパーが3人となり、負担の軽減が図れます。
投手陣は去年よりも良くなっていると言えますね。

あとは野手次第。第一の問題が正捕手。
開幕スタメンが決まった後に野田捕手が腰痛を訴えて大事を取ってのお休み。ちょっと心配です。
キャッチャーを固定できるかどうか、これがポイントですね。
第二に打線の繋がり、特に1・2・3番がどうなるか。
今日は1・2番に入った柴田・赤田選手が結果を残すことで、チーム全体が盛り上がっていきました。
このように1・2番の出塁率が上がってくれば自然と得点力も上がります。
1・2番の出塁力が鍵になってきそうです。
それとフェルナンデス選手の繋ぐ能力。コンパクトな打撃ができるかに注目です。

オープン戦最終戦で一応の結果を残せたことで、開幕に向けて明るい光が見えてきました。
新生伊東ライオンズといての一歩を踏みしめていって欲しいですね。
開幕戦に向けて、ガンバレ、ライオンズ!!




3月21日 オープン戦 西武ライオンズ 3−1 横浜ベイスターズ

(西)松坂(6回)−三井(2回)−森(1回)
(横)マレン(3回)−デニー(1回)−山田(1回)−
 木塚(1回)−吉川(2回)
(本)野田
横浜
西武 ×

松坂、6回3安打1失点と好投。拙攻も投手陣が踏ん張って久々の勝利。
むむむ… セリーグとは開幕まで1週間違うわけだから…
ちょっと良いのか悪いのか、これだけでは判断できません。
今日も拙攻続きだったし、色々と課題が多いことだけは確かでしょうか。
松坂投手の調整が順調なことだけが救いです。
やはりエースのピッチングはチームを引き締めますね。

今日のオーダー
 1(二)平尾、2(中)佐藤、3(三)フェル、4(左)和田、5(一)後藤武敏
 6(指)GG佐藤、7(遊)中島、8(捕)野田、9(右)大島

1回表 西武先発:松坂投手
三者凡退。

1回裏 横浜先発:マレン投手
2番佐藤選手が四球、和田選手がヒットで2アウト1・3塁とチャンスを広げるも、
後藤選手が高めボール球を振ってしまい空振り三振。

2回表
2アウトから金城選手を内安打で出すも、野田捕手が盗塁を阻止して3アウトチェンジ。

2回裏
GG佐藤選手、ライナー性のファールがあるも、低めカーブで空振り三振。
中島選手、高めストレートに詰まってライトフライ。
野田選手、高め変化球を打ち、一二塁間を抜くヒット!
大島選手、やや荒れてストレートの四球。平尾選手、良い当たりもレフト正面のフライ。

2回裏
三者凡退。

松坂投手…変化球中心の模様。力が抜けた感じ。ややフォームが今までと違う?
       腕が少し遅れてくる? リリースを前に努力している模様。


3回表
佐藤選手、初球打ちショートゴロ。
フェルナンデス選手、低めカーブを打ち、3塁線を抜く2ベースヒット!
和田選手、セカンドゴロ。ランナー3塁へ。
後藤選手、右方向へ良いファールがあるも、内角ストレートでショートゴロ。

3回表
石井選手、内角スライダーで空振り三振!
鈴木選手、ストレートでサード正面のゴロ。多村選手、外角スライダーでファーストゴロ。三者凡退。

松坂投手…カーブが良い感じで抜けている(初球のカウント球のケース多し)

4回裏 デニー投手が登板。レフトに古木選手、セカンドに万永選手、キャッチャーに相川捕手
GG佐藤選手、外角の変化球を打つも、上がり過ぎてレフトフライ。
中島選手、やや浮き上がる変化球に手が出ず、見逃し三振。
野田選手、外角ストレートを合わせると、打球が意外と伸びてセンタバックスクリーン左へのホームラン!
大島選手、内角低目変化球を掬い上げるもライトフライ(見切り早い)

5回表
佐伯選手、三振。
村田選手、ストレート攻めで真中高めストレートで空振り三振!
(150キロ計測、ライトとファーストのお見合いファールの場面も
金城選手、自打球ファールで交代。河野選手。
河野選手、内角のカットボールに合わせられてライト前ヒット。
種田選手、高めストレートでセカンドフライ。

5回裏 山田投手が登板。ファーストに小田嶋選手
平尾選手、フルカウントから四球(代走の宮崎選手を起用)
佐藤選手、送りバントの構え、宮崎選手が牽制するも佐藤選手がバント打ち上げてキャッチャーフライ。
山田投手のワイルドピッチでランナー2塁へ(常に2塁を狙っていった)
フェルナンデス選手、真中低めフォークをミートしてレフトフェンスへのタイムリーヒット!
和田選手、低めのストレートを打ち、レフトオーバーの2ベースヒット! 1アウト2・3塁。

後藤選手、背中を掠める死球で1アウト満塁。
山田投手のフォークを相川捕手が弾いてしまい、ワイルドピッチで1点。1アウト2・3塁。
GG佐藤選手、フォークで攻められ、内角低めフォークで空振り三振。
中島選手、低めフォークを打つもライトフライ。

6回表 キャッチャーに田原捕手、セカンドにそのまま宮崎選手
内川選手、外角カーブでピッチャー強襲。ワンバウンドでピッチャーゴロ。
相川選手、右中間へ2ベースヒット。
田原捕手、ワンバウンド変化球弾いてしまい、ランナー3塁へ(ベンチイン)
古木選手、内角ストレートが逆球にいってしまい、左中間への犠牲フライ。
万永選手、ストレート逆球を打たれるも、ショートがジャンプしてキャッチ。ショートライナー。

6回裏 木塚投手が登板
田原選手、外の変化球を流し、レフト前ヒット!
大島選手、お嬢さんお嬢さんサルですよ、空振り三振。
宮崎選手、外角の球を叩きつけるもセカンドゴロ併殺コース。ショートが落球しオールセーフ。
代打の貝塚選手、ファールで粘るも外角の球に空振り三振。
フェルナンデス選手、内角攻め、ストレート打ってファーストフライ。

7回表 三井投手が登板。センターに赤田選手、サードに水田選手
多村選手、ストレート逆球になった外角のストレートで空振り三振!
小池選手、外角低めカーブでセカンドゴロ。村田選手、内角高めストレートでサードフライ。三者凡退。

7回裏 ルーキー吉川投手が登板
和田選手、捉えるもセンターライナー。
後藤選手、外角の球を叩きつけてセンター前ヒット(代走:柴田選手) 柴田選手、走って盗塁成功!
代打の高木浩之選手、外角ストレートに手が出ず見逃し三振。
中島選手、内角低めストレートを捉えるもレフト正面のライナー。

8回表 ファーストに上田選手。
河野選手、外角スライダーでセカンドゴロ。
代打の田中選手、高めストレートでセカンドゴロ。宮崎選手、ナイスプレー!
内川選手、低めストレートでライトフライ。

三井投手…変化球のコントロールがいい。全体的に安定。
       ストレートに逆球あるも、ボール自体の威力が消えてないので問題なし。上々。


8回裏
田原選手、フルカウントからセンター方向へ弾き返すセンターライナー。
赤田選手、内角ストレートを引っ張り、1・2塁間抜くヒット!
宮崎選手、初球エンドランファール、最後はフォークに手を出してしまい空振り三振。
貝塚選手、セカンドゴロ。

9回表 森投手が登板
相川選手、高めストレートでショートゴロ。古木選手、ストレートを打たれ、ライト前ヒット。
万永選手、高めストレートでショートゴロ併殺打。試合終了、3−1で勝利。

森投手…今日はストレート主体。フォークが手前で大きくワンバウンドする1球のみ。
     ストレートがもう少し走りが欲しい所。ぼちぼちという印象っス。

今日の投手陣は上々の内容だったようです。
松坂投手は力を抜いていたのか、投球フォームが少し変わったのか、今までと違う印象でした。
カーブやスライダーの変化がよく、ストレートも切れていたと思うので上々の出来だと思います。
6回にストレートの逆球が多くなって失点してしまいましたが、
それまではコントロールも良かったので安心していいでしょう。
三井投手も安定感がありました。
スライダーを始めとする変化球のコントロールが安定しており、
ストレートに逆球があるものの、持ち前の威力は失っておらず、三井投手らしさがありました。
内角も厳しく投げられていますし、先発ローテは十分任せられそうです。
三井投手の場合、問題なのは6月以降のピッチング…今年はローテを守れるよう頑張ってほしいです。
森投手は初登板ということでよく分からず。あっという間に終わってしまいましたし。
もう少し苦労してくれた方が状態分かったんですけど…
ストレートはもう少しといった印象。あとはフォークがどれだけやれるか。
まずは焦らずに自分のボールを仕上げていって欲しいです。

キャッチャーに関しては特になし。今日は全体的に安定していたことですし、良かったんじゃないかと。
今日の松坂投手は最終テストということで変化球を結構投げていたので、
それによって野田捕手の配球が変わってくれることを期待します。
ちょっとピンチでストレートを続けてしまう傾向が見られるんで…そこだけ直して欲しいです。
今日はバッティングで2安打1ホームランとアピールしたことですし、スタメン捕手として頑張って欲しいです。
田原捕手もなかなか良かった印象です。流し打ちのヒットは見事でした。
あの打撃ができれば1軍定着も可能だと思います。
私としては構えを見て一番安心できるのが田原捕手かな?
低めに投げる時のジェスチャーや構えが良い感じ。
今日は逆球が結構多かった感じですが、実際はどうなんでしょうね?

個人的には若さもあって細川捕手に期待しているんですが、どうやら今年は野田捕手を使うそうで…
オープン戦でチャンスありながら、生かすことできませんでしたしね。
組立テストだったと思うんですが、後藤投手とのコンビでリード失格の烙印押されちゃうし…
あれはちょっと可哀想だった印象。オープン戦全体では防御率いいはずだったしね。
まぁ、どのみちさっぱりな打撃と送球の安定感で大きく差がついたでしょうし、これは仕方ないでしょう。
とりあえず先日書いたように、2軍で打撃フォームを固め、
五輪期間に備えて鳥谷部・土肥・石井投手らとのコンビネーション・配球を学んで欲しいです。
特に1軍経験豊富な土肥・石井投手とは良い勉強になることでしょうし。
必ずチャンスが来ると思いますから、腐らずにやって欲しいですね。
とりあえず打撃フォームをしっかりとしたものにして、
コントロール安定のために送球時の下半身の使い方をしっかりと掴んでください。

これでバッテリーに関しては一区切り付いた印象です。
主力投手は結果残せてますので、あとはキャッチャーと若手投手のコミュニケーション・成長でしょうか。
若干不安は残るものの、昨年以上はやってくれると思います。
ここ数試合のオープン戦のようなことはないでしょう。
あとは豊田投手が言うように「西武1軍投手陣であることに対する誇り」を持たないと。
1球を大切にする精神を持ち、競争を勝ってきた自信を持つこと。
以上を心がけて投手陣には頑張って欲しいです!



打線は相変わらずどうにもならんようで。
今日は毎回ヒットの9安打放つも拙攻の山…連打なし。
得点が野田選手のホームラン、フェルナンデス選手のタイムリー、ワイルドピッチの3点とは情けなし。
1番打者の不在、若手打者の不振が大きく響いています。
順調なのは和田選手だけ。それなりに大丈夫そうなのが小関選手とフェルナンデス選手の2人。
他はいつ1・2軍入れ替わってもおかしくない程、順調でなかったり。
開幕までもう少しあるので、キャンプ・オープン戦の疲れを癒すなり、
新しい試みを一時的に封印してみたりするなど、最終調整をしっかりとして欲しいです。

ここまでのオープン戦を見ていて気がついた点を簡単に。
フェルナンデス選手
 長打力が持ち味ながら、コンパクトな打撃もできて器用な打者という印象。
 ただ内角を厳しく攻められてどうなるか…特に左投手の入ってくる変化球を打てなかったのが心配です。
後藤武敏選手
 外角の球を右方向へ持っていく上手さは相変わらずなものの、内角の球を引っ掛けてしまいがち。
 昨年の好調時のように上手く回転で打てるかどうかがポイントか。
 もうワンステップ上に行って欲しい所。
GG佐藤選手
 パワーは素晴らしいながらも、落ちる変化球が全然ダメ。今日はフォーク系がさっぱり。
 ストライク・ボールの見極めができてないので、2軍で落下系の変化球の特訓が必要かも。
 バッティングが楽しみな選手なので、大化けを期待したい所。
中島選手
 選球眼の良さ、ボールを最後まで見れる点を評価したい所。
 オープン戦後半で打球が外野の頭を超えなかったのは下半身が上手く使えてないからという印象。
 下半身の粘りを取り戻し、際どい球も体ごと付いていく粘り強さを思い出して欲しいです。
大島選手
 とにかく心配。文化放送聞いてると、本人は「問題は上半身の力の抜き方」と思ってるようですが…
 私としては下半身の使い方に問題あるかなと思ったり。あの「お嬢さんスタイル」どうにかならんものか…
 昨年よりも腰高になってしまった印象。ポイントが以前より前になり、選球眼が抜群に悪くなった感じ。
 課題の対左投手はとりあえず忘れて、昨年までのフォームに戻して欲しいです。
 阪神の金本選手の打撃フォームを思い出してくれ!!

書き忘れてましたが、今日の試合で拙かった点は佐藤選手の送りバント失敗ですね。
カブレラ選手がおらず、一発での大量点を望めないんですから、
確実に1点でも多く点数を取っていかなければなりません。
今日のようにピッチャーが好投している試合ならば、1点を積み重ねていけば勝てるんですから。
バントやエンドランといったプレーを確実に決めていって欲しいです。
その上で繋ぐバッティング、右方向への打撃をしていって欲しいです。

調子の悪い選手は好調時の打撃を思い出すこと、まずはそれから。
そしてバント・エンドランといった緻密な野球の徹底、
反対方向へのバッティングとステップアップしていって欲しいです。



今はオープン戦の時期なので、各コーチともに選手の様子を見ているのでしょう。
苦しい時期が続いていますが、この苦しさが後に生きてくるよう頑張って欲しいです。
プロ野球シーズンもこれからが本番!
しっかりと戦い抜けるようガンバレ、ライオンズ!!





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