2004年西武ライオンズ応援日記

3月18日 オープン戦 西武ライオンズ 3−9 読売ジャイアンツ

(西)帆足(3回)−許(4回)−長田(1回)−豊田(1回)
(巨)木佐貫(6回)−柏田(1回)−林(2回)
(本)清原2本
巨人
西武

今日も散々な試合内容で完敗♪ 全くいいところなし♪
もう笑うしか…きっと笑ってればいいことが起きるに違いない(爆)
この2試合は見れたものじゃありませんでした…これが続くようだとなぁ…
ピッチャーはストライク入らない、守備は併殺取れない、打者は打球が飛ばない…
いやー、なんかこう…野球って難しいんですね(苦笑)

1回表 西武先発:帆足投手
レイサム選手、内角ストレートでショートフライ。
清水選手、カーブ・パーム・外した球・パームで空振り三振!

江藤選手、ストレート3球外れて、逆球1球ストライク後、ストレート外れて四球。
高橋選手、外のスライダーを中心に攻めて微妙に外れ四球。2アウト1・2塁。
ローズ選手、初球内角ベルト付近ストレート打たれ、レフト前タイムリーヒット(アホ…?)
清原選手、内角低めスライダーの逆球を左中間へ運ばれる3ランホームラン。

元木選手、その球を打たれてライト前ヒット。
阿部選手、外角低めパームで見逃し三振!

帆足投手…江藤選手の所でストレートが抜けた当たりがダメ。四球から始まる。
     ストレートの立て直しが利かなくなり、逆球・甘い球の連続。
     大まかなコントロール自体は悪くない。
野田捕手…アホ。江藤選手の場面が昨日の四球と同じ、ローズ選手の初球の入り方が最悪。


1回裏 巨人先発:木佐貫投手
柴田選手、内角低めフォークで空振り三振。
赤田選手、真中付近のフォークを打つもセカンドゴロ。
フェルナンデス選手、カウント1−3から逆球ストレート空振り、真中ストレート見逃し三振。

2回表
川中選手、シュート・パームで追い込み、内角ストレートでレフトフライ。
レイサム選手、追い込むもストレート外れ、外角カーブが微妙に外れて四球。
レイサム選手が盗塁成功(野田捕手がボールを握りなおす)
清水選手、内角スライダーで空振り三振!
江藤選手、帆足投手がサインに首を振り、スライダー・カーブでライトフライ。

帆足投手…ストレートが抜けていて、コントロールがままならない。
       だからカーブでカウント取ってよ…


2回裏
和田選手、初球ライトポール際へホームラン性のファール、ストレート叩いて三遊間抜くヒット!
後藤選手、フルカウントから四球(ランナースタート) ノーアウト1・2塁。

大島選手、高めストレートボール球に空振り三振。
中島選手、初球甘いストレート見送り、最後は外角低め変化球にハーフスイング空振り三振。

野田選手、フォークに止めたバットが当たりセンター前に落ちるタイムリーヒット!
高木浩之選手、サードゴロ。3アウトチェンジ。

カリスマ情報局
 細川捕手はリフレッシュファーム落ち。野田ケガ時に安心したんじゃないのか?
 スタメンオーダーは今日の感じ<小関選手が入るぐらい
 ただ赤田選手がここの所いいので、柴田・大島選手辺りはわからない。

打線…甘い球(逆球)を見逃し過ぎ。失投に対する備えが出来ていない。
    逆方向へ狙いを定め、積極的に打っていって欲しい。


3回表
高橋選手、サード前への高いバウンドの弱いゴロ、素手で取りに行くもこぼして内安打。
ローズ選手、内角ボール球ストレートで入り、外の変化球で攻め、空振り三振!
清原選手、内角高めへの失投を打たれ、レフトスタンドへ2ランホームラン。
(内角寄りボール球を要求するも、真中高めに球が抜ける)
元木選手、初球真中の甘い球を打たれ、左中間2ベースヒット。

阿部選手、インハイボール球の後に外角ストレートを上手く合わせられ、レフト前タイムリー。
川中選手、外の変化球で空振り三振。ランナースタートで2塁悠々タッチアウト。3アウトチェンジ。

リード…どうしても窮屈な感じするなぁ…もう疲れた…
    打たれた後の工夫が感じられない。何となくサイン出してる感じ。
    動揺している投手をカバーしてくれ。打たれた後に打たれ過ぎや、ボケ。


3回裏
柴田選手、落ちる球に空振り三振(落ちる球に手出し過ぎ…)
赤田選手、高めストレートハーフスイング空振り三振(落ちる球の見極めが鍵)
フェルナンデス選手、内角ストレートに差し込まれレフトフライ。

4回表 この回から許投手が登板
レイサム選手、スライダー・フォーク等を使い、最後は首振ってストレート(シュート)三振。
清水選手、外角フォーク系の球が甘く行き、レフト前ヒット。
江藤選手、外角狙ったスライダーが真中に行き、三遊間抜くヒット。
高橋選手の所でスライダー逆球ワイルドピッチ。1アウト2・3塁。
ボールはずれて四球。1アウト満塁。
ローズ選手、セカンドゴロ併殺コースも1塁間に合わずランナーホームイン。
清原選手、インハイストレート後にボール球フォークで空振り三振。

野田捕手…コース構え過ぎ。投手にプレッシャー与えてるんじゃないか? 悉く甘くなってる…
       逆球の時のやる気なさそうな捕り方ヤメロ。
       大きく構えてドンと来いとかやってよ…

投手陣…ボール先行・逆球と常に苦しい状態で投げていて、ピッチングになってない。
巨人…ボール球を上手く振らせている。要所でコーナー突くストレート。


4回裏
和田選手、良い当たりのファーストライナー。
後藤選手、外角低めスライダーでハーフスイング三振。
大島選手、内角ストレートに腰引いて見逃し三振。

5回表
元木選手、ファーストゴロ。
阿部選手、落ちる球を上手く合わせるも、高木浩之選手が下がりながらジャンプキャッチ!
川中選手、ヒット。
レイサム選手、レフトフライ。

西本氏評…投手のコントロールがない。カウント取れる球を軸に。

5回裏
中島選手、高め抜けたフォークで空振り三振。
野田選手、詰まりながらセンター前へ。ローズ選手が逸らして2ベース!
高木浩之選手、外の球を流して三遊間抜くヒット! 1アウト1・3塁。
柴田選手、真中に抜けた変化球を打ち、左中間へタイムリーヒット! 1アウト1・3塁。

柴田選手は盗塁成功。1アウト2・3塁。
赤田選手、外の球を捉えるもセカンド正面のゴロ。ランナーホームイン。2アウト3塁。
フェルナンデス選手、低めストレート打ちサードゴロ。

6回表
清水選手、センター前ヒット。
江藤選手、3塁線のゴロ。間に合わず、セーフ。内安打だけど記録はエラー。
高橋選手、ストレートの四球。ノーアウト満塁。
ローズ選手、ノースリーから立て直し、ショートゴロバックホーム。1塁はセーフ。1アウト満塁。
清原選手、内角のストレート(シュート?)詰まらせサードゴロ。ベース踏んで1塁送球、併殺。

6回裏 センター井出選手(代走から)、ファースト福井選手
和田選手、外角変化球打ってセカンドゴロ(全力疾走!)
後藤選手、外角低めスライダーを打ち、ライト前ヒット!
代打の貝塚選手、ファールで粘ってセンター前ヒット! 1アウト1・2塁。

中島選手、ファールで粘って一二塁間への当たり、ファーストが飛びついてアウト。2アウト2・3塁。
野田選手、変化球抜けた高めの球を打ってサードフライ。

7回表 
元木選手、外角スライダーで見逃し三振!
阿部選手、やや変化球が甘く行くもレフトライナー。
川中選手、良い当たりもファーストゴロ。

許投手…この回はスライダーのコントロール安定。ストレートはまだ少し荒れてるのが気がかり

7回裏 柏田投手が登板。ショートに岩舘選手。
代打の佐藤選手、真中付近のストレートこねるように打ってしまい、サードゴロ。
代打のGG佐藤選手、ボール球に手を出しまくって空振り三振。
赤田選手、外角のストレート引っ掛けてショートゴロ。

赤田選手…逆方向への意識が足りない。引っ掛けるケースが多い。

8回表 セカンドに水田選手。長田投手が登板。
レイサム選手、スライダー・ストレート×3微妙に外れて四球。代走、鈴木選手。
清水選手、エンドランで1・2塁間抜くヒット。ノーアウト1・3塁。

江藤選手、ファーストフライ。
ここで牽制悪送球(ホーム寄りにずれる) ランナーホームイン。1アウト2塁。
高橋選手、高めカットボール?でセンターフライ。
井出選手、カウント2−1から外角ストレート・落ちる変化球でハーフスイング空振り三振!

長田投手…スライダーのキレが良い。先頭打者の四球が謎。ストレートの制球に気をつけるべし。

8回裏 林投手が登板。その他いろいろ
フェルナンデス選手、内角変化球くるくる回って空振り三振。
和田選手、ストレートをひっぱ叩くもショートゴロ。
後藤選手、フルカウントから四球。
代打の平尾選手、外のフォークにバットが回って空振り三振。

9回表 豊田投手が登板。セカンドに宮崎選手、ライトに上田選手、サードに水田選手が廻る
福井選手、外角低めストレートで攻めて、止めたバットに当たるファーストゴロ。
岩舘選手、フォークボールで空振り三振!
阿部選手、外角低めのスライダー?でセンターライナー。

豊田投手…コントロール抜群。捕手の構えた所にビシビシ! 

9回裏
中島選手、内角低目変化球で空振り三振。
野田選手、内角カーブ打ってサードゴロ。
水田選手、初球ストレート打ってセンターフライ。

伊東監督
「こうなってくるとバッテリーの責任だよ… 許投手も全然ダメ。今は我慢…」


感想としては昨日の試合のような感じ。豊田投手以外、全然良い所を見られず…頭痛いっす。

先発の帆足投手ですが、状態はそれほど悪いと思いませんでした。
1回に江藤選手に警戒し過ぎたのか、ストレートが力んで外れて四球…
高橋選手に対してはさらに警戒して外角の変化球外れて四球…
そんでもってローズ選手の初球に内角の甘い球ですから… なんとも勿体無いというか。
細心の注意を払い過ぎて逆に失敗してる辺りが残念です。
真中投げてもキレのある球だったら打たれないわけですし(打たれるけど)、
もう少し大胆に攻めていっても良かったんじゃないかと。得意のパームがあるんですし。
その後はボール球から入るケースばかりで窮屈なピッチング。
帆足投手の持ち味が全く発揮されませんでした。
今日はストレートが荒れていたのが痛かったです。

許投手はコントロールがさっぱりでした。ストレートは外れ、変化球は抜けるわ…
よく1失点で済んだな〜という感じ。
4イニング目はスライダーのコントロールが安定して本来の投球を取り戻しましたので、
そこから復活の糸口を掴んで欲しいです。
長田投手は先頭打者への四球がなんとも。こちらもコントロールが悪くて。
スライダーを上手く使うことで、コントロールが良くなっていきましたが…
牽制悪送球といい、ちょっとフォローできない感じ…
豊田投手は順調そのもの。
キャッチャーの構えた所にストレートが行くのは清清しいですよね(^^; こちらはOKと。

野田捕手に関してですが、今日の場合は投手のコントロールが悪過ぎた印象。
ただ構えた所にボールが来ないから、キャッチャーの責任ではないというものでもなし。
ストレートが荒れているなら、それ以外のボールでカウントを取っていかないと。
例えば1回の帆足投手の場合、ストレートよりもカーブのコントロールの方が落ち着いていました。
江藤選手の所でもストレートが高めに抜けたりしてましたし、
カーブで上手く力を抜いてあげてもよかった気がします。
その前がすんなりだったので、これは結果論になってしまいますが…
あとはローズ選手の初球の入り方。
二者連続四球で投手がストライクを取りたがってる所に内角ストレート…
この場面でボール球を要求するのは難しいですよ。もう少し投手を配慮したリードが欲しい所。
許投手の場合で言えば、気の弱い投手なので神経質にコーナーを攻めない方がいいかと。
もちろん普通の状態ならそれでいいんですが、ピンチの時などは逃げていってしまうので、
真中でもいいからドンと来い(本当に来たら拙いけど(^^;)とするのがいいと思うんですよ。
逆球だからってかったるそうに捕ってると、投手がどんどん追い込まれていってしまう。
先輩投手が多くて難しいとは思うんですが、積極的に声をかけていかないと。
このままではチームが上手くまとまりません。
抑えの利かない投手を救えるのはキャッチャーしかいないんですから…

今の西武バッテリーの特徴としては、コーナーを狙い過ぎてボールが先行することでしょうか。
あー、野球ゲームのピッチングみたいなもんです(笑)
コンピュータはボール球振らないから、ストライクゾーンの隅にボールを集めると。
現実の投手はそこまでコントロール良くないし、
打者もボール球振るんですから、あまり窮屈になり過ぎないことですよね。
もうとにかく打たれてもいいから、ストライク投げてくれっちゅーに。今のままだと試合になりません。
初球思いきって投げて打たれた方がまだマシ。1球で済むし。
ボール球が続いてカウントを取りに行けば長打、四球…そんなパターンばかりです。
そんな疲れることしないで、楽に投げていって欲しいです。
捉えられても運が良ければ野手の正面に飛ぶかもしれませんよ(笑)
…って、なに少年野球教室みたいなこと言ってるんだろ、俺…
それぐらい当たり前のことができていない西武投手陣に鬱入ります…



打線の方もさっぱり。ヒットは7本。
柴田・和田・後藤・貝塚・高木浩之・野田選手。野田選手はラッキーヒットという印象。
現在の打者で大丈夫なのは和田選手だけ。他はまだまだ。
もう繋ぐしかないんだから、逆方向を狙ったバッティングをすりゃいいのに…それができてない…
例えば2回裏、ノーアウト1・2塁のチャンスで大島選手がダボハゼ、何でも手を出して三振。
中島選手は甘い球を見逃して三振…ダメダメでした。
自分で打ってやろうと考えると、ボールを選んでしまってダメ、引っ張って内野ゴロ、そんなパターン。
もう少し繋ぐ意識を持って、センター返しを心がければもっとバットが出やすくなると思うんですが…
まだ打者全体に打席での目的意識が見えてきません。
逆に上手くいったのは5回裏、高木浩之選手と柴田選手のヒットです。
2人とも左打者なのでセンターから左、左中間方向へ打ち返しています。
こういうバッティングをしていけば好投手も攻略できると思うので、
チーム全体で逆方向の打撃を徹底していって貰いたいです。
時々こういうバッティングも見られますが、まだチーム全体の意識が薄い感じあります。

個々で気がついたのは…
柴田選手は内角低めの変化球を強引に振っている印象あり。見極めをしっかりと。
赤田選手は逆方向への意識が薄い感じ。昨日のようなセンター返しを基本に。
フェルナンデス選手は内角の変化球の対処を頼みます。シーズン中、あそこばかり攻められそう…



文化放送の解説者「西本聖」氏が言っていましたが、
「2年ほどでこんなに変わるもんですかね?」という言葉が印象的でした。
西本氏は昨年阪神投手コーチ、その前もセリーグ中心で西武はあまり見ていないわけですが、
それを考慮したとしても今の投手陣の状態は異常と言うしかありません。
なんか私も思い出せなくなりました。一昨年の優勝時の投手陣を(苦笑)
ストライクってどうやって取ってたんだろうなぁ…それさえもわかんないよ、もう(涙)

もうここまで最悪なら失うものは何もないですし、バッテリーは徹底的に投球を考え直して欲しいです。
ファンとしては今の窮屈さだけでも何とかしてもらいたい。
テンポ良く打たれる分には見ていて苦になりませんが、
ボールの連続で四球・苦し紛れにカウント取りにって被弾というのは見てられません。
これは「プロ野球」なんですから、ファンの気持ちを考えて欲しい所。
自分のことで精一杯にならず、チームのこと・ファンのことを考え、テンポ良い投球をして欲しいです。

打者は基本のセンター返しをもう一度。そしてボール球に手を出さない。
当たり前のことをもう一度やり直してください。
今のライオンズは社会人以下、いや甲子園に出る高校野球チーム以下でしょう。
チームワークが全然ない。何がやりたいのかさっぱり分からないそんなチームです。
こんな時だからこそ、基本に返ったプレーをお願いします。
初心に返って、ガンバレ、ライオンズ!!




3月17日 オープン戦 西武ライオンズ 5−14 中日ドラゴンズ

(西)後藤光(4回)−鳥谷部(3回)−大沼(2/3)−
 星野(1/3)−青木(1回)
(中)野口(7回)−川岸(1回)−バルデス(1回)
(本)和田、谷繁、森野、大西
中日 14
西武

投手陣散々…被安打19、6四死球、14失点…
あ〜 疲れました… その一言に尽きます。
すいません、節穴でした。投手陣はどうにもなりません(涙)
なんつーかなぁ… 捕手がなぁ… なんなんだろ…

2試合連続でネットの動画配信で試合を見たわけですが、
オープン戦終了まで1週間しかないこの時期に投手陣が何をやりたいのか見えてこない…
今までの決め球を封印して試しているように見えるんですが、
それで打たれてボロボロだと意味がない気もしますし…
キャッチャーのリードとか意図が見えてこないのが辛いっス。

とりあえず試合を振り返っておきます。しょぼーん…
1回表 先発:後藤投手(微妙に豊田投手っぽい形?)
井端選手、カウント2−3からシュートが外れて四球。
荒木選手、送りバント。ファールになりそうだったものの、捨てたバットに当たってフェアゾーンへ。
記録はキャッチャー内安打…アンラッキー過ぎる。つーか、初めて見た…無死1・2塁。
立浪選手、高めストレート打たれてセンター前ヒット。ノーアウト満塁。
井上選手、内角ストレート攻め、狙い通りファーストゴロ併殺打。その間に1点。2アウト3塁。
アレックス選手、外角低め変化球攻め。最後ストレート外れて四球(対外国人攻め?)
森野選手、粘られるもストレート2球攻めた後に内角スライダーでサードポップフライ。

 後藤投手…微妙なコントロールがもう少し? シュートが少し外れ気味なのが気がかり。

1回裏
平尾選手、内角ストレート叩きつけるもショート正面のゴロ。
赤田選手、内角ストレート差し込まれてショートゴロ。
フェルナンデス選手、外から入ってくるスライダーで空振り三振。

 カリスマ情報…笘篠コーチは「1塁フェル、3塁後藤武」を進言したものの、
  伊東監督はプライドを重視して3塁フェルに。気持ち良くプレイしてもらおう。


2回表
大西選手、外角変化球で三遊間のゴロ。あらかじめ寄っていてショートゴロ。
谷繁選手、セカンドフライ。
幕田選手、外角攻めの後に内角ストレートを投げるもやや甘くセンター前ヒット。
井端選手、粘られフォークボール外角が内角に行ってしまい、3塁線突破のタイムリー2ベース

荒木選手、ショートゴロ。

 カリスマ情報:細川と野田のリード差
 逆球の場合、細川が逆球と踏まえて、野田が想定通りで考える。
(例:内角のサイン→ボールは外角へ 細川:外角でその後の組立、野田:内角でその後の組立)

 後藤投手…低めにコントロールされていて安定感あり。内角を課題に考えてる模様。
         シュートを覚えて右打者のインサイドを積極的に攻めてる感じ。


2回裏
和田選手、選んで四球。ノーアウト1塁。
後藤選手の所で変化球抜けてワイルドピッチ。2塁へ。
後藤選手、カウント2−3からランエンドヒット、高めストレートボール球空振り三振。
和田選手は盗塁成功で3塁へ。
GG佐藤選手、外角スライダーを力で運ぶライト前タイムリーヒット!
中島選手、力で押し出すように打つもセンター後方のフライ。
細川選手、内角の球詰まってサードゴロ。

 細川選手…打撃フォームが固まっておらず。
     神主風というか高波風という構えからトップへと引く感じ。明らかに遅れてる。
     おそらくドアスイング矯正のためだろうが、もう少しトップへの運びを早くしないと。
 GG佐藤選手…オープンスタンス気味。トップの位置が高く、フォームは良い感じ。

 
3回表
立浪選手、高めストレートでセカンドゴロ。
井上選手、内角ストレートが逆球高めに行ってしまい左中間フェンス直撃2ベースヒット。
(ホームランにならなくて良かった)
アレックス選手、外角の球、三遊間抜くヒット。1アウト1・3塁。
森野選手、チェンジアップがストライク入らずに四球。1アウト満塁。
大西選手、外角攻め→内角ボール→外角ストレートが外れて甘くなるもショートゴロ、
バックホーム体制で本塁送球アウト、1塁はセーフ。2アウト満塁。
谷繁選手、ストレート甘くなってセンターへの満塁ホームラン。
幕田選手、高めの行ってしまった球でファーストフライ。


 後藤投手…チェンジアップがストライクにならず。ストレートも内角が外れまくり、外角のみ。
      右打者の内角の攻め方、左打者の内角の攻め方をどうするか考える必要あり。
 細川捕手…こういう苦しい時にどういうリードをするか。外角を軸にするのは○。
      立て直すきっかけを掴むか、安全策で行くか…難しいところですな。
      内角を使おうとした結果、失敗に…


3回裏 サードに渡辺選手が入る
大島選手、内角の球を捉えるもセンターライナー。
平尾選手、低めのストレート難しい球を払うように打ってライト線2ベースヒット!
赤田選手、内角スライダー詰まるもセンター前に落ちるヒット! 1アウト1・3塁。

フェルナンデス選手、内角入ってくるスライダーでショートゴロ併殺。

 フェルナンデス選手…内角の変化球の打ち方が課題。

4回表 キャッチャー交代、野田捕手に
井端選手、センター前ヒット。荒木選手、インコースの球でショートゴロ併殺。
渡辺選手、ライトフライ、3アウトチェンジ。

4回裏
和田選手、内角の球を打ってレフト前ヒット!
後藤選手、内角やや高めの球、ショート左へ飛ぶも井端選手がナイスプレーで併殺打。
GG佐藤選手、内角の球を捉えるもサード正面のライナー。

5回表 この回から鳥谷部投手が登板
井上選手、内角低めスライダーでファーストゴロ。
アレックス選手、カーブでカウントを稼ぎ、高め釣り球の後、外角低めフォークで空振り三振!
森野選手、高めストレートでセカンドゴロ。

 鳥谷部投手…コントロールにまとまりあり。野田捕手との呼吸もイイ!
 立ち上がり症候群…バッテリーの呼吸の悪さ(野田捕手の1軍投手とのコンビ不足)


5回裏 センターにルーキー中村選手が入る
中島選手、打ち上げてファーストファールフライ(疲れてるなぁ…)  野田選手、ショートゴロ。
大島選手、内角スライダー手が出ず見逃し三振。

 大島選手…「上半身の体が抜けない」本人談だけれど、下半身の使い方の方が違うような気も。
       ちょっとタイミング取るのに動き過ぎてる感じもあるかもしんないと思ったり。
 後藤投手インタビュー…ストライク先行できずに後手後手になってしまった。
               開幕の不安はありません。


6回表
大西選手、外角のフォークやや高く、しぶとく運ばれてセンター前ヒット。
谷繁選手の所でヒットエンドラン? 内角ボール球空振り、盗塁成功。
谷繁選手はスライダーを打ってショートゴロ、3塁送球タッチアウト。1アウト1塁。
幕田選手、ストレートで攻めて外角低めストレートで見逃し三振!
井端選手、ストレートで攻めてフォークが抜けるも(カット?)空振り三振!

6回裏
平尾選手、初球打ち右方向へ打つもファーストゴロ。
赤田選手、真中付近のストレートを打ち、良い当たりのセンター前ヒット!
フェルナンデス選手、内角狙った球がやや甘くなり、右方向へ運ぶライト前ヒット! 1死1・3塁。
和田選手、外角スライダー叩いてセンターバックスクリーンへの3ランホームラン!

後藤選手、スライダー引っ掛けてショートゴロ。
GG佐藤選手、センターフライ。

 後藤選手…右方向への打撃が見れなくて寂しい…ちょっと引っ掛け気味。

7回表 サードに佐藤選手が入る
荒木選手、ストレート外れて四球(ノースリーからカーブでカウント取れないのかなぁ…)
渡辺選手、送りバント成功、1アウト2塁。
井上選手、フォークボールが抜けて1塁線抜くタイムリー2ベース。
代打の関川選手、高めストレート、前進守備センターが追いつきアウト。
森野選手、高めストレート打たれてライトスタンドに入る2ランホームラン。
大西選手、初球ストレート打たれてセンター左へのホームラン。

谷繁選手、外角低めのカーブで空振り三振!

鳥谷部・野田バッテリー
 森野選手のホームランは完全に読まれていた。フォークが抜けてワンバウンド。
 直後ストレートを狙われていた所で甘くドンピシャ。
 ランナーを出してからカーブの割合も少なく、初球に投げるかどうか。カーブの使い方に疑問。


7回裏 センターに関川選手、ファーストにDHを外して井上選手
中島選手、叩きつけてセンター前ヒット!
野田選手、高めの球を捉えるも一伸びがなくセンター後方のフライ。
大島選手、低めのストレート打ち上げてセカンドフライ。
平尾選手、高めの球に空振り三振。

8回表 この回から大沼投手が登板
幕田選手、ストレート外れて四球。
代打の川相選手、ストレートで押しでバットを折り、ピッチャーゴロ併殺打。
代打の仲澤選手、追い込んでからスライダーが甘くなって三遊間抜くヒット。
仲澤選手が盗塁成功。
渡辺選手、ストレート叩きつけて一二塁間抜くタイムリーヒット。


2アウト1塁の場面で投手交代。星野投手が登板。
井上選手、内角からの変化球、腰砕けでライトフライ。

 大沼投手…変化球のコントロールが甘過ぎ。スライダーを低めに決めなければ。
        どうしてもストレートに絞られ、カウントを取りにくくなっていく。
 星野投手…「左打者がビクッとするのが堪らない」(笑) フォームも良く、期待したい所。


8回裏 川岸投手が登板。キャッチャー小川選手、セカンド川相選手、ショート仲澤選手
赤田選手、外角低めシンカーを上手く拾うも、セカンド川相選手のナイスプレーに阻まれアウト。
佐藤選手、右打するもライトフライ。
和田選手、内角の変化球を打つも、レフトフェンス手前のフライでアウト。

9回表 レフトに佐藤選手が回り、サードに水田選手
代打の筒井選手、カーブを打たれて三遊間抜くヒット。
代打の中野選手、レフトフェンス直撃の2ベースヒット。ノーアウト2・3塁。

大西選手、初球死球。ノーアウト満塁。

ここで投手交代。青木投手が登板。
小川選手、右中間へ打ち2点タイムリーヒット。ノーアウト1・3塁。
幕田選手、外角スライダーで浅いライトフライ。
川相選手、セカンドゴロ、ダブルプレー狙うも2塁封殺のみ。1失点。2アウト1塁。
仲澤選手、バットを折るもセンター前に落ちるヒット。2アウト1・2塁。
渡辺選手、三遊間抜くヒット。2アウト満塁。

井上選手、ピッチャーゴロ。

9回裏 バルデス投手が登板
代打の柴田選手、内角ストレートを叩きつけるもセカンドゴロ。GG佐藤選手、ショートゴロ。
中島選手、左太ももに当たる死球。代打の貝塚選手、ストレートの四球。
大島選手、高めストレートを叩きつけてセンター前のタイムリーヒット!
平尾選手、ショートゴロ。試合終了5−14で敗戦。

(伊東監督) 鳥谷部投手に怒り。投手陣が炎上で疲れ。
  後藤投手のやりたいことが分からない。捕手の問題でもありますが。
  4番は和田選手で行く。
とりあえずバッテリーの分けわからなさが目立ちました。
ちなみに本来注目だったはずのオーダーは…
 1(二)平尾、2(中)赤田、3(三)フェル、4(左)和田、5(一)後藤武敏
 6(指)GG佐藤、7(遊)中島、8(捕)細川、9(右)大島

まずは細川捕手のリードですが… チェンジアップとフォークの少なさが気がかり。
3回のピンチにいざ投げようとすると叩きつけてストライク入らないし。
前回良かったシュートのコントロールが悪かっただけに、従来通りの組立で良かった気もします。
おそらく後藤投手の意向で横変化を課題にやってたんでしょうが…これだけ打たれるとちょっと…
あとは3回のリード。難しい所だと思うんですがね。
ストライクが外角ストレートしか入らない苦しい状況。変化球は全くダメ。最悪なイニングでした。
当然外角だけで組立できませんから、内角も使わなきゃいけないわけですが…
その見せ球orズバッと勝負球が悉く甘く入って打たれていました。
最悪を前提にしてバレバレであっても外角で勝負していくべきだったのかもしれません。
これは結果論に過ぎませんが、こういう苦しい場面はシーズン中にもあるわけですし、
どうやって凌いでいくか考える必要がありそうです。

野田捕手に関しては… どうしてあんなにストレートが好きなんだろう(苦笑)
私にはよく分かりませんが、リードが単調に見えてしまいます。
もし相手チームの打者だったら、普通にストレートに山張って打てそうな感じ。
変化球を続ける場面とかあまりないし、もう少しリードを工夫して欲しい気がします。
この2日リードを見ていて感じるのは、投手とのコミュニケーション不足。
鳥谷部投手に関しては2軍でのコンビも多かったことで息合ってましたが…他がはマイチ。
ここらも野田捕手の課題だと思います。
気になった場面は7回のリード。もう分けわからんと言うしか。
まず先頭打者への四球。オールストレートだったと思います。
しかもノースリーになるまでストレートが2球高めに抜けていたはず。
それでもストレートを続ける神経が分かりません。
こういう場面でこそカーブじゃないんでしょうか?
その後のピンチでもほとんどカーブは見られず。初球のカウント球で少し使っただけです。
森野選手の場面なんてフォークがワンバウンドした後にストレート来るなんて見え見えでしょう…
こういう場面でカーブを要求するべきでは? カーブは山を張りにくい球種なわけですし。
初球の入り以外でカーブを使わないのが気に入りません。
この回最後の谷繁選手の決め球にカーブを用いたような使い方を見たかったです…

私は正直言って捕手のリードは分かりません。
打者の狙いなんて近くにいないと分からないし、
投手の状態・コンビなどチームメイトでなければ分からないことが多々あります。
けれど今日のリードに関してはそれ以前の問題のように思えたので指摘してみました。
JSKYの解説者:内藤氏(中日等:ギャオス)が「西武投手陣がファールでカウントを稼げない」
「コースを狙い過ぎている」と言っていたのは全てキャッチャーの責任だと思います。
ストライク取れないなら真中に構えてドンと来いと声をかければいいじゃないですか…
ピッチャー苦しい時もコースコースに構えてさ…どんどん窮屈になってくだけじゃん…
頭の中では最悪のケースを考え、表面上・投手に対しては開き直って来いとしないと。
ピッチャーばかりに責任を押し付けるようなリードをしていてはダメ。
「打たれたのは全て自分の責任だ!」と押し通せるような気概でリードして欲しいです。
はっきりいって今の捕手では投手陣は持たないっすよ…泣きたくなってきた…

ここでまでの正捕手争いは野田>細川なんでしょうが、今後のリード面の成長を考えるとどうかな…
まだ細川捕手の方がリードが良くなる素質あると思います。
野田捕手は打撃・捕球・送球の安定性で明らかに勝ってますが、
投手との呼吸の合わせ方・リードの単調さがどうしても気になってしまいます。
まぁ、細川捕手の方もリード面がそういいわけではありませんが。
少なくとも投手との呼吸はまだ合ってるかなと。
投手王国再編のためには、捕手の成長が欠かせないと思います。



そんなわけで投手陣の評価は…難しいなぁ…
後藤投手は随分と粘られていたのが気がかり。変化球のコントロールがどうなのか気になる所。
シュートもいいけど、チェンジアップとフォークが生きないと意味ないわけですし。
もう一度基本を確認しておいて欲しい気がします…
鳥谷部投手はピッチング自体は悪くなかったので何とも。
ただストレートが高めに抜けないよう心がけて欲しいです。あとはカーブの信頼度を高めて欲しい。
大沼投手は全く変わってない。変化球でカウントを取れない、高めに浮いてしまう…ダメダメ。
もっと変化球を磨かないと1軍の舞台では活躍できないように思います。
星野投手は対左に関してはOK。フォームもいいし、カーブ・・スライダーの変化も良い感じ。
あとは対右打者の時にどうするかですね。
左のワンポイントといっても、打者によっては右の代打が出てくるわけですし、攻め方の工夫は必要。
とりあえず一気にとはいかないんで、まずは左殺しで自信を付けて行って欲しいです。1軍当確の模様。
青木投手の場面は精神的に疲弊してよく見てませんでした…
打たれても誰も声かけないし、随分と孤独に見えたのが気の毒だった印象があります。
青木投手の調子が戻らない理由の一つに打者の変化があるような気がします。
2〜3年前までシュートで内野ゴロだったところが、今は内野の頭を越すヒット。この違いがある感じ。
シュートであっても球が少し高いだけでヒットにされてしまう、そこが活躍できない理由かも。
横の変化だけじゃなく、縦の変化を付けたり、低めにボールを集めたりと工夫して欲しいです。



今日は打撃陣まで書く精神的余裕ないっす(苦笑)
本来はこれが第1に来るはずなんだけどなぁ…悲しひ。
まだ全体的に疲れている印象。元気がないです…寂しひ。

ヒット打ったのは…平尾・赤田・フェルナンデス・和田・GG佐藤・中島・大島選手の計9本。
安心して見ていられるのは和田選手だけですかね。他はまだ課題が多い印象。
フェルナンデス選手は内角の変化球がちょっと打ててません。
中島・大島選手は疲れからか下半身の使い方がもう少しに見えます。
後藤選手は得意の右打がでてきてないのが寂しい。軸回転が不充分なのかも。

和田選手以外で唯一誉めて良いのは赤田選手でしょうか。
ラッキーなセンター前に落ちるヒット、甘い球をセンター前に弾き返すヒットと2本打ちました。
内容はそれほどありませんでしたが、右打席で2本ヒットが出たという結果は評価したいです。
これだけ打線がダメなら、赤田選手を我慢して使ったほうがいい気もしてきます。
足も速いし、スイッチヒッターだし、チームの構成上かなり楽になると思うんですが。
まだ粗くて実力が足りない面もありますが、今は赤田選手のようなスピード感ある選手がどうしても欲しい所。
将来を考えても、大抜擢する必要ありかと。
…2軍見ても他にいないし、足が使えるリードオフマンタイプ…

打線に関しては、1番に平尾選手を起用したものの、効果なく…
タイプとしては積極的に打ちに行く仁志選手のような1番かなぁ。盗塁など足を使えないのが残念。
唯一可能性が見えたのは6回裏の攻撃。
どうやらベンチは開始時に円陣を組んだそうです。
そして平尾選手が初球右打ちで良い当たりのファーストゴロ。
赤田選手がセンター前、フェルナンデス選手がライト前、和田選手がセンターへホームランのこのバッティング。
4人の打者全員がセンターから右方向を意識したバッティングをしていました。
カブレラ選手がいない以上、こうやってひたすら繋いでいくしかないわけですし、
チーム全体でセンターから右方向を狙ういやらしいバッティングを徹底して欲しいです。
右方向に打てる選手が今のライオンズには揃っているわけですからね。
ここに活路を見出していくしかないと思います。あとはいかに機動力を絡めるかでしょう。

今の西武の問題は、こういう右打ちを自分からできてないことですよね。
首脳陣の指示がなくとも率先して行うようにしないと。
首脳陣の指示を待っていては仕掛けが遅過ぎます。
漠然と打つんじゃなくて、各打者にはきっちりとした目的を持って打席に入って欲しいです。
こんなことだから「覇気がない」と言われるわけで…
もう少し頭で野球をやっていいんじゃないかと。プロなんですから。



今日の試合を見てる限りでは、チーム全体でこの危機を何とかしようという感じが見られませんでした。
バッテリーを中心に自分のことで精一杯。チームのまとまりが欠けているのが気がかり。
カブレラ選手の怪我のショックを振り払うかのような精神的強さを見せて欲しいです。
この苦境をチャンスに変えましょう!
明日の巨人戦で選手が奮起してくれることを信じています!
開幕からと言わずに明日からガンバレ、ライオンズ!!




3月16日 オープン戦 西武ライオンズ 2−4 近鉄バファローズ

(西)張(5回)−西口(4回)
(近)山村(5回)−小池(1回)−吉川(2回)−矢野(1回)
近鉄
西武

カブレラが1回に受けた死球で骨折…2ヶ月近くの戦線離脱に!?
他球団のケガ人の心配なんてする余裕なかったか…
カブレラ選手が1回に山村投手のストレートを右手首と肘の間に当たる死球。
直後に交代し、病院で診察した結果、6週間の固定を要する骨折だとか。
リハビリに2週間かかるので、復帰は2ヶ月後…6月辺りになってしまうようです。
主砲としてだけではなく、明るいチームのムードメーカー的存在でもあっただけに、
カブレラ選手の不在はチームにショックを与えたそうです…

まぁ、終わったことをクヨクヨしてもしゃーないので、今日の試合を振り返って今後を考えます。
今日はJSKYの動画配信+文化放送のインターネットラジオ。
今年初めて動くライオンズを見ました〜♪
1回表 先発:張投手
大村選手、チェンジアップ、平凡なライトフライ。
水口選手、三遊間抜くヒット。
バーンズ選手、外角ストレート軽打でセンター前ヒット。1アウト1・2塁。

 (バーンズ選手:オープンスタンス。迫力はない。巧打タイプ?)
北川選手、内角ストレート、レフトへタイムリー2ベース。1アウト2・3塁。
川口選手、インサイド外れて四球。1アウト満塁。
大西選手(波留風打撃フォーム)、やや変化球スライダー?甘く、ライト前タイムリー。

星野選手、セカンドゴロで2塁封殺のみ。1点取られる。
阿部選手、高めに外したボールが甘く行くもセンターフライ。3失点止まり。

張投手…立ち上がり大人しい印象。ゆったり風味。
    ストライクゾーンにまとまりがあるものの、細かいコントロールに不安。変化球のキレが鍵。


1回裏 先発:山村投手
柴田選手、インサイド引っ張ってライト前ヒット!
小関選手、ヒットエンドランショート定位置抜くレフト前ヒット! ノーアウト1・3塁。

 (足を抑えるアクシデント。小関選手に代わって赤田選手)
フェルナンデス選手、低めストレートコンパクトに弾き返してセンター前タイムリー!
スタートを切っていた赤田選手は3塁へ(スチール?) ノーアウト1・3塁。
カブレラ選手、インサイドストレート抜けて手首付近に当たる死球。ノーアウト満塁。
 (代走:後藤武敏選手を起用。小関選手、左太ももの違和感。大事を取って)
和田選手、インハイ厳しい所を打ち、レフトフェンス手前の犠牲フライ。1点。
大島選手、外角の球を流してサードライナー。2塁ランナー戻れず併殺。2点止まり。

大島選手…カリスマ評:前川打てて、吉野打てない→正統派はいいが、軟投派が課題。
     昨年に比べて重心が高い印象。下半身が使えておらず、外角の球を腕だけで打ってる感じ。
     腕の使い方は問題なさそう。ゆったりめ。


2回表
藤井選手、ストレート意外に伸びるも右中間のライトフライ。大村選手、ストレートでセンターフライ。
水口選手、シュートで押して内角ストレートナチュラルシュート見逃し三振! 三者凡退。

張投手…投球フォームが安定している印象。ゆったりしていて○。
    問題は微妙なコントロール、変化球のキレ次第。


2回裏
中島選手、外角低めスライダー打ち損じて高いバウンドのサードゴロ。
野田選手、外角低めストレート一杯空振り三振。高木浩之選手、外角高め当てただけのショートゴロ。

3回表
バーンズ選手、内角ストレート詰まりながらもライト前ヒット(試しながら投げてる印象)
北川選手、変化球打ち上げてショート後方のフライ。
川口選手、低めストレート打ってセンターフライ。
大西選手、外角ストレートずばっと決まって見逃し三振!

張投手…ストライクゾーンでまとまりあり。セットからまあまあ。逆球多いのに気をつけるべし。

3回裏 
柴田選手、内角低め変化球空振り三振!
赤田選手、内角変化球ベルト付近引っ張って一二塁間抜くヒット!
フェルナンデス選手の所で赤田選手が2塁盗塁成功(悠々セーフ)
(リード大きく、山村投手が牽制多し。その前のファールも完璧なスタート)

フェルナンデス選手、引っ掛けてショート正面のゴロ。阿部選手が弾くエラー。1アウト1・2塁。
後藤選手の所ディレードスチール、外すも盗塁成功(スライディング○)1アウト1・3塁。
後藤選手、内角シュート打ち損じてショート正面併殺打。3アウトチェンジ。

4回表
星野選手、高めストレートボール球でファーストファールフライ。
阿部選手、ストレート、ライトファールフェンス際大島選手がナイスキャッチ!
藤井選手、内角寄りストレートでセカンドゴロ。3三者凡退。

張投手…この回はストレートで押す。ボールの走り◎。

4回裏
和田選手、ショートゴロ。
大島選手、外角低めストレートを弾き返しセンター前ヒット!
中島選手、ノーツーからエンドラン空振り、2塁盗塁失敗。中島選手は低め落ちる球に空振り三振。

中島選手…やや固い印象。低めと外角に体ごと食らいつく柔軟さを。疲れ気味?

5回表
大村選手、外寄りストレート見逃し三振。水口選手、ショートゴロ。
バーンズ選手、外角ストレート引っ掛けてセカンドゴロ。三者凡退

張投手…ストレート中心。スライダー・シュート主体。チェンジアップ・フォークが少なめ。
    リリースポイント後ろでストレート◎。伸びあるストレート。


5回裏 (2軍:貝塚・上本選手を推薦。大成選手、足ピリリタイヤ)セカンド:高須選手
野田選手、キャッチャーフライ。高木浩之選手、センターフライ。
柴田選手、低め変化球打ち上げてセンターフライ。三者凡退。

6回表 この回から西口投手が登板。
北川選手、ストレートで押してセカンドゴロ(チェンジアップ気味の低めボール球見られる)
川口選手、チェンジアップ当てただけ緩いショートゴロ三塁寄り。間に合わず内安打。
大西選手、高め少し抜けたストレートボール気味、三遊間抜くヒット。1アウト1・2塁。
星野選手、ストレートをセンター前に弾き返されタイムリーヒット。1アウト1・2塁。

阿部選手、低めスライダーワンバウンド空振り三振!
藤井選手の所でワイルドピッチ。2アウト2・3塁。
外角ストレート外れて四球。2アウト満塁。
代打の益田選手、内角スライダーバットを折ってライトライナー。

西口投手…マウンドで躍動感あり。ストレートは140キロオーバーで良い感じ。
     変化球はスライダー・チェンジアップ。ストレートに絞られている印象。
     スライダーのキレが思ったほどではなく、コントロールも荒れている。
     もう少しスライダーが生きてこないとストレート狙われてやられそう。
張投手インタビュー…立ち上がりは捕手とのコミュニケーション不足。


6回裏 この回から小池投手が登板。益田選手がライト、大西選手がセンター
赤田選手、内角に入ってくるストレート刺しこまれてライトファールフライ。
フェルナンデス選手、内角の入ってくるスライダー、ハーフスイング三振。
後藤選手、内角入ってくるスライダー打ってピッチャーゴロ。

7回表 サードに上田選手、キャッチャーに細川選手
高須選手、スライダー・ストレート・外角ストレートで見逃し三振!
バーンズ選手、内角ストレートが甘くなり、1・2塁間抜くヒット。
北川選手、低めスライダー打たせてファーストゴロ併殺コース。
ショートの中島選手が握り直して間に合わず、セーフ。2アウト1塁。

川口選手の所でフォークがショートバウンド、ディレードスチール2塁盗塁セーフ。川口選手は三振。

西口投手…1イニング目、ランナー出してから投げ急いでしまった。
     結果欲しさに慌ててしまった模様。
カリスマ情報…新球を覚えると、既存の球のキレが悪くなることも。
       石井貴投手がシュートを使い出して、スライダーが悪くなった(秋山幸二評)
       西口投手もシュートを覚えようとして、スライダーが悪くなって止めた。
西口投手…この回は変化球を軸に。スライダーを多めにして安定感増す。キレ○。
西口投手のリード…野田捕手(ストレート軸・チェンジアップ)、細川捕手(スライダー軸・ストレート)


7回裏 吉川投手が登板(右サイド) ライトに鷹野選手。ファーストにバーンズ選手ほか
和田選手、インサイドのボールを打ってショートゴロ。
大島選手、95キロのシンカー外角低め空振り三振。
中島選手、内角の球を強く叩きつけるもショートゴロ。三者凡退。

8回表 この回からレフトに佐藤選手
大西選手、ライトフライ。星野選手、スライダー甘く入るも平凡なセンターフライ。
阿部選手、内角高めストレートでレフトフライ。三者凡退。

西口投手…初回は入れ込み過ぎ? ストレートが落ち着いた印象。
     テンポがかなり良くなってる<細川捕手も早めにサインを出してる模様


8回裏
細川選手、外角低目をライトフライ。
高木浩之選手、低めの変化球でセカンドゴロ。
柴田選手、低め変化球叩きつけてピッチャーの頭を越す内安打!
赤田選手、低めのストレートを捉えるもセンター正面のフライ。3アウトチェンジ。

9回表 セカンドに水田選手
藤井選手、逆球高めストレート叩きつけられてセンター前ヒット。
益田選手、外角低目ストレートずばっと決まって見逃し三振!
高須選手、スライダー打ってショート強襲逆シングルで取り6−4−3、足が速く1塁セーフ。
バーンズ選手、外角ストレート流してレフト前ヒット。2アウト1・2塁。
鷹野選手、外角スライダーで攻めて粘られるも最後はインハイストレート空振り三振!

9回裏 この回は矢野投手が登板
代打の貝塚選手、高めストレート打ち上げてサードファールフライ。
後藤選手、外のカーブやや高めを打ってレフト前ヒット。代走:宮崎選手。
代打の平尾選手の所で宮崎選手がスタート。キャッチャーが後ろに大きく弾いて3塁へ。
平尾選手は外角のカーブで空振り三振。
大島選手、低めの球を打つもレフト正面のフライ。試合終了、4−2で敗戦。

先発の張投手は順調だと思います。
初回に3失点しましたが、ストレート主体で試しながら入ったように見えたので気にすることはないでしょう。
コントロールが良くて全体的にまとまっていたせいで、ストライクを狙い撃ちされた形になってました。
ある意味、荒れ球が持ち味という所があるので、ストレート軸にいくならもう少し荒れたほうがいいかも。
2回以降はボールを内外角に適度に散らばり、
スライダー・シュートがコースに決まってたので安定感が増していきました。
本人がインタビューで言ってた通り、立ち上がりの失点は捕手とのコミュニケーション不足でしょう。
投球内容はストレートを軸にスライダー・シュートという感じ。追い込んでからはほとんどストレート。
チェンジアップとフォークはあまり印象に残ってません。投げてたとしてもそう多くはなかったかと。
投球フォームがゆったりしていて、リリースポイントが後の方にあるので、
ストレートの伸びはかなりのものだったと思います。
フォームのバランスが良いので、今年はかなりの数字を見込めそう。来日直後の良さがあります。
課題は変化球。立ち上がりはスライダーのコントロール甘かったので、そこが問題かと。
チェンジアップやスライダーが甘く行ってしまうと危険なので、そこだけ気をつけて欲しいです。
あとは前述のように適度にボールを散らせること。
いくらストレートが良くても、狙い撃ちされてはダメですから。内外角コースの投げ分けが課題です。

2番手の西口投手はまあまあじゃないでしょうか。先発じゃないので自信はありませんが。
登板直後の6回は入れ込み過ぎた印象があります。
ストレートに力があったんですが、空振りを奪えておらず、やや荒れていましたから。
立ち上がりが課題と本人も分かっているだけに、変に力が入ってしまったような気がします。
7回以降のピッチングは上々。多少粘られているのが気になるところですが。
内外角をズバッと突くストレートにはキレがありました。
気になるのはスライダーのキレぐらい。
決め球の縦に落ちるスライダーは良かったんですが(フォークかも)、
カウントを取りに行く横のスライダーがもう少しという印象でした。
もう少しスライダーにキレが出てこないと、二桁の活躍は厳しいかなと思います。
他の変化球はイマイチですし。シュートはスライダーが悪くなるので無理、チェンジアップも意味なし。
フォークが使えるかなというぐらい。やはりスライダーを磨きなおすしかないと思います。

投手に関連してキャッチャーで気になったのは野田捕手のリードです。
試しながらという面もあるのでしょうが、まだ投手とコミュニケーションが取れてないように見えます。
昨年はなかなか主力とバッテリー組む機会ありませんでしたからね。仕方ない面もあります。
張投手の立ち上がりは詳しく配球を見ていたわけではないので分かりませんが、
西口投手の立ち上がりの場面では変にストレートが多くなっていました。
ストレートが軸でチェンジアップを交えるそんな組み立て。
確かに今日の西口投手はストレートが良く、スライダーがもう少しだったわけですが、
それでも西口投手はスライダーが生命線であって、ストレートで押せる投手ではありません。
スライダーを捨ててしまえば、狙い打たれるのは当然。
悪いながらもスライダーを生かす組み立てを考えなければダメだと思います。
もう少し投手を「生かす」リードを考えて欲しいです。
細川捕手がそれに気づいてたのか、鈍感で気づかなかったかは分かりませんが(笑)、
細川捕手がマスクを被ってからはスライダーを投げることで西口投手のリズムが戻った気がします。
オープン戦ですから、そういう面も勉強していって欲しいなと思います。



打線の方は7安打と元気なし。全体的に疲れてる印象を受けます。
繋がったのが初回の攻撃だけというのが寂しい所。
1回は1番柴田選手がヒットで出塁し、小関選手のヒットエンドラン成功で1・3塁。
3番フェルナンデス選手がコンパクトにセンター前に弾き返すタイムリーで1点。
カブレラ選手の死球を挟んで、和田選手の犠牲フライで1点追加と鮮やかな攻撃でした。
この初回の1〜3番までの攻撃が今年のライオンズのやりたいことなんでしょうね。
こういう形が増えてくれば、打線は心配要らなくなるはずです。

1回以降のヒットは赤田選手が1本、大島選手が1本、後藤選手が1本、柴田選手の内安打の4本のみ。
ちょっと元気がありませんね…
その中でも顕著なのは大島選手中島選手です。
映像で見ていると下半身がほとんど使えてないんですもん。それじゃダメだわな〜と。
下半身の粘りがないから簡単に打ち上げる・空振りするとそんなパターン。
キャンプでの猛特訓・オープン戦フル出場の疲れが出ている感じです。
上手くリフレッシュしながら、本来の調子を取り戻して欲しい所。
個々に述べると中島選手は下半身の粘りがなくなってます。
昨年の良い時は外角の難しい球であっても、体ごとバットを持っていき上手く打っていたんですが、
今日はそういうシーンが全く見られず、妙にあっさりしている印象を受けました。
打つ時の下半身の使い方を確認して欲しいです。
大島選手は重心が高くなってる印象を受けました。去年はもう少し構えた時に背が小さかったような…
なんだか1年で急に背が伸びたように見えます(笑)
そのせいか外角のボールに対して腕だけで振ってる印象があります。
バットコントロールだけで打球を捉え、それが野手の正面にor内野ゴロで併殺。そんな感じでしょう。
もう少し重心を下げて、下半身を使っていかないと高めの球は打てないと思います。
今、大島選手が打てるのは真中から外角低めへのボールのみ。それ以外は苦労してしまうかと。
小手先で行かず下半身からスイングすること。それを心がけて欲しいです。
腕の使い方等は問題なし。力みもないように見えました。問題は下半身だけだと思います。

あと気になったのは…フェルナンデス選手。
1回のヒットにしてもバットコントロールが意外に上手いですね。3番起用も頷けます。
ただ変化球の見切りが少し早過ぎるような気も。内角の変化球がちょっと苦しそうに見えました。
たぶん1回のヒットにしてもストレートを待っていたんでしょう。ポイントがやたら前でしたし。
こうなってくると配球の読み次第。
カブレラ選手がロッテの李選手に日本の配球に苦労するだろうと言った通りで。
おそらくシーズンに入るとより厳しい内角攻め、入ってくるスライダー・切れこむシュートが増えるでしょうから、
そこをどう読んでいくかが活躍できるかどうかの鍵を握りそうです。
打撃の実力自体はカブレラ選手とほとんど変わらない感じ。あとは読みだけですね。

今日の打者で光ったのは赤田選手ですね。
3回裏の活躍は目を見張るものがありました。
ライト前ヒットで出塁すると、大きめのリードを取って近鉄バッテリーを牽制。
山村投手もランナーが気になって1塁へ牽制をせざるを得ず。
そしてフェルナンデス選手が追い込まれてからスタート。1回目はファール。
この時のスタートは完璧。間違いなく成功してたでしょう。
続いてもう一度スタート。2回目はボールで送球が2塁へ。赤田選手は足から滑り込んで悠々セーフ。
その後、フェルナンデス選手のショートゴロエラーで1アウト1・2塁後藤選手が打席の所で、
初球だったかな? 早いカウントでスタートを切って3塁へ。
スライディングが速くて3塁盗塁成功。まさに手のつけられない状態でした。
見ていて感じたのはスライディングの速さ。良い感じで滑れているな〜と。
松井選手ら盗塁の上手な選手はベース付近での失速を最小限に抑えられる点にありますから、
今年の赤田選手の盗塁数は期待していいように思います。
あとはバッティング次第ですね。今日は良くもなく悪くもなく。
私が試合を見ている時は必ずヒットを打ってくれるんですが〜 いつも1本だけなんだよね(笑)
出場した時は1試合2本・3本と固め打てるよう頑張って欲しいです。



さてカブレラ選手の骨折の影響ですが… 大きな穴であることは確か。
ただ少なくとも良い言い訳(?)にはなりそう(爆)
もしカブレラ選手が元気にいたとしても、今の打線では繋がりがなく得点能力が低いままだったでしょう。
おそらく本塁打でしか点が取れない…そんな打線になっていたことでしょう。

今の西武ライオンズはカブレラ選手に依存し過ぎています
打順の編成にしてもカブレラ選手が勝負されるよう和田選手を5番にしたりと…
打線の流れに関係なく、いかにカブレラ選手に打ってもらうか、それに主眼を置き過ぎているように思います。
着実に繋いで1点を確実にもぎ取る…そういった西武本来の野球ができていない、そう思うのです。
もちろんカブレラ選手が4番に入れば大きな戦力になることは確か。
だけどそれは9人の中の1人。打線の流れの中で機能しなければ得点能力が上がってくれません。
カブレラ選手の影響かどうか分かりませんが、昨年などはチーム全体が大振りになってた感じもありますし…
もう一度西武らしい繋ぐバッティングを思い出して欲しいです。

要するに去年のダイエーのようになれということです。
もちろんタレントが違いますから、そう上手くはいかないでしょう。
ダイエーは脂の乗り切った野手陣だったのに対し、今の西武は将来性ある若手が中心です。
けれど早い段階から「繋ぐ」という意識を持つにはまたとない機会です。
将来のスラッガー候補といえども、いきなりホームランを30本・40本と積み重ねるのは無理です。
ある程度の打率を維持するだけの力がなければ、結果欲しさに思いきり振れなくなることでしょう。
確実にボールを捉えること、逆方向にもヒットが打てること…どんな打者でもまずはそこからです。
それを身に付けるには状況に応じた繋ぐバッティングが大事だと私は考えます。

そういう意味でカブレラ選手という大打者が消えたことで、
チーム全体が打線という一連の流れを再認識する良い機会になれば幸いと思います。
出塁する時はどんなことをしても出塁する…ボールを良く見る・ファールで粘る・相手を慌てさせる等々。
ランナーがいる時はランナーを進めるバッティングをする…逆方向へしっかりと打ち返す等々。
そういった一連の流れの中で個々の選手がどうやって自分の長所を見せるのか、それを考えて欲しいです。

一昨年の西武がどうして優勝できたかと言えば、バントや意表を突くエンドランで流れを掴めたからです。
昨年ダメだった理由はその意表を突くエンドランが悉く失敗して流れを掴めなかったからです。
川の流れに乗ることは簡単ですが、川に逆らって進むことは大変です。
それと一緒で得点を取るのに突発的な1人の力(ホームラン)だけでは難しいんです。

9人の打者が試合の状況を踏まえた上で、最適の行動を取りながら自分の長所を見せ付けていく、
そんな形になっていくよう頑張って欲しいです。
ベンチの采配を忠実に再現する組織野球ではなく、
ベンチの采配を選手が汲んで率先して行うそんな野球を見せて欲しいです。
選手1人1人が監督…再び他球団にそう言わしめるような野球をライオンズには見せて貰いたいです。
(豪快だった西鉄ライオンズの野球も野放しではなく、選手1人1人が野球を考えた末の結果だったし)

そんなわけで今回のカブレラ選手の怪我は、西武野球を考え直す良い機会にしたいものです



明日からのオープン戦は、フェルナンデス・和田・後藤選手のクリーンアップで行くそうです。
4番は和田選手、チームの手本となる最適の人材ですね。
あとはフェルナンデス選手の役回りがどうなってくるか、若い打者がどういう働きができるのか注目です。
後藤武敏選手を始め、打撃型の内野手には最高のアピールチャンスですから、
この機会をしっかりと生かしていって欲しいですね。

おっと、1つ考え直さなければいけないことが。
カブレラ選手が万全な形で復帰できれば問題ないんですが、
打撃だけOKというケースも出てくるかもしれません(骨折なんで打てれば守れるになると思いますが)
今回のように主力がケガするケースはあるわけですから、DH柴田選手固定はやはり拙いと思います。
柴田選手も守備に付けるシフトを考えたり、柴田選手の代わりに1番を打てる選手を探さないと。
赤田・佐藤選手ら1・2番を打てそうな打者の奮起にも期待したいです。

開幕スタメン・今年のオーダーが決まりそうだった所で事実上の白紙状態になったわけですから、
今までダメだった選手にもチャンスは必ず巡ってきます。
もう一度キャンプの時のような気持ちで、熾烈なポジション争いを繰り広げていって貰いたいです。
大変な今こそ逆境をチャンスへと変えましょう! 開幕目指してガンバレ、ライオンズ!!



3月14日 オープン戦 西武ライオンズ 7−1 千葉ロッテマリーンズ

(西)松坂(5回)−星野(2回)−青木(1回)−小野寺(1回)
(ロ)ミンチー(5回)−戸部(2/3)−高木(1/3)−
 セラフィニ(0回)−長崎(1回)−田中充(1回)
(本)フェルナンデス
ロッテ
西武 ×

先発:松坂を始め、投手陣が好投。今年初の本拠地オープン戦を見事に飾る!
良かった…投手陣はなんとかなって(笑)
星野・小野寺投手が使える目処が立ったんで、リリーフ陣のコマも揃ってきました。
あとは先発投手が最終登板で結果を残すだけ。半分だけ安心という感じかな?

今朝のスポーツ紙等によれば、伊東監督は今日の本拠地オープン戦から勝ちにいくとのこと。
今日は公約通りになって一安心です。最終調整期間、ファンを楽しませられるようお願いします〜

そんなわけで今日の試合を振り返ります。
今日は序盤をNack5で聞き、中盤は電波届かずおぼろげ、
終盤を文化放送のインターネットラジオという形になってます。
他は某実況板・スコア速報等で埋めてますので、悪しからず。
1回表 (運転中NACK5)西武先発:松坂投手
小坂選手をセンター前ヒットで出すも、堀選手サードゴロ(ランナー2塁へ)、
福浦選手をチェンジアップで三振(投げミスシュート回転で落ちなかった?)
李選手を三振に仕留め
、無得点に抑えます。

1回裏 ロッテ先発:ミンチー投手
柴田選手がセカンドフライ、小関選手がセカンドゴロ、フェルナンデス選手が三振で三者凡退。

2回表
先頭のフランコ選手をセンター前ヒットで出すも、
ベニー選手を4−6−3の併殺打、井上選手を三振に仕留め、3アウトチェンジ。

2回裏
カブレラ選手が右打ちの大きなライトフライに終わって1アウト。
和田選手がセンター前ヒットで出塁するも、大島選手がピッチャーゴロ併殺打、3アウトチェンジ。

3回表
立川選手を三振、清水選手をセカンドゴロに打ちとって2アウトにするも、
小坂選手に四球を出してしまい、続く堀選手のセンターオーバータイムリー2ベースで1失点。
福浦選手はファーストゴロに打ちとって1点止まりに。

3回裏
先頭の中島選手が左中間2ベースヒットを打ち、ノーアウト2塁のチャンス。
ここで野田選手が初球バントを決めて、1アウト3塁に。

けれど高木浩之選手がショートゴロ、柴田選手がショートフライに倒れて無得点。

4回表
李選手を三振、フランコ選手に四球、
ベニー選手をセカンドフライ、井上選手を三振に仕留めて3アウトチェンジ。

4回裏
先頭の小関選手が初球打ちセンター前ヒットで出塁!
フェルナンデス選手は初球打ち損じセンターフライ。
続くカブレラ選手はホームラン性の当たりを打つも、センターフェンスギリギリのフライで2アウト。
和田選手はライト前ヒットを放ち、2アウト1・2塁。

しかし大島選手がミンチー投手のナックルを空振り三振。この回も無得点。

5回表 (ここらから雑音混じり。試合結果と某実況板を参照)
先頭の立川選手に三塁線を抜く2ベースヒットを打たれ、ノーアウト2塁のピンチ。
続く清水選手がファーストゴロ(エンドラン?ランナー3塁へ)、
小坂選手に四球を出し、2塁盗塁を決められて1アウト2・3塁となるも、
堀選手を三振、福浦選手をレフトフライに打ちとって無得点に抑えます。

5回裏
先頭の中島選手がサードゴロに倒れるも、
野田選手がセンター前ヒットで出塁し、高木浩之選手のライト前ヒットで1アウト1・3塁のチャンス。
しかし柴田選手はファーストゴロ併殺崩れ…1点を返します。
その後、柴田選手が盗塁を失敗して3アウトチェンジ。

6回表 この回から左腕サイドの星野投手が登板
李選手を変化球で空振り三振、フランコ選手をセカンドゴロ、ベニー選手を四球で歩かせるも、
代打の初芝選手のバットを折るショートゴロに打ちとって3アウトチェンジ。

6回裏 この回から戸部投手が登板
先頭の小関選手がライト前ヒットで出塁し、
続くフェルナンデス選手がレフト場外への2ランホームランを放ち逆転!

カブレラ選手はショートゴロ、和田選手は三振。
ピッチャーが左の高木投手に代わって、大島選手が三振で3アウトチェンジ。
(大島選手、変な球に手を出しがち? ポイントが早い? 見切りが早い?)

7回表 この回も星野投手が登板。ファーストに後藤選手、レフトに佐藤選手。
立川選手をショートゴロ(中島選手がナイスプレー)
代打の佐藤選手をサードゴロで2アウト。
代打の原井選手に死球、堀選手に四球を出すも、福浦選手を三球三振に仕留めて3アウトチェンジ。

7回裏 (文化放送インターネットラジオ)セラフィニ投手が登板→荒れ球?
中島選手、選んで四球。選球眼いいっスね〜(伊東:体の強さは本物だね)
野田選手、1ストライク目バントファール→結局、四球。ノーアウト1・2塁
代打の平尾選手、初球打ちファール、その後前進守備1塁の頭を越すタイムリーヒット!
代打のGG佐藤選手が出てきたところでピッチャー交代。長崎投手。代打の代打、貝塚選手が登場。
ノーアウト2・3塁、バッター貝塚選手で再開(今日A班復帰)
貝塚選手、初球打ちセンター前2点タイムリーヒット!
(伊東監督:投手陣不安な中、大輔が結果を残してくれて良かった。
       フェルナンデス・カブレラと迫力がある。柴田はもう一頑張りしないと。
       キャッチャーは野田が1歩リードかな。まだ分からないけれど。課題はバッテリー)

小関選手、ショートゴロ。ランナー3塁へ。
フェルナンデス選手、ここはセカンド後方のフライ。
途中出場の後藤選手、選んで四球。2アウト1・3塁。
途中出場の佐藤選手、詰まりながらもセンター前へ運ぶタイムリーヒット!
大島選手、初球打ちピッチャー返しもピッチャーゴロ。3アウトチェンジ。

8回表 平尾選手に代わって宮崎選手がセカンド、小関選手に代わってセンター赤田選手、
    フェルナンデス選手に代わってサードに水田選手、青木投手が登板。
途中出場の浜名選手をサードフライ、途中出場の波留選手をショートゴロ、
途中出場のサブロー選手をキャッチャーファールフライに打ち取り、三者凡退に抑えます。

8回裏 田中充投手が登板
中島選手、センターフライ(ちょっと悩みがある)
(アナ談:松坂投手はボールが低めに行っていた)
野田選手、ファーストファールフライ。途中出場の宮崎選手、サードゴロで三者凡退。

9回表 小野寺投手が登板。
初芝選手、外角スライダーで空振り三振! 橋本選手、レフトフライ (よく腕が振れているとのこと)
代打の於保選手、ストレートで空振り三振!  試合終了 7−1で勝利!
そんなこんなで完勝だったようです。

先発の松坂投手は先頭打者をよく出したものの、5回4安打7奪三振3四球1失点なので上々でしょう。
欲を言えばもう少しイニングを投げて欲しかった気もしますが。
そこらは来週の最終登板(21日?)に期待しましょう。
今年もエースとしての活躍、よろしくお願いします!

今日最大の収穫は左腕の星野投手でしょう。
今年からサイドスローに転向し、軟投派に変身したようです。
オープン戦では3月6日の中日戦が最終登板だったので、使えるのかどうか分からなかったんですが…
巨人との練習試合を含めて、対外試合3試合(全5イニング)で被安打0の無失点。上々でしょう。
特に対左打者から三振を奪えているのが良いですね。左のワンポイントを任せられます。
課題はコントロール。まだ四死球が多いです。どうやら対右打者の攻め方が問題のようです。
右打者に対しては内角を攻めていく形になるので、どうしても懐をキツクキツクと。
コントロールが安定していないだけに、どうしてもぶつけてしまうケースが。ここが課題のようです。
まぁ、後続の左打者を抑えればいいわけですし、多少当てたって構いませんけど(^^;
将来的に左右関係なく使われるようになるには阪神の吉野投手のように右打者の外角に逃げる球(シュート)を
覚えていけば投球の幅が増していって良いと思います。
これで左のリリーフが確保できました。大きな戦力ですね。

青木投手小野寺投手もアピール。
青木投手は前回ボロボロでどうなることかと思いましたが、今日は三者凡退。なんとか踏み止まりました。
リリーフ陣の層はまだ薄いので、青木投手を中心に良い競争をしていって欲しいです。
次回登板で抑えればかなりアピールできるはず。復活目指してガンバレ!
小野寺投手は登板するごとに安定感が増しています。
これでセットアッパーの目処は立ったかなと。
開幕時期の森投手の穴、五輪期間の豊田投手の穴をなんとか埋められそうです。
今年の大きな戦力になってきそう。小野寺投手に注目です!
 (それにしても某ちゃんねるで「樺恋」と呼ばれてたのは笑ってしまった(爆)<一部のみですが

打線の方は正直まだまだかなぁと。
シーズンでよく対戦するミンチー投手を崩せないようでは不安が残ります。
ランナーを出しながら1本が出ない… 対ミンチー投手のいつものパターンじゃないですか(苦笑)
打線が昨年以上になるにはまだまだこれから。
それでも主力を中心に結果が残っていることは喜ばしいことですな。
主力組では小関選手が4打数2安打、
フェルナンデス選手が勝ち越し2ラン(4打数1安打)、和田選手が3打数2安打を気を吐いています。
昨日内角を攻められたフェルナンデス選手が2ランホームラン。
古巣相手にそのバッティングを見せつけたことは大きいと思います。シーズンも期待大。
やや打撃に悩んでいるという中島選手はそれでも3打数1安打1四球と安定した成績。
野田選手も2打数1安打1犠打1四球とアピール。
高木浩之選手も2打数1安打と結果を残しています。
控え組では平尾選手が勝負強く代打でタイムリーヒット、
貝塚選手もタイムリーヒットを打って左の代打をアピール、佐藤選手もしぶとくタイムリーヒットを打ちました。
特に大きいのは貝塚選手のヒットですね。
昨日開幕1軍のメンバーを考えていて、左の代打がどうしても出てこなかったんですよね。
それこそスイッチヒッターの赤田選手の左打席ぐらいしか…他に結果を残してる人がいなかったんですもん。
石井義人選手を計算してたんですが、キャンプ時のケガ離脱から話を聞いてませんでしたから…
左の代打として貝塚選手が結果を残したことは本当に大きいです。

ただ打線の繋がりは…相変わらず。今日繋がったのは8回の代打攻勢ですもん。
レギュラー打撃陣の繋がりはさっぱりです…
1番柴田選手6番大島選手
柴田選手はランナーいるところでヒットが打てていませんし、最近は出塁することさえもままならず…
昨日結果を残した大島選手はノーヒットで2三振。ランナー1塁ではお約束の内野ゴロゲッツー…
この2人が打線にブレーキをかけてしまっています。
左打者の層が厚くないだけに、この2人が結果を残しませんと。今年はキツクなっちゃいますよ…
話を聞く限りだと、大島選手はボールの見切りが早くなってるんでしょうか?
飛距離を意識してるのかなぁ…阪神の金本選手のような軸回転打法復帰をお願いしたい。
今大島選手に求められているのは飛距離よりも確実性。
左投手からヒットを打てること、それ以前の段階として左投手の逃げる球をファールでカットすることです。
力んで振りまわしていてはダメダメ。
バットのヘッドを入れているのだから、下手な力がかかると内角球も打てないし散々なことになりますよ?
大島選手には昨年のバッティングをもう一度思い出して欲しいです。



昨日の開幕メンバー表に今日の結果を加えると…
(先発)松坂・後藤・張・鳥谷部・西口・三井
(リリーフ)豊田・小野寺・帆足・星野・許・×(青木・潮崎・岡本・大沼・長田投手ら)
(野手)野田・細川・GG佐藤、カブ・後藤武、高木浩・平尾、フェル・水田、中島
    和田・小関・大島・赤田・佐藤・貝塚
今の所はこんな感じでしょうか。
野手では上田・高波選手らもいますので、どうなるかは分かりませんがね。
投手陣は森投手が帰ってくると、帆足投手を先発に廻せるので先発の層が厚くなりますね。
本当に今日の星野・小野寺投手の好投は戦力的に大きいです。
あとは先発の調整具合・打順が問題か…

開幕まで約2週間。
本拠地の西武ドームでの試合が続くことですし、選手には良い結果を残して欲しいですね。
開幕目指してガンバレ、ライオンズ!




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