2003年西武ライオンズ応援日記

9月17日 西武ライオンズ 13−9 オリックスブルーウェーブ

(西)後藤光(7回)−芝崎(1回)−帆足(1/3)−豊田(2/3)
(オ)相木(2回2/3)−土井(0回)−徳元(3回1/3)−
 岩下(2/3)−窪田(2回1/3)
(本)カブレラ48・49号、中島4号、
 谷15号、オーティズ28号、前田1号
西武 13
オリックス

近鉄−ダイ ハム−ロッテ 阪神−広島 横浜−ヤク 中日−巨人
4−12 5−12 2−3 6−5 3−5

カブレラ選手の2ホームランなどでライオンズが大勝! 終盤詰められるも逃げ切り!
1〜4番までが好調をキープしているので得点力がかなり高いです。
ただ大量得点すると、後ろがバタバタするパターンも同じ(涙)
ブルペンでの調整方法に問題あるんじゃないでしょうか?
もう少し精神的に高めてから出てきて欲しいです…
疲れもあるでしょうが、残り10試合なわけですし、投手陣には最後の一踏ん張りを期待したいところです。

試合の方は打線爆発。
小関選手が4安打、和田選手が2安打、カブレラ選手が2ホームラン3安打と上位が当たっているのを始め、
大島・赤田・中島選手といった若い打者も勝負所で1安打ずつ(赤田選手のみ2安打)と結果を残しています。
上位のレギュラー陣、下位の若手打者と良い形で繋がっていますね。
少し大島・後藤選手らの調子が落ちてましたが、赤田選手の活躍で打線の繋がりが良くなってるようです。

試合経過を簡単に。
1回表、ライオンズは2番小関選手がヒットで出塁すると、和田選手の2ベースヒットで先制。
(記録は中継に入ったセカンドのオーティズ選手の送球エラーでタイムリーならず)
続くカブレラ選手は外角のやや甘いスライダーを引っ張り、レフトスタンドへ2ランホームランを放ち、3得点目。

オリックスは1回裏に谷選手のソロホームランで得点、1失点。

3回表はライオンズの猛攻。
1アウトから小関選手が2ベースヒットで出塁し、和田選手のサードの頭を越すラッキーなタイムリーで4得点目。
カブレラ選手もヒットで続き、やや調子を落としていた5番大島選手がセンター前にタイムリーヒット!
赤田選手はラッキーな内安打で出塁し、中島選手が押し出し四球を選び、野田選手の犠牲フライで7得点目。
さらに代わった土井投手から高木浩之選手がタイムリーヒット、松井選手の四球の後に、
小関選手が2点タイムリーヒットを放ち、10得点目。
10−1とライオンズが大量リードとなります。

3回裏、先頭の後藤選手を内安打で許して2アウトを奪うも、谷選手を歩かせてしまい、
ブラウン選手にタイムリーヒットで2失点目。

4回表は徳元投手から赤田選手が左打席であわやホームランというセンターオーバー3ベースヒットで出塁し、
中島選手のセンターバックスクリーンへの豪快な2ランホームランで追加点!

6回表は本日2本目となるカブレラ選手のホームランで追加点。13−2となります。

6回裏、オーティズ選手のソロホームランで3失点目。
山崎選手のヒットの後、前田選手にプロ入り初ホームランとなる2ランホームランを打たれて、5失点目。
13−5と追い上げられてしまいます。

9回裏、この回は3番手の帆足投手が登板するもコントロールが悪く、荒れ模様。
前田・早川選手の連続ヒットでノーアウト2・3塁のピンチを迎え、塩谷選手が2点タイムリー、
大島選手の四球を挟み、谷選手がヒットで満塁とされ、ブラウン選手のセカンドゴロで1失点。
さらにオーティズ選手の打球をこの回からファーストに入った後藤選手がタイムリーエラー。
13−9でなおもランナー2人を残した場面で帆足投手が降板となってしまいます。
(ついでに後藤選手も懲罰的交代)
やや肩の状態が思わしくなく、投げられる状態になかった豊田投手が登板します。
豊田投手はストレートを中心に安定したピッチングを見せ、三振・セカンドゴロで抑えきります。
(最後のセカンドゴロはセカンド水田選手がナイス前進・ナイス送球のナイスプレー!)


先発の後藤投手はホームラン3本打たれてしまい、5失点。少し被ホームランが多すぎるとかと。
これでダイエーの和田投手と並び、リーグ最多被本塁打となってしまいました。
コントロール重視の投手ですから、ストレート・変化球ともにしっかりとしたコースに投げ込んで欲しい所です。
リリーフ登板した帆足投手は疲れがあったんでしょうか?
昨日は安定したピッチングだったのに、今日は散々な内容…うーん、という感じです。リードも問題ありか?
今日のピッチングをしっかり反省してもらい、次回登板に期待しましょう。



ダイエーも近鉄に大勝したため、ゲーム差は3のまま。
直接対決が1試合あるので、そこを勝てばゲーム差は2。早い段階でもう1つ縮まって欲しいですね。
そうすれば逆転優勝の芽は十二分にでてきます。
今回の伊原監督の勇退報道で退路を絶ったことですし、最後の10試合、気合を入れて行きましょう!
まだまだ諦めずにガンバレ、ライオンズ!!




9月16日 西武ライオンズ 6−5 オリックスブルーウェーブ

(西)許(3回2/3)−三井(3回1/3)−帆足(1回)−森(1回)
(オ)本柳(6回2/3)−小倉(2回1/3)
西武
オリックス

近鉄−ダイ ハム−ロッテ 阪神−広島 横浜−ヤク 中日−巨人
7−6 4−16 4−1 5−1 19−2

ライオンズが終盤逆転勝利! ゲーム差3に! そして伊原監督勇退報道!!
17日の今朝の日刊スポーツに伊原監督が今季限りで勇退、
伊東選手が現役を引退し、監督に就任することが決まったそうです。
まぁ、禅譲という形ですね。
もともと伊原監督は繋ぎの立場で「恩返し」として引継ぎを受けましたから、この形でいいと思います。
就任直後に優勝、そして今年も苦労しながら逆転優勝を伺える位置にいるのですから見事な手腕です。
昨年は中堅・ベテラン選手の登用を行い、今年は若手選手を1軍戦力に仕立て上げています。
並びに清水・河田コーチなど若いコーチ陣をミーティング等で鍛え上げ、ライオンズの財産としてくれています。
この2年間の功績は本当に大きいですね。
野球理論がしっかりしている人ですし、勇退後はフロントに入るなど、バックアップに務めて欲しいです。
それだけの財産ですよ、伊原さんは。
逆転優勝目指して残り試合も戦い抜き、良い形で送り出していきたいものです。

それにしても先日の文化放送:中川充四郎さんのレポートにあった伊東選手のコメントはやっぱりだったわけですね。
今回の一件は少なくとも8月末には決まっていたことなのでしょう。
伊東選手の腹が決まり、時期を見て発表という手数を踏んでるようです。
この調子だと消化試合なさそうなんで引退試合はどうなるんだろう(^^;
まぁ、来季もユニフォーム着てるわけですし、シーズン終了後やオープン戦にでも(爆)
とりあえず今シーズンはコーチとして、そして選手としても最後の頑張りを期待したいものです。



さて16日の試合の方ですが、またしても先発の許投手が早期降板となってしまいました。
登板している間はピンチの連続、満塁のピンチが何度もありました。よく5点で済んだなというのが正直な所。
若手では鳥谷部投手や帆足投手が活躍してますし、2軍でも大沼投手らが好成績を収めています。
今年のようなピッチングでは先発では無理でしょうね。リリーフをするなど、意識改革をしないと厳しいかも。
とりあえず残り試合での先発登板は難しくなっていると思います。

先発の許投手の早期降板で苦しい試合でしたが、そこを2番手の三井投手が良く投げました。
気候も良くなって本領発揮という感じなのでしょうか(^^;
結果オーライ的な所もあり、全開とまではいきませんが、安定感は増しつつあります。
この試合をものにできたのは2番手の三井投手がしっかりと試合を作ることができたからでしょうね。

得点経過としては1回表に松井選手の3ベースヒット、小関選手のタイムリーヒットでライオンズが先制。
和田選手もヒットで続くも、カブレラ選手が併殺打に倒れてしまい、2点目はならず。
2回裏はセカンド高木浩之選手のエラー・四球でピンチを作り、大島選手のタイムリーで1失点。
3回表は小関選手の2ベースヒットの後に、和田選手がタイムリーヒットを放ち、再び勝ち越し。
けれど4回裏に塩谷・大島選手の連続ヒットに、谷選手のサード内安打で満塁とされ、
ブラウン選手にタイムリーヒット、オーティズ選手に犠牲フライ、
葛城選手の四球を挟み、山崎選手のサード内安打(エラーっぽい。弾いて2者生還)で一気に4失点。
2−5と逆転された所で、三井投手がマウンドに上がり、後続を抑えます。
ライオンズは5回表に小関・和田選手の連続ヒットでチャンスを作り、
カブレラ選手の凡退後にマクレーン選手がタイムリーヒット、3−5とします。
7回表には和田選手が2ベースヒットで出塁し、
代わった小倉投手からカブレラ選手がタイムリーヒットを放ち、4−5と1点差に。
そして8回表には先頭の赤田選手が2ベースヒットで出塁し、代打の大島選手がタイムリーヒット!
同点に追いついた後、送りバントで2塁へ進めたところで、松井選手が敬遠されて1アウト1・2塁。
ここで小関選手がタイムリーヒットを打って勝ち越しに成功します!
8回裏は帆足投手が三者凡退に、9回裏は森投手が苦しみながらもオリックスの拙攻に助けられて逃げ切り。
6−5でライオンズが勝利しました。

今日の試合はオリックスの継投策に助けられました。
先発の本柳投手に対してはリリーフ登板時に相性悪く、よく抑えられていました。
今日の試合も得点を取ってはいるものの、かなり苦労していた印象があります。
合っていたのは小関・和田選手。カブレラ・赤田選手はさっぱりだったようです。
それなのにカブレラ選手のところで本柳投手が降板、
小倉投手がマウンドに上がったのですから、ライオンズとしては助かりました。
この場面でカブレラ選手がタイムリーを打ったことが、今日の試合を決めたように思います。
8回表には赤田選手が2ベースヒットを打っているわけですしね。
オリックスの早めの継投策が裏目に出てくれた感じがします。



ダイエーが近鉄に負けたことで、ゲーム差は3に。ダイエーは辛い時期が続いてます。
やはりオリックス戦での持ち直しは相手が相手だからということなのでしょうか?
そのわりにライオンズが苦戦してるのはなんでだろう(^^;<結局、勝つわけですが
ライオンズが勝ち続けていけば、ダイエーも焦って失速していくでしょう。
もう優勝したつもりでいましたからね。選手はそうでなかったとしても球団フロントは<フジ騒動
ゲーム差2と縮まっていけばもう気が気でないでしょう。
ライオンズは伊原監督勇退と退路を絶っているわけですし、最後の一踏ん張りをしていきたいものです。
セリーグは阪神が優勝しましたが、パリーグはまだまだ分かりません!
これからもガンバレ、ライオンズ!!




9月15日 西武ライオンズ 8−6 オリックスブルーウェーブ

(西)鳥谷部(7回)−三井(1回)−潮崎(2/3)−土肥(1/3)
(オ)牧野(7回)−加藤(2回)
(本)後藤武11号、オーティズ27号、カブレラ47号、松井30号
西武
オリックス

近鉄−ダイ ハム−ロッテ 阪神−広島 横浜−ヤク 中日−巨人
6−2 3−2 3−2 12−6 8−2

先発鳥谷部が粘りの投球で2勝目! 終盤もつれるも土肥投手が最後を締めて初セーブ!
まぁ、なんだ…必ず首の皮一枚だけ繋がりますね(笑)
「あー、もうダメだ〜 優勝厳しい〜」と嘆いた次の日には必ずといっていいほど、
ダイエーが負けてライオンズが勝っています。
ダイエーの精神力が弱いのか、ライオンズの不屈の闘志が凄まじいのか(^^;
個人的にはこの厳しい状況の中でライオンズナインは必死に戦っていると思います。
良い流れですね。残り試合をしっかり勝っていけば(残り1〜2敗まで)、まだまだ望みは繋げそうです。

今日は観戦媒体がなく、ヤフーライブで後から配球だけ見ただけ。そんなわけで簡潔に。
1回裏 鳥谷部投手は2アウトを取るも、谷・ブラウン選手と甘く入った球をヒットにされて、2アウト1・2塁のピンチ。
     しかしここはオーティズ選手を外角ストレートで空振り三振に取って、ピンチを乗り切ります。

2回裏 1アウトから相川選手に2ベースヒットを打たれ、
     続く前田選手に右中間を破るタイムリー2ベースを打たれてしまい、1失点。後続は断ちます。

3回表 ここまで牧野投手に完璧に抑えられていたものの、7番後藤選手がレフトスタンドへのソロホームラン!
     1アウトから高木浩之選手がヒットで出るものの、松井・小関選手が倒れて同点止まり。

3回裏 1アウトから谷選手にフォアボールを出してしまい、続くブラウン選手に粘られてフルカウントから四球。
     連続四球で1アウト1・2塁のピンチを作ってしまい、
     オーティズ選手に外角ストレートを打たれる3ランホームランで失点してしまいます。

4回表 1アウトからカブレラ選手が内角高めストレートを狙い打ち、レフトスタンドへのホームラン! 2点差に。

4回裏 1アウトから後藤光尊選手に2ベースヒットを打たれるも、
     続く塩谷選手の打球は詰まったセカンドハーフライナー、これを2塁ランナーが飛び出してダブルプレー。

5回表 1アウトから野田選手が四球で出塁し、高木浩之選手の所でヒットエンドランを敢行!
     打球がレフト線に転がる2ベースヒットとなり、1塁ランナーが一気にホームイン!
     さらに松井選手のセカンドゴロでランナーが3塁に行った後、小関選手がレフト線へタイムリー2ベース!
     ライオンズが同点に追い付きます。

5回裏 先頭の大島選手をショート左への内安打で出塁を許すも、
     谷選手をライトフライ、ブラウン選手をセカンドゴロ、オーティズ選手をセンターフライに打ち取って無得点。

6回表 マクレーン選手がセンターバックスクリーン方向への大きな打球を打つも一歩及ばず。
     フェンスギリギリのセンターフライでホームランならず。

7回裏 2アウトから大島選手のショート内安打・谷選手のヒットで1・2塁のピンチを迎えるも、
     ブラウン選手をセンターフライに打ち取って無得点に抑えます。

8回表 この回先頭打者の松井選手がライトスタンドへのソロホームランを放ち、ライオンズが勝ち越し!
     続いて交代した加藤投手を攻め、小関選手が四球・和田選手がヒットでノーアウト1・3塁とし、
     カブレラ選手が空振り三振するもこれがワイルドピッチとなって3塁ランナーホームイン。
     さらに2アウト2塁から赤田選手がナックルを捉えるレフト線タイムリー2ベースヒット!
     続く後藤選手もライト前ヒットで続くも赤田選手がホームでタッチアウト。
     ライオンズは3点を勝ち越すことに成功します。

8回裏 この回から2番手の三井投手が登板し、死球・ヒットで1・2塁のピンチを招くものの、
     前田選手をセカンドゴロダブルプレーに打ち取り無得点に。

9回表 2アウトから松井・小関選手の連続ヒットでチャンスを作り、和田選手のタイムリーヒットでダメ押し。

9回裏 最終回は潮崎投手が登板するも1アウトから塩谷選手にストレートの四球、
     大島選手に粘られて四球、谷選手もフルカウントまで行くも四球となり、
     3者連続四球で1アウト満塁のピンチを作ってしまいます。
     ブラウン選手はライト犠牲フライに打ち取るも、オーティズ選手にレフト線タイムリー2ベースを打たれてしまい、
     8−6と2点差に追い上げられ、さらに2アウト2・3塁と同点・逆転のピンチとなります。
     ここでライオンズは土肥投手が登板し、代打の進藤選手をセカンドゴロに打ち取ってゲームセット。
     ライオンズが8−6で勝利しました。

先発の鳥谷部投手ですが、ヤフーライブ配球を見る限り、カーブのコントロールが悪かったようですね。
だから配球的にカーブが少なめ、変化球はスライダーが中心になっていました。
鳥谷部投手というと190センチの長身から繰り出される速いストレートと縦に落ちるカーブが武器の投手、
そのカーブでストライク取れない時にどういう投球をするかが見物でしたけど、上手にまとめた感じがしますね。
ただそれはオリックスの拙攻もあってのこと、今日の投球ではまだ信頼感を得るまではいかないでしょう。
あとはフォークボールが生きてくれば、より安定したピッチングができるように思います。
潜在能力は超一流、ダイエーの斉藤投手のように羽ばたいて欲しいですね。

それにしてもダイエー戦での松坂投手の好投以降の7試合で7イニングを投げ切った先発投手は
松坂投手とこの鳥谷部投手だけなんですね(苦笑)
松坂投手も8回に崩れての降板なわけですし、しっかりと投げたのは鳥谷部投手だけと言っていいかも。
若い投手は失点するとズルズル行きがちですが、4回以降はよく立ち直りました。
ここらの切り替えの上手さは投手として重要な能力だと思います。
球速も7回に145キロ前後を計測するなどスピードは衰えてなかったようなので、スタミナ面も評価できます。
他の先発投手がだらしないわけですし、鳥谷部投手にもっと期待していいかも?
帆足投手のように残り試合でも活躍の機会はありそうです。

打線はカブレラ選手が絶好調!
日ハム戦から打撃の強引さがなくなり、読みの上手さも合わさってホームラン量産してますね。
このペースで行けば、55本到達・記録更新も夢ではないかも?
残り試合もカブレラ選手のバットから目が離せません。
打線としては松井・小関・和田選手らも結果を残しているので、不安材料はなくなってきてますね。
強いてあげれば5番打者ですか? マクレーン・大島選手がチャンスで打ってないのが心配。
ただその分、6番に座る赤田選手が勝負強い打撃を見せるなど、得点力の高さをキープしています。
8番の野田・細川選手の打撃力アップや高木浩之選手の復調も見逃せませんね。

最近結果を残している赤田選手は左右両打席ともによくなってますね。
まだ打撃が粗いと思いますが、ダイエーの和田投手から打った同点3ランホームラン以降、
チャンスでの勝負強さが格段に上がっています。
結果を残すだろうとは思っていたものの、まさかここまでチャンスで打ってくれるとは思いもよりませんでした。
本人がしっかりと努力し、結果を残すことでその努力に対する自信が芽生えているんでしょうね。
結果が残ることで練習に確信が生まれ、さらに練習に励むようになる…良い傾向です。
元々センスのある選手でしたし、きっかけを掴んで一気に伸びてきたように思います。
スイッチヒッターに取り組んだことが成功してますね。
左打席「バットに当てるコツ」を練習してきたことが、荒っぽかった打撃を少しずつ修正してきています。
この調子で結果が残ってくれば、将来的に1番センター定着も夢ではないかも。楽しみな選手です。



昨日のダイエーの相手がオリックスだったということもあり、打線の復調を測りかねてましたが、
今日の近鉄戦でまだ完全ではないことがはっきりしましたね。
今日は好調の杉内投手も打たれて、投手陣は全体的に不調。勝率5割も微妙なラインかもしれません。
ライオンズが勝ちつづければ、逆転優勝の可能性は十分あるように思います。
最後までファンも望みを捨てず、応援して行きたいものです。
明日からもガンバレ、ライオンズ!!




9月14日 西武ライオンズ 9−10 日本ハムファイターズ

10 (日)正田(2回2/3)−伊藤(1回1/3)−加藤(1/3)−
 立石(2回2/3)−建山(3回)
(西)張(6回2/3)−帆足(1回1/3)−森(1回)−豊田(1回)
(本)木元11号、小笠原29号、カブレラ46号、細川5号
日ハム 10
西武

オリ−ダイ 近鉄−ロッテ 中日−阪神 広島−横浜 巨人−ヤク
11−20 5−1 5−0 4−2 6−7

連日の大乱戦を制してきたライオンズも疲れを隠せず…リリーフが失点して痛い敗戦…
勝ちゲーム2試合を苦しんだことで、疲労がピークに来ているリリーフ陣の負担が限界に来てしまったようです。
ライオンズとしては勝ったゲームだったんですが…先発投手の失点が多いことで、試合が上手くまとまりません。
その皺寄せをモロに受けたのが今日の試合でしたね。
これでダイエーとは5ゲーム差。もうかなり厳しいです。逆転優勝するためにはもう1敗もできません。
ダイエーの投手陣が崩れていますが、打線が盛り返してるのが気がかり。5割切るのは微妙なトコロ。
相手がオリックスだったことで、ダイエー打線も元気になっちゃいました。
明日からまた落ちればいいんですが…明日ライオンズが勝ち、ダイエーが負けない限りは無理でしょうね。
痛い1敗をしてしまいました。


先発の張投手は調子は良いように見えたものの、コントロール甘く、序盤から失点の連続。
1回表に詰まりながらもエチェバリア選手にタイムリーを打たれ、
6番木元選手には流された打球がスタンドに入ってしまう技ありな3ランホームランで4失点。
2回表には坪井選手に低めフォークを上手く運ばれるタイムリーで1失点、
3回表には高橋・田中賢介選手の連続タイムリーで2失点してしまいます。
しかし4回以降はストレート中心のピッチングで蘇り、日ハム打線を0点に抑えて行きます。

打線の方は不安定な正田投手を序盤から攻め、1アウト満塁のチャンスで5番マクレーン選手が凡退した後に、
2アウト満塁から6番赤田選手がライト前2点タイムリーヒットを放ち、2得点。
2回裏には和田選手のタイムリー内安打で1得点、3回裏には松井選手の2点タイムリーで2得点、
4回裏はカブレラ選手のホームランで1得点、5回裏は細川選手のソロホームランで同点、
さらに松井選手がファールフライ落球で助かった後にレフト前タイムリーを打って勝ち越し、
そしてカブレラ選手のタイムリー2ベースで追加点を挙げます。

しかし7回裏、小笠原選手にホームランを打たれてしまい、1点差に。
2アウトランナーなしで左の木元選手を迎えたところで、帆足投手が2番手として登板します。
その帆足投手は木元選手を三振に打ち取るも、細川捕手が弾いてしまい、三振振り逃げ。
さらに詰まった当たりが抜けて行く高橋選手のヒットで繋がれ、
奈良原選手のボテボテのショートゴロが内安打となってしまって同点に追い付かれてしまいます。

ライオンズ打線は立石・建山投手に苦しんで点数を奪えず。
最後は10回表に決め球を欠いた豊田投手が打たれてしまい、手痛い敗戦となりました。


試合内容云々というよりも、中継ぎへの負担がここ数試合多過ぎますね。
打線が得点している訳ですから、もっと先発投手が頑張らないと。失点が多過ぎます。
我慢して投手を引っ張っているわりにはロクなことにならないことが多し。
先発投手がだらしないですね。やはり今年の投手陣の低迷の主要因は先発投手の出来にありますな。

今日の敗戦が痛いことは重々承知ですが、最後まで諦めずに戦っていかないと。
まだダイエーが本調子になったかは分からないので、明日からの戦いが重要になってくると思います。
最後まで諦めずにガンバレ、ライオンズ!!




9月13日 西武ライオンズ 8−6 日本ハムファイターズ

(日)金村(5回2/3)−清水(2/3)−芝草(1回1/3)−加藤(1/3)
(西)松坂(7回)−森(1回)−豊田(1回)
(本)カブレラ45号、島田11号
日ハム
西武 ×

オリ−ダイ 近鉄−ロッテ 中日−阪神 広島−横浜 巨人−ヤク
7−13 4−5 9−7 6−5 4−5

8回に松坂が打たれて同点に追いつかれるも、ベテラン上田のタイムリーで勝利!
今日も流し見る感じだったので簡潔に。

序盤から中盤までは完全にライオンズペースでした。
苦手の金村投手に対し、カブレラ選手の見事なセンターバックスクリーンへの2ランホームランで先制、
6回裏には1アウトから和田・カブレラ選手の連打でチャンスを作り、
マクレーン選手のセンター前2点タイムリーヒットで追加点を挙げ、
さらに赤田選手の送りバントが送球エラーを誘い、代打の中島選手が凡退した後、
野田選手が上手く弾き返すセンター前タイムリーで5−0とリードします。
投げては松坂投手がストレートの威力・スライダーのキレともに申し分がなく、
前回のダイエー戦並の調子の良さを見せ付けます。

ただ今日の松坂投手はコントロールが不安定だったらしく、荒れ球模様。
球数が多くなり、デーゲームの暑さ・疲れも影響したのか、7・8回と失点してしまいます。
7回表には島田選手の2ランホームランで失点、
直後の7回裏に小関選手の右中間3ベースヒット・和田選手のタイムリーヒットで1点を返すも、
8回表に井出選手の2ベース・坪井選手の四球・小笠原選手のヒットでノーアウト満塁とピンチを迎えてしまいます。
ここでエチェバリア選手にスライダーが甘く入り、レフト前へのタイムリーヒットで1失点して降板。
なおもノーアウト満塁というピンチで森投手が登板します。
森投手は田中選手を打ち取り、島田選手のライト犠牲フライで踏み止まってましたが、
西浦選手の打球は詰まったのが幸いして内外野の間に落ちる2点タイムリーヒット、同点に追いつかれてしまいます。

しかし8回裏にベテランの粘りでライオンズが勝ちこします。
先頭の赤田選手のセンターへの大きな打球を井出選手がキャッチするも、
フェンスに当たった際にボールを落球、完全捕球のように見えましたが判定は「落球」、
判定に助けられてノーアウト3塁という絶好の勝ち越しのチャンスを得ます。
ここで中島・後藤選手と打撃の良い若手2人が登場するも、ベテラン芝草投手にあしらわれて凡退。
守備から入っていた上田選手に打席が廻り、「あー、ノーアウト3塁も生かせないとは」と思っていたところ、
低めの球を見事に弾き返すセンター前タイムリーヒット!
守備職人であるベテランの一振りで試合を決定付けます。
さらに続く松井選手がライト線へ2ベースヒットを放ち、ややクッションを誤った坪井選手の隙を見逃さず、
3塁コーチの清水コーチが一気に1塁ランナーの上田選手を3塁を回らせ、ホームイン!
貴重な2点をいぶし銀の活躍でライオンズが奪います。
9回に登板した豊田投手は先頭の高橋選手に2ベースを打たれるも、後続を抑えてゲームセット。
ライオンズが8ー6で勝利しました。




9月12日 西武ライオンズ 10−7 日本ハムファイターズ

(日)櫻井(4回)−伊藤(0回)−加藤(2回)−シールバック(2回)
(西)西口(4回2/3)−三井(1回1/3)−潮崎(2/3)−
 帆足(1回1/3)−土肥(2/3)−豊田(1/3)
(本)小関1号、マクレーン25号、カブレラ44号
 エチェバリア29・30号、木元10号、西浦5号
日ハム
西武 × 10

オリ−ダイ 近鉄−ロッテ 中日−阪神 広島−横浜
雨天中止 2−6 2−1 雨天中止

取っては取られてのイタチゴッコ。打線の得点力でライオンズが逃げ切り。
今日はラジオで聞き流していただけなので、簡潔に終わらさせていただきます(^^;
両チームの投手の出来が悪く、常にランナーが出ているという試合展開でした。
序盤からライオンズ打線が効率の良い攻めで主導権を握り、
フォアボールから始まりホームランで失点というパターンを何度も繰り返しながら試合は進んでいきました。
結果的に不安定ながらも6・7・8回とリリーフ投手陣が粘ったライオンズが勝利したという感じです。

得点経過を簡単に書いておきます。今日はこれでお終い(爆)

1回裏 松井選手が3ベースヒットで出て、和田選手の内野ゴロで1得点。
2回表 中島選手のエラーなどで1アウト満塁とし、田中賢介選手に犠牲フライを打たれて1失点。
2回裏 四球で出た赤田選手を高木浩之選手のタイムリー2ベースで返し、1得点。
     さらに松井選手が歩かされた後に、小関選手が今シーズン1号となる3ランホームランを放ち、3得点。
3回表 エチェバリア選手の2ランホームラン、木元選手のソロホームランで3失点(2者連続)
5回表 四球で出したランナーを高橋選手のタイムリーで返されて1失点。
     同点に追いつかれた所で西口投手は降板。三井投手が登板して、後続を打ち取ります。
5回裏 この回から登板した2番手の伊藤投手から、和田・カブレラ選手の連続ヒットでチャンスを作り、
     守備から入っていたマクレーン選手(中島選手の懲罰的交代により)が3ランホームランを放って3得点。
7回裏 この回に登板したシールバック投手からカブレラ選手がホームランを打って、1得点。
8回裏 2ベースヒットで出塁した松井選手を、和田選手の犠牲フライで返して、1得点。
9回表 点差が空いた事で土肥投手が登板するも、2アウトからエチェバリア・西浦選手にホームラン打たれて2失点。
     その後連打を浴びた所で豊田投手が登板し、最後を締めました。





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