2003年西武ライオンズ応援日記

8月27日 西武ライオンズ 5−9 福岡ダイエーホークス

(ダ)斉藤(6回1/3)−岡本(1回1/3)−篠原(1回1/3)
(西)松坂(3回2/3)−土肥(1回2/3)−帆足(2回)−
 前田(1回1/3)−三井(2/3)
(本)松中21号、カブレラ40号、松井27号
ダイエー
西武

ロッテ−近鉄 オリ−ハム 阪神−巨人 横浜−広島 ヤク−中日
9−8 1−6 6−4 2−7 1−6

松坂打ち込まれて、ダイエーに完敗…対ダイエー負け越し決定でM20を点灯させる…
−−−−−−−−−−−−−−−−終戦宣言−−−−−−−−−−−−−−−−
事実上、優勝が不可能となってしまいました。
これからが問題ですよね…早々諦めるわけにもいきませんから、モチベーション維持が難しい。
優勝を諦めたファンもいれば、ダイエーがこけることを願って逆転に望みを賭けるファンもいます。
優勝チームが決定するまでいかに戦っていくかは難しい事でしょうね…
選手が諦めずに一生懸命やる中で、「優勝無理なんだから」と言うこともできませんし…
かといって、いきなり手抜かれるとファンは応援のし甲斐がない… 金曜からどうなることか…
とりあえず明日のスポーツ紙のコメントが気になります。

今日は頭が痛いので、残りはまた今度。
試合内容の確認等はここでお願いします。
今後のライオンズの課題としては、これこれを見てください(爆)
すいません、元気がないし体調も悪いので… 今日はこれにて失礼。




8月26日 西武ライオンズ 3−8 福岡ダイエーホークス

(ダ)水田(5回1/3)−渡辺(1/3)−吉武(2回1/3)−篠原(1回)
(西)張(4回)−土肥(2回)−潮崎(1回)−帆足(1回)−前田(1回)
(本)ズレータ11号
ダイエー
西武

ロッテ−近鉄 オリ−ハム 阪神−巨人 横浜−広島 ヤク−中日
4−14 雨天中止 雨天中止 5−9 9−0

張、5回持たず… 初回の1アウト満塁のチャンスを生かせずにずるずる…
多少なりとも覚悟はしていましたが、まさか第2戦で終わるとは。
これで3連勝の夢は消えました。
明日勝てば5ゲーム、負ければ7ゲーム。
5ゲーム差で残り直接対決は3試合、縮んで2ゲーム差。
他球団の頑張りに期待し、負けない戦いをするしかないです。
ただダイエーは長年負け越していた西武に勝ち越しですから、精神的に楽になるに違いありません。
今日の勝ちはダイエーにとってかなり大きなものになったでしょうね。
ライオンズは諦めずに追い上げるか、諦めて来季以降を考えるか、難しい所。
まぁ、明日負ければ諦めざるを得ないわけですが… 
せめてもの情け、タイトル争いのために斉藤投手は打ち込んでおきたいものです。

もう今日は暗いですな… 出てくる言葉が暗いのばかり… 書かない方がいいかも…
1回表
柴原選手、チェンジアップを捉えるも、セカンド高木浩之選手の守備範囲。セカンドゴロ。
川崎選手、チェンジアップをバットに当てただけも3塁線、これを張投手が処理して内安打に(細川捕手が行くべき)
しかし井口選手の所で、張投手の牽制球で川崎選手はタッチアウト! 
井口選手、フルカウントから四球。
松中選手、良い当たりもライト正面のライナー。

1回裏
松井選手、高めに浮いたフォークを打つもレフトへの平凡なフライ。
小関選手、内角低めのストレートを打ち、一二塁間抜くヒット!
和田選手、低め外れてフォアボール。1アウト1・2塁。
カブレラ選手、外角低めカットボールをコンパクトに弾き返すセンター前タイムリーヒット! なお1・2塁。
大島選手、フルカウントから外のストレートを打つもショート正面の強いゴロ。
しかしこれを鳥越選手が強く弾いてしまうエラーで1点追加。さらに1・3塁とチャンスが続きます。
佐藤選手の所でカブレラ選手が城島捕手の牽制で冷やりとする場面があったもののセーフ。
佐藤選手はファールで6球粘って四球。1アウト満塁。
平尾選手、フォークボールを良い所に落とされて空振り三振。
細川選手、低めフォークボールで空振り三振。

2回表
城島選手、ノースリーから立て直すも、高めストレートを打たれるレフト前ヒット。
バルデス選手、スライダーを引っ掛けてショートゴロ。併殺コースも松井選手が待った分だけ1塁セーフ。
ズレータ選手、手首に当たる死球。1アウト1・2塁。
高橋選手、ボール先行でフルカウントから四球。1アウト満塁。
鳥越選手、真中付近のストレートで空振り三振!
柴原選手、ストレートで見逃し三振!

3回裏
和田選手、カーブを打ち上げて、ファーストファールフライ。
カブレラ選手、外角低めストレートを打ち返すセンター前ヒット!
大島選手、内角高めボール気味ストレートを打ち上げて、サードフライ。
佐藤選手、カーブを叩きつけてピッチャーの頭を越すもショートが追い付きアウト。

4回表
バルデス選手、高めチェンジアップを打たれ、センター前ヒット。
ズレータ選手、低めフォークを打った打球が高々と上がり、レフトフライ。
高橋選手、高めのボールを上手く流され、レフト右へのヒット。1アウト1・2塁。
鳥越選手、セーフティーバント、張投手が素早く捕ってサードを向くも平尾選手も前進してたので無理、
1塁へ投げるもセーフ。1アウト満塁。
柴原選手、三遊間の当たり、ショートの松井選手が飛びつくも届かず、レフト前タイムリーヒット。
川崎選手、高めストレートでショート後方のフライ。
井口選手、真中低めチェンジアップを狙い打たれ、三遊間抜く2点タイムリーヒット。
松中選手、ノースリーからカウント取りに行った甘いストレートを打たれ、右中間抜く2点タイムリー2ベース。
城島選手、フルカウントから逆球ストレートで空振り三振。

5回表
バルデス選手、早めに追い込むも外角ストレートを打ち返され、センター前ヒット。
ズレータ選手、甘く入ったストレートを打たれ、レフトスタンドへ2ランホームラン。
ここで投手交代。先発の張投手が降板、2番手の土肥投手が登板です。
高橋選手、打ちとって、セカンドゴロ。
鳥越選手、ストレートで打ち取り、ライトフライ。
柴原選手、外角ストレートで見逃し三振!

5回裏
松井選手、良い当たりもセカンド正面のゴロ。
小関選手、高めストレートを打ち上げて、センターが前進ナイスキャッチのアウト。
和田選手、引っ張って3塁線を抜く2ベースヒット!
カブレラ選手、外角のスライダーを逆らわずに打ち、右中間へタイムリー2ベース!
大島選手、鋭い当たりもライト正面のライナー。

6回裏
佐藤選手、叩きつけてサード内安打で出塁!
平尾選手、ノーツーからエンドラン、セカンドゴロも2塁セーフ、1塁はアウト。
ここで投手交代。先発の水田投手が降板、渡辺投手が登板。
田原選手、初球打ち、やや詰まりショートゴロ。
代打の後藤選手が起用された所で、投手交代。吉武投手が登板。
後藤選手、変化球狙いだったのか、ストレートで空振り三振。

7回表
この回から潮崎投手が登板。
サードに後藤選手が入り、平尾選手がセカンドに廻りました。
城島選手、三遊間深くの当たり、松井選手がバックハンドで捕り、ノーバウンドで1塁へナイス送球!
松井選手の強肩を生かしたナイスプレーで1アウト!
バルデス選手、ストレートを流し、三遊間抜くヒット。
ズレータ選手、抜けたシンカーがレガースに当たる死球。1アウト1・2塁。
高橋選手、落差の大きいシンカーで空振り三振!
鳥越選手、ストレート打たせて、セカンド正面のゴロ。

7回裏
松井選手、四球で出塁。
小関選手、打ち上げてしまい、レフトフライ。
和田選手、内角高めの球に詰まってライトフライ。
カブレラ選手、よく粘るも大きなカーブで見逃し三振。

8回表
この回から帆足投手が登板。
柴原選手、叩きつけてピッチャーの頭を越す内安打。
川崎選手、送りバント成功。
井口選手、初球打ち、右中間へのタイムリー2ベース。
松中選手、低めの球を打たせて、センターフライ。
城島選手、ライトフライ。

8回裏
大島選手、ライトへ大きな当たりもファール。最後は高めストレートボール球で空振り三振。
佐藤選手、打たされてショートゴロ。
平尾選手、高めストレートを捉え、左中間フェンスに当たる2ベースヒット!
田原選手、インサイド窮屈に打ってサードゴロ。

9回裏
この回から篠原投手が登板。
後藤選手、食らいついていくも低め変化球で空振り三振。
松井選手、高めストレートを打ち、レフト線2ベースヒット!
代打の中島選手、低めストレートに合わず、空振り三振。
和田選手、打ち上げてファーストフライ。

敗因は攻撃と守りで2つ。
攻撃では1回表の1アウト満塁の場面で平尾・細川選手が連続三振に倒れた事でしょう。
まぁ、確かに満塁になって水田投手が開き直ったという面はあるんですが、少し狙い球が甘かったかなと。
昨年の対戦データがあるわけですし、しっかりと狙い球を絞っておくべきでした。
フォークボールに対する警戒が少なかったというのが見ていての感想です。
その後は完全にずるずると行ってしまいましたし… 内容的には昨年の二の舞。
この初回のチャンスで水田投手を崩せなかった事が、後々に響いてしまいましたね。

守りの面では細川捕手のリードにやや問題があったと思います。
今日の張投手はストレートが走っていたんですが、決め球はチェンジアップ・フォーク。
それが甘く入った所をダイエー打線に打たれてしまっていました。
インコースに良いストレートが行ってましたし、もう少し大胆に攻めて行っても良かったような気がします。
分かれ目になったのは4回表の鳥越選手のセーフティーバントでしょう。
あれで張投手の気持ちが切れてしまいました。
3塁前のバントでしたから、慌てずに1塁へ投げればよかったんですが… 張投手が焦りましたね。
サードの平尾選手が打球を捕りに行った分、サードベースががら空き、投げられずに1塁もセーフとなりました。
ここで1つアウトを確実に取っていたなら、展開も違っていたと思います。
ただ不運な面もあった気がします。
こういうのは言っちゃダメでしょうが、インコースのストライクゾーンが狭かったように思います。
今日は内角の球が良かっただけに残念…どうも細川捕手だとストライク取ってもらえない感じが…
審判の方には正確に見て欲しいです。細川捕手も誤魔化すようなキャッチングをしないように。
ストライクでもボールと言われかねないので…

今日はこんな所です。細川捕手に関してはまた今度語ります。
ただ今日の試合で一つ疑問なのが伊東捕手が出ていないことです。
5回の懲罰的な交代も田原捕手で、出番はありませんでした。
この大事な一戦ですから、リード面が重要です。それを若手捕手に託すのはどうしてなんでしょう?
怪我なのか体調不良なのか、ダイエーにリードが読まれてるからなのか、走られるのを怖がってるのか…
ちょっと分かりかねます。
ここまで張投手を上手くリードしたのは伊東捕手ぐらいだったので、
何事もなかったのなら伊東捕手に任せて欲しかった気も…
ひょっとして若手捕手に経験を積ませるためなんでしょうか? もう伊東捕手は退くことを決めたのかなぁ…



とりあえず優勝云々は遠ざかったことは間違いなし。
それでもタイトル争いの関係上、ダイエーの斉藤投手に負けを付けたい所です。
そうすれば松坂投手にも最多勝他タイトルの可能性が出てきますからね。
今年頑張ってきたエースの松坂投手に報いるためにも、僅かな可能性を残すためにも、
明日の試合は勝ち、ダイエーに意地を見せたいところです。
「諦めないぞ!」という姿勢が少しでも出れば、ダイエーも慌てるかもしれませんので。
なんとか明日の試合は勝利を! その後のことはまた考えるという事で(^^;
明日はガンバレ、ライオンズ!!




8月25日 西武ライオンズ 10−8 福岡ダイエーホークス

(ダ)和田(4回2/3)−佐藤(2回1/3)−岡本(2/3)−渡辺(1/3)
(西)西口(6回)−帆足(1回)−森(1回)−豊田(1回)
(本)カブレラ39号、城島27号・28号、佐藤1号
ダイエー
西武 × 10

ロッテ−近鉄 オリ−ハム
4−3 4−3

ライオンズが和田を攻略! 佐藤のプロ初アーチが貴重な満塁弾!!
勝ったわけですが、あんまり感慨なかったり。
今日だけではダメですからね。明日・明後日を勝ってこそ、今日の勝ちが意味を帯びていきます。
攻撃面では苦手の和田投手を佐藤選手の満塁アーチを含む8点を奪って攻略し、
その後はチャンスを作れなかったものの8回裏2アウトの場面で岡本投手から2点を奪うなど、
かなり良い得点の取り方をしていました。
ただ先発の西口投手を始め、守りの面で若干釈然としない所もあります。
明日・明後日勝てば攻撃面で大きな試合となり、負ければ投手陣の問題が追求されそう…
まぁ、なにはともあれ、勝つことですね。
そんなわけで今日はテンション控え目で簡単に。

1回表
柴原選手、インコースストレート、レフトに高く上がるフライでアウト。
川崎選手、フルカウントまで行くも、インコースストレートでセカンドゴロ。
井口選手、高めのシュート回転ストレートボール球を打たれ、センター前ヒット。
松中選手、ライトポール際に大きな当たりもファール、最後はストレート外れて四球。
城島選手、積極的に内角を攻めていくも、外れて四球。2アウト満塁に。
バルデス選手、高めストレート当てただけのレフトフライ。

1回裏
松井選手、内角攻めで低めチェンジアップボール気味で空振り三振。
小関選手、外角中心でスライダー、ハーフスイング空振り三振。
和田選手、内角ストレートで空振り三振。

2回表
ズレータ選手、ストレートが甘く入り、レフト線2ベースヒット。
高橋選手、ストレートが高めに甘く行き、右中間へのタイムリー3ベース。
鳥越選手、ストレートに詰まり、レフトへの浅いフライ。
柴原選手、微妙な所が外れたノースリーから打ちに行き、センター犠牲フライ。
川崎選手、内角ストレートでセンターフライ。

2回裏
カブレラ選手、甘く入ったストレートを見逃さずに打ち、レフト最上段(場外?)へのホームラン!
後藤選手、低めチェンジアップを掬うも、伸びがなく左中間方向のレフトフライ。
佐藤選手、ボールがはっきり外れてストレートの四球で出塁。
マクレーン選手、内角スライダーを擦った感じになってしまい、セカンド後方ライト前への打球、セカンドフライ。
細川選手、外角低めストレートを打つも、伸びがなくレフトフライ。

3回表
井口選手、外角低めスライダーに泳ぐも、なんとか突いて行き、センター前へのヒット。
松中選手、内角低めストレートを打ち、ホームラン性の当たり…も一伸びなく、ライトフェンスギリギリでジャンプキャッチ!
城島選手、スライダー高めに入り、レフトへの2ランホームラン…
バルデス選手、セカンドフライ。
ズレータ選手、サードファールフライ。

3回裏
平尾選手、ボールが外れて四球で出塁。
松井選手、初球セーフティー試みるもファール、2球目からはヒッティングもボール球低めチェンジアップで空振り三振。
小関選手、叩きつけて一二塁間抜くヒット! 1アウト1・3塁に。
和田選手、低めスライダーを打ち、左中間方向へのレフトフライ。犠牲フライとなって1点。
カブレラ選手、打ち上げてライトフライ。

5回表
井口選手、外角低め緩やかなフォークで空振り三振!
松中選手、外の変化球にタイミング合わなかったものの、意外と打球が飛び、レフトフェンス手前のフライ。
城島選手、高めに甘く入った変化球を打たれ、レフトスタンドへホームラン。
バルデス選手、フルカウントからワンバウンドで叩きつけるボールでフォアボール。
ズレータ選手、高めストレートボール球で空振り三振!

5回裏
細川選手、ストレートに空振り三振。
平尾選手、粘ってフルカウントから四球で出塁。
松井選手、低めのボールを見極め、外角スライダーを流し、ライトポール際のフェンス直撃の2ベースヒット! 1アウト2・3塁。
小関選手、低めストレートを打ち返し、センター前のタイムリーヒット! 1アウト1・3塁。
和田選手、内角低め変化球を引っ張り、レフト前のタイムリーヒット! 1アウト1・2塁。
カブレラ選手、粘るも低めチェンジアップで空振り三振。
後藤選手、ボールが抜けたりワンバウンドしたりでフォアボール。2アウト満塁に。
佐藤選手、インサイドストレートを打ち、プロ入り初アーチとなるホームランがレフトスタンドに! グランドスラム!!
ここで先発の和田投手が降板。佐藤投手がマウンドに。
マクレーン選手、低めストレートを見逃し三振。

6回表
高橋選手、ふらふら〜と打球が上がり、ファールゾーンフェンス手前でレフト和田選手がナイスキャッチ!
鳥越選手、外角低めスライダーで空振り三振!
柴原選手、初球打ちピッチャー返しセンター前ヒット。
川崎選手、浮いた高めストレートを打たれ、センターフェンス直撃のタイムリー2ベース。
井口選手、外角スライダーで空振り三振!

7回表
この回から帆足投手が登板。
松中選手、ショートフライ。
城島選手、ショートゴロ。
バルデス選手、サードファールフライ。

7回裏
小関選手、四球。
和田選手、セカンドフライ。
カブレラ選手、サードライナー性のゴロ併殺打。

8回表
この回から森投手が登板。
ズレータ選手、低めフォークで空振り三振!
高橋選手、レフト線へのヒット、これを和田選手が処理を誤って後逸、ヒットとエラーで3塁へ。
代打の大道選手、フォークに詰まりながらもセンター前に。前進する佐藤選手が捕れず、ライムリーヒットに。
ここでダイエーは1塁ランナー大道選手に代走の本間選手を起用。
柴原選手、ショートゴロ併殺打!

8回裏
この回から岡本投手が登板。
後藤選手、外角高めストレート、見逃し三振。
佐藤選手、ストレートで空振り三振。
マクレーン選手、四球。代走の上田選手を起用。
代打の大島選手、外角の変化球を打ち、レフト前のヒット! 2アウト1・2塁。
平尾選手、粘って粘ってフルカウントからストレートを打ち返し、センターオーバー2点タイムリー2ベース!
ここでダイエーは投手交代。岡本投手が降板、渡辺投手がマウンドに。
松井選手、フォアボール。これで2アウト1・2塁。
小関選手、センターフライで3アウトチェンジ。

9回表
この回から豊田投手がマウンドに。
キャッチャーも伊東捕手に交代、サードにそのまま上田選手が入りました。
川崎選手、高めストレートを打ち、ライト前ヒット。
井口選手、フォークが高めに行き、三遊間抜くヒット。ノーアウト1・2塁に。
松中選手、インハイストレートで、ライトライン付近のフライでアウト、2塁ランナーは3塁へ。1アウト1・3塁。
城島選手、甘く入ったフォークにやや詰まりながらもレフト前にタイムリーヒット。1アウト1・3塁。
バルデス選手、セカンドへのライナー! 1塁送球するもランナーに当たってセーフに。2アウト1・3塁。
ズレータ選手、セカンドゴロでゲームセット。
幾つかカットしようと思いましたが、カットできず。
こう見ると内容の濃い試合でしたね〜 さすがは首位決戦です。

勝因は佐藤選手の満塁ホームランでしょう。
とはいえ、その前までよく打線が繋いでいました。
和田投手のコントロールが崩れ、ストライク・ボールがはっきりしていた所を上手く突いたという感じですね。
平尾選手の四球や後藤選手の四球、良い所で四球を呼び込み、得点に繋げています。
こういう野球ができている間は強いですね。安定した得点力を期待できます。
今日の安打数は8本でしたから、如何に効率よく得点していたかが伺えます。

課題としては先発の西口投手のピッチングでしょうか。
初回はボールに勢いがあったんですが、2回の高橋選手のタイムリー3ベースなど、
気のない一球のコントロールミスが大きく響いたような気がします。
今日打たれたのはほとんど失投、甘い球ばかり。
先発ならば7回、西口投手ぐらいなら完投を狙ってくれないと。
こういう安定感のないピッチングが続くようだと困ってしまいます。
残り試合、もう一踏ん張りして欲しい所。全部勝てば二桁勝利も夢じゃないわけですし。

森投手に関しては和田選手のエラーが大きかったので不問。
豊田投手ですがフォークボールのコントロールが甘いですね。この球で空振りが奪えないとキツイかも。
肉体的にも精神的にもギリギリの状態でやってますから、こういう時期があるのは仕方ない事。
私達ファンは豊田投手を信じて見守って行きたいものです。
心配することなく、いつもの頼もしいイメージを抱き続けることが一番だと思います。



明日は張投手と水田投手が先発です。
張投手は本調子ではないものの、ここの所しっかりと試合を作ってくれていますから、好投を期待しています。
ダイエー打線には張投手のチェンジアップが効果的でしたから、明日はやってくれることでしょう。
ダイエーの水田投手は今シーズンイマイチ。ただ昨年9月には完投勝利をされているので油断はできません。
 (昨年は拙攻・エラーで自滅的な負け方でしたが)
気を引き締めてかかれば攻略できる投手です。荒れ球な所を上手くついていけば大丈夫。

明日・明後日と勝利し、逆転優勝の可能性を繋ぎたいものです。
まだまだパリーグはこれから! 明日もガンバレ、ライオンズ!!




8月24日 西武ライオンズ 5−13 日本ハムファイターズ

(西)後藤(4回2/3)−土肥(1/3)−長田(1/3)−大沼(2回2/3)
(日)吉崎(3回)−立石(2回2/3)−高橋憲(1回1/3)−加藤(2回)
(本)高橋11号、エチェバリア26号、木元8号、クローマー7号、
 小笠原25号、松井26号
西武
日ハム × 13

ダイ−ロッテ 近鉄−オリ 横浜−阪神 ヤク−巨人 中日−広島
4−1 3−0 5−2 1−6 6−1

ライオンズ投手陣が大炎上。抑えが利かず、日ハムに大敗…
今日は出かけていたので、ノーチェックです。
まぁ、内容的には昨日と同じだったようですね。
先発の後藤投手が一発攻勢で得点され、リリーフ陣も持ちこたえられず。
先発・リリーフ陣の層の薄さがここに来て致命的になっているようです。

試合展開を簡単に。
1回表
小関選手がヒット、和田選手が四球で出塁するも、カブレラ選手がサードゴロ併殺に倒れて無得点。

1回裏
上田・小笠原選手と2本の内安打で1アウト1・2塁とするも、後続を打ちとって無得点。

3回表
先頭の細川選手がレフトフェンス直撃の2ベースヒットで出塁し、上田選手のヒットでノーアウト1・3塁。
松井選手が四球で歩き、ノーアウト満塁とし、小関・和田選手の2本の犠牲フライで2点を先制。
カブレラ選手が四球で歩き、後藤選手のファーストフライでそれ以上は得点できず。

3回裏
金子・奈良原選手の連続ヒット、送りバント、四球で1アウト満塁のチャンスを迎えますが、
エチェバリア・木元選手を打ちとって無得点に。

4回表
先頭の佐藤選手が2ベースヒットで出塁し、マクレーン選手のレフト前タイムリーで1点追加。
さらに細川選手がバスターを成功させて、ノーアウト1・3塁のチャンス。
しかし代わった立石投手を打てず。上田・松井・小関選手が倒れて、追加点は奪えず。

4回裏
高橋選手のソロホームランで1点を返される。

5回裏
2アウトから小笠原選手にあわやホームランのファールを打たれた後、フォアボール。
ここでエチェバリア選手に2ランホームランを打たれて、同点に追いつかれてしまいます。
さらに続く木元選手にホームランを打たれてしまって投手交代、土肥投手が登板となります。
クローマー選手のヒットの後、高橋選手の2ベースヒットで本塁を突くも、これはタッチアウト!
なんとか3−4と差を1点止まりに。

6回表
1アウトから細川選手がセンター前ヒットで出塁し、上田選手が送りバント成功。
ここで松井選手が代わった高橋憲幸投手から2ランホームランを放ち、ライオンズが逆転。

6回裏
この回から長田投手がマウンドに上がるも、先頭の石本選手に2ベースヒットを打たれ、
金子選手に四球、奈良原選手に送りバントを決められて、1アウト2・3塁のピンチを迎えてしまい、
上田選手に2点タイムリーヒットを打たれて逆転されることに。
さらにワイルドピッチで2塁へ、小笠原選手を敬遠で歩かせて1アウト1・2塁となった所で降板。
大沼投手がマウンドに上がるも、エチェバリア選手のタイムリーヒットで1点、
木元選手を三振に打ち取った後、クローマー選手に3ランホームランを打たれて突き放されます。

7回裏
石本・金子選手の連続ヒットでノーアウト2・3塁となり、奈良原選手の犠牲フライで1点。
さらに小笠原選手の2ランホームランが飛び出して、5−13と大きく離されます。

その後は反撃態勢を取れず。そのまま5−13で敗戦となりました。

敗因は4回表のノーアウト1・3塁で畳み掛けられなかった打線の得点力不足でしょう。
点数は取れるところで取らないとダメ。1点でも取らなければ流れは相手側に傾いてしまいます。
今日は初めから森・豊田投手を使うことができない試合と分かっていたんですから、打者が頑張らないと。
常総学院の野球を見て、自分達の野球を思い出して欲しいです。
やたらめったに点数を取りに行くのではなく、流れに応じて点数を積み重ねる野球…それがライオンズ。
いつ取ったか分からないような得点、大量に取ってるイメージを残す得点をするのがライオンズです。
こ4回表に畳み掛けられなかったことが、試合に大きく響きましたね。

今日も粘れなかった投手陣に関しては… まぁね、色々と問題あると思います。
ただその一つ一つの問題を解決している時間はありません。
今はなんとか一人一人が頑張っていくしかないでしょう。
森・豊田投手には少々無理をしてもらいながら、他の投手が必死にやっていくしかないです。
先発投手もしっかりと7イニング投げるよう気合を入れなければ。
コーチ陣に一喝入れてもらいたいです。



まだダイエー3連戦が控えていますので、糾弾するのは避けたい所ですが、
心の整理をするために投壊の原因を簡単に述べておきます。
今年の投手陣崩壊の原因は、「森・豊田投手への依存」「エース西口の投球」、この2つだと思います。
昨年のWストッパーの成功で、7回まで繋げば勝てるという気持ちがチームに首脳陣に生まれました。
これは大きな力だと思いますし、良いことでしょう。
ただそれによって他の投手達が「7回まで頑張れば…」と自分の責任を軽く見積もっている節もあります。
自らが背負ったランナーに責任を持つ、これがピッチャーの大原則。
四球を多く出してしまう背景に「後ろに繋ぐには打たれなければそれでいい」という気持ちがあるのかもしれません。
それに拍車をかけているのがイニング途中の投手交代です。
伊原監督を始めとする首脳陣の中にも7回まで繋げば森・豊田投手で締められるという気持ちがあります。
そのため何とか中盤のイニングを継投で乗り切ろうと投手交代を多くやり、
最近では7回途中から森投手を出す事もしばしば、これで疲れないわけがありません。
中継ぎの投手交代が頻繁になっていることが、責任の所在を不明瞭にしていると私は思います。
しっかりと毎試合の投球内容はチェックしないと。反省をしているでしょうが、もう少しはっきりさせるべきです。
苦しいと思っても起用した投手に1イニングを任せると。失敗したら起用した監督・コーチが悪いと思わなければ。
今年は5月辺りからギリギリの試合を強いられていたため、継投が早め早め、頻繁になってしまいました。
勝利を狙うには辛い決断ですが、リリーフ再編には森・豊田投手の存在を絶対化することを止めるべきだと思います。

もう1つがエース西口投手のピッチングです。
松坂投手が不在だった昨年もですが、ここ2〜3年の西口投手は平均6イニング程度しか投げていません。
大体、立ち上がり・6回・7回に捉まることが多く、勝ちパターンでも6回途中で交代することがしばしば。
6〜7イニングしか投げない西口投手がエースな分けですから、他の先発投手もその程度で十分と考えてしまいます。
その結果、いつの間にかライオンズの投手陣は完投能力が乏しいものになってしまいました。
完投能力とはただ9イニングを投げるだけではありません。それぐらいならプロの投手なら可能です。
問題なのは9イニング安定した投球ができるかどうかです。
ライオンズの先発投手陣は中盤5〜7回に崩れる事が多く、終盤を安心して任せることができないのが現実。
完投能力のない先発投手陣だからリリーフに負担が大きくなっているわけです。
昨年まではまだ6回まで投げていたので良かったんですが、今年は5回も危ういほど。
心のどこかに「7回まで」という気持ちがあるから、持たないんだと思います。
先発投手なら完投する気概で行かないと。最初から7回までを狙えば、7回をそれなりに投げるピッチングになります。
9回を投げるつもりで7回を投げていかないとダメな気がします。
ペナントレースでは余力を残す程度が丁度いいです。
先発投手はもう一度、先発投手は原点に返らないとダメですね。
よく「先発○本柱」と言いますが、それは1本で試合を成り立たせる故の柱です。
良くて7回までしか持たない投手は柱ではありません。
今のライオンズ投手陣は松坂投手の1本柱。他に支える投手がいなければダメ。
最低3本出てこなければ困ります、本来ならば、張投手や西口投手がその役回りを担わなければならないのですが…

投壊の原因はそんな甘えの構造、優勝したことで野球の本質からずれつつあるような気がします。
今一度原点回帰で考えを改めなければダメだと思います。
これの難しい点はWストッパーで勝てる所を敢えて我慢な点です。
勝利を優先する身としては厳しい選択、けれど長期的に見ればせざるを得ない策だと思います。

伊原監督に関してですが、野手の起用法は上手いと思います。
選手の調子・相性・状況を良く見極めた起用で、選手を上手く当てはめています。
若手選手でも使い場所をしっかりと提供し、休み休み使うことで体力的な問題をカバーしていると思います。
各選手がチームという輪の中に入り込む起用法をしています。
ただ投手は別。東尾前監督の財産の恩恵に預かっているだけです。
西口・石井・許投手といった実績ある投手の先発起用にこだわるなど、役回りの配置は東尾最終年と同じ。
その時と状況が変わっているわけですから、大胆な配置換えも必要だと思います。
けれどそれができていません。投手の専門家でないことが決断を鈍らせているような気がします。
継投の特徴としては東尾氏のような嗅覚(投手の状態見極め、打者の雰囲気)ではなく、流れ重視。
だから四球が続いたり、エラー、その前の攻撃の残塁が多かった場合にスパッと投手を代えるタイプです。
ですから継投は早め早めになりがち。
タイプ的には常総学院の木内監督と同じです<(もちろん木内氏の方が年上ですので磨きかかってますな)
誰かが投手としての嗅覚、我慢を監督に進言しなければなりません。
それができてないのが今年のライオンズだと思います。
言葉で言うのは簡単だけど、嗅覚なんて勘に近いものですから、外れると大変なことに…そこがネック。
だから継投は難しいのでしょうね… って、何の話でしたっけ?(爆)
えーっと、つまり伊原監督の投手陣再編の能力に関してのみ、疑問が残ります。
誰かが補佐する、もしくは別の人物が手がけることをしないとダメでしょうね。
まぁ、他所から引っ張ることもなく、今のメンバーで再編できると思いますよ。
 (配置展開次第で投手王国復活は可能だと私は見ています)



まぁ、そういうことはシーズン終了後に考えるとして、明日からのダイエー3連戦に集中しませんとね。
今日の試合でゲーム差は6。さすがに厳しい数字になってきました。
2勝1敗だとゲーム差は1しか縮まらず、残り3試合で5ゲーム差。勝ちながらダイエーがこけるのを待つのみ。
3連勝だとゲーム差は3つ縮まり、残り3試合で3ゲーム差、これなら逆転優勝も有り得ます(厳しいながらも)
なんとかダイエー3連戦を3連勝でクリアし、望みを繋いで行きたいものです。
先発は西口・張・松坂投手とチームで一番信頼できる3投手です。
彼らの踏ん張りと打線の爆発で3連勝を遂げなければ!
今日の投手陣に関する見解が良い檄となりますように。
明日からガンバレ、ライオンズ!! 最後まで諦めずに行きましょう!!




8月23日 西武ライオンズ 5−6 日本ハムファイターズ

(西)三井(3回2/3)−潮崎(1回1/3)−帆足(2回1/3)−
 長田(0回)−森(2/3)−豊田(1/3)
(日)ミラバル(5回)−清水(2回)−芝草(2回)
西武
日ハム 2×

ダイ−ロッテ 近鉄−オリ 横浜−阪神 ヤク−巨人 中日−広島
3−5 11−7 0−8 8−4 1−2

ライオンズリリーフ陣が踏ん張れず。守護神豊田が打たれてサヨナラ負け。
今日はデーゲームで高校野球の決勝があったため、7回からしか試合チェックできませんでした。
なんというか…何でデーゲームだったんでしょう(爆)
夏休みなんだからナイトゲームでいいじゃんと思うのは私だけですか?
結果から言えばその影響をモロに受けてしまった気がします。
1日経ってないのに、森・豊田投手は連投ですから… やるせないですね。
まぁ、一番悪いのは日程よりも序盤に4点貰っておきながら、耐えられなかった三井投手なわけですが…


試合展開の簡単な説明。
1回表、先頭の松井選手が四球で出塁し、小関選手の送りバント・ワイルドピッチで3塁へ。
ここで和田選手がセンターフェンス直撃のタイムリー2ベースヒットを打って、先制。
カブレラ選手はショートゴロに倒れるも、大島選手がセンター前のタイムリーヒットを放ち、2点目を取ります。

1回裏、先発の三井投手は先頭の奈良原選手を四球で歩かせてしまいます。
井出・小笠原選手は打ち取りますが、奈良原選手の盗塁と田原捕手の悪送球でランナーは3塁へ。
ここでエチェバリア選手に左中間へのタイムリーヒットを打たれて、1点を返されます。

2回表、1アウトから田原選手がピッチャーの頭を越す内安打で出塁、
高木浩選手はライトフライに倒れて2アウトとなるも、松井選手のショート内安打・悪送球で2・3塁とします。
ここで小関選手がしぶとくセンター前に弾き返す2点タイムリーヒットを放ち、追加点を挙げます。

3回裏、1アウトから2番井出選手を四球で出してしまい、
小笠原選手にライト線2ベースヒットを打たれて1アウト2・3塁となり、
エチェバリア選手のショートゴロの間に1点を返されます。

4回表、先頭の松井選手がレフト前ヒットで出塁して、小関選手が送りバントを決めるも、
和田選手がセカンドゴロ、カブレラ選手が三振に倒れてしまって無得点。

4回裏、三井投手は2アウトから古城・実松選手と連続四球を出してしまって降板。
潮崎投手がマウンドに上がり、奈良原選手をサードゴロに打ち取って0点に。

5回表、潮崎投手が井出選手にソロホームランを打たれて1点差に。
その後、小笠原選手に2ベースヒットを打たれるも、後続を打ちとって無得点に。

6回裏から3番手の帆足投手が登板。
先頭の上田選手に四球を出してしまうも金子選手の送りバントで2塁フォースアウトとします。
…が、代打の高橋選手の三遊間深くへの打球となって内安打となってしまい、1アウト1・2塁。
奈良原選手はファーストゴロ2塁フォースアウトで2アウト1・3塁となりますが、
井出選手の叩き付けた打球がサード内安打となってしまって、同点に追いつかれてしまいます。

8回表、先頭のマクレーン選手がヒットで出塁し、田原選手のバスターが成功してノーアウト1・2塁。
ここで芝草投手に代わり、守備から入っていた上田選手が送りバント失敗となりますが、
松井選手がレフト線のタイムリー2ベースを打って、1点を勝ち越します。
なおも1アウト2・3塁のチャンスがありましたが、小関選手が浅いレフトフライ、
和田選手がショートゴロに倒れてしまい、追加点は奪えません。

8回裏、帆足投手が続投するも、1アウトから金子選手に2ベースヒットを打たれて降板。
長田投手がマウンドに上がるものの、高橋選手にストレートの四球を出してしまって交代。
本来温存したかったはずの森投手を登板させることになってしまいます。
それでも森投手はしっかりと仕事を果たし、代打の木元選手をファーストゴロ本塁タッチアウト、
井出選手を見逃し三振に打ち取るなどピンチを凌ぎきります。

9回表、1アウトから大島選手が一二塁間を抜くヒットを放つも、
中島選手がライトフライ、マクレーン選手がセカンドフライに倒れて無得点。

9回裏、抑えの豊田投手が登板しますが、コントロール良くなく…
先頭の小笠原選手に初球打ち左中間を破る2ベースヒットを許し、
エチェバリア選手のレフト前タイムリーヒットで同点に。
島田選手の送りバントでランナーを2塁へ進め、田中幸雄選手のセンター前ヒットで1アウト1・3塁に。
ここで捕手を田原捕手から伊東捕手に交代させるも効果なし。
常総学院出身の金子選手がしぶとく運ぶセンター前タイムリーで日ハムがサヨナラ。
ライオンズは5−6で敗戦となりました。

敗因としてはピッチャーの無用な四球でしょうね。
三井投手が下位打線に連続四球を出した事、これが一番大きいと思います。
それによって連戦で苦しいながらもリリーフ投手陣を継ぎこまざるを得なくなりました。
本来なら4−1で5回までは投げないとダメ。四球絡みの失点が痛すぎましたね。
あとは森・豊田投手以外のリリーフ陣がパッとしないこと。
帆足投手は粘りましたが先頭打者に四球を出したことで、アンラッキーなヒットで同点に追いつかれてしまいました。
そして8回裏に出てきた長田投手は四球を出すだけで交代となってしまいました。
ここらの詰めの甘さ並びに大胆な攻めができてないことが気がかりです。
ここまで森・豊田投手にかなりの負担が掛かっているわけですから、何とか他のリリーフが頑張らないと。
結果的にはリリーフ陣の層の薄さを露呈する結果となってしまいました。

ただ打線にも問題はあります。
勝ち越した8回表、上田選手が送りバントを失敗したり、1アウト2・3塁のチャンスを生かせなかったりと。
本来ならばもう1〜2点は取れていたはずです。
それができなかったことで、リリーフ陣の負担が増してしまったように思いますね。
まだまだ若い帆足・長田投手に1点差を任せるのは怖い所があります。
チャンスがあるのなら、それをしっかりとものにして得点を奪わなければ。
そこが去年と今年の攻撃面の違いのような気がします。
ダメ押し点を取れないがために、リリーフ陣が苦労すると。
森・豊田投手を楽にするためにも、若い投手を使えるようにするためにも、打線には頑張って欲しいです。



今日は幸いにもダイエーが負けてくれたおかげで、マジックの再点灯だけは免れました。
このラッキーを逃さないわけにはいきません。
明日しっかりと勝ち星を挙げて、ダイエー3連戦へと繋いで行きたいものです。
…あと…こういうのは良くないと思うんですが、ダイエーの村松選手が右鎖骨骨折で今季絶望となりました。
ライバルの怪我を喜ぶのも変ですし、
ペナントレースの目標としては優勝すること自体よりも「パリーグの日本一」なわけですから、
ダイエーの主力選手である村松選手の怪我は悲しむべきものです。
ただ追いかける立場のライオンズとしては、まだ運が残っていると思わせる出来事でもあります。
もちろんダイエーは小久保選手の穴を埋めてきましたから、チームが結束して乗り越えてくると思います。
このことがどう作用するかは分かりませんが、一つの変化が現われた事は付いていると言えます。
こうやってチャンスができている以上は、最後まで諦めずに戦っていって欲しいです。
今回怪我をしてしまった村松選手は優勝時のシリーズ出場ができることを祈りたいものです。
さすがに怪我をしてしまった以上はどうしようもありませんからね…
ダイエーもライオンズも目標は一つ、優勝だけでなく日本一です。
同じパリーグ球団として切磋琢磨していきたいものです。

ライオンズは明日、後藤選手が先発です。
少しリフレッシュ期間がありましたから、好投してくれる事でしょう。
月曜からのダイエー戦の弾みになるようなピッチングを期待したいです。
まだまだ優勝を諦めずに、ガンバレ、ライオンズ!!


今季のドラフトの目玉、早稲田:鳥谷争奪戦騒動
どこに行くかはこの際置いておいて、今朝のスポーツ紙に渡辺オーナーの大胆発言が出てましたね。
>「メジャー志向があるならヤンキースがある。今は平等なトレードが日米間でできない。
>巨人で3、4年実力を試して、もしヤンキースが欲しいと言えば、あげるし、こっちももらう」

メジャー挑戦ならFAでもポスティングでもなく、トレードで出してあげると言っています。
これってアリなんでしょうか? 現行でメジャー移籍にはポスティングとFAのみ。
3〜4年で移籍容認なんて前代未聞です。

これだけならまだマシなんですが、この発言の続きにポスティング制度に対して、
>「断じてなくさないといかん。あれは身売り協定のようなものだ」、こんな発言をしています。
つまり人的保障なら構わないが、金銭トレードはダメだと言っているわけです。
 (選手が好きな球団を選べる・選べないはありますが。
 トレードでも、もしヤンキース以外の球団を希望したらややこしくなる<ショートはジーターいますし)
だったら金で選手を取るFAはどうなのかと。
トレードの中には金銭トレードだってあるわけですし、
トレードという発想が出てくる時点でポスティングは認めざるを得ない気がします<方法は変えてもいいけど
他はやっちゃダメ、自分達はやっていいという特別意識が見え隠れして、全く道理が通っていません。
こういう発言は問題にしないとダメでしょう。
大体、もしも渡辺オーナーの言うとおり、日米間のトレードが可能となり、球団提携が普通になれば、
選手は大量にメジャーへ流入してしまい、それに伴って外国人枠撤廃、
最終的には一流選手がメジャー、二流選手が日本で鍛えるといったようなメジャーの下部組織になってしまいます。
今までの渡辺オーナーの発言とは完全に矛盾してます。
外資を拒むのは日本の球団の独立を守るためですよね?<少なくとも表向きは
ならば、こんな馬鹿げた提案はさっさと引っ込めるべきだと思います。
目先の利益を求め過ぎて、バカな発言しちゃいましたな。

面子だけのジャイアンツは面白くもなんともありません。即刻退場していただきたい。
ジャイアンツは強くなくてはいけないというのは分かります。
私も弱いジャイアンツは見たくない。強いからこそ倒しがいがあるわけですし。
だからこそジャイアンツは誇り高く、球界のことも考えないといけないのだと思います。
残念ながら、プロ野球ファンの大半はジャイアンツファン。
そういう現実がある以上、ジャイアンツは球界のために何をすべきか考えて欲しいです。
まぁ、それはどこの球団も同じなわけですがね。
堤オーナーもライオンズの球団経営に本腰を入れて欲しいですよ、全く(^^;




8月22日 西武ライオンズ 1−0 日本ハムファイターズ

(西)松坂(7回)−森(1回)−豊田(1回)
(日)金村(6回1/3)−清水(2/3)−芝草(1回)−
 伊達(1/3)−高橋憲(2/3)
西武
日ハム

ダイ−ロッテ 近鉄−オリ 横浜−阪神 ヤク−巨人 中日−広島
5−2 6−5 10−4 1−9 0−1

金村・松坂の投手戦は尻上がりに良くなった松坂に軍配! ライオンズが1点で逃げ切り!
もう最初はどうなることかと思いましたが(爆)
立ち上がりの松坂投手はコントロールが悪くて不安定な内容だった模様。
ラジオで聞いていてもピンチの連続で冷や冷やしたものです。
打線も金村投手を打てませんし… いつまでも苦手と言ってられないっすよ。
それでも勝てたのは松坂投手の粘りの投球、尻上がりに良くなっていったおかげですね。
なお、次回登板は中4日で対ダイエー3戦目なため、7回でマウンドを降りました。
ここの所、やや疲れが見えていた森・豊田投手ですが、
三者凡退のパーフェクトリリーフを見せてくれて不安を払拭してくれました。
逆転優勝するためにも残りゲーム、しっかりと抑えてもらいましょう!

今日も時間がないので、簡単な試合経過のみです。
1回表
松井選手、フォークで空振り三振。小関選手、ファーストゴロ。
和田選手、四球。その後、ワイルドピッチで2塁へ。
カブレラ選手、フォーク打ってピッチャーゴロ。

1回裏
坪井選手、スライダーでライトフライ。
奈良原選手、四球。小笠原選手、セカンドゴロダブルプレー!

2回裏
エチェバリア選手、真中高めスライダーを打たれ、三遊間抜くヒット。
木元選手、ショートフライ。島田選手、ストレートで空振り三振!
高橋選手、ボールが外れて四球。井出選手、スライダーで空振り三振!

 松坂投手…コントロール良くない。ストレートで空振り取れないのも気がかり。

3回裏
金子・坪井選手の連続ヒット、奈良原選手の送りバントで1アウト2・3塁のピンチ。
小笠原選手に勝負に行くも、四球。1アウト満塁。
エチェバリア選手、151キロストレートで空振り三振!
木元選手、インハイ151キロストレートで空振り三振!

4回表
小関選手、センター前ヒットで出塁!
和田選手、セカンドフライ。カブレラ選手、フォークで空振り三振。大島選手、セカンドライナー。

4回裏
島田選手、ファーストファールフライ。高橋選手、空振り三振。井出選手、ライトフライ。

 松坂投手…4回以降は別人。安定感あるピッチング。
        カットボール少なめ。ストレートとスライダーの組み立て。

6回表
松井選手、ボールを見極めて、四球。小関選手、送りバント成功。
和田選手、選んで四球。1アウト1・2塁。
カブレラ選手、ライト前ヒット。2塁ランナーはホームを突くも、好返球でタッチアウト!
後藤選手、サードゴロでこの回無得点。

7回表
大島選手、初球打ちライト前ヒットで出塁! 代走、高波選手を起用。
代打の上田選手、送りバント成功。
伊東選手、レフト左のヒット! 2塁ランナー高波選手が一気にホームイン!
ここで投手交代。清水投手が登板。
高木浩選手、ショートゴロ、セカンドフォースアウトも1塁はセーフ。
松井選手、三遊間抜くヒット! 
小関選手、センターフライ。

8回裏
この回から森投手が登板し、三者凡退に抑える。

9回表
この回から伊達投手が登板。
高波選手、四球。上田選手、送りバント成功。
伊東選手の打席で伊達投手にアクシデント(?)、高橋投手が登板。
高波選手、3塁へ盗塁成功!  伊東選手、四球。
高木浩選手、セーフティースクイズ、三本間に挟まれてタッチアウト、失敗
松井選手、見逃し三振。

9回裏
この回から豊田投手が登板。三者凡退に打ち取って、1−0で勝利!

試合のポイントは3回裏・6回表・7回表ですね。
松坂投手は3回裏のピンチを凌いだことで一気に調子を上げました。
エチェバリア選手・木元選手の連続三振が良かったんでしょうね。
6回表は坪井選手の返球がコントロール良かったからアウトになったようです。
松井選手の足、ホームを狙う判断は間違っていなかった模様。
坪井選手のナイススローイングに阻まれてしまいました。
7回表は代走起用・ピンチバンターと勝負をかけた甲斐がありました。
積極的に選手を使ったことが、1点に繋がったんだと思います。
ただこれも松坂投手の好投、森・豊田投手という抑えがしっかりしているからこそ。
1点で勝てるという判断があるからこそ、打撃型選手を代えられるんだと思います。
チームも調子がいいためか、采配がずばり的中していますね。

明日は久々に三井投手が先発です。
調子よりも札幌ドームという土地柄の方で決まったような気がします。
6月後半からなかなか調子の上がってこない三井投手ですが、
地元の声援を胸に本来のピッチングを取り戻して欲しいですね。
そして打線はそのための援護点を! 
ミラバル投手を打ち崩し、苦手意識を払拭しましょう!
特に相性の悪いカブレラ選手、息子のラモン君が来ていますし、大人なバッティングを頼みます(^^;
カブレラ選手が打てば、普通に攻略できることでしょう。
明日からもガンバレ、ライオンズ!!





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