2003年西武ライオンズ応援日記

6月18日
今日はライオンズの試合はなし〜 明日も明後日もなし〜 るるる〜(涙)
そんなわけで文化放送ではライオンズエクスプレスDX、ゲストは先日オリの監督を解任された石毛氏でした。
聴けない人のために、近況を簡単に説明すると、
解任会見では「しばらく野球は見ない」と言っていたようですが、今はプロ野球、アマチュア野球と見ているそうです。
特にアマチュア野球を頻繁に見回っているらしく、職探しとともに野球界に貢献するために歩き回ってるそうです。
今の夢は日本の野球界に「米独立リーグのような組織を作る」だそうで、東奔西走な日々の模様。
来季以降、解説者になるかどうかは分からないそうで、夢が頓挫したらお世話になるかもとか(^^;
プロ野球でユニフォームを着るかどうかは分からないとのことです。
石毛氏は西武OBですし、どんな形であれ、野球界に関わっていって欲しいです。今後の活躍に期待したいですね。

オリックス解任の話は… さすがに多くは触れられませんでした。
チームがまとまりつつあった時期だけに、ご本人も残念だったそうです。
それ以外のことはやっぱり出てきませんでした。今は前を向いていこうということでしょう。


話の中で気になったのは「プロ野球に関して思うこと」です。
「昔に比べて選手自身は変わってないのだけれども、ファンや報道陣など取り巻く環境が変わった」と話していました。
純粋に野球を「凄い!」と楽しむのではなく、穿った見方をされるようになったとか…
おそらくオリックス時代の経験を指しているのでしょうね。
選手と不仲で内紛だとか監督交代だとか、夕刊フジに書かれてましたからね…
普段はオリックスの試合なんて伝えもしないのに。
試合そのもの、選手のプレーは全く報道されず、スキャンダラスなネタばかり書かれてたという気持ちがあったと思います。
ま、地方機関誌を持たない球団はみんな同じなんでしょうが…
パリーグはそういう球団が多いだけに石毛氏の言いたいことは分かりますね。
読売新聞という大きな情報媒体を持つジャイアンツでも、週刊現代とかにスキャンダラスな記事載りますしねぇ。
やっぱり野球以外のところで大きく騒がれるor事実無根ででっち上げられることも増えているのでしょう。

私達、野球ファンはそういった心無い報道に左右される事なく、
良いプレーは相手チームだろうが何だろうが「ナイスプレー!」と賞賛し、
プレーの素晴らしさに感動することが必要なんでしょうね。
やっぱり勝敗ばかりに気を取られたり、個人批判をしてストレスの捌け口にはしたくないですから。
どうせ見るなら、良いプレーを見て感動した方が得ですもんね。
私もそういった「プレーの素晴らしさ」をできるだけ伝えられるような日記を書きたいと思ってます。
これからも頑張っていくぞー!!




6月17日 西武ライオンズ 6−4 日本ハムファイターズ

(西)帆足(4回2/3)−潮崎(1/3)−長田(1回)−
  森(2回)−豊田(1回)
(日)吉崎(3回1/3)−佐々木(1回1/3)−
 芝草(2回1/3)−建山(1回)−高橋憲(1回)
(本)松井12号
西武
日ハム

近鉄−ロッテ オリ−ダイ 巨人−広島 中日−ヤク 阪神−横浜
7−3 11−21 8−3 3−1 5−4

帆足、先発初勝利を逃すも、リリーフ陣が踏ん張り、ライオンズが快勝!
最近は日記の方を先に書いちゃうもので、こちらは疎か(^^;
ま、大体は先読み展開通りになってるので詳しく書かなくても問題ないでしょ(爆)

ただ帆足投手は勿体無かったですねぇ…
5回2アウトまで行きながら、小笠原選手にタイムリー打たれて1点差降板でしたから。
四球も絡んでいるだけに勿体無いの一言です。
今日はコントロール甘かったようで、序盤からピンチの連続だったから疲れてたんでしょうね。
やっぱり精神的なスタミナ、試合におけるスタミナがまだまだという所でしょうか。
特に5回は勝ちを意識してしまったようですし…
今年の成績が「0勝3敗」ということを意識してしまったのかも。
投球内容自体は「3勝0敗」みたいなものなんですから、自信持っていけばいいんですがね。
そこらが「1勝する難しさ」なんでしょう。
自信さえ付けば幾らでも勝てそうな投球なんですがね。もう一頑張りだ、帆足投手!



試合の方は簡単に。
1回表、小関選手が内安打で出塁し、初球盗塁成功!
そして後藤選手がライト前にタイムリーヒットを放ち、ライオンズが先制します。
続くカブレラ選手もヒットで続くも、和田・高波選手と凡退。

1回裏、帆足投手は先頭の井出選手を四球で出し、奈良原選手の送りバントでピンチを迎えますが、
小笠原選手をセカンドゴロ(浩之選手のナイスプレー)、田中幸雄選手をサードゴロに打ち取って0点。

2回表、先頭のマクレーン選手が四球で出塁し、細川選手が送りバントを決めます。
高木浩之選手も四球で歩いて1・2塁となった所で、松井選手がショートゴロ併殺…
と思いきや、ショート金子選手のトスが少し低く、
捕れそうだったもののセカンド奈良原選手が一塁方向に意識が行っており落球エラー、満塁となります。
(文化放送解説の広瀬氏によれば、松井選手の足を警戒したため、
 ショートトスがグラブを構えたところに「来るものだ」と思っていて、いち早く送球体勢に移ろうとしていたためとのこと)
そして小関選手がライト前タイムリー、後藤選手がバットの先端でライト線へ運ぶ2点タイムリー、
カブレラ選手のセンター犠牲フライで追加点を挙げます。

2回裏、先頭の木元選手にヒットを打たれるも、続く坪井選手の当たりは良かったもののセカンド併殺コース。

3回裏、先頭の金子選手にヒットを打たれるも、山田選手を引っ掛けさせてショートゴロ併殺。

4回表、1アウトから松井選手が四球で出塁し、小関選手のライト線2ベースで1アウト2・3塁とするも、
後藤選手はショートライナー、三塁ランナー戻れずに併殺。
(文化放送の中川充四郎さんが前回のダイエー戦での全く同じ場面を質問していたそうです。
3塁ランナーは打球が抜けてから進塁すれば間に合うわけですが、内野ゴロでホームに突っ込む指示が出ていた場合、
ライナーだと一歩目を踏み出してしまうそうです。
だから戻ることは難しいとのこと。走塁って難しいですね)

4回裏、1アウトから小笠原・田中幸・木元選手の三連打で1点を失うものの、坪井選手はセカンドゴロ併殺で3アウト。

5回表、1アウトから和田選手がヒットで出塁し、高波選手が送りバント、マクレーン選手が歩かされての四球、
そして細川選手は痛烈なピッチャーライナー、当たり良かったものの点数は入らず。

5回裏、先頭のクローマー選手にヒットを打たれるも、金子選手を三振に打ち取り、
山田選手のライト前に抜けるかという打球を高木浩之選手がナイスキャッチのファインプレーでアウト!
2アウト2塁となるも、井出選手にカウントを悪くしてフォアボール。
続く奈良原選手にセンター前ヒットを打たれて満塁、
ここで小笠原選手にセンターオーバー3点タイムリー2ベースを打たれて帆足投手は降板となりました。

この後は潮崎・長田・森投手と危なげなくリリーフ陣が投げていきます。
そして9回表、松井選手にホームランが飛び出して駄目押し、9回裏は豊田投手が締めて、ライオンズが勝利しました。



帆足投手が5イニング投げ切れなかったこと以外はほぼ完璧。
初回に先制点を挙げ、2回に相手のミスを逃さずに追加点、9回に駄目押しと上々でしょう。
中盤は点数を取れませんでしたが、早いイニングで畳み掛けられる辺りは強いですね。
松井選手や和田選手などケガ等で調子上がっていない選手もいますが、
3番に入った後藤選手が打線の中で良い働きをしてますね。
14日分で褒めすぎかなとも思いましたが、いやはや、褒めたりないぐらいでしたか。
打撃でチームを引っ張っていける重要な選手です、はい。打撃でチームリーダーになれる器ですね。

あと今日に関しては小関選手も猛打賞と頑張りました。
初回の内安打後の盗塁、2打席目のタイムリー、3打席目の2ベースと大活躍!
ただ投手が代わってから打てなかったのが残念。コンスタントに結果を残す事が求められますね。
これは松井選手にも言えることなんですが、投手によって状態が変わり過ぎな感じがあります。
ヒーローインタビューは私事ながらもちょっと感激。
明日のスポーツ紙に載るでしょうから、そちらをチェック。
ガンバレ、小関選手。彼のためにも西武を日本一にし、日本一の2番打者という勲章を贈りましょう!

帆足投手に関してですが、5回のピッチングは前述の通り。
試合における投球の力配分、精神のコントロールが今後の課題だと思われます。そこは経験と自信次第。
ただ1〜3回までは0点と序盤の試合を作ったわけですから、臨時先発ローテとしては十分合格でしょう。
先発が立ち上がりの失点を防ぎ、打線が先制点を挙げていけば、そうそう負けはしません。
先発投手の投げたイニングこそ短かったですが、この連勝中の戦い方と基本的には変わっていないと思います。
投手陣全体としては良い形で作用し続けていると思われます。
けど帆足投手には臨時ではなく、年間通しての「先発ローテ入り」を誰もが期待しているわけですから、
勝ってもらわないと、勝ちに繋がる投球をしてもらわなければなりません。
細川捕手のリードもあったでしょうが、精神面の安定を徹底し、次回登板では勝利を収めて欲しいです。
あまり考えすぎなきゃ大丈夫、実力は首脳陣も誰もが認めるところ、ガンバレ、帆足投手!



今日はここらで終わり。
明日から3日も試合ないので、何かあればまた書きます。
しかしこの試合間隔はどうにかならんものか… 5月の長期ロードの時に1つでも休みがあれば良かったのに(苦笑)
日程の組み方が極端な感じがします。ライオンズだけなのか、他もそうなのか…
ま、ぼやいてもしょうがないので、この3日間はゆっくり過ごしましょう。




6月16日 西武ライオンズ 5−1 日本ハムファイターズ

(西)松坂(7回)−土肥(1回)−豊田(1回)
(日)シールバック(3回)−立石(3回)−高橋憲(1回)−
  建山(1回)−佐々木(1回)
(本)マクレーン14号・15号
西武
日ハム

近鉄−ロッテ
2−1

マクレーン復活の2打席連続2ランホームラン! ライオンズが快勝!
えーっと、序盤5回で勝負は決したと思ったので、うつらうつら寝てました(爆)
松坂投手はボールが抜けるなど、そんなに調子は良くなかったようですが、
3・4回辺りは危なげなく抑えていただけに、「あ、今日も勝つな」と。
そう思わせてくれるだけのものが、今の松坂投手にはありますね…って、前回も同じ事書いたような(爆)
映像で見られない日は手抜きなのです(苦笑)

打線も同じ事を感じたのか、4回以降は併殺の山で駄目押し点ならず。
先発ピッチャーが良くて、序盤に点数を取ると淡白になると先日書きましたが、その通りの展開。
ま、明日に力を蓄えたということにしましょう。
やっぱり先発ピッチャーが安定すれば、打線がどんな形であっても点数入れば勝ちますから、
ここ一週間の戦い方を今後もしていくことが大切だと思います。
それにしても今日もスタメンマスクは伊東捕手… 昨日の試合のみ、細川捕手がスタメンマスク。
そう考えると投手の調子が上がってきた以外にも、リードが安定しているという要素があるのかもしれません。
若手捕手にとって伊東捕手は高い壁ですが、試合を見ながらリードを盗み、試合の中で実践して行って欲しいですね。

何の特集号だったか忘れましたが、キャッチャー特集している雑誌があって、それを読んだのですが、
若い頃の伊東選手はサインに首を振られるどころか、サインを見て貰えなかったこともあったそうです。
そういう話を聞くと今は全幅の信頼を得ている伊東選手でも、
レギュラーなり立ての頃は大変だったんだなと思わされますね。
一度、江夏投手に愚痴をこぼしたという話が週間ベースボールに載ってましたが、
そういった苦い経験を乗り越えてプロ野球史に残る大捕手になったみたいです。
そんな伊東選手からすれば細川選手や野田選手はまだまだ序の口なんでしょうね(^^;
細川選手も首を振られることを恐れずに、振られることによってピッチャー心理を悟り、
捕手としてのデータ・勘を蓄積していって欲しいです。
…って、いきなり試合のまとめみたいになってしまった(爆)



2回表、1アウトから和田選手が内安打で出るも、大島選手がエンドラン空振りで盗塁死となってしまいます。
しかし大島選手はただで終わらず、左中間フェンスまで達する2ベースヒットでチャンスを作り直します。
(文化放送によれば軽打という感じだったようです。昨日といい今日といい、理想とする打撃に近づいてるのかも)
そして久々スタメン復帰のマクレーン選手がレフトスタンドへの2ランホームランを放ち、先制点を挙げます。

3回表、先頭の高木浩之選手が四球で出塁し、続く松井選手が送りバントを決めてランナーを進めます。
ここで柴田選手がセンターオーバーのタイムリー2ベースを放ち、追加点を挙げます。
(センター石本選手は前進した後に、後ろに下がる拙い守備だったようです)

4回表、2回と同じように大島選手がライナー性のヒットを放ち、
マクレーン選手がレフト中段まで運ぶ2打席連続の2ランホームランで5−0とライオンズが大量リードします。

ただこの後は松坂投手の投球テンポにつられるように淡白に。
ランナー出しても併殺続きで追加点はなりませんでした。

一方の松坂投手は腰の違和感があったらしく、
試合中にも間接かどこかが外れる(?)アクシデントもあり、投球内容は荒れ模様。
投球フォームがバラバラだったという7回が1失点したものの、悪いながらも要所はしっかり締める好投を見せました。
8回は土肥投手、9回は豊田投手と繋ぎ、ライオンズが勝利しました。
松坂投手は大事無い模様です。



勝因は先発投手の踏ん張り、そして序盤から盛り立てる打線のリズムの良さでしょう。
先発投手が安定感抜群で、先制点を奪う形となればライオンズペース。
最近は追加点もしっかり取れているので、非常に良い形になっていると思います。
打線に波はあるでしょうが、この連勝中のように先発投手が安定した投球をすれば勝ち星が付いてきます。
ライオンズらしい野球がようやくできたという感じですね。
兎にも角にも先発投手のピッチング、これに尽きます。

打線では不調だったマクレーン選手が2ホームランと相性の良さを発揮したのが◎。
これで再び調子を取り戻していって欲しいです。
マクレーン選手のサード守備、長打力はライオンズの打線に欠かせませんからね。
あとは大島選手が昨日に引き続き内容ある2安打♪
ラジオを聞く限りでは中距離打者的な打ち方をしたようなので、今後も期待できると思います。
パワーはあるのですから、無理せず左右に打ち分けていけば大丈夫。
明日以降もスタメンに、代打にと活躍を期待したいですね。



明日は吉崎投手と初の対戦になります。
ただここの所、吉崎投手に開幕時の勢いがなくなっているだけに、対戦はしやすいと思われます。
スタミナ面に少し課題があるようですし、粘っこく攻めて行きたいですね。
今日のように先制点を挙げ、中盤に駄目押しという展開が理想です。
ライオンズは帆足投手が先発。ここで真価が問われると思います。
先発左腕の枚数を増すためにも、帆足投手にはナイスピッチング&今季初勝利を期待したいです。
今年の投球内容からすれば大丈夫でしょう。

そんなわけで明日からもガンバレ、ライオンズ!!




6月15日 西武ライオンズ 7−4 千葉ロッテマリーンズ

(西)三井(5回2/3)−潮崎(1/3)−
長田(1回)−森(1回)−豊田(1回)
(ロ)薮田(6回)−シコースキー(1回)−小林宏(2回)
(本)後藤6号、初芝2号、立川4号、和田12号
西武
ロッテ

ダイ−近鉄 ハム−オリ 阪神−巨人 横浜−中日 ヤク−広島
9−2 6−0 1−0 4−7 3−11

後藤、先制ホームランにタイムリーヒット! 高波・大島もタイムリーで打線繋がる!
今日は中継媒体がなかったため、3回までしか試合チェックはしませんでした。
その後は電気店の売り尽しセールがあったもんだから、買物に出かけたんですが、
めぼしい物はさっぱり、安くても定価の20%引きなので微妙と。
結局、予備のPCコントローラーを買っただけで終了。試合チェックしてたほうが良かったかもしれない(苦笑)
そんなわけで、試合内容チェックはヤフー掲示板ライオンズトピ参照のこと。
ここではそこでの情報を元に、簡単に振り返る程度にしておきます。

1回表 松井選手がヒットで出塁し、柴田選手が送りバント、これをセカンド堀選手が落球エラー。
     しかし後藤選手はショートゴロ、カブレラ選手が歩かされて、
     和田選手がショートフライ、高波選手がライトフライト初回のチャンスは生かせませんでした。

2回裏 2アウトから堀・初芝選手に連続ヒットを浴びるも、立川選手をショートフライに取り、0点に抑えます。

3回表 2アウトから3番の後藤選手が薮田投手の真中に入ったストレートを見逃さずに捉え、
     センターバックスクリーンに突き刺さるホームランでライオンズが先制します。
     さらにカブレラ・和田選手が連続四球で出塁し、高波選手が真中に入ったフォークを打って、
     レフトフェンス直撃のタイムリー2ベースで追加点を挙げ、
     久々のスタメンだった大島選手が外角高めストレートを打ち返すレフト前への2点タイムリーヒットで
     合計4点を奪うという猛攻を見せました。

4回表 先頭の高木浩之選手が出塁するも、松井・柴田・後藤選手が倒れて無得点。
5回表 1アウトから和田選手が2ベースヒットを放つも、高波・大島選手が倒れて無得点。
5回裏 先頭の里崎選手をフォアボールで出してしまうものの、小坂選手を三振、
     波留選手をショートゴロ併殺打に打ち取って0点に抑えます。

6回表 先頭の細川選手がセンター前ヒットで出塁し、高木浩之選手が送りバント成功。
     松井選手が四球を選び、柴田選手はレフトフライに倒れて、2アウト1・2塁、
     ここで後藤選手がライト前へタイムリーヒットを放ち、追加点を挙げます。
     カブレラ選手はセカンドゴロでその後のチャンスは生かせず。

6回裏 1アウトからフェルナンデス・ショート選手に連続ヒットを打たれるも堀選手を打ち取って2アウト1・2塁。
     しかしここで前回のマリーンズ戦でもホームランを打たれていた初芝選手に再び被弾…
     3点を返されて三井投手がマウンドを降り、潮崎投手がマウンドに上がります。
     けれどもその直後に立川選手に被弾…ホームラン攻勢で4点を返されてしまいます。

7回表 代わったシコースキー投手から和田選手がレフトスタンドへのホームランを放ち、再び突き放します。
     1アウトから大島選手がセンター前ヒットを打つも、細川選手がショートゴロ併殺。

8回表 1アウトから松井選手が四球で出塁し、柴田選手がセーフティーバントで1・2塁のチャンス。
     しかしここは小林宏之投手にショートゴロ併殺に斬って取られ無得点。

9回表 カブレラ選手が四球で出塁し、途中出場の佐藤選手が送りバント成功。
     続く高波選手がライト線を破るタイムリー3ベースを放ってダメ押し点を挙げます。
     ただ後続の途中出場の小関選手が見送り三振、細川選手はサードゴロでランナー返せず。

9回裏 ライオンズは7回以降、長田・森・豊田投手と危なげなく繋いでロッテ打線の反撃をシャットアウト。
     7−4でライオンズが勝利しました。



今日の勝因も後藤武敏選手でしょう。この3連戦、決定打をよく打ってくれています。
先制ホームランに中盤の追加点となるタイムリーヒット、良い活躍をしていますね。
初回・8回もチャンスはありましたが、ここは凡退。ここで打ってると箔がついたんですけどね〜(^^;
打てないまでも右方向に打っていたなら、大満足でしたが… 今日の課題はそこだけでしょう。
思いきり良いバッティングでチームに貢献していると思います。
打線の中で良い働きができているので貴重な存在です。
和田選手のような右方向狙える中距離ながらも長打もある、そういう打者になっていくことでしょう。
和田選手よりも勝負強いのがいいかな(^^;

その和田選手ですがカブレラ選手を歩かされるようなケースでは凡退だったものの、
ホームランを放ってアピールをしてくれました。
…が、7回裏の守備でファールフライを追ってフェンスに激突して膝を痛めてしまったそうです。
ちょっとこれは心配…
ただ大事なく、数日休めば治るようでしたら、腰の関係もありますし、良い休養になるかもしれません。
欠場の場合でも3番大成、5番後藤と今は組めるので、無理せず万全にしてもらいたいです。
あ、でも火曜は変則左腕の吉崎… うーん、ま、間に合えばお願いします(^^;

他にも昨日は良いところがなかった高波選手が2本のタイムリー、好守備と活躍したようです。
阪神時代はF1セブンの1人だっただけに、足は抜群のものがありますし、思い切った走塁もできる模様。
さらにライオンズの外野手では肩が強く、守備範囲もあるだけに貴重な外野手になってきています。
最近は打撃でも結果を残しているので1軍定着となりそうですね。
本当は赤田選手がこの枠に入って欲しいのですが…今はスイッチヒッター完成が優先かな?
あとは昨日ぼやいた大島選手・細川選手がスタメン起用されました!
特に大島選手はタイムリーヒットを含む2安打の活躍を見せてくれました。
3回のタイムリーは外角高めのストレート、大島選手が苦手とする箇所をレフトへ流し打っただけに、
映像で確認することができなかったのが残念です。
外角ならば対処できるということなのか、長打狙いをやめて広角に打つことを意識したのか…
私は中距離で広角にヒットを打てる対応範囲が広い打者だと思っていますので、
今日のような打撃成績が残ってくると嬉しいですね。
低めはいつでもホームランできるでしょうから、結果を残してレギュラー奪取といって欲しいですね。
昨年活躍した小関選手が不調なだけに佐藤・大島選手といった若手選手にはチャンス!
ぜひとも物にしてもらいたいです。そしてそれに負けるな、小関選手!!

とはいえ、打線は併殺打が多過ぎ。消極的に行かず、打ちに行ってる証拠だとは思いますが…
3回は畳みかけられたものの、他のイニングは最少得点、もう少し点数が欲しかったかもしれません。
まだ打線は完全に繋がりを取り戻していないかなと。
松井・カブレラ・和田選手の所が綺麗に繋がると大量点になるんですがね〜 もう少しかな?

逆にそういった拙攻が続きながら抑えた投手陣を誉めたいです。
先発の三井投手は初芝選手に3ランホームランを打たれたようですが、
他は味方の好守もありながらしっかりと0点に抑えていったので十分合格点だと思います。
先発投手が安定した投球ができるからこそ、打線も攻撃に専念できるわけです。
この3連勝は先発投手陣がもたらしたものと言って良いかもしれません。
終盤に出てきた長田・森・豊田投手もしっかりと0点に抑えましたし、
この3人が安定しているうちはリリーフ陣も安泰でしょうね。
今日の長田投手は結果だけ見るとストライク先行、チェンジアップが低めに行ってたので良かったかと。
ストレートに力があるだけに、このまま自信を持って投げていって欲しいです。



これで先発3投手が安定した投球を見せてくれました。
月曜からの日本ハム戦では松坂・帆足投手が先発予定です。
松坂投手は今シーズン抜群の成績、帆足投手も昇格後はナイスピッチングを見せているだけに、
これで先発5人に安定感が出てくると、多少打てなくとも勝ち星を稼げるようになると思います。
明日からの日本ハム2連戦も先発ピッチャーが頑張って勝利するという展開にしたいですね。
そうすればリリーフ投手陣がしっかりしているだけに、ダイエー・近鉄よりもリードすると思います。
ダイエーの先発陣は若いだけにハマルと怖いですが、安定感ではライオンズが上でしょう。
それを感じさせてくれる戦いをしていって欲しいと思います。
明日からもガンバレ、ライオンズ!!


夜は阪神−巨人戦を見ました。
いやー、素晴らしい投手戦でしたね。
できればジャイアンツに勝ってもらうとペナントレースが面白くなったのですが…
1勝1敗では意味なし。2連勝しておきたいところだったでしょうね。

阪神の先発:下柳投手は近年見られなかったぐらい、フォークとのコンビネーションが冴えてました。
ライオンズも2〜3年前はあれに苦しんだんだよなぁと感慨深くなりましたわ(苦笑)
今日はコントロールが安定したのが良かったようです。

一方のジャイアンツの先発:木佐貫投手は持ち味を発揮したピッチングでしたね。
低めの伸びのあるストレート、アウトローのストレートの威力・制球はさすが。
今日の審判は横に広く取っていたこともあり、持ち味が存分に発揮できたようです。
ただちょっとアウトロー一辺倒かなとも。一番打たれにくいコースではあるんですが(^^;
セリーグでは少し浮かびませんが、パだと中村・ローズ・カブレラ選手辺りは平気で打ちますからなぁ。
彼らは普通の打者じゃないので例外とすべきか(爆)
もう少しボールを散らせると好感持てます。
アウトローストレート、インサイドはフォークという組み立てだとちょっとね… 楽しみがないっす。

下柳投手の後を受けた安藤・久保田投手も良かったですね。
久保田投手はスライダーでの組み立てでしたが、威力あるストレートは魅力あります。
今日はサヨナラでプリ入り初勝利が付いただけに今後が楽しみ。

阪神も巨人も若いピッチャーが頑張る良い試合でした。
こういう試合はやっぱりワクワクしますね!




6月14日 西武ライオンズ 3−0 千葉ロッテマリーンズ

(西)張(9回)
(ロ)加藤(2回2/3)−渡辺俊(6回1/3)
(本)カブレラ18号
西武
ロッテ

ダイ−近鉄 ハム−オリ 阪神−巨人 横浜−中日 ヤク−広島
3−2 13−4 雨天中止 2−11 3−12

張が1安打完封勝利! 打では後藤が連日の勝負強さを披露!
 (一部追記あり 改定部分青文字、牽制悪送球を書き忘れてました(^^;)

というか、後藤武敏選手に救われました(^^;
終わってみれば4安打ですもんねぇ… 
カブレラ選手のホームラン、松井選手のセンターが打球見失うラッキーな2ベースヒット、
後藤選手の2本のタイムリーヒットというヒットの内訳ですから。
よく勝ちましたね、これで。昨日同様、後藤選手の勝負強さが勝敗を決しましたね。

ただ張投手が完璧なピッチングをしていたようですから、貧打は問題なかったようです。
わずか1安打…そのヒットも和田選手が一度グラブに入れていたそうですし… 惜しかったなと(^^;
そのラッキーなヒットを打った喜多選手も2塁でタッチアウト。
8回裏までは打者21人の準完全というペースでした。
8回裏に四球を2つ出したのが余計でしたね。
昨年か一昨年前に許投手がロッテ相手に27人で抑える完封劇がありましたが、それを髣髴させるピッチングでした。

今日は張投手のロッテに対する相性の良さもあったでしょうが、
ここ2試合、勝てているのは先発投手がしっかりと試合を作っているからだと思います、
こういう勝ち方は意外と崩れないものです。
味方ピッチャー良いとリズムが良くなり、相手投手もそれに伴ってリズム良くなり好投、
味方打線はその煽りを食らって勝っていると淡白になりがち… そんな感じですから、あまり打線は気にならず。
勝負所で犠牲フライなど繋ぐ野球で点数が取れていれば、何の問題もないでしょう。



では簡単に試合の解説。
2回表、カブレラ選手がレフト場外、駐車場にあった車の屋根にぶち当たるどデカイ一発でライオンズが先制し、

続く3回表に2アウトから松井選手が四球を選んで出塁し、ここで加藤投手が牽制悪送球!
これをボールボーイが取ってしまうというアクシデントがあったものの、松井選手は普通に3塁に到達、チャンスが広がります。
続く2番の佐藤選手も四球を選び、3番に入った後藤選手が三遊間を抜くタイムリーヒットで追加点をあげます。
カブレラ選手も四球で歩いて満塁となった後、加藤投手がKO。ロッテは渡辺俊介投手に交代します。
この満塁のチャンスで和田選手はボール先行ながらも最後は空振り三振。一気に畳みかけることができません。

3回裏、1アウトから喜多選手の打球をレフト和田選手がグラブに当てて落としてしまい、初ヒットを許してしまいます。
が、その後の処理はしっかりと繋がったこともあり、2塁で喜多選手はタッチアウト。
この回はエラーっぽいヒットがありましたが、結果的に3人で終わらせます。

4回・5回は両チーム三者凡退に終わり、迎えた6回表、先頭の後藤選手が四球で出塁します。
カブレラ選手の三振の後に、和田選手のピッチャーゴロの打球を渡辺投手が後に逸らすエラー、
1アウト1・2塁とチャンスを貰います。
しかし高波選手はセカンド堀選手のナイスプレーもあって併殺打… 2番手の渡辺投手から追加点を奪えません。

そして8回表、先頭の松井選手がセンター喜多選手が打球を見失うというラッキーな2ベースヒットでチャンスを作ります。
しかし2番の佐藤選手が送りバントを2球ファール、ヒッティングに出るもライトフライでランナーを進められません。
でもこんな時に頼りになるのが後藤選手、ライト前にタイムリーヒットを放ち、佐藤選手のミスをカバーします。
ここで代走の柴田選手が起用されて2塁盗塁成功。それに伴い、カブレラ選手が敬遠。
1アウト1・2塁のチャンスを迎えますが、和田選手・高波選手ともにピッチャーゴロ。どうしても畳みかけられません。

8回裏、張投手は先頭のフェルナンデス選手にカウントを悪くし、この日初めてのフォアボールを出してしまいます。
続くショート選手をショートフライに打ち取った後、堀選手にもファボール、1アウト1・2塁と今日初めてのピンチを迎えます。
しかしここは代打の橋本選手をライトフライ、喜多選手を空振り三振に斬って取り、0点に抑えます。

9回裏も張投手がマウンドに上がり、小坂・澤井選手の連続三振で計10奪三振とし、今シーズン初完封勝利をあげました。



今日の勝因は張投手の素晴らしいピッチング、カブレラ選手の一発もそうですが、
8回表の佐藤選手が送れなかった直後の後藤武敏選手のタイムリーが大きかったと思います。
今日はファボールやエラーなどでチャンスを貰っていたのですが、物にし切れませんでした。
そんな中で後藤選手が3回に2アウトからの加藤投手の連続四球に突け込むタイムリー、
8回に味方のミスを挽回するタイムリーを放つなど、試合のターニングポイントできっちり仕事をしてくれました。
どちらの場面も重要だっただけに、0に終わっていたらと考えると… かなり厳しかったでしょうね。
8回の味方ミス後のタイムリーなんて横浜高校の野球を思わせるような一打だったなぁと。
ああやって選手同士がカバーし合えたからこそ、あの年の横浜は神宮・春夏連覇を成し遂げられたのでしょう。
こういう選手がチームにいると他のナインも生き生きとするだけに、成績以上に貴重な存在となるかもしれません。
ルーキーらしからぬ勝負強さと試合勘を持った選手ですね。
後藤武敏選手は表に立ってチームを引っ張るタイプではないでしょうが、
バットでチームを引っ張っていけるキャプテンシーを兼ね備えた選手のように思います。

逆に4安打と当たりのない打線ですが… 和田選手の調子の悪さが気がかり。
今日も満塁のチャンスで三振、カブレラ選手の敬遠の後も凡退と。
昨年のような「カブレラ選手を歩かせても和田選手がいる」と存在感を示すことができていません。
チャンスメーカーとしてや、カブレラ選手との連打などの活躍は記憶にあるのですが…うーんといったところ。
今年はカブレラ選手が手が付けられないほど暴れているわけではないので目立っていませんが、
今後夏場に向けて調子を上げていく時、5番の和田選手勝負というケースが増えてくると思います。
その時に結果を残せるよう頑張って欲しいです。
ひょっとしてまだ腰の影響があるんでしょうか? 試合前に入念にマッサージしてたという情報もありますし…
和田選手らしい右へ伸びる打球が復帰後に見られていないのが残念です。
腰の状態・打撃の調子が戻るまでもう少しかかるのかもしれません。ガンバレ、選手会長、和田選手!

先発の張投手はフォークボールが良かったそうです(伊東捕手談byNACK5)
湿気が多くて蒸し暑い気候でしたが、張投手にとっては台湾に気候が近くて楽だったのかもしれませんね。
これからどんどん暑くなっていきますから、台湾出身の張投手への期待は増していきます。
今日のピッチングを励みに頑張って欲しいですね。
私は今日のピッチングを映像で見ていないので分かりませんが、張投手が秘めている素質はかなり高いと思っています。
名投手に備わっているような「打者を見る」ということが張投手には出来ているような気がするんですよね。
ランナーを出すまで力を抑えて投球できるのはその証拠、
打者の特徴や状況を見ながら投球できるのは大きな利点だと思います。
ただ張投手の場合は相手を舐めているようにも思えるので、どこまでできているのか分からないですが(^^;
今年の松坂投手のように試合展開を考えた投球(勝負所でのみ全力投球、8分で抑えるピッチング)ができると見ています。
今年は日本のキャンプを舐めていた結果、走り込みが足らず〜という惨状でしたが、
来期以降、大きく飛躍しそうな伸び代を兼ね備えた投手だと私は思います。
どんどん試合で経験を積んでいき、上のランクのピッチャーを目指していってもらいたいです。
日本球界でもこれだけ可能性あるピッチャーは松坂投手ぐらいですからね。

…うーん、ちょっと誉め過ぎですか(^^;
エースの条件として「8分程度余裕を持って試合を組み立てられる」ということがあると思うんですよ。
どうしても「抑えてやろう」という気持ちが強過ぎて全力投球しがちですけど、
8分程度の方がコントロール良くてボールにも伸びがあると聞きます。
打者の打ち気を外したり、打ってこないと見たら簡単にストライクを取るなど、
そういう技術がある投手は息が長いと思いますし、安定した成績を残せるように思います。
ピッチャーとして最高の条件はやっぱりこれかなと思います。典型的な例は東尾氏と思ってくれれば(^^;
前回のライオンズ首脳陣のコメントからダイエーの和田投手を考えると、これに近いのかなぁとも。
もう少し見てみないと分かりません。
でも松坂・張投手もこの領域に近いピッチャーだと思っています。

えーっと、選手起用で不満なのは細川・野田選手、大島選手の出番が少ないことかなと。
細川選手の昇格後、スタメンマスクは伊東選手… 
うーん、せっかく2人上げてるんだから、若手にスタメンマスクを任せて欲しいです(^^;
チーム事情とか色々あるでしょうが、経験を積ませないとダメでしょうから。
捕手3人制のうちに若手捕手2人を高いレベルに運んでいって欲しいです。その成果は8月の連戦に現れるでしょうから。
あとは大島選手の出番が少ないことが…結果出てないので仕方ない面はあるんですが…
最近は左の代打のみの登場。下から上がってくる左打者がいないので、1軍残留となってますが…
もう少しスタメンで使うなどして欲しいですね。
んー、序盤に大差を付けるなど使いやすい展開にならないものですかね?
どうも終盤までもつれる接戦が多くて困る… たまには先制・中押しドッカーンな展開を希望します(^^;



ここまで好調だったロッテ相手に2連勝。先発投手が踏ん張る理想的な展開となっています。
明日は左のエース:三井投手ですから、松坂・後藤・張投手に続く先発の軸としての活躍を期待したいです。
昨年はこの時期、夏場にかけて暑くなる時期に先発で結果を残せず、リリーフ降格となってしまいましたから、
しっかりと暑さに対応できる所を見せてもらいたいですね。
明日からもガンバレ、ライオンズ!!




6月13日 西武ライオンズ 4−2 千葉ロッテマリーンズ

(西)後藤(7回2/3)−森(1/3)−豊田(1回)
(ロ)清水(7回)−小林宏(1回)−戸部(2/3)−川井(1/3)
(本)後藤5号
西武
ロッテ

ハム−オリ 阪神−巨人 横浜−中日
4−12 2−6 3−9

代打:後藤武敏の2ランホームランで勝ち越し! 後藤光貴に久々の勝ち星!
余は満足じゃ、はっはっはっはっは! 以上(爆)
タイムリーヒットこそありませんでしたが、犠牲フライに代打ホームラン、文句なしでしょう。
こういう勝ち方は嬉しいですね。


1回表、小関選手が四球で出塁し、続く大成選手が低目を上手く打つレフト前ヒットを放つも、
カブレラ選手がサードベース付近のゴロだったため、3塁ベースタッチ1塁送球の併殺打。
久々の先発で立ち上がり悪かった清水投手を攻め切れません。

1回裏、立ち上がりの悪い後藤投手は三者三振の好スタート。
今日はラジオ観戦だったのですが、文化放送にて豊田投手が「気持ちの入ったピッチング」と評価していました。
初回は慎重過ぎる入りをしていたとも分析していました。
今日の立ち上がりの入り方は今後の参考になるかもしれませんね。

2回表、1アウトから佐藤選手がサードゴロエラーで出塁するも後続が倒れて無得点。
2回裏、後藤投手は2アウトを簡単に取るのですが、堀・立川選手に連続2ベースヒットを浴びてしまい、
良いピッチングをしながらも先制点を取られてしまいます。

先制された直後の3回表、先頭の平尾選手がヒットで出塁、この打球をライトの立川選手がファンブルして一気に2塁へ、
続く松井選手がフォアボールを選び、小関選手が上手い送りバントで1アウト2・3塁とします。
ここで大成選手がレフトへ犠牲フライを放ち、同点に追いつきます。

しかし4回裏、1アウトからフェルナンデス選手にヒットを打たれ、ショート選手のファーストフライ後に、
当たっている堀選手にセンターオーバーのタイムリー2ベースを打たれて、再び勝ち越しを許してしまいます。

5回表、1アウトから平尾選手が三振振り逃げで出塁し、松井選手のファーストゴロセカンド封殺後に、
小関選手がフォアボールを選んで、2アウト1・2塁のチャンスを貰いますが、
大成選手が清水投手の高めの気迫あるストレートで空振り三振、同点にはできませんでした。

6回表も先頭のカブレラ選手がヒットを放ちますが、和田選手が叩きつけるもサードゴロ二塁封殺で、
続くハッピーバースデーの佐藤選手がエンドランを空振り、1塁ランナーが盗塁死、結局佐藤選手はセカンドゴロ、
結果的に三者凡退となるなど、清水投手を攻めきれない展開が続きます。

6回裏、後藤投手は先頭の福浦選手にヒットを打たれますが、フェルナンデス選手をピッチャーゴロ併殺、
さらにショート選手にレフトフェンス直撃のヒットを打たれますが、中継が上手く行って2塁タッチアウト。
ヒットを打たれながらも、なんとか0点に抑えます。

すると7回表、1アウトから伊東選手がファオボールで出塁し、代走の高波選手が起用されます。
そして平尾選手が清水投手のカットボールを見事に捉えて、ライト線への2ベースヒットを放ち、1アウト2・3塁とします。
続くバッターの松井選手はライト線セカンド後方への浅いフライを打ち上げるのですが、
3塁ランナーの高波選手がタッチアップ!
立川選手が送球を慌てたこともあり、難なくホームイン。同点に追いつきます。
 (今日は風があったことでボールがライト線へ流され気味でした。
 さらにライトの立川選手は後ろから前に捕りにいかず、捕球時に少し後ろに下がっていました。
 清水投手からあまり点数を取れないこともあったでしょうが、そういった面も考慮されたナイス走塁だったと思います)

そしてそして8回表、ピッチャーが2番手の小林宏之投手に交代し、2アウトとなるも和田選手が四球で出塁します。
ここで代打はルーキーの後藤武敏選手。
小林投手のインサイドスライダーを捉え、打った瞬間それと分かるレフトスタンドへの2ランホームラン!
後藤選手の一振りでライオンズが勝ち越しに成功します。
 (文化放送によれば、和田選手が2塁まで行ってれば高木浩之選手が代打、
 1塁止まりならば後藤選手を起用との計算だったようです。
 伊原監督がベンチだったので、交代もスムーズだったという話が紹介されていました)

8回裏2アウトから森投手が福浦選手を三振に、9回は豊田投手が締める必勝リレー。
負ければ4位転落というゲームを、良い形で勝利しました。



今日の勝因は2つの犠牲フライ、後藤選手の代打ホームランでしょう。
ロッテの先発:清水投手は腰痛が癒えての先発ということで、四球を出すなど調子は良くなかったようですが、
今シーズンのライオンズは相性が悪く、なかなか打てていない相手でした。
そういう投手からチャンスでの連打は難しいですから、
フォアボール絡みで貰ったチャンスを犠牲フライという形で上手く得点したと思います。
特に7回の犠牲フライは選手起用が見事に当たりました。
1アウトからフォアボールで出た伊東選手に代走の高波選手を起用、これがあのタッチアップを生みましたね。
思い切ってスタートを切ったようですし、見事な走塁・選手起用だったと思います。

選手起用といえば8回の後藤武敏選手の勝ち越しホームランですよね。
後藤選手も代打ながら思い切り良くスイングしました。
やや調子が落ちていたようですが、あれだけ振れれば問題ないでしょう。
これからも左投手スタメン、重要な場面での代打の一振りでチームの勝利に貢献してもらいたいです。
常時スタメンは大成選手の状態もいいだけに、無理させる事はないかなと。
今年はとにかく常時1軍で、プロの水に、スピードに慣れることを中心にした方が良さそうです。
見て覚える事もありますからね。

先発した後藤光貴投手は気迫溢れるピッチングで久々の3勝目をあげました。
今日は初回を上手く立ち上がりましたし、上々の内容だったと思います。
ストレートに勢いがでてきましたし、安定感は松坂投手に次ぐものがあります。
先発の一角、軸として今後も頑張って欲しいですね。
ただ先制点を許してしまうなど勝てない理由を伺わせる場面も幾つかありました。
先制点を許さず、点を取ってもらったら長打警戒が今後の課題でしょう。
ランナーを出してからの粘りは定評ある投手だけに、軸になるにはもう少し。
西口・石井投手らが抜けていますから、松坂投手とともに頑張って欲しいです。

あと1軍昇格は細川捕手と星野投手だったみたいですね。
今年は伊東選手の打撃が良くないだけに、勝負どころで代打を送る場面が多くなっています。
それだけに捕手が不足してしまうケースがありましたから、細川選手の昇格は良いと思いますね。
あとは星野投手がどういう活躍するかに注目。
左では帆足投手が先発を手中にしましたから、大いにアピールして欲しいですね。

で、細川選手は8回からマスクを被り、9回にはレフトフェンス直撃の2ベースヒットを放ちました。
右方向への打球も伸びますし、かなりパワーがあるように見えますね。
確実性はまだないでしょうが、1軍の3捕手では一番打撃が期待できそうです。やや粗いけど(^^;
確実性という点では野田選手の右方向へのバッティングはなかなか。
左投手に強そうな感じがあるので、細川選手に引けを取らないものがありそうです。
守備面に関して言えば、キャッチングでは野田選手、送球では細川選手という感じでしょうか。
リード面は2人とも勉強(^^; 偉大なる先輩捕手のリードを見ながら勉強していって欲しいです。
けど残念なのは細川選手の降格後、西口投手がケガをしてしまったことですよね…
2軍で受ける機会がなかったのは残念な限りです。



明日は張誌家投手が先発です。
少しずつ良くなってるとは思うんですが、イニングによって良かったり悪かったり。
ここらでビシッとした投球を披露し、首脳陣にアピールしてもらいたいです。
本来なら松坂投手とともに軸にならなければいけない投手ですからね。明日のピッチングに注目しています。
ロッテは左の加藤康介投手が先発。
昨年からカモにしてるので、打線は大丈夫でしょう。
ここは連勝して一気に追い上げ体制といきたいですね。
明日からもガンバレ、ライオンズ!!


松井稼頭央選手の調子は…?
一向に調子が上がってこない松井稼頭央選手ですが、
ひょっとしたらオフの練習が影響しているのかもしれません。
昨年優勝時のハワイ旅行でも高山選手とともに体を動かし続け、
キャンプ前でもハードな練習をしていたと聞きますし…
シーズン中の疲れ・キャンプの疲れが取れないまま、シーズンインしてしまったんじゃないでしょうか?
その影響が一番出てるのが下半身、足に疲れが出てるから盗塁も決まらない。
盗塁が少ないから伸び伸びと野球ができず、心理的に打撃にも影響を与えている、
今の松井選手はそういう状態なのかもしれません。

同じく松井選手と練習していた高山選手はキャンプ後半に背筋痛、2軍でも再び背筋痛に見舞われているようです。
そう考えると体が強い松井選手といえども、激務のショートでフル出場しているのですから、
疲れ・故障が出ないのは不思議なぐらいかもしれません。
高山選手の話を聞くと、そんな風に考えてしまいます。
メジャーリーガーはオフも体を動かすといいますが、
イチロー選手はシーズン終了から日米野球までの間は確実に休んでたようですし、
必ずしも体を動かし続けて好調を保つのが良い事だとは言えないと思います。
休むことで何かを再確認することもできるでしょうし。

ちょっとそんなことを思う今日この頃です。
足を痛めたことでDH出場が続きましたから、いいリフレッシュになったかな?
ここから調子を上げていくことを期待したいです。このままシーズン不調で終わる選手ではないでしょうしね。




6月11日
特にこれといった話題があるわけではありませんが、ダラダラと(笑)

今日の文化放送のライオンズナイタースペシャルは面白かったですね。
東尾・渡辺久信・秋山ら3氏が飲み屋風に黄金時代を語るという内容でした。
まぁ、特に有用な情報もありませんでしたが、やっぱり話を聞くと豪放な感じがありますね(笑)
時代柄あんまり夜遊び情報とかが騒がれなくなったからかもしれませんが。人間味あっていいんだけど(^^;
秋山選手が密かに夜遊びしてたという話には笑いました。
意外と要領良かったという話、あまり喋らず地味なイメージがあったからみたい。
ダイエートレード後のFA移籍話は金額の問題でフロントが断ったような言い方でした。あー、勿体無いことを…
東尾氏の話ではデービス死球事件後の登板で、新聞報道等でインコースのことで酷評されたこともあり、
次の試合は外角のストレートとスライダーの出し入れのみで完投勝利を収めたという話が興味深かったです。
やっぱりコントロール良かったんだなぁと思わされるエピソードでした。

しかし昔のライオンズにいたような田淵・土井・山崎・田尾・野村といった大ベテランという存在が減りましたよね。
若手が育たない理由の1つにそういったベテラン選手の刺激があるのではと思ってますが、
ベテラン放出のライオンズだけでなく、球界全体で減っているような印象があります。
ベテランで若々しい印象がある選手が多いような…立浪・古田・潮崎選手らもベテランの域ですが…そう思えないし(爆)
後から見ればそう思えてくるのでしょうか? うーん、難しい所だなぁと(^^;



ライオンズ関係の話題と昨日の試合の補足を少々。
昨日の和田投手のピッチングをライオンズ首脳陣がベタ褒めしていたようですね。
敵を褒めるコメントが載ったものだから、帆足投手の先発がどうだったか分からなかったっす(苦笑)
和田投手をそれだけ褒めるということは、投球術はそうそう身に付かない所があるのでしょうね。
ルーキーと考えると確かに痛い目に遭いそう… だけどそれほど凄いピッチャーに思えないところがまた(爆)
ほんとベテランピッチャーみたいな投球ですよね。
次回登板は「ルーキーとしては」などと褒めずに、しっかりと打ち崩してくださいね。

あとは大沼・前田投手が登録抹消となったようです。
大沼投手は帆足投手の早期KO時のための登録だったのかも。
それほど調子が良いように思えませんでしたし、谷間的な緊急昇格だったのだと思います。
おそらく昨日のピッチングで帆足投手の先発入りは決まりでしょうから、
ロッテ戦からは左ピッチャーを昇格させてテストするのでしょう。
もう一人は少し分かりませんが… 日程に余裕あるなら野手昇格があるかも?

ピッチャー不足のファームでは福井投手が先発したそうです。リリーフ型だったと思うんだけど(^^;
それだけ苦しいのかロングリリーフもいけるようにとの配慮か…前者だろうなぁ(爆)
早く怪我人が帰ってきて欲しいです。
今年は2軍の成績がすこぶる悪く、最下位独走中の模様。やっぱり投手不足が第一の原因でしょうか。痛いなぁ…
打者では率が残ってない辺りが成績の悪さを物語ってます。
3割がいなくて、2年目売り出し中の栗山選手が.295(6月9日現在)というのが最高。
ただホームランでは高山・中村選手が7本、中島選手が6本とイースタンでもトップの成績。
ここらの長打力を秘めた野手に確実性が出てくれば、1軍でも大活躍なんでしょうがね〜 頑張って欲しいです。

怪我人といえば西口投手の復帰はオールスター明けまでずれ込むみたいです。
…うーん…降格の理由はケガだけじゃないんですが…夏までに1軍で勝てる状態まで持ってこれるのでしょうか?
今年最初の西口投手のピッチングを見た時は、「ストレートが球速出てるし、勢いあるじゃん」と思ったのですが…
それでも軽々スタンドに運ばれてしまったということはかなり球威とキレが落ちているのかも…
スライダーのキレもいまいちでしたし、全体的にキレがなくなってきているようです。
これを衰えとは…考えたくないのですが、これで終わってしまったら、そういうことになってしまいますね…
ケガが治った後はしっかりと再調整して、あの素晴らしいボールのキレを取り戻して欲しいです。
あとはコントロールを安定させることですよね。
近年は低めにいかなくなってましたし、ピッチングを再確認するには良い機会なのかも。
とりあえずケガではなにもできないので、一刻も早く治ることを祈りたいです。

最後に大島選手の打撃フォームに関して〜
ここまで1軍出場数試合を見ましたが、打撃フォームは以前のものに変わったように思います。
言われているようにバットのヘッドの入りが少し浅くなったかなとは思いますが、大きな変化はないかなと。
昨年一時期見せたバックスイングをほとんど取らない打撃フォームはやめてしまったようです。
…うーん…それで結果残るのかなぁ、と正直不安。
今のバッティングフォームは長距離打者のもの、ヘッドを利かせて低めの球を強く打ち返す感じです。
昨年のバッティングフォームは柔らかくバットコントロールで打つ感じでした。
今のバッティングフォームは硬すぎて、高めのストレートが全く打てていません。
バットが下から出てきますし、対応するにはかなり苦しいように見えます。
それを見通してか、各チームともに高め攻め、なかなか結果が残っていないようです。
バックスイングを少し小さくして、柔らかく打った方がいいんじゃないでしょうか?
低めはヘッドを生かせばボールが飛んでいくので問題なし、高めはカットできると思います。
腕のパワー自体はあるんですから、余分に力を入れた打ち方にすることもないでしょう。
変に力を入れずに、中距離打者のような気持ちで打つのがいいような気がします。
それかトップの位置を上げるかですよね。
とりあえず何かしらしないと、高めのボールに苦しむ事は確か。
打撃センスとパワーがあるだけに、上を目指して頑張って欲しいです。





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