1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (清)有迫(9回) (日)栗山(4回1/4)−横山(4回2/3) |
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清峰 | 0 | 2 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | ||||
日本文理 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
攻守に卒がなかった清峰が4−0で日本文理に快勝しました。 |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (P)前田(9回) (秋)佐藤(9回) |
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PL | 0 | 1 | 1 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 4 | ||||
秋田商 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 |
PL学園のエースで4番前田投手が投打に大活躍し、準決勝へと駒を進めました。
打っては3打数2安打1犠打と活躍、 そして先制点となったホームスチールを決めるなど投手ながら足でも魅せました。 投げては8安打許しながらも無四球9奪三振1失点の好投。 7回と9回ににピンチを作りましたが、それ以外はほぼ完璧。 投打に渡っての素晴らしい活躍でした。さすがは今大会No1右腕です。 勝ったPL学園は前田投手の活躍が光りました。 ホームスチールは自分の判断だったそうです。突然閃いて実行したとか(^^; その感性が凄いですよね。失敗したらとか考えちゃいそうですが。 逆に自分が投げるからこそ思いっきり行けたのかもしれません。 それだけ投球に自信があったということでしょうか。 佐藤投手も途中からクイックで投げたものの既に時遅し。 完璧にホームスチールが決まり、ショッキングな1点が秋田商に入りました。 その後はもうPLの流れで、打ち取った当たりが野手の間に落ちてばかり。 7回の岡本選手のタイムリー2ベース以外は、いずれもあと一歩で追いつくような打球でした。 それが落ちてヒットになるわけですから…もうこれは流れですね。 まさにこの試合を決めるホームスチールだったと思います。 投げては140前後のストレート(144)を軸に、100前後の緩いカーブ、 試合中盤からは110前後のカーブ、120前後のスライダー・フォークなどを投げ、 これまでの試合とは少し違ったピッチングを見せました。 今まではほとんどがストレート、たまに緩いカーブを投げる程度でしたが、 今日はクリーンアップを中心に、試合後半に変化球の配分が多くなりました。 ストレートがいいだけに変化球に振らされてしまう、そんな投球でした。 これが前田投手本来の力なんでしょう。 いや、まだセーブしている可能性もありますが(^^; 今日はストレートを抑え気味に投げた場面でも腕は振れていましたし、 失点しましたが、投球内容は前回の完封以上のものだったと思います。 ボールを置きにいかなかった分だけ、コントロールがややアバウトになって気もしますが、 高校生で無四球という結果は立派の一言。 まだ底が見えないだけに、次の試合でどのような投球を見せるのか…注目です。 その前田投手を支えたのがショート・セカンドを中心とした堅い守備です。 7回の1アウト満塁のピンチではショートゴロ併殺といったように、 随所でショート・セカンドのナイスプレーが見られました。 打線も派手さはなかったものの、 セーフティや足を絡めた野球で確実に1点ずつ加えていきました。 清峰同様に強豪校らしい卒のなさがありましたね。 心配なのが各打者の調子。 1回戦で打点の大会タイ記録をマークした6番戸沢選手は以降ノーヒット。 マークが厳しくなり、左打者の泣き所である膝元の変化球にやられています。 今日もヒットは9本放ったものの、ほとんどが詰まったような当たり。 振れている印象は受けませんでした。 準決勝は好投手の有迫投手が相手。 四死球でランナーを出せれば今日のような野球もできますが、 今日の試合のように有迫投手のコントロールがいいと攻略に苦労しそうです。 打線の復調が鍵ですね。 負けた秋田商は佐藤投手が浮き上がるストレートとスライダーをコントロールよく投げ、 PL打線を抑えていたんですが、詰まった打球が野手の間に落ちるという不運などもあって4失点。 ちょっと可哀想な結果でした。まぁ、これも時の運でしょうか… それでも各イニングの失点を1点に留め、ビッグイニングにさえなかったのは見事です。 不運なヒットにも動じず、落ち着いて投げられていたと思います。ナイスピッチング。 一方、期待された持ち前の攻撃力は前田投手の前に十分に発揮されませんでした。 7回・9回は良い攻撃ができたんですがね。 もう少し早くこの攻撃を見せていれば… そうすれば終盤にもっと大きなチャンスを作れたはずです。 そう考えると相手のほうが一枚上手だったということでしょうかね。 特に強力なクリーンアップが前田投手の変化球に苦しんで5三振(チームで9の三振) 前田投手に完全にマークされていました。前田投手が良すぎましたね。 チームの課題としてはやはり守備。 あと一歩で打球に追いつけそうなところで落球するなど、球際の弱さが目立ちました。 佐藤投手は三振を奪えるタイプなので、これまで守備の重要性は意識してこなかったかもしれませんが、 全国レベルの相手となるとさすがにそうもいきません。 夏に向けて守備を鍛え、守り勝つ野球ができるようになって欲しいです。 |