この試合は開始時間が大幅に遅れてしまいました。
試合開始時間はなんと6時10分。プロ野球のナイター並の時間です(^^;
さらに試合開始直後に日本文理のセンターとショートが激突し、
ショート長谷川選手が一時担架で運ばれて試合中断するなど、序盤の展開がかなり遅かったです。
(長谷川選手は無事にポジションに戻りました)
今日は冬型の気圧配置でかなり寒かったですから… コンディション的に厳しかったのではないかと。
寒さによる影響がどの程度あったかは分かりませんが、
寒さに慣れている日本文理の方が若干有利だったのかもしれません。
とはいえ、勝った日本文理は力のあるチームだと感じました。
攻撃面では盗塁やスクイズを用い、軟投派の真田・猪飼投手を苦しめ、
ワンチャンスを確実にものにしていきました。
また守備面では初回の激突など若干ミスがあったものの、大崩れはしませんでした。
栗山・横山投手ともに好投しましたし、継投のタイミングもバッチリ。
攻守両面において卒のない野球を見せてくれました。
チームの全体的なバランスがいいですね。この調子で頑張って欲しいです。
負けた北大津は守備陣がポロポロとエラーすることが多く、
得意の守りの野球に徹し切れませんでした。
真田・猪飼投手といった軟投派投手が粘りきれませんでしたが、
3番手の竹下投手はストレート130中盤(137)をマークするなど投球内容が良かったです。
夏に向けて、この竹下投手が伸びてくれば、軟投派と速球派で両方が生きてくるはず。
さらに投手を中心とした守りの野球に磨きをかけ、甲子園に戻ってきてもらいたいです。
目立った選手は日本文理の横山投手ですね。
今日は前回よりもストレートの配分が多く、配球のバランスが良かったです。
得意のスライダー・カーブといった変化球のキレ・コントロールはもちろんのこと、
ストレートが130中盤(138)をマークするなど威力がありました。
登板した5回こそ2アウトから連続四球を与えるなど不安定でしたが、
その後はテンポのいいピッチングで北大津打線を完全に抑えました。
1試合ごと成長してきているので、次の登板も楽しみです。