神宮枠が与えられた北海道勢がいずれも初戦敗退というのは… ちょっと辛いです。
北海道勢のレベルが上がっていることを示すチャンスを生かせませんでした。
結構良い選手が出てきているんですがねぇ…
んー、まだもう少しでしょうか。駒大苫小牧に追いつけ追い越せで頑張って欲しいです。
負けた旭川実業は打線が最後まで北大津・真田投手を打ち崩せませんでした。
120キロにも満たないストレートを投げる変則左腕の前に、
旭川実業の打者はタイミングがほとんど合わず、なかなか連打が出ませんでした。
投手陣では変化球で打たせて取る天野投手、
135キロ前後(138)の勢いのあるストレートで勝負する2年生の本格派右腕・北山投手と
タイプの違う2投手が頑張っただけに、打線が繋がらなかったのが痛かったです。
全国には色々な投手がいるわけですから、
真田投手のような変則投手をどうやって攻略するのかも学んでいってもらいたいです。
勝った北大津はショート中村選手が再三の好プレーを見せるなど、守備の良さが目立ちました。
真田投手は左サイドやや下から浮き上がるように投げる変則投法から、
110キロ前後のストレート、100キロ台のスライダー、
90キロ前後のスローカーブといったように遅い球で打たせて取るタイプなので、
この北大津の守備の上手さは大きな戦力です。
しかし真田投手のピッチングは見事ですね。
120キロに満たない球で勝負するわけですからなぁ… 凄い勇気です。
スローカーブなんて90キロを切るような球も。恐るべき遅球の使い手です。
昨日の履正社・魚谷投手もそうですが、こういったタイプが増えているんですかね?
ロッテ・渡辺俊介投手の影響なのでしょうか。
敢えて速い球を捨てて、遅い球とコントロールで勝負する投手が増えてきたように思います。
ピッチングはスピードだけではないということですね。
体格やスピードに恵まれていない投手はこういったピッチングをお手本として欲しいです。
投手といっても色々な可能性がある、ということです。
そのお手本のような投球でした。
真田投手には次の試合でも相手打者を幻惑してもらいたいですね^-^;