1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (樟)佐田(9回) (花)菅原(1回2/3)−高橋(6回2/3)−及川(2/3) (本)神守(8回表・樟南・ソロ) |
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樟南 | 3 | 2 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 1 | 5 | 13 | ||||
花巻東 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 4 |
今大会はなんでこうなんだろうなぁと思うことが。 初戦での強豪同士の対決がなかったこともあるんでしょうが… 差が付きすぎ。 なんていうか締まりのない試合が多いです。 ピッチャーはぽこぽこ打たれますし、野手はポロポロこぼしますし。 初戦とはいえ、ちょっと酷いなぁ〜と思うことが多々。 やっぱりピッチャーの出来が悪すぎるんですかね。 今年は近年に珍しく四死球が多いし、真中付近の失投も多い。 んー、もうちょっとしっかりして欲しいです。 簡単な得点経過です。
勝った樟南は打線爆発だったんですが、守備の細かいプレーは雑過ぎたかと。 5回の花巻東にダブルスチールを許した場面も、 なんか漫然とプレーしていたように見えました。 投げた瞬間、「おいおい、3塁ランナーいるんだぞ」と思うようなプレー。 攻撃面ではスクイズを決めるなどらしさも見られたんですが、 守備面は樟南らしくない雑なプレーが目立っていました。 大勝したとはいえ、気を引き締めなおしてもらいたいです。 負けた花巻東はピッチャーが打たれすぎました。 四死球は3つだけだったのはいいんですが… その分、真中に集まってしまった印象が。 樟南の佐田投手のように6四死球と荒れるのも問題ですが、 ストライクを揃えすぎるのもどうかなと思ったり。 攻撃面では点を取られたら取り返すといったように、 最後まで諦めずにプレーしてしましたから、その点は高く評価したいです。 |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (高)安部(9回) (土)丹羽(9回) |
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高陽東 | 2 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | ||||
土岐商 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
この試合は両チームともにチャンスがあったんですがね。 両投手の粘りがちだったのか、拙攻だったのか、ランナーが出たわりに点数が入りませんでした。 土岐商の強攻策が失敗したこともそうですが、 序盤に四死球・バッテリーエラー絡みで失点を積み重ねてしまったのは痛かったですね。 四球は無条件にランナーを出してしまい、 バッテリーエラーは無条件にランナーを進めてしまう、 やはりこういったミスを防がないと勝つことはできませんよね。 簡単な得点経過です。
勝った高陽東はバッテリーを中心に2年生が主体という若いチームでしたが、 エラーがほとんどありませんでした。 エースの阿部投手も四死球は2、余計なランナーを出さなかったのが勝因ですね。 攻撃面では6安打止まりだったものの、積極的な盗塁で相手投手をかき回し、 四球を勝ち取るなど嫌らしい攻撃を見せていました。 2年生主体ではあるものの、卒がないチームですね。 負けた土岐商はエース丹羽投手の序盤の失点が響く形となってしまいました。 丹羽投手は右スリークォーターで腕の振りを生かすタイプで、 ストレートは140キロ前後(145)、スライダーとのコンビネーションで勝負する投手です。 ただコントロールやクイックはまだまだのようで、今日は四死球8やらバッテリーエラーやらで大荒れ。 相手の高陽東にも走られまくりでしたし、投手としての技能はこれからのようです。 打線の方は序盤リードされたことで大味になってしまったかなという気が。 もし1点ずつ取りにいっていたら、同点に追いつけていたかもしれません。 そういう意味では勿体無かったように思います。 野球はまず1点です。そこから2点目、3点目へと繋がっていくわけです。 |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (鳴)田中(9回) (丸)藤田(9回) (本)堀江1号(5回表・鳴門工・ソロ) |
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鳴門工 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 2 | 2 | 0 | 6 | ||||
丸亀城西 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
鳴門工の田中投手が3安打1死球11奪三振という素晴らしいピッチングを見せ、 丸亀城西に付け入る隙を全く与えませんでした。 丸亀城西は49校中最後の登場となったわけですが… うーん、最近は最後に登場する学校がなかなか勝てません。 1試合戦ったチームと戦っていないチームの差なんでしょうか。 組み合わせというのも難しいもんです。 丸亀城西のエース藤田投手も中盤まではナイスピッチングで、 1回戦に爆発した鳴門工打線をよく抑えていたんですが… 一発打たれたことでリズムが変わっちゃいましたかね。 簡単な得点経過です。
勝った鳴門工はエースの田中投手が素晴らしいピッチングを見せました。 ストレートはそんなに速くないんですが、ストレート・スライダー・カーブと緩急を付けながら、 低めに丁寧にボールを集めることで相手打線を完全に封じ込めました。 守備陣もノーエラー。しっかりと守りました。 昨年春は守備のミスで試合を落としていただけに、大きく成長しましたね。 派手さはないものの、堅実な守備力と繋がる打線。 上位進出の可能性がありそうですね。 負けた丸亀城西はエースの藤田投手が腕の出所が見にくい変則的な投球フォームで 鳴門工を苦しめましたが、最後は長打を食らって失点してしまいました。 スリークォーター・サイド気味でテイクバックが小さい変則左腕ながらも、 ストレートが130前半出て、スライダー・カーブももなかなかではあったんですが、 やはり球威の面がもう少しでした。 打線の方もブランクが長かったせいか、3安打しか出ませんでしたし… んー、残念でした。今日の悔しさを今後に生かして欲しいです。 |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (国)山形(8回) (山)柳田(9回) (本)柳田(8回裏・青森山田・ソロ) |
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国士舘 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||||
青森山田 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | × | 3 |
青森山田の柳田投手が3安打10奪三振の無四球完封勝利を収めました。 まぁ、しかし今日は完璧でしたね。 2年生の頃から登板していたので、甲子園での柳田投手のピッチングはそれなりに見ていますが、 今日ほど完璧なピッチングはなかったと思います。 140キロ前後(144キロ)のストレートを中心に、 斜めに落ちるスライダー、緩いカーブとアクセントの付いた投球をしていました。 何より素晴らしかったのがコントロール。 変化球は低めに、ストレートはコーナーへとコントロールの乱れがほとんどありませんでした。 これまではとにかく全力投球という感じで、ストレートも球速以上の力が出てなかったんですが、 国士舘の打者が完全に振り遅れるなど、 今日はある程度余裕を持っていたからこそ逆にボールにキレが生まれて打ちづらくしていたように思います。 今日のピッチングなら十分ドラフト候補。素晴らしいピッチングだったと思います。 んー、しかし8回のホームランを見ていると打者としても… 体型が投手らしくないんで(笑)、そこらをどう考えるかですよね。まぁ、今後次第。 簡単な得点経過です。
勝った青森山田はエースの柳田投手を中心に守りがしっかりしています。 序盤からサードの白鳥選手が再三の好守備。 目立たないんですが、三塁へのヒット性の打球を悉くアウトに。ホント反応がいいです。 普通のチームのサードなら長打になっていて、もっとピンチが多かったはず。 白鳥選手の守備に助けられていた面もありますよね。 確か去年は2番セカンドで出場していたはず。 その時も「センスある選手だな」と思っていましたが、その通りなようで。 打順が下がっている辺りは複雑な気持ちですが(^^; 貴重な繋ぎ役として頑張って欲しいです。 他にもセカンド本田選手のイレギュラーバウンドの処理、 キャッチャーの加守田選手の盗塁阻止など随所に良いプレーが見られました。 守備の良さも青森山田の武器ですね。 打線は爆発とはいきませんでしたが、確実にランナーを進めて1点ずつ取る野球。 4番の柳田投手には長打力がありますし、バランスが取れています。 東北勢に優勝旗を持っていけるよう頑張って欲しいです。 負けた国士舘はエースの山形投手が青森山田打線を3点に抑えたのですが、 打者がなかなか出塁できず、自慢の機動力を生かすことができませんでした。 一度盗塁を試みるも、それは加守田選手に刺されて失敗。良い所がありませんでした。 ただ一回戦では自慢の機動力を生かして強豪・天理に勝つなど、 夏の甲子園初勝利を飾ったことですし、一定の成果はあったと思います。 春だけではない、夏の国士舘を今後も見せてもらいたいです。 |