1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (尚)前嵩(9回) (青)柳田(1回2/3)−野田(4回1/3)−柳田(1回2/3)− 伊勢田(1/3)−小堀(1回) (本)比嘉(2回表・沖縄尚学・1号ソロ) |
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沖縄尚学 | 1 | 5 | 2 | 2 | 0 | 1 | 0 | 5 | 0 | 16 | ||||
青森山田 | 2 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 |
沖縄尚学の4割打線が炸裂し、屈指の投手力を持っていた青森山田投手陣を粉砕しました。 エースの柳田投手も2年生右腕の野田投手もプロ注目のピッチャーで、 見ている感じではそんなに悪い球を投げていたとは思えないんですが… 135〜142、3キロの速いストレートをいとも簡単に打ち返していました。 いやー、恐ろしい打線です。 打つだけではなく、盗塁やスクイズで得点を挙げるなど多彩な攻撃をしていましたし、 昨日の東海大相模の強力打線に匹敵する恐ろしい打線だと思います。 簡単な得点経過です。
この試合はとにかく沖縄尚学の猛打が光る試合でした。 試合後の角田監督のインタビューで「ストレートと変化球のサインを出したぐらいで」というコメントがあったことから、 おそらく柳田投手の癖を掴んでいたんじゃないでしょうか? 沖縄尚学の打者はストレートだろうがカーブだろうが全く崩されていませんでしたし、 これだけ連打が続くのはちょっと偶然では片付けられません。 多少ボールの切れを欠いたとはいえ、ボール自体は悪くなかったですし… そう考えるのが自然かと。 それでも打線が強力なことは間違いありません。 2番手の野田投手は130キロ中盤のストレートにキレのあるスライダーを持つ好投手でした。 そのピッチャーから機動力を絡めて5点を奪っていますから、本物でしょう。 それぞれの打者のスイングスピードが速く、恐ろしい打線です。 勝った沖縄尚学はバッティングが見事でした。 どの打者もスイングスピードが速く、柳田投手の140キロを超えるストレートを完璧に打ち返していました。 また選球眼も良く、2番手の野田投手が外角低めの良い所にスライダーを投げても、 ボールになる球をきっちりと見極め、甘い球を待つことができていました。 足も速く、6盗塁していますし、相手チームにとっては嫌らしい打線でしょうね。 投げては前嵩投手が打たせて取るピッチングをするなど安定感がありました。 ピッチャー次第だとは思いますが、前回出場のセンバツ優勝に続いて上位進出を狙えるのでは? なかなかチーム力が高い良いチームだと思います。 あ、そうだ1つ書き忘れていたことが。 沖縄尚学の内野守備が少し特殊でした。 サードとショートが深めに守り、ショートが定位置よりもセカンドベース寄りに、 サードが3塁線を大きく開けて三遊間寄りに守るなど極端な守りをしていました。 理由は3塁線を破る確率よりも、三遊間抜く打球が多いためだとか。 それでも3塁線を抜ければ2ベース・3ベースと長打になってしまうだけに、 これだけ極端なシフトを敷く勇気は凄いと思います。 今日の試合では1球だけ3塁線にゴロが飛び、サードが飛びついて落とす内安打がありましたが、 それ以外は三遊間のゴロ、ショート右のゴロが多く、 普通の守備位置なら抜けてるんじゃないかという打球に追いついてアウトにしていました。 次の試合でもこの守備シフトがどう出るのか、注目が集まります。 負けた青森山田は自分達の野球ができませんでした。 ピッチャーがチームの中心なだけに序盤の大量失点に立ち直ることができませんでした。 柳田投手は小雨交じりの天気なせいか、ボールのキレはもう少しでしたが、 140キロ前後の威力あるストレートに縦の大きなカーブを上下に投げ分けるなど内容は悪くありませんでした。 2回、比嘉選手に内角低めのストレートをホームランにされたことで、投げる球がなくなってしまった気がします。 2番手の2年生右腕の野田投手は頻繁に走られたことで、ピッチングが窮屈になってしまった気がします。 まぁ、ただこんなに打たれた経験は2人ともないでしょうし、 この挫折を新たな力として成長してもらいたいです。 松坂投手は2年夏に県大会でサヨナラを許すなど屈辱を味わいましたし、 涌井投手は2年春のセンバツ決勝で広陵打線に打ち込まれる苦い経験をしています。 2人はそれを乗り越えて真に素晴らしい投手になったわけですから、 プロを望める素質があるだけに柳田・野田両投手には頑張ってもらいたいです。 夏の甲子園に大きくなって帰ってくることを期待しています。 |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (西)津島(9回) (浦)井上(9回) |
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西条 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 4 | ||||
浦和学院 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 3 |
この試合は諸事情のため、7回からしか見ていません。 得点シーンの大部分を見ていないので、 試合を語るとボロが出るでしょうから、結果だけにしときます(苦笑) 得点経過です。
ざっと結果だけを見るとこんな感じですが… 西条は2回の攻撃が見事でした。 松本投手の外角低めの変化球をいずれもヒットにして得点。 打たれるような球までなかっただけに、この先制点で試合を優位に運べたような気がします。 投げては津島投手が低めにボールを集めるナイスピッチング。 浦和学院の3〜7番の中軸打者をノーヒットに抑えたのが大きかったですね。 先頭打者を出しませんでしたし、安定感あるピッチングが光りました。 今年は特別枠を含めて、四国から4チーム出ているんですが、 この日までに同じ愛媛の新田、21世紀枠の高松、希望枠の三本松と敗退していただけに、 西条高校の勝利はホッと一息といったところでしょう。 敗退した3校の分も西条には頑張って欲しいです。 |