1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 計 | (山)柳田(11回2/3) (天)山下(3回)−柴田(8回) |
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青森山田 | 2 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | ||||
天理 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1× | 4 |
今年は開幕から熱戦でしたなぁ。 延長戦になった時は全く試合が終わる気配なし。延々と続くかと思うほどの投手戦でした。 最後はどちらの投手のスタミナが持つかという展開になり、 一人で投げていた青森山田の柳田投手が力尽きたという感じです。 この試合は両チームとも守備が堅く、四死球も僅か3。 延長12回まで行きましたが凄くテンポが良く、見ていて飽きませんでしたね。 第一試合から最高の投手戦を見せていただきました。両チームの健闘を称えたい気持ちで一杯です。 ナイスゲームをありがとう!! 簡単な得点経過です。 試合は立ち上がり波に乗れない天理を青森山田が攻めて先制、4回にも追加点。 しかし天理2番手の柴田投手のストレート・フォークにやられて試合はこう着状態に。 青森山田の柳田投手は立ち上がりから天理打線を抑えていたものの、6回裏に天理の上手い攻めにやられて3失点。 同点のまま試合は延長戦へ。 両チームともにリズムの良い守りで相手に付け入る隙を与えません。 しかし最後は天理が2アウトから2ベース・タイムリーヒットで点数を挙げ、熱戦の火蓋を閉じました。
立ち上がりこそ記録に現われないエラーを連発して失点を重ねた天理ですが、 2番手の柴田投手の踏ん張りでリズムを取り戻し、以降はこう着状態。 一方の青森山田の2年生左腕:柳田投手は立ち上がりから コントロール良く140キロ近いストレートと100キロ台のカーブを投げ分け、天理打線を手玉に取ります。 6回裏は長打を食らって3失点してしまったものの、それ以降は気迫のピッチングで天理を抑えこみます。 両軍とも守備が堅く、両投手ともに四死球がほとんどないリズミカルな試合展開で9回裏へ。 天理はノーアウト満塁のチャンスを掴むも、8番柴田投手の打球は無常にもサード正面のライナー併殺に。 延長戦へとなだれ込んでいきます。 それ以降も投手戦が続き、延長15回引き分け再試合さえ過ぎり始めた12回裏、 2アウトランナーなしから1番岸田選手の長打でチャンスを掴んだ天理にタイムリーヒットが飛び出してサヨナラ勝ち。 引き締まった投手戦を天理が制しました。 勝敗を分けたのは攻撃のリズムの差でしょう。 両チームともに四死球が少なく、守りも安定、ファインプレー連発するなど守備のリズムは素晴らしかったです。 ただ攻撃のリズムという点では天理の方が上でした。 青森山田は送りバントをなかなか決められず、序盤ランナーを出しながらも3点止まり。 追加点を取れないまま、延長戦へずるずるとなだれ込んでしまいました。 逆に天理はバントでランナーを進めながら中盤同点に追い付いて延長戦へ。 攻撃のリズムが良かった分、終盤のチャンスにも恵まれました。 攻撃のリズムの差によって試合の流れが天理側に傾いたような気がします。 それでも記録的には無失策、12回までやって両軍合わせての四死球3というのはお見事。 近年ではめったに見られないテンポのいい試合をやってくれました。第一試合から素晴らしいゲームでしたね。 負けた青森山田は残念な試合だったことでしょう。 2年生エースの柳田投手が好投し、守備陣もしっかり守ったもののサヨナラ負け。 試合序盤に畳み掛けられなかったことが悔やまれます。 天理の2番手柴田投手に対しては、角度あるストレートと低めに落ちるフォークに苦しんで全く得点できず。 1・2年生主体のチームという若さが出てしまった格好です。 ただまだ若く、来年のあるチームですから、今日の試合を教訓にワンランク上の野球を目指して欲しいです。 バントなど卒のない攻撃を徹底し直し、来年再び甲子園に登場してくれることを期待します。 勝った天理は2番手の柴田投手の好投が光りました。 立ち上がりは開幕第一試合ということでやや浮き足立ったのか、ミスが絡んでの失点を重ねてしまいましたが、 2番手柴田投手が登板してからはリズムが良くなり、持ち前の堅守が発揮されていきました。 攻撃では送りバント中心の卒のない攻撃を見せ、粘っこさで相手チームにプレッシャーをかけていたと思います。 全体的にまとまりのある良いチームですね。 課題としては投手陣の再整備。 勝ったもののエース山下投手は本来の投球ができず、好投した柴田投手は球数が多くなって完投したも同然。 試合も1点を争う好ゲームだったので、次の試合に向けてどれだけ疲れを癒せるかが心配です。 5日ほど日程があるので、その間のケアが大切ですね。次の試合も期待しています。 この試合で目立った選手は青森山田の柳田投手と白取二塁手、天理の柴田投手と真井外野手です。 青森山田の2年生左腕:柳田投手は投手らしくないずんぐりむっくりな体型。 けれど投球フォームや持っているボールは最高に投手らしい投手です。 投球フォームはオーソドックス、足を上げてワンテンポ置く感じ。西武等で活躍したリリーフ左腕:橋本武広投手のイメージ。 ストレートは140キロ前後、135〜142キロ。常に130キロ台後半のストレートを投げられるだけの力ある投手です。 変化球は110〜100キロのブレーキがかったカーブ。軌道がスライダーが近い落差ある球です。 基本的にこのストレートとカーブの組み立てで緩急を付け、コーナーを狙って投げ込むピッチャーです。 今日はかなりコントロールがよく、コントロールにブレなし。ストレートは力強く、変化球は低めに、文句なしのピッチングでした。 最後は力尽きてしまったという印象。やや太り気味な体型が気になるものの、リリーフ左腕としては面白い投手です。 また打者としても非凡なものがあり、体重が後ろにあって引きで打つ強打者タイプ。 力強い打撃フォームをしています。ただ今日はバットの方は湿りがち。柴田投手の変化球に合いませんでした。 バッティングの欠点としては見切りの早さが挙げられます。 どうも低めの落下系のボールに合わず。スライダーやフォークに対して前のめりに振ってしまっていました。 上を目指すならば、ここらの対処が必要不可欠かと。 ピッチングの方ではバント処理などフィールディングが少し緩慢だった印象。体型どおりの守備でした。もう少し機敏に。 天理の右腕:柴田投手は長身188センチから投げ下ろすストレートとフォークが魅力。 投球フォームは足を高く上げて、上から腕を振り下ろすダイナミックな本格派。 ストレートは135キロ前後、135〜138キロ。 変化球はカーブ、縦のスライダー、フォーク。 特にフォークは長身から投げ下ろすだけに威力抜群。 低めにストライクからボールになるように投げられているので、面白いように空振りが取れていました。 フォークというと体への負担が気になる所ですが、柴田投手の場合は負担は少なそうに思えます。 長身で投げ下ろすフォームなので腕の振りは素直、指も長く簡単にボールを挟めていたように見えました。 結構楽にフォークを投げられるのではないでしょうか。かなり素質あるピッチャー。抑え型として面白いかも。 ややセットからだとフォームのダイナミックさが少なくなり、 球威が落ちてしまうのが気がかりですが、その他の欠点はほとんどなし。 将来が楽しみなピッチャーです。第二の佐々木主浩を目指せ! 野手では青森山田の2年生、2番セカンドの白取選手が目立ちました。 一目見た時に「センスあるなぁ」と。根拠はありません(爆) なんとなくです。 その直感が当たったのか、たまたまなのか5打数3安打の大当たり。 小柄なミート型バッターですが、思い切りがよく、あわやホームランかというレフト線のファールも放っています。 非常にセンス溢れるバッター、来年の活躍を期待したいです。 天理では2年生、3番レフトの左打者真井選手が目立ちました。 強く鋭いスイングのできる打者で、フォローの大きさが目を引きましたね。 今日はカーブを思い切り叩き上げるようなフェンス手前のフライを打ったり、 ストレートを捉えてあわやホームランかというセンター左のフェンス直撃2点タイムリー2ベースを放つなど大活躍! 力強いバッティングを見せてもらいました。 ただ振り回すだけではない上手さを持っている選手。今後も注目していきたい選手です。 |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (浦)今成純(6回1/3)−豊田(0/3)−今成純(2回2/3) (広)岩本(9回) (本)岸(浦和学院・4回表・ソロホームラン) |
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浦学 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | ||||
広商 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 |
普段どおりの野球ができた浦和学院、逆に普段どおりの野球ができなかった広島商業、 その差が極端に出た試合となってしまいました。 広島商業は立ち上がりからミス連発。 岩本投手の牽制悪送球から始まり、野手の送球ミスが多く見られ、本来の堅守が崩れてしまいました。 さらに攻撃でも走塁ミスを連発し、チャンスを何度も潰してしまう悪いパターン。 最初から最後までミスが多く、試合のリズムに乗れていなかったように思います。 逆に浦和学院は攻守に隙が無く、堅守で今成投手を盛り立て、打線も着実にランナーを進めて加点。 いつも通りの野球を展開できたことが勝利に結びつきました。 簡単な得点経過です。
勝敗を分けたのは1回裏の攻撃でしょうか。 あのセカンド小フライが併殺になっておらず、点数が入っていたら試合は分からなかったと思います。 初回から4番岩本投手を敬遠してのトリックプレー併殺打、それだけに大きなプレーだったと思います。 球場で見てないので分かりませんが、2塁ランナーの判断はどうだったんでしょうなぁ… 私は打った瞬間、ワンバウンドすると思いましたが。 ノーバウンドで捕れる範囲であり、目の前のプレーなだけに戻ってしまったんでしょうね。 結局、痛い併殺となってしまいました。このプレーが勝敗を分けましたね。 ちょっと疑問なのは7回裏の守備妨害。 第一試合のバント後の走塁コースを巡る守備妨害にしてもそうなんですが、厳しすぎると思います。 なんつーか見ていても納得いかないプレー、いまいち釈然としないものがありました。 確かに邪魔してるといえば邪魔してるのかもしれませんが、故意にやっているとも言い切れず。 かなりグレーゾーンの微妙なプレーだったと思います。 この試合の守備妨害はエンドランで外のボール球に空振り三振、勢い余ってというプレー。 正直どうなのかなと。割と普通のプレーのようにも見えましたが… もしも空振り三振ではなく、1ストライクからの遅れての援護空振りなら守備妨害も分かるのですが、 2ストライクから普通にスイングしてでしょ? ちょっと妨害とは言い切れず。 なんかこう釈然としないものが残るジャッジでした。もう少し流してもいいような気がします。 守備妨害って悪いことしたようなイメージあるんでできるだけ見たくないんですが。私だけ? 負けた広島商業は自分達の野球ができなかったのに悔いが残ります。 攻守にミスが多く、最後まで調子に乗れないまま試合を終えてしまいました。 それはやはりエースの岩本投手のコントロールの悪さが一因だったのでしょう。 得意の牽制では悪送球、ボールもストライク・ボールがはっきりしていて高めに上ずりがち。 岩本投手が試合のリズムを作れなかったことが、チーム全体に影響してしまったような気がします。 来年以降は甲子園という舞台で自分達の力が発揮できるようにしてもらいたいです。 勝った浦和学院は攻守の卒の無さが目立ちました。 昨年の須永投手のように突出した選手はいませんが、それだけに全員一丸でまとまっている強さがあります。 エースの今成純太郎投手は内外角のコーナーワークで勝負し、 堅い守備力を誇る野手陣がそれをしっかりとアウトにする。 打たせて取るという形がしっかりしており、試合にリズムも掴みやすかったことでしょう。 強い力こそありませんが、ここらの試合運びの上手さはさすがですね。 それにしても勝利後の校歌斉唱は凄かったなぁ。 大きく口を空けて選手も大熱唱。それだけ嬉しかったのでしょう。2回戦も頑張って欲しいですね。 目立った選手は広島商業の岩本投手、浦和学院の今成純太郎投手と今成亮太捕手です。 広島商業のエース、左腕の岩本投手はバランスのいい投球フォームの本格派。 テンポの良い投球フォームで、腕の位置はオーバースロよりも下、スリークォーター気味。 これはコントロールをよくするためだとか。やや横の角度が付いた球を投げていました。 ストレートは135キロ前後、135〜140キロ。変化球はスライダーとカーブ。 牽制が上手いとのことでしたが、今日は悪送球を2つするなど良いところなし。 ピッチングもコントロールが悪く、イマイチ調子に乗れず。 意外と球威がないのかカーブで泳がされながらもスタンドイン、やや精細を欠いていました。 投球自体は光るものを持ってそうなんですがね。コントロールの悪さが何とも言えず。 腕を元のオーバースローに戻し、コントロールが良くなればいいんですが、今のままでは少しという印象です。 バッティングの方は高校通算52本塁打のスラッガー。 ただ構えはオーソドックスで振り子のように足を引く形、どちらかというとコンパクトな印象が強かったです。 振り回すタイプではなく、ミートしていくタイプの打者だと思います。 打撃に関してはもう少し見てみないと分かりません。 将来的にどちらでいくのか分かりませんが、素質ある選手だと思うので、野球を続けていって欲しいですね。 浦和学院の今成純太郎投手は内外角のコーナーワークで勝負する投手。 投球フォームはサイドスロータイプ。腕の位置はスリークォーターぐらい。 130〜135キロ前後のストレートを内外角に投げ分け、スライダー・シュートを交えてベースの角で勝負する投手です。 今日は立ち上がりこそコントロールに苦しみましたが、2回以降はナイスピッチング。 安定した投球で広島商業を押さえ込みました。 何か凄いボールを持っているわけではありませんが、内外角を投げ分けて打たせて取るピッチンは見事。 大崩れしないタイプのピッチャーですね。 今後、浦和学院が勝ち残っていくためには今成投手の好投が不可欠なので、頑張ってもらいたいです。 バッテリーを組む2年生捕手の9番キャッチャーの今成亮太選手は守備面が光りました。 冷静な判断力、今成投手の内外角のコントロールを生かすリード、ワンバウンドの球をしっかり止める捕球力、 ディフェンス面はかなり光るものがあります。 ただバッティングとなると少々落ちる印象。やや大雑把なイメージがあります。 もう少し確実性を身につけて欲しい所。今後の成長に期待します。 |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (明)山本(6回)−井門淳(2回) (中)小椋(9回) (本)菅(明豊・8回表・2ランホームラン) |
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明豊 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 3 | ||||
中京 | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 3 | 0 | 0 | × | 6 |
あー、久しぶりにこれだけ書いてるんで、もう疲れちゃいました(爆) 見所の多い試合は書くことが多くて困ります。 今日は3試合でしたが、どれも好ゲームでしたからなぁ…4試合以上の内容の濃いゲームでした。 そんなわけで休ませてください(爆) この試合はピッチャーのコントロールの差が出た試合だと思います。 両チームともに似たようなチームカラーでピッチャーを中心に守り勝つ野球が身上。 それは両チームともにできていたと思うんですが、 その打球が内野ゴロで収まるのか、野手の間を抜いてしまうのか、 その差を生んだのがピッチャーのコントロールでした。 中京大中京の小椋投手はコントロール抜群で、ストレート・変化球ともに低めに集めるピッチング。 終盤コントロールが甘くなって失点する場面もありましたが、大体は低めの球で内野ゴロを打たせる内容。 安定感が抜群でした。 一方の明豊:山本投手はストレートは良かったものの、スライダーが時折高めに行ってしまい、 そこを叩かれて野手の間を悉く抜かれてしまうヒットに。 それによって集中打を許し、失点を重ねてしまいました。 内野ゴロか野手の間を抜くか、コントロールの差が勝敗を分けたように思います。 簡単な得点経過。
負けた明豊ですが、2年生主体のチームということもあるので、次のチームに今日の経験を生かして欲しい所。 低めにボールを集めるというピッチングの基本を身につけなければなりません。 来年、強いチームを作って帰ってきてもらいたいです。 勝った中京大中京はエースの小椋投手を中心に守備の堅いチームです。 野手は1・2年生が多いんですが、守備は素晴らしく、反応が良いです。よく鍛えられていると思います。 ただエースの小椋投手頼みというところがあり、終盤にコントロールが甘くなった所を痛打されていましたから、 今後勝ちあがっていくためには小椋投手のスタミナ、2番手以降の投手の出来が鍵となってきそうです。 目立った選手は中京大中京の小椋投手と西平捕手、明豊の山本投手です。 中京大中京のエース小椋投手はコントロールよく低めにボールを集める右腕投手。 投球フォームは昨年センバツで優勝した広陵の西村投手(現巨人)のような感じ。 低めにボールを集めるピッチングスタイルなどかなり共通点の多いピッチャーです。 ストレートは130キロ台後半、135〜140キロ。強気に内角低目を攻め込んでいくピッチングが持ち味です。 変化球はスライダーとチェンジアップ。縦の変化球が中心だったように思います。 チェンジアップはサークルチェンジかなぁ。OK型で結構落差があったように見えました。 前述のようにコントロールが抜群で低めにボールを集めて内野ゴロの山に打ち取るのが身上、実践型投手です。 終盤にコントロールを甘くなった所を痛打されていたので、課題はスタミナ面でしょうか。 なかなかに総合力の高いまとまおりのある良いピッチャーだと思います。 明豊のエース山本投手は左足を大きく上げるダイナミックなフォームが特徴的な右腕投手。 足を上げる高さはロッテセラフィニ投手みたいな感じ。もっと上げてるかも。 ストレートは130キロ前後、130〜133キロ。 変化球は120キロ台の縦スライダーが武器。 ダイナミックなフォームから繰り出されるスライダーはストレートが手元ですっと落ちる感じで効果的な球でした。 ただスライダーが低めに集まらず、高めに行くこともしばしばあり、 そこを中京大中京打線に捉えられて失点を重ねてしまいました。 3回からはコントロールに気をつけようとセットポジションで投球しようとしたようですが、効果なく。 立ち直らないまま試合が終わってしまった感じです。ちょっと残念。 野手では中京大中京の1・2年生選手が目立ちました。 2番キャッチャーの西平選手は守備面が安定。 守備では機敏な動きを再三披露、ワンバウンドの球も的確に処理、リードで小椋投手を盛り立てるなど文句なし。 バッティングはシャープなスイングで4打数2安打。なかなか良い選手に思えました。 他にもヒットこそなかったものの、4番レフト中村選手はどっしりしたフォームをしていて力強い感じがし、 5番ショート磯村選手は腕を少しベース方面に出してから手元に引き付ける打法で4打数2安打。 素晴らしいのが守備で、ショートで再三のナイスプレーを見せていました。 三遊間深くの打球に追い付いて捕球後すぐに1塁へ送球してアウトしたプレーが印象的でした。 高校生ながら併殺を確実に稼げる二遊間守備は見ものです。 |