センバツ甲子園大会 2日目

第1試合 浦和学院(埼玉) 15−1 隠岐(島根・21世紀枠)

(隠)白野(1回)−平田(4回1/3)−白野(2回2/3)−有木(1回)
(浦)須永(7回)−鈴木(2回)
隠岐 15
浦和 ×

うーん…あらゆる意味で「うーん…」な試合でした。
隠岐は野球をさせてもらえなかったですね。5失点の後の長打に「おっ」と思わせるものがあったぐらいですし…
緊張で地に足がついておらず、集中力を欠いていた印象を受けました。
余計な四死球にエラー、球を絞りきれないままの三振… 夏に向けての大きな課題として欲しいですね。

今年の21世紀枠は試合自体においては失敗だと思います。
ただこれを夏に繋げて実力で再び甲子園に来れば、この経験は大きなものとなるでしょう。
今年の真価は夏に見せてくれ! 頑張れ、柏崎高校、隠岐高校!

目立った選手は浦学の4番レフトの松本選手でしょう。
松本外野手はオーソドックスな無駄のない打撃フォームから鋭いスイングを繰り出す抜群のミート力を誇る巧打者タイプ。
ただもう少し見てみないと分からないです。打撃ポイントが前なだけに好投手と対した時にどうなるか。
どちらにせよ今後の注目選手です。

須永投手は正直イマイチだったかと。今日は調子が悪かったので、次の試合で判断しようと思います。
しなやかな投球フォームに鋭い腕の振り、コントロールの良さは相変わらずでまとまりのある投手です。
ただ指摘されている精神的脆さは相変わらずですし、立ち上がりではストレートと変化球のフォームが違うなど問題多々。
3回以降はストレートもゆったりしたフォームになりましたが、今後の課題となってくるでしょうね。
フォームはオーソドックスなので、スピードがもう少し欲しい所。次回登板でチェックでしょう。

私は昨春から鈴木投手の方に注目してるんですが、こちらの投手の方が個人的に好きですね。
まだ安定感はありませんが、投球フォームがいいし、ストレートの威力やカーブのキレは須永投手以上。
ただ9回に見せたようなコントロールの乱れがありそうなので、そこが今後の課題となってくるでしょうね。
下半身の安定感が出てくれば、球速もまだまだ増しますし、制球力も出てくると思います。
潜在能力の鈴木投手、総合力の須永投手といった所でしょうか。
今後の成長が期待できる鈴木投手の方にもっと注目したいです。



第2試合 藤代(茨城) 2−1 駒大苫小牧(北海道)

(苫)白石(7回1/3)−鈴木(2/3)
(藤)美馬(9回)
(本)桑島(駒大苫小牧6回ソロ)
苫小牧
藤代 ×

藤代の美馬投手と駒大苫小牧の白石投手の見事な投げ合いでした。
惜しむべきは駒大苫小牧に重要な場面でエラー・ミスが出たことでしょう。
牽制悪送球・ランナー飛び出しが痛かったですね。
センバツは北海道勢を応援してるんですが…チーム的に力がありそうだったので残念です。

注目の選手は美馬・白石投手と、藤代の宮本選手。
美馬投手は165センチと小柄ながらも130キロ前後のストレートに、
スライダー・シュートを制球良く出し入れするタイプ。
低めに集める良いピッチングをしますね。特に低めのスライダーのキレは一級品。

白石投手はやや上体重視の投球フォームながらも、重心を上手く移動させる良いフォームをしています。
135キロ以上の威力あるストレートを武器に、フォークボールで三振を奪う速球派投手。
ただ上体重視なだけに低めへの制球力が今後のカギ。夏に向けて頑張って欲しいです。

打者では注目されていた新岡捕手には特に思う所はありませんでした。
打撃も良い所はなかったですし、捕手としてもキャッチング面や状況判断に?と思う所がありましたし…
再チェックの必要あり。

2年生ながらも良かったのが藤代の宮本二塁手です。
まずフィールディングが素晴らしいです。
一二塁間の打球に左腕を懸命に伸ばして一回転して送球! ナイスプレーでした。
打撃もフォームが良く、最短距離でバットが出てくる辺りが良いですね。成長が楽しみな選手です。



第3試合 徳島商業(徳島) 2−1 柳川(福岡)

(柳)林(8回)
(徳)平岡(9回)
柳川
徳商 ×

今日の第2試合に続く好ゲームでした。
投手が頑張ると試合が引き締まります。ナイスゲーム!
エラーこそありましたが、守備も堅く、積極的なのが好感持てました。
負けた柳川も好投手の平岡投手に苦戦しながらも最終回に脅威的な粘りを見せるなど、
粘りの柳川らしさが見えたのが良かったですね。
そしてそのピンチを踏ん張った平岡投手もさすが。ナイスピッチング!

目立った選手は徳島商業の平岡投手と末沢選手ですね。
平岡投手は長身で足を大きく上げ、
上体を生かし下半身が前に行かないように止め、鋭く腕を繰り出すフォームはお見事。
フォームはジャイアンツの木佐貫投手のイメージでしょうか。
伸びのあるストレートが特徴でストレートは130キロ後半〜140キロ台。
球速表示以上の威力あるストレートが特徴的です。初速・終速の差も少なそうで、良い投手ですね。
最速は147キロでしたが、少々球速表示がおかしかったような気も…143キロぐらいと思ってたほうが良さそうです。
変化球はスライダーが良かったですし、コントロールもなかなか。注目の好投手ですね。

打者では1番セカンドの末沢選手
強打の1番打者で決勝打のバッティングは見事でした。今後、要チェックです。



第4試合 平安(京都) 4−0 宇部鴻城(山口)

(平)服部(9回)
(鴻)岩本(8回1/3)−玉峰(2/3)
(本)西野(平安6回ソロ)
平安
鴻城

前半は宇部の岩本投手、平安の服部投手の素晴らしい投手戦でした。
岩本投手は立ち上がりこそボールがばらつきましたが、左サイドやや下気味から投げる軟投派投手で、
強力平安打線が打ちあぐねましたが、最後は地力を発揮して勝ったという感じでしょう。

目立った選手は宇部鴻城の岩本投手と平安の西村・西野外野手コンビです。
岩本投手は左サイドやや下から120キロ前後のストレート、90〜110台のスライダーを駆使する軟投派投手です。
左腕の使い方が非常に柔らかく、上手く打者を打ち取っていましたね。
球威がないのが残念か。変則投法で面白い存在です。

平安の主力打者では3番レフトの西村外野手と4番センターの西野外野手に注目です。
西村選手は打撃で良い所はありませんでしたが、大きなレフトフライに余裕で追いつくなど
ファインプレーに見せない好守備がありました。今日は外野守備で目立ちましたね。
西野選手はインサイドをフルスイングしてレフトスタンドへホームラン!
ストレートも確実に捉えていましたし、今後の試合でも注目していこうと思います。




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