2015年西武ライオンズ応援日記

4月5日 埼玉西武ライオンズ 4−0 福岡ソフトバンクホークス

(ソ)中田(8回)
(西)郭(8回)−高橋朋(1回)
(本)秋山先頭打者1号ソロ(1回裏)、栗山1号ソロ(1回裏)
ソフトバンク
西武 ×

郭俊麟が安定感抜群の投球で8回無失点で2勝目! 1・2番の活躍で連敗ストップ!!
年に数回あるか程度のNHK地上波生中継、今年はなんとか見れました(^o^)/
この試合は何と言っても、郭俊麟投手のピッチングでしょう。
中継開始直後の試合前半は、前回終盤に四球を連発してしまった反省や、
ソフトバンク打線に対する警戒心の強さからか、ストレートの腕の振りはやや弱く、
コントロール重視で投げている感がありましたが、
やや慎重に行き過ぎていたようで、4回辺りからはしっかりと腕も振れ出し、
コントロール・ボールの威力ともに申し分ないピッチングでしたね。

特に秀逸だったのがスライダー・カーブのコントロール。
左打者の膝元にあれだけスライダー・カーブを集められてしまえば、打者は打てません。
ストレートは何球か逆球もあって、それを柳田選手にヒットされたり、
終盤にはチェンジアップがコース的に甘く入ることもあったのですが、
スライダー・カーブの投げ間違いはほぼありませんでした。
左打者には、膝元のスライダー・カーブ、内角高めのストレート、
外角低めのチェンジアップ、外角低めのストレートとあるわけで、
相手からすれば、かなり厄介な投手でしょうね。

かといって、右打者に対しての投球が悪いかと言えばそうではなく、
武器となるチェンジアップも右打者に投げる場合はスライド回転にアレンジされており、
スライダー同様に曲がりながら落ちる変化をしているので、甘くなりにくいです。

課題があるとすれば、スタミナぐらいですね。
内川選手には内角ストレートで詰まらせたものの、レフト後方まで運ばれる2ベースを許したり、
終盤はチェンジアップがやや甘く入る場面もあったので、
100球を超えた辺りのピッチングが課題となりますが、
逆に言えば、それぐらいしか見当たらず、今後の成長が楽しみといった感じですね(*^^*)

1(中)秋山、2(左)栗山、3(二)浅村、4(三)中村剛也、5(一)メヒア、
6(指)森、7(右)坂田、8(捕)炭谷、9(遊)金子侑司

1回表 ライオンズ先発:郭俊麟投手
先頭の本多選手にヒットを許し、2塁盗塁を決められ、
2番牧原選手のセカンドゴロで3塁へ進められるも、
柳田選手を低めチェンジアップでサードファールフライ、
内川選手を左中間のセンターフライに打ちとって無失点。

1回裏 ソフトバンク先発:中田投手
先頭の秋山選手が高めストレートを捉えてレフトポール際へ運ぶソロホームラン!
続く栗山選手も甘く入ったストレートを捉えてライトスタンドへのソロホームラン!
この後、浅村選手が四球で、メヒア選手がヒットで出塁して1アウト1・2塁となるも、
森選手がセカンドゴロ併殺に倒れて追加点はならず。

4回表
1アウトから柳田選手に逆球の外角ストレートを打たれるセンター前ヒットを許し、
2塁盗塁を決められるものの、
内川選手を内角ストレートでセカンド後方のフライ、
李選手を外角低めチェンジアップでショートゴロに打ち取って無失点。

5回裏
1アウトから炭谷選手が死球で出塁し、
金子選手がセーフティ気味の送りバントで2塁へ進めるも、
秋山選手がショートゴロに倒れてしまって無得点。

7回表
1アウトから内川選手に詰まらせながらもレフト後方へ運ばれるヒットを打たれ、
栗山選手がグラブに当てたものの落球となる2ベースでランナーを許すも、
李選手をショートゴロ、松田選手をセンターフライに打ちとって無失点。

8回表 この回からライトに森本選手。
先頭の中村選手に低めチェンジアップを掬われるセンター前ヒットを許すも、
鶴岡選手はスリーバント打球が体に当たってアウト、
代打の長谷川選手を内角チェンジアップで空振り三振、
本多選手を外角チェンジアップでセカンドフライに打ちとって無失点。

8回裏 この回からショートに高田選手。
2アウトから秋山選手が死球で出塁し、
栗山選手がレフト線へ2ベースヒットを放ち、一気に秋山選手がホームを突く好走塁!
タイムリー2ベースとなって、ライオンズが1点を追加!
さらに、浅村選手がライト線へのタイムリー2ベーストを放ち、もう1点を追加する!

9回表 この回は高橋朋巳投手が登板。サードに渡辺直人選手、ファーストに脇谷選手。
三者凡退。
試合終了、4−0でライオンズが勝利!


打線は立ち上がりにコントロールが甘かった中田投手を一発で捉え、
秋山選手栗山選手の2者連続ホームラン!
中盤は完全に立ち直られ、フォークの落差十分な故に追い込まれる前に打とうとする余り、
難しい変化球やコースを打たされて凡打を重ねるなど、ほぼ完璧に抑えられてしまいました。
失投があったのは、2打席目・3打席目の中村選手に対する初球?
いずれも抜け気味のスライダーで、空振りしてしまったのは勿体無かったです…
それでも8回には再び秋山・栗山選手で1点を奪うなど、
仕上げとしては良い形になったと思います。

継投に関してなのですが、今日は勝敗をかなり優先した采配になった気がします。
自分としては展開的に、8回増田・9回高橋朋巳投手で行くと思っていただけに、
郭投手の続投はやや意外な感じもしました。
初戦の挽回のチャンスを早期に与えるものと思ってましたからね。
逆に、9回は追加点も入ったことで、郭投手の完封勝利を期待していたのですが、
こちらは高橋朋巳投手にスイッチ。
2アウトからの追加点でしたし、その前に郭投手の交代を決めてたでしょうから、
続投に切り替えるのは難しかったのかもしれませんが…
ソフトバンクの投手交代や中村選手のホームランで時間稼ぎできないかんと願ってました(笑)
そういう意味では、個人よりもチームの勝利を最優先にした継投だったように思えます。




4月4日 埼玉西武ライオンズ 0−2 福岡ソフトバンクホークス

(ソ)スタンリッジ(9回)
(西)野上(5回)−岩尾(2回)
 −岡本篤志(1回)−バスケス(1回)
ソフトバンク
西武

守備の判断ミスが響き、手痛い2失点で今季初の連敗…
「打つ打たない」、「抑える打たれる」、それは相手のあることなので仕方ないことです。
スタンリッジ投手に抜群の投球をされてしまえば、完封負けを喫してしまうこともあります。
しかし、当たり前にできるプレーをしっかりとしないというのは、
勝敗以前にプロのプレーとして恥ずかしい限りです。

4回の金子侑司選手の中継プレー…あれは問題外でしょう。
アマとプロの違いがどこにあるかと言えば、
ある意味で映像に映らない守備をいかに確実にこなしているか、だと思うんですよ。
中継プレーやベースカバー、そういったものがキッチリとできていること、
それが日本のプロ野球の試合、そういうものだと思っているのですが、
昨日・今日の金子選手の中継プレーはそういったものを感じさせてくれません。
田辺監督も試合後に仰っていましたが、
センターがあそこまで追っていたのだから、ショートはもっと中継を追わなければいけませんし、
そもそも大暴投でもないのに、ショートバウンドしたから捕れなかったでは話になりません。
中継プレーでミスすることはプロとして恥ずかしいこと、
ちょっとこれは見過ごすことができないプレーでした。
本来なら、この時点で懲罰交代もありえるほどのプレーでしたが、
汚名返上・名誉挽回の機会を与えてもらったのに、チャンスで凡退するなどノーヒット。
これでは幾ら足があるといっても、信頼してもらえず、使ってもらえなくなっちゃいますよ。
自分のプレーをしっかりと反省し、次のプレーに生かして欲しいです。
今日の試合は金子選手のせいで負けた試合、
そしてその負けを生かすかどうかは金子選手の今後にかかっていると言えます。

1(中)秋山、2(左)栗山、3(二)浅村、4(三)中村剛也、5(一)メヒア、
6(指)森、7(右)森本、8(捕)炭谷、9(遊)金子侑司

1回表 ライオンズ先発:野上投手
1アウトから本多選手にヒットを許すも、炭谷捕手が盗塁を刺して3アウトチェンジ。

1回裏 ソフトバンク先発:スタンリッジ投手
2アウトから浅村選手がヒットで出塁するも、中村選手は空振り三振。

2回表
1アウトから李選手の打球が野上投手にワンバウンドで当たるピッチャーゴロ。
一時、ベンチに下がるも再びマウンドへ。後続を抑えて無失点。

4回表
1アウトから柳田選手にセンター右への2ベースヒットを許し、
内川選手のセンターフェンス手前のフライを秋山選手がナイスキャッチするも、
中継に入ったショート金子選手にボールが渡らず、
ボールが転転とする間に2塁走者は一気にホームへ…
記録はセンター秋山選手のエラー(実質は金子選手の怠慢エラー)

5回裏
1アウトから森選手がセンターフェンス直撃の2ベースで出塁し、
森本選手が四球で繋いで1アウト1・2塁となるも、
炭谷選手が三振、金子選手がセカンドフライに倒れてしまって無得点。

6回表 この回から岩尾投手が登板。
三者凡退。

6回裏
1アウトから栗山選手がヒットで出塁するも、
浅村選手はライトフェンス手前のフライ、中村選手はショートゴロで無得点。

7回表
先頭の柳田・内川選手の連続ヒットでノーアウト1・3塁。
長谷川選手はピッチャーゴロに打ち取るも、
岩尾投手が2塁へ送球してしまい、併殺崩れの間に1点を失ってしまう。

9回裏
2アウトから中村選手がレフト線への2ベースで出塁するも、
メヒア選手がセンターフライに倒れて3アウト。
試合終了、ライオンズが0−2で完封負け…


2番手の岩尾投手は開幕から時間が経っていて心配していましたが、
投球内容自体は悪くなかったように思いますが…
長谷川選手のピッチャーゴロの処理は判断誤った感じでしたね。
足が普通以下な右打者ならば、併殺狙いでも良かったと思いますが、
足が速めの左打者である長谷川選手ということを考えると、無理は禁物だったかと。
次の1点が致命的になる状況だっただけに、3塁走者をまず気にして欲しかったです。
ピンチを招いてアウトを焦ったんですかね…勿体無いプレーでした。

先発の野上投手は5回1失点と安定感ある投球だったものの、
2回に受けた打球の影響もあって、大事をとっての降板となってしまいました。
次の週末はロッテ2連戦となりますから、なんなら1回飛ばして、
次のカードの楽天戦で先発しても良いかと。
まだ開幕したばかりですし、無理はしないで欲しいですね。




4月3日 埼玉西武ライオンズ 3−7 福岡ソフトバンクホークス

(ソ)攝津(7回)−バリオス(1回)
 −サファテ(2/3)−森福(1/3)
(西)牧田(7回)−増田(1回)−武隈(1回)
(本)メヒア1号ソロ(3回裏)
ソフトバンク
西武

必勝リレーに繋ぐも、セットアッパーの増田が打たれてしまって、連勝ストップ…
必勝リレーに出て増田投手が打たれて負けたわけなので、
「仕方ない」と割り切って良い試合ではあるものの、
細かく見ていくと反省する余地の多い試合でもありましたねぇ…

1つ目のポイントは6回表の2失点目でしょう。
2アウトから李選手に2ベースを許してしまい、長谷川選手にタイムリーを打たれる、
ここまでは仕方ないとは思うのですが、
中継に入ったショート金子選手の悪送球で打者走者を2塁へ進めたのが勿体無かった…
タイミング的に明らかにセーフでしたし、無理して送球する必要があったのかなぁ、と。
仮にタイミング微妙であっても、クロスプレーとなれば打者走者が2塁へ行くわけですし、
1点を取られても3−1と2点リード、無理する場面でもなかったと思います。
今日の金子選手は守備でよいプレーを見せていただけに、勿体無いプレーでしたね…
直後の松田選手のタイムリーでは、中継に入ったメヒア選手がカットしてホームイン。
こちらは逆に送球してれば、微妙っぽかった感じで、
明らかに送球するべき場面とカットで済ます場面が逆だったように思えましたねぇ…

2つ目のポイントは6回裏の攻撃。
メヒア・森選手の連続ヒットでノーアウト1・2塁となって迎えたのは坂田選手
結果は強攻してレフトフライ。
木村選手が不調で1軍登録抹消となってしまいましたが、
もし、木村選手がバッターだったら、送りバントしていたのではないでしょうか?
そこが坂田選手の7番打者が「違う」理由なんですよねぇ…
ライオンズの7番打者は状況的に何でもできる打者でなければいけません。
なぜならば、7番前後の打順で攻撃が切れることが多いからです。
送りバントもできなければならないし、先頭打者で塁に出れば走塁もできないといけない、
チャンスで回ってくれば打点も稼がなければならない。
坂田選手を置くのならば、余程攻撃的に、余程打たなければダメです。
少なくとも、森選手に負けないだけの打力を見せてもらいたいのですが…
でなければ、ピンチバンターを送ってもいいわけですし、
ランナー3塁で炭谷選手を迎えれば、相手はスクイズを警戒してきますし、
ゴロゴーのランエンドヒットなど、色々な作戦が取れます。
それがランナー詰まっての炭谷選手では…ねぇ?(苦笑) 注文どおりでしたよ…
ここの攻撃の甘さが致命的だったように思えます。

最後のポイントは牧田投手から増田投手への交代のタイミング。
7回に苦手とする左打者を三者凡退に抑えていただけに、
続投の判断もあったように思えますが、
柳田選手への警戒、相性や6回の守りも総合的に判断し、
交代の決断自体は間違っていないとは思うのですが、
杓子定規的に「8回増田・9回高橋朋巳」と決め付けてしまうのはいかがなものかと。
今のライオンズは増田投手と高橋朋巳投手のいずれかが怪我すれば終わりです。
実際に昨年の巻き返し失敗の最大の理由は、
セットアッパーに定着した増田投手が登板過多でリタイアし、
予想以上に復帰まで時間がかかってしまったためでした。
同じ過ちを繰り返さないように、シーズン終盤まで3連投はできるだけ控えさせ、
連投で済むような継投策を練らなければなりません。
現状、最も信頼できる牧田投手が先発で、球数も理想的だったわけですから、
牧田投手を続投させるという選択肢も、当然残しておくべきでしょう。
代えの効かない人材だからこそ、大事に使ってもらいたいですね。

1(中)秋山、2(左)栗山、3(二)浅村、4(三)中村剛也、5(一)メヒア、
6(指)森、7(右)坂田、8(捕)炭谷、9(遊)金子侑司
◆木村選手が1軍登録抹消。米野選手が1軍登録。

1回表 ライオンズ先発:牧田投手
先頭の中村選手にヒットを許すも、本多選手の送りバントで2塁送球アウト!
柳田選手にヒットを許すものの、内川選手をピッチャーゴロ併殺で無失点。

1回裏 ソフトバンク先発:攝津投手
先頭の秋山選手がセンター前ヒットで出塁し、
栗山選手はセンターフライも秋山選手が2塁盗塁成功!
浅村選手と中村選手は四球を選んで1アウト満塁となると、
メヒア選手も四球を選んで、押し出しで1点を先制!
さらに、森選手のレフトフェンス手前への犠牲フライでもう1点を追加!
坂田選手はセカンドゴロ。

2回表
2アウトから松田・鶴岡選手に連続ヒットを許すも、後続を打ち取って無失点。

2回裏
2アウトから秋山選手がヒットで出塁し、盗塁を決めるも、無得点。

3回裏
メヒア選手がライトスタンドへライナーで運ぶソロホームランを放ち、1点追加!

4回裏
先頭の坂田選手がヒットで出塁し、炭谷選手の送りバントで2塁へ進めるも、
後続が倒れてしまって無得点。

6回表
2アウトから李選手にレフト線への2ベースを許し、
長谷川選手の左中間へのタイムリーヒットを許して1失点。
この時にバックホームしたショート金子選手の悪送球の間に打者走者も2塁へ。
さらに、松田選手にライト前タイムリーを許して1失点。

6回裏
先頭のメヒア選手、森選手の連続ヒットでノーアウト1・2塁とするも、
坂田選手はレフトフライ、炭谷選手はショートゴロ併殺に倒れて無得点。

7回裏
1アウトから秋山選手がヒットで出塁するも、栗山選手がサードゴロ併殺。

8回表 この回から増田投手が登板。ライトに森本選手。
1アウトから内川選手にライト前ヒットを許し、
李選手のセンター手前への打球を秋山選手が捕ったかどうか微妙過ぎるプレー、
1塁走者は走れず2塁送球でセンターゴロ。
これに対して審判の判定が遅れたということで工藤監督が抗議するも、
状況的には変わらないだけに、間だけが空いてしまう。
再開後、長谷川選手にヒットを許して、松田選手を敬遠して2アウト満塁とするも、
途中出場の高谷選手へストレートが甘く入って右中間抜かれる3点タイムリー2ベース…

8回裏 この回からバリオス投手が登板。
先頭の浅村選手がヒットで出塁するも、
変化球主体の投球に裏をかかれて、後続が倒れて無得点。

9回表 この回から武隈投手が登板。
先頭の中村・本多選手に連続ヒットを許し、柳田選手は三振に取るも、
内川選手に2点タイムリー2ベースを許して2失点。

9回裏 この回からサファテ投手が登板。
先頭の森本選手の打球がサファテ投手の足に当たるもファーストゴロ。
代打の脇谷選手は凡退するも、金子選手がヒットで出塁。
ここでソフトバンクはサファテ投手の大事を取り、森福投手にスイッチ。
秋山選手が倒れて3アウト。
試合終了、3−7でライオンズが敗戦…


他チームの監督さんをシーズン中に悪く言うのも何ですが、
ソフトバンクの工藤監督の「ざまあみろ」は、正直気品がないというか、残念と言いますか、
これでソフトバンクは恐るるに足らなくなったと言いますか、まぁ、失言ですよねぇ…
そういう意図の言葉を使うのならば、「それ見たことか」と言うべきであって、
「ざまあみろ」は跳ね返ってくる言葉、
最終的に負ける側が一時的な勝利に喜んで使う言葉なわけで、
それが広く新聞上に載ってしまうようでは、正直多寡が知れてると思うわけで…鷹だけに(笑)
ついつい、苦手意識を呼び戻させられそうな敗戦となりましたが、
この工藤監督の発言をバネに、チーム一丸となって立ち向かっていって貰いたいですね。




4月2日 埼玉西武ライオンズ 6−1 東北楽天ゴールデンイーグルス

(西)ルブラン(6回)−武隈(1回)−バスケス(2回)
(楽)美馬(5回)−濱矢(2回)−藤江(2回)
(本)浅村1号ソロ(3回表)、
 中村剛也1号ソロ(3回表)・2号2ラン(5回表)
西武
楽天

浅村のチーム1号本塁打と中村剛也のおかわり弾で勝利! ルブラン来日初勝利!!
待望のチーム初本塁打となる浅村選手のホームラン
&4番中村剛也選手のお目覚めの2ホームランでライオンズが快勝しました。
ただ、その後に楽天側のミスで何度もチャンスを貰っていただけに、
もう2〜3点は上積みしてもらいたいところでしたが、試合展開からすれば十分でしたね。
連勝にも奢ることなく、貪欲に勝ちに行ってほしいです。

1(中)秋山、2(左)栗山、3(二)浅村、4(三)中村剛也、5(一)メヒア、
6(指)森、7(右)坂田、8(捕)炭谷、9(遊)金子侑司
◆昨日、山川選手が1軍登録抹消。ルブラン投手が1軍登録。

1回表 楽天先発:美馬投手
2アウトから浅村選手が四球、中村選手がヒットで続いて2アウト1・2塁となるも、
メヒア選手がセンターフライに倒れて無得点。

1回裏 ライオンズ先発:
2アウトからウィーラー選手に四球を与えるも、後続を打ち取って無失点。

2回裏
先頭の銀次選手に四球を与えてしまい、ルブラン投手のエラーもあって1アウト1・3塁。
ここで後藤選手をセカンドゴロに打ち取るも、併殺崩れとなって1失点。

3回表
先頭の浅村選手が外角ストレートを捉えてライトポール際へ運ぶソロホームランで先制!
さらに、中村剛也選手が甘く入ったフォークを捉えてレフトスタンドへのソロホームラン!
この後、メヒア選手のヒット、ファーストのウィーラー選手の連続エラーでノーアウト満塁とし、
炭谷選手の打席でワイルドピッチがあって、1点を追加。
なおもチャンスが続いたものの、後続が倒れて無得点。

5回表
1アウトから浅村選手がショート後藤選手のエラーで出塁し、
中村選手がレフトスタンドへおかわり弾を放ち、2点を追加!

5回裏
1アウトから岡島選手にヒットを許すも、後続を打ち取って無失点。

6回裏
先頭のペーニャ選手にヒットを許すも、後続を打ち取って無失点。

7回表
先頭の秋山選手がヒット、栗山選手が四球で出塁するも、
浅村選手は三振、中村選手の四球で満塁となるも、メヒア選手はショートゴロ併殺。

7回裏 この回から武隈投手が登板。
三者凡退。

8回表 この回から藤江投手が登板。
先頭の森選手がヒットで出塁し、途中出場の木村選手が送りバント成功。
炭谷選手のセカンドゴロでランナーが3塁へ進み、
金子選手の打席でワイルドピッチがあって3塁ランナーホームイン。
金子選手は四球で出塁後に盗塁を決めるも、秋山選手はレフトフライ。

8回裏 この回からバスケス投手が登板。
三者凡退。

9回裏
後藤選手に2ベース、代打の阿部選手にヒットを許すも、
聖沢選手をセカンドゴロ併殺に取って無失点。
試合終了、6−1でライオンズが勝利!


先発のルブラン投手は2回こそやや制球を乱したものの、
それ以外はピンチらしいピンチもなく、スイスイと投げてくれました。
オープン戦の結果から、かなり心配していたのですが、杞憂だったようですね。

好調なチームにとって余計なのか、先発投手が足りない現状にありがたいのか、
4月は月末まで日程的にかなり余裕があります。
来週は2連戦ということで、どういうローテを組むのか注目。
雨天中止で飛んだ十亀投手を持ってくるのか、ルブラン投手が中5日か。
それとも岡本洋介投手を中継ぎに戻して、十亀投手とルブラン投手で行くのか、
どの投手も結果を残しているだけに、判断に迷いますね。
いずれにせよ、月末のGW連戦では先発投手が必要となるだけに、
ルブラン投手の好投はチームにとっても大きなことですね。




3月31日 埼玉西武ライオンズ 3−2 東北楽天ゴールデンイーグルス

(西)岡本洋介(5回2/3)−武隈(1回1/3)
 −増田(1回)−高橋朋(1回)
(楽)塩見(6回)−青山(2/3)−西宮(0/3)
 −福山(1/3)−クルーズ(1回)−松井(1回)
西武
楽天

森と浅村が勝負強い適時打を見せて逆転! 継投で逃げ切って開幕4連勝!!
3番の浅村選手と6番の森選手、今年の打線の肝はこの2人ですよね。
4番には中村剛也選手、5番にはメヒア選手と一発長打が打てるスラッガーがいるものの、
確実性という点ではやや劣ることもあって、
彼らにはチームバッティングというよりは自由に打たせて結果を残させたいところ。
そういう意味ではその前後の打者、浅村・森選手でいかに確実に点数を取っていくか、
そこが重要な鍵になってきます。
大阪桐蔭出身の2人の若武者が打線のキーマンとなってますね。

逆転のチャンスを作ったのは9番金子侑司選手
2アウトながらもヒット・盗塁で2塁へ進んだことが、楽天の継投を後手後手にしました。
秋山・栗山選手と左が2枚続くのだから、左の西宮投手を出せば良かったのですが、
2アウトということもあって、次の回の頭から持ってきたかったのか、継投が少し遅れました。
結局、秋山・栗山選手と連続四球となって塁が埋まり、
浅村選手にフルカウントとなって外角ストレート一本待ちでタイムリー、
そういう意味では金子選手のヒットと盗塁がこの逆転劇の最大の立役者と言えます。
9番打者ながらも、1番打者としても機能する金子選手、大きな存在になりつつあります。

1(中)秋山、2(左)栗山、3(二)浅村、4(三)中村剛也、5(一)メヒア、
6(指)森、7(右)木村、8(捕)炭谷、9(遊)金子侑司

1回表 楽天先発:塩見投手
三者凡退。

1回裏 ライオンズ先発:岡本洋介投手
先頭の聖沢選手を空振り三振に取るも、炭谷捕手のパスボールで振り逃げ。
しかし、森山選手をショートゴロ併殺に取って無失点。

2回表
先頭の中村剛也選手が左中間フェンス直撃の2ベースヒットで出塁し、
森選手がピッチャー返しでセンター前へ運ぶタイムリーヒットを放ち、1点先制!

2回裏
1アウトから銀次選手に初球カーブ打たれてヒット、
藤田選手にランエンドヒットでストレートを打たれてのヒットで1アウト1・3塁。
ここで岡島選手に低めカーブを打たれて左中間抜かれる2点タイムリーで逆転を許す。

3回表
先頭の金子選手がヒットで出塁し、1アウトから栗山選手がヒットで繋ぐも、
浅村選手はサードゴロ、中村選手が敬遠気味の四球で2アウト満塁となるも、
メヒア選手がサードゴロに倒れて無得点。

5回裏
先頭の嶋選手にヒットを許し、送りバントで2塁へ進められるも、後続を打ち取って無失点。

6回裏
1アウトからペーニャ選手に2ベースを打たれたところで、2番手の武隈投手にスイッチ。
銀次選手をセンターフライに打ち取るも、
藤田選手にレフト左へのヒットを打たれてしまったものの、
2塁走者のペーニャ選手が本塁へ突入し、送球がやや逸れるも悠々タッチアウト。

7回表 この回から青山投手が登板。
2アウトから金子選手がセンター前ヒットで出塁し、2塁への盗塁を決めて2アウト2塁。
秋山選手はやや歩かせ気味の四球で出塁し、
代わった西宮投手から栗山選手が四球を選んで2アウト満塁。
ここで浅村選手が代わった福山投手の外角ストレートを打って一二塁間抜く2点タイムリー!
ライオンズが逆転に成功する。

8回裏 この回から増田投手が登板。
2三振を奪うなど、三者凡退。

9回表 この回は松井投手が登板。
2アウトから秋山選手が内安打、栗山選手がヒットで出塁するも、浅村選手はサードゴロ。

9回裏 この回は高橋朋巳投手が登板。ライトに斉藤選手、ファーストに脇谷選手、森本選手がレフト。
三者凡退。
試合終了、3−2でライオンズが勝利!


先発の岡本洋介投手は2回に逆転を許したものの、
それ以外はテンポの良いピッチングを見せて6回途中まで2失点にまとめてくれました。
岸投手が開幕直前のオープン戦で故障リタイアが決まってからの開幕ローテ滑り込み、
勿論、先発枠を狙ってはいたでしょうが、中継ぎでの起用も頭に入っていたでしょうから、
先発としてもしっかりと結果を残したことは高く評価できます。
4月中旬には菊池雄星投手の復帰が可能なようで、確実に先発できるのはあと1回だけ、
その後は菊池雄星投手がカードの頭で先発することになりますから、
岡本洋介投手にとってはアピールの大チャンスです。
現時点では先発6番手以下の位置ですが、
十亀投手は怪我からの復帰直後で、新戦力のルブラン投手は未知数、
そういう意味では岸投手の復帰までチャンスは十分あると思われるので、
着実に結果を残し、今シーズンこそは先発ローテ定着を目指してもらいたいです。




3月29日 埼玉西武ライオンズ 5−4 オリックスバファローズ

(オ)山崎(2回1/3)−白仁田(2回1/3)−中山(1/3)
 −榊原(1回2/3)−海田(1回1/3)
(西)郭(5回)−岡本篤志(1回)−バスケス(1回)
 −増田(1回)−高橋朋(1回)
(本)小谷野1号2ラン(2回表)、糸井1号ソロ(9回表)
オリックス
西武 ×

来日&プロ初先発の郭が5回3失点と粘って初勝利! 打線繋がり良く逆転勝利!!
来日初先発と同時にプロ初先発となった郭俊麟投手が5回3失点にまとめて初勝利を挙げました。
初回は強い腕の振りから投げ下ろされるストレートを武器に、三者凡退に抑えたものの、
2回に本人談曰く集中力を欠いた単調な投球で、集中打を浴びてしまって3失点…
そのままズルズル行ってしまうのかと思いきや、1アウト満塁のピンチを無失点で凌ぐと、
ランナーを出しながらも粘りのピッチング、
特に5回は2アウトから連続四球というやってはいけない投球をしてしまったものの、
ベンチはじっと我慢、その期待に応えて打者を打ち取って、なんとか5回を投げきり。
すると、直後に炭谷選手がタイムリーヒットを放って勝ち越し、
運良くプロ初勝利が舞い込んで来ました。

投球内容は完璧というわけでもなく、2アウトから四球を出してしまうなど、
即戦力の新外国人選手と考えると、まだまだな面もありますが、
大卒のルーキーと考えれば、連打を食らってもピンチでも動じない精神力、
粘り強く自分のピッチングができる辺りは非凡な可能性を感じさせてくれます。
なによりも腕の振りが強いピッチャーだけに、将来性を感じずにはいられないでしょう。
決め球に何を使うかなど、まだまだピッチングスタイルが定まってはいませんが、
今年の活躍、将来性を高く期待させてくれるピッチャーであることは間違いありませんね。
可能性と課題が同時に現れ、さらに初勝利まで飾れたわけですから、
郭投手にとっても、チームにとっても、非常に大きな1勝になったと思います。
今年の新人王候補本命、で良いんですよね? 外国のプロ経験ないわけですし。

1(中)秋山、2(左)栗山、3(二)浅村、4(三)中村剛也、5(一)メヒア、
6(指)森、7(右)木村、8(捕)炭谷、9(遊)金子侑司

1回表 ライオンズ先発:郭投手
平野選手をファーストライナー、安達選手をセカンドゴロ、
糸井選手を外角低め142キロストレートで空振り三振!

1回裏 オリックス先発:山崎福也投手
2アウトから浅村選手が四球で出塁するも、後続が倒れて無得点。

2回表
先頭の中島選手にセンター前ヒットを許し、ブランコ選手のヒットでノーアウト1・3塁。
ここでT−岡田選手に犠牲フライを打たれて1失点。
さらに小谷野選手にカーブを捉えられてレフトスタンドへの2ランホームランを被弾…
この後、駿太・伊藤選手の連続ヒットと平野選手への四球で1アウト満塁とするも、
安達選手を外角低め143キロストレートで空振り三振、
糸井選手を低めチェンジアップでファーストライナーに取って3アウトチェンジ。

2回裏
1アウトから森選手が四球で出塁し、2アウトから炭谷・金子選手と連続四球で満塁とし、
秋山選手が二遊間を抜くセンター前タイムリーヒットを放ち、1点を還す。
栗山選手はサードゴロに倒れて、1点止まり。

3回表
1アウトからブランコ選手に四球、T−岡田選手にヒットを許すも、後続を打ち取って無失点。

3回裏
先頭の浅村選手が四球で出塁し、中村選手のヒットでノーアウト1・2塁。
ここでメヒア選手がライト前へタイムリーヒットを放ち、1点を還す。
森選手はファーストゴロに倒れて、1アウト1・3塁となるも、
代わった白仁田投手から木村選手がライト前タイムリーヒットを放ち、同点に追いつく!
さらに勝ち越しのチャンスも、炭谷・金子選手と連続三振で得点ならず。

4回表
2アウトから安達選手に四球を与えるも、後続を打ち取って無失点。

4回裏
2アウトから浅村選手が四球、中村選手がヒットで繋ぐも、メヒア選手は空振り三振。

5回表
2アウトからT−岡田選手に死球、小谷野選手に四球を与えるも、
駿太選手をピッチャーゴロに打ち取って無失点。

5回裏
先頭の森選手がレフト線に落とす2ベースヒットで出塁し、
木村選手が送りバントをファールにして、最後は空振り三振に倒れてしまうも、
炭谷選手が1塁線突破のタイムリーヒットを放ち、ライオンズが1点を勝ち越し!

6回表 この回から岡本篤志投手が登板。
1アウトから平野選手にヒットを許すも、後続を打ち取って無失点。

6回裏
先頭の栗山選手がファーストのエラー、浅村選手が四球で出塁するも、
メヒア選手はセンターフェンス手前の大飛球、
森選手はレフトフェンス手前の大飛球と、あと一歩伸びがなく無得点。

7回表 この回からバスケス投手が登板。
先頭の中島選手に外角143キロストレートをミートされるもファーストライナー、
ブランコ選手は外角ストレートでレフトフライ、
T−岡田選手には内角高め151キロストレートをミートされるも、
ファーストのメヒア選手が飛びついて捕ってアウト!

7回裏
2アウトから金子選手がセーフティバントを決めて出塁し、2塁への盗塁を決めた後、
秋山選手がライトへタイムリー2ベースを放ち、1点を追加する!

8回表 この回から増田投手が登板。
三者凡退。

9回表 この回は高橋朋巳投手が登板。
2アウトから糸井選手に低めスライダーを捉えられるソロホームランを許すも、
中島選手を四球で出した後、ブランコ選手を打ち取って3アウト。
試合終了、5−4でライオンズが開幕3連勝!


打線はプロ初登板だった山崎福也投手の制球難に付け込み、
秋山選手のタイムリー、メヒア選手のタイムリー、代わった白仁田投手から木村選手がタイムリー。
5回には炭谷選手がタイムリー、8回には金子選手が足でチャンスを作って秋山選手がタイムリー。
打線の役回りが明確なだけに、昨年までと打線の繋がり方も大きく違っています。
今年の打順の良さが発揮された試合だと言えると思います。

1〜5番はもう争いもないと思うので、あとは6番以降。
6番打者は森選手が適任になっていますね。
中村・メヒア選手の後を打つ打者ということで、求められるのは勝負強さ、
他の候補として坂田選手や山川選手も挙がりますが、現状では森選手がリードしてますよね。
しばらくはDHで森選手を使い続けることになるでしょうが、
キャッチャーとしての出場がいつになるのか、チームが好調なだけに、そこも気になる所ですね。

7番打者は残ったランナーを還すと共に、打線の基点ともなるので、バランスの良い打者が最適、
そういう意味では木村選手が適任です。
一発長打を放つパンチ力と共に、ランナーとしては単独盗塁を狙える脚力を持つ。
課題は打撃の確実性ですが、今日のライト前タイムリーのような右打ちができるなら、
もっと打率は上がってくるはず、このチャンスを確実に生かして欲しいです。
ただし、送りバントは確実に決めないとダメですよf(^_^)

9番打者は金子侑司選手が適任となっています。
上位打線には秋山選手と栗山選手がいますから、金子選手はチャンスメークに徹すれば良し。
8回に見せたセーフティバントと盗塁は、自身の役割を良く理解した素晴らしいプレーでしたね。
打撃に課題があるからという消極的な9番打者ではなく、
上位打線にチャンスメークするための足を生かした9番打者、
金子選手の存在が打線にさらなる多様性を生んでくれます。

あとは主軸に一発が出るのを待つだけ。
開幕3連戦でチームとして戦う方向性が確認できたことが白星以上の収穫でしたね。




3月28日 埼玉西武ライオンズ 2−0 オリックスバファローズ

(オ)バリントン(6回2/3)−海田(1/3)−榊原(1回)
(西)野上(7回)−増田(1回)−高橋朋(1回)
オリックス
西武 ×

初回に浅村の犠飛で先制し、森の適時打で追加点! 野上が尻上りの好投で完封リレー!!
2015年の新打線の片鱗が見えた試合となりましたね。
初回に先頭打者の秋山選手がヒットで出塁し、
続く栗山選手は送らずにヒッティングでセンター前ヒットで1・3塁の形を狙い(栗山選手はアウト)、
3番に座る浅村選手が犠牲フライを放って1点を先制、見事な打線の繋がりでした。

1番に出塁率の高い栗山選手ではなく、秋山選手を置く理由、
それは栗山選手よりも長打力があり、足があるからでしょう。
つまり、1アウト2塁のチャンスを作るよりも、ノーアウト1・3塁や1アウト3塁の形を作る意図です。
そのランナーを浅村選手が確実に還し、
今日は凡退してしまったものの、中村剛也選手とメヒア選手の長打で追加点、
そして6番に座る森友哉選手の勝負強い一打でダメ押し、これが今年の打線の得点パターンです。

下位打線からの繋がりも特徴的で、7番打者が1番打者としても働くことになり、
8番の炭谷選手が繋ぎ、9番から始まる場合は金子選手が足を絡めて上位打線へ、
これが今年の打線の特徴です。
各打者の役割が明確で、打線に意図が見えます。昨年開幕時の苦心のオーダーとは大違いです(^^;
試合を重ねれば重ねるほど、完成度も上がっていくでしょうし、
良い打順になりつつありますね。

1(中)秋山、2(左)栗山、3(二)浅村、4(三)中村剛也、5(一)メヒア、
6(指)森、7(右)坂田、8(捕)炭谷、9(遊)金子侑司

1回表 ライオンズ先発:野上投手
先頭の平野選手にヒットを許すも、安達選手の送りバントを野上投手が2塁へ送球してアウト!
さらに盗塁を試みた安達選手を炭谷捕手が刺してアウト!
この後、糸井選手に四球、中島選手にヒットを許すも、
ブランコ選手を内角高めストレートでキャッチャーフライに打ち取って無失点。

1回裏 オリックス先発:バリントン投手
先頭の秋山選手が内角ストレートを打つレフト前ヒットで出塁し、
栗山選手のセンター前ヒットで秋山選手が3塁を奪う好走塁!
栗山選手も2塁を狙うも、一歩及ばずにアウト。
1アウト3塁となって浅村選手が左中間フェンス手前の犠牲フライを放ち、
ライオンズが1点を先制する!

3回裏
1アウトから金子選手がセンター前ヒットで出塁し、2塁への盗塁を決める!
秋山選手は痛烈な当たりを放つも、セカンド平野選手に阻まれてアウト。
栗山選手もセカンドゴロで無得点。

4回裏
先頭の浅村選手が左中間への2ベースヒットで出塁し、
中村・メヒア選手は凡退したものの、
森選手が詰まりながらセンター前に落とすタイムリーヒットを放ち、1点を追加する!

5回裏
先頭の炭谷選手がヒットで出塁し、金子選手の送りバントで2塁へ進めるも、
後続が倒れてしまって無得点。

6回表
2アウトから糸井選手にヒットを許すも、炭谷捕手が盗塁を刺してアウト!

8回表 この回から増田投手が登板。
2アウトからレフト栗山選手が目測を誤って2ベースとしてしまうも、後続を打ち取って無失点。

8回裏
先頭の栗山選手がヒットを放つも、後続が倒れてしまって無得点。

9回表 この回は高橋朋巳投手が登板。ファーストに脇谷選手。
先頭打者に四球を与えるも、後続を打ち取って無失点。
試合終了、2−0でライオンズが勝利!


投げては野上投手が初回は緊張からボールが甘く入り、危ない状態ではあったものの、
自身のバント処理と炭谷捕手の肩に救われて無失点で凌ぐと、
3回以降はスイスイと三者凡退に抑えて7回3安打ピッチング。
完封勝利を狙わせてもおかしくない球数でしたが、
シーズン初登板を考慮してか、形に拘って、昨日と同じ継投で勝利。
早々に継投の勝ちパターンを確立しました。
牧田投手にしても野上投手にしても、打者に向かっていく投球をしており、
エースの岸投手の不在を感じさせない素晴らしい投球ですね。
今年は二桁勝つ、そういう気迫を感じる躍動感でした。




3月27日 開幕戦 埼玉西武ライオンズ 1−0 オリックスバファローズ

(オ)ディクソン(7回)−佐藤(1回)
(西)牧田(7回)−増田(1回)−高橋朋(1回)
オリックス
西武 ×

好調の秋山がチャンスメーク、不調だったメヒアの適時打で勝利!
牧田7回無失点の好投で見事に開幕戦を勝利で飾る!!

今年もプロ野球のシーズンが始まりました。
昨年はチームの低迷もあって、途中から更新停止状態になっちゃいましたが、
今年は細々ながらも続けていければ、と思っています。

開幕戦は牧田投手とディクソン投手というキャンプイン直後に決まった開幕投手とは別の、
「代役開幕投手対決」となったものの、両投手ともに持ち味を発揮する投手戦となりましたが、
OP戦首位打者となった1番秋山選手が2ベース2本を放つなど、好調をそのまま発揮し、
逆にOP戦不調で心配された5番メヒア選手が決勝タイムリーを放つなど、
2015年の1〜5番が見事に機能してライオンズが勝利を収めました。

投げては牧田投手が高低を上手く利用して、大補強のオリックス打線を完全に分断、
ボール球を上手く振らせてオリックス打線を淡白にさせました。
8回からは勝ちパターン継投に入り、増田投手が先頭打者に四球を与えるも後続を打ち取り、
9回は高橋朋巳投手が三者凡退に抑えて試合終了。
今年の勝ちパターンがしっかりとはまる会心の試合でしたね。

1(中)秋山、2(左)栗山、3(二)浅村、4(三)中村剛也、5(一)メヒア、
6(指)森、7(右)木村、8(捕)炭谷、9(遊)鬼崎

1回表 ライオンズ先発:牧田投手
先頭の平野選手をファーストメヒア選手が捕り損なう一二塁間を抜かれるヒットで出すも、
糸井選手をレフトへの浅いフライ、中島選手をショートゴロに打ち取って無失点。

1回裏 オリックス先発:ディクソン投手
1アウトから栗山選手がレフト前ヒットで出塁し、浅村選手もヒットで続くも、
中村選手は痛烈な当たりのセカンドゴロとなって併殺で無得点。

3回表
1アウトから伊藤選手に四球を与えてしまい、平野選手のセカンドゴロ併殺コースを、
ベースカバーのショート鬼崎選手が慌てて捕り損なってオールセーフ。
しかし、安達選手をセカンドゴロ、糸井選手をライトフライに打ちとって無失点。

3回裏
2アウトから秋山選手が2ベースヒットで出塁するも、後続が倒れて無得点。

6回表
1アウトから糸井選手にヒット、中島選手に3塁線を抜かれる2ベースを許すも、
ブランコ選手を内角高めストレートで詰まらせてショートフライ、
T−岡田選手をファーストへの弱いゴロ、メヒア選手がすばやく処理してアウト!

6回裏
先頭の秋山選手が左中間突破の2ベースヒットで出塁し、
栗山選手は痛烈な当たりもライト後方のフライとなり、2塁ランナーは3塁へ。
浅村選手は空振り三振に倒れるも、中村選手の四球の後、
メヒア選手が一二塁間を抜くタイムリーヒットを放ち、ライオンズが1点を先制!
森選手はピッチャー後方へのゴロで3アウト。

8回表 この回から増田投手が登板。
先頭の安達選手に四球を与えてしまうも、
糸井・中島選手を変化球で連続三振に打ち取り、
ブランコ選手をレフトフライに打ち取って無失点。

9回表 この回は高橋朋巳投手が登板。レフトに斉藤選手、ファーストに脇谷選手。
代打のヘルマン選手をサードゴロに打ち取り、中村選手が警戒に処理してアウト、
小谷野選手はファーストファールフライ、
代打の田中選手を高めストレートで空振り三振に取って3アウト。
試合終了、1−0でライオンズが開幕戦を勝利!






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