2014年西武ライオンズ応援日記

5月6日 埼玉西武ライオンズ 4−1 東北楽天ゴールデンイーグルス
(楽)上園(6回)−青山(1回)−長谷部(1回)
(西)野上(6回1/3)−ウィリアムス(2/3)
 −藤原(1回)−高橋(1回)
楽天
西武 ×

6回裏に中村剛也のタイムリー2ベースで逆転! 野上粘投、最後は継投で勝利!
中盤までは昨日と同じ試合展開になってしまうのではないかと思いましたが…
さすがに中軸打者が意地を見せましたね。
6回裏に2アウトとなったものの、栗山選手が四球で出塁し、
浅村選手が喰らい付いてのショート右への内安打で繋ぎ、
中村選手がフォークを見極めた上で、甘く入ったフォークを捉える逆転2点タイムリー2ベース。
主軸打者が打ったことで、チームに勢いが出てきて、
7回裏には途中出場の脇谷選手がタイムリー2ベース、
8回裏には木村選手がタイムリー2ベースを放つなど、終盤は良い形で追加点を取れました。

ただ、あまりにも仕掛けが遅すぎる点は気になるところで、
昨日の川井投手といい、まだ今季の勝ちがない相手に立ち上がりを攻められないのは…
これから交流戦を迎えるわけですし、もっと早め早めに勝負していかなければなりません。
まぁ、でも、勝って良かったです。なんとか面目躍如といった感じではないでしょうか。

1(三)渡辺直人、2(右)大崎、3(左)栗山、4(二)浅村、5(指)中村剛也、
6(中)木村、7(一)森本、8(捕)炭谷、9(遊)金子侑司

1回表 ライオンズ先発:野上投手
2アウトから銀次選手に四球、ジョーンズ選手に2ベースヒットを許すも、
枡田選手をショートフライに打ち取って無失点。

1回裏 楽天先発:上園投手
2アウトから栗山選手がライトへの2ベースヒットで出塁するも、
浅村選手が見逃し三振に倒れて無得点。

2回表
小斉・松井稼頭央・嶋選手と三者凡退。

2回裏
先頭の中村剛也選手が四球で出塁し、木村選手の送りバントで2塁へ進め、
森本選手がライト前ヒットを放って1アウト1・3塁とするも、
炭谷選手がショートゴロ併殺に倒れて無得点。

3回表
先頭の島内選手に四球を与えてしまい、岡島選手の送りバントで2塁へ進められ、
藤田選手にセンターオーバーのタイムリー2ベースを許して1失点。
なおも1アウト2塁とピンチが続くも、銀次選手をレフトフライ、
ジョーンズ選手を敬遠後、枡田選手をショートゴロに打ち取って3アウトチェンジ。

3回裏 この回からレフトに牧田選手。
金子・渡辺直人・大崎選手と三者凡退。

4回表 この回からサードに脇谷選手。
2アウトから嶋選手に四球を与えるも、後続を打ち取って無失点。
◆渡辺直人選手…腰に違和感が生じたということで交代。好調だっただけに心配。

4回裏
栗山・浅村・中村選手と三者凡退。

5回表
2アウトから銀次選手にセンター前ヒットを許すも、
ジョーンズ選手を空振り三振に取って無失点。

5回裏
1アウトから森本選手がレフト前ヒットで出塁するも、後続が倒れて無得点。

6回表
牧田・小斉・松井稼頭央選手と三者凡退。

6回裏
2アウトから栗山選手が四球で出塁し、浅村選手がショート内安打で繋ぎ、
上園投手のワイルドピッチで2アウト2・3塁のチャンス。
ここで中村剛也選手が左中間フェンス直撃の2点タイムリー2ベースを放ち逆転!
木村選手は見逃し三振で3アウトチェンジ。

7回表 この回からセンターに熊代選手、木村選手がライトへ。
先頭の嶋選手にレフト前ヒットを許し、島内選手の送りバントで2塁へ。
ここでライオンズはウィリアムス投手にスイッチし、
岡島選手をピッチャーゴロ、藤田選手はショート内安打も、
銀次選手を空振り三振に取って無失点。

7回裏 この回から青山投手が登板。
1アウトから炭谷選手が死球で出塁し、金子選手の送りバントで2塁へ。
ここで脇谷選手が左中間突破のタイムリー2ベースを放ち、1点を追加!
熊代選手は外角ストレートに見逃し三振。

8回表 この回から藤原投手が登板。
2アウトから西田選手にレフト左の2ベースを許すも、
松井稼頭央選手の1塁線の当たりを森本選手がキャッチしてアウト!

8回裏 この回から長谷部投手が登板。
先頭の栗山選手が四球で出塁し、浅村選手の大きなライトフライで2塁へ。
中村選手は見逃し三振に倒れるも、
木村選手がレフトオーバーのタイムリー2ベースを放ち、1点を追加!
さらに、森本選手がレフト前ヒットを放つも、
炭谷選手がライトフライに倒れて3アウトチェンジ。

9回表 この回は高橋投手が登板。
嶋・島内・岡島選手と三者凡退。
試合終了、4−1でライオンズが勝利!

先発の野上投手は四球でランナーを出すことが多かったものの、
傷口を広げるような四球はなく、ピンチはあったものの、致命的なピンチはありませんでした。
ランナーを出しながらも粘り強く投げていった感じですね。
2番手のウィリアムス投手もピンチをしっかりと凌いでくれましたし、
3番手に好調の藤原良平投手を持ってきたのには驚きましたが、
なんとか無失点で凌いでくれました。
今は内容よりも結果が重要なだけに、無失点が続いているのは良いことだと思います。
最後は高橋投手が三者凡退で締めて逃げ切り勝ち、
継投もビシッと決まったのは大きかったですね。

十亀投手を先発に回したことで、8回を投げる投手が難しくなりましたが、
藤原投手がそこにはまるかどうかはこれからといったところです。
これまで1軍で目立った成績を残せていない藤原投手にはチャンスですから、
このチャンスをものにしてもらいたいですね。



これでGW8連戦は4勝4敗という結果に。
関東近辺の試合ばかりでしたから、個人的には物足りない数字ではありますが、
今のチーム状況からすれば、御の字といったところなのでしょうか… まぁ、でも寂しいかな…
投打ともに開幕の構想とは大きくズレが生じ始め、
それを修正している期間ですから、早く構想が固まり直ることを期待したいです。

2日休みが入って、金曜からはソフトバンクとの3連戦です。
首位のチーム相手ですから、ここは絶対に勝ち越しを決めて、
交流戦への弾みとしたい所です。
金曜からもガンバレ、ライオンズ!!



5月5日 埼玉西武ライオンズ 0−5 東北楽天ゴールデンイーグルス
(楽)川井(5回2/3)−青山(1回1/3)
 −福山(1回)−西宮(1回)
(西)牧田(5回1/3)−ウィリアムス(2/3)
 −西口(1回)−田中(1回)−藤原(1回)
(本)岡島4号ソロ(3回表)
楽天
西武

投打に良い所がなく、波に乗れずに連勝ならず…
本拠地でのこどもの日ゲームだったわけですが…
とんでもなく、つまらない試合になっちゃいましたなぁ…
打線はサッパリ打てず、チャンスらしいチャンスは3回裏のみ、
投手陣は四球出しまくりでテンポが悪い、これだけ良い所がないのも珍しい。
良い試合がなかなか続かず、連勝ができないんですよねぇ…
これでは何時までたっても借金返済できない…

1(三)渡辺直人、2(中)熊代、3(左)栗山、4(二)浅村、5(指)中村剛也、
6(右)木村、7(一)米野、8(捕)炭谷、9(遊)永江

1回表 ライオンズ先発:牧田投手
1アウトから藤田選手にセンター前ヒット、
2アウトからジョーンズ選手に四球を与えるも、後続を打ち取って無失点。

1回裏 楽天先発:川井投手
2アウトから栗山選手がセンター前ヒットで出塁するも、浅村選手はライトフライ。

2回表
2アウトから嶋選手に四球を与えるも無失点。

2回裏
三者凡退。

3回表
先頭の岡島選手にホームランを打たれて1失点。
さらに2四球でピンチを招くも、後続を打ち取って無失点。

3回裏
2アウトから渡辺直人選手が四球で出塁し、
熊代選手のセンター前ヒットと栗山選手の死球で2アウト満塁。
しかし、浅村選手がレフト後方のフライに倒れてしまって無得点。

4回表
1アウトから嶋選手にヒットを許し、
島内選手にタイムリー2ベースを打たれて1失点。

4回裏
1アウトから木村選手がレフト線への2ベースヒットで出塁するも、
後続が倒れてしまって無得点。

5回表
2アウトから枡田選手に死球、小斉選手にヒットを許すも、
松井稼頭央選手をセカンドフライに打ち取って無失点。

5回裏
三者凡退。

6回表
先頭の嶋選手に四球を与えてしまい、島内選手の送りバントで2塁へ、
岡島選手はセンター前ヒットで1アウト1・3塁。
ここで藤田選手にライト前タイムリーを打たれて1失点。
さらに代わったウィリアムス投手が銀次選手は打ち取るも、
ジョーンズ選手に2点タイムリー2ベースを打たれて、合計3失点…

6回裏
1アウトから浅村選手がヒットを放つも、後続が倒れて無得点。

7回表 この回から西口投手が登板。
死球と四球でランナーを出すものの無失点。

7回裏
2アウトから永江選手が四球で出塁するも無得点。

8回表 この回から田中投手が登板。
2アウトから四球を与えるも無失点。

8回裏 この回から福山投手が登板。
三者凡退。

9回表 この回から藤原投手が登板。
先頭打者を死球で出すも、後続を打ち取って無失点。

9回裏 この回から西宮投手が登板。
三者連続三振。
試合終了、0−5の完封負け…

明日は野上投手が先発です。
前回は好投しながらも打線の援護なく敗戦した形だっただけに、
明日は相手に先制点を与えないように投げていって欲しいですね。
一方の楽天先発は上園投手。
今日は立ち上がりを攻めそこなっただけに、
明日こそはしっかりと試合前半で相手投手を叩き、
試合の主導権を握ってもらいたいです。
明日こそはガンバレ、ライオンズ!!



5月4日 埼玉西武ライオンズ 9−8 千葉ロッテマリーンズ
(西)ボウデン(3回)−中郷(2/3)−豊田(1/3)
 −藤原(1回)−十亀(3回)−高橋(1回)
(ロ)石川(4回1/3)−南(1回2/3)
 −松永(2回)−西野(1回)
(本)鈴木2号2ラン(8回裏)
西武
ロッテ

打線組み換えが功を奏し、6番木村が2打点、7番米野が4打点稼いで逆転勝利!
今日の試合が一つの分水嶺になるといいですね。
珍しくそう思わせてくれる試合でした。

ランサム選手に見切りを付けて、打線を大幅に入れ替えて臨んだ今日の試合、
右の石川投手が先発でしたが、左右に拘ることなく、
6番に木村選手を入れて、7番に米野選手を入れるオーダーを組んできました。
最近は中村選手が歩かされることが多く、この打順が一つの穴になっていただけに、
このオーダー変更が試合前の大きなポイントでした。

結果から言えば、6番に入った木村選手が1打数1安打1四球1犠打1犠飛と繋いでくれ、
7番に入った米野選手が4打数2安打1犠飛で4打点を稼ぐ活躍を見せるなど、
クリーンナップからの流れをそのままに繋いでくれました。
課題だった主軸の後の打者が機能したことで、
打線全体に厚みが出て、これだけの得点力に繋がったように思えます。

あとは新外国人選手のメヒア選手が使えるかどうか、いつ上がってこれるのか、
他にも2軍調整中の秋山選手との兼ね合いもありますが、
当面は木村選手と米野選手で固定していいと思います。
残る課題は1・2番の固定ですが、それは先に挙げたメヒア・秋山選手次第ですかね。

1(三)渡辺直人、2(右)大崎、3(左)栗山、4(二)浅村、5(指)中村剛也、
6(中)木村、7(一)米野、8(捕)上本、9(遊)永江
◆ランサム選手と斉藤選手が1軍登録抹消。金子侑司選手と梅田選手が1軍登録。

1回表 ロッテ先発:石川投手
先頭の渡辺直人選手が外角カーブを打つライト前ヒットで出塁し、
大崎選手の送りバントで1アウト2塁とするものの、
栗山選手は外角ストレートに見逃し三振、
浅村選手は外角低めカーブにセカンドフライに倒れてしまって無得点。

1回裏 ライオンズ先発:ボウデン投手
先頭の荻野選手に高めストレートを打たれるセンター前ヒットを許し、
鈴木選手の打席で2塁盗塁を決められるものの、
鈴木選手はセカンドライナー、井口選手はセンターフライ、
今江選手にはファールで粘られるもショートゴロに打ち取って無失点。

2回表
先頭の中村剛也選手がフルカウントからの四球で出塁し、
木村選手の送りバントで2塁へ。
米野選手は内角高めストレートにファールチップ空振り三振に倒れるも、
上本選手が初球外角シンカーを打って左中間突破のタイムリー2ベース!
ライオンズが1点を先制する!
さらに永江選手が高めスライダーを打つレフト前ヒットを放つも、
本塁へ好返球が返ってきてホームタッチアウト。

2回裏
先頭の角中選手に四球を与えるも、
大松選手をセカンドゴロ併殺に取って無失点。

3回表
先頭の渡辺直人選手が外角低めカーブを打つセンター前ヒットで出塁し、
大崎選手が送りバントに失敗して1アウト1塁となるものの、
栗山選手が内角低めカーブを打ってのセンターオーバータイムリー2ベースを放ち、1点追加!
さらに浅村選手が四球、中村剛也選手が死球で1アウト満塁となり、
木村選手が右中間へ犠牲フライを放ち、もう1点を追加!
続く米野選手が初球の外角高めストレートを打つライト前タイムリーヒットを放ち、
合計3点を追加する!

3回裏
吉田・根元選手を連続三振で2アウトを取ったものの、
荻野選手にレフトフェンス直撃の2ベースを許し、
鈴木・井口選手に連続四球を与えてしまって2アウト満塁。
ここで今江選手をサードゴロに打ち取るも、当たりが弱くタイムリー内安打となり、
角中選手にセンター前2点タイムリーを許してしまって、合計3失点…

4回表
永江・渡辺直人・大崎選手と三者凡退。

4回裏 この回から中郷投手が登板。
2アウトから根元選手にレフト前ヒットと2塁盗塁、
荻野選手への四球とワイルドピッチで2アウト2・3塁。
ここで鈴木選手にライト前タイムリーヒットを許して同点に…
さらに、イニング2つ目のワイルドピッチで2・3塁となり、
井口選手を敬遠して、3番手の豊田投手にスイッチするも、
今江選手に三遊間を抜かれるタイムリーヒットを打たれて勝ち越しを許す。
角中選手は見逃し三振に取って3アウトチェンジ。

5回表
1アウトから浅村・中村剛也選手が連続四球で出塁し、
代わった南投手も木村選手に四球を与えてくれて1アウト満塁。
ここで米野選手がライト後方へ犠牲フライを放ち、同点に追いつく!

5回裏 この回から藤原投手が登板、キャッチャーに炭谷選手。
大松・ハフマン・吉田選手と三者凡退。

6回表 この回からセンターに岡田選手、荻野選手がレフトへ。
永江・渡辺直人・大崎選手と三者凡退。

6回裏 この回から十亀投手が登板。
先頭の根元選手に四球を与えてしまい、荻野選手の送りバントで2塁へ、
鈴木選手のレフト前ヒットで1アウト1・3塁。
ここで井口選手にセンター前タイムリーヒットを打たれて、勝ち越しを許す。
その後は今江選手をライトファールフライ、
角中選手をライトフライに取って3アウト。

7回表 この回から松永投手が登板。
先頭の栗山選手が四球で出塁し、浅村選手はショートフライに倒れるも、
中村剛也選手がサード強襲レフト前ヒットで繋いで1アウト1・3塁。
ここで木村選手がやや擦り気味だったものの、ライト犠牲フライを放ち同点とする!

7回裏
大松・岡田・吉田選手と三者凡退。

8回表
1アウトから代打の熊代選手がショート内安打で出塁し、
渡辺直人選手のサードゴロで2塁へ進むも、
大崎選手がサードゴロに倒れて無得点。

8回裏 この回からショートに金子侑司選手。
1アウトから荻野選手にレフトへの2ベースを許し、
鈴木選手にライトスタンドへの2ランホームランを打たれ、勝ち越しを許す…

9回表 この回から西野投手が登板。
先頭の栗山選手が四球で出塁し、浅村選手はライトフライに倒れるも、
中村選手も四球を選び、木村選手がレフト前ヒットで繋いで1アウト満塁。
ここで米野選手が三遊間突破の2点タイムリーヒットを放ち、同点として、
続く炭谷選手が三遊間突破のタイムリーヒットを放ち、ライオンズが逆転!

9回裏 この回は高橋投手が登板。
先頭の角中選手に四球を与えてしまい、代打の伊志嶺選手の送りバントで2塁へ。
サブロー選手はセンターフライに打ち取って2アウト2塁。
ここでライオンズは代走に起用した森本選手をレフトに入れる。
ロッテは代打のクルーズ選手を起用し、ショート内安打で2アウト1・3塁となるも、
代打の里崎選手をライトフライに打ち取って試合終了。
試合終了、9−8でライオンズが競り勝つ!

問題は投手陣の再編成で、十亀投手を変に引っ張るなぁと思っていたら、
試合後に伊原監督から先発再転向が明言されました。
私自身も十亀投手の先発再転向を望んでいたので、
その決定自体は柔軟性のある対応だと評価はするものの、
そのタイミングが「今」なのかと考えると、非常に疑問の残るところです。
だって、そうでしょう? 
昨日までは「リリーフで行く」と言っておきながら、「明日からは先発」ではねぇ?
そんなすぐに対応できるもんじゃないですよ。
投手陣の編成判断にブレが生じたと言わざるを得ないです。

個人的にはもう少しリリーフで様子を見ながら、交流戦後半辺りから2軍で調整し、
交流戦明けから先発、という青写真を描いていました。
キャンプ・オープン戦を先発投手として調整していたならまだしも、
完全にリリーフで行くと明言し、十亀投手の希望を捻じ曲げてでも行ったコンバートですからね。
それを簡単に覆して、明日からは先発で頑張れ、というわけにはいきません。
少なくとも1ヶ月ほど2軍で先発調整させるのが筋です。
いきなり結果を残せなんて無理です。

考えられるとすれば、それだけ先発陣が駒不足だということでしょう。
レイノルズ投手と岡本洋介投手の2人がローテ落ちしてしまい、
日程が楽な交流戦に入るとはいえ、どうしても先発が1枚足りない。
まぁ、西口投手と十亀投手の2人をリリーフに回した自業自得ではありますが、
他に先発で起用する人材がいないのが現実です。
それならば、2軍で調整させるよりも、1軍で調整させながら様子を見るのも手でしょう。

今日のボウデン投手を球数80球で区切っていたように、
最初の先発登板では試合展開に関係なく80球を目処にし、
2試合目は100球で、いずれの試合も勝敗は度外視で調整を優先させ、
3試合目と4試合目のピッチングで結果を判断するといったような、
段階を踏んだもののならば問題はないでしょう。
まぁ、少なくとも2試合は捨てることになるわけですが、今更2試合負けたところでねぇ(苦笑)
そういう考えの元で十亀投手を先発に回すというのならば、抹消する必要はないでしょう。

そこら辺、どう考えているのかは今の時点では判断しかねますね…


収穫として藤原投手が結果を残していることでしょう。
先発で試すなら藤原投手の方が先のように思えますが…
1軍でなかなか結果を残せなかった選手なだけに、
まずはリリーフで経験を積ませてからという考えならば、それもアリでしょう。
交流戦明けには6枚目の先発が必要になりますから、
それまでリリーフで実績を積み重ね、昨年の岡本洋介投手のように羽ばたいて貰いたいです。



明日からは楽天との3連戦です。
先発は牧田投手、エース級の働きをしてくれていますから、
打線が援護すれば勝利できるはず、カードの頭を取って今度こそ波に乗りたいところです。
一方の楽天先発は今季初登板の川井投手。
抑えられる時はのらりくらりと交わされてしまうだけに、
立ち上がりからしっかりと攻めて、得点と積み重ねていって欲しいですね。
明日もガンバレ、ライオンズ!!



5月3日 埼玉西武ライオンズ 1−5 千葉ロッテマリーンズ
(西)菊池雄星(6回)−田中(0/3)
 −藤原(1回)−豊田(1回)
(ロ)藤岡(5回2/3)−益田(1回1/3)
 −ロサ(1回)−西野(1回)
(本)今江2号2ラン(3回裏)、吉田1号ソロ(7回裏)
  浅村5号ソロ(8回表)
西武
ロッテ ×

攻守に詰めが甘く、波に乗り切れない敗戦…
んー… 波に乗れないですねぇ…
先発の菊池雄星投手は立ち上がりのみコントロールを乱し、
捕れた当たりのピッチャーライナーを弾いてしまって1点献上という形だったものの、
その後のピンチは凌いで乗っていけるかと思いましたが…
打線の援護がないまま、3回にランサム選手の悪送球エラーからピンチを招き、
今江選手には風に乗っての不運な一発を浴びてしまい、
6回にはこちらも風に流されて内野と外野の真ん中に落ちるタイムリーを許すなど、
ツキの無さもあった感じですね…

まぁ、しかし、ランサム選手は守りぐらいしか取り得がないのに…
今はレイノルズ投手が2軍に落ちていますので、
新外国人選手を獲得したとしても、1軍残留の可能性は残りますが、
守備だけの選手に外国人枠を使う必要性ってあるんですかね?
永江選手をショート、渡辺直人選手とサードで使った方がマシなような…そろそろ限界でしょう。

1(遊)渡辺直人、2(中)熊代、3(左)栗山、4(二)浅村、5(指)中村剛也、
6(一)大崎、7(三)ランサム、8(捕)炭谷、9(右)木村

1回表 ロッテ先発:藤岡投手
渡辺直人・熊代・栗山選手と三者凡退。

1回裏 ライオンズ先発:菊池雄星投手
先頭の荻野選手にレフト前ヒットを許すと、
鈴木・井口選手に連続四球を与えてノーアウト満塁。
今江選手はピッチャーライナーも、菊池投手がグラブで弾きショートゴロで1失点。
なおも、1アウト1・3塁とピンチが続くも、
角中選手を外角ストレートで空振り三振、
サブロー選手をピッチャーハーフライナーに打ち取って1点止まりに。

2回表
1アウトから中村選手が四球で出塁するも、大崎・ランサム選手が倒れて無得点。

2回裏
クルーズ・ハフマン・吉田選手と三者凡退。

3回表
1アウトから木村選手が四球で出塁するも、渡辺直人選手はライトフライ。
2アウトから木村選手が2塁盗塁を決め、熊代選手が左中間へ打球を飛ばすもセンターフライ。

3回裏
先頭の荻野選手をサードのランサム選手の悪送球エラーで許してしまい、
鈴木選手の送りバントで3塁へ。
井口選手はセンターフライに打ち取るも、
今江選手に逆球の外角ストレートを打たれて風に乗ってレフトスタンドに入る2ランホームラン…

4回表
2アウトから中村選手が四球で出塁し、大崎選手がライト前ヒットで続くも、
ランサム選手がファーストフライを打ち上げてしまって無得点。

4回裏
サブロー・クルーズ・ハフマン選手と三者凡退。

5回表
炭谷・木村・渡辺直人選手と三者凡退。

5回裏
1アウトから荻野選手にヒットを許すも、炭谷捕手が盗塁を刺してアウト!
鈴木選手に四球を与えて、ワイルドピッチで2塁へ進められウrも、
井口選手をスライダーで空振り三振に取って無失点。

6回表
1アウトから栗山選手が四球で出塁し、浅村選手がセンター前ヒット、
中村選手の四球で1アウト満塁となるも、
大崎選手はファーストファールフライ、
代打の米野選手が起用されたところで、ロッテは益田投手にスイッチ、
代打の代打で脇谷選手を起用するも、内角低めフォークに空振り三振。

6回裏
先頭の今江選手にライトへの2ベースを許し、角中選手の送りバントで3塁へ。
ここでサブロー選手を詰まらせるもセンター手前にポトリと落ちるタイムリーヒット…

7回表
2アウトから渡辺直人選手がセンター前ヒットで出塁し、
ワイルドピッチと熊代選手の四球で2アウト1・2塁。
しかし、栗山選手は外角シンカーに空振り三振。

7回裏 この回から田中投手が登板。
先頭の吉田選手に左中間スタンドへのプロ初アーチを許してしまう。
さらに荻野選手への四球、鈴木選手のヒットでノーアウト1・2塁とし、
代わった藤原投手が、井口選手を外角スライダーで空振り三振、
今江選手をサードゴロ併殺に打ち取って無失点。

8回表 この回からロサ投手が登板。
先頭の浅村選手が初球のストレートを捉えてレフトスタンドへソロホームラン!

8回裏 この回から豊田投手が登板。
2アウトからクルーズ選手にヒットを許すも、後続を打ち取って無失点。

9回表 この回から西野投手が登板。
炭谷・木村・渡辺直人選手と三者凡退。
試合終了、1−5で敗戦…

そもそも今年のライオンズが勝てない理由は、「勝ちパターン」が確立していないことです。
結局、今年のライオンズの戦いを見ていて、ファンも選手も「勝てる!」と思える試合が少ない、
どこかで逆転されてしまうのではないかという不安を常に抱え、
勝利を信じ切れないことが勝てない最大の理由です。

例えば、どうやれば点数を取ることができるのか。
伊原監督はバントやエンドラン、隙を付いた走塁で積極的に動いていますが、
残念ながらそれは思うように得点に繋がっていません。
足を絡めて点数を取る、その形ができていない以上、チームは上手く回らないわけですよ。
今のチーム状況からすれば、浅村・中村剛也選手頼みになってしまうのですが、
にもかかわらず、2人の打席でも盗塁を仕掛けたりと、攻撃の形が見えてきません。
他の打者は足を絡めて、主軸2人には打撃で、そういう使い分けもなく、
ただ、塁をうろちょろしているだけで、それがどう得点に繋がるのかが見えてこないんですよ。
点数に繋がらないのなら、単に落ち着きのない攻撃をしえいるだけ、
選手には機動力が得点にどう繋がっていくのか、見えていない印象を受けます。

継投についてもそうです。
ウィリアムス・十亀・高橋投手の3人を流動的に回すと言えば聴こえはいいですが、
単に守護神を固定できてないだけ、全く持って無責任です。
普通に考えれば、左2枚に右1枚、コントロールの安定感は高橋投手の上なのですから、
高橋投手を抑えに固定すればいいだけのことです。
なのに、それができない。しない。責任の所在が不明確です。
結局、先発投手の状態が良ければ、できるだけ引っ張ろうとしてしまうために、
先発はできるだけ長い回をと考えてしまい、そこが中盤での失点に繋がっている雰囲気があります。
もっと継投の形、勝利の方程式をガッチリと打ち出さないとダメですよ。
森監督時代に「潮崎・杉山・鹿取」のサンフレッチェで3人で回していましたが、
あれは完投能力のある投手が多く、2イニング以内を3人で回していただけで、
左の杉山投手はワンポイント、潮崎投手か鹿取投手のどちらかが最後を投げるという形でしたから、
今の3イニングを3人で流動的にという形には当てはまりません。
早く固定すべきです。

黄金時代の西武は最初からチームの勝利を疑いませんでしたし、
また伊原監督の前政権時代の2002年もチームが好調な滑り出しを遂げたこともあって、
伊原監督の優勝宣言が現実なものとしてチームを勇気付けました。
ですが、今年のオフの優勝宣言は根拠に乏しさを感じずにはいられず、
オープン戦の不振もあって、最後まで勝利の形を作れなかったことが、
ここまでズルズル来てしまっている最大の要因でしょう。
まずは伊原監督が選手に対して優勝できる根拠を示すこと、優勝できることを信じさせること、
それなくして、今後は戦っていけませんし、その先も見えてきません。

ただ、伊原監督以上に責任を負わなければいけないのは、
選手流出が続きながらも、ろくな補強をしてこなかった球団フロントですがね。
メフィア選手の獲得がどう出るか注目ですし、それに止まることなく、
抑え候補の補強も早急に行ってもらいたいです。



5月2日 埼玉西武ライオンズ 2−0 千葉ロッテマリーンズ
(西)岸(9回)
(ロ)成瀬(7回)−南(2回)
西武
ロッテ

快刀乱麻の投球を見せ、岸が9回1四球8奪三振でノーヒットノーラン達成!
今日の試合は岸投手に尽きますね。
なにせ、ライオンズでは1996年の渡辺久信氏以来の快挙ですからね。
その間、西口投手が3度、涌井投手が1度、
惜しいところまで行ったものの、記録達成はならず。
今日の試合も敢えて意識しないように務めていましたが、
やっぱり9回まで行きますとね、自然と期待感の方が膨らんでしまいます(*^^*)
無事に達成されて、ホッとしたファンが多いのではないでしょうか。

今日の岸投手は立ち上がりこそややボールが荒れていたものの、
今シーズン目を引くストレートの威力に加え、
カーブとチェンジアップも面白いように決まり、隙が全くありませんでした。
変化球は低めに、ストレートは高低を散らしてと、
メリハリの付いた投球ができたことが大きかったですね。
球数も117球と少なめで、早期に追い込むことができたのが大きかったです。
やはり投手の生命線はストレート、
そのストレートが良いことが今年の岸投手の好調の要因、
エースの投球ができている理由でしょうね。

これで名実共にライオンズのエースとなった岸投手、
低迷するチームに喝を入れる勝利になれば幸いですね。
現状では岸投手と牧田投手が投げる試合ぐらいしか確実に勝てていないだけに、
菊池雄星投手と野上投手、これから先発するであろう若手投手の奮起を期待したいです。

1(遊)渡辺直人、2(中)熊代、3(指)栗山、4(二)浅村、5(指)中村剛也、
6(左)森本、7(三)ランサム、8(捕)炭谷、9(右)木村

1回表 ロッテ先発:成瀬投手
1アウトから熊代選手がストレートの四球で出塁するも、
栗山・浅村選手が倒れてしまって無得点。

1回裏 ライオンズ先発:岸投手
伊志嶺選手、低めストレートで見逃し三振。
鈴木選手、外角低めスライダーでファーストゴロ。
井口選手、フルカウントから四球。
今江選手、外角低めカーブでサードゴロ。

2回表
先頭の中村剛也選手が四球で出塁し、森本選手の送りバントで2塁へ。
ランサム選手はフルカウントからの内角低めストレートに見逃し三振に倒れるも、
炭谷選手がセンター前ヒット、木村選手は四球でそれぞれ繋いで2アウト満塁となり、
渡辺直人選手が内角高めストレートを打つライト前2点タイムリーで2点を先制!
なおも2アウト1・3塁とチャンスが続くも、熊代選手は低めスライダーに空振り三振。

2回裏
角中選手、外角低めカーブでファーストゴロ。
サブロー選手、高めカーブでセンターフライ。
クルーズ選手、内角ストレートで見逃し三振!

3回表
2アウトから中村選手が四球で出塁するも、森本選手はセカンドゴロ。

3回裏
里崎選手、初球の外角高めストレートでセンターフライ。
岡田選手、外角低めカーブでピッチャーゴロ。
伊志嶺選手、外角ストレートでファーストファールフライ。

4回表
1アウトから炭谷選手がレフト線への2ベースヒットで出塁するも、
木村・渡辺直人選手が倒れてしまって無得点。

4回裏
鈴木選手、高めストレートでショートフライ。
井口選手、フルカウントからの内角高めストレートで空振り三振!
今江選手、ストレートでセカンドゴロ。

5回表
先頭の熊代選手がレフト前ヒットで出塁し、栗山選手の送りバントで2塁へ進めるも、
浅村・中村剛也選手が倒れてしまって無得点。

5回裏
角中選手、ストレートで空振り三振!
サブロー選手、初球の低めストレートでファーストファールフライ。
クルーズ選手、高めストレートでファーストファールフライ。

6回表
森本・ランサム・炭谷選手と三者凡退。

6回裏
里崎選手、外角低めチェンジアップで空振り三振!
岡田選手、高めストレートでショートゴロ。
荻野選手、高めストレートでセンターフライ。

7回表
1アウトから渡辺直人選手がレフトフェンス直撃の2ベースヒットで出塁し、
熊代選手はレフトフライに倒れるも、栗山選手はショートのクルーズ選手のエラー、
浅村選手が四球を勝ち取って2アウト満塁となるも、
中村選手が低めカーブに空振り三振に倒れてしまって無得点。

7回裏
鈴木選手、内角低めストレートで見逃し三振!
井口選手、外角低めカーブでレフトフライ。
今江選手、内角低めストレートでセンターフライ。

8回表 この回から南投手が登板。
2アウトから炭谷選手がレフト前ヒットを放つも、
木村選手がレフトフライに倒れて無得点。

8回裏
角中選手、内角高めストレートでファーストファールフライ。
サブロー選手、内角低めストレートでセンターフライ。
クルーズ選手、内角低めカーブで空振り三振!

9回表
渡辺直人・熊代・栗山選手と三者凡退。

9回裏
根元選手、外角低めチェンジアップでセカンドゴロ。
岡田選手、外角低めチェンジアップで空振り三振!
荻野選手、外角低めチェンジアップでファーストファールフライ。
試合終了、2−0でライオンズが勝利! 岸投手がノーヒットノーラン達成!!

打線の方は、立ち上がりにコントロールが悪かった成瀬投手を攻めて、
好調の渡辺直人選手の2点タイムリーヒットで幸先良く点数を取ったものの、
その後はチャンスを作りながら追加点を奪えず、成瀬投手を立ち直らせてしまいました。
正直、投げているのが岸投手でなかったら、
逆転されていてもおかしくない試合展開でしたね。
チャンスを作りながら、勝負所で1本が出ない、その理由がなんなのか、
狙い球が絞れていないのか、精神的なものなのか、技術的なものなのか、
早期に原因を究明し、打線の得点力を改善して欲しいですね。

当面は好調の渡辺直人選手と大崎選手を使いつつ、
獲得予定のメフィア選手に使える目処が立つかどうかですね。
とりあえず、早期に1・2番を固定し、打線の流れを固めたいところです。



明日は菊池雄星投手が先発です。
今度こそカード勝ち越し、チームが波に乗っていくために、
明日の試合は是が非でも勝利して貰いたいですね。
明日もガンバレ、ライオンズ!!



5月1日 埼玉西武ライオンズ 5−9 北海道日本ハムファイターズ
(日)吉川(6回)−武田久(1/3)−宮西(2/3)
 −クロッタ(2回)−カーター(1回)
(西)レイノルズ(3回1/3)−豊田(2/3)−西口(1回)
 −田中(1回)−中郷(2回)−十亀(1回)
(本)中村剛也2号2ラン(1回裏)
  西川4号ソロ(7回表)、中田7号ソロ(7回表)
日ハム
西武

レイノルズが背信の投球で4回に大量失点…打線反撃も突き放されてカード負け越し…
打線に関しては今の時点で伊原監督のキャンプ方針、
体力づくり中心で実戦少なめの調整方法は評価できず、
その評価が出るのは夏場以降だと見ていますから、4月の不振は仕方ないにせよ、
先発投手の中継ぎへの配置転換は大失敗だったとみなしています。

キャンプ時の頃から、岸・牧田・野上・菊池雄星・レイノルズ・岡本洋介投手の6人が固まり、
同じく先発候補だった十亀投手と西口投手をリリーフに配置転換、
十亀投手は抑えもしくはその周囲のポジションになっていますが、
西口投手は完全な敗戦処理状態、正直、駒の無駄遣いになっている感は否めません。

まず最初に岡本洋介投手に失格の烙印が押され、今度はレイノルズ投手。
今度の代役先発は中継ぎだったボウデン投手というではありませんか。
一体、先発の危機管理はどうなっていたのか、評価に値しないぐらいに問題でした。
2軍の先発を見ても、武隈・小石・藤原投手が候補になるかといったところ、
いずれも経験の面では浅いだけに、
十亀投手や西口投手を中継ぎに回せるほど余裕があったとは思えません。
投手起用に関しては、正直杜撰な面が多かったかなぁと思います。
まぁ、レイノルズ投手はリリーフに配転すんじゃねーの?
それだったら西口投手を先発に戻して欲しいですよ。
十亀投手は交流戦の戦い方を見てからになるでしょうが、
後半戦の先発復帰も視野に入れる必要があると思われます。

1(遊)渡辺直人、2(中)熊代、3(指)栗山、4(二)浅村、5(指)中村剛也、
6(左)森本、7(三)ランサム、8(捕)炭谷、9(右)木村

1回表 ライオンズ先発:レイノルズ投手
陽・小谷野・西川選手と三者凡退。

1回裏 日ハム先発:吉川投手
1アウトから熊代選手がセンターフェンス直撃の3ベースヒットで出塁し、
栗山選手のショートゴロの間に3塁ランナーホームイン!
さらに、浅村選手がレフト前ヒットで出塁した後、
中村剛也選手がセンターバックスクリーンへの2ランホームランを放ち、計3点を先制!

2回表
先頭の中田選手に四球を与えるも、後続を打ち取って無失点。

2回裏
2アウトから木村選手が四球で出塁するも、後続が倒れて無得点。

3回表
先頭の市川選手にヒット、中島選手に四球を与えるも、
陽・小谷野選手を連続三振に取るなど無失点。

3回裏
熊代・栗山・浅村選手と三者凡退。

4回表
先頭の中田選手に四球を与えてしまい、大谷選手にセンター前ヒット、
佐藤選手のファーストゴロを中村選手がフィルダースチョイスでノーアウト満塁。
ここでミランダ選手にライト前タイムリー、市川選手にレフト前2点タイムリー、
中島選手の送りバントと陽選手への四球で再び満塁としてしまい、
小谷野選手にタイムリーヒット打たれて逆転を許してしまう…
ここで2番絵の豊田投手にスイッチするも、
西川選手にタイムリー2ベースを打たれて失点。

4回裏
2アウトからランサム選手がヒットを放つも無得点。

5回表 この回から西口投手が登板。
三者凡退。

5回裏
木村・渡辺直人・熊代選手と三者凡退。

6回表 この回から田中投手が登板。
市川・中島・陽選手と三者凡退。

6回裏 この回から武田久投手が登板。
先頭の栗山選手がセンター前ヒットで出塁し、
浅村選手は空振り三振もスタートを切っていた栗山選手は2塁盗塁成功。
中村選手の四球とワイルドピッチで1アウト1・3塁のチャンス。
ここで代打の大崎選手がレフトへタイムリー2ベースを放って1点を返し、
ランサム選手が四球で出塁して1アウト満塁となると、
代打の永江選手を起用し、日ハムは宮西投手にスイッチ、
代打の代打で米野選手を起用してライト犠牲フライを放って1点差。
さらに、木村選手に四球で2アウト満塁となるも、
渡辺直人選手はセンターフライに倒れて同点ならず。

7回表 この回から中郷投手が登板。キャッチャーに上本選手。
1アウトから西川・中田選手に連続ホームランを許して2失点。

7回裏 この回からクロッタ投手が登板。
熊代・栗山・浅村選手と三者凡退。

8回表
市川・中島・陽選手と三者凡退。

8回裏
1アウトから大崎選手がヒットとボークで2塁へ進むも、
ランサム選手と米野選手が倒れて無得点。

9回表 この回から十亀投手が登板。
大谷選手にタイムリーヒットを許して失点。

9回裏 この回からカーター投手が登板。
先頭の上本・渡辺直人選手が連続四球でノーアウト1・2塁とするも、
後続が倒れてしまって無得点。
試合終了、5−9で敗戦…

それでも打線に反撃ムードが出てきたことが幸いでしょうか。
4月のライオンズなら、3回に逆転された時点で消化試合になっているところでした。
それを6回の攻撃で盛り返し、突き放されはしたものの、
その後もチャンスを作ったことを考えれば、大きな前進ではあります。
あとは投打の噛み合い、信頼関係が再構築されていけば、
チームも本調子になっていくことが期待できますね。

明日こそはガンバレ、ライオンズ!!



4月30日 埼玉西武ライオンズ 2−3 北海道日本ハムファイターズ
(日)浦野(7回1/3)−宮西(2/3)−増井(1回)
(西)野上(6回)−ボウデン(1回)
 −中郷(1回)−豊田(1回)
(本)陽6号ソロ(7回表)
  中村剛也1号ソロ(9回裏)
日ハム
西武

9回に中村剛也の今季1号ホームランで追い上げるも、一歩及ばずに敗戦…
結局、3・4月はチームの歯車がかみ合わないままに終わった感じですね…
中村選手の復帰で、戦力的には大分楽になりましたが、それでも噛み合わない。
投手が抑えれば点が取れない、点を取ると投手が打たれる、
悔しいながらも今のチーム状態を象徴していますね。

1(遊)渡辺直人、2(右)大崎、3(左)栗山、4(二)浅村、5(指)中村剛也、
6(三)脇谷、7(一)森本、8(捕)炭谷、9(中)木村

1回表 ライオンズ先発:野上投手
2アウトから西川選手にライト前ヒットを許すも、中田選手はショートライナーで無失点。

1回裏 日ハム先発:浦野投手
渡辺直人・大崎・栗山選手と三者凡退。

2回表
2アウトから小谷野選手に四球を与えるも、後続を打ち取って無失点。

2回裏
先頭の浅村選手がセンター前ヒットを放つも、牽制に誘い出されるなどして無得点。

3回表
近藤・陽・大引選手と三者凡退。

3回裏
1アウトから住谷選手がエラーで出塁し、木村選手がヒットを放つも、
渡辺直人選手がサードゴロ併殺に倒れて無得点。

4回表
先頭の西川選手に死球を与えてしまい、2塁盗塁を決められ、
大谷選手にセンターオーバーのタイムリー2ベースを打たれて1失点。

4回裏
先頭の大崎選手がライト前ヒットで出塁し、2塁への盗塁と悪送球で3塁へ!
しかし、栗山・浅村選手と連続三振に倒れ、
中村選手の四球の後、脇谷選手がピッチャーライナーに倒れて無得点。

5回表
2アウトから陽選手に四球を与えるも、後続を打ち取って無失点。

5回裏
森本・炭谷・木村選手と三者凡退。

6回表
先頭の西川選手に2ベースを許し、
大谷選手にライト前タイムリーヒットを打たれて1失点。
その後の1アウト満塁のピンチは何とか抑える。

6回裏
先頭の渡辺直人選手が四球で出塁するも、大崎選手はファーストゴロ併殺。

7回表 この回からボウデン投手が登板。
陽選手にライトスタンドへのソロホームランを許して1失点。

7回裏
浅村・中村・脇谷選手と三者凡退。

8回表 この回から中郷投手が登板。
小谷野・佐藤・近藤選手と三者凡退。

8回裏
先頭の森本選手が2ベースヒットで出塁するも、代打のランサム選手はレフトフライ。
木村選手は四球を選び、ワイルドピッチで進塁し、
渡辺直人選手が四球を勝ち取って1アウト満塁となるも、
代わった宮西投手の前に大崎選手がファーストゴロでこの間に1点を返すも、
栗山選手は空振り三振に倒れて1点止まり。

9回表 この回から豊田投手が登板。
ランナーを出すものの無失点。

9回裏 この回から増井投手が登板。
1アウトから中村剛也選手にホームランが飛び出して1点を返し、
脇谷・森本選手の連続四球で1アウト1・2塁とするも、
上本選手と代打の熊代選手が空振り三振に倒れて3アウト。
試合終了、2−3で敗戦…

救いはやはり中村剛也選手に一発が出たことでしょう。
その後は点数が取れなかったものの、明らかに雰囲気が変わり、
押せ押せのムードになりましたから、
やはりホームランは試合の局面を大きく変えてくれます。
5月は反撃できるように、この一発が繋がってくれることを期待したいです。
明日こそはガンバレ、ライオンズ!!



4月29日 埼玉西武ライオンズ 4−1 北海道日本ハムファイターズ
(日)メンドーサ(7回1/3)−武田久(2/3)
(西)牧田(7回)−十亀(2/3)
 −ウィリアムス(1/3)−高橋(1回)
日ハム
西武 ×

9・1・2番が繋がっての4得点! 継投で凌いでの快勝!
今日の試合は打線の組み換えが上手く行きましたね。
正直に言えば、非常手段だとは思うものの、
ベテランの渡辺直人選手を1番に起用し、大崎選手を2番起用、
機動力の面を考えると心許なくはあるのですが、
それでも今日の相手バッテリーは外国人投手のメンドーサ投手と、
捕手としての経験が浅い近藤選手ということで、
渡辺直人選手も積極的に走るなど、足を絡めた攻撃を見せることができました。

できれば、1・2番は固定したいのですが、固定できるほどに活躍していないだけに、
当面は日替わりになると思われますが、2人の活躍は今後に生きてくるでしょうね。
経験のある選手が起用された場面でしっかりと成績を残してくれると、
チームに幅というか、厚みが出てきますよね。

1(遊)渡辺直人、2(右)大崎、3(左)栗山、4(二)浅村、5(一)中村剛也、
6(三)脇谷、7(指)ランサム、8(捕)炭谷、9(中)木村
◆昨日、岡本篤志投手と山崎浩司選手が1軍登録抹消。田中投手と米野選手が1軍登録。

1回表 ライオンズ先発:牧田投手
1アウトから西川選手にセンター前ヒットを許すも、
炭谷捕手が2塁盗塁を刺すなどして無失点。

1回裏 日ハム先発:メンドーサ投手
先頭の渡辺直人選手がライト前ヒットで出塁し、大崎選手の送りバントで2塁へ進めるも、
栗山・浅村選手が凡退して無得点。

2回表
2アウトから大引選手に2ベースを許すも、後続を打ち取って無失点。

2回裏
中村・脇谷・ランサム選手と三者凡退。

3回表
中島・陽・西川選手と三者凡退。

3回裏
1アウトから木村選手がセンター左を抜く2ベースヒットで出塁し、
2アウトから大崎選手がセンター前タイムリーヒットを放ち、1点を先制する!

4回表
先頭の大谷選手に四球を与えてしまうも、
中田選手のレフト線へのフライを栗山選手がスライディングキャッチしてアウト!
さらにミランダ選手のセンター手前の打球を木村選手がスライディングキャッチアウト!

4回裏
1アウトから中村選手がセンター前ヒットで出塁するも、脇谷選手はセカンドゴロ併殺。

5回表
1アウトから近藤選手にヒットを許し、
中島選手の送りバントと陽選手への四球で2アウト1・2塁となるも、
西川選手を空振り三振に取って無失点。

5回裏
2アウトから木村選手が四球で出塁し、2塁への盗塁を決めると、
渡辺直人選手がセンター前タイムリーヒットを放ち、1点を追加!
さらに、渡辺直人選手が2塁盗塁を決め、
大崎選手のピッチャー返しのセンター前タイムリーヒットでもう1点を追加!

6回表
大谷・中田・ミランダ選手と三者凡退。

6回裏
先頭の浅村選手がレフト前ヒットで出塁するも、中村選手がショートゴロ併殺。

7回表
先頭の佐藤選手にライトスタンドへのソロホームランを許して1失点。

7回裏
2アウトから木村選手が四球で出塁するも無得点。

8回表 この回から十亀投手が登板。
1アウトから西川選手にセンター前ヒットを許し、
大谷選手をピッチャーゴロに打ち取るも、2塁への送球が少し逸れて併殺を取れず。
仲村田選手にヒットを許して2アウト1・2塁。
ここでウィリアムス投手が登板し、ミランダ選手を空振り三振に取って無失点。

8回裏
先頭の大崎選手がレフト前ヒットで出塁し、代走の斉藤選手が2塁盗塁成功!
栗山選手は空振り三振に倒れるも、代わった武田久投手から
浅村選手がレフト左を抜くタイムリー2ベースを放ち、1点を追加!

9回表 この回は高橋投手が登板。センターに熊代選手等。
三者凡退。
試合終了、4−1でライオンズが勝利!

若手では木村選手が久々のヒットを放ち、盗塁を決めるなど、
攻守に渡ってチームの勝利に貢献してくれました。
オープン戦からおよそ2ヶ月が経とうとしており、このGWの連戦が疲れのピークでしょうが、
ここを乗り越えればレギュラーが見えてくるだけに、もう一踏ん張りして貰いたいですね。
三振は多いものの、相手投手を脅かすだけの長打力と脚力を持っていますから、
この連戦が終わったら、1番打者として使うのも手ではないかなと思います。



明日は野上投手が先発です。
カード負け越しが続いてしまっているだけに、
明日の試合を勝ってこの泥沼から抜け出したいですね。
打線はある程度点数が取れるようになってきましたから、
あとは投手が得点直後をしっかりと抑えること、試合の主導権を握ってもらいたいです。
明日もガンバレ、ライオンズ!!




応援日記一覧に戻る

〔FTcomのindexへ〕