1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (ロ)成瀬(3回)−西野(2回)−レデズマ(1回)−服部(2回) (西)牧田(4回)−増田(1回1/3)−高橋(1回2/3) −岡本篤志(1回)−山本(1回) (本)サブロー5号ソロ(2回表) 浅村27号2ラン(1回裏)、ヘルマン4号ソロ(8回裏) |
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ロッテ | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | ||||
西武 | 2 | 2 | 0 | 3 | 0 | 2 | 0 | 1 | × | 10 |
結果的に両チームの勢いの差が出た試合となりましたね。 4位から連勝で一気に2位へと駆け上がったライオンズと、 主力の故障者が目立ち始めて失速したロッテ、その差がそのまま出ました。 クライマックスシリーズの前哨戦とも言うべき試合で、本拠地開催権をかけた試合で、 今年は別にしてもライオンズは千葉マリンにあまり良い印象を持っておらず、 逆に今年のロッテは西武ドームに相性が悪くやられ気味、 それだけに、2位で本拠地開催権を得ることは非常に意味が大きかったわけで、 その前哨戦を制することができたのはライオンズにとって大きな意味を持ちます。 試合の方に話を戻しますと、打点王決定的な浅村選手の先制2ランで始まり、 久々の先発となった成瀬投手を打ち込んで実戦登板を難しくし、 また、後半戦少し調子を落としている西野投手を打ち込むなど、内容的にも収穫は多かったです。 リリーフ陣も相変わらず好調で、ルーキー左腕の高橋投手のプロ初勝利は嬉しいニュースですね。 ただ、短期決戦を考えれば、先発投手の重要性は非常に高く、 その意味では牧田投手がピリッとしなかったのは残念でした。 まぁ、調子を見たというよりも、中4日登板を考慮してのことだと思いますので、しっかり合わせて来るでしょう。 岸・牧田投手の順で3戦目が誰が来るのか。 野上投手を持ってきて、次のシリーズから中継ぎなのか、十亀投手を持ってくるのか。 先発投手のやり繰りも注目です。
さて、試合後は石井一久投手の引退セレモニーが行われたわけですが、 最後に自分が投げるのではなく、息子に投げさせて捕手役を務めた辺りはほのぼのとしました(*^^*) 普通はどういう状態であろうと、自分が投げるもんですがね(^^; 自分の息子や若い世代を立てる石井投手らしさを感じました。 将来的にはヤクルトや西武で指導者として、監督として、若い選手を育ててもらいたいです。 話を少し戻して、石井一久投手の加入はライオンズにとって非常に大きかったと思います。 当初はヤクルト時代のマイペースなイメージが強く、わが道を往くという感じなのかと思いましたが、 ライオンズに入ってからは個人記録への執着を一切見せず、常に「記録よりも優勝したい」と公言し、 自分よりもチーム優先の姿勢を全面に打ち出していました。 考えてみますと、2008年当時のライオンズは、90年代後半の大砲不足から繋ぎ役よりも大砲を重視し、 カブレラ・中島選手、そして中村剛也選手と、スラッガータイプを揃え、 投げては松坂投手や菊地雄星投手といったスターを揃えた一方、 かつての黄金時代のようなチームとしての総合力はなく、個人で戦っている雰囲気がありました。 そこに石井一久投手が加入し、チームを優先したことで、再び一体感が生まれたように思えます。 ヤクルト時代は逆に野村監督の下でチーム優先でしたから、 そういう意味では石井一久投手は状況によって生き方を柔軟に変えられる人間なのかもしれませんね。 それも迎合するのではなく、集団にとって良い方向へ変えられる人間、 そういった人間力が最大の持ち味だったのかもしれません。 現役生活お疲れ様です。野球界だけでなく、あらゆる分野での活躍を期待したいですね。 |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (西)十亀(4回)−増田(2回)−野上(1回0/3) −高橋(2/3)−サファテ(1/3)−涌井(1回) (日)吉川(6回0/3)−河野(1/3)−宮西(1/3) −増井(1回1/3)−矢貫(1回) |
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西武 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 2 | 0 | 0 | 4 | ||||
日ハム | 1 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 |
10試合連続登板は日程次第のところがあるので、何とも言えませんが、 1週間のうち6日連続で投げ、しかも全6試合でセーブを上げるって凄くないですか? チームが6連勝するのは勿論、その最後を全て投げているわけで、 近年で6連投するのも珍しいわけで、聞いたことがない記録です。 涌井投手には頭が下がる思いで、シーズン前半の不振のイメージを完全に払拭しましたね。 FA権の行使が噂されていますが、これならチームも宣言残留を認めて、 全力で引止めに行く素晴らしい内容と働きです。 今日の試合でロッテが負けたため、ゲーム差は0.5。 ロッテは2試合残していますが、引き分けの分だけライオンズが上回るので、 ライオンズのシーズン最終戦直接対決において、勝った方が2位ということになります。 3位滑り込みだけでなく、2位を狙える位置に来たわけですから、貪欲に狙って欲しいですね。 千葉マリンでやるのと、西武ドームでやるのとでは大違いですから。 火曜日の最終戦がCS1stステージの結果を占うといっても過言ではなさそうです。
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1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (西)岸(8回)−涌井(1回) (楽)宮川(4回)−辛島(3回)−則本(2回) (本)中村剛也4号ソロ(9回表) |
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西武 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | ||||
楽天 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
なにはともあれ、3位以上確定したことはめでたいですね。 9月上旬の頃は正直ダメかと思いましたが、終盤によく盛り返してくれました。 先週から、というよりも、その前の9月下旬の時期から上位チームとの対決が続き、 9月24日からの楽天3連戦、ソフトバンク・ロッテ戦、 ロッテ・ソフトバンク・楽天との5連戦と来たわけですが、 いずれも1〜2点差で、展開も1点を争う好ゲームが多く、 よくこれだけ接戦を拾えることができたな、と思います。 おそらくプレーしている選手も自信や手応えを感じているのでしょう。 そうでなければ、これだけの厳しい戦いを折れることなく戦うことはできません。 接戦をものにしてCS出場を決めた、選手の方々に「天晴れ!」ですね。 戦力的には、やはり片岡選手と中村剛也選手が復活したのが非常に大きく、 片岡選手は俊足巧打に堅守で繋ぎもできると、チーム内に安心感を与えてくれる存在で、 片岡選手がいることでチーム全体が引き締まりました。 また、中村剛也選手は相手チームにとって脅威となる存在であることは間違いなく、 チームの外にプレッシャーを与えてくれる存在ですね。 中村選手の存在感が、それまで不振にあえいでいた秋山選手を救いましたし、 前後の打者により良い環境を与えているように思えます。 投手陣では涌井投手の復活が大きく、リリーフ・抑えへの配置転換が見事にはまりました。 先発時はまるでキャッチボールかと思うほど、腕の振りが弱くなってしまっていましたが、 試行錯誤しているうちに、高校時代の教えに戻ることを決め、 とにかく腕を振って投げること、それによって高い奪三振率を誇る投手へと生まれ変わりました。 スライダーやフォークといった変化球で空振り三振を取るのではなく、 ストレートを振らせて空振り三振を取る、 糸を引くような涌井投手のストレートが戻ってきました。 涌井投手の復活によってリリーフの層が厚くなりましたし、良い活躍だったと思います。 あとは僅かに2位の可能性が残っているので、 明日の試合も勝利して、今度はロッテとの対決を制したいですね。
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1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (西)岡本洋介(3回2/3)−野上(1回1/3)−大石(2/3) −高橋(1回)−サファテ(1回1/3)−涌井(1回) (楽)美馬(2回1/3)−福山(2/3)−ダックワース(2回) −青山(1回)−金刃(1回)−斎藤隆(1回)−長谷部(1回) (本)ジョーンズ26号3欄(3回裏) |
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西武 | 0 | 0 | 4 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 6 | ||||
楽天 | 0 | 0 | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 |
今日も快勝しました! とはいえ、リリーフ陣はさすがに疲れを見せ始めましたね。 特にプロでのリリーフ経験の浅い高橋投手と涌井投手はそろそろ休ませることも必要かと。 明日はさすがに配慮せざるを得ませんね。 きっと予告先発の岸投手が最後まで投げてくれることでしょう。 さて、打線の方ですが、2日の試合では栗山選手が、3日の試合では片岡・中村選手が、 今日の試合では浅村選手と秋山選手が活躍するなど、 打線の得点の取り方も様々ですが、今の打順の並びがヒットしていますね。 1番ヘルマン・2番片岡・3番栗山・4番浅村・5番秋山選手と、 この5人はどこをどう切ったとしても、イニングの頭から始まれば1・2番になれます。 ヘルマン選手以外は全て1・2番を経験しており、足も使うことができますから、 攻撃の切れ目がありません。 その後には中村・坂田選手というクリーンナップを打てる選手が来るわけですから、 相手としては非常に嫌でしょう。 さらに、この打線の完成度を高め、3位確定・CSを勝ち抜いていって欲しいですね。
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1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (ソ)攝津(4回)−嘉弥真(2回) −柳瀬(1回)−ファルケンボーグ(1回) (西)増田(2回1/3)−川崎(0/3)−岡本篤志(2/3) −野上(2回1/3)−高橋(1回2/3) −サファテ(1/3)−涌井(1回) (本)片岡4号ソロ(4回裏)、中村剛也3号ソロ(8回裏) |
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ソフトバンク | 0 | 0 | 3 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | ||||
西武 | 0 | 1 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | × | 5 |
見事に福岡の仇を埼玉で返してくれましたね。 とはいえ、クライマックスシリーズ争いは、ここでようやくスタート地点に立った形で、 一つでも負ければ、あっさりと4位へと転落しえしまう危うい状況です。 それでも、半ば諦めかけていた3位への挑戦権がようやく得られたわけですから、 今の挑戦者の気持ちを失わずに、シーズンを駆け抜けていって欲しいですね。 ここ2試合で光っているのは、リリーフ陣の活躍で、 特にルーキーの高橋投手の活躍が光っていますね。 ドラフト指名時から期待は高かったものの、その時点で肩を故障していたこともあり、 キャンプからスロースタートで大幅に出遅れましたが、 チームが苦しい夏場に1軍昇格を果たし、 当初は四球率が高く、失点することも多かったのですが、左腕不足の状況もあって、 渡辺監督が我慢強く1軍で使うことによって育て、 今では怪我で登録抹消となっているウィリアムス投手以上の安定感を誇ります。 最大の長所は球の出所の見づらさで、 後ろが小さく、かつ、スリークォーターで腕の位置も低いため、 打者からすると非常にボールが見づらく、かつ140キロ中盤のスピードもあるため、 力勝負で三振を奪えるのが最大の魅力です。 ライオンズにとっては待望の左腕リリーバーが出てきてくれたという感じですね。 これまでは対左打者のワンポイントが多かったものの、 今日は内川・松田選手ら一流の右打者とも対戦し、抑えてくれるなど、 チームにおける重要度が非常に上がっています。 今は、高橋−サファテ−涌井の順が勝利の方程式ではないでしょうか。
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1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (ソ)寺原(5回)−森福(1回) −柳瀬(1回)−ファルケンボーグ(1回) (西)牧田(7回1/3)−高橋(1/3) −サファテ(1/3)−涌井(1回) (本)栗山12号ソロ(8回裏) |
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ソフトバンク | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | ||||
西武 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | × | 2 |
福岡の仇を埼玉で討つ! 3年前の逆転優勝を喫して以降、今年を含めて福岡では辛酸を舐めさせられっぱなし、 しかし、シーズン終盤を迎えてようやく反撃の機会がやってきました。 今日の試合も両チーム負けられない戦いで、1点を争う攻防で、 ライオンズは再三のピンチを迎えたものの、1失点に止め、 高橋投手への継投も見事に決まり、栗山選手の本塁打で勝ち越し、見事初戦を取りました。 とはいえ、この2連戦は2勝してこそ価値があるわけで、次の試合が大切ですね。
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1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (西)十亀(3回)−野上(2回2/3)−高橋(1/3) −大石(1回)−サファテ(1回)−涌井(1回) (ロ)藤岡(3回2/3)−上野(1回1/3)−南(2/3) −服部(1/3)−レデズマ(2回)−ロサ(1回) |
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西武 | 0 | 1 | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | ||||
ロッテ | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
これだけ熱いクライマックスシリーズ争いをしているのに、文化放送の中継なしは辛いっす(/o\) 西武ドームではインターネットライブあるんですかね? 期待したいところ。 序盤から両軍一進一退の攻防だったものの、 結果からすると、ヒットのわりに点数が入らない試合でした。 両チームとも先発投手の出来には不満の残るところでしょう。 十亀投手は3イニング連続で先頭打者を四球で歩かせており、 その後は最少失点で踏ん張ってはいるものの、苦しい綱渡りの投球でした。 早めの継投は致し方ないというところでしょう。 一方のロッテ・藤岡投手も点数を貰うと精神的に崩れていくところが直っておらず、 数字以上に信頼されないピッチングが続いているように見えます。 まぁ、ライオンズがその隙を上手く付いたというところでしょう。 打線は上手く分散が図られていて、ヘルマン・片岡選手、浅村・秋山選手、中村・坂田選手と、 調子の良い選手がそれぞれ連なっており、満遍なくチャンスを作ることができています。 個人的には栗山選手の活躍には物足りなさも感じているものの、 四球を選べるだけに、好調の打者を繋げることができています。 あとはどれだけ確実に点数を取れるか、ですね。 リリーフは野上投手が2勝上積みをして10勝到達、 まぁ、おまけみたいなものですが、現ソフトバンクの帆足投手も同じような形で10勝に到達し、 その後は左のエースとしてローテの軸になっていきましたから、 野上投手をこれを自信として今後の活躍に生かしていって欲しいです。
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1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 計 | (ロ)古谷(3回2/3)−上野(1回1/3)−レデズマ(2/3) −南(1/3)−ロサ(1回)−内(2回)−益田(2/3) (西)岸(7回)−サファテ(2/3)−涌井(1回1/3)−野上(1回) (本)浅村26号3ラン(3回裏)、秋山13号ソロ(4回裏) ブラゼル11号ソロ(2回表) |
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ロッテ | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 5 | ||||
西武 | 0 | 0 | 3 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1× | 6 |
この前はサヨナラ負け、今日はサヨナラ勝ち、 2・3位争いをしている3チームはどこも負けられないこともあって、接戦になっています。 どちらもライオンズの方が優勢に試合を進めていただけに、 詰めが甘いと言えば、それまでですが、そう簡単には勝てませんよね。 それでもチーム状態が一番いいのは間違いなく、勝てる試合を確実に勝つことが大事です。 涌井投手の抑え変更は正直驚きました。 終盤のこの時期なので、派手に動かすのは怖いものですが… 思い切りの良い配置転換だったと思います。 同点に追いつかれはしたものの、投球内容自体は悪くありませんでしたし、 この形で残り試合も勝ち抜いていって欲しいです。
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1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 計 | (西)岡本洋介(5回2/3)−高橋(1/3)−涌井(1回) −ウィリアムス(2/3)−サファテ(1回1/3)−大石(2/3) (ソ)オセゲラ(5回1/3)−柳瀬(2/3)−嘉弥真(1回) −森福(1回)−五十嵐(1回) |
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西武 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 6 | ||||
ソフトバンク | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 2 | 1 | 1× | 7 |
8回に追加点を取った場面までは、完全な勝ち試合だったんですけどね… 今の両チームの勢いを象徴する展開で、鬼門の地・福岡も関係ない、 ほぼ完璧な試合運びをしていました。 しかし、最近調子が落ちていたウィリアムス投手とサファテ投手が… ウィリアムス投手は余計な四球がなぁ… 山崎選手への四球が効きました。 最近は2人とも不安定な投球が多く、ここに来ての不安要素ですね。 内容的にも涌井投手が一番いいので、場合によっては順番を変えるかもしれません。 痛い1敗を喰らったことは確かですが、気持ちを切り替えて次の試合を勝っていって欲しいです。 直接対決はまだ2試合あり、もう福岡での試合はないわけですからね(苦笑)
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