2013年西武ライオンズ応援日記

6月23日 埼玉西武ライオンズ 9−9 オリックスバファローズ

10 11 12 (オ)西(4回1/3)−平井(2/3)−前田(1回)
 −比嘉(1回)−岸田(1回)−平野(2回)−佐藤(2回)
(西)岸(6回1/3)−川崎(1/3)−岡本洋介(1/3)
 −岡本篤志(1回)−サファテ(1回)−増田(1回)
 −岩尾(1回)−小石(1回)
(本)栗山5号ソロ(7回裏)
  バルディリス10号2ラン(4回表)、李大浩11号ソロ(9回表)
オリックス
西武

継投ミスで試合がもつれて、野手陣の頑張りで勝ち越し・再度同点とするも、延長12回引き分けに。
今日の試合の評価は難しいですねぇ…
…少なくとも、延長12回裏、送りバント2つ失敗して併殺試合終了という形でなければ、
野手陣がよく頑張ったと褒め称えて終われたと思うんですが…
あまりにも気が抜ける終わり方でしたよね…
別にそのまま引き分けでも良かったから、もう少しマシな終わり方をして欲しかったです。とほほ。
そうなってくると、レギュラー野手陣(秋山・栗山・浅村・ヘルマン・大崎選手ら)はよく頑張りました、
首脳陣を始め、控えクラスは「馬鹿じゃないの」という評価で落ち着くように思われます。
もうレギュラー野手陣の意地だけで引き分けに持ち込んだ試合でしたね。

混戦となった根本的な原因は、渡辺監督の継投ミスです。
ポイントとなったのは7回表1アウト1・3塁で坂口選手を迎えたところで、
先発の岸投手を諦めて、左の川崎投手に交代させた場面ですね。
昨日の試合で、私は十亀投手を続投させて川崎投手を使わなかったことを確かに批判しました。
昨日の試合では十亀投手が再三のピンチを切り抜けた後であって、
打席に迎えた糸井選手にはヒットを許しており、その前の打席も良い当たりをされていたからです。
しかし、今日の岸投手は4回にバルディリス選手に不用意なカーブをホームランされていただけで、
それ以外は特にピンチらしいピンチはなく、相手クリーンナップに警戒したぐらいで、
球数も105球とそれほど苦労している感じはありませんでした。
打席に迎えていた坂口選手も3打席ノーヒットに抑えており、
糸井選手とは違って嫌な雰囲気を受ける打者でもありませんでした。
つまり、昨日の試合の十亀投手が糸井選手へ続投した状況と、
今日の試合で岸投手を降板させて、坂口選手に対して川崎投手を送った状況はまるで違っており、
岸投手をマウンドから下ろした理由がさっぱり分からないのです。
昨日の井川投手のように、何かアクシデント的なものがあったぐらいしか考えられないのですが、
そういった雰囲気もなかっただけに、この交代には首をひねらざるを得ませんでした。
結局、川崎投手は四球を与えてチャンスを広げてしまい、川端選手に2点タイムリー2ベースを許し、
糸井選手に犠牲フライを打たれて同点にされて降板、
その後は岡本洋介投手が抑えてなんとか同点で済みましたが、手痛い継投ミスになったのは確かです。

その後は栗山選手の勝ち越しホームランなどで2点をリードするも、
課題である8回の継投では岡本篤志投手をマウンドに送り、
バルディリス選手に2ベース、後藤選手にヒットを許して1アウト1・3塁とピンチを招いてしまいます。
2人とも追い込むまではコーナーにボールが行っているのですが、
最後の決め球が真ん中に入ってヒットを打たれてしまうという内容で、あまりにも不安定な投球でした。
その後はピンチで気合が入ったのか、伊藤選手を空振り三振、
代打の高橋信二選手をショートゴロに打ち取るも、永江選手がまさかのトンネルエラー。
永江選手のプレーは責められるべきだと思いますが、
不安定なことを承知で8回のマウンドに送ったベンチ、
そしてやはりピンチになるまでピリッとしない岡本篤志投手のリズムの悪い投球、
それらが永江選手のタイムリーエラーという結果を呼び込んだように思えましたね。話にならんです。

9回はサファテ投手をマウンドに送りましたが、2アウトから李大浩選手に一発を浴びて同点に。
力勝負できるのがサファテ投手の良いところだと思いますが、
状況的に絶対にホームランだけは避けなければならない場面でしたから、
そこで一発を許してしまうようでは抑えとして話になりません。
最悪の場合は、四球で歩かせたっていいわけですよ。単打でも良しの場面。
先頭打者を出すのと、2アウトからランナーを出すのとでは大違いなのですから、
抑えを務めるなら、それぐらいの割り切りはしっかりとしてもらいたいものです。

こんな形で2度の継投ミスと組み立てミス、3度のミスがありながらも、
引き分けで済んだというのは良しとしなければならないかもしれません。
出てくる場面は違ったものの、個人的にリリーフの柱にと期待していた
左の川崎投手と右の岩尾投手が打たれてしまったこともあり、個人的にもあまり強く言えないです。
ただ、もう少し使う場面を考えていれば、失点を防げたのではないかとも思えるだけに、
なんとなく嫌な感じの試合の終わり方でしたね…
渡辺監督と光山バッテリーコーチ、杉本投手コーチは猛反省し、
もう一度、リリーフの使い方を考え直してもらいたいです。

1(中)秋山、2(二)鬼崎、3(左)栗山、4(一)浅村、5(三)ヘルマン、
6(右)大崎、7(指)カーター、8(捕)炭谷、9(遊)永江

1回表 ライオンズ先発:岸投手
坂口選手、高めストレートでサードファールフライ。
川端選手、外角低めストレートのボール球を振らせて空振り三振!
糸井選手、外角低めストレートでファーストゴロ、浅村選手が飛びついて捕ってアウト!

1回裏 オリックス先発:西投手
秋山選手、内角低めスライダーに空振り三振。
鬼崎選手、フルカウントからのストレートに空振り三振。
栗山選手、内角低めストレートを打って一二塁間抜くヒット! 2アウト1塁。
浅村選手、初球の外角スライダーにショートゴロ。

2回表
李大浩選手、初球の外角高めストレートを打たれてセンター前ヒット。
バルディリス選手、初球の低めカーブでサードゴロ併殺!
辻選手、フルカウントからの外角高めカーブを打たれてレフト前ヒット。
後藤選手、外角高めストレートでレフトフライ。

2回裏
ヘルマン選手、内角低めストレートを打ってライト前ヒット! ノーアウト1塁。
大崎選手、初球の外角高めストレートを打ってライト前ヒット! ノーアウト1・2塁。
カーター選手、カウント2−1から外角低めチェンジアップにライトフライ。1アウト1・2塁。
炭谷選手、外角ストレートを打つも高いバウンドのピッチャーゴロ。2アウト2・3塁。
永江選手、内角高めスライダーに見逃し三振。
◆この回…なんとかカーター選手が打ってくれないと点数にならない。
     NPBでのブランクがあるから、即結果を求めるのは酷だとは思うが…
     役割的にはヘルマン選手と大崎選手が1・2番として機能している。それじゃダメなの?

3回表
伊藤選手、外角ストレートで空振り三振!
安達選手、ストレートでショートフライ。
坂口選手、外角カーブでセンターフライ。

3回裏
秋山選手、高めチェンジアップを打ってセンターオーバーの3ベースヒット! ノーアウト3塁。
鬼崎選手、ツーナッシングから外角チェンジアップを打ってライト前タイムリーヒット!
栗山選手、ファールで粘るもフルカウントから8球目の低めチェンジアップにレフトフライ。1アウト1塁。
浅村選手、ファールで粘るも8球目の内角高めストレートにキャッチャーファールフライ。2アウト1塁。
鬼崎選手がヘルマン選手の打席で2塁盗塁成功! さらに捕手の悪送球の間に3塁へ、2アウト3塁。
ヘルマン選手、フルカウントからの外角低めスライダーに空振り三振。
◆この回…もう1点欲しいところだったが、秋山選手の3ベースでチャンスを作り、
     鬼崎選手が追い込まれながらもよくタイムリーを放ってくれた。盗塁もお見事!
     これで対右投手のセカンドは確定か?

4回表
川端選手、高めカーブでサードのヘルマン選手が飛びついて捕って1塁送球アウト!
糸井選手、カウント1−3から四球。
李選手の打席で糸井選手が2塁盗塁成功。
1アウト2塁。
李選手、外角カーブで空振り三振! 2アウト2塁。
バルディリス選手、カーブを捉えられてレフトスタンドへの2ランホームラン…
辻選手、低めストレートでライトフライ。
◆この回…不用意な四球が失点に繋がってしまう。こういう失点は勿体無い。

4回裏
大崎選手、低めチェンジアップを打つもライトフライ。
カーター選手、内角低めストレートに見逃し三振。
炭谷選手、フルカウントからの外角高めチェンジアップにショートフライ。

5回表
後藤選手、死球。
伊藤選手、送りバント成功。1アウト2塁。
安達選手、フルカウントからの外角低めチェンジアップで空振り三振!
坂口選手、外角低めチェンジアップでショートライナー。
◆岸投手…今のところはバルディリス選手への一球だけか。
     ストレートの走りも良いだけに、変化球の投げ間違えに注意したい。

5回裏
永江選手、初球の外角スライダーにファーストゴロ。
秋山選手、ファールで粘ってフルカウントから8球目を選んで四球で出塁、1アウト1塁。
鬼崎選手、初球にエンドランを仕掛けて外角高めストレートを打つライト前ヒット! 1アウト1・3塁。
栗山選手、フルカウントからの外角低めチェンジアップを打ってセンター前タイムリーヒット!
浅村選手、初球の外角高めストレートを打ってライト前ヒット! 1アウト満塁。
ヘルマン選手、外角低めスライダーを打って右中間への2点タイムリーヒット! 1アウト1・2塁。
ここでオリックスは投手交代、平井投手が登板。
大崎選手、外角低めスライダーにレフトフライ。2アウト1・2塁。
カーター選手、外角低めフォークを打ってセンター前タイムリーヒット! 2アウト1・2塁。
炭谷選手、低めシュートに見逃し三振。
◆この回…久々にホームランなしで繋がりのある攻撃ができた。
     鬼崎選手のエンドラン成功とチャンスの作り方も良く、
     栗山選手が追い込まれながらも難しい変化球をよく打ち返してくれた。
     続いた浅村選手に、ヘルマン選手も素晴らしい勝負強さ!
     加えて、カーター選手に今季初ヒット&初打点をマークしたのも大きく、今後の活躍に期待!

6回表
川端選手、ファールで粘られるもフルカウントから8球目の外角カーブでレフトフライ。
糸井選手、フルカウントからの外角高めストレートを打たれてライト前ヒット。
李選手、ランエンドヒットで外角高めストレートのボール球でファーストゴロ。2アウト2塁。
バルディリス選手、追い込むものの死球。2アウト1・2塁。
辻選手、初球の内角高めスライダーでピッチャーゴロ。

6回裏 この回から前田祐二投手が登板。
永江選手、外角低めストレートを打つもショートライナー。
秋山選手、外角低めスライダーにセカンドゴロ。
鬼崎選手、外角低めスライダーに空振り三振。

7回表
後藤選手、内角高めストレートで見逃し三振!
伊藤選手、低めカーブを打たれてレフトへの2ベース。
安達選手、外角高めストレートを打たれてライト前ヒット。
1アウト1・3塁。
ここでライオンズは投手交代、川崎投手が登板。
坂口選手、フルカウントから四球。1アウト満塁。
川端選手、初球の外角低めストレートを打たれてライト線へのタイムリー2ベース。1アウト2・3塁。
糸井選手、内角ストレートを打たれてライトへの犠牲フライ。2アウト3塁。
ここでライオンズは投手交代、岡本洋介投手が登板。
李選手、外角高めストレートでライトフライ。
◆この回…何で岸投手を代えたのか理解できない。昨日、十亀投手を代えずに打たれたから?
     だけど、球数も100球そこそこで、坂口選手に打たれている印象はなく、
     交代するとすれば、糸井選手へのワンポイントだったのではないかと思うが…
     何かアクシデントがあったのなら話は別だが、そうでないとすれば変な継投と言わざるを得ず。
     その後も岡本洋介投手が出てきたのは驚いた。こういう場面で岡本篤志投手だと思ったが。
     1軍昇格の時は敗戦処理と思ったが、まさかの勝ちパターンなのか。すげー抜擢だわ。
     それにしても、最後はよく抑えた。再度勝ち越しを狙いたい。

7回裏 この回から比嘉投手が登板。
栗山選手、高めシンカーを捉えて左中間スタンドへのソロホームラン!
浅村選手、外角低めカーブを打ってレフトへ落ちるラッキーな2ベースヒット!
 ノーアウト2塁。
ヘルマン選手、セーフティ気味の送りバント成功、1アウト3塁。
大崎選手、初球の外角高めカーブを打ってセンター犠牲フライ!
カーター選手、外角高めシンカーを打つもライトフライ。
◆この回…正直まさかの栗山選手の勝ち越し弾! チームの継投ミスを救う一発となってくれた。
     その後もヘルマン選手に送りバント、大崎選手の犠牲フライと堅く1点を取ることができた。
     あとは8回のピッチャー次第だが、どうなりますか。

8回表 この回から岡本篤志投手が登板。
バルディリス選手、良い形で追い込むもスライダーを打たれてレフトへの2ベース。
辻選手、良い形で追い込んで、真ん中のフォークで空振り三振! 1アウト2塁。
後藤選手、初球の外角低めストレートを打たれてライト前ヒット。1アウト1・3塁。
伊藤選手、外角ストレートで空振り三振! 2アウト1・3塁。
代打の高橋信二選手、外角スライダーでショートゴロに打ち取るも、
ショートの永江選手がトンネルしてしまうタイムリーエラー。
2アウト1・2塁。代走に縞田選手。
坂口選手、内角ストレートでセカンドゴロ。
◆この回…永江選手は野手を代表して、こんな継投では勝てないという無言の抗議をした、
     と思いたい(苦笑)<トンネルエラー
     最終的にはピンチを切り抜けたけれども、なんだよ、この不安定感。
     追い込むまでは最高の球が行くも、最後は甘い球… 怖すぎ。
     ピンチになると最後まで良い球が行くんだけれど、それじゃ毎回ピンチを作るってこと?
     その前にホームランを打たれたら、どうすんの?

8回裏 この回は岸田投手が登板。
炭谷選手、外角低めストレートに空振り三振。
代打の上本選手、外角低めチェンジアップに空振り三振。
秋山選手、外角高めストレートに空振り三振。
◆上本選手…相変わらず外の落ちる変化球には全く合わないね。なんとかカットできればいいんだが。

9回表 この回はサファテ投手が登板。セカンドに山崎浩司選手、鬼崎選手がショートへ。
川端選手、低めフォークでボテボテのファーストゴロ。
糸井選手、外角高めフォークでサードゴロ。
李選手、低めストレートを捉えられてセンターへの同点ホームラン…
バルディリス選手、高めストレートを打たれてライト前ヒット。
代走に深江選手。
辻選手、外角高めストレートで空振り三振!
◆この回…9回2アウトから… 最悪、歩かせてもいいんだけど、そういうことしないよね、この人…

9回裏 この回は平野投手が登板。サードに山本和作選手。
鬼崎選手、外角低めフォークに空振り三振。
栗山選手、低めストレートを打つもセンターフライ。
浅村選手、低めスライダーに見逃し三振。

10回表 この回は増田投手が登板。
後藤選手、低めカーブを打たれて一二塁間抜かれるヒット。
伊藤選手、送りバント成功。1アウト2塁。
縞田選手、外角ストレートで空振り三振! 2アウト2塁。
坂口選手、低めスライダーでセカンドゴロ。
◆増田投手…なんか打たれてるのはカーブばかりじゃない?
      ストレートとスライダーだけの方がいいのかな? 少し使い方を考える必要あり。

10回裏
ヘルマン選手、ストレートを打ってセンター前ヒット! ノーアウト1塁。
大崎選手、送りバント成功、1アウト2塁。
カーター選手、外角ストレートに空振り三振。2アウト2塁。
代打のスピリー選手、敬遠気味の四球、2アウト1・2塁。
山崎浩司選手、ストレートを打つもライトフライ。
◆この回…カーター選手のサヨナラ打を期待したが… 残念。

11回表 この回は岩尾投手が登板、キャッチャーに星孝典選手。
駿太選手、外角低めフォークを打たれてレフト前ヒット。
糸井選手、初球の外角高めストレートを打たれてレフト前ヒット。
ノーアウト1・2塁。
李選手、カウント1−3から四球。ノーアウト満塁。
山本選手の打席でワンバウンドを星孝典選手が強く弾いてしまうワイルドピッチ、
この間に3塁ランナーホームイン…
 ノーアウト2・3塁。
山本選手、フルカウントからの内角ストレートでレフトへの浅いフライも、
バックホームの送球を星孝典捕手がこぼしてしまってセーフ、犠牲フライ。
1アウト2塁。
辻選手、初球の内角高めストレートでセカンドフライ。
後藤選手、ファールで粘られてフルカウントからの8球目外れて四球。2アウト1・2塁。
伊藤選手、外角ストレートを打たれるもセンター秋山選手がダイビングキャッチしてアウト!
◆この回…一押しの岩尾投手だっただけに打たれたのはショック…
     まぁ、2点で済んで良かったと考えるべきか。切り替えて同点・サヨナラと行こう!

11回裏 この回は佐藤達也投手が登板。
秋山選手、初球の外角ストレートを打ってレフトフェンス直撃の3ベースヒット! ノーアウト3塁。
鬼崎選手、外角高めスライダーに空振り三振。1アウト3塁。
栗山選手、フルカウントからの外角高めストレートに空振り三振。2アウト3塁。
浅村選手、外角低めスライダーを打ってレフト前タイムリーヒット! 2アウト1塁。
ヘルマン選手、外角低めスライダーを打って左中間への同点タイムリー2ベースヒット!
大崎選手、フルカウントからの外角ストレートを打つもセカンドゴロ。
◆この回…ノーアウト3塁が2アウト3塁となった時はどうなることかと思ったが、
     浅村選手とヘルマン選手がよくランナーを返してくれた。
     できれば、大崎選手もストレートに狙い球が絞れただけにサヨナラにして欲しかったが…
     まずは12回表を抑えて、最後のサヨナラを期待しよう!

12回表 この回は小石投手が登板。ライトに熊代選手。
縞田選手、ファールで粘られるもフルカウントから8球目の外角ストレートで空振り三振!
坂口選手、フルカウントからの外角ストレートで空振り三振!
駿太選手、外角低めスライダーでピッチャーゴロ。
◆小石投手…登板可能な投手の中で最後の登板ということで、緊張もしただろうが、
      フルカウントまで行きながらも、しっかりと三振を取って三者凡退で凌げた。
      これで負けはなくなったので、あとはサヨナラあるのみ!

12回裏
カーター選手、ストレートの四球で出塁、ノーアウト1塁。代走に斉藤選手を起用。
星孝典選手、送りバントを試みるもピッチャーフライ。1アウト1塁。
山崎浩司選手、送りバントを試みるもピッチャーフライで、1塁走者が戻れず併殺…

試合終了、9−9の引き分け…
◆この回…ふざけてんの? 2人とも明日からずっとバント練習してろよ。

打線は、1番秋山選手が2本の3ベースヒットに、逆転のきっかけとなる粘っての四球と3得点の活躍、
2番起用の鬼崎選手が先制タイムリーにエンドラン成功のヒットの2安打、
3番栗山選手が同点タイムリーに一時は勝ち越しとなるホームランの2打点の活躍、
4番浅村選手が延長11回に1点差へ追い上げるタイムリーを放つなど3安打の活躍、
5番ヘルマン選手が送りバントに2本のタイムリーと4安打3打点の大活躍を見せました。
一番活躍したのがヘルマン選手で、続いて秋山・栗山・浅村選手の3人、鬼崎選手と続く形です。
彼らは本当によく頑張りました。さすがレギュラーといった感じで、骨太な感じを受けますね。
秋山選手と浅村選手は間違いなく、新しいライオンズの顔です。素晴らしい活躍ですよ。

6番大崎選手と7番カーター選手はそれぞれ犠牲フライとタイムリーヒットと結果を残したものの、
カーター選手は延長10回の1アウト2塁のサヨナラのチャンスで凡退、
大崎選手は延長11回の2アウト2塁の場面で、浅村・ヘルマン選手がスライダーを打っての適時打で、
狙うはストレート一本という状況だっただけに、一気にサヨナラへ持ち込めなかったのは残念です。

一方で、トンネルエラーをしてしまった永江選手
送りバントを決められなかった星孝典選手山崎浩司選手
加えて、昨日バント失敗し、今日は全く出番がもらえなかった林崎選手は話になりません。
高卒2年目の永江選手は致し方ないにしても、中堅・ベテランの星孝典選手と山崎浩司選手は、
こういう一つのプレーができないだけで、もう二度と1軍の舞台で活躍できなくなってもおかしくありません。
中村剛也選手のようなホームランを打つ長打力も、片岡選手のような抜群の走力・盗塁技術も、
栗山選手のような抜群の選球眼の良さも、浅村選手のような思い切りの良さも、
秋山選手のような強肩と広い守備範囲と配球の読み、そういった特徴がまるでない選手なのですから、
コツコツと繋いでいくプレーをしっかりとこなせなければ、1軍に居る余地はありません。
厳しい言い方かもしれませんが、求められるプレーができないのならば、1軍に居る意味はなく、
それなら他の若い選手に経験を積ませた方が幾分かマシです。
そもそも、山崎浩司選手辺りは守備の評価で永江選手に負けていることを恥に思いませんと。
永江選手が本格化したら、もう出番は一切ありませんよ? もっと危機感を持ってプレーして欲しいです。
ここら辺は骨太ではなく、蹴ったら骨が折れちゃいそうなぐらいに弱弱しい存在ですねぇ…


さて、問題のリリーフ陣の整備ですが、現状では頭の痛いところです。
それぞれ課題を簡潔に挙げますと、
サファテ投手は直球の球威十分も、的を絞られないための配球の問題と、状況把握を正しくすること、
岡本篤志投手はピンチでない場面での詰めの甘さ、失投の多さが問題で、
川崎投手は勝負所でのコントロールの安定さを欠くところがあり、
岡本洋介投手は直球・カーブ・スライダーとレベルは高いものの決め球不足で、配球に決め手がなく、
増田投手はカーブを打たれることが多く、ストレートとスライダーの2択になりがちで、もう少し球速が欲しく、
岩尾投手は得意のフォークを振ってくれればいいものの、見逃されるとカウントを悪くして四球になりがち、
小石投手は左打者に怖さがあるフォームも、対右打者と荒れがちなコントロールが課題、
2軍では大石投手がサファテ投手と同じく変化球の精度の向上が課題で、
長田投手は飛ぶ統一球ということで球威不足を多彩な変化球でどれだけ補えるか、
他の投手は主にコントロールが課題、といったところになるでしょうか。

抑えは、消去法で、サファテ投手に任せるしかないでしょう。
最終的には大石投手か増田投手の日本人投手に担ってもらいたいものの、
現状ではサファテ投手の球威が勝っている印象です。
あとはバッテリーがどれだけ配球面で詰められるか、そこが課題ですね。

8回のセットアッパーは、逆算できる投手、一昨年前の許銘傑投手や昨年の長田投手が理想で、
余計なランナーを出さずに、9回に投げる抑え投手が相手を想定しやすい安定感あるタイプが必要です。
岩尾投手はフォークを見送られると四球の公算が高くなってしまうので、
ストライクゾーンで勝負できる増田投手大石投手岡本洋介投手らが候補となるでしょう。

ライオンズの場合は、先発投手がある程度投げてくれるので、7回は想定する必要がなく、
ピンチになったら岡本篤志投手という想定で十分でしょう。
ウィリアムス投手が戻ってくれば、この位置で投げさせてもいいかと思います。
左のリリーフとして、川崎投手をもう一度テストしてみたく、左のワンポイントなら小石投手もありです。
現在成長中の中崎投手が夏頃に戦力になってくれればという感じですね。

ロングリリーフ要員としては、岩尾投手武隈投手を推します。
相手がイケイケの状態なら、岩尾投手のフォークを必ず振ってくれるでしょうし、
武隈投手もチェンジアップを始めとする緩急の利いたピッチングができます。
彼らを先発早期KOの時のバックアップとして用意できるようになれば、リリーフの層も厚くなるでしょう。

ただ、客観的にはやはり8回が問題で、増田投手と大石投手がもう一皮剥けないと厳しいです。
期待込みで我慢強く使っていくか、それとも先発投手を1人リリーフに回すかどうか。
ベテランの西口投手と石井一久投手が先発で行けそうですし、
野上投手と涌井投手の結果次第では入れ替えも検討材料になると思います。
野上投手は短いイニングならスタミナ不足を補えますし、
涌井投手は昨年のリリーフの経験があります。
理想としては、2人とも先発で完投をしてくれるのが良いのですが、
今後の結果次第といった感じだと思います。
こうなってくると、梅雨の天気が恨めしい。2軍戦が思うようにできませんからねぇ…



火曜からは楽天との3連戦です。
初戦はおそらく、ここまで負けなしの田中投手が投げてくるでしょうから、
ここで黒星を付けられるように、チーム一丸となって戦っていって欲しいです。
あとは先発投手での勝ちから遠ざかっている野上投手と涌井投手がどういったピッチングを見せてくれるか、
特に涌井投手は先発に強い誇りを持っているようなので、
これでダメなら、完全に後がなくなってしまいますから、
絶対に勝つんだという強い気持ちを見せて欲しいですね。
火曜からはガンバレ、ライオンズ!!




6月22日 埼玉西武ライオンズ 0−2 オリックスバファローズ

(オ)井川(5回1/3)−比嘉(2/3)−岸田(1回)
 −佐藤達也(1回)−平野(1回)
(西)十亀(8回)−岡本洋介(1回)
オリックス
西武

チャンスであと一本が出ずに、粘投の十亀を見殺しにする完封負け…
チンチン! マダー?
チンチン! ホセ・オーティズ選手の再獲得、マダー?
チンチン! 川崎投手と高山選手の再トレード、マダー?
チンチン! マニー・ラミレス選手の獲得、マダー?
チンチン! チンチン! チンチン!

……
………そんなことを考えずにはいられない今日の試合でしたね… orz

今日の試合の最大のチャンスは4回裏で、先頭の栗山・浅村選手の連打でノーアウト1・2塁とし、
ヘルマン選手のライトフライで1アウト1・3塁となった場面でした。
ここでスピリー選手が打席に立つも、簡単に追い込まれてしまい、
チェンジアップを警戒していたのか、内角のストレートに手が出ずに見逃し三振。
浅村選手の盗塁で2アウト2・3塁と、一打逆転のチャンスを作ったものの、
熊代選手がセカンドフライに倒れて無得点と、やはりあと一本が出ませんでした。
スピリー選手は最終打席にヒットを放ったものの、3つの三振を喫するなど、サッパリでした…
たった一日にして、オーティズ選手を解雇したことを後悔することになるとは… 情けないです。

どんなに性格がチームにマッチしている人間であろうとも、
結果を残せなければ戦力にならないわけで、今はとにかく打てる選手が欲しいんですよ。
本当の意味での「ファッションモンスター」なマニー・ラミレス選手を獲得した方がいいんじゃないの?
この惨状を見ていると、そんなことを思ってしまいますね。
どうせ1ヶ月ほど経てば、「故郷が恋しくなった」と言って帰っちゃうでしょうから、
中村剛也選手が復活するまでの繋ぎと割り切って獲得しちゃえば、いいんじゃない?
これだけ貧打が続いてしまうと、そう考えちゃいますよ。

継投の面で言えば、致命的な2点目を与えてしまった7回裏2アウト1・2塁の場面、
左の糸井選手を迎えた場面で、継投は考えられなかったのか? 疑問が残ります。
今日の試合の中で、十亀投手が唯一投げにくくしていた感じの打者で、
実際にライトへの2ベースを許していて、前の打席も良い当たりのライナーと、合っていただけに、
継投は十分考えられる場面でした。
なのに、ここでトレード獲得した川崎投手をマウンドに送れないベンチ、
ファンからすれば、「高山選手を返してもらってこい!」と怒る場面ですよね。
リリーフの経験が豊富だから川崎投手を獲得したわけで、敗戦処理の左のワンポイントでいいなら、
若い投手に経験を積ませた方が全然いいですよ。
大事な場面で使うからこその川崎投手の獲得でしょう?
何のためにベンチに置いているのか、何のためにトレードで獲得したのか。
高山選手を放出した意味がないです。出された高山選手はラッキーでしたよね、本当に。
昨年までの実績で考えられて、このまま2軍漬けで戦力外だったのが、
阪神移籍後はホームランを放つなど、対左投手で活躍していますから。
いやはや、本当に出してあげて良かったですよ。
…そんな血行不順な選手起用をしてるから勝てないんですよ…

1(中)秋山、2(二)林崎、3(左)栗山、4(一)浅村、5(三)ヘルマン、
6(指)スピリー、7(右)熊代、8(捕)炭谷、9(遊)山崎浩司

1回表 ライオンズ先発:十亀投手
坂口選手、外角低めストレートでファーストゴロ。
駿太選手、高めスライダーでファーストゴロ。
糸井選手、初球の外角高めストレートでショートフライ。
◆浅村選手…どうやら、少し左肩に不安がある模様。昨日の交代理由はそれか。

1回裏 オリックス先発:井川投手
秋山選手、カウント2−2から肩口を掠める死球で出塁。ノーアウト1塁。
林崎選手、送りバントを試みるも打ち上げてしまってキャッチャーファールフライ。1アウト1塁。
秋山選手が栗山選手の打席で2塁盗塁成功! 1アウト2塁。
栗山選手、内角ストレートに空振り三振。2アウト2塁。
浅村選手、外角高めストレートのボール球を振ってしまって空振り三振。
◆林崎選手…送りバントはきっちり決めないと。これでは変わっていないと思われてしまう。

2回表
李大浩選手、外角低めスライダーでセカンド左への弱いゴロに打ち取るも、
セカンド林崎選手の悪送球エラー、記録はセカンド内安打と送球エラー。
ノーアウト2塁。
バルディリス選手、低めストレートで弱い当たりのセカンドゴロ、2塁走者は3塁へ。1アウト3塁。
後藤選手、外角カーブで空振り三振! 2アウト3塁。
辻選手、外角高めストレートを打たれてセカンド右を抜かれるタイムリーヒット…
山本和作選手、初球の外角スライダーでファーストゴロ。
◆林崎選手…今度は守備で2つのミス… 昨日とは違って酷い始まりになったなぁ…
      ここで終わるか、踏み止まるかは大きな違いだぞ。

2回裏
ヘルマン選手、低めチェンジアップに空振り三振。
スピリー選手、外角低めチェンジアップに空振り三振。
熊代選手、内角ストレートにセンターへの浅いフライ。

3回表
伊藤選手、外角低めスライダーで空振り三振!
坂口選手、内角スライダーでバットを折ってセカンド後方のフライ。
駿太選手、初球のストレートを打たれてライト前ヒット。
糸井選手、外角高めストレートを打たれて右中間への2ベース。
2アウト2・3塁。
李選手、フルカウントから四球。2アウト満塁。
バルディリス選手、フルカウントからの外角スライダーでライトフライ。
◆この回…危ない場面だったが、よく無失点で抑えてくれた。
     オリックスはタイムリー欠乏症らしいが、ウチよりマシに見えるけど…

3回裏
炭谷選手、2球目にセーフティバントを試みてファースト内安打! ノーアウト1塁。
山崎浩司選手、送りバント成功、1アウト2塁。
秋山選手、外角低めスライダーに空振り三振。2アウト2塁。
林崎選手、低めストレートに空振り三振。
◆この回…三振ばっかだね。まぁ、がんばれや。

4回表
後藤選手、内角低めストレートで空振り三振!
辻選手、初球の外角ストレートでショートゴロ。
山本選手、初球の外角低めカーブでセンターフライ。

4回裏
栗山選手、外角高めストレートを打ってレフト前ヒット! ノーアウト1塁。
浅村選手、初球の外角高めストレートを打ってファーストのグラブを弾くライト線へのヒット!
この打球を1塁走者の栗山選手が捕球すると判断して1塁へ戻ってしまい、
慌てて2塁へ向かい、間一髪セーフ、ノーアウト1・2塁。
ヘルマン選手、カウント1−3から高めスライダーを打って右中間のライトフライ、
2塁走者は3塁へ、1アウト1・3塁。
スピリー選手、内角低めストレートに見逃し三振。2アウト1・3塁。
浅村選手が熊代選手の打席で2塁盗塁成功! 2アウト2・3塁。
熊代選手、高めストレートにセカンドフライ。
◆この回…あと一本が出ねぇよ。チェンジアップに警戒してたら、ストレートでやられた形。
     打てない球を狙うな、打てる球を打て。

5回表
伊藤選手、高めストレートを打たれてセンターへの2ベース。
坂口選手、送りバント成功。1アウト3塁。
駿太選手、内角ストレートでキャッチャーファールフライ。
糸井選手、スライダーを打たれるもファーストライナー。
◆十亀投手…甘い球を打たれることもあるが、全体的には両サイドに散らせている。
      このまま粘り強い投球で味方の反撃を待ちたい。

5回裏
炭谷選手、高めスライダーに空振り三振。
山崎浩司選手、高めストレートにライトフライ。
秋山選手、フルカウントからの低めスライダーにセカンドフライ。

6回表
李選手、外角低めカーブで空振り三振!
バルディリス選手、内角ストレートを打たれてレフト前ヒット。
後藤選手、初球の外角シンカーを打たれてライト前ヒット。
1アウト1・2塁。
辻選手、外角高めカーブでショートゴロ併殺!
◆この回…両チームとも同じような拙攻が続いているなぁ(苦笑)
     そろそろ胸のモヤモヤが晴れるような攻撃を見せて欲しい。

6回裏
林崎選手、ファールで粘るも10球目外角ストレートのボール球を振ってしまって空振り三振。
栗山選手、フルカウントからスライダーを打って一二塁間抜くヒット! 1アウト1塁。
ここでオリックスの井川投手にアクシデント、爪が割れたようでそのまま交代に、
オリックスは2番手として比嘉投手にスイッチ。
浅村選手、内角ストレートに空振り三振。2アウト1塁。
ヘルマン選手、外角スライダーにライトファールフライ。

7回表
山本選手、内角カーブで見逃し三振!
伊藤選手、外角低めスライダーで詰まらせるもライト前に落ちるヒット。
坂口選手、ストレートの四球。
1アウト1・2塁。
駿太選手、初球の外角低めシンカーでショート後方のフライ、2アウト1・2塁。
糸井選手、内角カーブを打たれてライトフェンス直撃のタイムリー2ベース… 2アウト2・3塁。
李選手、フルカウントからの外角カーブで空振り三振!
◆この回…駿太選手には代打の関係で交代見送りは分かるが、その後はどうだったのか。
     結局、リリーフの不安がそのまま先発の続投になってしまった形に…
     打線が2点ぐらい返してくれよ、本当に。

7回裏 この回から岸田投手が登板。
スピリー選手、外角ストレートに空振り三振。
代打の大崎選手、初球の外角低めチェンジアップを打ってピッチャー強襲内安打! 1アウト1塁。
代打の上本選手、外角低めチェンジアップに空振り三振。2アウト1塁。
代打のカーター選手、フルカウントから外角低めストレートに空振り三振。
◆この回…どうやったら点数を取れるんだろうね。土下座したら点数入るかな? かな?

8回表 この回からショートに鬼崎選手。
バルディリス選手、初球の低めシンカーでショートゴロ。
後藤選手、内角低めシンカーでセンターフライ。
辻選手、ストレートでセンターフライ。

8回裏 この回から佐藤達也投手が登板。ショートに安達選手、山本選手がサードへ。
秋山選手、低めスライダーを打つも良い当たりもセカンドゴロ。
林崎選手、外角低めストレートに空振り三振。
栗山選手、フルカウントから外角低めストレートに見逃し三振。
◆この回…どうやったら点数を取れるんだろうか。2時間以上正座したら点数入るかな? かな?

9回表 この回から岡本洋介投手が登板。
山本選手、外角ストレートで空振り三振!
伊藤選手、外角スライダーで空振り三振!
坂口選手、ストレートの四球。
駿太選手、高めカーブでセカンドフライ。
◆この回…リリーフの順番って、どうなってんの? ロングリリーフ要員じゃないの?

9回裏 この回から平野投手が登板。
浅村選手、外角高めスライダーにピッチャーゴロ。
ヘルマン選手、ファールで粘るもフルカウントから外角低めストレートにショートゴロ。
スピリー選手、内角高めストレートに詰まるもセンター前ヒット! 2アウト1塁。
大崎選手、外角ストレートを打ち上げてしまってショートフライ。
試合終了、0−2で寒風負け。既に秋風が吹いているかのような寒さ…

昨日はプロ初ヒットを放つなど、良い1日を送った林崎選手でしたが、
今日は初回に送りバントを失敗してしまい、その後は3三振を喫してしまい、
守りでは2回に先頭打者の李選手のセカンドゴロを悪送球してしまってノーアウト2塁としてしまい、
辻選手のもう少しで捕れそうな打球を逸らしてしまってタイムリーにするなど、
攻守に渡ってチームの足を引っ張ってしまいました。
今日の試合ではミスを全く取り返せず、最悪の1日となってしまいましたね。
問題はここからで、このまま文字通り消えてしまうのか、
それとも1軍に踏み止まって活躍できるのかどうか、ここが林崎選手のプロ人生の境目です。
明日の試合ではしっかりと結果を残し、今日ダメだった分も取り返してもらいたいですね。

個人的に腑に落ちないのは、9回の岡本洋介投手の登板ですね。
岡本投手自身は悪くないです。
実際に四球を与えたものの、2三振を奪うなど、投球内容は良かったですし、
1軍昇格後、即結果が出たことは非常に喜ばしいことです。
しかし、チーム全体で考えてみると、リリーフ陣全体の登板機会が空いており、
まだサファテ投手へ繋ぐ継投が全く見えてこない状況で、
現時点で敗戦処理候補であった岡本洋介投手を登板させる意味が分かりません。
岡本洋介投手を大事な場面で使いたいというのなら、分からなくもないのですが、
川崎投手や増田投手、岩尾投手をどういう場面で使うのか?
また、シーズン序盤と同じように、先発に試合を任せて、リリーフの順番を決めておかず、
先発投手が疲れてきたら一気に負けが込んでしまう、同じことを繰り返すつもりなのでしょうか?
終盤の2点差という状況なら、勝ちパターンと同じテストができるわけですし、
実際に登板間隔が空いていたわけですから、勝ちパターン候補の投手をテストして欲しかったです。


打線は相変わらずチャンスで一本が出ず、
変化球で来るかなという場面でストレートを投げられて対応できないという形が多かったです。
まぁ、ぶっちゃけ、難しい球を打てとは言わないので、打てる球を打って欲しいです。
そんな相手のベストピッチを打てるほど能力高くないですよ、うちの打線は。
だから、ファールで粘りながら、足で揺さぶりながら、少しでも失投を投げやすい状況にして、
その失投を一発で仕留める、そういう野球をしたいんでしょ?
だから、そういう意識で野球をやってください。
ただ、突っ立ってるだけじゃ点数なんて入んないよ。



明日は岸投手が先発です。
現在の状況では打線の援護点はそう期待できないでしょうから、
延長12回を完封するつもりで投げていって欲しいですね(苦笑)
まぁ、そこまでは言いませんが、相手より先に失点することだけは避けてもらいたいです。

一方のオリックス先発は西投手。
今年は一度対戦があるも、チャンスを作りながらもあと一本が出ずに得点が取れていません。
今の打線では同じ轍を踏みそうで怖い感じもしますが、
その時に結果を残した秋山選手と浅村選手が打線を引っ張り、
大崎選手とカーター選手が新しいアクセントとなって、相手投手を攻略してもらいたいです。
明日こそはガンバレ、ライオンズ!!




6月21日 埼玉西武ライオンズ 2−0 オリックスバファローズ

(オ)マエストリ(5回1/3)−岸田(2/3)
 −平井(1回)−比嘉(1回)
(西)菊池雄星(7回)−岡本篤志(1回)−サファテ(1回)
オリックス
西武 ×

菊池雄星が粘りの投球で8勝目! プロ初安打の林崎がチャンスを作り、ヘルマンの適時打で勝利!
勝つには勝ったんですが… 気持ちの中はモヤッとしています。
それというのも、西武球団と渡辺監督の采配と自分の考え方にズレがあるからでしょうね。
勝利は嬉しいものの、なんとなく素直に喜べないモヤッとした不安があります。
まぁ、でも、そういうのは後に置いておいて、先に今日の勝利を喜びましょうか。

先発の菊池雄星投手は1〜3イニングまで全て先頭打者を出してしまうなど、
毎回のようにランナーを出す苦しいピッチングでしたが、
要所を締める投球で7回無失点にまとめてくれました。
立ち上がりは変に落ち着いていたというか、いつもより荒れていなかったことで、
逆にエンジンがかかりにくかったのかなと、そんな印象も受けましたね。
それでもピンチで粘ることができ、試合を作れる辺りは今季の大きな成長点でしょう。
最大のピンチは6回表で、糸井・李選手に連続四球を与えてしまい、
一時はどうなることかと思いましたが、後続を打ち取っての無失点。
アクセルを踏んだ時のストレートの球威は見事で、力で勝った印象でしたね。

こういった投球だったこともあり、球数は多めでしたが、
援護点を貰った後の7回は簡単に三者凡退で終わり、球数が122球でしたので、
もう1イニングは行き、球数次第では最後までと思っていましたが、
予想に反して8回のマウンドには上がりませんでした。
球数以上に疲れていたのかもしれないので、その是非は問えませんが、
できれば、もう1イニング投げて欲しかった気はします。
これからはカードの頭で投げるわけですから、リリーフには頼らず、
一人で最後まで投げきる強さも見せて欲しいですね。

1(中)秋山、2(二)林崎、3(左)栗山、4(一)浅村、5(三)ヘルマン、
6(右)大崎、7(指)カーター、8(捕)炭谷、9(遊)永江
◆クリス・カーター選手を支配下登録。ホセ・オーティズ選手を戦力外…
 昨日、武山選手と米野選手を1軍登録抹消。今日、岡本洋介投手とカーター選手を1軍登録。

1回表 ライオンズ先発:菊池雄星投手
坂口選手、内角ストレートを叩き付けられて三遊間抜かれるヒット。
川端選手、送りバントを試みるも菊池雄星投手が2塁送球アウト! 1アウト1塁。
糸井選手、低めスライダーで空振り三振! 2アウト1塁。
李大浩選手、高めストレートでライトフライ。
◆菊池雄星投手…先頭打者を出したものの、荒れ球という雰囲気ではなく、良い立ち上がり。
        2回以降も期待できそう。

1回裏 オリックス先発:マエストリ投手
秋山選手、フルカウントから外角高めシュートを打つもセカンドゴロ。
林崎選手、初球の高めストレートを打つもライトフライ。
栗山選手、外角シュートを打つもレフトフライ。
◆林崎選手…正直言って2軍に落とすと思っていたが、好守もあって踏み止まった形か。
      大学時代は後輩のロッテ・鈴木選手以上の評価だったわけだし、
      なんとか持ち味を発揮して欲しいのだが…
◆この回…「いつ打つの? 今でしょ!」
     マエストリ投手の球は高いので、チャンスはあるはず。積極的に行こう!

2回表
バルディリス選手、カーブを打たれてレフト前ヒット。
高橋信二選手、ストレートを打たれてライト前ヒット。
ノーアウト1・2塁。
山本和作選手、送りバント成功。1アウト2・3塁。
後藤選手、外角145キロストレートで見逃し三振! 2アウト2・3塁。
伊藤選手、チェンジアップでセンターフライ。
◆この回…いきなりピンチを招いたが、そこからアクセルを踏んで無失点ピッチング。
     立ち上がりは無難に行き過ぎた感じもあったので、
     これでエンジンがかかってくるだろう。

2回裏
浅村選手、高めのシュートを打つもセンターフェンス手前のフライ。
ヘルマン選手、外角低めシュートを打ってセカンド左への内安打! 1アウト1塁。
大崎選手、高めシュートを打ってライト前ヒット! 1アウト1・2塁。
カーター選手、初球の内角スライダーにファーストゴロ併殺…
◆カーター選手…まさか、いきなり1軍で使うとは。少し2軍で調整させると思っていた。
        1打席目は最悪の結果に終わってしまったが、勝負強い打撃を見せて欲しい。
◆オーティズ選手…こちらも、まさかの戦力外。
        現時点でヘルマン選手以外は結果を残していないだけに、様子見と思ったが…
        本人の希望でもあったのかなぁ… 球団主導であったとすれば疑問。

3回表
坂口選手、カーブを打たれてライト前ヒット。
川端選手、送りバント成功。1アウト2塁。
糸井選手、高めストレートを打たれるもセンターフライ、ランナー3塁へ。
李選手、フルカウントから高めストレートを打たれるもセンター後方のフライ。
◆この回…そろそろ三者凡退が欲しいところ。

3回裏
炭谷選手、外角低めスライダーに見逃し三振。
永江選手、カウント1−3から低めシュートを打ってセカンド内安打! 1アウト1塁。
秋山選手、初球に腰付近に当たる死球。1アウト1・2塁。
林崎選手、外角低めスライダーを打ってセンター前ヒット! プロ初ヒット! 1アウト満塁。
栗山選手、フルカウントから内角低めスライダーを打つもセカンドゴロ併殺…
◆栗山選手…いつ打つの!? 次でしょ!!
◆林崎選手…プロ初ヒットおめでとう! なんとか期待に応えてくれた。
      あとは成績をコンスタントに残せるかどうか。頑張って欲しい。

4回表
バルディリス選手、ファールで粘られるもフルカウントからの
13球目の外角高めストレートで空振り三振!
高橋選手、カウント1−3から四球。
山本選手、外角低めチェンジアップで空振り三振!
後藤選手、外角低めスライダーを打たれてセカンド左の内安打。2アウト1・2塁。
伊藤選手の打席でフルカウントからベースを離れていた1塁手が戻り、牽制タッチアウト!
◆この回…毎回ランナーを背負っているので、球数は73球と多め。テンポアップが必要。

4回裏
浅村選手、ファールで粘るも8球目の外角低めフォークに空振り三振。
ヘルマン選手、カウント1−3から内角シュートを打ってセンター前ヒット! 1アウト1塁。
大崎選手の打席でヘルマン選手が2塁盗塁を試みるもタッチアウト。
大崎選手、死球で出塁。2アウト1塁。
カーター選手、内角低めスライダーに空振り三振。
◆この回…両チームともチャンスは作るんだけれども、一本出ない展開が続くなぁ。
     なんとか先にリードを奪いたい。次の回の攻撃に期待。

5回表
伊藤選手、カウント1−3からのストレートでライトフライ。
坂口選手、低めストレートでセカンドゴロ。
川端選手、ファールで粘られるもフルカウントから9球目の外角低めチェンジアップで空振り三振!
◆菊池雄星投手…ようやく三者凡退。次は相手の中軸に回るので、しっかりと抑えたい。

5回裏
炭谷選手、初球の外角ストレートを打つもセカンドゴロ。
永江選手、外角フォークに空振り三振。
秋山選手、低めスライダーにセカンドゴロ。

6回表
糸井選手、ストレートの四球。
李選手、ストレートの四球。
ノーアウト1・2塁。
バルディリス選手、低めストレートで見逃し三振! 1アウト1・2塁。
高橋選手、ストレートでセンターフライ、2塁ランナーは3塁へ。2アウト1・3塁。
山本選手、外角低めチェンジアップでセカンドゴロ。
◆この回…今日最大のピンチだったが、よく踏ん張ってくれた。
     ただ、球数が多くなっているだけに、あと1イニングといったところ。
     ここまで試合をきっちり作ってくれているだけに、援護点をプレゼントしたい。

6回裏
林崎選手、シュートを打って三遊間抜くヒット! ノーアウト1塁。
栗山選手、外角高めシュートを打ってセンター前ヒット! ノーアウト1・2塁。
浅村選手、送りバント成功、1アウト2・3塁。
ヘルマン選手、外角ストレートを打ってピッチャー返しのセンター前2点タイムリーヒット!
ここでオリックスは投手交代、岸田投手が登板。
大崎選手の打席でヘルマン選手が牽制に引っかかって1塁タッチアウト。
大崎選手、外角低めチェンジアップに空振り三振も、振り逃げで1塁へ。2アウト1塁。
カーター選手の打席でパスボール、ランナー2塁へ、2アウト2塁。
カーター選手、ファールで粘ってフルカウントから12球目を選んで四球で出塁、2アウト1・2塁。
炭谷選手、低めチェンジアップにサードゴロ。
◆この回…やっと打ってくれたという印象(^^;
     それでも林崎選手が2安打とは。首脳陣の面目躍如だね、これは予想以上だった。
     浅村選手にどうさせるかと思ったら、送りバントを選択、堅い。
     そして当たっているヘルマン選手がきっちりとランナーを返してくれた。
     「飛ぶ統一球」もなんのその、きっちり繋ぐスモールベースボール。
     あとは炭谷選手が打たないと。カーター選手があれだけ粘って繋いだんだから。

7回表 この回からファーストに山崎浩司選手。
代打の安達選手、外角チェンジアップでレフトフライ。
伊藤選手、外角高めストレートで空振り三振!
坂口選手、外角スライダーでピッチャーゴロ。
◆この回…援護点を貰って少し元気になったかな? テンポアップして球数をセーブできた。
     8回は確実に行けるだろうし、上手く行けば最後までも考えられる。
◆浅村選手…この回から守備で退くことに。休ませる時期ではないし、心配…
      あれ? アクシデントじゃないの? 意味が分からん…

7回裏 この回から平井投手が登板。
永江選手、フォークを打つもセンターフライ。
秋山選手、外角フォークを打って全力疾走もショートゴロ。
林崎選手、ファールで粘ってフルカウントから9球目を選んで四球で出塁、2アウト1塁。
栗山選手、初球の外角フォークにセカンドゴロ。
◆林崎選手…2安打1四球と良い活躍を見せている。

8回表 この回から岡本篤志投手が登板。
代打の駿太選手、ファールで粘られるもフルカウントから8球目のストレートで空振り三振!
糸井選手、外角低めフォークを拾われてレフトオーバーの2ベース。
李選手、カウント1−3から四球。
1アウト1・2塁。
バルディリス選手、初球の内角高めシュートでサードゴロ併殺!
◆この回…ついに監督は気が触れたかと思ったわ(苦笑) そんなに逆転負けしたいのか、と。
     いつも通りにピンチを迎えやがったが、なんとか無失点で凌いでくれた。
     無理、8回のピッチャーじゃないだろ。おとなしくピンチ専用にしとけ。

8回裏 この回は比嘉投手が登板。
山崎浩司選手、外角低めカーブに空振り三振。
ヘルマン選手、外角スライダーを打つもライトフライ。
大崎選手、外角低めカーブにファーストゴロ。

9回表 この回はサファテ投手が登板。サードに鬼崎選手、ライトに熊代選手。
高橋選手、ファールで粘られるもフルカウントから
12球目の内角高めストレートでファーストファールフライ。
山本選手、外角低めストレートで見逃し三振!
代打の辻選手、ストレートでファーストファールフライ。
試合終了、2−0でライオンズが完封リレーで勝利!

チームの課題が8回のピッチャーにあることは明らかです。
その8回のピッチャーに岡本篤志投手をマウンドに送るとは正直思っていませんでした。
まだ行けそうだった菊池雄星投手をマウンドから下ろしての、イニング頭からの登板でしたから、
経験の浅いピッチャー、増田投手や岩尾投手を使うのかなと思っていたのですが… まさかでしたね。
岡本篤志投手の出番があるとすれば、李選手のところで、
その前に左の川崎投手らを挟みながらでの登板しか考えていませんでした。
結果的には1イニングを無失点に抑えてくれましたが、
糸井選手に2ベース、李選手に四球を出してランナーを溜めてしまうなど、
信頼感を取り戻したとは言い難いピッチングでした。
よくバルディリス選手を打ち取ってくれたとは思いますが、
どうして、その球が李選手の打席では投げられなかったのか、そこがよく分かりません。
球種的にはシュートやフォークを持っており、気持ちと体が一致した時は素晴らしい球を投げるのですが、
変に余裕を持った時はボールが続いてしまったり、ど真ん中に投げてホームランを打たれたりと、
何とも表現しづらいピッチングになっちゃいます。
昨年までの飛ばないボールなら球威でなんとかなる部分もあったでしょうが、
今年のボールではしっかりとコーナーに投げないといけないだけに、
制球に難があり、失投が真ん中に入ってしまう岡本篤志投手には不安が残ります。
勿論、岡本篤志投手の経験やブルペンでの存在感は必要だと思うのですが、
勝ちパターンを安心して任せられるという存在ではなくなった印象を受けます。
…なんか、そういうところも含めて中日から移籍してきた岡本真也氏に似てきているような…
個人的には若い投手を抜擢し、岩尾投手や増田投手を使いながら、
左打者には川崎投手をぶつける形が希望です。


打線はチャンスを作りながら、あと一本が出ないという交流戦の悪夢の形に陥りつつあったものの、
2番スタメン起用の林崎遼選手が3回のプロ初ヒットで結果を残すと
(その回は1アウト満塁とチャンスを広げてくれたものの、後続の栗山選手が併殺で無得点)、
6回の先頭打者としてもヒットを放って出塁し、
ヘルマン選手の適時打で見事に勝ち越しのホームを踏んでくれました。
交流戦最後の2試合でスタメン起用されるも、結果が残らず、
そのまま2軍に落ちるものと思っていましたが、セカンドでの好守備もあってなんとか踏み止まり、
今日の試合で2安打1四球と2番打者として素晴らしい繋ぎを見せてくれました。
東洋大時代からシュアな打撃には定評があり、ドラフトでも注目の内野手の一人でしたが、
チャンスに恵まれなかったこともあったものの、送りバントのミス等でチャンスを逃してしまい、
ここまで1軍定着はならず、2軍でもレギュラーが危ういぐらいの成績になってきていましたが、
今回の片岡選手の怪我で得た事実上の最後かもしれなかったチャンスを見事に生かしてくれました。
今日の試合で勝利できたのは、林崎選手の執念があってこそでしょうね。
今のライオンズはキャンプ・オープン戦で見られた競争力に陰りが見えてきているだけに、
若い選手の必死さは非常に重要になります。
林崎選手が懸命にプレーをすれば、他の選手も負けていられないと思うでしょうから、
チームが活性化していきます。
今日の試合のように気持ちを出したプレーでチームを鼓舞してもらいたいですね。

6回のチャンスはその林崎選手が突破口を開き、
その前の打席でチャンスを潰してしまった栗山選手がヒットで繋いでくれ、
ノーアウト1・2塁の場面で浅村選手はなんと送りバントを決めて1アウト2・3塁に。
当然、バントも考えられる場面ではありましたが、本当にしてきたのは少し驚かされました。
今日の試合ではまだヒットを放っていなかったものの、打撃内容は悪くなかったですし、
交流戦では浅村選手のバットに何度となく助けられており、
攻撃的にも押せ押せの雰囲気で、かつ「飛ぶ統一球」が明らかになったことで、
堅く送るのではなく、思い切って打たせていくかなと私は考えていました。
それでも、送りバントを選択したということは、後半戦も引き続きスモールベースボールで行くことを示し、
改めて全員で繋いでいくというチームの方針を示したかったのでしょうね。
同様の場面では、他の選手であっても、ヘルマン選手やスピリー・カーター選手ら外国人選手でも、
送るべきところは送らせるということでしょう。
そういう攻撃の姿勢を示したという意味では、浅村選手の送りバントは意味があったように思います。

そして、その後のヘルマン選手がよく打ってくれましたよね。
今日は3安打猛打賞! 素晴らしい活躍を見せてくれました。
大きかったのは、このタイムリーで2点が入ったことですね。
もし、この回の攻撃が1点で終わっていたら、試合の展開は全く分かりませんでした。
1本のヒットで2点を取れたことが、今日の試合の勝因だったと思います。


一方で残念なニュースも入ってきて、ホセ・オーティズ選手が戦力外となってしまった模様です。
正直言って、判断が早すぎたのではないかと。
2軍で若手の出場機会を奪っていたことは確かで、戦力外の決断は分からなくもないのですが、
だからといって、競争相手のスピリー選手とカーター選手が結果を残しているかと言えば話は別で、
その2人の見極めが終わるまで待てなかったのか、という気持ちがあります。
調子が上がりつつあるスピリー選手、今日の試合でスタメン出場したカーター選手、
1週間もあれば、ある程度の見通しを立てられたでしょうに…
もし、2人が結果を残せなかったら、どうするんでしょうか?
2人を解雇して新たに外国人選手を獲得しに行くのでしょうか?
それとも、オーティズ選手を再獲得でもするつもりなんでしょうか?(苦笑)
ちょっと判断が急すぎた感は否めません。

再獲得となったカーター選手ですが、もう少し様子を見ないと分かりませんね。
初回はいきなりチャンスで打席が回るも併殺打に倒れてしまい、今日はノーヒットに終わりましたが、
6回の最終打席ではファールで粘って四球を勝ち取るなど、
良い打席内容も見られたので、判断はこれからだと思います。
しばらくは先発投手の右左で使い分ける形になると予想され、
明日はスピリー選手がスタメンで使われ、カーター選手は代打で起用されるのでしょう。
2人の外国人選手が結果を残せるのか、オーティズ選手の解雇の効果が気になるところです。


あとは浅村選手の途中交代もよく分からず。
怪我ではないということですが、守備で手痛いミスをしての懲罰交代以外での交代はなく、
基本的には最後まで試合出場していた選手だけに、守備固めでの交代は解せません。
リーグ戦再開後の初戦ですし、体調を見ながらの交代でもないでしょうし… なんなんですかね?
怪我や不安ではなく、体調管理の問題なのか。
とにもかくにも、チームに欠かせない選手ですから、明日以降も元気な姿を見せて欲しいです。



明日は十亀投手が先発です。
カード2番目の先発ということで、開幕時に比べて先発としての信頼感が上昇したことが分かります。
菊池雄星投手と牧田投手と並ぶ3完投をマークするなどスタミナも抜群で、
テンポの良いピッチングで7イニング以上をしっかりと投げられるのが大きな魅力です。
明日も先発ローテ投手として試合をしっかりと作り、チームに勝利をもたらして欲しいですね。

一方のオリックス先発は井川投手。
今季は初対戦となりますが、昨年は打てそうで打てなかったことがあっただけに、
今年は初対戦でしっかりと攻略してもらいたいですね。
明日はスピリー選手や熊代選手といった右打者が起用されると思いますが、
レギュラー争いが激しくなっているだけに、しっかりとアピールをして、
チームの勝利に貢献して欲しいです。
明日もガンバレ、ライオンズ!!





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