1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (横)藤井(5回0/3)−小林(1/3)−林(2/3)−吉川(2回) (西)岸(7回)−川崎(1回)−サファテ(1回) (本)浅村11号2ラン(6回裏) |
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横浜 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | ||||
西武 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 6 | 0 | 0 | × | 7 |
とりあえず、交流戦の最後を勝ててよかったですね。 例年通りで尻すぼみでしょんぼりですが、最後くらいは勝てて良かったです。 交流戦を負け越した最大の要因は、交流戦中盤の打線の空回りにあったと思われますが、 昨年のシーズン終盤にも同様の空回りは見られており、 その時に結果を残していたのが浅村選手と熊代選手の2人でした。 2人に共通しているのは、高校時代に甲子園で活躍した経験で、 浅村選手は大阪桐蔭の1番打者として夏の全国制覇に貢献し、 熊代選手は今治西で投手兼内野手で3番打者として3季連続甲子園で活躍した選手です。 プロで活躍するのに甲子園経験が必須だとは思いませんが、 だからといって甲子園大会まで勝ちあがってきた運やそこで発揮された大舞台の強さはやはり本物で、 ここ一番という場面で頼りになることも確かです。 甲子園等の経験はないものの、秋山選手も同期の熊代選手と仲が良いこともあって、 彼の良い意味でのポジティブさの影響を受けており、 2人に次いで頼もしい存在になってきていることは確かです。 まだチームの中心は栗山選手と片岡選手であると思っていますが、 徐々に浅村・秋山・熊代選手らに重要性が移りつつあることも確かだと思います。 その熊代選手は、7番ライトでスタメン出場すると、1打席目は四球で出塁し、 2打席目はレフト前へタイムリーヒットを放ち、3打席目は右の小林投手からライト前へタイムリー、 4打席目は空振り三振に倒れてしまったものの、3打数2安打2打点1四球と大活躍を見せてくれました。 開幕直後は極度の不振で、打率が1割台に低迷していたものの、 5月以降はコンスタントにヒットが出ており、今日の活躍で.281と例年通りの数字に戻してきています。 熊代選手の素質からすれば、これぐらいはできて当然で、まだまだ上を目指せると思います。 今年の開幕直前にスイッチヒッターを辞めて、右打席に専念すると聞いた時は少なからずガッカリしました。 なぜなら、熊代選手は将来的にレギュラーを狙える選手だと思っていたからです。 確かに、現状からすれば、右の外野手が手薄で、 現状のライバルは木村選手だけで、右の外野手の一番手なのは間違いなく、 一方の左打者は大崎選手と坂田選手を始め、石川・斉藤・星秀和選手ら好素材が揃っています。 現実的に右打席で勝負するのも構わないのですが、やはり熊代選手にはレギュラーを狙って欲しいです。 それでも右打席が悪いというわけではなく、シーズン序盤は右投手に不慣れな感はあったものの、 師匠の片岡選手をお手本に右打ちにも取り組んでおり、 今年の成績では対右投手の方が好成績だったりします。 やや三振が多いのが気がかりで、それを減らして粘り強い打撃が身についてくれば、 規定打席での.280〜300近くの成績は残せるようになると思います。 あとは何度も言っているように、持ち味である機動力ですね。 年間20〜30盗塁できれば、他の外野手を大きくリードできるはずです。 長打力こそないものの、走攻守に能力の高い選手なだけに、 控えに甘んじることなく、貪欲にレギュラーを狙って欲しい選手の一人ですね。 それと片岡選手の症状次第ではありますが、内野手を兼任するという方法はないのでしょうか? 外野の守備力は秋山選手と並ぶチームトップクラスではあるものの、ライバルが多いのは間違いなく、 内野を守ることができれば、さらに起用法の幅は広がってくるはずです。 高校時代は投手兼内野手、社会人の日産自動車も内野手で、 外野手になったのは王子製紙移籍後だったと思いますから、内野手の経験はあるはずです。 セカンドも守ることができれば、チームにとっても大きいので、挑戦する価値はあると思います。
先発の岸投手は立ち上がりからストレートのコントロールに苦しむ傾向が強く、 立ち上がりから変化球でかわす苦心のピッチングでした。 特に中村紀洋選手の2回表のストレートの四球、4回表のノースリーとした場面は苦しかったですね。 そこを粘ることができたのはカーブのおかげで、 4回の中村選手のショートゴロ併殺は非常に大きかったです。 もしも、立て直せずに四球になっていたとしたら、非常に苦しい展開になっていたと思います。 変化球頼みのピッチングではあったものの、中盤からはストレートを上手く見せ球にできてましたし、 最終的には上手くピッチングをまとめてくれたと思います。 これまではストレートを立て直せずに中盤に息切れをしてしまうことが多かっただけに、 今日のピッチングは今後への良い財産になってくれると思います。 2番手の川崎投手は点差があったもののナイスリリーフ。 まだ3試合目の登板ですが、内容は日に日に良くなっているように思えます。 左打者に対してはスライダーだけでなく、シュートで内側を攻めることができますし、 右打者が出てきても、チェンジアップを持っているので、左右関係なく使うことができます。 主力のウィリアムス投手の復帰が遅れているようで、まだ2軍戦の登板もないだけに、 もう少し時間がかかりそうな節があるだけに、川崎投手の役割が非常に重要になってくると思います。 リーグ戦再開後は勝ちパターンの左のリリーフに組み込まれると思いますので、 変わらぬ安定感で勝負していって欲しいですね。 最後はサファテ投手が登板して三者凡退。 今日は点差もあって余裕があったのか、カーブやフォークもしっかりと投げました。 僅差の場合でも恐れずにフォークを投げることが必要で、それさえできていれば結果は残ってくると思います。 普通にさえ投げてくれれば抑えられるはずなので、常に平常心で投げられるようにして欲しいですね。 打者では山崎浩司選手の評価が難しいところです。 4打席目で試合を決めるレフトフェンス直撃のタイムリー2ベースを放ったのですが、 それ以外の打席は内容があまり良くなく、何ともいえないところです。 期待していると結果を残してくれず、期待していないと打っちゃう、そんな印象(苦笑) 良くも悪くも積極的に打ちにいく打者で、それ故に淡白な印象が抜け切りません。 とにかくイメージと真逆なんですよね。 守備が上手いので打撃も繋ぎの職人肌なのかと思いきや、積極性が売りの打者だったりするし。 まぁ、少なくとも2番打者タイプじゃないような気がします。よく分からない選手です。 打順に関して言えば、ヘルマン選手とスピリー選手を続けるのは避けた方が良さそうです。 どうしても打つだけになってしまい、今日の試合のように併殺のリスクも高まりますから、 間に送りバントもできる選手を入れた方が繋がりが良くなると思われます。 右投手なら大崎選手が6番に入るので構いませんが、左投手の場合は熊代選手が6番でしょうかね。 長打力がないので、やや心許ない面もありますが、 ガッツのある選手ですので、使う価値は十分あると思います。 1(中)秋山、2(遊)永江・山崎浩司、3(左)栗山、4(二)浅村、5(三)ヘルマン、 6(右)大崎・熊代、7(指)スピリー、8(捕)炭谷、9(一)上本 2番打者の問題が未解決で、6番打者の打順を上げると仮定して打順編成すると、 1(中)秋山、2(右)大崎・熊代、3(左)栗山、4(二)浅村、5(三)ヘルマン、 6(一)上本・米野、7(指)スピリー、8(捕)炭谷、9(遊)永江・山崎浩司 早く片岡選手には戻ってきて欲しいですねぇ… これで交流戦は借金2で終わり、パリーグの中で唯一の交流戦負け越しチームとなってしまいました。 それに伴って、交流戦前の2位から4位へ順位もダウン、 ここから巻き返して行かなければなりません。 ただ、ゲーム差自体はそれほど離されておらず、首位ロッテとは4ゲーム差ですから、 十分に優勝争いの射程圏内です。 それよりは今後どうやって戦っていくか、涌井投手を先発に戻すと思われますが、 サファテ投手を中心にリリーフをどうやり繰りしていくのか、 このリリーフのやり繰りで交流戦を1〜2試合落としたのは間違いないだけに、 もう一度リリーフの起用法を明確に定めておく必要があります。 また、打線の得点力をどう高めていくのか。 片岡選手の復帰時期がどうなるのか、代役をどうするのか、 中村選手の復帰時期はいつになるのか、それまでどう得点力を高めていくのか、 考えなければならないことは色々とあります。 一度、1・2軍をフラットに考え、再びチーム一丸で戦っていけるように戦力を整えて欲しいですね。 来週の金曜日からのリーグ戦再開後もガンバレ、ライオンズ!! |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (横)三嶋(5回1/3)−林(2/3)−加賀(1回) −大田(1回)−ソーサ(1回) (西)牧田(4回)−小石(2回2/3)−増田(1回1/3)−川崎(1回) (本)秋山6号先頭打者(1回裏) モーガン2号3ラン(3回表)、中村紀洋9号2ラン(5回表) |
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横浜 | 0 | 0 | 3 | 1 | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 7 | ||||
西武 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
もう初回で試合終了しねーかな(苦笑) 一時期は5回終了でいいやと思ってましたが、今は初回で終わって欲しいです。 …なんで初回しか点数が取れないのか… 今日は15残塁ですよ… 明日は20残塁に挑戦しましょう。 1イニング最高3残塁ですから満塁のチャンスを7イニング逃せばOK。 行けるんじゃない、今の打線なら。単打は出てるんだから行けるよ! … …… ………虚しくなるだけです、とほほ… 今日の敗因とは直接別にはなりますが、片岡選手の登録抹消は痛いですよね。 以前も片岡選手が試合に出られない時期がありましたが、 二遊間が固定されずに、チームが非常に苦しい状況となりました。 今回は交流戦終盤で日程が空いていることもあっての、登録抹消だと思うので、 復帰までどのくらいの時間がかかるかは分かりませんが、なるべくなら固定して戦いたいところです。 そういう意味でも、今日のスタメンには注目していましたが、まさか林崎選手が昇格即スタメンとは。 2軍でも2割そこそこの打率で、入団時に期待された打撃を発揮できているとは言えず、 比較的手薄な内野手だから出番を貰えていますが、 今年の結果次第では美沢選手とともに戦力外になりかねない厳しい立場に晒されていますが、 そんな最初で最後とも言えるチャンスを生かすことができませんでした。 明日の試合は左の藤井投手が先発なので、まだチャンスはあるかもしれませんが、 その後は一時登録抹消となる可能性が高いだけに、明日の試合の1打席を大切にして貰いたいです。 そんな瀬戸際の林崎選手の出番を奪うわけではありませんが、 個人的には浅村選手をセカンドで固定して欲しいと思っています。 ショートでは再三の悪送球で顰蹙を買っている浅村選手の守備ですが、 課題があるのはスローイングで、守備範囲やキャッチング技術は悪いどころか良い方です。 セカンドはショートよりもスローイングで悩む要素が少ないですし、 普段守っているファーストと体の向きも一緒ですから、ショートよりも守りやすいと思われます。 悪送球の原因である4-6-3の併殺処理が6−4−3の併殺処理の不安に変わるだけと思われるでしょうが、 走者は常に反時計回りに動くので、ショートとセカンドの向きの違いは想像以上に大きなものとなります。 ショートの場合はスライディングしてくる走者に向かって送球体勢に入らないといけませんが、 セカンドの場合は既にベースに入っているか、スライディングから逃げる方向へ体が流れていくので、 俊敏さよりも上体の捻りの強さが重要になりますから、送球面の大きな不安には繋がらないと思われます。 浅村選手自身はショートへの拘りが強いようですが、 同僚の永江選手を超える守備力を将来的にでもいいですから、超えられる自信があるというのでしょうか? チームメイトの守備力も超えられずに日本一のショートなんて目指せませんよ。 勿論、セカンドには片岡選手という怪我さえなければ日本一というセカンドがいますが、 故障の不安を抱えているだけに、将来的にはもっと負担の少ないポジションに回す必要が出てきます。 現時点の浅村選手にはファーストがベストポジションでしょうが、 まだ若いわけですから、セカンドで日本一の選手になることを目指して欲しいです。 片岡選手が復帰するまでは、浅村選手をセカンドで固定して使って欲しいですね。
収穫はスピリー選手が来日初の3安打猛打賞と結果を残したことでしょう。 3安打全てがスライダーで、うち2本は苦手としていた外角低めのコースをヒットにしたもので、 これまでは外角低めに変化球を集めておけば安全パイという感じでしたが、 今日の四球といい、日本人投手の攻め方に慣れてきたのか、しっかりと見ることができています。 外角の変化球にしっかりと対処できれば、大振りをする選手ではありませんから、 広角に打ち分けるシュアな打撃が期待できることでしょう。 今日の結果で最終テストは合格となったことは間違いなく、 リーグ戦復帰後もDHでスタメン起用される可能性は高そうです。 また、秋山選手がプロ初の先頭打者ホームランを含む3安打猛打賞と活躍を見せました。 1番起用された当初は慣れない打順への戸惑いもあって、あまり数字が残りませんでしたが、 最近は初球から積極的に打ちに行く場面も多く見られるようになり、それが好結果を生んでいます。 2番打者とは違い、送る場面もそう多くはありませんし、 引っ張りに制約されずに、レフト方向へも流し打つことができていますし、 私見としては2番打者時よりも実力が引き出せているかなと見ています。 当面は秋山選手を1番で固定する方向で良いと思います。 2番打者は難しい問題ですが、左投手先発時では熊代選手が有力でしょうね。 右投手先発時だと、左打者が続いても構わないなら大崎選手。 足はありませんが、小技もきっちりできますし、なにより出塁率が非常に高い、 今年は得点圏打率があまり高くないこともあって、チャンスメーカーの方が向いているかもしれません。 左を続けたくないのならば、思い切って炭谷選手というのもアリでしょう。 送りバントやバスターエンドランといった小技はチーム一上手ですし、 何よりも1軍で経験を多く積んできている選手ですので、打席ですべきことはよく理解していると思います。 捕手との兼ね合いがあるので、難しい面もありますが、2番起用も一つの手でしょう。 今日の敗戦で残念ながら交流戦の5割ターンはなくなってしまいました。 あとは借金2で収まるか、借金4でペナントレースの貯金を使い果たすところまで落ちるか、になります。 3・4月で作った貯金をなくさないためにも、明日は是が非でも勝利して、 リーグ戦再開に弾みをつけて欲しいですね。 なかなか打線が点数を取れていないだけに、先発の岸投手が試合をしっかりと作り、 状況次第では涌井投手や十亀投手らをフル動員する覚悟で戦っていってもらいたいです。 一方の横浜先発は左腕の藤井投手が先発です。 無理に引っ張ると術中にはまってしまうだけに、センター返しを心がけ、 先制・中押し・ダメ押しと貪欲に点数を取っていってもらいたいですね。 明日こそはガンバレ、ライオンズ!! |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 計 | (中)山井(7回)−福谷(1回)−中田(2回)−岩瀬(1回) (西)野上(5回1/3)−岡本篤志(2/3)−涌井(2回) −サファテ(1回)−岩尾(1回)−増田(1回) |
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中日 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 4 | ||||
西武 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 |
昨日の試合がまるで夢のようですねぇ… 夢の続きは初回だけで終わっちゃいました。とほほ… 最初に言っておきますが、私はサファテ投手をまるで信用していません。 まだ大石投手の方がマシだと思っています。 その大石投手が四球で自滅する投球をしてしまい、先日の試合でストレートをホームランにされるなど、 起用法に限界が見えていたことは確かで、好調のサファテ投手に任せるのも異論はありませんでしたが、 それでもそれは消去法の選択肢にすぎず、やっぱり信用はできません。 大石投手もサファテ投手も最終的に最後に投げるボールはストレートであることは間違いなく、 その点ではサファテ投手の方が威力のあるストレートを投げるものの、 「制球が定まらずに四球を出してしまうこと」「クイックが遅く、ランナーを出すと投球が苦しくなること」、 この2点からやはり信頼に値する投手とは全くもって思えないわけです。 8回のセットアッパーよりは抑えの方が、相手チームも機動力が使いづらいかなと思っていましたが、 今日の結果を見る限りでは、全くもって関係なさそうです。 まぁ、走られるのを気にして自滅してるんだからワケないですよね… 追い込んでからの死球、ランナーを気にしすぎての四球…そして困った時のストレート… お話になりません。 それでも、当面はサファテ投手を抑えで使い続けるしか選択肢はありませんが、 ライオンズが優勝するためにはこのままでは無理でしょうね。 やはり最終的には大石投手が抑えを務めるようになっていなければなりません。 まぁ、ただ、話の本筋はサファテ投手のリリーフ失敗叩きではなく、選手交代ですよ。 足の故障を抱えている片岡選手を代えるのは分かるのですが、 何で9回にヘルマン選手に守備固めを送ったのかが解せません。 同点に追いつかれる可能性を全く考えていなかったのでしょうか? 昨日の菊池雄星投手ならまだしも、1点差でサファテ投手をそこまで信頼しても良かったのか? 片岡選手を代えたのならば、ヘルマン選手を残し、ヘルマン選手を代えたのならば、片岡選手は残す。 最悪の場合の危機管理ができてなさ過ぎです。 結局、今日の試合は野手を使い果たして負けたようなものです。 サファテ投手への過信が采配に影響した感は否めません。 もう一つ、野手を消費する原因となったのが10回表の守備ですね。 どうして上本選手がマスクを被らなかったのか。 今シーズンはマスクを被る機会はほとんどないものの、昨年は2番手捕手として活躍していましたし、 わざわざファーストに入れて、キャッチャーを入れる必要はなかったように思えます。 そのままショートに金子選手を入れて、上本選手がキャッチャーマスクを被るとばかり思っていました。 別にサード金子選手で山崎浩司選手をショートに入れても構わなかったでしょうし、 やはり上本選手のキャッチャーに不安があったということなのでしょうか。 そこもファンからすれば、よく分からない点なんですよねぇ… 結局、ショートに回した浅村選手がまたしても併殺チェンジを悪送球1点献上することになり、 なんでベンチは同じ過ちばかりを繰り返し、懲りないんだろうと思っちゃいますね。 馬鹿じゃねーの。 わざわざ選手起用が負ける方へ負ける方へ傾いているような気しかしなかったです。 4回裏の炭谷選手のヒットでスピリー選手を本塁突入させたことも然り、 今日の試合は首脳陣がわざと負けに行った試合でしたね。馬鹿ですよね。
先発の野上投手は今日も勝てない投手の典型でした… 長らく勝っていないせいなんですかね、勝ち投手がかかった5回に乱れてしまいました。 正直言って、打たれてしまうことは仕方ないと思うんですよ。 ただ、最近は慎重になり過ぎて四球を与えてしまい、自ら傷口を広げてしまうケースが目立ちます。 今日もタイムリーを打たれた後に、平田選手を早々に追い込んでから四球、これじゃダメですよ。 一つ勝てば変わってくると思うのですが、チーム全体で野上投手を潰しにかかっているとしか思えず、 2回以降は打線の追加点もなし、サファテ投手は背信投球と、とんでもないです。 なんでもいいから、早く1つ勝たせてあげて欲しいところですね… んー、そうですね、100球前後で乱れることが多いことを考えれば、リリーフ転向もアリかもしれません。 昨年の先発で成功する前は抑えにと考えていたほどでしたから。 勿論、それには涌井投手の先発復帰が成功することが条件となりますが、 場合によってはそういう起用法も考える必要があると思います。 野上投手は先発希望でしょうから、そうならないように自らの力で先発の座を死守してもらいたいです。 2番手の岡本篤志投手と3番手の涌井投手はナイスリリーフ。 涌井投手はそのまま最後まで行ってしまっても良かった感じでしたがね。 渡辺監督は抑えという形に拘った感じがします。 次のカードで同じ状況になったら、どうするんでしょうかねぇ? プロ初登板となった増田達至投手は気の毒としか言いようがありません。 いきなり打球が足元を襲う強襲内安打という不安な状況に陥りつつも、 次の打者をセカンドゴロに打ち取り、併殺は無理だったものの、1アウトは取れたはずが鬼崎選手がエラー。 1アウト1・2塁で井端選手を迎え、ファールで粘られる苦しい状況でありながらも、 根負けせずに投げきってセカンドゴロ併殺でチェンジだと思ったら、 ショートの浅村選手が悪送球エラーで勝ち越し点を献上… その後も大島選手のポテンヒットでピンチが広がり、ともすれば集中力が切れそうな展開になりながらも、 荒木選手を打ち取って、エラーによる1失点に止めたことは価値があります。 ストレートは140キロ前後、スライダーを軸に、カットボール・カーブなどを投げる投手で、 正直言って、大石投手と同様に、ボール自体は満足いくものではなく、 もっと伸ばしていかなければならない点は多いものの、 緊張するプロ初登板で、味方に足を引っ張られながらも、それに屈することなく、 最後まで投げきった精神力はリリーフとして最も必要な要素を備えていると言えます。 この黒星スタートにめげることなく、さらに力を付けて、 シーズン終盤では大石投手とともに、主力リリーフとして大車輪の活躍を見せていることを期待したいです。 まぁ、でも一番情けないのは、プロ初登板のルーキーに任せざるを得なかった、 左腕リリーフの川崎投手と小石投手でしょうね。 特に、こういう展開で使えないのなら、川崎投手を置いておく理由はないでしょうに。 チャンスさえ貰えない信頼度の低い左腕2人が情けなくて仕方ありません。 2軍に目を移してみますと、これまでライオンズの2軍は野手の方が目立っていましたが、 潮崎2軍監督を迎えた今年は投手の方の成績が目立っている印象があります。 その筆頭は今日の試合でもピンチを凌いだ岩尾利弘投手で、先頭打者に四球を与えることはあるものの、 コントロールは全体的に悪くなく、フォークという武器を持っていて、 ピンチでもポーカーフェイスで動じない投球を見せてくれるだけに、 今後は勝ちパターンのリリーフや、場合によっては先発、ともすれば抑え起用もあるかもしれません。 他にも2軍では藤原良平投手がシーズン序盤はリリーフで、現在は先発で結果を残しており、 増田投手よりも先に上がってくると思っていたほどです。 また、入団直後から肩痛に苦しんでいた松下建太投手がリリーフで頑張っており、 ひょっとしたら日程が空く関係で野上投手を抹消して、松下投手が登録される可能性もあります。 左腕では4月に一時1軍昇格したものの、長田投手らの巻き添え降格を喰らった武隈投手が 先発で安定した結果を残しており、ロングリリーフを含めた起用法が可能かもしれません。 また、1軍で結果を残せなかった中崎雄太投手も2軍降格後は1軍の経験を生かし、 リリーフに専念して好結果を残すなど、一皮剥けつつあります。 昨年までの2軍状況とは大きく異なり、今シーズンは1軍で見てみたいと思える若手投手が多いだけに、 日程に余裕がある今のうちに1軍首脳陣が2軍の投手をチェックしておく必要があると思われます。 彼らの活躍次第では、リリーフの状況が好転する可能性もあるだけに、 積極的な入れ替えをしてもらいたいですね。 結局、岩尾投手とか使わなさ過ぎでしたし、投手の入れ替えが鈍すぎる印象を受けています。 残りの交流戦は横浜DeNAとの2試合のみで、交流戦の貯金は不可能となってしまいましたが、 2連勝すれば、交流戦を勝率5割で折り返すことができます。 先発は牧田投手と岸投手が行くでしょうし、十亀投手や菊池雄星投手もリリーフ待機できますから、 その後の日程が空くだけに、是が非でも2連勝する気持ちで立ち向かっていってもらいたいです。 土曜からはガンバレ、ライオンズ!! |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (中)ブラッドリー(5回0/3)−鈴木(1回)−武藤(2回) (西)菊池雄星(9回) (本)栗山4号ソロ(5回表)、浅村10号ソロ(5回表)、 スピリー2号3ラン(5回表) |
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中日 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||||
西武 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 5 | 0 | 4 | × | 10 |
「自ら始まった連敗を自らが止める」、まさにエースですね。 先発の菊池雄星投手は、6回1アウトで谷繁選手に四球を出すまでパーフェクトピッチング、 9回1アウトで大島選手にセンター前ヒットを打たれるまでノーヒットピッチングと、 連敗中の悪い雰囲気を全て吹き飛ばす快刀乱麻のピッチングで、見事な完封勝利を挙げてくれました。 常時140キロ後半・最速150キロの力強いストレートを軸に、 ストレートと同じ軌道で落ちるチェンジアップに、緩いカーブ、大きなスライダーと、 それぞれの変化球が見事なアクセントとなり、今年の菊池雄星投手の投球を支えています。 精神的にも体力的にも大きな成長を遂げており、不安があるのは初回の立ち上がりぐらいで、 味方の得点直後に乱れることも、中盤の6・7回にスタミナ切れを起こすこともなく、 初回を乗り切れば終盤までほぼ一人で投げきれるという抜群の安定感を誇り、 涌井・松坂投手の22歳時よりも明らかに上で、安心して試合を見ることができます。 交流戦前に昨年のMVPの日ハム・吉川投手のような存在になって欲しいと書きましたが、 今や日本を代表するサウスポーに育ちつつありますね。 若きエースの誕生と言っていいでしょう。今日も素晴らしいピッチングでした。 ノーヒットノーランを逃したことは残念ですが、9回の独特の緊張感を味わえたことは良い経験になります。 今後、優勝がかかった大一番や、日本一がかかった瞬間にも立ち会うことになるでしょうが、 その時に今日の経験が生きてくれば幸いと考えましょう。 まだまだチャンスはあるはずですから、ノーヒットノーランと完全試合は先の楽しみとしておきたいですね。
打線は、6回に1イニング3本塁打の5得点に、8回に3連続適時打の4得点を取るなど、 先発全員安打の16安打10得点と爆発し、先週溜まっていた分を一気に取り返す形となりました。 大きかったのはキャプテン栗山選手の6回の口火を切る形となったホームランですね。 初回に浅村選手の2ベースで、3塁ストップの指示を無視する形となり、 慌ててストップする暴走タッチアウトでチャンスを潰す形となってしまい、 2打席目もスクイズで得点直後のもう一押しの場面で凡退するなど、嫌な流れになりつつありましたが、 それを一振りで払ってくれる形となりました。 先日の試合では気分転換に1番で起用されましたが、 やはり今のメンバーでは栗山選手が打点を稼いでくれないといけません。 なかなか調子が上がらず、チームだけでなく、本人も色々とモヤモヤがあったでしょうが、 それを全て振り払う一発となってくれましたね。 その後の浅村選手とスピリー選手のホームランは「飛ぶ統一球」ホームランでしたね(^^; 現場では「やっぱりか」という感じだと思いますが、昨日のニュースで正式に発表されたようです。 昨年までなら逆方向のあの打球は入っていない当たりですよね。 まぁ、この問題に関しては後日にブログの方で語るつもりでいますが、 加藤コミッショナーが今日まで「知らなかった」ってのは馬鹿にしてるのかという話ですよね。 まだ隠してました、と言った方がスッキリします。 プロ野球ファンならホームランが増えていることは誰でも知っていますし、 スポーツニュースでも何度となく取り上げられている話題です。 それにも関わらず、これまで何の関心を持っていなかったというのは、 どれだけ日本のプロ野球に興味ないんだよ、という話ですよ。 前々から思ってましたが、あの人の頭の中はメジャーとWBCしかなくて、 日本のプロ野球のことなんて入ってないんです。 日本のプロ野球のコミッショナーなのに、アメリカの方しか向いていない。だからダメなんですよ。 そのことを明らかにしてしまう「知らなかった」は日本の野球ファンを馬鹿にしてますよ。 …おっと、怒りのあまりに勝利の余韻を吹き飛ばすところだった(^^; 閑話休題。 そんな「飛ぶ統一球」の一発攻勢だけで終わってしまうと、少しスッキリしない感じもありましたが、 8回にヘルマン選手と大崎選手の連続ヒットでチャンスを作った後、 スピリー選手と炭谷選手が凡退してしまい、今日もタイムリーはなしかと思われましたが、 打率1割前後で専守防衛の自衛隊と化していた永江選手がプロ初打点となる適時打を放ち、 実に5試合ぶりのタイムリーとなりました。 これで悪い流れが完全に断ち切られ、秋山選手と片岡選手も続き、 3連続適時打で先発全員安打を達成し、今日の試合の見事な仕上げとなりました。 今日の試合前にルーキーの金子選手が1軍登録をされたことで、 ショートのスタメン起用があるのかなと思いましたが、スタメン発表では永江選手で、 おそらく菊池雄星投手が投げた試合での好守備が評価され、 今日の試合で1つエラーをしてしまったものの、 7回には三遊間のヒット性の打球をアウトにして記録を継続させてくれましたし、 やはり永江選手の守備範囲の広さは大きいなと感じさせてくれる内容でした。 打撃の方はまだ外角の球に苦戦している節がありますが、 8回にはその外角ストレートをセンター前に弾き返したわけですから、 今後、打撃もどんどん伸びていく可能性があります。 年齢は永江選手の方が若いものの、プロでは2年目ですから、 ルーキーの金子選手に負けないよう切磋琢磨を繰り広げて欲しいですね。 今のライオンズに必要なのはそういったチーム内のライバル心です。 今日の試合ではそれが良い形で刺激できたように思えます。 結果を出した試合であまり言うのもアレですが、心配なのはスピリー選手ですよね。 代打が出るのかなという場面で、3ランホームランを放ち、なんとか首は繋がった形となりましたが、 その他の打席では外角低めのスライダーに全く合わず、 空振りがボテボテの内野ゴロで、対応できていません。 相手チームからすれば、あそこに投げておけば安心だと思われているのでしょう。 とりあえず、残りの交流戦3試合はDHでスタメン起用されると思いますが、 そこがタイムリミットになるのは間違いなく、 外のスライダーをよく見たり、カットするなど進歩が見られない場合は、 今後使われる機会がほぼなくなってしまうことでしょう。 もう完全に土壇場瀬戸際崖っぷちですので、残り3試合の全打席を大切にして欲しいです。 今日の試合のお立ち台がファンに見せた最後の姿とならないようにしてもらいたいですね。 打順に関しては現状のベストオーダーだと思われます。 あとは7番を打つであろうDHの外国人打者次第です。 明日の先発は野上投手のようです。 「あれ? 牧田投手じゃないの?」と正直思ったのですが、 牧田投手は週末で十亀投手が中継ぎに回るのでしょうか? 十亀投手がリリーフ登板するとしても次のカードでしょうから、まだ判断できない面もありますが、 野上投手もピッチング内容自体は良いので、ここで勝ってリーグ戦再開に弾みを付けて欲しいですね。 一方の中日先発は山井投手。 独特のスライダーを投げるだけに、攻略はそう簡単ではないでしょうが、 今日の試合でこれまでの打線の重荷は完全に取れたでしょうから、 センター返しを基本に、好球必打で自分の打てる球をじっくりと打っていってもらいたいです。 明日もガンバレ、ライオンズ!! |