2013年西武ライオンズ応援日記

6月9日 交流戦 埼玉西武ライオンズ 3−5 広島東洋カープ

(西)十亀(7回)−大石(1回)
(広)野村(7回)−今村(1回)−ミコライオ(1回)
(本)松山4号3ラン(7回裏)、菊池4号2ラン(8回裏)
  上本1号ソロ(9回表・代打)
西武
広島 ×

打線組み替えも功を奏さず、4試合連続適時打なし… 十亀、一発に沈んで5連敗…
もう何も語る元気もありませんわ(苦笑)
ダメダメのダメダメのダメダメダメダメで、どうしようもないっす。
偶然入った1点を先発投手が完封勝利で守ってくれないと勝てる気がしない(苦笑)

まず最初に打線の組み替えですが、栗山選手を気分転換に1番に動かし、
前回対戦で野村投手からヒットを放った大崎・片岡選手を上位に並べ、
星孝典選手をスタメン起用する形を取りましたが、チャンスは作るもあと一本が出ず、
結局のところ、個々の選手の調子の問題ではなく、
チャンスメークする時はヒットが出るのだけれども、チャンスになった途端にヒットが出ないわけで、
精神的なプレッシャーも多分にかかっている感じがしますね。
元々、こうなったのは、チャンスでの狙い球の絞り方が甘かったことなんですが、
今は甘いボールが来ても打ち損じてしまう形で、狙いどころの話ではありません。
ちょっと打つ手が見当たらない感じですね。
個人的にはやはり栗山選手を外すショック療法がベターかなと思いますが…
あとはもう打順を元に戻して、責任の所在を明確にすることですね。
誰が真にランナーを還せるだけの精神力を持っているのか、
やっぱり栗山選手や浅村選手辺りになってくるのではないでしょうか。

あとは今日の試合に限らず、DHが使えない試合の選手起用がグダグダだった感は否めません。
7回表1アウト満塁で十亀投手に回ってしまったわけですが、
「何で代打を出さなかったのか」と言うつもりはさらさらなく、
「何でバットを振らせたのか」が問題だと思うわけです。
そりゃ十亀投手の気持ち的に、打線が打てないなら自分でと思うかもしれませんし、
その気持ちは買いたいところなのですが、内野ゴロ併殺に終わる可能性が高い状況でしたし、
後ろの打者が栗山選手ということを考えれば、せめて2アウト満塁の形を維持すべきでした。
最終的には併殺にならなかったものの、十亀投手が走者として残る形になってしまい、
しかも追加点が取れずに終わってしまっただけに、
最悪の形でのマウンドへ上げることになってしまい、7回裏の逆転劇に繋がったように思います。
あの場面、見逃し三振にさせておけば、逆転負けはなかったかもしれません。
何を思って首脳陣は十亀投手を打席に送ったのか、
打撃を期待したのなら、おとなしく代打を出しておけ、
続投させるつもりだったのなら、おとなしく見逃し三振させておけ、
あまりにも中途半端すぎるベンチの考え方に閉口せざるを得ません。

そりゃ負けますよ。何がやりたいのか全く見えてこない。
おそらく、チャンスでも打者任せで、狙い球の指示もできていないんでしょう。
交流戦だからが言い訳になりますか? 他球団も同じ条件でやってるんですよ。
試合序盤は無理でも、せめて後半に捉えてもらいたいです。

1(左)栗山、2(右)大崎、3(二)片岡、4(一)浅村、5(三)ヘルマン、
6(中)秋山、7(捕)星孝典、8(遊)鬼崎、9(投)十亀

1回表 広島先発:野村投手
栗山選手、外角低めスライダーを打ってレフト前ヒット! ノーアウト1塁。
大崎選手、フルカウントからの高めストレートを打ってライト前ヒット! ノーアウト1・3塁。
片岡選手、ファールで粘って内角ストレートを打ってセカンドゴロ、2塁アウトのみ、
この間に3塁ランナーホームイン! 1アウト1塁。
浅村選手、初球の外角カーブにファーストファールフライ。2アウト1塁。
ヘルマン選手、外角ストレートを打つもライトフライ。
◆この回…意外なほどにオーダーを動かしてきたが、正直意図が見えない面もある。
     単純に考えれば、前回対戦でヒットを打っている栗山・大崎・片岡選手を上げ、
     タイムリーを打っている星孝典選手をスタメン起用したというぐらい。
     だったら、1番大崎選手でも良かったはずだし、別の意図があるのだろうか?
     なにはともあれ1点を取れたが、タイムリーは出てないので、次の1点を目指そう。

1回裏 ライオンズ先発:十亀投手
安部選手、内角低めスライダーで空振り三振!
菊池選手、外角低めスライダーで空振り三振!
丸選手、ファールで粘られるもフルカウントから8球目外角ストレートでショートゴロ。

2回表
秋山選手、初球の外角カーブにファーストゴロ。
星孝典選手、外角低めスライダーにピッチャーゴロ。
鬼崎選手、外角低めチェンジアップに空振り三振。

2回裏
エルドレッド選手、外角スライダーを打たれてレフト前ヒット。
松山選手、初球の外角低めシンカーでレフトフライ。
岩本選手、外角シンカーでファーストゴロ、2塁アウトのみ。
堂林選手、外角低めスライダーで空振り三振!

3回表
十亀投手、チェンジアップに空振り三振。
栗山選手、初球のスライダーを打ってライトへの2ベースヒット! 1アウト2塁。
大崎選手、初球のカーブを打ってファーストゴロ、ランナー3塁へ、2アウト3塁。
片岡選手、外角低めカーブに空振り三振。
◆栗山選手…1番起用が良い気分転換になったのか、2の2。昨日までの不調が嘘のよう。
      ただ、打線全体で見ると、還す人になると打ててないのは相変わらずだが…

3回裏
石原選手、内角カーブで見逃し三振!
野村投手、外角スライダーで空振り三振!

阿部選手、内角低めスライダーでファーストゴロ。

4回表
浅村選手、スライダーを打つもセンターフライ。
ヘルマン選手、フルカウントから四球で出塁、1アウト1塁。
秋山選手、内角スライダーにピッチャーゴロ、ランナー2塁へ。2アウト2塁。
星孝典選手、ファールで粘るもフルカウントからの低めストレートにサードゴロ。

4回裏
菊池選手、初球の外角高めスライダーでセンターフライ。
丸選手、シンカーでセカンドゴロ。
エルドレッド選手、初球の外角低めスライダーでショートゴロ。

5回表
鬼崎選手、外角低めチェンジアップにセカンドゴロ。
十亀投手、外角カーブにショートゴロ。
栗山選手、フルカウントからの外角低めチェンジアップにセカンドゴロ。
◆この回…打てないなぁ… そう簡単に変わるものではないと思うが、やっぱり…

5回裏
松山選手、外角ストレートのボール球を振らせて空振り三振!
岩本選手、外角シンカーでショートゴロ。
堂林選手、初球のシンカーでセンターフライ。
◆十亀投手…やや変化球が甘くなるシーンもあるものの、全般的には低めに来ており、
      安定した投球内容を見せてくれている。
      星孝典選手も変化球を有効に使い、積極的に打ちに来る広島打線を封じている。

6回表
大崎選手、ファールで粘るもフルカウントからの外角高めスライダーに空振り三振。
片岡選手、外角低めスライダーにセカンドゴロ。
浅村選手、外角低めカーブにサードゴロ。

6回裏
石原選手、フルカウントからのストレートで空振り三振!
野村投手、低めストレートで見逃し三振。
阿部選手、外角低めストレートで空振り三振!

7回表
ヘルマン選手、ファールで粘ってフルカウントから8球目を選んで四球で出塁、ノーアウト1塁。
秋山選手、初球セーフティバントもファール、カウント1−1からエンドランを仕掛け、
外角高めストレートを打ってサードゴロ、ランナーは2塁へ、1アウト2塁。
星孝典選手、カウント1−3から外角ストレートを打ってセンター前ヒット! 1アウト1・3塁。
代打のスピリー選手、フルカウントから四球で出塁、1アウト満塁。代走に永江選手。
十亀投手、低めチェンジアップにサードゴロ、本塁アウトのみ。2アウト満塁。
栗山選手、外角高めカーブを打つもレフトフライ。
◆この回…相変わらずっつーか、なんというか… チャンスで一本が出ない。
     十亀投手は別に打たなくてもいいんだが。最悪ホームゲッツーということもあるし。
     まぁ、でも結果的に変わらなかったね…

7回裏
菊池投手、初球に1塁側にセーフティバント成功。ノーアウト1塁。
丸選手、初球の外角シンカーを打たれてセンター前ヒット。ノーアウト1・2塁。
エルドレッド選手の打席でワイルドピッチ。ノーアウト2・3塁。
エルドレッド選手、フルカウントからの外角カーブで空振り三振! 1アウト2・3塁。
松山選手、内角低めスライダーを捉えられてライトスタンドへの3ランホームラン…
岩本選手、内角カーブでセンターフライ。
堂林選手、外角スライダーでライトフライ。
◆この回…結果から言えば、7回表の十亀投手は打つべきではなかったし、
     松山・岩本選手と左が続いただけに、左投手を投入しても良い場面だった。
     とはいえ、小石投手も川崎投手もそこまで信頼されているわけではないのが…

8回表 この回から今村投手が登板。
大崎選手、外角スライダーを打ってセンター前ヒット! ノーアウト1塁。
片岡選手、低めストレートを打ってライト前ヒット! ノーアウト1・2塁。
浅村選手、フルカウントから四球で出塁、ノーアウト満塁。
ヘルマン選手、外角低めスライダーにショートゴロ併殺…
3塁走者はホームイン。2アウト3塁。
秋山選手、ストレートにサードゴロ。
◆この回…反発力は出てきていると思うんだけど…

8回裏 この回から大石投手が登板。
石原選手、外角高めストレートを打たれてセンターへのヒット、
この打球をセンター秋山選手がファンブルするエラー、打者走者は2塁へ。

代打の上本選手、送りバントを試みるも3塁送球タッチアウト! 1アウト1塁。
阿部選手、外角高めスライダーでレフトフライ。
菊池選手、低めストレートを捉えられてレフトスタンドへの2ランホームラン…
丸選手、外角低めストレートで見逃し三振!
◆大石投手…ストレートまで捉えられ始めたか… うーん…

9回表 この回からミコライオ投手が登板。
代打の熊代選手、初球の高めシュートを打つもライトフライ。
永江選手、外角低めシュートに空振り三振。
代打の上本選手、低めシュートを捉えてライトスタンドへのソロホームラン!
栗山選手、フルカウントからの低めシュートにレフトフライ。
試合終了、3−5でライオンズが逆転負けで5連勝の後に5連敗…

先発の十亀投手は左右関係なくシンカーを多めに投げて、
ストレート狙いで来る広島打線を打たせて取る投球をしながらも、
スライダーやカーブで10三振を奪うなど、非常に良いピッチングを見せていました。
唯一悔やまれるのが松山選手の一発ですが、そこまでよく投げた方だと思います。
球数的には少なかったので、交代のタイミングではありませんでしたが、
点数が期待できない厳しい試合展開を考えれば、動いても良かったのかなと思います。
これといった左のリリーフがいない弊害がモロに出てしまった形です。

つーかさ、十亀投手が先発なら、
一時的に菊池雄星投手をリリーフにスタンバイさせときゃ良かったんじゃねーの?
おそらく水曜日の先発なのでしょうが、別に野上投手でも構わないわけで、
結局、何で十亀投手が今日の先発で、菊池雄星投手の間隔を空けられたのかが意味不明です。
ここらの交流戦に入ってからの投手陣のやりくりも違和感だらけですねぇ…
単純に成績だけでは図れない、練習での調子の良し悪しや体調、
小さな怪我など、現場は色々と判断することがあるのかもしれませんが、
ファンからすれば、説明されない限りは一切分からないわけで、
明確な説明がないことも違和感を感じてしまう理由でしょうね。


打線は難しい状況ではありますが、動いてダメなら原点回帰してみることでしょう。
状態的には昨年のシーズン終盤の空回りと似ているだけに、
そういう状況でも結果を出した選手を積極的に使うべきでしょう。
最近はマークが厳しく、あまり結果が出ていないものの浅村選手や、
勝負強さが光る大崎選手、控えでは熊代選手も逆境に強いところがあります。
オーダーを基本に戻しながら、彼らを積極的に使っていくべきではないでしょうか。
 1(中)秋山、2(二)片岡、3(指)栗山、4(一)浅村、5(左)大崎、
 6(三)ヘルマン、7(右)熊代、8(捕)炭谷・星孝典・上本、9(遊)鬼崎・山崎浩司・永江

指名打者が使えることで、どう変わるか。
そろそろ、外国人打者の「答え」を出す必要があるでしょう。
スピリー選手に最後のチャンスを与えるのか、もうこれまでとするのか。
それはオーティズ選手に関しても同様のことです。



これで交流戦は5連勝で交流戦の借金返済&貯金をしたと思ったら、
5連敗で再び交流戦借金生活に入ってしまいました。
残りの交流戦は本拠地での4試合のみ。
3勝1敗ならば、なんとか交流戦を5割で終えられますが、
できれば4連勝を達成する気持ちで、強く戦っていってもらいたいですね。
水曜からはガンバレ、ライオンズ!!




6月8日 交流戦 埼玉西武ライオンズ 0−1 広島東洋カープ

(西)岸(7回)−川崎(1/3)−涌井(2/3)
(広)中崎(7回)−今村(1回)−ミコライオ(1回)
(本)エルドレッド3号ソロ(4回裏)
西武
広島 ×

打順組み換えも、3安打無得点… 岸は一発に泣き、貧打で見殺しに…
今の獅子は、獲物に無慈悲にかぶりつく鋭い「牙」も、
狩りのために入念に研ぎ澄まされた「爪」も持っていません。
ライオンどころかネコ未満の「愛玩動物」でしかないのが実情です。
可愛いものですね、ほら指をアマガミしてるよ。全然痛くないんだよ。

……
……… orz

結局、打順の組み換えにしても、スタメンを変更してみても、
開幕から試合に出ているメンバーはほぼ変わりがありません。
キャッチャーの炭谷選手、ファーストの浅村選手、セカンドの片岡選手、
サードのヘルマン選手、レフトの栗山選手、センターの秋山選手。
ショートが永江・金子・山崎浩司・鬼崎選手と変遷していて、
ライトも坂田・大崎・熊代・木村選手らが入れ替わっていますが、それだけ。
DH・代打要員も、オーティズ・スピリー・上本選手が打撃不振で2軍に行くも、
2軍では4割前後の成績を残し、10日ほど経ったら1軍へUターンするも、
1軍では2割前後しか打てずに足を引っ張って2軍へ、その繰り返しに過ぎません。
要は1軍の選手を順に回しているだけで、緊張感が足らんのですよ。

今思うと、坂田選手の怪我は戦力以上に痛手を蒙りました。
それは坂田選手の活躍によって、レギュラー復帰を虎視眈々と狙い、
代打等でギラギラとチャンスを待っていた大崎選手が控えでなくなり、
安定してスタメン起用されるようになったことで、競争意識が弱まってしまいました。
今必要なのは、チーム内の競争活性化させるギラギラした熱さです。
レギュラーが試合出場を惜しんではならず、控えは出番がないことに甘んじてはいけません。
勿論、選手達はプロですから、そんな気持ちを持っていないでしょうが、
選手起用がパターン化してしまったことで、知らず知らずのうちに、
牙も爪も失って、現状に甘んじているように思えます。
もう一度、チームに喝を入れ、現状の打破に努める必要があります。

1(三)ヘルマン、2(二)片岡、3(左)栗山、4(一)浅村、5(中)秋山、
6(遊)山崎浩司、7(右)大崎、8(捕)炭谷、9(投)岸

1回表 広島先発:中崎投手
ヘルマン選手、外角スライダーに空振り三振。
片岡選手、外角ストレートを打ってライト前ヒット! 1アウト1塁。
栗山選手、内角高めストレートにショートゴロ併殺…
◆この回…打順を入れ替えてきて、想定したパターンの一つだったが、
     左を続くのを嫌ったのか、6番・7番が逆になってる。これがどうでるか。
     やっぱり栗山選手が出塁しないと攻撃が動かないので、そこがポイント。

1回裏 ライオンズ先発:岸投手
菊池選手、外角低めカーブで空振り三振!
丸選手、内角高めストレートでセカンドゴロ。
松山選手、内角低めカーブでピッチャーゴロに打ち取るも、岸投手が悪送球エラー。
エルドレッド選手、高めカーブを打たれて高いバウンドのショート内安打。
2アウト1・2塁。
岩本選手、フルカウントからの外角カーブでレフトフライ。
◆この回…三者凡退のはずが、自身のエラーから危ういピンチを招くことに。
     無失点で済んで本当に良かったよ。

2回表
浅村選手、初球の外角カーブにライトフライ。
秋山選手、外角低めスライダーに空振り三振。
山崎浩司選手、初球の外角ストレートを打つもショートゴロ。
◆この回…普通なら右投手が先発なので、鬼崎選手がスタメンのはずだが、
     オリックスの前に広島に在籍したことでのスタメン起用?
     ショートはレギュラーが決まってないので、これぐらいは大目に見るが…

2回裏
梵選手、初球の外角ストレートでショートゴロ。
堂林選手、フルカウントからの低めストレートで空振り三振!
会沢選手、外角低めカーブで空振り三振!

3回表
大崎選手、初球の外角高めストレートにファーストゴロ。
炭谷選手、ファールで粘るもフルカウントから9球目内角高めスライダーに空振り三振。
岸投手、ストレートに空振り三振。

3回裏
中崎投手、外角ストレートに見逃し三振。
菊池選手、外角カーブを打たれてライト前ヒット。
丸選手、外角低めチェンジアップで一二塁間のセカンドゴロ、2アウト2塁。
松山選手、内角低めストレートでセカンドゴロ。

4回表
ヘルマン選手、外角高めストレートに空振り三振。
片岡選手、カーブにファーストファールフライ。
栗山選手、フルカウントからの外角高めストレートに空振り三振。
◆この回…弟君を打てないなぁ…高めを打ててないのは単純に振れていないということ?

4回裏
エルドレッド選手、内角ストレートを捉えられてレフトスタンドへのソロホームラン…
岩本選手、初球の外角チェンジアップでセカンドゴロ。
梵選手、ストレートの四球。
堂林選手、外角高めストレートを打たれるもライトフェンス際のフライを
ライトの大崎選手がジャンピングキャッチしてアウト!

会沢選手、外角低めカーブを打たれてレフト前ヒット。2アウト1・2塁。
中崎投手、外角低めストレートで空振り三振。

5回表
浅村選手、外角低めスライダーに見逃し三振。
秋山選手、外角ストレートを打ってファーストの捕球エラーで出塁、1アウト1塁。
山崎選手、外角高めストレートにセカンドゴロ併殺…
◆この回…後ろが大崎選手であるならば、山崎選手に送らせても良かったのだが…
     なんつーか、行き当たりばったりな攻撃だよね。得点の筋道描けてる?

5回裏
菊池選手、内角低めストレートで見逃し三振!
丸選手、外角チェンジアップを打たれてセカンド内安打。
松山選手の打席で丸選手が2塁盗塁を試みるも、炭谷捕手が2塁送球アウト!
松山選手、フルカウントからの外角高めカーブでサードゴロ。
◆岸投手…調子自体は良いだけに、手痛い一発になっているなぁ…
     これ以上は失点できないので、しっかりと抑えていって欲しい。

6回表
大崎選手、フルカウントからの内角高めストレートにファーストゴロ。
炭谷選手、初球の外角低めカーブにレフトフライ。
岸投手、低めストレートを打つもライトフライ。
◆この回…出血大サービス中、今なら誰でも勝てます!?みたいな感じ。
     素人が投げても勝てるんじゃなかろうか。小学生も打てなさそう(苦笑)
     悔しかったら、ちったぁ打ってみろ。

6回裏
エルドレッド選手、外角低めカーブでサードゴロ。
岩本選手、低めストレートで空振り三振!
梵選手、カーブを打たれてレフト線への2ベース。
堂林選手、低めチェンジアップで空振り三振!

7回表
ヘルマン選手、低めストレートを打って三遊間抜くヒット! ノーアウト1塁。
片岡選手、送りバント成功、1アウト2塁。
栗山選手、フルカウントから四球で出塁、1アウト1・2塁。
浅村選手、外角低めスライダーを打つも高いバウンドのショートゴロ、
2塁アウトのみで2アウト1・3塁。
秋山選手、カウント1−3から四球で出塁、2アウト満塁。
代打のスピリー選手、初球の低めスライダーを打つもショートゴロ。
◆この回…今日唯一のチャンスだったが… 
     渡辺監督はクリーンナップに託したが、同点にできずに6番打者まで行ってしまった…
     最後に託した打者がスピリー選手では… 報われんよ。

7回裏 この回からショートに鬼崎選手。
会沢選手、ファールで粘られるもフルカウントからの8球目ストレートでライトフライ。
代打のニック選手、低めカーブでサードゴロ。
菊池選手、外角高めストレートでショートゴロ。

8回表 この回から今村投手が登板。
大崎選手、内角スライダーを打つもライトフライ。
代打の木村選手、ストレートの四球で出塁、1アウト1塁。
代打の上本選手、外角低めストレートに空振り三振。2アウト1塁。
ヘルマン選手、初球の低めストレートを打ってセンター前ヒット! 2アウト1・2塁。
片岡選手の打席で、2塁走者の木村選手が牽制で戻りきれずにタッチアウト…
◆この回…おーのー。

8回裏 この回から川崎投手が登板。キャッチャーに星孝典選手。
丸選手、外角スライダーでピッチャーゴロ。
代打の迎選手が起用されたところで、ライオンズは涌井投手にスイッチ。
代打の迎選手、外角ストレートで見逃し三振!
エルドレッド選手、フルカウントからの外角低めスライダーでファーストゴロ。

9回表 この回からミコライオ投手が登板。
片岡選手、シュートを打つもライトフライ。
栗山選手、フルカウントからの内角シュートに見逃し三振。
浅村選手、外角シュートを打つもセカンド菊池選手にジャンピングキャッチされてアウト。
試合終了、0−1の完封負け… 貧打、ここに極まり。

本題に入る前に、試合をざっと振り返ると、
先発の岸投手は素晴らしいピッチングだったものの、エルドレッド選手の一発に泣きました。
打ったバッターを褒めるしかないだけに、責められないピッチングでしたが、
ケチをつけるとすれば、初回の悪送球エラーでしょうね。
簡単に三者凡退で終わるはずが、予想外にピンチが膨らんでしまっただけに、
そこをしっかりと三者凡退で切り抜けていたら、こういう展開にならなかったかもしれません。

打線の方は中崎投手の実弟に7回2安打無失点と完全に抑えられてしまいました。
5回辺りから140キロ後半出ていたボールが140キロ前後まで落ちていたので、
捉えるチャンスはいくらでもあったはずですが、全く捉えられず、笑うしかありません。
バントせずに打たせれば併殺になるし、もう泣きながら笑うしかありません。
1番にヘルマン選手を入れて、秋山選手を5番にしたものの、
チャンスメークでは結果が出ても、ランナーを還す時には結果が出ずと、ちぐはぐです。
打順の入れ替えでどうにかなるという問題でもない雰囲気です。


そんな現状を踏まえての解決方法ですが、栗山選手をスタメンから外すことです。
本来は一番やってはいけないことなのですが、
実際、今の打線は栗山選手が安定した働きをすることを想定して組まれており、
その栗山選手が機能しないわけですから、打順の入れ替えも検討する必要がありますが、
昨日も書いたように、それでは今シーズンの戦い方を全否定することになり、
栗山選手の打順変更はできません。だから「スタメンから外す」のです。
これが中村剛也選手や中島選手では軽々しく不調だからといって外せませんが、
栗山選手は一選手に止まらない「キャプテン」という肩書きを持っています。
今のライオンズでは栗山選手がチームの勝敗の責任を担わなければならず、
チームの結果が出ていない以上は、キャプテンとして相応の責任を全うしなければなりません。
キャプテンとして試合に出ているだけでは分からない、
ベンチの雰囲気や控えの気持ちを汲み取ることも必要で、
栗山選手が率先してチームをまとめていくためにも、一度スタメンから外す必要があります。

また、それによって、絶対的なレギュラーはいないことを示すことになり、
結果を残せば、レギュラー奪取のチャンスが貰えることを若手・中堅に示すことができます。
交流戦明けには涌井投手が先発ローテに復帰すると簡単に言ってしまうようではダメ、
そういう「約束された起用法」が競争意識を弱めてしまいます。
もう一度、チーム全体に飢餓感を与え、勝利に対する内からの執念を出させないといけません。
荒療治となりますが、それぐらいする覚悟がなければ、
残りの交流戦もズルズル終わってしまうだけですよ。
そうなってしまえば、「また今年もか」となり、シーズン終盤の戦い方にも影響しかねません。
ここは思い切って鉈を振る場面でしょう。



明日は十亀投手が先発です。
私はてっきり中5日で菊池雄星投手だと思ったのですが…
無理をさせない方針なら、それはそれでいいのですが、
チーム状況からすれば、随分と余裕があるんだなと思ってしまいます。
現在リーグ4位のBクラス突入ですが。落ちる時は早いですよ?
そんな首脳陣の判断はともかくとして、十亀投手にとってはチャンスで、
それだけ信頼感を得てきている証拠でもありますから、右のエース格となれるよう頑張って欲しいです。

一方の広島先発は野村投手。
前回は要所を抑えられて攻略できませんでしたから、今度こそ攻略を…
と言える状況ではないだけに、相手よりも1点でも多く取れるように、
泥臭くても喰らいつく打撃で点数を取っていって欲しいです。
明日こそはガンバレ、ライオンズ!!




6月6日 交流戦 埼玉西武ライオンズ 1−2× 阪神タイガース

(西)牧田(8回0/3)
(阪)メッセンジャー(7回)−加藤康介(1回)−福原(1回)
(本)浅村9号ソロ(4回表)
  マートン5号ソロ(9回裏サヨナラ)
西武
阪神 1×

打線が浅村の本塁打による1点に抑えられ、最後は牧田が一発に沈んで連夜のサヨナラ負け…
ダメだよね。
いきなり先制点を許すのは論外だし、1点取れるかも微妙なのに2点も失うなんて。
先発投手が完封勝利してくれないと勝てませんよ。我慢ですよ、我慢。

……
………とは言えないでしょ、とても。
悪いのは投手ではなく、打線です、明らかに。

機能していないのは3番の栗山選手ですね。
ヤクルト・巨人戦ではサヨナラタイムリーを放つなど、
月が代わって調子が上がるかと思われたものの、阪神2連戦ではヒット1本に終わってしまい、
今日は4タコでチャンスメークすらできませんでした。
今のライオンズにとって、栗山選手は一人の打者には止まらず、
打線全体を動かす歯車であって、栗山選手が打ってくれないと打線が動き出しません。
そういう意味では、栗山選手の調子が上がってこないことには、何ともなりませんね。
もし、打順を変えられるなら、5番に下げたり、1番片岡・2番栗山選手としてみたり、
色々と打順は考えられるものの、今季のライオンズは3番栗山選手を中心に据えてますから、
そこを変更するということは、今季のここまでの戦い方を全否定することになるので、
やはり栗山選手の復調を待つしかないということでしょう。悩ましいですね…

1(中)秋山、2(二)片岡、3(左)栗山、4(一)浅村、5(三)ヘルマン、
6(右)大崎、7(遊)鬼崎、8(捕)炭谷、9(投)牧田

1回表 阪神先発:メッセンジャー投手
秋山選手、フルカウントから高めスライダーを打つもセカンドゴロ。
片岡選手、フルカウントから四球で出塁、1アウト1塁。
栗山選手、低めフォークに空振り三振。2アウト1塁。
浅村選手、低めストレートを打つもライト正面のライナー。

1回裏 ライオンズ先発:牧田投手
西岡選手、内角ストレートを打たれてセンター前ヒット。
大和選手、送りバントが小フライになるも、1塁へ悪送球エラー。ランナー2塁へ。

鳥谷選手、高めカーブを打たれてライトへのタイムリー2ベース…
マートン選手、内角ストレートでショートゴロ。
新井貴浩選手、内角低めストレートでライトフライ。
◆この回…昨日のサヨナラ勝ちの勢いのままに… 粘り強く投げて欲しい。

2回表
ヘルマン選手、ファールで粘るもフルカウントから
8球目の内角ストレートを打つもライトフライ。
大崎選手、外角ストレートを打ってセンター前ヒット! 1アウト1塁。
鬼崎選手、内角低めフォークを打ってセカンド強襲のヒット! 1アウト1・3塁。
炭谷選手、初球の低めカーブを打つもピッチャーゴロで併殺…
◆この回…初球のカーブを狙っていたとは思えないんだが…ちゃんと狙い球しぼってる?

2回裏
今成選手、チェンジアップでセンターフライ。
新井良太選手、死球。
藤井選手、内角ストレートで打ち取るもセンター前に落ちるヒット。
1アウト1・2塁。
メッセンジャー投手、送りバントを試みるもキャッチャーゴロ、2アウト1・2塁。
西岡選手、ファールで粘られるもフルカウントから
8球目の内角低めストレートでセカンドゴロ。

3回表
牧田投手、低めフォークに空振り三振。
秋山選手、低めフォークに空振り三振。
片岡選手、ファールで粘ってフルカウントから
10球目のスライダーを打って一二塁間抜くヒット!
 2アウト1塁。
栗山選手の打席で片岡選手が2塁盗塁を試みるもタッチアウト。

3回裏
大和選手、ストレートでファーストゴロ。
鳥谷選手、初球の内角ストレートでファーストゴロ。
マートン選手、外角スライダーを打たれてライト前ヒット。
新井貴浩選手、低めスライダーでライトフライ。

4回表
栗山選手、外角高めフォークにショートゴロ。
浅村選手、フォークを捉えてライトポール際に飛び込むソロホームラン!
ヘルマン選手、ストレートを打ってセンター前ヒット! 1アウト1塁。
大崎選手、フォークを打ち上げてしまってセカンドフライ。
鬼崎選手、外角フォークにレフトフライ。
◆この回…浅村選手様様だよね。一発以外に点数入る気配がない。
     甘く来てると思うんだがなぁ…

4回裏
今成選手、内角ストレートで空振り三振!
新井良太選手、フルカウントから内角高めストレートで空振り三振!

藤井選手、初球のストレートでセンターフライ。
◆この回…3回辺りからピッチングのテンポも良くなってきた。
     この調子で投げて行ってもらいたい。

5回表
炭谷選手、低めフォークを打ってレフトオーバーの2ベースヒット! ノーアウト2塁。
牧田投手、送りバント成功、1アウト3塁。
秋山選手、外角低めフォークを打つもセンター手前のライナー性のフライ。2アウト3塁。
片岡選手、フルカウントからの低めフォークを打つもショートゴロ。
◆この回…野球はやっぱり結果だよね。結果がダメなんだから、良い当たりでもダメなんだよ。
     送りバント失敗のリスクを抱えながらも、牧田投手がバントを決めたのだから、
     絶対に1点を取ってあげないと。

5回裏
メッセンジャー投手、低めスライダーで空振り三振。
西岡選手、内角低めストレートでセンターフライ。
大和選手、低めカーブでファーストファールフライ。
◆牧田投手…立ち上がりは苦労したものの、3回以降は完全に立ち直った。
      あとは打線の援護と球数の計算のみ。

6回表
栗山選手、初球の高めスライダーにセカンドゴロ。
浅村選手、外角カーブに空振り三振。
ヘルマン選手、フルカウントからストレートを打って一二塁間抜くヒット! 2アウト1塁。
ヘルマン選手が大崎選手の打席で2塁盗塁成功! 2アウト2塁。
大崎選手、高めカーブを打つもショート頭上のライナーでジャンピングキャッチされてアウト。
◆この回…ハードラック。チャンスはあるんだけど、なんだかなぁ…

6回裏
鳥谷選手、内角低めカーブを打たれてレフト前ヒット。
マートン選手、内角ストレートでショートゴロ併殺!
新井貴浩選手、初球の低めストレートでライトフライ。
◆この回…チャンスを生かせない展開で相手の先頭打者が出るとドキドキするが、
     難なく打ち取った牧田投手はさすが。お見事!

7回表
代打の木村選手、フルカウントから内角高めストレートのボール球を振らされて空振り三振。
炭谷選手、初球のストレートにセカンドゴロ。
牧田投手、外角低めストレートに見逃し三振。

7回裏 この回からショートに山崎浩司選手。
今成選手、内角ストレートを打たれて三遊間へのショート内安打。代走に柴田選手を起用。
新井良太選手、高めストレートのボール球を振らせて空振り三振! 1アウト1塁。
藤井選手、送りバント成功。2アウト2塁。
代打の桧山選手、低めストレートでピッチャーライナー。
◆この回…この回も牧田投手がよく抑えてくれた。1番からの好打順、攻撃陣に期待しよう!

8回表 この回から加藤康介投手が登板。
秋山選手、外角低めスライダーを打つもレフトフライ。
片岡選手、内角ストレートにファーストファールフライ。
栗山選手、低めストレートを打つも一二塁間のセカンドゴロ。
◆この回…やっぱり浅村選手の長打しか期待できないわ。雰囲気がゼロすぎる…

8回裏
西岡選手、ファールで粘られるも8球目の高めストレートでセカンドフライ。
大和選手、低めストレートでセンターフライ。
鳥谷選手、初球の高めストレートを打たれるもレフト後方のフライ。

9回表 この回から福原投手が登板。
浅村選手、内角高めストレートのボール球を振ってしまって空振り三振。
ヘルマン選手、フルカウントから内角高めストレートに空振り三振。
大崎選手、低めカーブを打ってセンター前ヒット! 2アウト1塁。代走に熊代選手を起用。
山崎浩司選手、内角ストレートにバットを折られてサードゴロ。

9回裏
マートン選手、外角スライダーを捉えられてレフトスタンドへサヨナラホームラン…
試合終了、1−2でサヨナラ負け…

それと最近は打者の狙いがはっきりしていないことが多いです。
今までは見逃し三振に終わるよりはマシということで、
山崎浩司選手以外は大目に見てきましたが、
四球の後の初球やチャンスでの初球で難しい球に手を出しすぎです。
そりゃセオリーと言えばセオリーで、積極的に打ちに行くことは良いことなのですが、
だからといって難しい球でも打っていけということではないだけに、
ちゃんと打席で狙い球を絞っているのか疑わしくなってきます。
今日の試合で言えば、2回表1アウト1・3塁での炭谷選手の初球ですね。
捕手の読みとして、初球はカウントを取りに来るのでカーブを狙い打った可能性もありますが、
普通はストレート狙いで行くはずで、本当に狙い球であったのかどうか疑問も残ります。
狙い球を打った結果が併殺なら仕方ありませんが、
そうではなかったのなら、勿体無いとしか言いようがありません。
もう少しチャンスでもじっくりと打ちに行く球を選ぶことが必要ではないでしょうか。

あと、セリーグとパリーグの攻め方の違いで、
フルカウントからボール球を投げられるかどうかも違っていて、
パリーグはわりとストライクゾーンで勝負するものの、
セリーグは四球を恐れずにボール球を使うケースが多いです。
そこらもあって、チャンスでの早打ちに繋がっているのかなとも思えますが、
それでも攻め方を頭に入れておけば良いだけのことなので、
チャンスでの淡白な打撃を改め、もっとじっくりと打っていってもらいたいです。



明日は移動日で土曜からはマツダスタジアムでの広島2連戦です。
各打者はもう一度狙い球をしっかりと絞り直し、
選手任せにするのではなく、チームで狙いを徹底していって欲しいですね。
土曜からはガンバレ、ライオンズ!!




6月5日 交流戦 埼玉西武ライオンズ 2−3× 阪神タイガース

(西)野上(6回)−涌井(1回)−大石(1回1/3)
(阪)榎田(5回)−渡辺(1回)
 −加藤康介(1回)−安藤(2回)
(本)浅村8号2ラン(5回表)
西武
阪神 1×

浅村の2ランで先制するも、野上が粘り切れず、最後は大石が打たれてサヨナラ負け…
試合のポイントはどこだったんでしょうねぇ…
やっぱり浅村選手の先制2ランホームランで勢いに乗るところで、
野上投手が粘りきれずに、失点・同点にしてしまったことでしょうか。
2失点したものの、許したヒットは4安打のみで、打ち崩されたわけではないんです。
4つの四球が投球のリズムを損なっており、6回は四球から失点する形となってしまいました。
まぁ、なんつーか、白星に恵まれておらず、
調子の悪かった時に一発を浴びたことが効いているんですかね。
慎重になり過ぎています。
普通に考えれば、狭い東京ドームとは明らかに違い、広い倉敷マスカットスタジアムですから、
それほど一発を警戒する必要もないわけですが、大胆に勝負できませんでした。
調子のわりには勝てる投球ができない、勝っていない投手の性なのでしょうか。
一つ勝てば違ってくるのでしょうが… その1勝が遠くなっちゃってますねぇ…
なんとか打線が援護してあげたいのですが、DHが使えないと、どうしても得点力が…

その打線も6番以降がノーヒット。
致し方ない面はあるものの、もう少しチャンスのお膳立てをしてもらいたいです。
個人的に気になっているのが7番打者ですね。
渡辺監督の中では、山崎浩司・鬼崎選手>炭谷選手なのかもしれませんが、
他球団からすれば、炭谷選手>山崎浩司・鬼崎選手になっているわけで、
彼らでアウトを取った後、炭谷選手を歩かせて投手勝負というのが定番化しています。
それならば、炭谷選手を7番にして、ショートの選手を8番にした方がいい気も。
ショートが永江・鬼崎・山崎浩司選手と3人いて、浅村選手も守れることを考えれば、
別に序盤から代打で勝負をかけても構わないわけで、
ショートの選手を7番で起用するなら、チャンスで積極的に代打を送るのも手でしょう。
残りの交流戦は2試合ずつですから、投手のやりくりが楽になるだけに、
投手を減らして野手を多めに入れてもいいわけですから、そこは柔軟に対応して欲しいです。

1(中)秋山、2(二)片岡、3(左)栗山、4(一)浅村、5(三)ヘルマン、
6(右)木村、7(遊)山崎浩司、8(捕)炭谷、9(投)野上
◆昨日、岡本洋介投手が1軍登録抹消。川崎雄介投手が移籍後初の1軍登録。

1回表 阪神先発:榎田投手
秋山選手、フルカウントからの内角低めストレートにサードファールフライ。
片岡選手、高めストレートを打つもセカンドライナー。
栗山選手、カウント1−3から高めストレートを打ってセンター前ヒット! 2アウト1塁。
浅村選手、外角シュートを打ってサードゴロも捕球エラーで出塁。2アウト1・2塁。
ヘルマン選手、カウント1−3から四球で出塁、2アウト満塁。
木村選手、カウントノーツーとなるも、2球内角ストレートを見逃し、
真ん中ストレートに空振り三振。

◆この回…木村選手のノーツーとなった時点で「待て」のサインが出たのかなぁ。
     追い込まれるとまだ脆さがあるだけに、積極的に行かせて欲しかった。

1回裏 ライオンズ先発:野上投手
西岡選手、外角低めチェンジアップで空振り三振!
大和選手、フルカウントからの外角低めストレートで空振り三振!
鳥谷選手、高めカーブでファーストゴロ。

2回表
山崎浩司選手、内角低めカットボールに空振り三振。
炭谷選手、フルカウントからのストレートにサードゴロ。
野上投手、ストレートにセカンドゴロ。

2回裏
マートン選手、高めスライダーにセカンドフライ。
新井貴浩選手、外角スライダーでショートゴロ。
藤井選手、高めストレートを打たれてレフト前ヒット。
新井良太選手、フルカウントから外角高めスライダーでサードゴロ。

3回表
秋山選手、外角低めカットボールに空振り三振。
片岡選手、初球の高めストレートを打ってセンター前ヒット! 1アウト1塁。
栗山選手、右手甲付近に当たる死球。1アウト1・2塁。
浅村選手、外角ストレートを打つもショートゴロ併殺。
◆この回…当たりは良かったんだが… ショート鳥谷選手に上手く処理されてしまった。

3回裏
柴田選手、初球の低めチェンジアップでライトファールゾーンのフライ、
この打球をライトスタメン起用の木村選手がスライディングキャッチアウト!

榎田投手、外角低めチェンジアップでセカンドゴロ。
西岡選手、内角スライダーでセカンドゴロ。

4回表
ヘルマン選手、フルカウントから内角高めストレートを打ってセンター前ヒット! ノーアウト1塁。
木村選手、送りバント成功、1アウト2塁。
山崎選手、初球の低めスライダーにセカンドフライ。2アウト2塁。
炭谷選手、敬遠気味の四球、2アウト1・2塁。
野上投手、内角スライダーにサードゴロ。
◆この回…まぁ、仕方ないと言えば仕方ないかな。
     以前の試合で大崎選手の送りバントには異を唱えたが、経験の浅い木村選手は別。
     小技もできることが分かったのはファンとしても収穫。あっさり決めてくれたね。
     山崎選手は初球打ちが一長一短だなぁ。狙っていたなら仕方ないが。

4回裏
大和選手、ファールで粘られてフルカウントから8球目外れて四球。
鳥谷選手、外角低めスライダーで空振り三振!
マートン選手の打席でワイルドピッチ、ランナー2塁へ。1アウト2塁。
マートン選手、フルカウントから四球。1アウト1・2塁。
新井貴浩選手、外角ストレートで見逃し三振! 2アウト1・2塁。
藤井選手、外角低めスライダーで見逃し三振!

5回表
秋山選手、外角カットボールにピッチャーゴロ。
片岡選手、高めカットボールを打ってレフト前ヒット! 1アウト1塁。
栗山選手、外角低め一杯のストレートに見逃し三振。2アウト1塁。
浅村選手、内角ストレートを捉えてレフトスタンドへの2ランホームラン!
ヘルマン選手、外角高めチェンジアップにファーストファールフライ。
◆この回…膠着した状態で浅村選手の一発!
     DHなしだと下位打線が心もとないだけに、4番の一発は非常に大きい。
     ナイスホームラン!

5回裏
新井良太選手、外角スライダーを打たれて左中間への2ベース。
柴田選手、送りバント成功。1アウト3塁。
代打の今成選手、内角低めチェンジアップを打たれてライト犠牲フライ、
ライトの木村選手が好返球を見せるも、わずかに及ばずに判定はセーフに。
西岡選手、ストレートを打たれるもセンター後方のフライ。
◆野上投手…1点を失ったものの、前回同様に調子は良さげ。
      球数もそう多くはないので、7回までしっかりと投げてもらいたい。
◆木村選手…ライトへのファールフライへのダッシュ脚力に、間一髪という強肩。
      やはり走攻守どれを取っても非常に楽しみな選手だ。スケールが大きい。

6回表 この回から渡辺亮投手が登板。
木村選手、外角低めスライダーに空振り三振。
山崎選手、外角低めストレートに見逃し三振。
炭谷選手、外角高めストレートにピッチャーゴロ。
◆木村選手…現時点の穴は外角低めのスライダーかな。経験不足が理由だろう。
      それでも真ん中・真ん中低めしか打てないスピリー選手に比べれば…

6回裏
大和選手、外角ストレートでライトフライ。
鳥谷選手、フルカウントから四球。1アウト1塁。
マートン選手の打席で鳥谷選手が2塁盗塁成功。1アウト2塁。
マートン選手、フルカウントから内角低めスライダーを打たれてレフト線へのタイムリー2ベース。
新井貴浩選手、フルカウントから四球。1アウト1・2塁。
藤井選手、初球の外角スライダーを打たれてレフト前ヒット。1アウト満塁。
新井良太選手、外角低めスライダーで空振り三振! 2アウト満塁。
柴田選手、スライダーでセンターフライ。
◆野上投手…歯痒い。なんでこの回始まるまで2安打、2本を含めても4安打。
      なのに四球は合計4つ。自分でピンチを広げているようにしか見えない。
      今の調子ならもっと大胆に行っても良かったのに。
      おそらく、次の回は代打だろうから、ここで点が入らないと勝ち星なしだぞ?

7回表
代打の大崎選手が起用されたところで、阪神は左腕の加藤康介投手にスイッチ。
代打の大崎選手、ファールで粘るもフルカウントから8球目の
高めストレートを打つも右中間のセンターフライ。
秋山選手、外角低めスライダーを打って左中間手前へのヒット!! 1アウト1塁。
片岡選手、低めストレートをセンターへ弾き返すもセンターライナー。2アウト1塁。
栗山選手、高めストレートを打つもセンターフライ。

7回裏 この回から涌井投手が登板。大崎選手がライトへ。
代打の浅井選手、内角高めシュートでファーストファールフライ。
西岡選手、フルカウントから外角スライダーで空振り三振!
大和選手、高めスライダーを打たれてレフト前ヒット。
鳥谷選手、初球のストレートでショートゴロ。

8回表 この回から安藤投手が登板。
浅村選手、フルカウントから外角ストレートを打つも右中間のセンターフライ。
ヘルマン選手、外角低めスライダーを打って三遊間へのサード内安打! 1アウト1塁。
ここでライオンズは代打の鬼崎選手を起用。
代打の鬼崎選手、送りバントの構えで、極端なバントシフトで1塁線を狙うも2球ファール、
最後は外角低めストレートにピッチャーゴロで併殺に。

◆この回…難しいケースではあるが、結果は最悪に。何のためのバント要員なのか?

8回裏 この回から大石投手が登板。
マートン選手、外角低めフォークで空振り三振!
新井貴浩選手、内角高め148キロストレートで空振り三振!

藤井選手、初球の内角高めストレートでファーストファールフライ。
◆この回…大石投手がナイスピッチング! これを攻撃に繋げたい。次こそ勝ち越しだ!

9回表
代打の上本選手、外角フォークを打つも一二塁間のセカンドゴロ。
炭谷選手、低めフォークに空振り三振。
大崎選手、外角ストレートを打つもセンターフライ。

9回裏 この回からショートに永江選手。
新井良太選手、外角低めストレートを打たれてライトフェンス直撃の3ベース。代走に荒木選手。
柴田選手、初球ストレートでレフトへの浅いフライ、1アウト3塁。
代打の桧山選手、敬遠の四球。1アウト1・3塁。代走に坂選手を起用。
西岡選手、高めストレートを打たれて右中間へのサヨナラタイムリーヒット…
試合終了、2−3でサヨナラ負け…

最後の場面は仕方ないかなと思います。
大石投手が勝負に行っての結果ですから、諦めも付きます。
敬遠での満塁策も十分考えられる場面でしたが、上位打線に回ることになり、
西岡選手も大和選手も足があるので併殺は取りづらく、
ライオンズとしては鳥谷選手が一番嫌という感じでしたから、その前に勝負したのは悪くない判断です。
ただ、問題なのは大石投手が困った時に投げる球がストレートのみで、
変化球でカウントを整えることができず、そこを実績ある選手に狙われてしまうことですね。
フォーク以外にもスライダーやチェンジアップもあるはずですが、投げきれない、そこが問題です。
勝負球はストレートで構わないので、そこに至るまでの変化球をなんとかしていかないと、
長いシーズンをリリーフで安定した活躍をすることは難しいように思えます。

状況的にはサファテ投手の投入もありえましたが、こちらもストレート中心、
結局、結果は変わらなかった感じがしますね。
タイプが同じというのが… だから真ん中に誰かを挟みたいわけで…


打者陣では木村選手がノーヒットだったものの、素材の良さを見せてくれました。
プロ初スタメンでライトを守りましたが、広いファールゾーンのフライを追いかけてナイスキャッチしたり、
犠牲フライの打球を間一髪にまで追い込む好返球を見せるなど、
守備面でもポテンシャルの高さを見せつけてくれました。
また、今日は送りバントもきっちりと決めてくれましたし、
小技もできることは大きなアピール材料です。
期待の打撃の方では、外角低めの変化球に苦しんでいる印象で、
残念ながらそこは慣れしかないと思うので、見極めができてくれば安定した成績を残せると思います。
年下になりますが、浅村選手の対応が参考になるかもしれませんね。
少なくとも、門の空白ゾーンしか打てないスピリー選手よりは期待できますから、
経験を積ませる意味でも木村選手を優先して欲しいです。
ただ、できれば7番辺りで使いたいんですよね。6番はやっぱりもう少し確実性が欲しいです。



明日は牧田投手が先発です。
今日は野上投手のテンポがあまり良くなかっただけに、
明日は牧田投手のテンポで試合感覚を掴み、打線の援護点に期待したいところですね。

一方の阪神先発はメッセンジャー投手。
力のある投手だけに、そうそう長打は出ないでしょうから、
繋ぎの打撃と機動力を絡ませて、得点を取って行って欲しいです。
明日こそはガンバレ、ライオンズ!!





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