2012年西武ライオンズ応援日記

10月7日 埼玉西武ライオンズ 0−7 オリックスバファローズ

(西)牧田(2回)−菊池(2回2/3)
 −大石(3回1/3)−松永(1回)
(オ)前田(8回)−岸田(1回)
西武
オリックス ×

打線が繋がりを欠き、最終戦を完封負け… 涌井、セーブ王ならず…
こう言っては何ですが、やる気あったんですかね?
今日の継投からしてもそうですが、ヘルマン選手をスタメンから外し、
キャッチャーに昨日1軍から上がってきたばかりの中田選手を使うなど、
消化試合のようなオーダーを組んできたわけですが…
涌井投手のセーブ王のタイトルはどうでも良かったんですかね?
先発の涌井投手からすれば、もう二度と縁のないタイトルだと思うのですが…
私には理解できません。チャンスがあるなら、挑戦して欲しかったです。
順位が確定しているからって気を抜きすぎじゃないですか?
こんなんじゃクライマックスシリーズも勝てないですよ。大丈夫なの、本当に?

菊池雄星投手の登板も完全な無駄で、5失点したことで防御率が2点台から3点台へ悪化、
涌井投手がセーブ王を取れずに、リリーフ陣全体のイメージが好転しなかったのと同じく、
菊池投手の世間的評価が悪く取られかねないです。
プロ野球は結果の世界ですからね。中身を見てくれるのは自軍のファンだけですよ。
それ以外は数字で判断されるわけですから、ちょっと配慮がなかった感じがしちゃいます。

収穫はプロ初マスクを被った中田祥多選手が無難に試合をこなしたことでしょう。
昨年までは故障続きで、オフには一時戦力外で育成契約となるなど、
選手生命の危機に立たされましたが、再び支配化選手を勝ち取り、
2軍の試合でも捕手としてマスクを被るようになるなど、
ようやくプロのキャッチャーとしてスタートが切れた形です。
リード面はまだこれからでしょうが、盗塁を阻止するなど、
その他の守備面はそれなりにこなしていたので、
今後の成長次第では炭谷選手らを脅かす存在になってくるかもしれません。
炭谷選手が打撃で伸び悩んでいるだけに、若い選手の活躍で刺激を与えて欲しいですね。

また鬼崎選手が移籍後初ヒットを含む2安打をマーク。
ライオンズに来てからは完全な専守防衛でしたが、
ヤクルト時代はショートのレギュラー争いもしていた選手なだけに、
打撃技術もこんなものではないはず、
今シーズンはショート・サード・セカンドと多くの働き場を得ましたから、
これを足がかりに1軍選手として確固たる地位を築いて欲しいですね。

1(二)浅村、2(中)秋山、3(遊)中島、4(指)中村、5(一)オーティズ、
6(右)大崎、7(左)熊代、8(捕)中田、9(三)鬼崎

1回表 オリックス先発:前田投手
浅村選手、内角ストレートを打ってライト前ヒット!
秋山選手、エンドランで外角高めストレートを打つもピッチャーゴロ併殺。
中島選手、内角高めスライダーに空振り三振。
◆この回…中島選手の首位打者は厳しくなったかな。空回りしないでね。

1回裏 ライオンズ先発:牧田投手
深江選手、初球の高めストレートを打たれてセンター前ヒット。
大引選手、送りバント成功。1アウト2塁。
T−岡田選手、内角ストレートを打たれて一二塁間抜かれるヒット。1アウト1・3塁。
李選手、外角高めスライダーを打たれて右中間突破の2点タイムリー2ベース…
北川選手、内角ストレートでライトフライ。
バルディリス選手、外角スライダーでショートフライ。

2回表
中村選手、フルカウントからの外角スライダーを打つもライトフライ。
オーティズ選手、フルカウントからの外角低めフォークに空振り三振。
大崎選手、初球のストレートを打ってセンター前ヒット!
熊代選手、高めストレートを打ってセンター前ヒット!
 2アウト1・2塁。
中田選手、高めストレートにサードゴロ。
◆中田選手…1軍昇格もそうだが、スタメンマスクを被るとはびっくり。
      一時は育成契約に転落したが、2軍でチャンスを掴んで支配化選手に戻り、
      シーズン終盤に1軍昇格、なんとかチャンスを生かして欲しい。

2回裏
宮崎選手、外角低めスライダーで空振り三振!
伊藤選手、内角高めストレートで詰まらせてショートゴロ。
安達選手、外角カーブを打たれて右中間への2ベース。
深江選手、内角ストレートでレフトフライ。

3回表
鬼崎選手、外角低めカットボールに空振り三振。
浅村選手、低めスライダーにショートゴロ。
秋山選手、フルカウントからの高めスライダーにセカンドゴロ。
◆打線…相変わらず対左投手に課題を残している。
    これじゃソフトバンクの山田投手にまたやられるぞ?

3回裏 この回から菊池雄星投手が登板。
大引選手、外角高めスライダーでショートゴロ。
T−岡田選手、カウント1−3から四球。
李選手、フルカウントからの外角高めストレートで空振り三振!
スタートを切っていたT−岡田選手は2塁盗塁成功。
北川選手、初球の高めストレートでライトフライ。

4回表
中島選手、初球の外角フォークにショートゴロ。
中村選手、内角高めストレートに見逃し三振。
オーティズ選手、外角ストレートにファーストゴロ。

4回裏 この回からショートに永江選手。
バルディリス選手、高めスライダーでセンターフライ。
宮崎選手、内角高めストレートでセンターフライ。
伊藤選手、高めストレートで空振り三振!

5回表
大崎選手、内角ストレートにセカンドフライ。
熊代選手、ストレートにショートゴロ。
中田選手、高めフォークにショートゴロ。

5回裏
安達選手、高めスライダーを打たれてセンター前ヒット。
深江選手、送りバント成功。1アウト2塁。
大引選手、内角ストレートを打たれてセンター前ヒット。1アウト1・3塁。
T−岡田選手、高めスライダーを打たれてセンターフェンス直撃の2点タイムリー2ベース…
李選手、初球カーブでショートゴロ。
北川選手、高めストレートを打たれてレフトオーバータイムリー2ベース…
バルディリス選手、フルカウントから四球。2アウト1・2塁。
ここでライオンズは投手交代、大石投手が登板。
宮崎選手の打席でワイルドピッチ、2アウト2・3塁。
宮崎選手、内角ストレートを打たれてセンター前2点タイムリー…
伊藤選手、外角高めストレートで空振り三振。
◆この回…はいはい、終わった終わった。CS敗退おめ(苦笑)
     最初から消化試合の雰囲気でどうすんのよ? そんなに涌井投手が嫌いか。
     これで武器がなくなった。丸裸でぶつかって運が良ければ勝てる程度のチーム状況。
     さっさと負けた方が来年以降のためになるかもね。

6回表
先頭の鬼崎選手がヒットで出塁するも、後続が倒れて無得点。

6回裏
先頭の安達選手にヒットを許すも、中田選手が盗塁を刺してアウト。
2アウトから大引選手にヒットを許すも、後続を打ちとって無失点。

7回表
三者凡退。

7回裏
三者凡退。

8回表
2アウトから鬼崎選手が3ベース、浅村選手が四球で出塁するも、
秋山選手がセンターフライに倒れて無得点。

8回裏 この回は松永投手が登板。サードにヘルマン選手。
先頭の代打・坂口選手にヒットを許すも、後続を打ちとって無得点。

9回表 この回は岸田投手が登板。
1アウトから代打のカーター選手がヒットで出塁するも、後続が倒れて無得点。
試合終了、0−7の寒風負け…

今シーズンの総括は何度となくしていますが、主に3つの誤算があったと思います。
一つは「新戦力の誤算」です。
キャンプ・オープン戦と結果を残した新外国人のゴンザレス投手を抑えで起用するも、
これが完全に誤算で、何度となく逆転を許すなど期待を裏切り続け、
セットアッパーを期待した中村マイケル投手も安定感がなく、リリーフ陣が早々に瓦解することに。
打線ではヘルマン選手を1番セカンドで起用するも、打撃不振と拙守で完全ブレーキ、
ベテランの嶋選手を5番にと期待したものの、思うような結果は残せず、
スタートダッシュに躓く大きな要因となってしまいました。
二つ目は「故障者の誤算」です。
今年は主力野手に怪我人が多すぎました。
開幕時には秋山・片岡・カーター選手がおらず、中盤は中村・中島選手が離脱を繰り返し、
終盤は片岡・栗山選手に売り出し中だった石川選手、
投手陣でも西口・武隈投手が離脱して先発6人目に悩まされることとなりました。
離脱こそなかったものの、浅村選手もオープン戦での無理が祟って開幕から絶不調スタート、
後半戦になって本来の調子を取り戻すといった感じでした。
野手の故障者に悩まされるシーズンだったと言えます。
三つ目は「エースの誤算」です。
開幕投手を務めた涌井投手が開幕から悪夢の4連敗、
序盤は日程が緩く、雨天中止も多かったので、
涌井投手が先発する度に負け、他の日はリリーフの逆転負けと悪夢の日々でした。
そんな涌井投手を抑えへと配置転換しましたが、今度は女性問題の不祥事で事実上の謹慎処分に、
復帰は交流戦終了後まで遅れ、抑えへの配置転換もスムーズには行きませんでした。
代わりにエースを任された岸投手も、順調に勝ち星を延ばしていったものの、
8月以降のエース対決では敗戦が続き、好投していても1イニングだけ崩れて負けるなど、
勝負所で勝てない展開が続いてしまいました。
最終的に優勝を逃したのはエースの誤算にあったと言えるかと思います。

逆に、それだけの誤算がありながらも、優勝争いを繰り広げるまでに盛り返し、2位となれたのは、
3つの転機があったからだと思います。
一つ目の転機は「涌井投手の抑え転向」です。
涌井投手の不振、ゴンザレス投手の乱調を一度に解決するため、
涌井投手が腕を振り切れるようにするため、5月に抑え転向を渡辺監督が決断しました。
これは一時的な措置に過ぎなかったのですが、その後、女性問題の不祥事発覚があり、
涌井投手が1軍から姿を消すと、再びリリーフに泣かされ、先発陣に皺寄せが行く展開に。
これらの問題があったことで、一時凌ぎ的だった涌井投手の抑え転向が、
涌井投手の抑えの自覚と共に、恒久的なものへ変わり、リリーフ陣が整備されることに繋がりました。
二つ目の転機は「野上投手と菊池雄星投手の台頭」です。
交流戦期間は岸・牧田・石井一久・西口投手を中5日でフル回転させることで乗り切りましたが、
リーグ戦再開となると、涌井投手の先発転向の余波で駒が足りなくなってしまいました。
そんな中で台頭してきたのが野上投手と菊池雄星投手です。
野上投手は開幕時はリリーフをやっていたものの、
ストレートに力はあったものの、変化球のポカがあって安定しているとは言い難かったものの、
7月辺りから変化球のコントロールが劇的に安定し、
後半戦は裏ローテの頭を任されるなど、先発の軸にまで成長しました。
菊池投手は開幕2軍だったものの、カーブを有効に使えるようになると頭角を現し、
左腕エースとも呼べるような活躍でチームを一気に浮上させていきました。
リリーフの安定とともに、若い先発投手が成長し、良い循環をもたらすようになりました。
三つ目の転機は「浅村選手と秋山選手の1・2番コンビ」です。
1・2番はヘルマン・栗山選手でスタートするも、両選手の不調で早々に瓦解し、
1番栗山選手を固定で2番を入れ替える時期が続き、
片岡選手が復帰後は1・2番を入れ替えながら2人の1・2番コンビが続きましたが、
片岡選手が怪我で離脱すると、秋山選手が2番で起用されて結果を残し、快進撃のきっかけとなり、
栗山選手が怪我で離脱した後は、浅村選手が1番で起用されて結果を残し、
ライオンズに新しい1・2番コンビが誕生しました。
浅村選手は積極的で1・2打席目に好結果を残すことが多く、
秋山選手は修正能力が高く3・4打席目に好結果を残すことが多いなど、
2人の相反するタイプが上手く作用し、1・2番の出塁率が安定し、得点力が高まりました。
当初は小技に難があった秋山選手も、試合をこなすにつれて成功率が高まりましたし、
初球打ちの目立つ浅村選手も追い込まれてからはファールで粘り、四球を勝ち取るなど、
終わってみれば、素晴らしい1・2番コンビへと成長していました。
シーズン前には全く考えられなかった怪我の功名とも言える1・2番コンビの結成でしたが、
これが大ヒットしたことが非常に大きかったです。

総じて言えることは、「苦境をチャンスに変えた」ことが健闘した一番の理由でしょう。
涌井投手の不調が抑え転向に繋がり、
女性問題の不祥事による事実上の謹慎が涌井投手の抑えとしての自覚を目覚めさせる結果となり、
ウィリアムス投手が開幕1軍を逃したことによって、2軍で牽制・クイックを学ぶ結果となり、
後半戦でのセットアッパーとしての大活躍に繋がりましたし、
カーター選手の怪我がなければ、2軍で日本の投手を学ぶ機会が作れず、
早々に見切られていた可能性がありますし、
また、カーター選手が活躍したからこそ、途中加入のオーティズ選手の再調整期間も作ることができ、
それが終盤の復調にも繋がりました。
数多くの誤算がありましたが、それを乗り越えて強いチームを作れたことが最大の収穫ですね。
それも昨年の経験があったからこそでしょう。
最下位から3位に滑り込んだあの経験が、苦境に立たされても諦めないチームを作ったのだと思います。


それでも一歩及ばずに優勝できなかったのは事実なわけで、
そういう意味ではまだチームは発展途上で完全ではありません。
投打ともにまだまだ「勝負弱さ」が垣間見れます。

例えば、エースと期待された岸投手はエースの自覚が足りず、
最後までマウンドを守り切るという意地、我侭さがなかなか見られませんでした。
打線はベテラン不在で、打線の中心が昨年と同じく中村選手で動き、
中島選手が5番を打つようなバックアップに回るような体制なら上手くいったかもしれませんが、
実際に今年の打線は中島選手を中核に動くこととなり、打線を締めるベテランの役回りがいませんでした。
中島・中村・栗山選手では年若く、言葉では伝えきれないところがあり、
背中で示すにしても、怪我が多く、チームを引っ張っている感じが弱くなってしまいました。
中島・中村選手が打たなかったから負けた、そう言われる試合が何度あったことか。
渡辺監督は個人攻撃しないので、口に出して言いませんが、
そういうことが言われるような試合の勝敗を握る選手であらねばならないわけです。
そこがまだ足りていないように思えます。

逆に、それより若い浅村・秋山選手らは主力の自覚がなかなか芽生えて来ず、
いつまでも半レギュラーからレギュラー争いをしている選手の意識を抜け切りませんでした。
新しいチームに変わりつつある中で、主力選手を頼ってばかりで、意識の脱却が遅れた感があります。
ただ、それが片岡・栗山選手の怪我という危機が転機となり、
ようやく浅村・秋山選手が一人前となり、主力選手の仲間入りするまでになりました。

要するに、まだまだチームとして「勝つ意識」が十分ではないように思います。
勝利のために何をするべきで、自分は何ができるのか。そこがまだ十分ではないと思えます。
それを伝えられるのは優勝経験のあるベテラン選手だと思うのですが、
投手陣には西口投手と石井一久投手という経験豊富な投手がいるので心配はないのですが、
野手陣では平尾選手と佐藤友亮選手が引退したことで、経験を伝えられる選手がいません。
将来的には中島選手がそういう立場になって行くのでしょうが、
メジャー志望が強いだけに、そうならないうちに移籍となってしまうかもしれません。
そこが現時点の最大の懸念材料ですね。

まだ正式な報道はないものの、日刊スポーツでは楽天・岩村選手が戦力外との話もあります。
ヤクルトでの活躍は勿論のこと、メジャーでも若いレイズのメンバーを引っ張り活躍したこともありますし、
優勝経験の豊富さ、若手への伝達力という意味で、ライオンズのチーム事情に合った選手だと思います。
戦力的には往年の打棒が復活するかは未知数ですが、
体を絞って、長打を捨てて中距離打者の打撃が戻ってくれば、
左打ちのサードということで戦力的にも大きなものとなります。
2008年の優勝の味さえも知らない選手が多くなる中、
優勝経験豊富なベテラン選手を是非とも獲得して欲しいですね。



さて、シーズンは2位で終わってしまいましたが、まだクライマックスシリーズが残っています。
3つの条件のうち、浅村選手の復調の兆しは見えたものの、
中島選手は復帰後もノーヒットに終わりましたから、まだ判断はできませんが、
本番に強いタイプですので、1週間後に合わせてくれることを期待したいですね。
涌井投手のセーブ王がならず、リリーフを絶対的な武器として戦うことはできなくなってしまいましたが、
エースの岸投手が最終登板でエースの投球を見せてくれましたので、岸投手の変身を期待したいです。
どうやらソフトバンク戦の初戦は相性の良い牧田投手で行きそうな雰囲気ですが、
私は最終登板の内容を買って、岸投手で勝負して欲しいと思います。

チーム状態は落ちており、3位ソフトバンクにしても優勝の日ハムに対しても、
自信を持って戦えるということはなくなってしまいましたが、
戦いの中で成長してくれることを期待したいですね。
クライマックスシリーズではガンバレ、ライオンズ!!




10月6日 埼玉西武ライオンズ 2×−1 千葉ロッテマリーンズ

(ロ)藤岡(6回0/3)−伊藤(1回)
 −益田(1回)−薮田(2/3)
(西)岸(9回)
(本)井口11号ソロ(7回表)
ロッテ
西武 2×

岸が意地の投球で9回を投げ切り、2者連続押し出し四球で本拠地最終戦をサヨナラで飾る!
ペナントレースの本拠地最終戦で、
平尾博嗣選手佐藤友亮選手大島裕行選手の引退3選手のセレモニーが予定される中、
試合が決まったのは9回裏連続押し出し四球でのサヨナラ勝ちでした。
正直、負けていたら、雰囲気的にもかなり微妙な感じになっていただけに、
試合内容はともかくとして、最終的に勝てたことは良かったですね。
サヨナラ勝ちという結果からも、3選手を良い形で送り出せたように思います。
平尾選手の勝負強さ、佐藤友亮選手の粘り強さ、大島選手のバットコントロールの巧みさと、
引退する3選手の方々のプレーを忘れずに、チームの伝統として引き継いでいってもらいたいです。

それにしても佐藤友亮選手のスピーチは長かったですね。
すごく上手でしたが、道具メーカーの名前まで出てきた辺りは苦笑するしかなかったかも(^^;
そこまで気を使わなくともと思いますが、それだけ多くの人を見ているということなんでしょうね。
大島選手は… まぁ、らしいというかなんというか。逆にあっさりしすぎ(^^;
平尾選手はスピーチ的には長くなかったものの、
震える声が感動を誘い、心を打つものがありましたね。

1(二)浅村、2(中)秋山、3(遊)中島、4(指)中村、5(一)オーティズ、
6(左)ヘルマン、7(捕)上本、8(右)熊代、9(三)永江
◆昨日、野上投手が1軍登録抹消。キャッチャーの中田選手が初の1軍昇格。

1回表 ライオンズ先発:岸投手
岡田選手、フルカウントからの内角低めストレートを打たれてセンター前ヒット。
荻野選手、送りバント成功。1アウト2塁。
根元選手、低めカーブを打たれるも、センターの秋山選手が追いついてアウト!
井口選手、外角低めスライダーでライトフライ。
◆岸投手…クライマックスシリーズで勝つためにも、今日は是が非でも勝利投手にならないと。
     9・10月を連敗で終えてはダメ。ここで勝ってCSに繋いでいこう!

1回裏 ロッテ先発:藤岡投手
浅村選手、外角高めストレートを打つもセンターライナー性のフライ。
秋山選手、外角高めストレートを打って三遊間を抜くかという打球も、
サードの今江選手に飛びつかれて止められ、1塁送球アウトに。
中島選手、敬遠気味のストレートの四球。
中村選手、外角高めストレートにショートゴロ。
◆この回…こりゃもう中島選手は完全に歩かされるな。まぁ、首位打者争い中で無理もないが。
     それなら満塁で中島選手に回して1点を貰おうか。


2回表
清田選手、フルカウントからの内角高めストレートでショート後方のフライ。
今江選手、低めチェンジアップにサードライナー。
福浦選手、内角ストレートでセンターフライ。

2回裏
オーティズ選手、スライダーにファーストフライ。
ヘルマン選手、カウント1−3から四球で出塁。
上本選手、低めストレートにピッチャーゴロ、ランナー2塁へ。
熊代選手、外角ストレートにセンターフライ。

3回表
里崎選手、外角低めチェンジアップで空振り三振!
鈴木選手、高めストレートを打たれてライト前ヒット。
岡田選手、外角チェンジアップでピッチャーゴロで2塁送球アウトも、
中島選手の送球が逸れて打者走者が2塁へ。
荻野選手、フルカウントからの低めチェンジアップで空振り三振!

3回裏
永江選手、外角スライダーを打って三遊間へのゴロも、
ショートの根元選手に処理されてしまってアウト。
浅村選手、外角低めストレートにライトフライ。
秋山選手、フルカウントからの低めストレートにショートフライ。

4回表
根元選手、初球の外角低めカーブでレフトフライ。
井口選手、外角低めカーブで空振り三振!
清田選手、外角低めチェンジアップでセカンドゴロ。

4回裏
中島選手、この場面も敬遠気味でノースリーからスイングして空振りも、
最後まで敬遠でカウント1−3から四球、ノーアウト1塁。代走に鬼崎選手を起用。
中村選手、外角低めストレートを打つもセンター後方のフライ。
オーティズ選手、外角ストレートにショートゴロ併殺。
◆この回…結局、中島選手は勝負してもらえなかったか。仕方ない。
     あとは何としても勝ち越し点が欲しい。岸投手に勝ちを付けるために。


5回表 この回から永江選手がショートに、鬼崎選手がサードへ。
今江選手、フルカウントからの内角ストレートでショートフライ。
福浦選手、外角ストレートでサードゴロ。
里崎選手、カウント1−3から四球。
鈴木選手、外角高めストレートで見逃し三振!
◆岸投手…今日はスライダー・チェンジアップを主体にテンポよく投げている。
     なんとか勝ち星を付けてあげたいところ。


5回裏
ヘルマン選手、内角低めスライダーに空振り三振。
上本選手、外角ストレートにセカンドゴロ。
熊代選手、高めストレートにセカンドフライ。
◆打線…前半はノーヒットに終わった。しっかりせいや!

6回表
岡田選手、セーフティバントを試みるも、岸投手が処理してピッチャーゴロ。
荻野選手、内角ストレートで見逃し三振!
根元選手、内角低めストレートでショートフライ。

6回裏
永江選手、低めカーブを打って一二塁間のゴロも、
ファーストの福浦選手に飛びつかれて捕られ、1塁送球アウト。
浅村選手、外角ストレートを打ってライト前ヒット!
浅村選手が秋山選手の打席で2塁盗塁成功!

秋山選手、フルカウントから外角高めストレートを打つもレフト線へのフライ。
鬼崎選手、外角低めストレートにセカンドゴロ。

◆この回…なんで鬼崎選手に代打送らないの? 勝つ気あんのか。アホか。
     カーター選手を使えと言わないが、代打の米野選手を使って、
     サードにヘルマン選手を戻せば問題ないじゃん。
     とか言ってたら… あーあ、打たれちゃったよ。CSも台無しだよ。

7回表
井口選手、外角カーブを捉えられてレフトポール際へのソロホームラン…
清田選手、低めカーブで空振り三振!
今江選手、外角カーブでサードライナー。
福浦選手、フルカウントからの外角高めチェンジアップで空振り三振!
◆この回…6回裏の攻撃が失点に繋がったのかなぁという雰囲気も。
     これで負けてしまったら悔しすぎるだけに、なんとしても逆転し、
     岸投手に勝ちの権利を付けてあげて欲しい。


7回裏
中村選手、フルカウントからの外角ストレートを打ってレフトオーバーの2ベースヒット!
ここでロッテ・藤岡投手の足にアクシデントがあったようで投手交代、伊藤投手が登板。
オーティズ選手、ストレートを打ってレフト前ヒット! ノーアウト1・3塁。
ヘルマン選手、外角スライダーを打つもセンター右へのフライ。1アウト1・3塁。
上本選手、低めストレートを打つも、強い当たりのセカンドゴロで併殺…
◆この回…ふざけんなこの野郎(苦笑) そんなに早くシーズン終えたいのか。
     地獄の秋季キャンプ目指して頑張ってくれ。意地見せろ、意地。

8回表
里崎選手、外角低めストレートでセカンドゴロ。
鈴木選手、チェンジアップで空振り三振!
岡田選手、外角低めチェンジアップでファーストゴロ。
◆岸投手…良いピッチングはしてるんだよ、良いピッチングは。
     でも負けてるようじゃダメ。エースは勝たないとダメ。
     打線よ、いい加減に援護してやれ!


8回裏 この回から益田投手が登板。
代打の大崎選手、初球の外角高めストレートを打つも、
センター岡田選手にスライディングキャッチされてアウト。
代打の斉藤選手、高めストレートに空振り三振。
浅村選手、外角低めストレートに空振り三振。
◆打線…情けない… 岸投手は9回も行くようなので、最後こそ頼むよ。
    というか、これで涌井投手のセーブ王は危うくなったのか…

9回表 この回からサードに原選手、鬼崎選手がショート、斉藤選手がライトへ。
荻野選手、初球の外角低めチェンジアップでショートゴロ。
根元選手、外角高めチェンジアップでショートライナー。
代打の伊志嶺選手、外角低めストレートで見逃し三振!
◆岸投手…意地の9回登板で三者凡退で抑えてくれた。今度こそ同点・逆転サヨナラと行こう!

9回裏 この回から薮田投手が登板。
秋山選手、外角ストレートを打って一二塁間抜くヒット!
鬼崎選手、送りバント成功、1アウト2塁。
中村選手、ストレートの四球で出塁、1アウト1・2塁。代走に中田選手を起用。
オーティズ選手、高めストレートにファーストフライ。2アウト1・2塁。
ヘルマン選手、フルカウントから四球で出塁、2アウト満塁。
ここでライオンズは代打のカーター選手を起用。
代打のカーター選手、フルカウントから押し出しの四球を選んで同点に! 2アウト満塁。
1塁ランナーに代走の炭谷選手を起用。
原選手、カウント1−3から押し出しの四球を選び、サヨナラ勝ち!
◆この回…正直、まさかの幕切れ(^^; 薮田さん、ありがとうございます。
     これで岸投手の連敗も止まり、11勝12敗で終わった。
     先発の働きとしては素晴らしかったが、エースとしての働きはできなかったが、
     CSでの巻き返しを期待したい。
     あとは明日の試合で涌井投手がセーブを上げることだね。
     火曜の日ハムの結果次第となるけれど、並ばないと話にならないし。

試合内容はというと、昨日の結果で2位が決定した後の本拠地最終戦ということもあって、
少し浮ついたような雰囲気があったのですが、
それが中島選手の2打席連続敬遠があったことで、やや雰囲気が変わってきて、
それを他の打者がやり返せば違ったのでしょうが、敬遠された中島選手を生かせずに無得点に終わるなど、
藤岡投手の前に前半はノーヒット… 怒りの分だけ、より雰囲気が重苦しくなる、そんな展開でした。

ようやく試合が動いたのは6回裏で、浅村選手がチーム初ヒットで出塁し、盗塁で得点圏へ進むも、
秋山選手が凡退の後、代走から3番に入った鬼崎選手をそのまま打席に送って無得点に。
ちょっとこの場面で動かなかったのは解せませんでした。
普通に考えて代打、米野選手を起用してもおかしくなかったのですが…
どういうつもりだったのかは正直分からないのですが、消極的だったことが流れを変え、
7回表にそれまで好投してきた岸投手が井口選手に一発を許し、均衡が破れることに。
直後の7回裏に中村選手の2ベースからオーティズ選手がヒットで続き、
ノーアウト1・3塁と絶好のチャンスを作るものの、ヘルマン選手が凡退、上本選手が併殺に倒れ、
一時はこのまま負けてしまうのかとも思われました。

けれど、そこから岸投手が続投し、維持のピッチングで8回・9回と三者凡退無失点のピッチングを見せ、
ここは岸投手を男にしないという雰囲気が生まれました。
一応、消化試合でもありますし、無理をさせずに岸投手を交代させてもおかしくなかったのですが、
本人の志願の続投なのか、渡辺監督がなんとか勝たせようとしたのか、最後まで投げきりました。
私の予想としては本人の志願だったのではないかと思います。
9月は勝ち星がなく、エース対決でソフトバンク摂津投手に投げ負けるなど、
優勝を逃す一因ともなっただけに、その悪い流れを取り返そうと必死だったのではないでしょうか。
エースとしての自覚とも言いましょうか、岸投手の強い気持ちの部分が出て、
それが勝利に繋がったということで、クライマックスシリーズに向けて良い流れになったように思います。

9回裏は先頭の秋山選手が打率3割に挑戦権を残すこととなったヒットで出塁し、
鬼崎選手の送りバントで2塁へ進み、中村選手が敬遠気味の四球。
2アウトとなるも、ヘルマン選手が選んで四球で満塁となると、
薮田投手がコントロールを乱し始め、代打のカーター選手に押し出し四球、
原選手にも押し出し四球が飛び出して逆転サヨナラ勝利、
相手に貰った勝利とはいえ、勝ちたい気持ちと冷静な選球眼が勝利を呼んだように思いますね。


クライマックスシリーズに向けての収穫は、エースの岸投手が復活の1勝を挙げたことでしょう。
勝負の月であった9月は勝ち星なしの3連敗を喫し、8月28日以来勝利から遠ざかっていただけに、
シーズン最後の登板で勝てたのは安心材料です。
今年の岸投手は、涌井投手がリリーフに回った関係で、特に後半戦はエースとして軸に回っていますが、
良く言えば優等生的な、悪く言えば頼りないところがあり、
ここ一番で踏ん張れないというか、妥協してしまうところがあったように思います。
シーズンの結果が11勝12敗と負け越しに終わったこともそうですが、
例えば、8月21日のソフトバンク戦、摂津投手との投げ合いで0−1のまま終盤まで行くも、
9回に崩れてしまって3点を奪われてジエンド、そんな試合もありました。
その8月21日の試合も7回に1失点しており、今日の試合とほぼ同じ展開を歩んでいました。
8月21日は9回に失点してしまい、今日の試合では三者凡退に抑えてサヨナラ勝ちを呼んだ、
その差は何なのか、それは最後までマウンドを守るという「エースの意地」、「責任感」だと思うわけです。
それがこれまでの岸投手には決定的に足りていませんでした。
交代なら交代で良し、自分の仕事を果たせたと完結するところが少なからずありました。
それが今日の試合では9月勝てなかった反省もあり、自ら続投を志願してマウンドを守りきりました。
そういうエースの我侭、意地というものを今シーズン初めて感じましたね。
岸投手がエースの自覚に目覚めた瞬間だと言えましょう。
昨日までは日ハム・吉川投手とソフトバンク・摂津投手というエースと比べると、
岸投手は一段劣ると思っていましたが、今日の投球で肩を並べた感じがします。
岸投手は長年ローテを守ってきた経験があり、
日本シリーズでも大活躍するなど短期決戦の強さもありますから、
シーズンの成績では負けていても、彼らに負けない投球をきっと見せてくれると思います。
それが「エースの意地」です。これでソフトバンク戦の初戦の先発は決まりですね。

もう一つの収穫は、浅村選手の復調でしょう。
結果的には1安打だけでしたが、今日の打球は全てセンターから右方向、
ヒットも一二塁間を抜いてライト前へ運ぶ綺麗なヒットでした。
最近は強引な打撃が目立っていただけに、浅村選手が方向に逆らわずにきっちり打ち返せたことは、
クライマックスシリーズでの活躍を予感させるものとなりました。
トップバッターとして、文字通りチームを引っ張っていく存在ですから、浅村選手の復調は大きいですね。
明日もセンターを中心にきっちりと打ち返し、クライマックスシリーズへと繋いで欲しいです。

残りの目標は、涌井投手のセーブ王のタイトル、あと1セーブで日ハム・武田久投手に並びます。
首位打者争いの中島選手は、角中選手が試合に出ていないので難しくなりましたが、
明日3安打以上すれば可能性も出てくるだけに、中島選手の意地に注目です。
打率3割を目前とする秋山選手は4打数3安打以上で3割確定となるので、
1打席目から貪欲にヒットを狙っていって欲しいですね。



明日はシーズン最終戦となるオリックス戦です。
ライオンズの先発は牧田投手。
クライマックスシリーズでも活躍を期待されるだけに、それに繋がる好投を見せて欲しいですね。
明日はなんとしても涌井投手にセーブを付けたいので、点差があるなら7回からでも投入し、
是が非でもセーブを狙っていってもらいたいです。
一方のオリックス先発は左腕の前田投手。
クライマックスシリーズで対戦するであろうソフトバンク・山田投手の仮想敵として捉え、
貪欲に点数を取って行ってもらいたいです。
明日もガンバレ、ライオンズ!!




10月4日 埼玉西武ライオンズ 5−5 東北楽天ゴールデンイーグルス

(西)野上(5回)−小石(1回)−大石(1回0/3)
 −松永(1回)−ウィリアムス(2/3)−涌井(1/3)
(楽)ダックワース(5回)−ハウザー(1回)−小山(1回)
 −ラズナー(1回)−青山(2/3)−高堀(1/3)
(本)聖沢4号ソロ(4回裏)
西武
楽天

初回に炭谷捕手がタックルを受けて退場となり、4点を失うも、9回に追いついて引き分けに持ち込む
タックルは厳密に守備妨害を取るべきだと思います。
キャッチャー死ぬぞ、普通に。
初回にフェルナンデス選手のタックルを受けた炭谷選手は頭を打って脳震盪で担架で運ばれ、
病院で診察を受けた結果、脳には異常がないということだったので、まずは一安心しましたが、
万が一にも繋がりかねない危険なプレーなだけに、もう少し考えてもらいたいと思います。
つーか、何でタックルが野球で認められているんでしょうか。外国人に遠慮してんじゃねーよ。

試合の方に話を戻しまして、初回にそういうプレーもあって4点を失ってしまいましたが、
その後は野上投手も立ち直り、ライオンズ打線は序盤から再三チャンスを作るものの、
2回の併殺崩れの1点で終わり、3回の1アウト満塁、4回の1アウト2塁のチャンスを生かせず。
5回に相手のダックワース投手の2つのボークで1点を返したものの、それ以上は返せず。
後半は相手の細かい継投の前にチャンスを作れずに9回表へ。

そこから代打のカーター選手が2ベースヒットで突破口を開き、浅村選手の四球を挟み、
秋山選手がヒットで続くも、代走の鬼崎選手は本塁タッチアウトに。
しかし、ここからヘルマン選手がタイムリーヒットを放ち、
中村選手も低めの変化球を拾って右中間へ打ち返すタイムリー、
オーティズ選手がライト前へタイムリーヒットを放つなど、
3連続タイムリー4連打で同点に追いつきました。
試合前半は繋がりを欠いた打線でしたが、最後の最後で繋がりを見せてくれましたね。
できれば、逆転して、涌井投手にセーブが付く展開にしたかったのですが、
時間制限もありますし、こればかりは仕方ないですね。
それでも2位死守に向けて一歩近づいたのは間違いなく、勝ちに等しい引き分けです。

1(左)浅村、2(中)秋山、3(三)ヘルマン、4(指)中村、5(一)オーティズ、
6(右)大崎、7(二)原、8(捕)炭谷、9(遊)永江

1回表 楽天先発:ダックワース投手
浅村選手、外角高めカットボールを打ってピッチャーのグラブを弾くも、
セカンドにバックアップされて1塁送球アウトに。
秋山選手、外角チェンジアップを打って三遊間へのサード内安打!
ヘルマン選手、外角高めカットボールにピッチャーゴロ、ランナーは2塁へ。
中村選手、外角高めカットボールにショートゴロ。

1回裏 ライオンズ先発:野上投手
松井選手、外角ストレートを打たれてセンターオーバーの2ベース。
藤田選手、送りバントを決めるも、サードのヘルマン選手が1塁悪送球エラー、
ノーアウト1・3塁。
銀次選手、外角低めチェンジアップでレフトへの浅いフライ、1アウト1・3塁。
フェルナンデス選手、フルカウントから四球。1アウト満塁。
草野選手、外角低めチェンジアップでセカンドゴロ、3塁ランナーホームイン。2アウト2・3塁。
島内選手、外角高めストレートを打たれてレフト線へのタイムリーヒット、
レフトの浅村選手がバックホームし、炭谷選手がブロックに行くも、
フェルナンデス選手のタックルで弾き飛ばされて捕球できず、ランナーホームイン…

このプレーで炭谷捕手は担架で運ばれてしまい、キャッチャーに上本選手。
鉄平選手、内角高めストレートを打たれて一二塁間抜かれるタイムリー…
鉄平選手を上本選手が刺して盗塁失敗。
◆この回…フェルナンデスなんて(以下略) タックルは割りに合わなすぎる。
     いい加減、国際的にルールを規制して欲しい。キャッチャーを殺す気なのか。
     亀裂骨折を抱えているだけに、炭谷捕手が心配…

2回表
オーティズ選手、外角高めカーブにセカンドゴロ。
大崎選手、内角高めカットボールを打って3塁線のサードゴロ、
この打球をサードの銀次選手が悪送球エラー、打者走者は一気に2塁へ。
原選手、高めシュートを打って三遊間抜くヒット! 1アウト1・3塁。
上本選手、低めチェンジアップにファーストゴロ、併殺崩れで3塁ランナーホームイン。
永江選手、外角低めチェンジアップに空振り三振。
◆この回…失点直後に1点を返すことができた。
     ライオンズも相手キャッチャーをタックルでぶっ飛ばそうぜ(苦笑)

2回裏
岡島選手、外角低めストレートでセカンドゴロ。
聖沢選手、外角低めチェンジアップでファーストゴロ。
松井選手、フルカウントからの低めチェンジアップを打たれてセンター前ヒット。
藤田選手、外角高めストレートを打たれてライト前ヒット。
2アウト1・2塁。
銀次選手、フルカウントからの高めストレートでショートゴロ。

3回表 この回からサードに西田選手。
浅村選手、初球に内角シュートを打つも左中間のセンターフライ。
秋山選手、フルカウントから四球で出塁。
ヘルマン選手の打席でワイルドピッチ、ランナー2塁へ。
ヘルマン選手、フルカウントから四球、1アウト1・2塁。
中村選手の打席で秋山選手が3塁盗塁成功! 1アウト1・3塁。
中村選手、カウント1−3から四球、1アウト満塁。
オーティズ選手、外角低めのカーブに空振り三振。
大崎選手、外角高めチェンジアップにショートゴロ。

◆この回…なんとしても1点〜2点取りたかったところだが…
     こういうところで点数が取れないと波に乗れない。

3回裏
フェルナンデス選手、外角低めスライダーで空振り三振!
草野選手、内角低めスライダーで空振り三振!
島内選手、外角高めストレートで空振り三振!

4回表
原選手、低めカーブにセカンドゴロ。
上本選手、高めチェンジアップを打って左中間への2ベースヒット!
永江選手、初球の外角高めシュートにショートゴロ、2塁ランナーは3塁へ。
浅村選手、内角高めシュートを打つもショート松井選手にダイビングキャッチされてアウト。

4回裏
鉄平選手、カーブでレフトフライ。
岡島選手、外角低めチェンジアップでレフトフライ。
聖沢選手、内角高めストレートを捉えられてライトスタンドへのソロホームラン…
松井選手、外角低めチェンジアップでショートゴロ。
◆野上投手…ひょっとしてストレートの威力が落ちているのかな。
      最近はコースに投げても打たれることが多い。疲れがあるのかなぁ。

5回表
秋山選手、内角高めストレートに空振り三振。
ヘルマン選手、外角スライダーにショートゴロ。
中村選手、右肘付近に当たる死球。
オーティズ選手の打席でボーク、ランナー2塁へ。
オーティズ選手、シュートを打って一二塁間抜くヒット! 2アウト1・3塁。
大崎選手の打席で再びボーク、3塁ランナーホームイン。2アウト2塁。
大崎選手、高めシュートにライトフライ。
◆この回…相手のボークで1点を返すことができたが、死球の影響が心配。
     つーか、これで今日また何かあったら切れるぞ、マジで。

5回裏
藤田選手、外角チェンジアップでセカンドゴロ。
西田選手、内角低めチェンジアップでファーストフライ。
フェルナンデス選手、外角ストレートで見逃し三振。
◆野上投手…つくづく初回の4失点が勿体無かった。1点で止めておけば。

6回表 この回からハウザー投手が登板。
原選手、スライダーにレフトファールフライ。
上本選手、高めストレートに空振り三振。
永江選手、外角ストレートにショートゴロ。

6回裏 この回から小石投手が登板。
草野選手、内角低めスライダーを打たれてライト前ヒット。
島内選手、送りバント成功。1アウト2塁。
鉄平選手、背中に当たる死球。1アウト1・2塁。
岡島選手、内角高めスライダーでセンターフライ、2アウト1・2塁。
聖沢選手、低めスライダーでレフトフライ。

7回表 この回から小山投手が登板。
浅村選手、初球の内角ストレートにキャッチャーファールフライ。
秋山選手、内角低めスライダーを打ってライト前ヒット!
ヘルマン選手、フルカウントからの外角低めスライダーにセカンドゴロ、ランナー2塁へ。
中村選手、外角低めスライダーにサードゴロ。

7回裏 この回から大石投手が登板。
松井選手、内角フォークでサードフライ。
藤田選手、内角高めストレートでサードファールフライ。
西田選手、外角低めフォークで空振り三振!

8回表 この回からラズナー投手が登板。
オーティズ選手、初球の外角高めストレートにサードゴロ。
大崎選手、内角低めチェンジアップを打つもファーストライナー。
原選手、内角低めチェンジアップに空振り三振。

8回裏
フェルナンデス選手、外角ストレートを打たれて三遊間抜かれるヒット。代走に西村選手。
ここでライオンズは投手交代、松永投手が登板。
代打の嶋選手、送りバント成功。1アウト2塁。
代打の牧田選手、敬遠の四球。1アウト1・2塁。
鉄平選手、フルカウントからの外角低めスライダーで空振り三振!
スタートを切っていた2塁ランナーを上本捕手が刺してアウト! 三振ゲッツー!

9回表 この回から青山投手が登板。
上本選手、初球の外角高めストレートを打つも左中間のレフトフライ。
代打のカーター選手、外角フォークを打ってライト線への2ベースヒット! 代走に鬼崎選手。
浅村選手、フルカウントから四球で出塁、1アウト1・2塁。
秋山選手、外角フォークを打って三遊間抜くヒット!
2塁ランナーがホームを狙うも、本塁タッチアウトに。2アウト1・3塁。
ヘルマン選手、高めストレートを打ってセンター前タイムリーヒット! 2アウト1・2塁。
中村選手、外角低めスライダーを打って右中間へのタイムリーヒット! 2アウト1・3塁。
1塁の代走に中島選手を起用。
オーティズ選手、外角ストレートを打ってライト前同点タイムリーヒット! 2アウト1・3塁。
ここで楽天は投手交代、高堀投手が登板。
大崎選手、外角低めストレートにショートゴロ。
◆この回…結果的に言えば、秋山選手の打球でストップしていれば、逆転できたのに…と。
     まぁ、単純にそう言い切れないのが野球でもあるわけだが。
     最後の最後で打線がよく繋がってくれた。引き分けに持ち込み、2位争いを優位に運ぼう!

9回裏 この回からウィリアムス投手が登板。レフト斉藤選手、ライト熊代選手、浅村選手がセカンド等。
岡島選手、外角低めストレートでサードゴロ。
聖沢選手、内角高めストレートでバットを折ってショートゴロ。
ここでライオンズは投手交代、涌井投手が登板。
松井選手、フルカウントからの外角低めスライダーでファーストゴロ。
試合終了、5−5で引き分け。

各選手の感想は昨日の試合とほぼ同じ。
中村選手の最後の打席のタイムリーヒットも、昨日のホームランと同じく、
外寄りの沈む変化球を膝を折って捉えていましたから、勿論、万全ではなく痛みもあるのでしょうが、
そういう打撃を勝負所でできるようになったということは、打撃の状態も良くなっているように思えます。
2番の秋山選手は3安打猛打賞で打率が.296まで上昇、
残り2試合ですので、四球・犠打を考えて8打席換算とすれば、残り4本以上、マルチ安打が必要です。
十分挑戦する価値のある数字ですので、最後まで貪欲に打って行って欲しいですね。


試合とはあまり関係ありませんが、少しショックだったのは、
文化放送ライオンズナイターのツィッターコメントで、
片岡選手は終わったみたいなコメントがあったことですね。
高卒ルーキーの永江選手が素晴らしい守備を見せているので、
若手への切り替えという意味で、そういうコメントを残したのかもしれませんが、ファンとしてはショックです。
ただ、私自身も片岡選手をセカンドで使い続けるのはもう無理なように思えます。
再度の手術の経過が分からないので何とも言えませんが、
その前の段階の肩の手術は完治に至らず、痛みも残っていての試合出場ということだったので、
ルーズショルダー気味に抜ける肩ではセカンドのショートスローや、
逆に動くセカンドの動きに耐えられるとは思えません。
セカンドよりもショートの方が打球の読みや入り方で、スローイングを補えますから、
内野を守るならショートになるでしょうね。
ただ、将来的には外野へのコンバートが片岡選手の選手寿命を延ばすことに繋がるかと思います。
もし、ショートの中島選手がメジャー移籍してしまうと、内野のリーダー格の選手がいなくなりますので、
その場合は片岡選手をショートに回さざるを得ないでしょう。
中島選手がチームに残る場合は、そのまま外野コンバートをすれば、
右の外野手不足というチーム状況もあって、チャンスは増えると思います。

今日のニュースでヤクルトの福地寿樹選手の引退が発表されました。
福地選手は広島からライオンズへと移籍したことを転機に、打撃が飛躍的に向上し、
俊足を生かした1・2番打者としてライオンズのリードオフマンとしても活躍し、
その後の片岡選手ら若いスピードスターの良きお手本とも言うべき存在でした。
福地選手が加入する前のライオンズは、松井稼頭央選手がメジャー移籍し、
大友選手や小関選手、柴田選手といったスピードのある選手もいなくなり、
盗塁ができるのは佐藤友亮選手と赤田選手ぐらいで、盗塁数が大きく落ち込んでいました。
そこに福地選手が入ったことで、再び走れるライオンズが復活したわけです。
その後、栗山選手ら若手の成長もあってレギュラーが危うくなり、
石井一久投手の人的補償でプロテクトを外れてヤクルトへ移籍、
盗塁王を獲得するなど、活躍し、今日へと至りました。
何でここで福地選手の話題を出したかといえば、足を売りにしていた福地選手ですが、
広島時代に靭帯を断裂して手術した経験を持っているからです。
自慢の足を一度は失うという危機を経験しながらも、そこから回復し、
30歳を超えてからその才能を開花させた選手です。
片岡選手もまだ30歳になるかどうかの年齢なわけですから、
今から内野から外野へとコンバートしたとしても、十二分に活躍できます。
福地選手がいかに手術を乗り越えたかの話を聞くなどして、
片岡選手にはその後の野球人生へと繋げていって欲しいですね。

福地選手は現役お疲れ様でした。
ヤクルトへの移籍を聞いたときは残念ではありましたが、
結果的に良い移籍になったことは間違いないと思います。
いつかライオンズに戻って、その抜群の足と盗塁技術を若手に伝授して欲しいですね。



明日は移動日で、土曜日は西武ドーム最終戦のロッテ戦です。
ライオンズも日ハムも残り2試合で、日ハムの最終戦は火曜日と遅いですから、
残り2試合を連勝し、かつ、涌井投手にセーブが付かないと逆転セーブ王は難しくなります。
とりあえず、明日の日ハム戦の結果を見てからですが、
2位を死守するためにも、最後を連勝してクライマックスシリーズへと繋いでいって欲しいです。
土曜からもガンバレ、ライオンズ!!




10月3日 埼玉西武ライオンズ 4−2 東北楽天ゴールデンイーグルス

(西)十亀(6回0/3)−ウィリアムス(1回)
 −長田(1回)−涌井(1回)
(楽)釜田(6回)−土屋(1回)
 −小山(1回2/3)−ハウザー(1/3)
(本)中村剛也27号ソロ(2回表)
西武
楽天

プロ初先発の十亀が好投を見せての勝利! 打線も久々に繋がって10安打4得点で快勝!
これでライオンズの3位以上が確定し、CS進出が決まりました。
今日はこれまでの試合と打って変わっての快勝でしたね。
こういう試合を早くからできていれば良かったんですが(^^;
優勝は逃しましたが、CSに向けて幸先の良いスタートになったことは間違いないです。

プロ初先発となった十亀投手は危なげないピッチングと言いますか、
2回に1アウト1・2塁の場面があったぐらいで、特にピンチらしいピンチもないまま終盤へ行き、
7回になってノーアウト1・2塁とされて、ここからピンチでどういう投球をするかというところで交代に。
まぁ、勝利優先の方針からすれば致し方ないのですが、
先発テストということを考えれば、もう少し見たかった感じもしました。
今日は7安打を許したように甘い球もあったのですが、
四死球0に象徴されるように、ストライク先行で攻めるテンポの良いピッチングを見せ、
3併殺を奪うなど、崩れる気配がありませんでしたね。
もう少しカーブを交えてもいいかなと思うぐらいで、オーソドックスな投球で抑えられたのは収穫でしょう。
これなら谷間の先発には十分過ぎますし、
あとはピンチでどれだけ粘れるかが来季に先発に定着できるかどうかの鍵でしょうね。
まぁ、CSではリリーフ登板だと思いますので、チームの勝利のために貢献してもらいたいですね。

打線では高卒ルーキーの永江選手が1軍に復帰し、9番ショートでスタメン出場し、
2打席目に詰まった当たりながらも足で稼ぐセカンド内安打を放ち、プロ初ヒットをマークしました。
守備だけでなく、打席にも立ちながらの起用でしたから、
このままヒットなく今シーズンが終わったらどうしょうと思っていただけに、
なんとか1本出て良かったですね。
今後も起用されると思いますので、2本目はクリーンヒットを期待したいです。
ショートの守備はさすがの動きで、9回にもファインプレーを見せるなど、センスの良さはさすがです。
中島選手がメジャー挑戦で抜けた場合、来年は今年のソフトバンク・今宮選手のように、
守備固めから少しずつ試合で起用するようになっていくと思われるので、
1戦1戦を大事にしながら、成長を遂げていってもらいたいですね。

加えて、炭谷選手がタイムリーヒットを含む2安打と結果を残してくれました。
野手で2008年の優勝を知るメンバーは、中島・片岡・栗山・中村選手、そして、炭谷選手となりました。
まだ25歳と若いのですが、経験の上では主軸4人と変わらないぐらいですから、
来年辺りはもう若手ではなく、攻守にチームを引っ張っていく存在にならなければなりません。
そういう選手が打率を2割切っているようでは困ります。
原監督が巨人を阿部選手のチームと言ったように、
ライオンズも炭谷選手のチームにならないといけません。
阿部選手のような活躍までは望みませんが、
.250で打点を稼げるような選手になって欲しいですし、ならないといけませんよね。
炭谷選手もそういった位置の選手になってきたということです。

1(左)浅村、2(中)秋山、3(三)ヘルマン、4(指)中村、5(一)オーティズ、
6(右)大崎、7(二)原、8(捕)炭谷、9(遊)永江
◆石井一久投手が1軍登録抹消。永江選手が1軍登録。

1回表 楽天先発:釜田投手
浅村選手、内角高めストレートに空振り三振。
秋山選手、外角フォークにショートゴロ。
ヘルマン選手、ファールで粘るもフルカウントから8球目の外角ストレートに空振り三振。

1回裏 ライオンズ先発:十亀投手
松井稼頭央選手、内角高めスライダーでセカンドゴロ。
藤田選手、外角高めストレートでショートゴロ。
銀次選手、初球の高めストレートでレフトフライ。

2回表
中村選手、低めスライダーを捉えて左中間スタンドへのソロホームラン!
オーティズ選手、外角低めストレートにライトフライ。
大崎選手、外角チェンジアップを打ってセンター前ヒット!
原選手、外角低めストレートに空振り三振。
炭谷選手、外角低めストレートにライトフライ。
◆中村選手…ここに来て2試合連続のホームラン! 1試合1本で30号を超える。
      ホームランキングとなると、やっぱり30本以上は欲しいよね。

2回裏
フェルナンデス選手、外角高めスライダーを打たれるも、セカンド原選手がジャンピングキャッチしてアウト!
草野選手、初球のストレートを打たれてライト前ヒット。
島内選手、ストレートを打たれてセンター前ヒット。
1アウト1・2塁。
鉄平選手、低めシンカーでピッチャーゴロ併殺!
◆十亀投手…先発にしてはストレートが多い。鉄平選手に初めて変化球を2球以上投げた。
      この後は変化球の使い方が鍵となってきそう。

3回表
永江選手、低めフォークにセカンドゴロ。
浅村選手、3塁線へセーフティバントを決めて内安打で出塁!
秋山選手、外角低めチェンジアップにセンターフライ。
浅村選手がヘルマン選手の打席で2塁盗塁成功!
ヘルマン選手、フルカウントからの外角高めスライダーにセカンドゴロ。

3回裏
岡島選手、初球の外角シンカーを打たれてセンター前ヒット。
聖沢選手、送りバント成功。1アウト2塁。
松井選手、外角高めストレートでショートゴロ、ランナーは3塁へ。
藤田選手、高めのストレートでセンターフライ。

4回表
中村選手、外角ストレートを打ってレフトフェンス直撃のヒット!
オーティズ選手、外角高めストレートにセカンドゴロ併殺。
大崎選手、ファールで粘るも8球目の低めフォークに空振り三振。

4回裏
銀次選手、外角シンカーで空振り三振!
フェルナンデス選手、内角高めストレートでセカンドライナー。
草野選手、高めカーブを叩かれてピッチャー強襲のゴロ、
十亀投手のグラブを弾かれるも、セカンド原選手がバックアップして1塁送球アウト!。

5回表
原選手、低めフォークにサードファールフライ。
炭谷選手、外角ストレートを打つもレフトフェンス手前のフライ。
永江選手、初球の外角高めストレートに打ち取られるも、セカンド左への打球で内安打に!
浅村選手、フルカウントからの内角高めストレートに空振り三振。
◆永江選手…内容はどうあれ、プロ初ヒットをマークできたのは大きい。
      今度はクリーンヒットを打って来年へと繋げよう。

5回裏
島内選手、内角ストレートでファーストゴロ。
鉄平選手、ストレートを打たれて一二塁間抜かれるヒット。
岡島選手、高めスライダーを打たれるもショートゴロ併殺!
◆十亀投手…甘い球もあるんだけれども、全般的にはストレートで押し勝っている印象。
      兎にも角にもストライクが先行し、テンポが良いのが素晴らしい。
      後半はもう少しカーブを混ぜていけば、もっと楽な投球ができると思う。

6回表
秋山選手、低めチェンジアップを打ってライト前ヒット!
ヘルマン選手、送りバント成功、1アウト2塁。

中村選手、カウント1−3から四球で出塁、1アウト1・2塁。
オーティズ選手の打席でパスボール、ランナー進塁で1アウト2・3塁。
オーティズ選手、フルカウントからの外角ストレートを打って左中間への2点タイムリー2ベース!
大崎選手、外角高めチェンジアップを打ってセンター前ヒット!
 1アウト1・3塁。
原選手、セーフティスクイズを試みるも、
3塁ランナーのオーティズ選手のスタートが遅れ、本塁タッチアウトに。
2アウト1・2塁。
炭谷選手、外角スライダーを打ってセンター前タイムリーヒット! 2アウト1・2塁。
永江選手、外角高めストレートに空振り三振。
◆この回…久々に打線が繋がった感じがする(^^;
     オーティズ選手と炭谷選手の適時打が大きかった。こういう攻撃ができると嬉しい。

6回裏
聖沢選手、ファールで粘られて9球目の内角低めストレートを打たれて、
右中間後方の打球もセンター秋山選手がスライディングキャッチで追いついてアウト!

松井選手、外角低めストレートを打たれてセンター前ヒット。
藤田選手、外角低めシンカーでショートゴロ併殺!
◆十亀投手…本日3つめの併殺。この回の併殺は狙い通りといった形か。
      球数も多くないし、4点リードあることだし、最後まで行っちゃえ。

7回表 この回から土屋投手が登板。
浅村選手、初球の高めスライダーにファーストファールフライ。
秋山選手、低めカットボールを打つもレフトフライ。
ヘルマン選手、初球の外角低めカーブを打つもサードゴロ。
◆浅村選手…最近は引っ張りの打球ばかりのような気がする。
      好調時は右方向へも鋭い打球を放っていたので、もう少し右への意識を強く持って欲しい。
      右打ちもできる選手なのに。最近は強引な印象が強い。そこが率が下がる理由。

7回裏 この回からセカンドに鬼崎選手、原選手がサードへ。
銀次選手、外角低めシンカーで打ち取るもセンター前にポテンと落ちるヒット。
フェルナンデス選手、高めストレートを打たれて左中間フェンス直撃の2ベース。
ノーアウト2・3塁。
ここでライオンズは投手交代、ウィリアムス投手が登板。
代打の牧田選手、低めストレートを打たれるもセンターフェンス手前の犠牲フライ。1アウト3塁。
島内選手、内角ストレートで詰まらせてショートゴロ、3塁ランナーホームイン。
鉄平選手、死球。
岡島選手の打席で鉄平選手が2塁盗塁を試みるも、炭谷捕手が刺してアウト!
◆この回…継投のタイミングとしては早かったと思うが、シーズン終盤なので仕方なしか。
     ここまでピンチらしいピンチもなかっただけに、この場面でどういう投球をするのか見たかった。
     まぁ、でもここまで投げてくれれば、谷間の先発としては合格点。
     あとはローテを勝ち取れる粘り強さを見せられるかどうか、今後が楽しみ。

8回表 この回から小山投手が登板。
中村選手、外角スライダーに空振り三振。
オーティズ選手、高めストレートを打つもセンターフライ。
大崎選手、外角低めシンカーにショートゴロ。

8回裏 この回は長田投手が登板。ファースト浅村選手、レフト斉藤選手、ライト熊代選手。
岡島選手、フルカウントから四球。
聖沢選手、内角ストレートでファーストゴロ併殺!
松井選手、内角低めストレートでライトフライ。

9回表
原選手、初球の高めストレートを打つもレフトフライ。
炭谷選手、高めストレートを打ってレフト前ヒット!
永江選手、送りバント成功、2アウト2塁。
浅村選手の打席でワイルドピッチ、ランナー3塁へ。
浅村選手、ファールで粘ってフルカウントからの10球目を選んで四球、2アウト1・3塁。
ここで楽天は投手交代、ハウザー投手が登板。
秋山選手、外角ストレートにレフトファールフライ。

9回裏 この回は涌井投手が登板。
西田選手、内角スライダーで詰まらせるもセンター前にポテンと落ちるヒット。
銀次選手、外角高めストレートを打たれて三遊間へのゴロ、
ショートの永江選手がスライディングキャッチして2塁へ送球して間一髪アウト!

フェルナンデス選手、内角ストレートを打たれて三遊間抜かれるヒット。1アウト1・2塁。
牧田選手、ファールで粘られるも9球目の低めストレートでショートゴロ併殺!
試合終了、4−2でライオンズが勝利!

ここからはクライマックスシリーズを勝つためのポイントを中心に試合を見て行こうと思います。
一つ目は、なんといっても中島選手の復帰ですよね。
最後は中島選手と中村選手の2人が1軍に残る展開でしたが、
思い返してみますと、シーズン中盤までは中島選手と中村選手が交互に抜ける展開が多かったです。
調子も得てしてそんな感じで、中島選手が打つと中村選手は打たない、
中島選手が打たないときに中村選手が打つと、交互に打ったことで得点力が比較的安定していました。
昨日・今日の試合でも、中島選手が不在の中で、中村選手が打線の中核として、
バットで結果を残してチームを引っ張ってくれていますし、2人がバランス良く頑張ってくれています。
長いペナントレースはそれでいいのですが、短期決戦となると、それでは勝てません。
中島・中村選手がともに打つ展開になることが、クライマックスシリーズを勝つためのポイントでしょうね。
まずは怪我を悪化させないようにしながら、少しずつ調子を上げていって欲しいです。
そういう意味でも中村選手の2試合連続の一発は復調を感じさせるものでしたね。
特に今日の打撃内容は素晴らしく、低めの変化球を踏ん張ってスタンドまで運べたのは、
怪我をして以降ではほとんどなかっただけに、明日以降にも繋がる一発となってくれそうです。。

二つ目は1番を打つ浅村選手の活躍ですね。
短期決戦に大事な勢いを浅村選手はもたらしてくれます。
そういう意味でも浅村選手が打てるかどうかはチームの成績に大きく影響し、
ポイントを握る打者になってくると思われます。
今の浅村選手の打撃の状態は、正直良くないと思います。
6番を打っていた頃や、1番に入りたての頃は、右方向への強い打球が多く、
右打ちの意識が徹底されていたのですが、
1番に慣れてくると初球打ちの積極性ばかりが目立ち、
また、下位打線の不調でチャンスで打席が回らず、単打狙いの打撃をする必要がなくなったことで、
少しバッティングが強引になっているような印象を受けます。
最近の打球はセンターから左方向ばかり、引っ張りの打球が多くなっています。
今年の浅村選手の成長は右方向への打球の伸び、
中島選手のようにライトの頭を越す打球を打てるようになったことにあるわけですから、
もう少し右方向への意識を強く持って欲しいと思います。
そういうことができる打者ですからね。気持ちが前に出すぎないよう冷静に打ってもらいたいです。

三つ目は抑えの涌井投手に実績を付けることです。
日ハムには吉川投手、現在3位のソフトバンクには攝津投手、4位の楽天には田中投手と、
パリーグ上位チームにはエースと呼ばれる存在がいます。
しかし、ライオンズは岸投手がシーズン負け越しが決定的で、9月以降は勝ち星なし、
エースと呼ぶには物足りないものがあります。
2008年の涌井投手のように、エースとしての復調を期待したいのですが、それもどうなるか分かりません。
そうなってくると、ライオンズはリリーフ勝負とならざるを得ません。
今のパリーグでリリーフが一番安定しているのがライオンズであることは間違いありません。
昨日の日ハム優勝で、日ハムのリリーフ陣が良いみたいな言われ方をしていましたが、
その人は本当に今年のパリーグを見ているのか疑問です。
シーズン中盤は武田久投手に安定感がなく、終盤は増井投手が苦しいピッチング、
左の宮西投手も例年と比較すると失点するケースが増えており、磐石とは言えません。
それでも日ハムのリリーフ陣が安定していると錯覚するのは、昨年までの実績があるからでしょう。
つまり、イメージが先行しているわけです。
そういった点からすると、ライオンズのリリーフ陣はイメージがあまり良くありません。
昨年・シーズン序盤のリリーフ陣の乱調もありますし、涌井投手が先発時に大量失点したこともあり、
ようやく防御率が3点台になったという状況ですから、実際に名前が付いてきていない状態となっています。
それを解消するためには、涌井投手がセーブ王を取ることですよ。
沢村賞受賞者でセーブ王を獲得したことがあるのは、広島で活躍した大野豊氏のみ、
涌井投手がそれに続く2例目となり、実質、交流戦明けからの短期間の働きでセーブ王を取ったとなれば、
周囲に与えるイメージも随分と変わることは間違いありません。
涌井投手という武器を十二分に生かすためにも、セーブ王の実績は必須だと思います。
今日の試合で武田久投手と1個差、日ハムは残り2試合、ライオンズは3試合、
なんとしても同点・逆転し、涌井投手にセーブ王を取らせて欲しいです。
それはチームの勝利と同義なわけですし、それを目指せば2位も死守できるはず、
残り試合の最大の注目点は、涌井投手がセーブ王を取れるかどうかでしょうね。



明日は野上投手が先発です。
残念ながら二桁勝利は難しくなりましたが、その働きは二桁投手に負けておらず、
クライマックスシリーズの先発も十分掴める位置にいますので、
明日の好投でその座を確定的なものとしてもらいたいです。
一方の楽天先発はダックワース投手。
前回はシュート系のボールとカーブに苦しみ、攻略できなかっただけに、
明日はきっちりと打って、今後へと繋げてもらいたいです。
報道では残留が微妙な感じですし、抑えられるわけにはいきませんよね。
明日もガンバレ、ライオンズ!!




10月2日 埼玉西武ライオンズ 3−5 千葉ロッテマリーンズ

(ロ)小野(4回)−中郷(2回)
 −伊藤(1回)−益田(1回)−薮田(1回)
(西)石井一久(5回1/3)−岡本篤志(2/3)−長田(2/3)
 −ウィリアムス(1/3)−大石(1回)−涌井(1回)
(本)細谷1号ソロ(5回表)
  浅村7号ソロ(3回裏)、オーティズ9号ソロ(4回裏)、
 中村剛也26号ソロ(9回裏)
ロッテ
西武

攻守に精細さを欠いての敗戦… 試合のなかった日ハムの優勝を許してしまう…
まぁ、こんなことだろうと思ったよ… さすがの空気の読めなささ(苦笑)
ただ、想像以上に試合内容が悪かったですね。
先発の石井一久投手は立ち上がりに機動力を使われ、角中選手にタイムリーを許すなど、
今日も投手陣は角中選手に3安打を献上して、首位打者争いの中島選手をを苛めてくれましたし、
浅村選手はホームランを放ったもののタイムリーエラーを含む2失策、
打線も結局ホームランによる3点しか取ることができず、全く繋がりを感じませんでした。

数字上では日ハムの優勝が決まってなかったとはいえ、絶望的だったのは間違いなく、
選手としても目標が立て辛い状況にあるのでしょうが、
このままでは2位の座も危うくなってしまいますし、
タイトル争いをしている中島選手や涌井投手にとっても不幸なことです。
涌井投手がセーブ王を取れば、沢村賞投手としては大野豊氏に続き2人目なわけですし、
セーブはチームが勝たないと付かないのですから、それを目標にしてもいいはずです。
確かに先発投手としての涌井投手は前半戦の戦犯とも言うべき投手でしたが、
後半戦の優勝争いは涌井投手を抜きには考えられませんでした。
生まれ変わろうとしている涌井投手を支えるためにも、チームを勝利させてもらいたいです。
CSを戦う上でも、セーブ王を取っている投手がいるといないのとでは終盤の雰囲気が違います。

極端な話、涌井投手がセーブ王を取れないようなら、CSを勝つことは不可能です。
だって、エース対決で勝ててないわけですから。
岸投手がよほど勝負強くならない限り、リリーフで勝つしかないわけで、
それには涌井投手の力が必要不可欠です。
残り試合は2位死守と涌井投手のセーブ王を目標に戦ってもらいたいです。
それがクライマックスシリーズでの勝利に繋がってくるはずです。
逆に、それが無理なら、さっさと敗退して、
来シーズンへ向けて秋季キャンプで鍛え直した方が意味があります。
ここで気持ちを切らすことなく、残り試合をしっかりした戦い方をして欲しいですね。

1(二)浅村、2(中)秋山、3(三)ヘルマン、4(指)中村、5(一)オーティズ、
6(右)大崎、7(遊)原、8(捕)炭谷、9(左)斉藤
◆中村マイケル投手と大島選手の現役引退を発表。
 藤田太陽投手と桟原投手の戦力外を発表。
 これで9人と契約の更新をしないので、戦力外はこれで終わりかな?


1回表 ライオンズ先発:石井一久投手
荻野選手、ストレートを打たれて三遊間抜かれるヒット。
清田選手の打席で荻野選手が2塁盗塁成功。

清田選手、カウント1−3から四球。ノーアウト1・2塁。
根元選手、送りバント成功。1アウト2・3塁。
ホワイトセル選手、外角低めスライダーでショートフライ、2アウト2・3塁。
角中選手、フルカウントからの高めスライダーを打たれて一二塁間抜かれる2点タイムリー…
今江選手、内角ストレートでセンターフライ。
◆この回…また角中選手か。歩かせてもいいつもりで厳しく投げろよ。
     首位打者争いしてんだろうが。
     それにしても石井投手は走られすぎ。まぁ、走られても抑えれば問題ないが…
     最近は走られた後に打たれるケースが多いので、そこがネックとなっている。

1回裏 ロッテ先発:小野投手
浅村選手、外角低めスライダーにピッチャーゴロ。
秋山選手、高めカーブを打ってレフト線への2ベースヒット!
ヘルマン選手、外角カットボールにライトフライ。
中村選手、フルカウントからの外角高めスライダーに空振り三振。

2回表
井口選手、ファールで粘られてフルカウントから9球目の外角ストレートを打たれてセンター前ヒット。
里崎選手、セーフティ気味の送りバント成功。1アウト2塁。
細谷選手、ファールで粘られるもフルカウントから8球目の内角ストレートで見逃し三振!
荻野選手、初球の外角高めストレートでライトファールゾーンへのフライ、
ライトの大崎選手がフェンス際でジャンピングキャッチしてアウト!

2回裏
オーティズ選手、外角スライダーを打たれて三遊間への内安打!
大崎選手、外角シュートにショートフライ。
原選手、エンドランで外角低めシュートを打ってファーストゴロ、ランナー2塁へ。
炭谷選手、フルカウントからの外角低めカットボールにピッチャーゴロ。
◆炭谷選手…打率2割を切っているようではまだまだ。
      できれば2割5分を打ち、7番を打てるくらいの打者になって欲しい。

3回表
清田選手、チェンジアップを打たれて三遊間抜かれるヒット。
根元選手、外角低めスライダーにショートフライ。
ホワイトセル選手、初球の外角低めスライダーでセンターフライ。
角中選手の打席で清田選手が2塁盗塁を試みるも、炭谷捕手が刺してアウト!

3回裏
斉藤選手、外角低めシュートにセカンドゴロ。
浅村選手、初球の内角シュートを捉えて左中間スタンドへのソロホームラン!
秋山選手、内角高めカットボールにレフトフライ。
ヘルマン選手、外角低めスライダーに空振り三振。
◆浅村選手…レフト方向への打球がよく伸びるようになってきた。
      あとは右方向への飛距離をもう少し伸ばしたい。
      右にも大きいのを打てる打者だし。


4回表
角中選手、初球の低めストレートでセカンドゴロ。
今江選手、スライダーを打たれるもショートライナー。
井口選手、内角高めストレートを打たれてレフト線への2ベース。
里崎選手、初球の高めスライダーを打たれてレフトへ大きな打球が飛ぶも、
レフトフェンス手前のフライを斉藤選手がキャッチしてアウト!


4回裏
中村選手、外角スライダーにレフトフライ。
オーティズ選手、高めスライダーを捉えてレフトスタンドへのソロホームラン!
大崎選手、内角カットボールを打つもファーストライナー。
原選手、カットボールを打ってサードのグラブを弾くヒット!
炭谷選手、初球の外角スライダーを打つもレフトライナー性のフライ。
◆この回…オーティズ選手の一発で同点に追いつくことができた。
     凡退した打者も痛烈な打球が多く、小野投手を捉えかけている。
     次のイニングの攻撃に期待しよう。
◆オーティズ選手…ヘルマン・カーター・オーティズ選手の契約はどうなるんだろうか。
     ヘルマン選手は打撃・走塁はいいけれど、守備がいまひとつだが色々と守れる。
     カーター選手は左で打撃がいいけれど、走塁と守備に難がある。
     オーティズ選手はファーストの守備は悪くないし、バランスが取れている。
     最近、ホームランが増えているだけに、オーティズ選手の価値が高まっている。

5回表
細谷選手、ストレートを捉えられてレフトスタンドへのソロホームラン…
荻野選手、フルカウントからの外角ストレートを打たれてセンター前ヒット。
清田選手、内角高めストレートでセカンドフライ。
根元選手の打席で荻野選手が2塁盗塁を試みるも、炭谷捕手が刺してアウト!
根元選手、ストレートを打たれるもショートライナー。

5回裏 この回から中郷投手が登板。
斉藤選手、内角高めストレートに空振り三振。
浅村選手、初球の内角高めストレートにセンターフライ。
秋山選手、高めカーブにセンターフライ。

6回表
ホワイトセル選手、外角低めスライダーでレフトフライ。
角中選手、外角低めスライダーを打たれてセンター前ヒット。
ここでライオンズは投手交代、岡本篤志投手が登板。
今江選手、内角ストレートを打たれてセンター前ヒット。1アウト1・2塁。
井口選手、初球の内角シュートでショートフライ、2アウト1・2塁。
里崎選手、外角低めフォークでセカンド左への打球、浅村選手が飛びついて捕るも、
1塁への送球が悪送球となってしまい、2塁ランナーホームイン。
2アウト2・3塁。
細谷選手、外角低めストレートで空振り三振!
◆浅村選手…セカンドの守備範囲は広いんだけれど、無理な体勢からでも送球できる分、
      送球の安定感がないところがある。
      もう少し状況を考えて、確実なプレーをしてもらいたい。
      ビッグプレーも多いんだけれど、ミスも多いところがある。

6回裏
ヘルマン選手、外角低めスライダーにセカンドゴロ。
中村選手、フルカウントからの外角低めスライダーにセカンドフライ。
オーティズ選手、スライダーにサードゴロ。

7回表 この回から長田投手が登板。
荻野選手、外角スライダーでピッチャーゴロ。
清田選手、内角高めストレートでレフトフライ。
根元選手、低めカーブでセカンドゴロも、浅村選手が弾くエラー。
ここでロッテは代打の福浦選手を起用、ライオンズはウィリアムス投手が登板、
ロッテは代打の代打でサブロー選手を起用。
代打のサブロー選手の打席でワイルドピッチ、ボールを見失い、ランナー3塁へ。
サブロー選手、フルカウントから四球。2アウト1・3塁。
角中選手、外角高めストレートを打たれてレフト前タイムリー。
今江選手、内角ストレートで見逃し三振。
◆この回…角中選手にまた打たれた…そんなに中島選手が嫌いか(苦笑)
     浅村選手のエラーがなぁ… どうしたんだろうか。

7回裏 この回から伊藤投手が登板。
大崎選手、内角ストレートを打ってセンター前ヒット!
原選手、フルカウントからの内角ストレートにセカンドゴロ併殺…
代打の上本選手、内角スライダーに見逃し三振。

8回表 この回から大石投手が登板。
井口選手、外角ストレートでサードゴロ。
里崎選手、初球の内角低めストレートを打たれるもレフトフェンス手前のフライ。
細谷選手、低めフォークで空振り三振!

8回裏 この回から益田投手が登板。
代打の米野選手、内角スライダーにサードファールフライ。
浅村選手、内角高めストレートにピッチャーゴロ。
秋山選手、シンカーにライトフライ。

9回表 この回から涌井投手が登板。
岡田選手、内角高めストレートでサードゴロ。
清田選手、初球の外角低めスライダーでショートゴロ。
根元選手、低めストレートを打たれてレフト線への2ベース。
代打の大松選手、外角高めチェンジアップでセカンドライナー。

9回裏 この回から薮田投手が登板。
ヘルマン選手、フルカウントからの内角高めストレートにライトフライ。
中村選手、高めストレートを捉えてセンター左へのソロホームラン!
オーティズ選手、チェンジアップを打つも左中間フェンス手前のフライ。
大崎選手、外角低めフォークに空振り三振。
試合終了、3−5で敗戦となり、日ハムの優勝が決定。おめ。

最近は打線においてのベテランの必要性を再三語っていますが、今日もまた一つ。
今のライオンズの競争は本当の競争ではないと思うわけです。
今のライオンズはただイス取りゲームで、空いている席を若手同士が競って奪い合っている状況です。
勿論、これも競争の一つで、ないよりはあった方がいいのですが、
それだけでは1軍定着止まりで、バリバリのレギュラーになれるかどうかは未知数です。
本当の競争というのは、若手がベテラン選手を押し退けて席を奪うことではないでしょうか。

黄金時代のライオンズには石毛・伊東・秋山・清原氏といったそうそうたるメンバーがいましたが、
石毛氏以外は最初からレギュラーが約束されていたわけではなく、
各球団から寄せ集めた実績あるベテラン選手との競争の中でレギュラーを掴んだ選手ばかりです。
そういった名選手を超えることにより、プロでやっていく自信を得て、
チームを支える主力へと育っていったわけです。

けれど、今はどうかといえば、そういう実績あるベテラン選手が少なくなり、
昨年、オープン戦で活躍して未経験だったファーストでレギュラーとなった浅村選手にしても、
そこまでは良かったのですが、目されていたショートで中島選手が残留となり、再びファーストへ、
今は片岡選手の怪我もあってセカンドに回ることになりましたが、
それじゃ来年は自分がどういう位置にいると考えているのでしょうか。
片岡選手が復帰したとしても、中島選手がメジャーに行くからレギュラーは安泰だな、
そう思っていちゃダメなわけです。
中島選手がチームに残留しようが、片岡選手と中島選手を押し退けてでもレギュラーを奪う、
そういう貪欲な姿勢が必要なわけです。
今のセカンドで満足していればいいや、来年はショートに回るからいいやじゃダメ。
セカンドでも片岡選手を追いやってでも、セカンドを死守する気持ちが欲しいわけです。

若手内の競争が激しいといっても、それには限界があり、
今の2軍を見ても、競争に加われそうなのは怪我している石川選手と永江選手のみ、
他の選手は下から突き上げるにはまだまだといった感があります。
そういう若手の突き上げがなくなってしまえば、競争が皆無になってしまうだけに、
今のライオンズは危機的状況に陥りつつあると言えましょう。

解決策は2つで、1つは実績あるベテラン選手の加入です。
ある意味、チームに嵐を引き起こすような競争を引き出す選手が必要です。
例えば、メジャーリーグで所属球団がない松井秀喜選手。
現状の力は疑問符の残るところですが、打撃の勝負強さ、
常勝チームで戦ってきた優勝経験の多さ、マスコミの注目度など、
チームを活性化させる多くの要素をもっています。
そういった思い切った補強によって、間接的に若手の奮起を促すこともチーム強化策の一つです。

もう1つは若手・新人によるさらなる突き上げです。
ドラフトで補強することになりますが、
すぐにファームでも実績が残せるような大物選手が欲しいところです。
ただ、今年はそういった野手が少ないだけに、なかなか難しい面もあります。
いずれにせよ、ファームでクリーンナップを打てるような主軸候補は必要で、
1軍選手をうかうかさせないような若い選手を育ててもらいたいところです。

こうやって勝負所で打てないようでは、現状はまだヌルいと言わざるを得ません。
もっと競争を活性化させるような補強を球団にお願いしたいですね。
球団は危機意識が足りてないです。


昨日に引き続き、来季の契約問題の話題が出てきており、
今季から加入した中村マイケル投手と、埼玉出身の大島裕行選手の引退が発表されました。
マイケル投手は正直驚きましたね。
シーズン序盤はリリーフで、後半は谷間の先発と起用に役割をこなしていただけに、
来季も残すだろうと思っていましたから、今回の引退には驚かされました。
本人の中で区切りを付けたい気持ちがあったのかもしれませんね。
今後はオーストラリアに帰るということなので、
いつか海の向こうで名前を聞くことがあればいいなと思います。

大島選手は高卒5年目ぐらいまでは順調に来ていたのですが、そこで伸び悩んでしまいました。
ネックとなったのは守備と対左投手で、長打力を伸ばそうとして、率を落としたのも痛手でした。
本来なら率を残しながら、少しずつ長打を伸ばしていくべきだったのですが、
当時は中村剛也選手がホームランを量産する前で、高校通算86本という実績もあって、
チーム事情から長打力を求められたことが失敗だった気がします。
今の時代にいれば、大島選手も別の育成方法もあったのかなと思ったりもします。
残念ながら高校時代の実績が逆に足を引っ張ってしまった印象がありますね。残念です。

加えて、藤田太陽投手と桟原投手が戦力外に。
こちらも予想通りですが、星野投手や藤田投手はチームを変えれば活躍できる可能性もあります。
現役続行の可能性もありますので、諦めずに次のチームを探して欲しいです。
ライオンズのリリーフ陣を支えた功労者なので、残念ではありますが、
制球難のイメージが付いてしまうと、なかなか活躍は難しくなってしまいますね…
他球団の情報ながらも、ヤクルトの小野寺力投手と山岸穣投手も戦力外に。
両投手ともにライオンズに在籍していた投手ですが、
移籍後の活躍をあまり聞かなかっただけに、少々寂しいお別れとなってしまいました。
両投手の現役復帰は難しいでしょうが、球団関係の仕事で再び戻ってきてくれればと思います。



明日は十亀投手がプロ初先発となります。
後半戦からはカーブ等を多めに配し、緩急が使えるようになっただけに、
明日のピッチングは非常に楽しみですね。
十亀投手が先発でも使えれば、選択肢も増えるだけに、非常に楽しみです。
一方の楽天先発は釜田投手。
来年以降の対戦も考えて、釜田投手を攻略してもらいたいですね。
もう一度打線が集中力を持って、最後まで戦い抜いて欲しいです。
CSを目指して、明日こそガンバレ、ライオンズ!!




10月1日 埼玉西武ライオンズ 0−4 千葉ロッテマリーンズ

(ロ)グライシンガー(7回)−益田(1回)−薮田(1回)
(西)菊池雄星(4回1/3)−松永(2/3)
 −大石(2回)−小石(2回)
ロッテ
西武

先発の菊池雄星が波に乗れずに初回2失点…打線は3安打に抑えられての完封負け…
秋風が染み渡りますね…
昨日の台風通過で実際にはあまり風は吹いていませんが、
既に秋風が吹き始めたような雰囲気です。
明日の試合も負けて、試合のない日ハムが優勝というのは格好悪いので避けて欲しいです。
まぁ、そうやって待たせる状況の時点でアレなんですが…
日ハムとしては今日ライオンズが勝ち、明日負けてくれるのが理想だったでしょうね。
最後ぐらいは綺麗に終わりたいところですが、
我がライオンズは空気読まずに明日負けそうです(苦笑)

冗談はさておき、今日は先発の菊池雄星投手が試合を作れませんでしたね。
ストライクゾーンが狭かったとはいえ、3四球を与えて被安打5、
カウントを悪くする場面が多く、立ち上がりから苦しいピッチングでした。
実際には角中選手にしか打たれていないのですが、
コントロールを気にする余りに腕が振れず、
高めのストレートで打ち取る場面もあっただけに、もっと積極的に行くべきだったんですが、
少し狭いストライクゾーンに惑わされて神経質になりすぎた感じがしました。
同じ条件でも相手のグライシンガー投手は無四球だったわけですし、
もっと積極的に攻めていって欲しかったですね。

打線に関して言えば、浅村・秋山選手に1・2番が出塁しないと現状では厳しいです。
浅村選手は当たり自体悪くないんですが、時折、こうやってヒットが出ない時も。
今後に向けては打撃の安定感が一つのポイントとなりそうです。
さて、優勝の可能性も99%なくなったと言えるだけに、
ホームラン王争いを残していますが、中村剛也選手も外していいと思います。
バッティングは本来の状態ではないですし、CSのことも考えて休養を与えるべきでしょう。
このまま無理に出し続けて打撃を崩されても困りますし、
来シーズンやWBCへの出場にも影響を与えかねないだけに、勇気ある決断をすべきです。
2軍を見ても上げる選手は見当たりませんが、
高卒ルーキーの永江選手に早くプロ初ヒットをマークさせてあげたいので、
残り試合はショートで永江選手を使い、サードに原選手を回し、
ヘルマン選手をDHで使う起用法で行って欲しいです。

1(二)浅村、2(中)秋山、3(三)ヘルマン、4(指)中村、5(一)オーティズ、
6(右)大崎、7(遊)原、8(捕)炭谷、9(左)斉藤
◆平尾選手と佐藤友亮選手が現役引退を発表。
 星野投手と阿部選手、ゴンザレス投手が戦力外。行沢2軍監督の退任を発表。

1回表 ライオンズ先発:菊池雄星投手
荻野選手、外角スライダーでショートゴロ。
清田選手、外角低めストレートで打ち取るもショート内安打。
根元選手、外角低めストレートで見逃し三振!
ホワイトセル選手の打席でワイルドピッチ、ランナー2塁へ。
ホワイトセル選手、カウント1−3から四球。2アウト1・2塁。
角中選手、内角ストレートを打たれて右中間抜かれる2点タイムリー2ベース…
サブロー選手、ファールで粘られてフルカウントからの8球目外れて四球。
2アウト1・3塁。
井口選手、フルカウントからの内角低めストレートに見逃し三振!
◆この回…まさかの立ち上がりだったが、打たれたのは角中選手ぐらい。
     それほど心配する内容でもない。
     でも角中選手は首位打者争いをしているだけに、なんとしても抑えたい。

1回裏 ロッテ先発:グライシンガー投手
浅村選手、初球の外角高めカットボールにサードゴロ。
秋山選手、内角高めカーブにピッチャーゴロ。
ヘルマン選手、高めストレートを打ってレフト線への2ベースヒット!
中村選手、低めチェンジアップを打つもレフト後方のフライ。

2回表
里崎選手、内角スライダーで見逃し三振!
今江選手、低めストレートでショートゴロ。
荻野選手、外角低めストレートでショートゴロ。

2回裏
オーティズ選手、外角カットボールに空振り三振。
大崎選手、外角高めストレートを打ってレフト前ヒット!
原選手、外角高めストレートを打って一二塁間のセカンドゴロ、ランナー2塁へ。
炭谷選手、外角低めカーブに見逃し三振。

3回表
清田選手、外角ストレートを打たれて右中間への2ベース。
根元選手、送りバント成功。1アウト3塁。
ホワイトセル選手、ファールで粘られるもフルカウントから
10球目の高めストレートで見逃し三振!
 2アウト3塁。
角中選手、ファールで粘られてフルカウントから9球目の
外角スライダーを打たれてセンター前タイムリーヒット。

サブロー選手、高めスライダーでセンターフライ。
◆この回…球数が多すぎる。ストライクゾーンが狭いのも災いしているが…

3回裏
斉藤選手、外角高めストレートに空振り三振。
浅村選手、三塁線へセーフティバントを試みるも、微妙なタイミングも判定はアウト。
秋山選手、外角チェンジアップにファーストゴロ。

4回表
井口選手、高めストレートでショートゴロ。
里崎選手、外角低めフォークでライトフライ。
今江選手、低めスライダーを打たれるもレフトフェンス手前のフライ。

4回裏
ヘルマン選手、外角カットボールにファーストファールフライ。
中村選手、フルカウントからの外角高めストレートに空振り三振。
オーティズ選手、ストレートを打つもサードライナー。

5回表
荻野選手、外角高めスライダーを打たれてセンター前ヒット。
清田選手、カウント1−3から四球。
ノーアウト1・2塁。
根元選手、送りバント成功。1アウト2・3塁。
ここでライオンズは投手交代、松永投手が登板。
ホワイトセル選手、初球の外角スライダーにセカンドライナー。
角中選手、内角ストレートを打たれてセンター前タイムリーヒット、
2塁ランナーもホームを狙うも、センター秋山選手が刺してアウト!

5回裏
大崎選手、外角高めチェンジアップを打つもセカンドライナー。
原選手、外角チェンジアップにライトフライ。
炭谷選手、外角高めカットボールにサードゴロ。
◆打線…打てない… 打てなさ過ぎる。どうにかせい。

6回表 この回から大石投手が登板。
サブロー選手、ストレートでセンターフライ。
井口選手、内角高めストレートでキャッチャーファールフライ。
里崎選手、内角高めストレートでライトフライ。

6回裏
斉藤選手、初球セーフティバントを試みるもサードゴロ。
浅村選手、ファールで粘るもフルカウントから
12球目の外角高めチェンジアップを打つもレフトフライ。
秋山選手、外角カーブにショートゴロ。

7回表
今江選手、初球の外角高めストレートでセンターフライ。
荻野選手、外角高めストレートでレフトフライ。
清田選手、ファールで粘られるもフルカウントから
8球目の高めストレートでセンターフライ。
◆大石投手…ストレート中心のピッチングでフライアウトを稼いで無失点に抑えた。
      スピードは140前後だが、伸びがあるということか。
      ほぼストレートだけでしっかりと抑えることができている。

7回裏
ヘルマン選手、内角チェンジアップを打って三遊間抜くヒット!
中村選手、内角高めストレートにサードフライ。
オーティズ選手、外角低めストレートに見逃し三振。
大崎選手、外角カーブを打つもショート後方のフライ。


8回表 この回から小石投手が登板。
根元選手、高めスライダーを打たれて三遊間抜かれるヒット。
ホワイトセル選手、カウント1−3から四球。
代走の細谷選手。ノーアウト1・2塁。
角中選手、外角ストレートを打たれるもショートライナー。1アウト1・2塁。
サブロー選手、低めチェンジアップでレフトフライ。
井口選手、高めストレートでファーストフライ。


8回裏 この回から益田投手が登板。
原選手、内角ストレートにセンターフライ。
代打の上本選手、外角低めシンカーに空振り三振。
代打のカーター選手、フルカウントからの外角高めストレートにショートゴロ。

9回表
里崎選手、ストレートの四球。
今江選手、外角チェンジアップでサードゴロ、2塁アウトのみ。
岡田選手、セーフティ気味の送りバント成功。2アウト2塁。
清田選手、フルカウントからの内角高めストレートでキャッチャーファールフライ。

9回裏 この回から薮田投手が登板。
浅村選手、チェンジアップにキャッチャーファールフライ。
秋山選手、内角高めストレートにレフトフライ。
ヘルマン選手、外角低めストレートを打って三遊間を抜くかという打球も、
ショートの根元選手に飛び込んで捕られて1塁送球アウトに。
試合終了、0−4の完封負け…

さて、本日、平尾博嗣選手佐藤友亮選手の現役引退が発表されました。
先日も書いたように、野手陣は若手ばかりで、ベテラン選手が不在状態で、
優勝経験のある2人のベテラン選手は非常に貴重な存在だっただけに、
2人の現役引退は残念でなりません。
ただ、平尾選手は故障箇所が多かっただけに、ひょっとしたら…という思いもあり、
佐藤友亮選手は2軍戦に出てはいましたが、守備に付かずにDHばかりだったので、
どこか痛めていたとなれば、戦力的に難しかったのかもしれません。
2人が現役引退を決めたというのなら、最後を華々しく送ってあげたいです。
もう逆転優勝は不可能に近いですし、
6日の西武ドーム最終戦で2人の最後の雄姿を見せて欲しいです。
今後に関しては、平尾選手には打撃コーチを期待したいですし、
佐藤友亮選手は頭脳派だけに、守備走塁コーチやスカウト、球団職員まで色々可能性があり、
将来的には球団首脳としてライオンズを支えてもらいたいです。

併せて、星野智樹投手と阿部真宏選手、ゴンザレス投手が戦力外となりました。
3人に関しては予想通りというか、致し方ない面もありますが、
気がかりなのは野手のベテランが本当にいなくなっていることですね。
残るベテラン選手は今年広島から移籍してきた嶋重宣選手だけで、
その嶋選手も戦力外の候補には挙がっているでしょうから、まだ安心はできません。
その下となると、上本選手となってしまうだけに、チームの重石となるベテラン不在は痛いです。
嶋選手は人格的には問題ないのですが、長らく広島にいただけに優勝経験がなく、
平尾選手と佐藤友亮選手の引退で優勝経験のある選手が一気に少なくなるだけに、
来シーズンも今年の二の舞となる可能性を否定できません。
こうなると仕方ないので、他球団からそういったベテラン選手を補強するしかないのですが…
そんな選手が簡単に戦力外になるわけもなく、
優勝経験のある選手となれば限られてしまいます。
まぁ、海の向こうに一人適任者がいますが、ライオンズは獲得できますでしょうか…



明日は石井一久投手が先発です。
おそらくシーズン中は最後の登板になるでしょうから、
今シーズンの最後を良い形で締めてもらいたいですね。
一方のロッテ先発は小野投手。
久々の対戦となりますが、よく知っている投手なので、
打線が攻略し、日ハムに失礼のないような形として欲しいです。
明日こそはガンバレ、ライオンズ!!




9月30日 埼玉西武ライオンズ 4−3 オリックスバファローズ

(オ)海田(2回0/3)−小松(3回)
 −吉野(2/3)−比嘉(1回1/3)−ミンチェ(1回)
(西)牧田(8回)−涌井(1回)
(本)オーティズ8号ソロ(5回裏)
オリックス
西武 ×

2番秋山が勝ち越し打を含む3安打猛打賞! 中3日の牧田が試合を作って勝利!
−−−−−−−−−−−−−−−再戦宣言?−−−−−−−−−−−−−−−
まだ日ハムの結果が出ていないので、何とも言えないところですが、
もし日ハムが負け、火曜の試合も落とし、ライオンズが月火と連勝したなら、
正式に再戦宣言しても構わないかと。まだ可能性はゼロではないです。

この時期の試合ですので、内容よりは結果なのですが、
とはいえ、CSに向けてと考えると、その内容は決して芳しくはありません。
ライオンズは1回裏に中村剛也選手のタイムリーヒット、
3回裏に秋山選手の2点タイムリー2ベースで勝ち越したものの、
その後のノーアウト1・2塁のチャンスでは中村選手が併殺打、
相手の四球で2アウト満塁まで行くも追加点はならず。
5回裏にオーティズ選手のホームランで1点を追加しましたが、
8回裏には送りバント失敗と盗塁失敗があったりと、
繋がりの面ではいまひとつのところがあります。

ただ、それ以上に気になるのが守備のミスですね。
2回表は併殺コースもセカンド浅村選手の送球エラーで完成できず、
その後、ヘルマン選手がタイムリーエラーをして1失点。
ちょっとヘルマン選手が先日の守備で指を痛めてから、
守りでの精細を欠くシーンが多くなっています。
痛みがあるのなら、無理をせずともと思いますが、
中島選手を休ませている状況ですし、可能性が少しでもある分だけ、
選手起用が難しくなっていますね…

1(二)浅村、2(中)秋山、3(三)ヘルマン、4(指)中村、5(一)オーティズ、
6(右)大崎、7(左)熊代、8(捕)炭谷、9(遊)原

1回表 ライオンズ先発:牧田投手
1番深江選手を低めチェンジアップで空振り三振に取り、
2番大引選手には打ち取るもボテボテの当たりのショート内安打を許すものの、
3番T−岡田選手を高めのストレートでセンターフライ、
4番李選手をカーブでセンターフライに打ちとって無失点。

1回裏 オリックス先発:海田投手
1番浅村選手はセンターフライに倒れるも、2番秋山選手が三遊間抜くヒットで出塁し、
3番に入ったヘルマン選手がセーフティ気味の送りバントを決めて、
4番中村選手が三遊間を抜くタイムリーヒットを放ち、1点を先制する!
5番オーティズ選手はセンターフェンス手前のフライで3アウトチェンジ。

2回表
先頭の5番バルディリス選手にバウンドが変わる不運なレフト前ヒットを許し、
6番川端選手はライトフェンス手前のフライ、
7番小島選手をショートゴロ併殺コースで打ち取るも、
セカンドの浅村選手が悪送球エラーしてしまって2アウト2塁。

さらに8番宮崎選手のサードゴロをヘルマン選手が逸らしてしまうタイムリーエラー。
9番伊藤選手はファーストフライで3アウトチェンジ。

2回裏
6番大崎選手はピッチャーゴロ、7番熊代選手はセカンドゴロ、
8番炭谷選手は空振り三振で、三者凡退。

3回表
先頭の深江選手はレフトフライに打ち取った後、
大引選手に三遊間を抜かれるヒットを許すものの、
T−岡田選手をセカンドゴロ併殺に打ち取って3アウトチェンジ。

3回裏
先頭の9番原選手が四球で出塁した後、
浅村選手がレフトへの2ベースヒットを放ち、ノーアウト2・3塁。
ここで秋山選手がライトへ2点タイムリー2ベースを放ち、ライオンズが勝ち越し!
この後、ヘルマン選手が四球で出塁してノーアウト1・2塁となると、
オリックスは2番手の小松投手にスイッチし、中村選手はショートゴロ併殺に、
オーティズ選手のストレートの四球、大崎選手の死球で2アウト満塁となるも、
熊代選手がショートゴロに倒れて2点止まり。

4回表
先頭の李選手をセンターフライに打ち取るも、バルディリス選手に四球、
川端選手にレフトへヒットを打たれて1アウト1・3塁。

続く小島選手の弱い当たりのセカンドゴロの間に1点を失う。
宮崎選手は高めのストレートで空振り三振で3アウトチェンジ。

4回裏
先頭の炭谷選手はライトフライに倒れるも、原選手がセンター前ヒットで出塁!
しかし、浅村選手はセンターフェンス手前のフライ、
秋山選手はレフトフライに倒れてしまって3アウトチェンジ。

5回表
先頭の伊藤選手はスライダーで空振り三振に取るも、
深江選手にショート内安打・盗塁を許してしまい、1アウト2塁。
しかし、大引選手をサードゴロ、T−岡田選手をレフトフライに打ち取って無失点。

5回裏
ヘルマン選手は空振り三振、中村選手はレフトフェンス手前のフライに倒れるも、
オーティズ選手が左中間スタンドへのソロホームランを放ち、1点を追加!
大崎選手は空振り三振で3アウトチェンジ。

6回表
1アウトからバルディリス選手にレフト前ヒットを許し、
川端選手のサードゴロの間に2塁へ進められるも、
小島選手の右中間への打球をセンター秋山選手がダイビングキャッチしてアウト!

6回裏 この回から吉野投手が登板。
先頭の熊代選手がセンター前ヒットで出塁し、住谷選手の送りバントで2塁へ進めるも、
原選手がセカンドゴロ、代わった比嘉投手に浅村選手が空振り三振に倒れて無得点。

7回表
三者凡退。


7回裏
先頭の秋山選手がセカンド内安打で出塁するも、
ヘルマン選手がセカンドゴロ併殺に倒れて無得点。

8回表 この回からショートに鬼崎選手、原選手がサードへ。
先頭の大引選手をショートゴロに打ち取るも、
T−岡田選手に一二塁間へのセカンド内安打を許し、
李選手にエンドランでセンター前に運ばれるヒットを打たれて1アウト1・3塁。

ここでバルディリス選手にレフト犠牲フライを許して1失点。
しかし、その後は川端選手をセカンドゴロに打ち取って3アウトチェンジ。

8回裏 この回はミンチェ投手が登板。
1アウトから大崎選手がセンター前ヒットで出塁するも、
熊代選手が送りバントを失敗し、代走の斉藤選手が2塁盗塁失敗で3アウトチェンジ。

9回表 この回は涌井投手が登板。レフトに斉藤選手、熊代選手がライトへ。
1アウトから日高選手にライトへのヒットを許すも、後続を打ち取って無失点。
試合終了、4−2でライオンズが勝利!

先発の牧田投手は中3日の先発となりましたが、
ピッチングのテンポが良く、8安打を許したものの四球は1つだけ、
粘りのピッチングでそれぞれ最小失点に抑えてくれました。
8回まで投げてくれたのは予想以上で、非常に大きかったですね。
明日以降も負けられない戦いが続くだけに、
10連戦の中でリリーフが一段落できたのは良かったと思います。

打線では2番秋山選手が久々の固め打ちで3安打放ったのが大きいですね。
日ハム戦までは1試合1本ではあるものの、ヒットが続いていましたが、
2試合ノーヒットに終わってしまい、特に左投手に苦戦していた印象があるだけに、
左の海田選手をしっかりと打ったことは高く評価できますね。
1番の浅村選手とともに、この若い1・2番コンビが、
ライオンズの新しい生命線になりつつあるだけに、
残り試合・CSに向けて、さらなる成熟度を高めていってもらいたいです。



明日からはロッテ戦で、初戦は菊池雄星投手が先発です。
場合によってはこれが今年のペナントレースの最後の先発となる可能性もあるだけに、
CS・来シーズンへと飛躍していくピッチングを見せてもらいたいですね。
一方のロッテ先発はグライシンガー投手。
開幕時の初対戦で手痛い目にあって以降は、しっかりと点数を取っているだけに、
明日の試合でもきっちりと攻略してもらいたいですね。
明日もガンバレ、ライオンズ!!





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