| １ | ２ | ３ | ４ | ５ | ６ | ７ | ８ | ９ | 計 | （西）岸（４回０／３）−松永（２／３）−十亀（１／３） −岡本篤志（１回）−小石（２／３）−長田（１回１／３） （日）ウルフ（５回１／３）−宮西（２／３） −石井（１回）−増井（１回）−武田久（１回） |
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| 西武 | ０ | ０ | ０ | ０ | ０ | １ | ０ | ０ | １ | ２ | ||||
| 日ハム | ０ | ０ | ２ | ０ | １ | １ | ０ | ０ | × | ４ | ||||
| −−−−−−−−−−−−−−−終戦宣言−−−−−−−−−−−−−−− 今日の敗戦でゲーム差は４に広がって残り７試合、 日ハムは４試合中２勝した時点で優勝が決まるため、逆転優勝は絶望的です。 ライオンズが勝ち続け、日ハムが負け続ければ、分かりませんが、 昨日・今日の２試合の結果からすると、とてもそうなるようには思えません。 今シーズンは優勝できると思ったんですがね… 西武ライオンズになってから４年連続でＶ逸は初めてで、 少なくとも４年に１度は優勝していたのですが、それもごうやら途切れてしまいそうです… 深く痛い敗戦でしたね… 勝敗を分けたポイントは、先発の岸投手が先に失点してしまったことでしょう。 調子自体は悪くなかったと思うのですが、３回に甘く入った球を打たれてピンチを招き、 糸井選手にカーブを上手く打たれてしまって２点タイムリー２ベース… 好投しながらも、ワンチャンスをものにされてしまう脆さが出てしまい、今日も負けてしまいました。 これで岸投手は３連敗、リリーフが打たれて負けた前２試合を含め、８月以降、勝っていません。 ソフトバンク・摂津投手に投げ負けたことに象徴されるように、 勝負所のエース対決で勝てず、エースの称号を送るには憚れる結果となってしまいました。 どの試合もしっかりとゲームを作り、好投はしているんですが、 ワンチャンスをものにされて失点しまう、その繰り返しになってしまっています。 まだエースの階段を上るには甘さが残っていると言わざるを得ませんね。 攻撃の面では、５回裏に１点を失いはしたものの、 昨日ホームランを打たれた中田選手に対して、敢えて十亀投手をマウンドに送り、 打たれたストレートで勝負しにいって打ち取るなど、流れが変わる雰囲気があり、 実際に、オーティズ・ヘルマン・大崎選手の３連打でノーアウト満塁のチャンスを作りましたが、 代打の上本選手がポップフライ、代打のカーター選手は内野ゴロ併殺崩れで１点、 浅村選手は凡退と、同点・逆転のチャンスを生かすことができませんでした。 今日の試合で流れが変わるとすれば、ここしかなかっただけに、 勝負所で一本出なかったのが響いてしまいましたね…
今シーズンを総括して、優勝を逃すに至った理由ですが、 第一に怪我人が多すぎましたよね。 シーズン前半は、秋山選手が出遅れ、交流戦後も一時登録抹消となり、 ５番を期待されたカーター選手も膝の手術もあって、前半戦は出場機会なしに。 シーズン中盤には中島選手や中村選手が一時的に離脱することが多く、 途中入団のオーティズ選手ら外国人選手がいなければ、かなり厳しい状況になっていました。 そしてシーズン後半には片岡選手が離脱し、精神的主柱であるキャプテン栗山選手も離脱、 終盤に起用された若い石川選手もこれからというところで骨折で離脱、 投手陣ではベテランの西口投手が肩痛を患っていて不調で２軍落ち後は復帰の目処が立たず、 谷間の先発として活躍しつつあった武隈投手も故障離脱で手術… ベテランの平尾選手に至っては怪我ばかりで１２試合の出場に止まってしまいました。 さすがにセリーグのヤクルトには及ばないものの、故障選手の多さでは１２球団トップクラスで、 年中通して厳しい戦いを強いられた印象です。 これらの怪我人の中で最も痛かったのが栗山選手と平尾選手の離脱でしょう。 チームの新キャプテンとして、栗山選手が若手を引っ張りながら精神的主柱として機能していただけに、 終盤の優勝争いで栗山選手を欠いたのは非常に痛かったです。 若い選手を中心に、栗山選手の穴を埋めようと必死に頑張ったものの、 結果的にそれは最後まで持たず、終盤に息切れに繋がった感があります。 一時凌ぎはできても、それに代わる存在というのは難しいものです。 それでも、優勝の味を知るベテラン選手がいれば、チームの重石となってどっしりするものですが、 そういう立場である平尾選手が故障でほとんど１軍にいられなかったのが痛かったです。 日ハムなら稲葉選手、ソフトバンクなら小久保選手、ヤクルトなら宮本選手、中日なら和田選手、 そういった頼れるベテラン選手がいれば、チームは慌てないものですが、 ライオンズはベテラン選手がほとんどおらず、３０歳になったばかりの中島選手や、 １歳下の栗山・中村選手といったバリバリの主軸がその役割を担わなければならず、 主力選手にかかる負担が相対的に大きくなりすぎてしまいました。 右の外野手が不足気味でしたし、佐藤友亮選手を呼んでも良かったはずなのに、 今シーズンはここまで１軍出場なし、ベテラン不在が響いたようにも思います。 確かに、今の阪神や９０年代中盤のライオンズのように、 ベテランばかりで風通しが悪いと若手が出てこられず、閉塞感も出てきてしまいますが、 逆に今のライオンズのように、若手ばかりになってしまうと、 相手から軽く見られてしまい、苦しいときにチームをまとめて、経験を伝えてくれる存在がいません。 投手陣では西口投手と石井一久投手がいるからいいのですが、 野手でそういう存在がおらず、平尾選手と佐藤友亮選手ぐらいしかいないというのが、 ここ最近のライオンズの問題点でしょう。 もっと生え抜きの功労者を大事にしてもらいたいです。 投手陣で問題なのは、エース不在でしょうね。 涌井投手が不調で２軍落ちとなり、抑えで華麗なる復活を遂げ、 代わりに岸投手と牧田投手がローテの中心として回り、 後半戦は岸投手をエースとしてカードの頭に据えて投げさせたものの、 前述の通り、９月は勝ち星なしで、ここまで１０勝１２敗、 残る登板機会は１試合だけでしょうから、負け越しは決定的です。 去年の涌井投手もそうでしたが、エース対決で勝てないと、どうしてもチームは乗れません。 勝負所でエースと呼ばれる投手が結果を残せなかったことが、最後に競り負けた原因だと言えます。 ただ、そんな中で菊池雄星投手や野上投手といった新しい力も出てきましたし、 新しい力の台頭とともに、中堅選手のさらなる成長が必要だと感じました。 最後に、日ハムとの比較の上で問題となるが守備でしょうね。 ご存知の通り、ライオンズのエラーはリーグワースト、 故障者が多く、それが守備に影響した感は否めませんが、 大事なところでのエラーが試合に大きく影響したのは間違いありません。 特に問題だったのがヘルマン選手の守備ですね。 開幕はセカンドで迎えたものの、狭い守備範囲で１ヶ月も経たないうちに失格の烙印が押され、 センターへコンバートされるも、肩の弱さがネックとなり、外野でも凡ミス、 その後、サードに回り、最初は不安定だったものの、徐々に慣れてきて、 ようやく定着した感がありますが、本来は中村選手がサードに入るわけですから、 このままサードで固定というわけにも行きません。 盗塁と繋ぎの打撃、勝負強さで攻撃面では欠かせない選手となりましたが、 守備の方をどうするのかは来年に向けての大きな課題ですね。 それでも、数年前に比べれば、守備が良くなっているのは間違いなく、 センターの秋山選手の守備範囲と強肩は素晴らしいですし、レフトの栗山選手の安定感、 熊代選手や星秀和選手、斉藤選手ら若い俊足外野手の果敢な守備も光りました。 途中からセカンドに回った浅村選手も華麗な守備を見せつつありますし、 来年に向けて楽しみな面も多いです。 今年は怪我人が多く、ポジションのやりくり等が大変でしたが、 来年に向けてどういう形で選手を構成するのか、早い段階で考えないといけません。 以上のことから、これまでの若手で勝つチーム構成から、勝つためのチーム構成にしないといけません。 これまで控え気味だった補強も積極的にする必要があるでしょうね。 投手ではエースと呼べる存在、野手では頼れる勝負強いベテラン、 ドラフトでは２〜３年のうちにエースとなれるピッチャー、が必要です。 敢えて具体名を出さずとも分かりますね。そういう選手を積極的に取りに行って欲しいです。 事実上、優勝の可能性がなくなったとはいえ、まだゼロではないだけに、 できるだけ勝ち続けることが必要なのですが、 かといって、ここで無理してしまうと、怪我が悪化してクライマックスシリーズに出られない可能性も。 優勝なら間隔が空くので、あまり考える必要はなかったでしょうが、 ２位・３位で終わってしまうなら、無理をさせずに休養を与えるべきです。 そういう意味では、残り試合をどう考えるのか。 可能性が残る限りは勝ちに行くべきなのか、それとも現実を見て温存するのか、 渡辺監督の決断にも注目が集まります。 私としてはもう無理させない方がいいとは思いますが、 だからといって負けるわけにもいかないので、難しいところです。 明日の先発は牧田投手。 中３日での登板ですが、今日の敗戦でそこまで無理させる必要が薄まっただけに、 モチベーションが少々心配ではあります。 抑えの涌井投手のタイトルの問題もありますし、勝てる試合は勝って行く、 そういう姿勢で臨んでもらいたいですね。 一方のオリックス先発は左腕の海田投手。 リリーフでは苦労しただけに、ＣＳに向けての左腕対策にもなりますから、 左投手をきっちりと打って、その後の試合へと繋いでもらいたいですね。 明日こそはガンバレ、ライオンズ！！ |
| １ | ２ | ３ | ４ | ５ | ６ | ７ | ８ | ９ | 計 | （西）野上（４回１／３）−小石（１／３）−十亀（１／３） −大石（２回）−松永（１回） （日）吉川（９回） （本）中田２２号２ラン（１回裏）・２３号３ラン（５回裏） |
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| 西武 | ０ | ０ | ０ | ０ | ０ | ０ | ０ | ０ | ０ | ０ | ||||
| 日ハム | ２ | ０ | ０ | ０ | ３ | ０ | ０ | ０ | × | ５ | ||||
| まさに背水の陣、もう一つも落とせない局面に突入しました。 日ハムにマジックが点灯したとはいえ、終戦を宣言するにはまだ早いです。 明日の試合を勝つことが前提ですが、再び２ゲーム差となり、 日ハムが１つでも負けてくれれば、ライオンズが上に行けるわけですし、 残り８試合、死力を尽くして戦っていけば、活路は開かれると思います。 まずは明日の試合ですね。
勝敗を分けたのは１・２回の攻撃でしょうね。 相手先発の吉川投手は前回のことがあったでしょうから、立ち上がりは力むことが予想され、 １〜２回は球が高く、付け入る隙が多かったのですが、初回は三者凡退、 ２回に先頭の中村選手が２ベースヒットを放ち、得点を返すチャンスだったものの、 オーティズ・ヘルマン・米野選手が凡退して無得点、これが結果的に大きく響きました。 最終的に試合が決まったのが５回裏の継投失敗なのですが、 今日の吉川投手の調子からすれば、最初の２点でやられていたようにも思えます。 立ち上がりに得点できず、吉川投手を乗せてしまったのが敗因でしたね。 加えて、先発の野上投手が先に失点したのが響きました。 中田選手に打たれた球は失投でしょうね。 スライダー・カーブ・チェンジアップと良い変化球を持っているのに、 力で簡単に行き過ぎてしまいました。 立ち上がりとはいえ、もう少しコントロールに気をつけて欲しかったです。 それにしても、ライオンズは特定の打者に打たれすぎですね。 オリックスの川端選手や楽天の牧田選手、そして日ハムの中田選手。 他球団は抑えている打者に対して、１割以上余計に打たれてしまっています。 中田選手は他球団に対しては．２３０以下に抑えられているのに、ライオンズ戦は３割以上、 少し攻め方に問題があると言わざるを得ませんね。 他球団はまともに勝負せずに変化球攻め等にしているのに、 ライオンズは少し大胆に行き過ぎといいますか、真剣に勝負しすぎている感があります。 以前は後ろの稲葉選手によくやられていたので、中田選手と勝負したいのでしょうが、 今の状態を考えながら勝負して欲しい気もします。 同じ打者に何度もやられている点は、今シーズンの大きな反省材料ですね。 クライマックスシリーズもあることですし、明日は中田選手をしっかりと封じて欲しいです。 明日は岸投手が先発です。 エースとして勝ち星よりも負けが先行することは許されないので、 明日の試合をきっちりと勝利して、五分に戻してもらいたいですね。 一方の日ハム先発はウルフ投手。 ライオンズは後がありませんから、前回同様にチーム一丸となって攻略して欲しいですね。 明日こそはガンバレ、ライオンズ！！ |
| １ | ２ | ３ | ４ | ５ | ６ | ７ | ８ | ９ | 計 | （楽）美馬（７回２／３）−高堀（１／３） （西）石井一久（４回１／３）−十亀（１回２／３）−岡本篤志（１回） −長田（２／３）−ウィリアムス（１／３）−涌井（１回） （本）松井稼頭央８号先頭打アーチ（１回表） 浅村６号ソロ（８回裏） |
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| 楽天 | １ | ０ | ０ | ０ | ０ | ０ | ０ | ０ | ０ | １ | ||||
| 西武 | ０ | ０ | ０ | ０ | ０ | ２ | ０ | １ | × | ３ | ||||
| いやー、危ないところでしたね。 今日の試合を落としていたら、首位の日ハムと３ゲーム差に広がってしまい、 直接対決の結果を待たずして、優勝戦線から脱落してしまうところでした。 主力の中島選手が脇腹痛で欠場するなど、楽な状況ではありませんでしたが、 若い浅村選手や秋山選手らが頑張り、チームを勝利へと導いてくれました。 確かに片岡・栗山・中島選手といった主力がおらず、中村選手一人という状況ではありますが、 その間に浅村選手と秋山選手が一人前に育ち、 今ではチームの勝利の鍵を握る選手にまでなってきています。 若い力が伸びていますし、逆転優勝への意気は衰えることはないですね。 一時は涌井投手の救援失敗やウィリアムス・長田投手の不調などもあって、 リリーフ投手陣が崩れかける時期もありましたが、再び復調を遂げて、 先発が早期降板となってもリリーフを繋いで逆転勝利ができるようになったのは大きな強みです。 首位の日ハムはリリーフ陣が安定しているとは言い難いだけに、 その点は今のライオンズの強みですね。 ウィリアムス投手の連投が続いていますが、勝負所なだけに、もう一踏ん張りして欲しいですね。
先発の石井一久投手は、またしても立ち上がりが不安定で、 先頭打者の松井稼頭央選手に対しては狙って内角に投げたものの、球威が足らずにホームラン… 最初はストレートが１３０キロ前半、１３０キロを切る球もあり、状態がかなり心配されました。 ピンチになると、さすがに力が入り、１３０キロ後半までに回復し、 なんとか１失点で凌ぐことができましたが、正直、危ないところでした。 ２回も味方のエラーもあってピンチを招きましたが、そこを踏ん張って凌いでくれたことが、 チームの勝利に繋がりましたよね。 原因を作ったヘルマン選手が殊勲打を放ったわけですし、石井投手の踏ん張りは意味がありました。 さて、球数は８５球で終わったので、次回登板は中４日の可能性も否定できません。 ただ、明日・明後日の先発である野上投手と岸投手も中４日で回らない限り、 石井投手が中４日で先発する意味が生まれてこないだけに、 日ハム戦に専念するためにも中５日で再び楽天戦に先発する可能性が高いと思われます。 今度こそは勝利投手になれるよう、調整してもらいたいですね。 リリーフ陣は今日も良い仕事をしてくれ、全体的に安定感が出てきています。 個々を見ていくと疲れもあるのかなという雰囲気があるものの、 ピンチで降板しても後の投手がしっかりと抑えるなど、全体的にリリーフ陣の繋がりを感じますね。 正の連鎖が機能しており、リリーフ陣全体の安定感に繋がっています。 これは大きな力ですので、残り試合でも今の状況を続けていけば、逆転優勝も可能になってきます。 打線のポイントは６回裏の攻撃ですね。 前半は相手の美馬投手の変化球主体の投球に苦しみ、 ノーヒットで四球のランナー１人とかなりの苦戦を強いられましたが、 ６回裏に２アウトながらも浅村選手がヒットで出塁すると、２塁への盗塁、これが大きかったです。 浅村選手の盗塁数は１１個とそう多くはありませんが、意味のある盗塁が非常に多いです。 意味のある盗塁とは得点に結びつく盗塁です。 接戦の試合の中で２塁を奪い取り、タイムリーヒット１本で生還する、そういうパターンが多いです。 中には盗塁が多い選手でも、僅差では走らず、 点差のある展開やリードしている状況でしか走らないような選手もいますが、 そういった選手と比べると、浅村選手の盗塁は突破口を開く非常に大きな盗塁です。 盗塁は数ではないということを教えてくれますね。 ８回裏には貴重な追加点となるソロホームランも放ち、長打力もアピールしてくれています。 現在の打率こそ．２５３ですが、１番に入ってからは３割以上打っており、 凡退した打席でも外野のフェンス際まで飛ばす打球が数多くあり、 もう少し力が付いてくれば、それらがフェンス直撃やフェンスオーバーになってくるでしょうから、 中島選手のように安定して３割以上を打てる打者になると思います。 打撃も伸び盛りで浅村選手の成長が今のライオンズの優勝争いを支えていますね。 そんな浅村選手が作ったチャンスをモノにしてくれたのがヘルマン選手でした。 ２回にエラーをしてしまい、それがきっかけでピンチを招きましたが、 そのミスを見事に取り返してくれましたね。 死球を手首に受けた影響はまだ残っていると思われますが、 そんな中でも安定した成績を残し、試合に出続けているのは素晴らしいです。 怪我に対する強さ、痛みに対する強さがヘルマン選手の大きな魅力ですね。 正直、中島選手の今後の出場は厳しいと予想されるだけに、 ヘルマン選手が３番を打つ機会が増えるでしょうから、 今日のような勝負強い打撃を今後も見せて欲しいですね。 明日からはいよいよ札幌ドームでの首位決戦２連戦です。 ライオンズが狙うのは、勿論、２連勝。ここで勝たないと今シーズンの意味がなくなってしまいます。 そのためには初戦を是が非でも取ることですね。 ライオンズの先発は前回好投した野上投手。 二桁勝利を達成するためには、明日勝たないと実現しませんので、 前回同様に攻めの投球で相手打線を封じて欲しいです。 リリーフ陣が好調なだけに、中盤まで試合を作れば逃げ切れますから、 最初から飛ばしていってもらいたいですね。 一方の日ハム先発はリベンジに燃える吉川投手。 前回負けているだけに力が入ってくるでしょうから、ボール球に手を出さないよう、 チームで狙いを徹底して攻略してもらいたいです。 前回のこともあるでしょうから、球数が増えてきたら継投に出ることも予想されるだけに、 粘り強く攻めるのも一つの方法でしょうね。 ライオンズにとってはこの１戦が全てですから、気合を入れて臨んで欲しいです！ 明日もガンバレ、ライオンズ！！ |
| １ | ２ | ３ | ４ | ５ | ６ | ７ | ８ | ９ | 計 | （楽）ダックワース（６回１／３）−小山（２／３） −ラズナー（１回）−青山（１回） （西）牧田（３回）−小石（１回２／３）−大石（１回）−松永（１回） −長田（２／３）−ウィリアムス（２／３）−岡本篤志（１回） （本）中村剛也２５号ソロ（７回裏） |
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| 楽天 | １ | ０ | １ | ０ | ０ | ０ | １ | ０ | ０ | ３ | ||||
| 西武 | ０ | ０ | ０ | ０ | ０ | １ | １ | ０ | ０ | ２ | ||||
| それにしても、どうしてこう綱渡り状態が続くのでしょうか(^^; 綱渡り大好きですね（苦笑） 今日の試合を勝っていれば、直接対決の前に追いつくことも可能で、 そうでなくとも１勝１敗でも十分相手にプレッシャーをかけられたわけですが、 今日の敗戦で２ゲーム差に広がってしまい、明日勝って日ハムが負けたとしても１ゲーム差、 こうなってしまうと直接対決を２連勝するしかなく、 ライオンズはもう負けられない崖っぷち状態が続いています。 もう昨年終盤からずっとギリギリの戦いばかりで、ハラハラドキドキで死んじゃいそうです（苦笑） せめて、それが和らぐように、明日の試合を勝って日ハムとの決戦に臨んで欲しいですね。
敗因は試合中盤までにダックワース投手を攻略できなかったことでしょうね。 特に、４回裏に先頭の秋山選手が２ベースで出塁した後、 ノーアウト２塁で中島・中村・オーティズ選手が凡退したこと、 ５回裏に１アウトから大崎選手が四球、炭谷選手がヒットで繋いで１アウト１・２塁とし、 代打のカーター選手で勝負をかけるもピッチャーゴロ、浅村選手も凡退したこと、 この２つのチャンスを逃したのが痛かったです。 主軸に回るイニングと勝負をかけたイニングで点数が取れないのでは厳しいです。 特に中島選手の打率が急降下していることもありますし、 チームの浮沈を担う主軸打者の活躍を求めたいです。 先発の牧田投手は楽天打線が左打者を並べ、 センターから逆方向へ詰まってでもいいからバットに当てる打ち方をしてきたため、 ヒットを打たれるのは致し方ないのですが、少し不運な面もありました。 今年はすぐにどうこうできませんが、こういう作戦を取られると厳しいだけに、 時折、敢えて打てそうな球を投げてカウントを稼いだりする「撒き餌」も必要かと思われます。 ３回で降板したのはさすがに驚かされましたが、 渡辺監督のコメントから中３日で３０日のオリックス戦に先発する可能性が高そうです。 まぁ、だからといって谷間の先発が不要となるわけではなく、 今度は２日のロッテ戦の先発が足りなくなるだけなのですが、 ３０日に先発すると、中６日で最終戦に先発することができるので、 良い先発投手の登板機会を増やすという意味では、良い作戦かと思います。 収穫は中村剛也選手のホームランと、小石投手の好投でしょうね。 中村剛也選手は久々のホームランとなりましたが、 ここ最近はヒットを多く放つなど、調子を上げてきているだけに、 ここから量産体制となってくれれば、チームとしても逆転優勝に一歩近づけますね。 万全には程遠い状態ではありますが、チームの勝利のため、４番の責務を全うして欲しいです。 久々の１軍登板となった小石投手はピンチを招いたものの無失点で繋いでくれました。 ８月に交通事故の不祥事があって、半ば謹慎状態で２軍からも実戦から遠ざかっており、 つい最近復帰したばかりだったので、ここでの昇格は正直言って驚きました。 そんな中で結果を残したことは今後に繋がりますね。 同じ左腕の松永投手の状態があまり良くないだけに、 対左として小石投手が使われる場面は増えてくるかもしれません。 十亀投手とともに、若い力でチームを勝利に導いて欲しいですね。 明日は石井一久投手が先発です。 中４日となりますが、前回は１イニング持たずですので、問題はないでしょう。 課題の立ち上がりをしっかりと抑えれば、中盤までしっかりと投げてくれるでしょうから、 明日は初回を０点に抑えてもらいたいですね。 一方の楽天先発は美馬投手。 今シーズンはあまり対戦がなく、１試合対戦しただけですが、 その時は秋山・中村剛也・ヘルマン選手の活躍で６点を奪って攻略しているだけに、 明日の試合では打線の奮起を期待したいですね。 明日こそはガンバレ、ライオンズ！！ |
| １ | ２ | ３ | ４ | ５ | ６ | ７ | ８ | ９ | 計 | （楽）釜田（６回１／３）−ハウザー（２／３）−ラズナー（１回） （西）菊池雄星（７回０／３）−十亀（０／３） −ウィリアムス（１回）−涌井（１回） （本）オーティズ７号２ラン（６回裏） |
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| 楽天 | ０ | ０ | ０ | ０ | ０ | ０ | ０ | ２ | ０ | ２ | ||||
| 西武 | ０ | ０ | ０ | ０ | ０ | ２ | １ | ０ | × | ３ | ||||
| いやー、野球の怖さを改めて知りましたね。 試合前半は得点が取れそうで取れない苦しい展開だったものの、 ６回裏にオーティズ選手の２ランホームランでようやく先制点を取り、 ７回裏には代打のカーター選手のタイムリーヒットで１点を追加することができ、 先発の菊池雄星投手は力強いストレートを軸に、左右関係なく内角を攻め込み、 ５回途中までパーフェクトピッチング、７回終了で被安打１のみ、球数も９０球に届かないぐらいで、 プロ初完投・初完封も狙えるところまで行っていたのですが… ８回になって球威がガクンと落ち、四球・ヒットで降板になり、 ２番手の十亀投手がタイムリー・四球でノーアウト満塁の大ピンチ。 ここでウィリアムス投手が登板し、代打の中島選手を浅いレフトフライに打ち取るも、 聖沢選手に押し出しとなる死球… １点差で１アウト満塁となり、藤田選手はショートゴロで本塁フォースアウト、 ここで前日にサヨナラホームランを放っている松井稼頭央選手を打席に迎え、 一時はノースリーとまでしてしまい、半ば同点も覚悟しましたが、 そこからカウントを立て直し、ショートゴロで３アウトチェンジ。 まさかここまで逆に追い込まれるとは思いもしませんでした。 やっぱり野球は思ったとおりには行かないというか、１球で局面が変わる怖さがあります。 それにしても、ウィリアムス投手はよく踏ん張りました。 荒れ球気味なので、満塁の場面は少し怖く、実際に押し出し死球も与えてしまったわけですが、 それでも最後はよく抑えてくれました。今日の勝利のポイントになりましたね。
勝ったから良しとしても、試合前半の打線の攻め方には少し課題が残りました。 ここのところ、試合前半の得点が少ないです。 勝ち越した日ハム戦も逆転勝利でしたし、今日も６回以降の得点、 できれば序盤に先制点を奪い、試合を優位に進めて行きたいところなのですが… 打線の繋がりが少しちぐはぐですね。 １〜３番が打ったら、その後が続かず、逆に１〜３番が打たなかったら、４〜６番が打つという形、 両方が上手く繋がっていないのがネックですね。 中島選手の調子が再び上がり、中村選手に勝負強さが発揮されてくれば、 また違った感じになるのでしょうが… それまでは１点を確実に取りに行く野球で、凌いでいってもらいたいです。 収穫としては、７番起用の大崎選手が良い働きをしたことでしょう。 先日の試合では中継への送球ミスなどもあって、いまひとつの内容でしたが、 今日はライトファールゾーンのフライをナイスキャッチしたり、 打撃でも先頭打者として四球を選んで出塁したり、 ２ベースヒットを放って３点目のきっかけを作ったりと、攻守に良い活躍を見せてくれました。 まだ大崎選手らしい勝負強い打撃とはいきませんが、 外野手の間を抜くヒットが出てくると、調子も上がってくるだけに、 今後の大崎選手の活躍に期待したいですね。 ７番打者はチームの課題ともなっているだけに、大崎選手の活躍は大きいです。 さて、話は変わって今後の先発ローテですが、 明日は牧田投手で、明後日は前回KOの石井一久投手、 日ハム戦は野上投手と岸投手で行くのでしょうが、日曜日のオリックス戦の先発がいません。 その後は中５日で先発投手が回るので、最後の谷間の先発が３０日のオリックス戦となります。 当初は西口投手という話もありましたが、調整が遅れているようで、首脳陣は見送りを判断、 現時点ではぽっかりと空いている状態です。 報道ではリリーフを繋いでみたいなことが書かれていましたが、個人的には反対ですね。 あれは翌日が移動日等で休みだからできることで、 １０連戦中でリリーフの負担を考えれば、そういった無理は禁物です。 リリーフで先発があるとすれば、現在敗戦処理要員となっている大石投手が先発するぐらい。 その前に大石投手がリリーフ登板するようなことがあれば、 ２軍から田中投手を上げて先発させることが必要になってくると思います。 １試合を落とせないのも分かりますが、リリーフの負担も考えておいてもらいたいです。 明日は牧田投手が先発です。 チームの勝ち頭で安定したピッチングが続いていますので、ナイスピッチングを期待したいです。 一方の楽天先発は初対戦となるダックワース投手。 こちらも好調なようで、多彩な変化球を武器としているだけに、 そう簡単には点数を取れないとは思いますが、 ライオンズも負けられない戦いが続いていますので、チーム一丸となって攻略して欲しいですね。 明日もガンバレ、ライオンズ！！ |
| １ | ２ | ３ | ４ | ５ | ６ | ７ | ８ | ９ | 計 | （日）中村勝（５回）−モルケン（１回）−石井（１回） −増井（１回）−武田久（１回） （西）岸（６回２／３）−ウィリアムス（１／３） −長田（１回０／３）−松永（１回） （本）中田２１号２ラン（６回表）、糸井７号２ラン（９回表） |
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| 日ハム | ０ | ０ | ０ | ０ | ０ | ２ | ２ | ０ | ２ | ６ | ||||
| 西武 | １ | ０ | ０ | ０ | １ | ０ | ０ | ０ | ０ | ２ | ||||
| 同一カード３連勝するのは難しいですね。それも首位決戦の相手に対して。 ２年前のソフトバンクはよくライオンズに３連勝しましたよねぇ。今、思い返してもありえねぇよ（苦笑） 勝敗を分けたポイントはいくつかあると思うのですが、それ以前にエラーが多すぎますよね。 １回に中島選手がエラーを犯し、１アウト１・３塁となるも、岸投手が踏ん張って無失点。 ５回には浅村選手がエラーで先頭打者を出すも、岸投手が踏ん張って無失点。 この２つのエラーはイージーなミスではなく、打球自体が難しかったので無理もないのですが、 ６回の糸井選手の打球処理で大崎選手が中継にしっかりとボールを返せないようでは… ノーアウト２塁とノーアウト３塁とでは全く状況が違うだけに、痛いエラーとなってしまいました。 その後に中田選手の同点２ランホームランが出てしまったわけですし、 防げる進塁は確実に防いでもらいたいです。 攻撃の面でポイントとなったのは９番の斉藤選手ですね。 今日は叩きつけての内安打２本と結果を残したのですが、 残念ながら勝利を呼び込むプレーとはいかなかったように思います。 まずは２回裏、１アウトから内安打で出塁するわけですが、 浅村選手の初球に２塁盗塁を狙ってタッチアウトに。 １アウト１塁で当たっている浅村選手、 しかも立ち上がりの中村勝投手はボールが先行する苦しい投球だっただけに、 走ってチャンスを広げるよりも、じっくりと攻めて行きたい場面でした。 積極的に走ることは良いことですし、足をアピールしたかった気持ちは分かりますが、 優勝争いの厳しい戦いという状況ですから、走る場面を考えないといけません。 ２アウトなら分からなくもないものの、１アウトからいきなり走ったのは焦りすぎですね。 結果、２回裏の攻撃が無失点で終わり、中村勝投手を立ち直らせるきっかけとなってしまいました。 もう一つは斉藤選手自身のせいではありませんが、６回裏の１アウト２塁の場面ですね。 ６回表に岸投手が同点に追いつかれてしまうも、先頭の大崎選手が四球で出塁し、 炭谷選手の送りバントで１アウト２塁というチャンスを作ることができました。 ここは勝負所で代打のカーター選手を使うのかと思いましたが、そのまま斉藤選手を打席へ。 斉藤選手が２安打と当たっていたことや、大崎選手のミスもあって、 外野手を代えづらかったのかもしれませんが、ちょっと荷が重かった感じがします。 岸投手は中５日登板で、次回も中５日が予想されるだけに、 なんとしてもここで岸投手に勝ち投手の権利を付けさせ、スムーズに継投に入るためにも、 あそこは代打のカーター選手を使って勝負に出て欲しかったです。 継投のポイントとしては、７回の継投は迷うところです。 セオリー通りに糸井選手のところでウィリアムス投手を送りましたが、 私としては岸投手に７回を預けて欲しかったです。 １塁が空いていたので、糸井選手を敬遠し、敢えて中田選手と勝負、 そういう大博打が見たかったですね。 ７回裏は２番からの好打順という場面でしたし、 岸投手に白星を付けさせようという気持ちを見せて欲しかったです。 そういう意味では、今日の試合は勝負所を読み違えたかなという印象は拭えません。 ただ、結果論ですので、上記の通りの采配をしていたとしても、負けていたかもしれませんし、 傷口はもっと広がっていたかもしれません。 少なくとも、前の２試合のような絶対勝ちにいくという采配ではなかったように思えます。 岸投手の交代も傷口を最小限に止め、 次回の中５日での日ハムとの最終戦を重視する狙いがあったのかもしれません。 もし、続投して、再び中田選手に打たれていたら、最終戦に先発させるのは躊躇われたと思います。 今日の試合の勝負所は逃したものの、 ペナントレースの勝負所はまだ先にあると判断したのでしょう。
先発の岸投手は結果的に負けてしまったものの、前半５回のピッチングは素晴らしかったです。 ストレートの走り・コントロール、スライダー・カーブ・チェンジアップも低めに集まり、 これぞまさにエースのピッチングという形で、序盤の１点で十分という雰囲気がありました。 しかし、５回裏に追加点を貰うと、守りに入ってしまったのか、 糸井選手にカウントを悪くして、ストライクを取りにいった球を打たれて長打を浴び、 中田選手に同点２ランホームランを浴びる結果となってしまいました。 同じ攻める気持ちで６回もマウンドに立っていたら、別の結果になっていたように思います。 そこに今日の試合で唯一の甘さが出てしまいましたね。 これで１０勝１１敗と黒星が先行してしまいましたが、まだリベンジのチャンスは残っているだけに、 次回も中５日で日ハムとの最終戦で先発し、今度こそチームに勝利を手繰り寄せ、 チームを首位へと浮上させてもらいたいですね。 決勝打を打たれたウィリアムス投手は少し配球面に疑問が残りました。 糸井選手を最初から歩かせてもいいと考えていたとしか思えないんですよね。 スライダー・スライダーとスライダーの連投で、ストレートはほとんどなし。 ウィリアムス投手はやっぱりストレートが主体なピッチャーですから、 糸井選手を打ち取る気持ちがあったのなら、外角のストレートで押し込んでいたはずです。 その点が少し疑問が残りました。 打たれた中田選手に対しては追い込んでからストレートで勝負しに行くもボールが続き、 スライダーを投げて打たれる結果となり、少し悔いが残る組み立てではありましたね。 もっとストレートで勝負して欲しかったです。 松永投手はなかなか良くならないというか… 好結果が続きませんね… 抑えている時も逆球が幸いしてということが多く、もっとしっかりとコースに投げきらないとダメです。 結果的に抑えればいいではなく、バッテリーの意図通りに攻められる投手になって欲しいです。 打線は中島選手がノーヒットに終わり、浅村選手が２度のチャンスで惜しい当たりも凡退するなど、 少し流れが悪かった感があります。 それでも中村選手とオーティズ選手がタイムリーを放つなど、結果は残してくれましたね。 残り試合を考えても、中村選手と５番を打つオーティズ選手の活躍は必要不可欠で、 中村選手が打たないと得点力は上がってこないだけに、中村選手の一発長打を期待したいですね。 打線の課題としては７番・９番打者の外野手をどうするかでしょう。 大崎選手が久々のヒットを放ちましたが、守備でそれ以上のミスを犯してしまい、 初回のチャンスでも凡退するなど、十分な働きをしたとは言えません。 今の外野手の中では、熊代選手が攻守に安定している感があるので、 右投手相手でも熊代選手を使っていいように思います。 優勝争いの大事な試合では気持ちが大切になってくるだけに、 気持ちの強い熊代選手を是非とも起用してもらいたいですね。 今日の敗戦で首位の日ハムとのゲーム差は１．５に戻ってしまいました。 この敗戦が痛いのは当たり前ですが、最初に書いたように同一カード３連勝は難しいだけに、 ひとまず最低限の目標であった勝ち越しができたことを喜ぶべきでしょうね。 残り日ハムとの直接対決は次週の金曜・土曜の２試合のみで、 今度は敵地の札幌ドームで吉川投手とウルフ投手とぶつかり、 この３連戦以上の厳しい試合が予想されます。 できれば、それまでに０．５ゲーム差まで縮まっていればいいのですが、 そう簡単に行かないでしょうから、ライオンズは負けないように戦っていくだけです。 火曜からは１０連戦となりますが、西武ドーム・札幌ドーム・西武ドーム・Kスタ宮城と、 移動が大変な１０連戦ですが、それぞれ３連戦・２連戦・３連戦・２連戦と、 本拠地を中心に戦えるのはせめてもの救いです。 ここまで来たら狙うは優勝のみなので、チーム一丸となってまた頑張って欲しいですね。 火曜からもガンバレ、ライオンズ！！ |
| １ | ２ | ３ | ４ | ５ | ６ | ７ | ８ | ９ | 計 | （日）ウルフ（４回１／３）−石井（１回２／３） −宮西（１回）−増井（１回） （西）石井一久（２／３）−十亀（２回１／３）−岡本篤志（３回） −松永（１回）−長田（１回）−涌井（１回） （本）陽７号先頭打者（１回表） |
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| 日ハム | ３ | １ | ０ | ０ | ０ | ０ | ０ | ０ | ０ | ４ | ||||
| 西武 | ０ | １ | １ | ０ | ０ | ０ | １ | ２ | × | ５ | ||||
| 先発の石井一久投手が初回に３失点し、１回持たずにＫＯされた時は、 正直言って、どうなることかと思いましたが、 ２番手の十亀投手以降のリリーフ陣が踏ん張りを見せ、 当初の目録通りに１〜２点差で中盤から終盤に持って行けたのが大きかったです。 結果としてほぼゲームプラン通り運ぶことができ、打線の勢いで逆転することができました。 誤算が生じても、誰かがカバーして結果を残す。 まさに今年のライオンズそのものの野球で勝利を手繰り寄せましたね。 そういう意味では、今日の勝利の立役者はリリーフ陣でしょう。 ２番手の十亀投手は、初回に緊急登板的にマウンドに立ち、カーブでピンチを凌ぐと、 ２回には甘く入ったストレートを杉谷選手に３ベースを打たれ、１点を失いましたが、 その後は速いストレートと緩いカーブと緩急の付いたピッチングで日ハム打線の勢いを止め、 見事に試合を立て直してくれました。 ３番手の岡本篤志投手も安定した投球内容で、 特にチェンジアップの制球が良く、ストライク先行で攻めることができ、 ３イニングを無失点で投げてくれたことで、後半の継投がやりやすくなりましたね。 ４番手の松永投手も好調の３番糸井選手から始まる好打順を三者凡退に抑え、 久々の登板となった５番手の長田投手もしっかりとしたピッチングで１イニング無失点と好投。 リリーフ陣が点差を３点差以上に広げず、しっかりと守れたことが終盤の逆転劇へと繋がりましたね。 そして、今日も最後は抑えの涌井投手が登板。 ８回裏のチームの逆転劇の後に流れた涌井投手の登場曲、 ミスターチルドレンの『Ｔｏｍｏｒｒｏｗ nｅｖｅｒ ｋｎｏｗｓ』が流れた時は涙がこぼれそうになりました。 でも、今シーズンあんな不祥事が明るみになりながらも、 この曲を選んだセンスというか、勇気は凄いですね(^^; 下手すると、この登場曲が流れる度に、不祥事を思い出されるわけですから、 それを乗り越えて、チームに貢献しようという涌井投手の粋な気持ちを感じますね。 もう完璧に涌井投手の登板にフィットし、この曲が流れることがある種の儀式化していて、 球場内に試合の総仕上げという雰囲気が自然と出来上がります。 上手いこと一体化したなと、今日の試合で改めて感じましたね。
ベンチ入りの野手全てを使い果たす総力戦に相応しい全員野球でしたね。 得点経過を簡単に振り返りますと、 ２回裏は１アウトからオーティズ選手がヒットで出塁し、ヘルマン選手の死球で１・２塁となり、 大崎選手は凡退するも、炭谷選手がセンター前にタイムリーヒットを放って１点。 ３回裏は先頭の浅村選手と秋山選手が連続ヒットでノーアウト１・２塁とし、 中島選手が三遊間抜くタイムリーヒットで２点目、 この後もチャンスがあったものの、中村選手のレフトフライで秋山選手が飛び出すチョンボで併殺。 その後はなかなかチャンスを作れなかったものの、継投で凌いで２点差で終盤へと運び、 ７回裏は代打の熊代選手がヒットで出塁し、炭谷選手が送りバントをしっかりと決めて、 代打の高山選手は凡退するも、浅村選手がセンター前へタイムリーヒットを放ち３点目。 ８回裏は先頭の中島選手がファールで粘った末にヒットを放って出塁し、 中村選手は四球で繋いでノーアウト１・２塁。 ここでピンチバンターの鬼崎選手がスリーバントを決め、 ヘルマン選手がライト前にタイムリーヒットで同点、 代打のカーター選手はショートゴロ併殺コースも名手・金子選手がファンブルして１アウトのみ、 この間に３塁ランナーが還っての勝ち越しとなりました。 ポイントはいくつかあると思うのですが、 悪い方のポイントとしては３回裏の秋山選手の走塁ミスですよね。 １点取ってなおもノーアウト１・２塁という場面で、中村選手のレフトフライで飛び出して併殺に。 一瞬良い角度で上がりはしたものの、伸びはなく普通のレフトフライだっただけに、 あまりにも焦りすぎの感はありました。その後の打順を考えても勿体無い場面でしたね。 良い方のポイントとしては、８回裏のピンチバンターの鬼崎選手のスリーバント成功ですね。 正直、鬼崎選手が起用された時は、大丈夫か？と思いました。 今シーズンノーヒットの鬼崎選手ですから、１２０％バントという場面、 あまりにも見え見えすぎるからです。 ベンチには原選手も残っていましたし、それほど１軍実績のない鬼崎選手で大丈夫かと。 予想通り相手は極端なバントシフトを引いてきて、 サインだったのか、鬼崎選手の判断だったのか分かりませんが、バットを引いて見逃し、 次もバスターで空振りで２ストライクと追い込まれました。 スリーバントなら相手も極端なシフトを引いてこないので、楽といえば楽なのですが、 それだけに一発で決めなければならないというプレッシャーは並ではなく、 かなりのギリギリのプレーだったはずです。 送りバントの中でも最も難しい１・２塁の状況で、最も難しい２ナッシングというカウントで、 スリーバントをしっかりと決めた鬼崎選手の集中力とバント技術は見事でした。 このバント成功が９割方同点を決め、逆転劇へと繋がったように思います。 それと同点タイムリーと放ったヘルマン選手、 初回に手首に死球を受けてしまい、一度ベンチに下がり、頑丈なヘルマン選手までもがと思いましたが、 そのまま試合に出場をし続け、手首に痛みがなかったと言えば嘘になるでしょうが、 そんな状況でも勝負どころでライト前同点タイムリー、 ヘルマン選手の勝負にかける熱い思いが感じられる一打でしたね。 故障者が多い今年のライオンズの中で、唯一の全試合出場、 豪快なヘッドスライディングを見せながらも、怪我なく、走攻守にチームを支えてくれています。 実質試合を決めたとも言えるヘルマン選手のタイムリーは本当に大きかったです。 目立った選手では、代打でヒットを放った熊代選手が昨日・今日と目立っています。 昨日は初回に守備で痛いミスをしてしまいましたが、それにめげることなく、 バッティングで貢献して８回の逆転劇の口火を切り、 今日の試合でも７回裏に代打で登場してヒットで突破口を開いてくれました。 選手に大事な気持ちの強さを熊代選手は持っていますよね。 やはり熊代選手は今後のライオンズの外野の一角を担える人材だと再確認しました。 また、浅村選手が連日の活躍を見せ、今日もタイムリーヒットを含む３安打をマーク。 初球をあれだけ打っているのだから、ボール球から入ればいいのではと素人考えには思いますが、 浅村選手が厄介なのはただの積極的なバッターではなく、むしろ、それは後天的なもので、 本来はボールの見極めが上手い、実戦的で器用なバッターです。 追い込まれても簡単に三振するのではなく、ボール球をしっかりと見極めながら、 際どい球をカットしながら粘ることができる嫌らしい打者です。 ですから、長打が怖いと初球をボール球で入ってしまうと、 今度はボール先行になって相手が四球を与えてしまったり、 そうならないまでも、ファールで粘られて球数を投げさせられてしまうことになります。 そういう意味でも、非常に厄介で、相手からすると嫌な１番バッターだと言えましょう。 相手投手からすると、今の集中力が高まっている浅村選手を相手にするのは嫌でしょうね。 中島・中村選手とはまた違う厄介さを持った選手です。 明日は中５日で岸投手が先発です。 前回はソフトバンク戦でエース対決に敗れてしまったために、 明日の首位決戦ではエースのピッチングでチームを首位に浮上させてもらいたいですね。 決起集会へのとんぼ帰りなど、疲れもあるでしょうが、 こうなってくると気持ちが大事なので、勝つ気持ちを全面に出して向かっていって欲しいです。 一方の日ハム先発は中村勝投手。 今シーズンの対決はありませんが、去年・一昨年は負けてはいないものの、 打てそうで打てないピッチングで抑えられた記憶があります。 一昨日・昨日の投手と比べても、遜色ない相手なだけに、 気を引き締めながらも、この連勝の勢いを繋いで一気に攻略してもらいたいですね。 明日もガンバレ、ライオンズ！！ |
| １ | ２ | ３ | ４ | ５ | ６ | ７ | ８ | ９ | 計 | （日）吉川（７回２／３）−増井（１／３） （西）野上（７回１／３）−ウィリアムス（２／３）−涌井（１回） （本）浅村５号先頭打者アーチ（１回裏） |
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| 日ハム | ２ | ０ | ０ | ０ | ０ | ０ | ０ | ０ | ０ | ２ | ||||
| 西武 | １ | ０ | ０ | ０ | ０ | ０ | ０ | ３ | × | ４ | ||||
| −−−−−−−−−−−−−−−再戦宣言−−−−−−−−−−−−−−− 終戦宣言以降、負けが混んだりしているうちに、再戦宣言を忘れてました(^^; まぁ、でも、再戦宣言に相応しい素晴らしい試合でしたね。 前カードの９連戦では、１番の浅村選手と３番の中島選手がブレーキ気味で、 なかなか得点力が伸びず、あと一本が出ない展開に泣かされ続けましたが、 日ハムとの首位決戦天王山という大事な試合で、天才肌の２人がやってくれましたね！ まずは１番の浅村選手。 初回に熊代選手の拙い守備もあって、防御率１位の吉川投手を相手に２点を失う嫌な展開でしたが、 そこを浅村選手が得意の初球打ちの一振りで暗雲を振り払ってくれましたね。 プロ初の先頭打者ホームランですぐに１点を返せたのは大きかったです。 今後、浅村選手はライオンズの不動の１番として先頭打者アーチを積み重ねていくでしょうが、 この最初のホームランが忘れられない１本となりそうな感じですね。 そして、８回裏には初回に拙守の熊代選手がヒットで出塁して借りを返し、 炭谷選手が送りバントを失敗したものの、代打予定だったカーター選手を引っ込め、 大崎選手をそのまま打席に送って１アウトからでも送りバントをする執念で１点を取る采配を見せ、 その期待に浅村選手が応えて、低めの変化球を上手く拾って同点タイムリー！ まさに技ありの一打で勝負を振り出しに戻してくれました。 こうなるとライオンズのペースで、２番秋山選手が、 それまで吉川投手に対して苦戦していたものの、修正して４打席目でセンター前ヒット！ 浅村選手は１・２打席目に強い傾向がありますが、 秋山選手は逆に３・４打席目と打席を重ねるごとにヒットを打つ傾向があります。 最初はタイミングが合っていない相手でも、修正してヒットを打てるところは強みですよね。 そういう意味では、試合前半に強い感性の浅村選手、 試合後半に強い研究熱心な秋山選手と、タイプの違う２人が良いハーモニーとなっています。 そうやってチャンスを生かすのがスーパースターの３番中島選手。 甘く入った吉川投手のストレートを捉えて、 浅い外野の真ん中を抜けていくタイムリー３ベースでランナーを２人返し、 最後の最後で試合を見事に決めてくれました。 ここ１番で打ってくれる辺りはさすがと言うしかありません。 最近は打率を落としていましたが、大事な首位決戦でのチャンスで決める辺りはお見事。 感性で打つ天才肌のバッティングが存分に生かされましたね。 浅村・秋山選手と新しいライオンズの１・２番が機能し、 最後は主軸の中島選手が決める、今年のライオンズの成長を感じさせる試合運びで、 見事な逆転勝利、初戦を取れたのは本当に大きいですね。
まぁ、でも、今日の試合は首位決戦天王山に相応しい好ゲームでしたよね。 敵ながら吉川投手も２回以降は素晴らしいピッチングでしたし、非常に厳しい試合展開でした。 そういう意味では先発の野上投手が想像以上に良いピッチングを見せてくれました。 初回こそ味方のミスにも足を引っ張られ、４連打で２点を失いましたが、 セカンドライナーでランナーが飛び出していて併殺になるラッキーにも助けられてピンチを凌ぐと、 ２回以降はストライク先行で変化球を低めに集めるナイスピッチング！ 最近はあまり内容が良くなく、高めに変化球が浮くケースも多かったのですが、 今日は８月の連勝時の野上投手のピッチングそのままという形で、 スライダー・カーブ・チェンジアップと、投げ間違いをせずに、低めにしっかりと集め、 逃げのピッチングにならないように内角をストレートで大胆に突く投球で、安定感がありましたね。 終盤に少し疲れを見せたのか、球が高くなってピンチで降板となりましたが、 勝ちに値する素晴らしいピッチングでしたね。 これなら来週の日ハムとの再戦でも十分先発を任せることができます。 まぁ、本人としては１０勝したいでしょうから、残り２回のチャンスを確実に勝ちたいでしょうが、 次回は吉川投手に投げ勝つ形で９勝目を勝ち取ってもらいたいです。 ２番手のウィリアムス投手もナイスリリーフ。 糸井選手に四球を出した時は、最近の悪い顔が出始めたのかとドキドキしましたが、 その後は良い時のウィリアムス投手のピッチングで２者凡退、 勝負どころのイニングで見事な火消しを見せてくれました。 後半戦のライオンズの躍進はウィリアムス投手のセットアップがあってこそ、 このまま最後までウィリアムス投手に任せたいですね。 最後は涌井投手が先頭打者を出すも無失点に抑えてチームを勝利へと導いてくれました。 これから先は１つのセーブが何倍ものプレッシャーと重みを持つだけに、 最後を投げる涌井投手のピッチングは非常に大事になります。 どんな形でもいいから、チームに勝利をもたらすこと、 チームで最も信頼できる投手である涌井投手に最後を任せ、残り試合を勝ち抜きたいですね。 明日は石井一久投手が先発です。 ３連戦の頭を取ったとはいえ、まだ首位と１．５ゲーム差があるだけに、 最低限の目標である勝ち越しを決めなければ安心とは言えません。 首位に返り咲くためには３連勝が必要なわけですから、 まずは明日の試合を全力で勝ちに行って欲しいですね。 先発の石井一久投手は優勝経験豊富で大舞台に強い投手ですから、 明日の試合でもきっと良いピッチングを見せてくれることでしょう。 安定感ある投球が続いていますが、立ち上がりに失点することがあるので、そこだけ気をつけて欲しいですね。 一方の日ハム先発はウルフ投手 今シーズンは攻略した試合もあり、対戦成績は悪くないですが、 かといってくみし易い相手とは言えず、嵌まると苦労する投手なだけに、 立ち上がりと中盤の攻撃に集中力を高め、点数を取っていって欲しいですね。 今日は当たりのなかったものの、復調してきている４番の中村選手のバットに期待です。 明日もガンバレ、ライオンズ！！ |