1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (西)牧田(7回1/3)−涌井(1回2/3) (ソ)新垣(5回)−藤岡(2回) −金澤(1回)−岩崎(1回) |
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西武 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | ||||
SB | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
今日は結果のみです。勝ってよかったです、ホント。
これで首の皮一枚繋がっている状況は変わらず、首位の日ハムとのゲーム差は2.5。 昨日も書いたように、残っている日ハムとの直接対決5試合を、 4勝1敗で行けば、数字的にも逆転可能となります。 そのためには、まず金曜からの西武ドームでの3連戦を最低でも勝ち越し、 できれば3連勝して順位を引っくり返したいところですね。 その次の週には札幌ドームで2連戦が予定されており、 日ハムは吉川投手とウルフ投手が両カードで先発してくるでしょうから、 この2人をきっちり攻略することがその次の対戦にも生きてくるはずです。 まずは初戦の吉川投手の攻略に全力を尽くしてもらいたいですね。 金曜からもガンバレ、ライオンズ!! |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (西)菊池雄星〈4回〉−岡本篤志〈2回0/3〉 −ウィリアムス〈1/3〉−十亀〈2/3〉−大石〈1回〉 (ソ)二保〈3回〉−岩崎〈3回〉−森福〈1回〉 −柳瀬〈1回〉−藤岡〈1回〉 〈本〉内川7号ソロ〈3回裏〉 |
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西武 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | ||||
SB | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | × | 2 |
もう呆れて何も出てきません。 昨日も書いたように、今日勝たずしてその次はない。 つーことで、明日はお休みです。1つぐらいは勝てるといいね。
2回表は2アウト1・2塁で斉藤選手が空振り三振。 3回表は中村剛也選手のタイムリーで1点を返すものの、 続く1アウト1・2塁の場面でカーター選手があと一伸びがない右中間のライトフライ、 ヘルマン選手がセンターフライで凡退。 4回裏は2アウト2塁で浅村選手がピッチャーゴロ。 5回表は2アウト2塁でカーター選手がピッチャーゴロ。 6回表は2アウト1・3塁で浅村選手がサードゴロ。 7回表は1アウト満塁でヘルマン選手と代打の高山選手が空振り三振。 決定的なチャンスは3回と7回ぐらいでしたが、それでも同点・逆転のチャンスがあったわけで… 特にプロ初先発の二保投手を攻めあぐねたのは残念でしたね。 しかし、ここに来て結果が残らないのは何なんでしょうね。 優勝経験のある中島・中村選手が打線を引っ張らないといけないんですが、 だからといって、主力選手である2人にベテラン選手のような期待をかけるのも無理があります。 彼らには結果でチームに貢献してもらわねばならず、 ベテランの経験を伝えられる選手が欠如してるんですよね… 今のメンバーの大半が優勝経験がない若いメンバーが中心で、 世代交代の早さが逆にここ一番でのベテランの力を失わせてしまっている印象を受けます。 逆に2軍はスカスカと言っては語弊がありますが、 クリーンナップに佐藤友亮・阿部・嶋選手といったベテランが並んでいるのはどうなのと。 かつては人材の宝庫だった2軍も、そのほとんどが1軍を経験するようになり、 これからを期待されるような若手野手が減ってきています。 今のメンバーだと永江選手ぐらいで、駒月選手がどれだけ育つかぐらい。 選手層はそれなりにありますが、下からの突き上げが弱いため、 競争があってもどんぐりの背比べで終わってしまい、なかなか次代を担う若手が育ちません。 そういうところがちょっと引っかかるんですよね… まぁ、それはそれとして、これで日ハムとは2.5ゲーム差に広がり、 3位のソフトバンクとも1ゲーム差となり、2位の座さえ危うくなってきました。 明日、ソフトバンクに勝たなければいけないのは当然ですが、 次の日ハムとのカードを勝ち越し以上は勿論、残り5試合を4勝1敗以上で行かないとキツイです。 もはや崖っぷち、ライオンズの本当の力をここから発揮して欲しいですね。 |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (西)岸(6回)−十亀(1回2/3)−ウィリアムス(1/3) (ソ)摂津(7回)−柳瀬(0/3)−森福(1回)−岡島(1回) (本)多村4号2ラン(2回裏) |
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西武 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | ||||
SB | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | × | 2 |
情けない、情けない、情けない! … …… ………orz 先発の岸投手は2回に多村選手に2ランホームランを打たれただけで、 それ以外は6回裏にピンチがあったぐらいで、安定したピッチングを披露していたのですが… 結局、それで負けてしまっては話にならないわけで、 エースと呼ばれる人間が相手エースに投げ負け、10勝10敗で貯金が作れないようではダメなわけです。 どんなに負け試合で好投しようが、勝てない限りはエースではなく、 そういう意味では物足りなさも感じてしまいます。 もう1段上の勝てる投手にならないとダメです。 残り試合、全て勝つ気持ちで投げ込んで行ってもらいたいです。 打線も相変わらずあと一本が出ない状態で… 3回は1アウトから今季初スタメンとなった斉藤選手の2ベースで出塁し、 2アウトから秋山選手のタイムリーヒットで1点を返したものの、 その後の中島選手の内安打で2アウト1・2塁とした場面で中村選手が空振り三振。 7回には先頭のヘルマン選手がヒットで出塁し、代打の星秀和選手の送りバントで2塁へ進めるも、 代打の上本選手が空振り三振、斉藤選手も空振り三振で無得点に終わり、 8回には先頭の浅村選手がヒットで出塁し、秋山選手の送りバントで2塁へ進め、 チャンスで中島・中村選手を迎えたものの、ランナーを返せず。 9回は2アウトから代打のオーティズ選手がヒットを放つも、後続が繋がらずに試合終了。 結局、打線の歯がゆさばかりが残る試合となってしまいました。 兎にも角にも、こういった緊迫した試合では、主役が試合を決めてくれないとダメです。 優勝経験のある中島選手と中村選手がバットでチームを引っ張ってくれませんtの。 満身創痍なのは分かりますが、ここで頑張らないといつ頑張るんだという時期なだけに、 試合に出場する以上は結果を求めたいです。 もうここからは負けられない試合が続いていくだけに、もう一度気合を入れ直して欲しいです。
2番手の十亀投手は2イニング目にヒット・死球でノーアウト1・2塁のピンチを招きましたが、 そこから気持ちを切り替えて、ペーニャ・小久保選手を高めのストレートで打ち取って2アウト。 並のルーキーなら気持ちが引きずられてズルズル行きそうなところですが、 こういった気持ちの切り替えができるようになったところも、十亀投手の成長でしょうね。 思い返してみれば、オープン戦終盤やシーズン序盤は打たれだすと止まらないところがあり、 メンタル面の弱さが指摘されていましたが、今はそういった面影を微塵も感じません。 今の状態なら、勝ちパターンでも当然投げるでしょうし、 今日2イニング目を投げたのは、その信頼の現われ故でしょう。 3番手のウィリアムス投手も打者1人をしっかりと抑え、 今後はこういった継投パターンも増えてくるのではないかと思われます。 骨折となった石川選手の代わりに斉藤選手が昇格し、1打席目に2ベースを放って結果を残しましたが、 チャンスで打席に立った3打席目には空振り三振。 ファームの結果を見ていても思うのですが、ちょっとバッティングが荒いところがあるんですよね。 斉藤選手がプロの1軍で生き残っていくためには何が必要なのか? 何を武器とするのか? 一番の武器は足でしょうね。単独盗塁を仕掛けられる脚力は大きな武器です。 そのためには出塁しなければ始まらないわけで、ヒットではなく四球でもいいから出塁する姿勢、 そういったものをもっと強く見せて欲しいです。 高校時代はスラッガーで中距離タイプの打撃をしてきたこともあり、 今でも長打力はある方で、意外性の長打は確かに魅力なのですが、 俊足の左打者なら、内安打や併殺崩れの可能性も大きいだけに、 ランナーがいる場面では打球を転がす打撃もしてもらいたいです。 そういう自分の「生きる術」を勘違いしている辺りが、レギュラー争いに遅れてきた理由なのだと思います。 大崎選手の勝負強さ、坂田選手の長打力、星秀和選手の身体能力、石川選手の思い切りの良さ、 それぞれがそれぞれの武器を持って勝負しているのに、斉藤選手はその武器を表現できていません。 せっかくのチャンスなのですから、自らの武器を最大限にアピールしてもらいたいですね。 そのためにはチャンスで三振しているような荒い打撃じゃダメなんです。 もっと我武者羅さを前面に出して欲しいです。 明日は菊池雄星投手が先発です。 明日は絶対に負けられない試合なだけに、持ち前の大舞台での強さを発揮してもらいたいですね。 前回も内容自体は良かったですし、攻めのピッチングで勝利を掴んでもらいたいです。 一方のソフトバンク先発はプロ初先発となる仁保投手。 もうこの時期に初物とか言ってられないので、 序盤で攻略する強い気持ちを持って、初回から全力で立ち向かって行って欲しいです。 明日を勝たなければ明後日は来ません。一戦必勝で勝利を勝ち取ってもらいたいです。 明日こそはガンバレ、ライオンズ!! |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (西)山本淳(2回)−田中(3回1/3)−松永(2回2/3) (ロ)藤岡(5回)−中郷(2/3)−内(1/3) −南(1回)−益田(1回)−薮田(1回) |
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西武 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | ||||
ロッテ | 1 | 3 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | × | 5 |
弱いなぁ… 先発が試合を作れない、打線が追い上げられない、これじゃ勝てません。 デーゲームの勝率が悪いという話が出てましたが、単純に先発投手の不出来ですよねぇ… もう少し先発投手が頑張らないと試合になりませぬ。 こうなってくると、西口投手の復帰はまだかなぁとなっちゃいますね。 試合前から多少の失点は覚悟していただけに、直接的な敗因は打線ということになるでしょう。 ポイントは2点を返した3回表の攻撃ですね。 結果的に、2アウトから中村選手とオーティズ選手の連続タイムリーで2点を返したものの、 先頭の炭谷選手がベースヒットで出塁し、浅村選手が四球でノーアウト1・2塁という場面で、 秋山選手に送りバントのサインを出してファールとなって最後は空振り三振となったのが… 正直、この場面での送りバントは理解しがたいです。 4点のリードを許した後でノーアウト1・2塁、2人ランナーを返しても2点差、 この後の継投で無失点に抑えられる保証はなく、勝つなら打ち合いを覚悟しないといけない試合でした。 高校野球ではまず最初の1点ということで、点差があっても送りバントをして点数を取り、 それによって相手が崩れることを期待するケースもあるのですが、 プロでは経験があるだけに、そうそう簡単に崩れたりはしません。 秋山選手に打たせて内野ゴロでも、併殺になる可能性は低いですし、 普通に打たせた方が良かったと思います。 バントには色々な形のバントがあり、私は必ずしも消極的な作戦ではないと思っていますが、 この場面のバント指示は積極性から来るものではなく、 併殺を恐れたアリバイ的バント作戦だったように思えます。 こういう消極的なバントは要らんですよね。 6回表の炭谷選手の送りバントもそう。 1アウト1・2塁の場面を2アウト2・3塁にしただけ。 この時点では2点差だったので、一打同点で浅村選手に回せるので、 必ずしも悪い作戦ではないのですが、その前に送りバントをしているだけに、 1イニング2つバントでアウトを上げるのは消極的に思えてしまいます。 もう少し積極的に攻めても良かったんじゃないかと。 併殺でもしょうがないでしょう。そういう打線なんですし。 スクイズとかでチマチマ取る野球でもないので、あまりキツク考えすぎるのは良くないと思います。
先発の山本淳投手はピッチングになりませんでしたね。 初回こそなんとか1失点で凌いだものの、2回は2つの四球に牽制悪送球、ワイルドピッチと大荒れ、 2回KOとなったのも致し方なかったと言えましょう。 2番手の田中投手はそれなりに好投を見せたのですが、余計な四球が多くて4四球。 2人ともストライクを取るのに汲々として、ストレートの四球を与えてしまうようではまだまだです。 これでは1軍戦力として働くことは難しいと言わざるを得ないですね。 ピッチャーのタイプによりけりでしょうが、今年のライオンズの若手で活躍している投手に共通するのは、 カーブを有効に使っている投手が多いということです。 菊池雄星投手もカーブを使うようになって左のエース格まで成長しましたし、 野上投手もチェンジアップとスライダー頼みだったのが、カーブが入ることでアクセントが生じましたし、 十亀投手もストレートとスライダーだだけだった時はスライダーが抜けることが多かったものの、 カーブを交えるようになってくると、スライダーやシンカーでストライクが取れるようになり、 ピッチングが大きく進化しました。 カーブを使うことで腕が柔軟に振れ、コントロールが安定する効果がありますし、 もし、投げられるのならば、カーブを習得するのも一つの手だと思います。 山本投手や田中投手はストレートに力があるだけに、カーブで抜くことを覚えられれば、 ピッチングもかなり安定してくると思われます。 勿論、カーブを投げられる投手と投げられない投手がいるので、 一概に覚えた方がいいとは言えませんが、このまま燻ってしまうよりは挑戦する価値があると思います。 3番手の松永投手もスライダー頼みになっているところがあるだけに、 カーブを交えるのもいいかもしれません。 前回は上から投げていた時に使っていたチェンジアップも交えていたようですが、今日はなし。 上から投げていた時はカーブも投げていたはずなので、 サイドにしたことで軌道が変わっていて、実際に使えるのかどうか分かりませんが、 幅を増やすためにもカーブを入れてもいいように思います。 打線は1番の浅村選手と3番の中島選手がブレーキとなってしまい、あと1本が出ませんでした。 少し気になるのは中島選手のバッティングの状態ですね。 毎試合ヒットは打っているので、そんなに不調だとは思いませんが、 最近は1安打で終わることが多く、3割3分台に乗せていた率が.325まで低下、 そんなに気になるほどの状態悪化ではありませんが、 今日の試合でもノースリーからヒッティングに出るも凡退に終わったりして、 少しチャンスでの精細を欠くシーンも出てきました。 ようやく中村選手が結果を残し始めただけに、なんとか2人が噛み合えばと思います。 心配なのは、死球を受けた石川貢選手の状態ですね。 昨日の試合でプロ初ヒットを含む2安打を放って結果を残し、 今日の試合は左投手が先発ということでスタメンを外れましたが、 1アウト2塁という場面で代打で登場するも、手に当たる死球を受けてベンチに下がり、 そのまま代走の星秀和選手を送られて交代となってしまいました。 ようやく首脳陣に打撃の良さを買われ、チャンスが来たところでの死球。これは痛いです。 秋山選手以外の外野手の打撃の調子があまり良くなく、 大崎選手と坂田選手が2軍へ落ち、そんな中でチャンスを掴みつつあった石川選手が離脱してしまうと、 チームとしても非常に痛いですし、石川選手にとっても残念です。 というのも、現在の石川選手の位置は非常に中途半端な形で、 レギュラーの栗山選手と秋山選手が左打者で、 他の左打者には大崎選手や坂田選手といった打撃を売りにするタイプと、 星秀和選手や斉藤選手、田代選手といった足と守備を売りにするタイプとはっきり分かれています。 その中で石川選手はその中間、若い頃の栗山選手のような中途半端な立ち位置にいて、 6月頃の1軍昇格では守備でミスをして登録抹消となるなど、まだ攻守に信頼感を得ておらず、 そういう意味でも今回のチャンスはチーム内での自分の立ち位置を明確にするチャンスでした。 実際に好スタートを切りつつあり、首脳陣の信頼を勝ち取りつつあっただけに、 このいきなりのアクシデントのショックは大きいです。 まだ症状が分かっていないので、何とも言えないところですが、 無事だったのなら、このままアピールを続け、 外野の若きレギュラー候補筆頭となれるよう頑張って欲しいです。 仮に、怪我で離脱ということになってしまったのなら、今度は怪我をしない工夫をし、 引退する阪神・金本選手や同僚の栗山選手のような怪我に強い選手になるよう、 体作りとともに避け方の練習をしてもらいたいです。 明日からは福岡でのソフトバンク3連戦です。 ゲーム差は3ですが、今のライオンズは2位で、上を追いかけていかなければならないだけに、 何としてもこの3連戦を勝ち越して、日ハムとの優勝争いに専念できるようにしたいですね。 まずは初戦、岸投手が先発です。 岸投手は好投はしていますが、結果的に試合を落とすケースが増えており、 今度こそ相手の摂津投手に投げ勝てるように、エースとしてのピッチングを期待したいです。 一方のホークス先発は摂津投手。 前回・前々回とやられていますが、いずれも西武ドームの試合で、 ヤフードームでは摂津投手を打ち込んでいるデータもありますので、 今度こそ摂津投手を攻略してもらいたいですね。 明日こそはガンバレ、ライオンズ!! |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (西)石井一久(5回1/3)−十亀(2/3)−長田(2/3) −ウィリアムス(1/3)−岡本篤志(2/3)−松永(1/3) (ロ)マシス(5回)−中郷(2回)−益田(1回)−薮田(1回) (本)中村剛也24号ソロ(5回表) |
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西武 | 1 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 4 | ||||
ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 3 | 0 | × | 5 |
試合前半は理想通りの展開でしたが、試合後半は最悪としか言いようがない内容で… 結局、昨日の試合の反省材料を全く生かせない展開となっちゃいましたね。 継投の順番が昨日と全く同じでしたが、今日は長田投手とウィリアムス投手がリードを守れず、 逆転を許してしまい、そのまま敗戦… 手痛い1敗を喫し、日ハムがソフトバンクに勝利したため、三度の首位陥落となってしまいました。 昨日は前倒しの継投だったので、少し勿体無い感じがしていましたが、 今日は先発の石井一久投手の4回・5回のピッチングが安定せず、 6回も連打でノーアウト1・2塁、1アウト2・3塁としてしまっただけに、 守りの最大の山場を6回に迎えていただけに、十亀投手の投入は正解だったと思います。 岸・牧田投手以外のピッチャーがこの6回の壁を乗り越えられないというのは問題ですよね。 せめて6回は投げきってくれないと、リリーフへの皺寄せが大きくなりすぎてしまいます。 今日は味方の得点の取り方も非常に良かったですし、 5回の追加点を貰った後を踏ん張れないというのは残念でなりません。 勝ち方を知っているベテラン投手だからこそ、なんとか6回を投げ切って欲しかったです。 そういった先発投手の不出来をリリーフ陣が補い続けた結果、 疲労が蓄積してきていると言えましょう。 もう少し先発投手が頑張らないといけません。 そのリリーフですが、長田投手は内容的にも厳しいですね。 球が高めに来ており、相手打者を仕留めきれずに四球を出したりと、空回り感が強いです。 球威があった時は高めで打ち取れていましたが、 それがヒットになっている以上、勝ちパターンは任せにくいです。 とはいえ、リリーフ陣も陣容が豊富とは言えず、2軍を見ても代わりがいないだけに、 1軍で役割を交代しながら復調を待たざるを得ないという感じでしょう。 昨日も書きましたが、十亀投手を勝ちパターンに入れて、岡本篤志投手が十亀投手の役割を、 長田投手が岡本篤志投手の位置にずれ込む形にして、様子を見ないといけないように思います。
打線は、中村選手が初回にタイムリーヒット、5回にはホームランで得点を奪うなど、 4番打者が良い形で仕事をしていただけに、是が非でも勝ちたかったのですが… 負けてしまったのは残念でしたが、中村選手の復調は大きな明るい材料でしょう。 昨日のホームランが良い形で繋がりましたし、久々にタイムリーヒットもマーク、 1〜3番も依然として好調ですので、中村選手が打てば得点力も上がってくるはずです。 また、8番スタメン起用された高卒3年目の石川貢選手が2安打1盗塁と活躍を見せました。 2回は先頭打者としてヒットで出塁して、2塁へ盗塁、 さらに浅村選手のサードゴロで送球間に3塁を陥れるなど、積極的な走塁が目立ちました。 打撃ではセンター方向を中心にきっちり打ち返しての2安打ですし、非常に内容が良いですね。 2軍での成績等を見ると、怪我をした栗山選手と同じような強打のタイプという感じでしたが、 1軍の舞台で足もアピールできているだけに、楽しみな存在となってくれそうです。 明日は左投手が先発なので途中出場となるでしょうが、 右投手の先発時には7番に打順が繰り上がる可能性もあり、 課題となっている下位打線で活躍してくれると、チームの得点力も上がってくることでしょう。 ここに来て楽しみな選手が出てきてくれました。 試合後半のポイントとしては、8回の代打・オーティズ選手が打てなかったことでしょうかね。 敬遠でもおかしくない場面だっただけに、勝負してくれてラッキーだったのですが、 結果を残すことができませんでした。 四球で繋いでいれば、次の回は1番からの好打順にもなりましたし、 オーティズ選手の凡退が終盤のポイントになってしまいましたね。 明日の先発は山本淳投手です。 前回先発の楽天戦は立ち上がりが不安定でしたが、そこをしっかりと抑えることができ、 その後は2軍で調整を続けていましたが、そちらでも好結果を残し、先発起用を見事に勝ち取りました。 明日は立ち上がりのコントロールに気をつけながら、ナイスピッチングを期待したいですね。 後ろには田中投手も控えていますし、2人で中盤を投げきる形で、 競い合いながらチームに貢献して欲しいです。 一方のロッテ先発は藤岡投手。 前回対戦時は攻略に苦労してしまっただけに、早い段階で点数を取って攻略して欲しいですね。 調子を上げてきた中村選手や高山選手らの活躍を期待したいです。 明日こそはガンバレ、ライオンズ!! |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (西)野上(5回1/3)−十亀(2/3)−長田(1/3) −ウィリアムス(2/3)−岡本篤志(1回)−涌井(1回) (ロ)成瀬(7回1/3)−益田(1回2/3) (本)オーティズ6号ソロ(2回表)、中村剛也23号2ラン(6回表) |
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西武 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 3 | ||||
ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 2 |
今日は守備陣の活躍が光りましたね。 まずは1回裏、1アウト満塁から角中選手のセンター手前のフライで、 センター秋山選手からレーザービームのダイレクト送球でホームへ送り、 タッチアップをしてきた岡田選手が炭谷捕手にぶつかっていくも、ボールはこぼさずに本塁タッチアウト! 2回裏にはヘルマン選手が3塁線の強いゴロを捌いてアウトにし、 3回裏には1アウト2塁で根元選手にセンター前ヒットを許すも、 再び秋山選手から中継の中島選手へと繋ぎ、最後は炭谷捕手のブロックで再び本塁タッチアウト! その後も角中選手の一二塁間を抜こうかという打球に対して、 セカンドの浅村選手が飛びついて捕り、体を半分起こした状態で1塁へ正確に送球してアウトとしたり、 8回裏には中島選手のナイスプレー、9回裏にも星秀和選手のファールフライのキャッチなど、 随所に良いプレーが見られました。 これが先日までミスで苦しんでいたチームかという鉄壁の守備でチームの危機を救いましたね。 こういう戦いができるようになった辺りに、チームの成長を感じます。 特にセンターの秋山選手とセカンド浅村選手の守備は良くなりましたね。 打線は成瀬投手の前になかなか打線が繋がらず、思うようにチャンスを作れなかったものの、 2回にはオーティズ選手が内角ストレートを捉えるレフトスタンドへのソロホームランを放って先制し、 6回には内安打で出塁した秋山選手を塁に置いて、 中村剛也選手が8月31日の成瀬投手からの逆転アーチ以来の2ランホームランを打って、 貴重な追加点を挙げることができました。 本当は2点返された後の8回のチャンスでもう1点を取りたかったのですが、 ここは中島選手と中村選手が凡退、最後の一押しが欲しいところでしたね。 それでも貴重な2本塁打が勝利に繋がり、良かったなという感じです。
先発の野上投手に関してですが、立ち上がりは不安定だったものの、 投球内容自体は悪くなかったと思います。 調子の良い頃と比べれば、確かに安定性は欠きますが、 ここ3試合の中ではボール球が先行せずに、ストライクを安定して取ることができていて、 特に4回以降はピッチングにリズムが出てきたこともあり、悪くないピッチングだったと思います。 ボールボールとならずに、ストライク先行で行けたことが、味方の好守備を呼び起こしたとも言えますね。 今日のピッチングのように、打たせていけば、野手が守ってくれるかもしれないわけで、 四球で無条件にランナーを出すよりも、積極的にストライクを取って打たせた方が良いと、 身をもって理解できたことは大きな収穫でしょう。 スライダーやチェンジアップが高めに浮いて危ない場面もありましたが、 ストレートやカーブを低めに丹念に集めて打たせて捕り、 調子があまり良くなくても抑えられる投球ができたことは、 野上投手が先発ローテに定着する上で、大きな財産になってくれると思います。 そういう評価を下している自分としては、ちょっと渡辺監督の降板のタイミングは早すぎたかなと。 次回登板が中5日とかなら分かるのですが、もう少し引っ張っても良かったように思います。 継投が予定通りきっちり行っていれば、そういう思いも抱かないのですが、 結果的に厳しくなっただけに、野上投手をもう少し信頼しても良かったように思えます。 問題のその後の継投ですが、2番手の十亀投手は予定通りのピッチングで無失点に抑えるも、 3番手の長田投手が誤算でピンチを招いてしまい、 4番手のウィリアムス投手を前倒し登板させるも、こちらも四球を出すなど、 完璧には抑えきれず、角中選手に上手く打たれてしまって2点を失ってしまいました。 7回の継投が完全に狂ってしまったため、8回をどうするのかと思っていたら、 5番手の岡本篤志投手を投入するも、いきなりノースリーとなるなどヒヤヒヤものでしたが、 味方のナイスプレーもあって無失点で凌ぎ、最後は涌井投手が抑えて勝利となりました。 問題は長田投手でしょうね。少し疲れがある感は否めません。 それまでほとんど出していなかった四球も出てきましたし、少し安定性を欠いています。 ウィリアムス投手も抑えてはいるものの、余計な四球が多く、そこがネックとなっており、 8回の1イニングを任せるのには少々キツイ印象を受けてしまいます。 涌井投手が調子を取り戻したので、そこへどう繋ぐかが課題でしょうね。 現状では十亀投手のピッチングが最も安定しているので、 8回を十亀投手に任せ、7回をウィリアムス投手と長田投手の併用の形になるのがいいかと思います。 ウィリアムス投手は対左打者としては大きな武器であることは変わらず、 場面を間違えなければ活躍してくれるはずです。 あとは長田投手の復調をなんとか待ちたいところですね。 打線の収穫としては、中村剛也選手のホームランでしょうね。 9月はまだホームランがなく、タイムリーヒットもほとんどないという状況で、 長らく4番でブレーキになる展開が続いていましたが、ここ数試合は四球で繋ぐなど、 少しずつ明るい光が見え始め、今日の試合でようやくホームラン! 8回のチャンスでタイムリーが出ていれば完全復活という形でしたが、 ホームランが出たことで気分的に楽になったでしょうし、今後の復調を期待したいですね。 それと高山選手が連日のスタメン起用でヒットを放ったのも大きいです。 活躍した1試合だけで終わりとなっては困るだけに、 対左投手は任せろという結果を残してくれたのは大きいです。 明後日の藤岡投手や来週のソフトバンク・山田投手、日ハムの吉川投手と、 左腕の強敵がどんどん来るだけに、高山選手の活躍が一つの鍵を握りそうですね。 明日は石井一久投手が先発です。 最近は安定したピッチングが続いていますので、試合を作ってくれるのは間違いなく、 あとは何回まで投げてくれるかですね。 少しリリーフ陣の負担が強まっているだけに、終盤まで投げてくれることを期待したいです。 一方のロッテ先発はマシス投手。 前回打ち込まれただけに、阿部投手が来るかなと思いましたが、そのまま来ました。 おそらく継投の判断も早くなると思われるので、早いイニングに点数を取って、 先に先に攻めて行きたいところですね。 明日もガンバレ、ライオンズ!! |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (オ)前田(5回2/3)−比嘉(1/3) −西川(1回)−山田(1回) (西)牧田(8回)−十亀(1回) |
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オリックス | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | ||||
西武 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 7 | 1 | 0 | × | 8 |
オリックスの先発左腕の前田投手に予想通りというか、想像以上に抑えられ、 このまま左腕投手を攻略できないのかと思ったものの、 疲れが見えた6回に相手のミスと打線が繋がって一挙7得点を挙げ、 一気に攻略することに成功しました。 これまでと違っていたのは、起用された右打者がしっかりと結果を残していたことでしょうね。 7番スタメン起用の熊代選手が3打数2安打で、6回裏には勝ち越しの犠牲フライと活躍し、 8番スタメン起用の高山選手も2打数2安打で、6回裏は四球で繋ぎ、 逆転後のビッグイニングへの足がかりを作ってくれました。 2人ともヒットにしていたのは前田投手のチェンジアップ気味のフォーク。 上位打線が首を傾げるような不思議な変化と抜けてくる甘さがあり、 試合前半はなかなかタイミングが合っていたなかったのですが、 熊代選手と高山選手は1打席目からそのフォークに喰らい付いてヒットにし、 打線爆発の下支えをしてくれました。 やはり無失点で行っていたとしても、 自分が軸としているボールを打たれて良い気分はしないでしょうから、 序盤の2人のヒットは前田投手にプレッシャーを与えていたと思います。 下位打線に起用された2人の外野手の活躍が6回裏のビッグイニングを生みましたね。 その6回裏の攻撃は、2番秋山選手のヒットに始まり、中島選手の内安打、 中村選手が四球を選ぶなど、昨日の得点シーンと同じような形で始まり、 5番のオーティズ選手は三振してしまうも、 6番ヘルマン選手がフォークを見極めて押し出し四球で同点、 7番熊代選手の犠牲フライで同点として、高山選手の四球で再びチャンスが広がり、 炭谷選手のショートゴロが相手のエラーを誘って1点を追加すると、 代わった比嘉投手の初球を浅村選手が捕らえて走者一掃の3点タイムリー2ベース、 秋山選手のタイムリーヒットで一気に突き放すことに成功しました。 その浅村選手ですが、1打席目の初球ヒットに5打席目のヒットを加え、3安打猛打賞の活躍で、 シーズン前半は2割前後と低迷し、後半に差し掛かっても.240を行ったり来たりでしたが、 1番に定着してからヒットを量産し、.254まで盛り返してきました。 この調子なら、.260台も遠くなく、昨年の打率.269を超える可能性も出てきました。 中島選手の欠場で、それまで1番を打っていたヘルマン選手が3番に入り、 その代わりとして1番に起用された浅村選手ですが、 その試合で活躍を見せ、今後のためにもこの形を続けて欲しいと思っていましたが、 まさか、ここまでスンナリ定着するとは正直思っていませんでした。 多少の我慢は必要かなとも思いましたが、最初の頃のほんの数試合だけでしたね。 もう最近は浅村選手の1番以外は考えられない状況になりつつあり、 浅村選手の積極的なバッティングがチームを引っ張るようになってきています。 出塁率の高い栗山選手の1番や、俊足の片岡選手など、色々な1番打者がいましたが、 まだまだ荒削りながらも無限の可能性を秘める浅村選手の1番は凄く楽しみになりますよね。 このまま不動の1番として定着しそうな感じで、 今の状態ならば、仮に栗山選手が復帰したとしても、そのまま使われそうですね。 頼もしい1番打者に育ってきました。
先発の牧田投手は、立ち上がりこそ左打者のインコースを狙ったストレートが、 シュート回転で甘く入ってヒットにされるなど、2回に先制点を与えてしまいましたが、 その後はチェンジアップやシンカーといった変化球を増やして持ち直し、 テンポの良いピッチングでオリックス打線を封じてくれました。 大量得点を貰った7回表も油断することなく、ピッチングで打線の援護に応えてくれ、 課題としていた得点後のイニングをきっちり抑えてくれました。 完投も視野に入っていましたが、次回が中5日登板ということもあり、 余力を持って代わったようです。 一時は調子を落として疲れが心配されましたが、ここ4試合は安定しており、 今後の上位決戦でも安定した活躍を見せてくれそうですね。 2番手は十亀投手が登板して三者凡退に。 私は日曜の先発かと思っていましたが、どうやら違ったようですね。 まぁ、でも、そうなると、どうして火曜日に田中投手と山本淳投手の両方を登録したのか謎です。 リリーフを補強したかったのなら、1人で十分だったでしょうに。 なんで、日曜日の先発候補の2人を同時登録したのかよく分かりません。 とりあえず、日曜日を凌げば、次週は中5日で岸投手が日ハム戦で投げるでしょうし、 先発陣は中5日で詰めていく可能性が高く、現時点の先発の問題はそこぐらいでしょうね。 次の谷間の時に西口投手が間に合えばというところですが、ギリギリ間に合うかどうかでしょうか。 首脳陣としては1回の先発よりも、リリーフでの活躍を期待したわけですし、 先発陣や必勝リレーの3人を助けるためにも、リリーフでフル回転してもらいたいです。 明日からは千葉マリンでのロッテ3連戦です。 初戦の先発は野上投手。 昨日・今日の試合でロッテの貧打は終わりを告げ、4番のホワイトセル選手や、 2軍から上がってきた清田選手らが好調なようなので、十二分に警戒しなければなりません。 とはいえ、最近の逃げのピッチングでは調子を崩してしまうでしょうから、 大胆さの中に繊細さを織り込めて、テンポの良いピッチングを見せて欲しいですね。 一方のロッテ先発は成瀬投手。 まだ不調を脱してはいないようなので、付け入る隙は十分あると思いますが、 前回も攻略したとはいえ、中盤までは苦労していただけに、 早い段階で援護点を取って投手陣を楽にしてあげて欲しいです。 明日もガンバレ、ライオンズ!! |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (オ)小松(6回)−中山(1回)−ミンチェ(1回) (西)菊池雄星(6回0/3)−長田(1回) −ウィリアムス(1回)−涌井(1回) (本)カーター4号3欄(6回裏) |
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オリックス | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 | 3 | ||||
西武 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 1 | × | 4 |
いやー、勝って良かったという試合でしたね… 危ない、危ない。 6回裏にカーター選手の3ランホームランが飛び出した時はこれで勝てると思ったものの、 7回表にそれまで好投していた菊池雄星投手が守りの気持ちが強くなったのか、 慎重なピッチングになってしまい、ヒットと四球でノーアウト1・2塁に。 代わった長田投手がアンラッキーなタイムリーで1点を失い、 8回表にはウィリアムス投手がこれまたアンラッキーな内安打と死球でランナーを溜めてしまい、 この回からマスクを被った炭谷選手のパスボールで進塁を許し、ショートゴロの間に1点を失い、 続く打者の時に3塁盗塁があって、完全にアウトのタイミングだったものの、 サードの守備固めに入っていた原選手がまさかの落球エラー。これじゃ守備緩めです… ミスが響いて犠牲フライで同点とされてしまい、 連敗中に見られた余計な四死球とエラーで失点する悪いパターンにはまってしまい、 非常に嫌な流れに陥りつつありました。 それでも、最終的に勝利できたのは、同点で終わっていたからでしょう。 とりわけ、今日の試合はホームゲームですので、追いつかれてもサヨナラがあります。 昨日とは違い、同点で終わったことが、次の回の攻撃に入りやすくなりましたよね。 8回裏は1アウトから秋山選手がヒットで出塁し、 今日はそれまで良いところがなかった中島選手もヒットで繋ぎ、 これで力んだのか中村選手に四球を与えて満塁となり、 カーター選手が犠牲フライを放って勝ち越し。 主力選手の意地が見られた攻撃となりましたね。 そうなれば、9回は涌井投手が登場。 さすがに不安もありましたが、ヒット1本を許しただけで無失点ピッチングで、 危なげなくゲームセット。 フラフラしていた昨日までの投球とは打って変わり、 試合を見事に締めくくる投球を見せてくれました。 色々と紆余曲折はあったものの、再び涌井投手を中心にリリーフの立て直しが図れる、 そういった手ごたえを最終的には得られた試合となりましたね。
連敗中に挙がった課題として、守備のミスは今日の終盤にも見られ、課題を残し、 必勝リレーの安定性は少し揺らいだところがあったものの、 最後を涌井投手が締めたことで復活の足がかりを掴むことができたという印象ですね。 打線では4番の中村剛也選手がブレーキとなっていましたが、 今日の試合ではセンター前にヒットを1本放ち、チャンスでは2打席連続の四球で出塁、 文化放送解説者の山崎裕之氏のアドバイスがあったということで、 ボールをしっかりと見られたということはプラスに考えていいでしょう。 こちらも完全復活までは行きませんが、その足がかりは掴んだようで、 明日以降の打撃が楽しみです。 もう一つ課題の下位打線に関しては、今日もいまひとつ。 それでも1軍昇格の石川選手が2打数ノーヒットに終わったものの、 いずれもセンター方向へ良い当たりを放っていただけに、 プロ初ヒットも近いかなという感じがします。 同じくスタメン出場していた星秀和選手よりも内容は良かったので、チャンスはあることでしょう。 それとキャッチャーでは上本選手がスタメン出場しました。 正直、昨日の試合も上本選手で行くのかなと思ったのですが、炭谷選手の強攻出場、 結果的に炭谷選手もマスクを被りましたので、悪化したとかいうことではないようなので、 その点は少しホッとしました。 オリックスは他球団と比べてあまり機動力を使ってこないだけに、 明日の先発は左の前田投手ですが、上本選手がスタメンマスクでいいと思います。 その後のロッテ・ソフトバンクは足を使ってくるだけに、 どうしても炭谷選手の肩が必要になりますからね。 今日の試合で勝利し、日ハムが負けてくれたので、再びゲーム差なしの首位浮上となりましたが、 問題は明日の試合です。 明日のオリックス先発は左腕の前田投手。 最近はなかなか左投手が攻略できず、この後もロッテの成瀬・藤岡投手や、 ソフトバンクの山田投手、日ハムの吉川投手らの対戦が予想されるだけに、 左投手攻略が今後のペナンとレースの鍵を握ってきます。 明日、下位打線で誰をスタメン起用し、どういうオーダーを組み、 その選手がどういう働きを見せるのか、今後の試金石となりそうですね。 明日の先発は牧田投手です。 ひょっとしたらローテ変更もあるかなと思いましたが、そのままで来ましたね。 直接対決よりも目の前の1戦を勝つことに重点を置いているようなので、 先発ローテの軸として、明日の試合は確実に勝利して欲しいですね。 一方のオリックス先発は前田投手。 一昨年にリリーフで対戦経験があるはずですが、あまり記憶に残っていないので、 先発に代わってどういうピッチングをするのかも分かりませんが、 シンプルに好球必打で逆方向を中心に打ち返し、左投手をきっちり攻略して欲しいです。 明日もガンバレ、ライオンズ!! |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (オ)木佐貫(7回)−比嘉(1回)−平野(1回) (西)岸(8回)−涌井(1/3) −ウィリアムス(2/3) |
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オリックス | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 3 | ||||
西武 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 |
終戦宣言以降、勝ちがありません。 本当にもう終わってしまうのかという内容に腹が立ちます。 まず、主な敗戦は打線ですね。楽天戦と内容がほとんど変わることはありません。 1番浅村選手が初回の3ベースヒットでホームへ生還し、 7回にも先頭打者としてヒットで出塁し、1塁から左中間を抜けない打球で生還する好走塁を見せるなど、 3安打猛打賞に1盗塁と大活躍を見せ、 2番秋山選手は1安打のみだったものの、浅村選手が出塁しなかった時にヒットを放つなど、 相変わらず1・2番の働きは良く、 3番中島選手が犠牲フライにタイムリー2ベースと2打点を挙げるなど、3人の好調は相変わらず。 問題は4番の中村選手で、今日もチャンスで凡退の完全ブレーキ役で、 ホームランは8月31日以降なし、タイムリーヒットも9月1日以降なしとサッパリです。 どんなに1〜3番が打とうとも、4番が打てないと得点になりません。 ランナーを返す役の中村選手が機能していないのが非常に痛手ですね。 それは7番打者も同様で、安定した成績を残している5番オーティズ・カーター選手に加え、 6番のヘルマン選手が好調で、盗塁も増やすなど、チャンスメークをしているのですが、 7番打者が完全ブレーキで得点にならず。 今日はオリックス戦の相性もあって坂田選手がスタメン起用されましたが、 チャンスで2打席連続三振では話になりません。 今のライオンズには、秋山選手や星秀和選手、2軍には斉藤選手や田代選手ら、 守備と走塁をアピールできる左打者はいくらでもいるわけで、 打撃で結果を残さないと生き残れない坂田選手には死活問題です。 栗山選手が怪我から復帰すれば、その時点で用済みになる可能性大ですし、 今結果を残さないと、2〜3年先には首になっている可能性が高いですよ。 今後の野球人生の生き残りがかかっているわけですから、 見逃し三振のような打席の無駄をせずに、しっかりと自分のスイングをしてもらいたいです。 打線も9連戦で投手陣が厳しいというのは分かっているはずですから、 しっかりと点を取って投手陣を楽にしてあげませんと。 今打たないでいつ打つの? 首位陥落して3位からも落ち、CS出場も無理となった消化試合ですか? このまま負け続ければ、そういう可能性だって出てくるわけですから、 気合を入れ直してもらいたいです。 そして、抑えとして登場した涌井投手ですよ。 人間ですから、打たれる時もあります。 T−岡田選手にファールで粘られた末に打たれたタイムリーまでは仕方ないです。 でも、そこを同点に収めて、味方のサヨナラ勝ちを待つのが抑え投手のあるべき姿なのに、 1塁が空いていたとはいえ、次のバルディリス選手に四球を出してしまって満塁とし、 そこで代えられてしまうピッチャーは抑えじゃないです。 最後までマウンドを守らせてもらえないようなピッチャーは抑えじゃないんですよ! 情けないとしか言いようがないです。同点にされて気落ちしてんじゃねーよ! ここまで慣れない抑え投手として頑張ってきたことは認めます。 けれど、初のリリーフ失敗の後の試合で、精神的に切り替えられずに逆転を許したことは致命的です。 ここまで抑えとしてトントン拍子にセーブを積み重ねてきましたが、 この抑え投手としての最後の試練を乗り越えられないようなら、即席の抑えは必要ないでしょう。 言うなえば、即席の抑えにとっては潮時ですね。 まだ本気で抑えをやる気があるなら、どんな状況でも絶対にマウンドを譲らない気概を見せて欲しいです。
今日、先発要員だったはずの山本淳投手と田中投手の2人を登録したということは、 リリーフの十亀投手が先発に回る可能性が高くなりそうですね。 おそらく日曜日の試合の先発でしょう。 もう一つ、今日の試合の結果を受けて、涌井投手を先発に戻してもいいと思います。 先ほども書いたように、即席の抑えとしては十分役目を果たしました。 これ以上、抑えを続ける気がないなら、先発に戻す潮時なのは間違いないです。 本当なら、岸投手を中5日でソフトバンク戦の頭に持ってくる予定でしたが、 これで涌井投手を先発に持ってきて、中6日で岸投手と菊池雄星投手が用意でき、 さらに、その後の日ハム戦の頭に牧田投手を持ってこれますから、まさしく潮時ですね。 代わりの抑えは、コントロールに不安はあるものの、ボールは文句なしのウィリアムス投手でしょう。 もう決断するには今夜から明日しかない。 指揮官と涌井投手の即決が必要なときです。 打線はなかなか代わりの人材が見当たらず、思い切った処置をしていいのなら、 3番ヘルマン・4番中島・5番中村選手とするのが一番手っ取り早い感じはします。 ただ、中村選手と7番に入る若手が結果を残してくれるのが一番ですがね。 やっぱり中村選手でしょう。一発よりも勝負を決めるタイムリー。今こそ有言実行の時です。 2軍の木村文紀投手の野手転向は複雑な感じではあります。 150キロを超えるストレートを武器に、昨年などはリリーフとして活躍を見せていただけに、 将来的には抑えにもと高く評価されていましたが、 結局、制球難を克服できず、投手断念という結果になってしまったようです。 肩を壊して転向というパターンは多いですが、つい先日まで2軍で投げていただけに驚きです。 入団6年目で、投手から野手への転向としては遅めですが、 日ハム・糸井選手も転向が遅く、転向から2年で1軍戦力へと成長し、 今では球界屈指の外野手にまで成長しましたから、、 ここから努力を重ね、チームの穴となっている右の外野手として新しい活躍を見せてもらいたいです。 明日は菊池雄星投手が先発です。 渡辺監督がどういう決断をするのか分かりませんが、 インタビューを見ていると、涌井投手の抑え続投という感じではあるものの、 明日になってみないと分からない面もあるだけに、明日は完投する気持ちで投げていって欲しいですね。 一方のオリックス先発は小松投手。 明日こそは早い回で攻略し、投手陣を楽にする展開とし、連勝ストップと行きたいところです。 明日こそはガンバレ、ライオンズ!! |