1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (西)岸(8回)−長田(1回) (ヤ)石川(5回1/3)−押本(2/3) −正田(2回)−山本哲也(1回) |
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西武 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 5 | ||||
ヤクルト | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
今日のヒーローはやっぱり岸投手でしょう。 先日の西口投手と同様に、投打走と大活躍でした。 打線は初回に片岡選手が2ベースヒットで出塁するなど、1アウト3塁の先制チャンスを作ったものの、 中島選手も中村選手も良い当たりをしながらもヒットにならず、 中盤以降の攻撃でも先頭打者が出ても、良い当たりが相手野手の正面を付いたりと、 最終的に14安打を放ちましたが、意外と不運な印象も多く、 アンラッキーで拙攻になりかけてしまう、少し嫌な感じのする展開になるところでした。 ところが、3回表の先頭打者として打席に立った岸投手が、簡単に打席を終えてくると思いきや、 意外と打ち気でファールで粘り、フルカウントまで持ち込み、 最終的にはショートの頭を越す左中間へのヒットを放ち、 さらにセンターのミレッジ選手が少しボールをこぼす間に2塁を陥れる好走塁を見せてチームを活気付け、 片岡選手の送りバントで3塁へ進め、栗山選手は凡退したものの、 中島選手への四球となった球がワイルドピッチとなって岸投手がホームイン。 さらに、中島選手が意表をつく2塁盗塁を決めて、 中村選手が石川選手の得意球である外角低めのボール球のスクリューボールを拾い、 センター前に運ぶ巧打で1点を追加し、大きな追加点を奪いました。 岸投手は4回裏に先頭打者への四球から始まり、栗山選手のエラーもあって1点を失ってしまいますが、 6回表に先頭の秋山選手がヒットで出塁すると、 下位打線へ向かうところでどういう作戦を取るか注目していたら、熊代選手は送りバント。 投手に打席が回る場面だっただけに、エンドランとか動いてくるのかなと思いましたが、 意外と手堅く来た印象でしたね。 すると、炭谷選手が外の難しい変化球を一二塁間に運んで、秋山選手が一気に生還するタイムリー、 今日のような打撃ができれば、打率1割台なんてことはないはずなんですがね(苦笑) 今後に手ごたえを感じる一打になったのではないでしょうか。 秋山選手も1アウトながら2塁からよく還ってくれました。 と、普通なら、この追加点だけでもOKなのですが、 続く岸投手は2塁ランナーを進める送りバントでもするのかなと思いきや、 初球打ちのピッチャー返しの打球、石川投手も意表を突かれたようで、反応が遅れて打球はセンター前へ、 まさかの初球ヒッティングでチャンスを広げ、 代わった押本投手から片岡選手と中島選手がタイムリーを放ち、リードを大きく広げました。 中島選手のタイムリーでは2アウトながら2塁ランナーの岸投手がホームインしたわけですし、 足は速く、片岡選手並みだという俊足を生かし、余裕をもってのホームインとなりました。 投げても4回裏以外はピンチらしいピンチもなく、危なげないピッチングで8回を被安打3に抑え込みました。 まさに岸投手の投打走に渡る活躍が光る試合でしたね。
今日の試合の収穫は、前述の通り、6回表の炭谷選手のタイムリーヒットでしょうね。 とりわけ、この交流戦ではDHが使えないこともあって、 炭谷選手を含めた下位打線の弱さが目立っていましたが、 DHなしの最後の試合で炭谷選手がタイムリーを放ち、今後のきっかけとしたことは大きいかと思います。 打撃内容も非常に良く、外の変化球を綺麗に一二塁間へと打ち返していました。 そのバッティングができれば、2割5分前後は打てると思うので、今日の打ち方を忘れないで欲しいですね。 もう一つ見逃してはいけないのが2塁ランナーの秋山選手の走塁です。 1アウト2塁で次が岸投手という打順を考えれば、多少強引でも突っ込むのが当然ではあるのですが、 それがアウトとなるのとセーフとなるのとでは天と地の差があるだけに、 スピードを落とさずにホームに突っ込み、見事に生還した秋山選手の走塁は見事だったと思います。 こういうアグレッシブな走塁がライオンズの野球の良さでもわるわけですし、 この場面のような打撃や走塁をもっと見たいですね。 一方で心配なのは栗山選手の状態です。 4回裏のバレンティン選手の打球は決してイージーな当たりとは言えませんでしたが、 少し前にもつれるようにして取り損なったのは気になります。 気持ちが前に出て行っても、足が付いていってないのではないか、足の状態が心配です。 もうこれでDHが使えないということはなくなっただけに、 守備に付いてのフルイニング出場の記録がかかってはいますが、 チームに迷惑をかけつつあるだけに、勇気を持ってDHでの出場を直訴してもらいたいです。 チーム状態が良くなっている時だけに、長期離脱となってしまっては最悪なだけに、 シーズン終盤ならともかく、今は無理をしないでもらいたいですね。 あと気になるのは今後の先発ローテですね。 次の阪神戦は石井一久投手と西口投手で間違いないのですが、 広島戦を牧田投手と岸投手を中5日で回すのか、 それとも、無理はさせずに平野投手と牧田投手で行くのか、そこら辺がまだ不透明です。 7回で代えていたら、岸投手の中5日も考えられたのですが、 8回127球は涼しい気候があったとはいえ、中5日が微妙な感じもしてしまいます。 交流戦明けの10連戦に涌井投手が帰ってこれるのかも分かりませんし、 その先のローテも考えなければいけないわけですし、少し微妙な感じになっています。 岸投手が広島戦に相性悪いですし、無理させない可能性が高いかもしれませんね。 明日はお休みで、水曜からは西武ドームで阪神との2連戦です。 片岡選手や中島選手、中村選手の調子が上がってきて、上位打線も活気が出てきているだけに、 このまま残り4試合で波に乗り、借金をできるだけ減らしてリーグ戦再開にこぎつけたいですね。 水曜からもガンバレ、ライオンズ!! |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 計 | (西)牧田(9回)−ウィリアムス(1回) (ヤ)館山(7回1/3)−林(2/3) −日高(1回)−バーネット(1回) (本)松井淳1号ソロ(5回裏) 中村剛也12号2ラン(10回表) |
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西武 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 2 | 4 | ||||
ヤクルト | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 |
もしかして、このまま一発に沈んで試合が終わっちゃうのかとも思いましたが… 終盤に粘りを見せて逆転、同点に追いつかれるも、再び勝ち越して逃げ切るなど、 ライオンズにとっては非常に良いゲームが展開できたように思います。 先発の牧田投手は前回に中5日完投の酷使が祟って疲労を見せてしまいましたが、 今日は中6日ということで万全の体調で臨めたようで、4回までノーヒットピッチング、 安定感抜群で大記録も夢ではないという感じだったのですが、 3年目の松井淳選手に低めの変化球を掬い打たれてセンターバックスクリーンへ運ばれてしまう プロ第1号ホームランで1点を失ってしまいました。 このまま1点に泣く可能性もありましたが、打線が逆転してくれ、 9回裏もマウンドに上がりましたが、2アウト1塁で再び松井淳選手を迎え、 またしても低めの変化球を打たれてしまうタイムリー2ベースで同点に追いつかれてしまいました。 それでも他のヒットは畠山選手のヒットぐらいで、 森岡選手と川端選手のヒットはセーフティバントだったわけですから、 ほぼ完璧に抑えていたのは間違いありません。 牧田投手のピッチングが終盤の打線の奮起を呼び込んだのは間違いないでしょうね。 打線が期待に応えたのは8回表。 7回までチャンスがなくはなかったものの、 4回の2アウトからの秋山選手とヘルマン選手の連打や、 3回と5回の先頭打者の上本選手がヒットで作ったチャンスだけで、 投手が絡むこともあって、なかなか得点には結びついてくれませんでした。 そんな流れの中で迎えた8回表は1番の片岡選手からの好打順で、 片岡選手が四球で出塁と、昨日の試合の6回表と同じような状況になりました。 今日は終盤ということもあって、盗塁ではなく、堅く送りバントを選択して2塁へ進め、 中島選手の四球でピッチャーが代わり、打席は4番の中村剛也選手、 レフト左へのタイムリー2ベースを放ち、同点として、さらに1アウト2・3塁とチャンスを広げ、 秋山選手の四球を挟み、ヘルマン選手が今シーズン4つめとなる犠牲フライを放って逆転、 4番打者の活躍と残ったランナーを後ろの打者が還す理想的な展開で逆転することができました。 ヘルマン選手はこれで犠牲フライがリーグトップタイ、 引っ張る打球もありますが、左方向はゴロの打球が多く、 ライナー性の打球の大半がセンターから右、セカンドの頭を襲うような打球なので、 犠牲フライには最適な打球方向で、チームの勝利に貢献してくれています。 最近は少し打撃の調子を落としていますが、これで再び波に乗っていって欲しいですね。 前述のように、9回裏に同点に追いつかれてしまったものの、 そこでシュンとすることなく、すぐさま反撃に転じ、 ヤクルトの抑えを務めているバーネット投手から、先頭の中島選手がヒットを放って出塁、 打席は再び4番の中村剛也選手を迎え、ボール先行で打者有利になり、 少し甘く入った変化球を捉えて左中間スタンドへの勝ち越し2ランホームラン、 4番の一振りで試合を決めてくれました。 今年の中村選手は結果的にチームが負けて空砲になることもありますが、 試合の流れに関係ない大差のついた状況での一発は少なく、 先制や決勝といった肩書きつきのホームランが多いですよね。 4番打者としてチームを背負っている感じが強くなってきました。 それだけに中村選手にかかる期待と責任は重いわけで、 その中でも結果を残しているのは素晴らしいことですよね。 中島選手も調子を上げてきましたし、2人の活躍が最近のライオンズ打線を活気付けています。
牧田投手と中村剛也選手以外で今日のヒーローを挙げるとすれば、上本選手でしょう。 今シーズン初めてスタメンでマスクを被り、牧田投手を好リードし、 課題であるスローイングでも相手の盗塁を刺すなど、守備を無難にこなし、 打撃の方では3打数3安打2四球と全打席出塁を果たし、チームの勝利に貢献してくれました。 今日はDHなしで8番スタメンだったので、後ろが投手ということで、 チャンスは大きく広がりませんでしたが、 上本選手が当たっていたことで相手も警戒してくれ、 7回表に上本選手の四球で牧田投手まで回ってくれたことが、 8回表の反撃を呼び込んだように思います。 上本選手の活躍があってこその、今日の勝利でしたね。 ただ、一つ問題があったとすれば、9回裏の松井淳選手の攻め方でしょうね。 今日一日だけで打者のタイプを把握するのは難しいことですが、 左の強打者タイプで低めを上手く拾うという点では上本選手自身に近いところがあっただけに、 もう少し攻め方があったのではないかと思えます。 バレンティン選手のように高めのボール球を振らせるようなリードをして欲しかったです。 そういう攻め方をした打席は一度もなく、ストライクゾーンで勝負していただけに、 カウント優位に進めていた9回裏のリードは勿体無かったように思えます。 もう一つ課題として挙げられるのが、片岡選手と栗山選手の不調でしょうね。 片岡選手は不調というほど打撃の状態は悪くなく、当たり自体は悪くないものの、 ヒットになっていないという感じですので、それほど問題はありませんが、 1番打者の出塁は得点に直結するだけに、早く結果を残してもらいたいところです。 あとは足、盗塁ですね。 なかなか盗塁成功率が上がってこないだけに、攻め方も限定されてしまいます。 接戦を勝つには片岡選手の足は大きな武器となるので、こちらの復調も期待したいです。 心配なのは栗山選手の足の状態です。 昨日の試合の阿部選手の左中間の打球は位置的にレフト寄りだったのにも関わらず、 センターの秋山選手が落下点に近く、栗山選手は完全に追いついていない状態でした。 勿論、最初の守備位置がレフト線寄りで浅かった可能性もあるので、レフトの打球とは言えませんが、 今日の試合の9回裏の打球に関しては、栗山選手が処理しないといけない打球でした。 やや打球の追い方が鈍いだけに、怪我が悪化していないか心配になってきます。 明日の試合が終われば、DHが使えるようになりますので、無理せずにDHの方がいいでしょうね。 打撃の方でも元気がなくなっているだけに、なんとか明日1日我慢し、 その後はバットの方でチームに貢献して欲しいです。 明日は岸投手が先発です。 前回も好投を見せましたが、序盤の球数が多かっただけに、 テンポあるピッチングで打たせて捕っていってもらいたいですね。 一方のヤクルト先発は石川投手。 今日の館山投手と同じく、そう簡単に打ち崩せる投手ではありませんが、 粘り強く攻めて、当たっている中島・中村選手に回してもらいたいです。 明日もガンバレ、ライオンズ!! |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (西)平野(4回)−武隈(1回2/3)−長田(1回) −松永(1/3)−中村マイケル(1回1/3) (巨)東野(5回)−福田(1回)−マシソン(1回1/3) −山口(2/3)−西村(1回) (本)中村剛也11号2ラン(1回表) 長野4号ソロ(1回裏)、高橋由伸5号ソロ(4回裏) |
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西武 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 3 | ||||
巨人 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1× | 4 |
「競り合いに弱い=リリーフが弱い」、確かにそれは否定できない事実ですが、 逆に競った展開で得点できないから負けてしまうという考え方もできるわけで… 例えば、今日の試合を最終的に勝っていたら、リリーフがよく持ちこたえたと評価になるでしょうが、 逆にこのように落としてしまえば、リリーフが弱いとなってしまうわけで、 打線がリリーフを救っている試合が少ないように思えます。 もう少しリリーフに働き甲斐を感じさせられるような展開にできないものか、 間接的な野手の援護が欲しいところなのですが… どうして、そう思うかと言えば、最近、ワイルドピッチや大きく外れたボールが多すぎるからです。 勿論、ワイルドピッチはキャッチャーの責任という面もあるでしょうが、 それにしても余計なランナーを進めてしまう展開が多いように思えます。 渡辺監督は野手には寛容ですが、リリーフには一貫して厳しい姿勢で臨んでいて、 その理由は確かにあるのですが、 それでは投手コーチがしっかりとフォローしているのか、少し疑問が残ります。 現在のリリーフを見ても、主力は外国人のウィリアムス投手と半分外国人のマイケル投手、 一番実績があるのが長田投手で、あとは松永・十亀・武隈・大石投手と若いメンバーが中心です。 ブルペンキャプテンに指名された岡本篤志投手や、ベテランの星野投手は2軍で、 一体、誰がリリーフ陣をまとめているのかという点も疑問の残るところです。 詰まるところ、環境的にリリーフを追い込みすぎている印象を受けちゃうんですよね。 監督が厳しく言うのは仕方ないにしても、それを周囲がフォローできているのか、 そこに疑問を感じずにはいられません。 今日の試合の中で、そんなリリーフ陣の余裕のなさを感じたのは、 7回裏の阿部選手のタイムリーの場面ですね。 2アウト2塁で1塁が空いている状況でカウント2−2、 フルカウントにするとスタートを切られるので、阿部選手と勝負するならこのカウントなのですが、 次の高橋選手と勝負する方法もあっただけに、 ストライクゾーンではなく、ボール気味の球で誘うように投げ行っても良かったかと思います。 そうなると、代打の谷選手が起用された可能性もあるので、 松永投手の意思だけでなく、チームの考え方も必要になってきますが、 勝負どころではそういった広い視野での割り切り方も必要のように思えます。 そういったことを全て考えた末での阿部選手勝負だったのならいいのですが、 そうでないのならば、汲々として視野が狭くなっているように思えてなりません。 逆に思い切った攻め方だと思ったのが、6回裏の加治前選手への四球です。 ストレートの四球ですから、単にストライクが入らなかっただけだと思いますが、 インコースは高めの1球のみで、あとは全部外のスライダー系の球。 左投手に強いと言われている加治前選手なので、インコースよりは外で勝負となり、 逆に次の打者の長野選手は外にめっぽう強く内に弱い選手なので、 長田投手のインコースのシュートを生かすことができる。 おそらく、キャッチャーの炭谷捕手はそこまで考えてのリードだったと思われますが、 問題はピッチャーがそれをしっかりと理解した上で投げていたのかどうか。 それが分かった上で加治前選手を歩かせたのなら問題はなく、 長野選手に外を投げると思わせておいてインコース勝負できたバッテリーの勝利となります。 そういった打者1人だけを見たピッチングではなく、次の打者を含めた配球、 または投げる以外でのアウトの稼ぎ方、けん制やバント処理で併殺を狙いに行ってみたりと、 もう少し広い視野でアウトを稼ぐことを考えて欲しい気がします。 ちょっと厳しく言い過ぎて視野が狭まっているのが気になりますね。
競り合いに勝つ野球という意味では、機動力は大きな武器です。 そういう意味でも9回表の同点劇は良い点の取り方だったと思います。 中島選手が併殺崩しのスライディングで併殺を免れ、 残ったランナーの中村選手が相手の隙を突いて2塁盗塁成功。 秋山選手のセカンドゴロの間にランナーがホームインと、ワンヒットで得点できました。 こういう野球ができれば、相手が好投手であっても得点できるわけですが… その点でライオンズらしくないと思ってしまうのが、6回表の片岡選手の盗塁失敗ですね。 2回以降、打ちあぐねた東野投手がマウンドを降りてくれ、福田投手がマウンドへ。 そして、いきなり片岡選手が四球で出塁し、ノーアウト1塁となったのですが、盗塁失敗… これではチャンスが広がりません。 積極的に行くのも悪くないのですが、流れが来つつあるところでのミスは痛いです。 1アウトならアウトになっても行ってもいいのですが、ノーアウトだとどうしても勿体無い感じが… 攻撃の流れを断ち切ってしまう片岡選手の盗塁失敗でしたね。 片岡選手の盗塁成功率の低さが接戦を勝てない要因の1つとなっている気がします。 今日の試合を決めたミスという意味では原選手のエラーは痛かったです。 直前にヘルマン選手の打席が終わったため、サードの守備固めとして入ったはずなのですが… その原選手がまさかのエラー。 ジャイアンツの上位打線に回るところだっただけに、このエラーは想像以上に効きました。 仮に村田選手を打ち取ったとしても阿部選手がいる、次は代打の駆け引きとなる、 そういう難しい局面となっていたのは間違いなく、 同点に追いついた直後にミスでランナーを出してしまったのは痛かったです。 先発の平野投手に関して言えば、今日は悪かったですね。 全般的にボールが高く、4回2失点という結果以上に苦しいピッチングでした。 許した2ホームランとも、スタンドギリギリの当たりで、 東京ドームでなければ届いてなかった感じでしたが、 そういう球場だということは分かりきっていることなだけに、意識して低めに集めないとダメですよね。 今日は残念な結果に終わってしまいました。 次回登板は通常ならないわけですが、明日・明後日の神宮の試合での天気が心配なだけに、 天候次第では先発のチャンスもあるので、次は名誉挽回のピッチングを見せてもらいたいです。 明日は神宮でのヤクルト戦です。 先発は牧田投手、前回は疲れを見せて残念な結果に終わりましたが、 今回は中6日空いての登板なのでやってくれると思います。 ヤクルト打線に当たりが戻ってきているだけに、警戒して投げて欲しいですね。 一方のヤクルト先発は館山投手。 そうそうチャンスはないでしょうが、足を使っての攻撃で接戦をものにしてもらいたいです。 明日こそはガンバレ、ライオンズ!! |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (西)西口(5回1/3)−松永(2/3)−長田(1回) −十亀(1/3)−ウィリアムス(2/3)−中村マイケル(1回) (巨)澤村(5回)−星野(2回)−江柄子(1回)−福田(1回) (本)中島3号2ラン(5回表)・4号ソロ(7回表) |
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西武 | 0 | 1 | 0 | 0 | 3 | 0 | 2 | 0 | 0 | 6 | ||||
巨人 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 4 |
…と、タイトルを銘打ちながらも、どうしても終盤の継投に触れないわけにはいかないわけで… 5回終了時点で4−1、西口投手の球数も多かったこともあり、多少の乱戦は覚悟していましたが、 7回表に中島選手のホームランとヘルマン選手のタイムリーでダメ押し点を奪い、 さすがに今日はこれで決まるかなと思ったのですが… 甘かったですね… 気になるのは、当初の継投をどう予定していたかです。 西口投手の爪のアクシデントによる早期降板は仕方ないですし、 それなら6回表のチャンスで代打を送っても良かったのですが、 6回裏のジャイアンツの攻撃が3番の坂本選手からということを考えれば、 下手に動いて試合の流れを変えたくないでしょうし、追加点を諦めてでも続投の判断は分かります。 松永投手の投入、7回の長田投手も問題なしです。 ところが、8回裏には十亀投手を投入。 これは7回表の追加点が入る前からそうだったのか? 点差が付いたからのテストだったのか? その点が少し気になります。 中村マイケル投手とウィリアムス投手のどちらかを休ませたかったのか、 それともマイケル投手よりも十亀投手の方を優先と考えているのか、前者でしょうかね。 8回裏のウィリアムス投手の投入も当然で、むしろ阿部選手のところでも良かったぐらい、 9回を続投させなかったのは予定通りなのか、予想以上に球数が嵩んだからなのか。 普通に考えると、後者でしょうね。現状ではウィリアムス投手が抑えなのだと思います。 ちょっとそこら辺がはっきりと見えてこないバタバタした継投になってしまっただけに、 改めてリリーフの中の序列をしっかりと決めておく必要があるように感じました。 打たれた十亀投手に関してですが、今は過渡期にあるという感じがしますね。 先日の登板で文化放送解説の清原氏が「もっとストレートで押して欲しい」と仰っていましたが、 それをやったらこの結果でした… まぁ、当然の結果だとも言えます。 打者との初対戦で速球派は不利ですよ。変化球投手は有利ですが。 データがないというのは逆にシンプルに考えられるということでもあるわけで、 外国人投手ならいざ知らず、日本人で、しかもアマチュア球界からのルーキー投手となれば、 回転の良い4シームのストレートを投げる投手がほとんどなだけに、 シンプルにストレートを打とうと相手打者に待たれてしまいます。 十亀投手のストレートは勢いがあり、狙っていてもファールにすることができますが、 現段階はそこまでで、阪神の藤川投手のようにストレートを狙われても空振りさせる程ではありません。 最終的にストレートで決めきれないことが、今日の打たれた要因でしょうね。 つまり、敵にデータがない現状では、ストレートを勝負球にする十亀投手は、 逆に相手にデータを与える必要があるわけで、 決め球としてのスライダーがあることや、シンカー気味に落ちるシュートの存在を、 もっと誇示するような組み立てにしていった方が、ストレートを生かす組み立てになるかと思います。 スレートが良いからストレートを続けるでは、データがない相手はシンプルにストレートを待つため、 詰まりながらでもヒットにされてしまいます。 今はまだそういった過渡期にあるだけに、 ストレート以外の球を相手に意識させる組み立てをしてもらいたいです。 まぁ、そういう意味では、強打者揃いのジャイアンツ打線に対して、素直に行き過ぎた感じですね。 でも、決して十亀投手のストレートが通用しなかったわけではなく、 相手がストレートしか意識してなかったから打たれた、ということを覚えておいてもらいたいです。 そういう意味では、ベテランの西口投手のピッチングが参考になるかと思います。 正直言って、今年の西口投手のピッチングの組み立ては私にも分かりません(苦笑) 昨年のならまだ分かったんですが、今年は本当に変幻自在というか、 去年以上にシュートや緩いカーブの割合が増え、 それまで投げていたスライダー・フォーク・チェンジアップも合わせて、何を投げるか分からないほど。 恩師でもある東尾元監督の現役時代のような、相手に狙い球を絞らせないピッチングが光っています。 相手が打ってこないとみるや、簡単にチェンジアップやカーブといった緩い球でカウントを稼いだり、 勝負どころでは内角のストレートやシュートでグイグイ攻めたり、 最後はスライダーやフォークで空振りを誘いに行ったりと、相手をよく見たピッチングが光っています。 これらを端的に言うと、「のらりくらりのピッチング」なのですが、 それを可能にしている打者への観察眼、経験による嗅覚、あらゆるボールを操るコントロールと、 その言葉に秘められた要素はもの凄く深いものがあります。 西口投手のピッチングをすぐに真似ることはできませんが、 プロで年数を重ねていくうちに、そういうピッチングの仕方も見えてくると思いますので、 若手には今のうちに良いお手本である西口投手のピッチングスタイルを覚えておいて欲しいですね。
打線の方に話を戻しますと、 今日は中島選手が2打席連続となる2ランホームランとソロホームランを含む4安打と大暴れし、 秋山選手も走塁ミスこそあったものの、内安打などしぶとい打撃を見せて4安打1盗塁、 先日のヒーロー大崎選手が約束どおりの大暴れで3打数3安打と、 この3選手が固め打ちを見せて、得点を積み重ねていくことができました。 特に中島選手は5月・6月と調子がいまひとつのことが多く、 打率も3割を切り、得点圏打率もなかなか上がらず、 いまひとつ打線の軸として機能していない面があっただけに、 今季初めてといってもいいぐらいに主役として働いた感じがしましたね。 ようやく「3番ショート中島」がチームに帰ってきてくれたという感じです。 打線のピースとして、ようやく中島選手がはまり込み、良い形に仕上がりつつありますね。 そんな彼らの活躍以上に、試合のポイントとなったのが5回裏の西口投手の走塁ですね。 先頭打者としてヒットで出塁しただけでなく、片岡選手の2ベースできっちり3塁へ行き、 栗山選手のライナー性の当たりでタッチアップを切ってホームイン。 ノーアウト2・3塁という状況でのフライで、後ろが中島選手ですから、 そうそう突っ込ませる場面でもないのですが、3塁コーチの河田コーチの判断力と、 その判断力に応えるだけの西口投手の走力・スライディングがあったということでしょう。 野手顔負けのセンスで、素晴らしい走塁を見せてくれたと思います。 明日は今シーズン2度目となる平野投手が先発です。 前回、敵地での阪神戦で好投を見せただけに、 明日の敵地でのジャイアンツ戦でも堂々としたピッチングを見せてくれることでしょう。 草食系のイメージを吹き飛ばすような堂々としたピッチングを期待したいです。 一方のジャイアンツ先発は今季初先発となる東野投手。 立ち上がりが1つポイントとなるでしょうから、早い段階で先制点を取りたいところですね。 明日もガンバレ、ライオンズ!! |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (中)中田(8回) (西)石井一久(5回)−十亀(2回) −中村マイケル(1回)−ウィリアムス(1回) |
||||
中日 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | ||||
西武 | 0 | 1 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | × | 3 |
いやー、今日はピンチの連続でしたね… 2回・3回・5回・7回・8回・9回とランナーを2人以上出すピンチがありましたが、 5回の1失点で済んだのはラッキーでした。 とはいえ、本当のピンチは、5回表と9回表だけでしょうがね。 あー、3回表も危ないピンチの作り方ではありましたね。 あそこは大島選手のバントファールに助けられた形です。 5回表は先頭の平田選手にヒットを許し、続く谷繁選手に四球… 先頭打者への四球もそうですが、こういう形でランナーを進めてしまう四球も痛手です。 こうなると、2点差とはいえ荒木選手は当然送りバントなのですが、 バッテリーがファールで追い込んで2ストライク1ボールとするものの、 そこから粘られてしまい、最後はフルカウントから打たれて三遊間抜かれるタイムリーヒット… 打たれるにしてもフルカウントでなければ、2塁ランナーは返ってこれなかったわけで、 送りバントをさせなかったことは評価できますが、詰めが甘かったですね… それでも、その後のピンチを粘り、昨日の試合同様に、 和田選手を歩かせてブランコ選手と勝負で、ショートゴロ併殺、勝負に勝ったのが勝因でしょう。 9回表はウィリアムス投手が登板するも、コントロールが定まらず、 先頭打者の谷繁選手に四球… その後も、なかなかストライクが入らず、ボール先行の苦しいピッチングとなったものの、 この場面でも和田選手を歩かせてブランコ選手と勝負し、 見逃し三振でゲームセット、助けられました。 ウィリアムス投手はコントロールに不安があり、正直言えば抑えとしての安定感は乏しく、 本来ならば8回のセットアッパーを任せたいタイプではあるのですが、 ゴンザレス投手と違うのは、狙っていても打たれないストレートの力強さがあることと、 同じ制球難でもボールが真ん中に集まるのと、外に散るのとの違いですね。 コントロールに苦しんで真ん中に失投が行くのが一番危ないわけで、 そういう意味ではウィリアムス投手は外へ外れてくれるだけに、大怪我には繋がりません。 不安定ながらも何とか逃げ切れたのも、そこら辺が理由でしょう。 不安要素はあるものの、岡本篤志投手が復帰するまでは、抑え固定で良いと思います。 まぁ、でも、岡本篤志投手が2軍戦に投げている様子はないですし、 今の状態はどうなっているんでしょうか? それと、涌井投手の復帰時期が未だに明らかにされていないのも不安材料です。 おそらく、交流戦終了後に処分解除となるのでしょうが、 交流戦終了後に10連戦があるだけに、その前に復帰テストをしたいところなのですが… そこら辺の情報がないのも不安要素です。
打線は6安打3得点に終わってしまいましたが、 今日の相手先発の中田投手の状態からすれば、上々の結果でしょう。 初回のピッチングからすると、点数を取るのは難しいように思えただけに、 2回裏に秋山選手のヒットからチャンスを作り、 ヘルマン選手の打球はイレギュラーだったので、記録はヒットで良かったと思うんですが、 結果的にエラーと記録されての当たりで1アウト1・3塁とすることができ、 7番の大崎選手の犠牲フライで早い段階で得点できたのは大きかったです。 大崎選手の勝負強い打撃が功を奏しましたね。 3回裏には中島選手のタイムリーヒットで1ヒットで追加点を取り、 1点差とされた5回裏には炭谷選手の2ベースヒットから上本選手の送りバントで3塁へ進め、 片岡選手の犠牲フライで再び2点差と離すなど、良い形で追加点を取ることができました。 本当なら、7回裏にダメ押し点を取れていれば最高だったのですが、 それでも少ないチャンスを確実にものにし、打線の状態が上がっていることを感じさせてくれます。 朗報としては、ようやく外国人補強に成功したようで、 元ソフトバンクのオーティズ選手を獲得してくれました。 本当は左打者が良かったのですが、日本球界経験者で良い左打者はなかなかいませんし、 即戦力という意味ではオーティズ選手の獲得は朗報と言えるかと思います。 昇格時期は早くとも来週の西武ドームに戻ってきたところからで、 現実的には交流戦明けになりそうですが、チームの起爆剤となってもらいたいですね。 ポジションはDHかファースト、 今、試合で頑張っている大崎選手や上本選手、控えとなっている嶋選手、 2軍でチャンスを待っている浅村選手らにとって大きなライバルとなるだけに、 負けじと試合でアピールしてもらいたいですね。 再び試合の話に戻しまして、今日の試合の収穫は十亀投手の好投でしょう。 2イニング目にピンチを招いたものの、四球絡みではなく、 打者と勝負しに行った結果としてのピンチですから問題なしです。 これで勝ちパターンでも使えることが証明されただけに、 昨日の試合で信頼が落ちてしまった長田投手に代わり、 7回のセットアッパーに入る可能性が出てきましたね。 先発でとの声もありますが、力いっぱいで行く今のピッチングスタイルの方が良いと思うので、 当面はこの位置で結果を残して行ってもらいたいです。 明日はお休みで、金曜からは東京ドームでジャイアンツとの2連戦です。 交流戦首位に立つ好調の巨人ですが、澤村投手とホールトン投手は少し調子を落としており、 付け入る隙はあるだけに、是非ともこの前のお返しをしたいところです。 先発は西口投手と、もう一人誰か。阪神戦で好投した平野投手辺りでしょうか。 敵地の甲子園で好投しているだけに、東京ドームでも好投を期待したいですね。 金曜からもガンバレ、ライオンズ!! |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (中)岩田(2回1/3)−武藤(2回2/3) −久本(2回)−朝倉(1回) (西)岸(7回)−長田(1回)−ウィリアムス(1回) (本)中村剛也10号3ラン(4回裏) ブランコ13号2ラン(8回表) |
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中日 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 4 | ||||
西武 | 1 | 0 | 2 | 3 | 0 | 0 | 1 | 0 | × | 7 |
それでも終盤2回の3失点が気になってしまうのは心配性のファンの性か… どうして明日も試合があるのに、スンナリ終わらないかな。相手に舐められまっせ。 2人とも勝ち試合を任せる予定の投手なだけに、次回登板はきっちり行ってもらいたいです。 リードがあったとはいえ、期待しているからこその登板だったわけで、 その意味を理解しないでマウンドに上がっているようではダメダメですよ。 投げさせられているのではなく、投げさせてもらってるんです。期待してるんですよ。 さて、試合の方に話を戻しまして、 立ち上がりの岸投手は相手打者に粘られ、和田選手のタイムリーで1点を失うなど、 やや不安な立ち上がりを見せましたが、 すぐに中村選手がタイムリーヒットを放って同点に追いつき、 3回に押し出し四球と大崎選手のタイムリーで勝ち越したことで、 このリードを守るという強い気持ちが現れたのか、ピッチングのリズムを上げ、 試合のテンポが一気に良くなっていきました。 序盤は嵩んだ球数も、中盤以降は少ない球数で取り返し、 7回1失点と粘りのピッチングを見せてくれました。 打線は好調の中村剛也選手が同点タイムリーを放ち、 勝ち越し点を奪った3回裏にはチャンスを広げるヒットを放ち、 4回裏には止めとばかりに4試合連続となる3ランホームランで大きくリードを広げました。 この4試合の間に5本ホームランを打っていますが、そのうち3本が3ランホームランで、 タイムリーヒットも多く放っていますから、この4試合で打点も荒稼ぎ状態で、 気づいてみれば、パリーグのタイトル争いでホームラン・打点のトップに立ちました。 大きく出遅れていただけに、5月・6月の巻き返しは素晴らしいですね。 本来の打撃を取り戻し、今のライオンズ打線の軸となっていますから、 中村選手の活躍がそのままチームの得点力に直結してきます。 今後もこの調子で打ちまくってもらいたいですね。
ポイントとなったのは3回表の守りでしょうね。 2アウト1・2塁というところで、岸投手が1打席目にタイムリーを打たれるなど、 今日はどことなく攻めづらくしていた和田選手を迎えますが、ストレートの四球。 塁が埋まっている状況ですから、本来は勝負ということで、褒められた四球ではないのですが、 問題は四球を出した後のピッチングなわけで、 2アウトですから2人で1つアウトを取ればいいわけです。 岸投手はブランコ選手との勝負を選択してライトフライ、 きっちり無失点で凌ぎ、和田選手への四球を意味ある四球としました。 涌井投手が良い時もそうだったのですが、四球を決して出していないわけではなく、 勝負どころでは敢えて四球を出しても、大事に投げていくことが重要です。 勿論、ある程度の経験がないとピッチャーとしての嗅覚も磨かれませんし、 若い投手に真似ろというのは難しいのですが、 要は気持ちの持ち方で、絶対に抑えると考えるのと、2人で1つアウトを取ると考えるのでは、 やはりプレッシャーが違うわけで、そこら辺の心の選択肢を増やす考え方をして欲しいですね。 打線の方では、不振だった秋山選手が3安打猛打賞と大当たり! 1打席目は詰まりながらもヒットとなるラッキーな打球でしたが、 3打席目ではレフトの頭を越す2ベースを放つなど、好調時の打球が戻ってきました。 ただ、4打席目の見逃し三振に続き、5打席目も凡退してしまっただけに、 この状態を今後続けていくことが課題ですね。 特に左投手が来たときに崩されることが多いだけに、 レフト方向への意識を強くもってもらいたいです。 また、先日からスタメン起用されている大崎選手がタイムリーを含む2安打と好結果を残しました。 上本選手が2試合連続ホームランを放つなど、大きく目立っていましたが、 大崎選手もシュアなバッティングでチームに貢献しており、 今日もタイムリーを放つなど、勝負強い打撃が光っています。 足がめちゃくちゃ速いわけでもなく、守備も上手いわけではなく、肩もあまり強くない、 そんな大崎選手の武器はセンターを中心に打ち返すシュアなバッティングと、 何かをやってくれるという勝負強さ、 元気者で反骨心も強いだけに、相手投手に向かっていく気持ちが出ていますよね。 この調子でレギュラー獲得となるように頑張ってもらいたいです。 明日は石井一久投手が先発です。 打線が良い形で来ているだけに、早い回に援護点を取れば、 今季は安定感のある石井投手なだけに勝利する確率は高くなります。 相手先発の中田投手を攻略し、連勝といきたいですね。 明日もガンバレ、ライオンズ!! |